JP2006103486A - 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法 - Google Patents

空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006103486A
JP2006103486A JP2004292363A JP2004292363A JP2006103486A JP 2006103486 A JP2006103486 A JP 2006103486A JP 2004292363 A JP2004292363 A JP 2004292363A JP 2004292363 A JP2004292363 A JP 2004292363A JP 2006103486 A JP2006103486 A JP 2006103486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transponder
string
tire
pneumatic tire
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004292363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4561288B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Shimura
一浩 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2004292363A priority Critical patent/JP4561288B2/ja
Priority to US11/663,290 priority patent/US7900665B2/en
Priority to PCT/JP2005/018285 priority patent/WO2006038585A1/ja
Priority to EP05788122A priority patent/EP1798074B1/en
Priority to EP12157080.8A priority patent/EP2460673B1/en
Publication of JP2006103486A publication Critical patent/JP2006103486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561288B2 publication Critical patent/JP4561288B2/ja
Priority to US13/018,661 priority patent/US8226783B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】種々の情報を記憶するトランスポンダとトランスポンダを固定する部材の重量を著しく軽量化し、しかも大型タイヤにあってもトランスポンダを固定する部材の耐久性の低下を最小限に抑えた、トランスポンダ用の取り付け用部材を有する空気入りタイヤと空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法を提供する。
【解決手段】トランスポンダ10を装着する空気入りタイヤ1において、貫通穴14を有するトランスポンダ10を固定するための紐状突起部材30を、少なくとも1本、タイヤ最大幅位置AからビードトウBまでの間Sのタイヤ内面に設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トランスポンダの取り付け用部材を固着した空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法に関し、更に詳しくは、少なくともタイヤ内部圧力を測定するトランスポンダの取り付けを確実にするとともに、取り付け用部材およびトランスポンダによって生じるタイヤアンバランス重量を著しく軽減する空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法に関する。
タイヤメーカーによるタイヤの製造管理やタイヤ購入者のタイヤ使用履歴管理、あるいはタイヤの内圧、温度などの情報管理を行うことを目的として、受信機能、送信機能及び記憶機能を併せ持つトランスポンダを、タイヤに設置するための技術が盛んに開発されている。
このタイヤ用のトランスポンダは、タイヤ気室内の圧力を測定するために、タイヤ内に圧力センサを露出させる必要があり、ID用トランスポンダ若しくはIDと温度用のトランスポンダのように、タイヤ構造内に完全に埋め込むことができない。
また、トランスポンダを接着によってタイヤ内面に固着する場合には、作業によっては、固着状態が不確実になってしまうおそれがあるため、接着とは別の、より早く、確実な空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法が望まれる。
そのため、例えば、図25に示す様に、トランスポンダを抱え込むような大きなハウジング(トランスポンダを把持するネジ部材)を、空気入りタイヤの赤道面上で内部に配置して空気入りタイヤにトランスポンダを固着する構造が提案されていおり、一定の効果を上げている(たとえば特許文献1参照。)。
しかし、空気入りタイヤの赤道面上の内部に取り付けるトランスポンダとこのトランスポンダを固定するネジ部材の質量が大きく、アンバランス量の修正が極めて困難で、タイヤのユニフォーミティー性能を悪化する原因になるという問題がある。
更に、この構造を、特に重荷重で高速走行を長時間継続するトラック用等の大型タイヤに適用した場合には、ゴム部材で変形の比較的大きい空気入りタイヤにトランスポンダを固定するのが難しく、結果的にトランスポンダの耐久性が低下するという問題がある。
特開平11−278021号公報
本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は、種々の情報を記憶するトランスポンダとトランスポンダを固定する部材の重量を著しく軽量化し、しかも大型タイヤにあってもトランスポンダを固定する部材の耐久性の低下を最小限に抑えた、トランスポンダ用の取り付け用部材を有する空気入りタイヤと空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トランスポンダを装着する空気入りタイヤにおいて、貫通穴を有するトランスポンダを固定するための紐状突起部材を、少なくとも1本、タイヤ最大幅位置からビードトウまでの間のタイヤ内面に設置したことを特徴とする。
この構成によれば、種々の情報を記憶するトランスポンダとトランスポンダを固定する部材の重量を著しく軽量化する事が可能になり、タイヤのユニフォーミティー性能を向上することができる。しかも、最も慣性力の大きいタイヤ赤道面ではなく、比較的慣性力の小さいタイヤビード部付近に設置するため、タイヤの動バランス量を簡単に修正することができる。更に好ましいことには、例え重荷重で高速走行車両にトランスポンダを装着する場合においても、比較的変形量の大きいタイヤ赤道面より、比較的変形量の小さいタイヤビード部分に固着するため、トランスポンダに加わる遠心力やタイヤ走行による衝撃力がタイヤ赤道面に設置する場合に比べて著しく減少し、トランスポンダの脱落のおそれも減少する。
そして、上記の空気入りタイヤにおいて、前記紐状突起部材は、パッチ部と該パッチ部から突出する紐状突起部を有して一体成形で形成され、前記パッチ部をあらかじめ、該空気入りタイヤのインナーライナーに固定すると共に、前記紐状突起部の先端をタイヤ内面に突出させるように構成すると、この紐状突起部材を介することにより、トランスポンダのタイヤへの取り付けが確実になる上に、トランスポンダ外周はタイヤ内部の空気と常に接触する状態になるので、タイヤの発熱と畜熱の影響が軽減され、著しく耐久性能が向上する。
また、上記の空気入りタイヤにおいて、前記紐状突起部の外径を前記トランスポンダの前記貫通穴より小さく形成すると共に、前記紐状突起部に弾性変形により拡縮する抜け止め部を設けて構成すると、トランスポンダを装着する際に、紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通し、抜け止め部を超えるだけで、トランスポンダが強固に空気入りタイヤに固着されるので、工具無しでも簡単に装着でき、しかも確実に装着できる。そのため、トランスポンダの脱落のおそれが減少する。この抜け止め部は例えば、貫通穴の径より大きい外径の円錐台形の返しで形成できる。
また、上記の空気入りタイヤにおいて、前記紐状突起部材をエラストマーで形成すると、タイヤの振動や変形を紐状突起部材の変形でタイヤの変形を吸収する事が可能となり、結果的にトランスポンダ脱落のおそれが減少する。なお紐状突起部材のパッチ部から抜け止め部の長さはトランスポンダの貫通穴の深さと同等か10%程度短めが好ましく、さらに抜け止め部から紐状突起部の先端(タイヤ内面開放側の端末)までの長さは、取り付け作業性の面からトランスポンダの貫通穴の深さより50%以上長めが好ましい。
更に、上記の空気入りタイヤにおいて、前記紐状突起部材を熱可塑性エラストマーで形成すると共に、前記紐状突起部を前記トランスポンダの前記貫通穴を通してから加熱変形させると、紐状突起部の先端部分の熱的変形によりトランスポンダの貫通穴より先端部分の太さを大きくできるので、これにより、より強固に固着できる。その結果、トランスポンダの脱落のおそれが減少する。
ここで、熱可塑性エラストマーとは常温ではゴム弾性を示し、高温では可塑化するため加熱加工が可能な高分子材料を意味し、たとえば、オレフィン系、スチレン系、エステル系、ウレタン系、アミド系、塩化ビニール系などが適宜使用可能で有る。更に、他のポリマーとのブレンドによりさらに大きいゴム弾性を付与することや耐熱性等の物理的特性を改良することも可能である。
また、紐状突起部材をPP(ポリプレピレン)又はEPDM(ポリオレフィン)で形成すると、トランスポンダをタイヤに装着する際に電熱コテ等の加熱機器で紐状突起部を溶融切断し破面に球状の突起を設けることが容易にできるようになり、より確実に、トランスポンダをタイヤに固着することができる。また、複数の紐状突起部を熱融着することも容易にできるようになる。
そして、上記の空気入りタイヤにおいて、前記紐状突起部を、少なくとも2本設置すると共に、前記紐状突起部を前記トランスポンダの前記貫通穴に通してから前記紐状突起部を相互に重ね合わせて、加熱機器により加熱して融着させると、トランスポンダをさらに確実にタイヤに固定することが可能になり、特に高速走行がありしかもタイヤの変形が大きい乗用者用の空気入りタイヤであっても、強固に固定できるため耐久性能が向上する。
更に、上記の空気入りタイヤにおいて、前記トランスポンダに溝部を設け、前記トランスポンダの前記貫通穴に通した後の前記紐状突起部を、前記溝部内に配置して相互に重ね合わせてから、該重ね合わせ部分を加熱機器により加熱して融着させると、トランスポンダをさらに確実にタイヤに固着することが可能になり、特に高速走行がありしかもタイヤの変形が大きい乗用者用の空気入りタイヤであっても、強固に固定できるため耐久性能を向上することができる。
そして、上記の空気入りタイヤにおいて、前記トランスポンダの通信周波数を300MHz以上で3GHz以下とすると、外部からの伝送エネルギーで機能するいわゆる高機能トランスポンダであっても、タイヤ内部構造の影響を受け難いので、読み取り機からの良好なエネルギー伝送効率を享受できる。また、300MHz以上で800MHz以下がより効率的であるので、この通信周波数を用いることがより好ましい。
そして、上記の目的を達成するための空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法は、少なくとも1本以上の紐状突起部とパッチ部を有して一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通して、前記紐状突起部の中間に設けた抜け止め部と前記パッチ部との間に前記トランスポンダを固定することを特徴とする。
又は、少なくとも1本以上の紐状突起部とパッチ部を有して、熱可塑性エラストマーで一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通した後、前記紐状突起部の先端を加熱変形させることにより、該加熱変形部分と前記パッチ部との間に前記トランスポンダを固定することを特徴とする。
あるいは、少なくとも2本以上の紐状突起部とパッチ部を有して、熱可塑性エラストマーで一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通した後、前記紐状突起部の先端部分を互いに重ね合わせ、該重ね合わせ部分を加熱機器により加熱して融着により接合し、該接合により、前記トランスポンダを固定することを特徴とする。
これらの空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法によれば、紐状突起部材のタイヤへの取り付けが確実になる上に、紐状突起部材を介してトランスポンダをタイヤに固着することになり、軽量で、しかも耐久性能の良好な空気入りタイヤを得ることができる。
更に、貫通穴を有する空気入りタイヤ用トランスポンダの取り付けが簡単で、しかも確実にタイヤに固着することが実施可能になる。また、空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付けが確実になり、例え大きな外力が加わってもトランスポンダが脱落するおそれが減少する。
そして、上記の空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法において、前記トランスポンダの通信周波数を300MHz以上で3GHz以下とすると、外部からの伝送エネルギーで機能するいわゆる高機能トランスポンダの取り付けであっても、タイヤ内部構造の影響を受け難いので、読み取り機からの良好なエネルギー伝送効率を享受できる。また、300MHz以上で800MHz以下がより効率的であるので、この通信周波数を用いることがより好ましい。
本発明の空気入りタイヤと空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法によれば、トランスポンダとトランスポンダを固定する部材の重量を著しく軽量化し、大型タイヤにあってもトランスポンダとトランスポンダを固定する部材がタイヤの発熱と畜熱をあまり促進せず、荷重耐久性能の低下を最小限に抑えることができる。
次に本発明について図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲内で様々に変更して実施することができるものである。
図1のタイヤ径方向断面図に示すように、本発明の空気入りタイヤ1は、貫通穴14を有するトランスポンダ10が、紐状突起部材30により、タイヤ最大幅位置AからタイヤビードトウBまでの間Sの内面に固着されて構成される。このトランスポンダ10を取り付けるための紐状突起部材30は、ビードコア2を囲むカーカス3のタイヤ内周側のインナーライナー4にパッチ部31により固着されている。なお、Hはタイヤ高さを示す。
このトランスポンダ10の取り付け位置により、タイヤユニフォーミティーに対してアンバランス量として作用するトランスポンダ10と紐状突起部材30の重量を、空気入りタイヤ1が転動した際に、最も慣性力が大きくなるタイヤ赤道面を避けて、比較的慣性力が小さくなるタイヤビード部の付近に配置することになる。そのため、高速走行車両にトランスポンダ10を装着する場合においても、トランスポンダ10に加わる遠心力やタイヤ走行による衝撃力がタイヤ赤道面に設置する場合に比べて著しく減少する。
従って、大きな遠心力や衝撃力が作用せず、トランスポンダ10を紐状突起部材30を介してタイヤ内面に固着するので、トランスポンダ10とこのトランスポンダ10を固定するための部材である紐状突起部材30を小型化でき、その重量も著しく軽量化できる。そのため、トランスポンダ10の脱落のおそれを著しく減少でき、更に好ましいことには、空気入りタイヤ1の動バランスを取るために配置する重量自体も減少できるため、比較的簡単に動バランスを修正することができる。それ故、タイヤユニフォーミティーを容易に向上させることができる。
次に、このトランスポンダ10、紐状突起部材30及びトランスポンダ10の取り付け方法について説明する。
図2の一部切り欠き部分を含む斜視図に示すように、第1の実施の形態では、トランスポンダ10は、アンテナコイル11とチップ13とが被覆樹脂12により覆われて形成され、中央に貫通穴14が設けられている。このトランスポンダ10の形状は円盤状に限らず、四角板状、六角板状、など適宜の形状で、材質も適宜で良いがなるべく軽量な合成樹脂が好ましい。
そして、このトランスポンダ10の通信周波数を300MHz以上で3GHz以下とすると、外部からの伝送エネルギーで機能するいわゆる高機能トランスポンダの取り付けであっても、タイヤ内部構造の影響を受け難いので、読み取り機からの良好なエネルギー伝送効率を享受できる。また、300MHz以上で800MHz以下がより効率的であるので、この通信周波数を用いることがより好ましい。
また、図3に示すように、紐状突起部材30は、エラストマー等の合成樹脂でパッチ31部と紐状突起部32と抜け止め部33とからなり、一体成形されて製造されるが、紐状突起部32は貫通穴14の内径よりも小さい外径で形成され、更に、抜け止め部33は、紐状突起部32の途中にその径が弾性変形により縮小可能に形成される。例えば、その底辺の外径が貫通穴14の内径よりも大きな円錐台形状の返し部で構成される。また、紐状突起部32の抜け止め部33から先端(自由端)までの長さは、好ましくは、トランスポンダ10の厚みより大きくする。
紐状突起部32を伸長可能に形成し、長さを長めにすることにより、トランスポンダ10の装着時に、紐状突起部32の先端を引っ張り易くし、トランスポンダ10の貫通穴14に抜け止め部33を挿通し易くすると共に、この抜け止め部33により、工具無しでも確実にしかも簡単にトランスポンダ10を取り付けることが可能となる。その上、紐状突起部32の弾性伸縮によりトランスポンダ10の把持を強固にすることができる。
そして、図4のタイヤ径方向断面の部分拡大図に示すように、この紐状突起部32をトランスポンダ10の貫通穴14に挿通してトランスポンダ10を抜け止め部33の返し部よりもパッチ31側に押し込んで、トランスポンダ10を抜け止め部33とパッチ部31の間に固定する。
この構成により、種々の情報を記憶するトランスポンダ10とトランスポンダ取り付け用の部材となる紐状突起部材30の重量を著しく小型化及び軽量化する事が可能になり、タイヤのユニフォーミティー性能を向上することができる。また、紐状突起部材30の抜け止め部33から先端までの長さをトランスポンダ10の厚みより大きく形成したことにより、トランスポンダ10の装着作業性を良好にすることができる。
更に、図4のタイヤ径方向断面の部分拡大図に示すように、重荷重で高速走行する車両にトランスポンダ10を装着した場合においても、紐状突起部材30を弾性的に伸縮可能なエラストマー等の弾性材料で形成すると、タイヤの変形、特に、紐状突起部材30がパッチ部31により固着されているインナーライナー4の変形を紐状突起部32の伸びによって吸収できるので、トランスポンダ10の脱落のおそれが減少する。
第2の実施の形態では、トランスポンダ10は、アンテナコイル11とチップ13とが被覆樹脂12により覆われて形成される点は第1の実施の形態と同様であるが、図6の斜視図に示すように、合成樹脂製のフランジ部15が設けれ、このフランジ部15に一対の貫通穴14、14が設けられている。また、紐状突起部材30は、図7の斜視図に示すように、この一対の貫通穴14に対して、一対の紐状突起部32が設けられて形成される。なお、紐状突起部32の抜け止め部33から先端(自由端)までの長さはトランスポンダ10のフランジ部15の厚みより大きくすることが好ましい。
そして、図8の紐状突起部32を見下ろす方向から見た部分拡大図に示すように、この紐状突起部32をトランスポンダ10の貫通穴14に挿通してトランスポンダ10を抜け止め部33よりもパッチ部31側に押し込んで、トランスポンダ10を抜け止め部33とパッチ部31の間に固定する。この場合に、ビードトウBに対して垂直な方向のタイヤの変形量が大きいことを考慮して、一対の紐状突起部材30をタイヤ周方向に、即ち、ビードトウBの方向に並ぶように設けることが好ましい。
この構成により、例え重荷重高速走行車両にトランスポンダ10を装着する場合においても、トランスポンダ10の貫通穴14と紐状突起部材30が2個所存在するため、重荷重によるタイヤの大きな変形に対してトランスポンダ10がより動き易く固定されるので、脱落のおそれをより減少することができる。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、トランスポンダ10は、アンテナコイル11とチップ13とが被覆樹脂12により覆われて、中央に貫通穴14を有して形成される。一方、紐状突起部材30は、熱可塑性エラストマー材料で形成され、図9に示すように、パッチ部31から突出する紐状突起部32は、貫通穴14の内径よりも小さい外径で、かつ、その長さは、トランスポンダ10の厚みより大きい形成される。なお、この第3の実施の形態では、紐状突起部32の途中に抜け止め部33は設けない。
ここで、熱可塑性エラストマーとは常温ではゴム弾性を示し、高温では可塑化するため加熱加工が可能な高分子材料を意味し、たとえば、オレフィン系、スチレン系、エステル系、ウレタン系、アミド系、塩化ビニール系などが適宜使用可能で有る。更に、他のポリマーとのブレンドによりさらに大きいゴム弾性を付与することや耐熱性等の物理的特性を改良することも可能である。
そして、図10〜図14に示すような取り付け工程を経て図15に示すように空気入りタイヤ1に取り付けられる。図10は、紐状突起部材30が、パッチ部31によりインナーライナー4に固着されている状態であり、図11に示すように、この紐状突起部材30をトランスポンダ10の貫通穴14に挿入する。そして、図12及び図13に示すように、紐状突起部材30の紐状突起部32の先端にコテなどの加熱機器40を当てて、図14に示すように、紐状突起部32の先端を加熱変形させて瘤状の部分を作ることにより抜け止めを設けてトランスポンダ10を把持させる。
第4の実施の形態では、図16の斜視図に示すように、トランスポンダ10は、アンテナコイル11とチップ13とが被覆樹脂12により覆われて、両側に一対の貫通穴14を有して形成される。この図16のトランスポンダ10は、オフセンターしている空気圧センサー用感圧部15と、センターライン部分に形成された溝16を有している。
一方、紐状突起部材30は、熱可塑性エラストマー材料で形成され、図17の斜視図に示すように、2本の紐状突起部32がパッチ部31と一体成形されると共に、パッチ部31から突出する紐状突起部32は、貫通穴14の内径よりも小さい外径で、かつ、その長さは、トランスポンダ10の厚みと半径の和より大きく形成される。なお、この第4の実施の形態では、紐状突起部32の途中に抜け止め部33は設けない。
この構成により、熱可塑性エラストマー材料からなる紐状突起部32を溝16の中に収めることができ、タイヤの脱着などの際に紐状突起部32がこすれて切断したりする恐れを軽減できる。
そして、図18〜図22に示すような取り付け工程を経て図23に示すように空気入りタイヤ1に取り付けられる。図18は、紐状突起部材30が、パッチ部31によりインナーライナー4に固着されている状態であり、図19に示すように、この紐状突起部材30の紐状突起部32をトランスポンダ10の貫通穴14に挿入する。そして、図20に示すように、紐状突起部32の先端側を溝16内で折り曲げて、互いに重ね合わせる。次に、図21に示すように、コテなどの加熱機器40を重ね合わせ部分に当てて、図22に示すように、紐状突起部32の重ね合わせ部分を熱融着により接合して、トランスポンダ10を把持させる。
この構成により、トランスポンダ10を取り付けるための紐状突起部材の紐状突起部32同士を熱融着することができるので、これにより、トランスポンダ10を強固に固着でき、結果的にトランスポンダ10の脱落のおそれを減少できる。
なお、紐状突起部材30をPP(ポリプレピレン)又はEPDM(ポリオレフィン)で形成すると、トランスポンダ10をタイヤに装着する際に電熱コテ等の加熱機器40で紐状突起部32を溶融切断し破面に球状の突起を設けることが容易にできるようになり、より確実に、トランスポンダ10をタイヤに固着することができる。また、複数の紐状突起部32を熱融着することも容易にできるようになる。
従って、上記の空気入りタイヤ1と空気入りタイヤ1へのトランスポンダ10の取り付け方法によれば、確実にトランスポンダ10を固定できるばかりでなく、タイヤという極めて過酷な動的変形に晒される内部に、トタンスポンダ10をこれらのタイヤ変形を許容できる状態で、即ち、タイヤの動的変形に追従し易い状態で、タイヤ内部に固着することができる。
そして、トランスポンダ10とトランスポンダ10を固定する部材30の重量を著しく軽量化し、大型タイヤにあってもトランスポンダ10とトランスポンダ10を固定する部材30がタイヤの発熱と畜熱をあまり促進しないようにすることができ、荷重耐久性能の低下を最小限に抑えることができる。
また、全く硬度の異なるトランスポンダ回路やトランスポンダの筐体と、タイヤとを直接接着しなくても良いので、接着不良の心配が無くなり、紐状突起部材30の伸長性を生かして柔軟にトランスポンダ10の装着を行うことができる。
実施例として、図1及び図4に示すように、タイヤのビードトウBから外径側に40mmのところに、紐状突起部材30を固着し、この紐状突起部材30のパッチ部31から3mm離間して設けた抜け止め部33の円錐台形の返し部の底辺の外径を4mmとし、トランスポンダ10を、外径20mmφ、厚さ3mmで、中央に外径3mmφの貫通穴14を設けて構成し、紐状突起部材30で把持して、一般舗装路走行用パターンの11R22.5 16PRの空気入りタイヤ1を製作した。なお、このトランスポンダ10は、ショアーD硬度96の材質で円柱形状に形成し、分解開始温度300℃のビスフェノールA型エポキシ樹脂で被覆した。
更に、従来例として、図24に示す構造と同じトランスポンダ10をゴムで把持する把持部材17を設け、図1と同じ位置にトランスポンダ10を設置した空気入りタイヤ1Xを試作した。
そして、この両者に対して、ユニフォーミティー試験と動バランス修正質量の比較と荷重耐久性能試験を実施した。ユニフォーミティー試験では、JASOC607「自動車用タイヤのユニフォーミティー試験方法」に準拠し測定し、測定条件はJATMA2003年版を参照した。また、荷重耐久性能試験では、30分毎にタイヤ内部のトランスポンダ10の発信する電波の比較を実施し、試験結果は、ドラム径1707mm、JISD−4230、JATMA2003年版規定荷重の耐久性試験終了後、同一条件で走行を続け、従来例の空気入りタイヤ1Xのトランスポンダ10が通信不能になるまでの時間を100とする指数で表示した。
Figure 2006103486
従来例と実施例のユニフォーミティー、動バランス修正質量、荷重耐久性能の評価結果を示す表1によれば、これらの諸性能において、実施例の空気入りタイヤ1は、従来例の空気入りタイヤ1Xより優れていることが分かる。
本発明の空気入りタイヤの構成を示すタイヤ径方向断面図である。 第1の実施の形態のトランスポンダの部分的なきり欠きを有する斜視図である。 第1の実施の形態のトランスポンダ取り付け用の紐状突起部材の斜視図である。 第1の実施の形態のトランスポンダ取り付け状態を示す空気入りタイヤの径方向断面の拡大図である。 タイヤの変形状態におけるトランスポンダ取り付け状態を示す空気入りタイヤの径方向断面の拡大図である。 第2の実施の形態のトランスポンダの斜視図である。 第2の実施の形態のトランスポンダ取り付け用の紐状突起部材の斜視図である。 第2の実施の形態のトランスポンダ取り付け状態を示す空気入りタイヤの紐状突起部を見下ろす方向から見た図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付け用の紐状突起部材の斜視図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第1工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第2工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第3工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第4工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第5工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付け状態を示す図である。 第2の実施の形態のトランスポンダの斜視図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付け用の紐状突起部材の斜視図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第1工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第2工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第3工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第4工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付けの第5工程を示す図である。 第3の実施の形態のトランスポンダ取り付け状態を示す図である。 従来技術の空気気入りタイヤのトランスポンダの取り付けの構成を示す径方向断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 ビードコア
3 カーカス
4 インナーライナー
10 トランスポンダ
11 アンテナコイル
12 被覆樹脂
13 チップ
14 貫通穴
15 空気圧センサー用感圧部
16 溝
30 紐状突起部材
31 パッチ部
32 紐状突起部
33 抜け止め部
40 加熱機器
A タイヤ最大幅位置
B ビードトウ
H タイヤ断面高さ
S タイヤ最大幅位置からビードトウまでの高さ

Claims (12)

  1. トランスポンダを装着する空気入りタイヤにおいて、貫通穴を有するトランスポンダを固定するための紐状突起部材を、少なくとも1本、タイヤ最大幅位置からビードトウまでの間のタイヤ内面に設置したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記紐状突起部材は、パッチ部と該パッチ部から突出する紐状突起部を有して一体成形で形成され、前記パッチ部をあらかじめ、該空気入りタイヤのインナーライナーに固定すると共に、前記紐状突起部の先端をタイヤ内面に突出させることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記紐状突起部の外径を前記トランスポンダの前記貫通穴より小さく形成すると共に、前記紐状突起部に弾性変形により拡縮する抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記紐状突起部材をエラストマーで形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記紐状突起部材を熱可塑性エラストマーで形成すると共に、前記紐状突起部を前記トランスポンダの前記貫通穴を通してから加熱変形させることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記紐状突起部を、少なくとも2本設置すると共に、前記紐状突起部を前記トランスポンダの前記貫通穴に通してから前記紐状突起部を相互に重ね合わせて、加熱機器により加熱して融着させることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トランスポンダに溝部を設け、前記トランスポンダの前記貫通穴に通した後の前記紐状突起部を、前記溝部内に配置して相互に重ね合わせてから、該重ね合わせ部分を加熱機器により加熱して融着させることを特徴とする請求項6記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記トランスポンダの通信周波数を300MHz以上で3GHz以下とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の空気入りタイヤ。
  9. 少なくとも1本以上の紐状突起部とパッチ部を有して一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通して、前記紐状突起部の中間に設けた抜け止め部と前記パッチ部との間に前記トランスポンダを固定することを特徴とする空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法。
  10. 少なくとも1本以上の紐状突起部とパッチ部を有して、熱可塑性エラストマーで一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通した後、前記紐状突起部の先端を加熱変形させることにより、該加熱変形部分と前記パッチ部との間に前記トランスポンダを固定することを特徴とする空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法。
  11. 少なくとも2本以上の紐状突起部とパッチ部を有して、熱可塑性エラストマーで一体成形した紐状突起部材を、タイヤのインナーライナーに前記パッチ部の接合により固着した後、前記紐状突起部をトランスポンダの貫通穴に通した後、前記紐状突起部の先端部分を互いに重ね合わせ、該重ね合わせ部分を加熱機器により加熱して融着により接合し、該接合により、前記トランスポンダを固定することを特徴とする空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法。
  12. 前記トランスポンダの通信周波数を300MHz以上で3GHz以下とすることを特徴とする請求項10〜11のいずれか1項記載の空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法。
JP2004292363A 2004-05-10 2004-10-05 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法 Expired - Fee Related JP4561288B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292363A JP4561288B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法
US11/663,290 US7900665B2 (en) 2004-10-05 2005-10-03 Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire
PCT/JP2005/018285 WO2006038585A1 (ja) 2004-10-05 2005-10-03 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法
EP05788122A EP1798074B1 (en) 2004-10-05 2005-10-03 Pneumatic tire
EP12157080.8A EP2460673B1 (en) 2004-10-05 2005-10-03 Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire
US13/018,661 US8226783B2 (en) 2004-05-10 2011-02-01 Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004292363A JP4561288B2 (ja) 2004-10-05 2004-10-05 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006103486A true JP2006103486A (ja) 2006-04-20
JP4561288B2 JP4561288B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36373679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004292363A Expired - Fee Related JP4561288B2 (ja) 2004-05-10 2004-10-05 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561288B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285107A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Bridgestone Corp 取付パッチ、取付ユニット、及び空気入りタイヤ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600143Y2 (ja) * 1993-08-18 1999-10-04 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JPH11278021A (ja) * 1998-02-10 1999-10-12 Bridgestone Corp 監視装置を有するタイヤ
JP2002205516A (ja) * 2001-01-09 2002-07-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The トランスポンダを把持した空気入りタイヤ及びその製造方法
JP2002214060A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ装着用トランスポンダ及びトランスポンダ装着タイヤ並びにその製造方法
JP2002541003A (ja) * 1999-11-24 2002-12-03 ミシュラン ルシェルシェ エ テクニク ソシエテ アノニム モニター付き自動車タイヤと、モニターの保持組立体
JP2003511287A (ja) * 1999-10-01 2003-03-25 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー タイヤの状態をモニターする方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2600143Y2 (ja) * 1993-08-18 1999-10-04 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JPH11278021A (ja) * 1998-02-10 1999-10-12 Bridgestone Corp 監視装置を有するタイヤ
JP2003511287A (ja) * 1999-10-01 2003-03-25 ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー タイヤの状態をモニターする方法
JP2002541003A (ja) * 1999-11-24 2002-12-03 ミシュラン ルシェルシェ エ テクニク ソシエテ アノニム モニター付き自動車タイヤと、モニターの保持組立体
JP2002205516A (ja) * 2001-01-09 2002-07-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The トランスポンダを把持した空気入りタイヤ及びその製造方法
JP2002214060A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ装着用トランスポンダ及びトランスポンダ装着タイヤ並びにその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285107A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Bridgestone Corp 取付パッチ、取付ユニット、及び空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4561288B2 (ja) 2010-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2460673B1 (en) Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire
CN101460320B (zh) 具有电子单元的轮胎和将该电子单元安装到轮胎中的方法
JP4922561B2 (ja) タグを具えるタイヤ
EP1721760B1 (en) Electronic device fixing system for air-filled tire, air-filled tire and electronic device storing apparatus
WO2018173640A1 (ja) 機能部品取付台座
WO2012160896A1 (ja) 空気入りタイヤ
US11446967B2 (en) Pneumatic tire
EP3670212A1 (en) Pneumatic tire
CN113939408A (zh) 轮胎
US20110119901A1 (en) Pneumatic tire and method of mounting transponder to pneumatic tire
JP5651534B2 (ja) 取付構造体
JP4561288B2 (ja) 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤへのトランスポンダの取り付け方法
JP4561287B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4505991B2 (ja) トランスポンダ付空気入りタイヤ
JP4742559B2 (ja) トランスポンダの加硫時保護方法及びトランスポンダの加硫時用保護具
JP5647573B2 (ja) 取付構造体
KR102135890B1 (ko) 타이어 및 타이어 제조 방법
KR102608620B1 (ko) 타이어 정보 제어 방법 및 타이어
CN105377578A (zh) 充气轮胎
KR102343924B1 (ko) 프레임 인서트형 발포커버
JP2019104301A (ja) 機能部品取付台座及びタイヤ
RU2773733C2 (ru) Пневматическая шина
CN218863169U (zh) 用于激光雷达的减振构件、激光雷达及载具系统
KR102129580B1 (ko) 타이어휠 및 타이어 세트
JP2018188069A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4561288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees