JP2001063325A - トランスポンダを埋め込んだ空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

トランスポンダを埋め込んだ空気入りタイヤ及びその製造方法

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JP2001063325A
JP2001063325A JP24073699A JP24073699A JP2001063325A JP 2001063325 A JP2001063325 A JP 2001063325A JP 24073699 A JP24073699 A JP 24073699A JP 24073699 A JP24073699 A JP 24073699A JP 2001063325 A JP2001063325 A JP 2001063325A
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0493Constructional details of means for attaching the control device for attachment on the tyre

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の情報を記憶するトランスポンダの情報
を確実に読み取り及び書き込み可能にするとともに、車
両走行時の耐久性に優れるトランスポンダを埋め込んだ
空気入りタイヤとその製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂で被覆されたトランスポンダの一部
分をタイヤビード部表面から凹んだ部分に露出して、リ
ムフランジ高さからタイヤ半径方向外側に100mm以
内のタイヤビード部に埋め込んだことを特徴とする空気
入りタイヤ及び金型表面に設けた突起に前記トランスポ
ンダの窪み又は貫通穴を嵌合させてから未加硫タイヤを
金型に挿入して加硫する空気入りタイヤの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はトランスポンダを
埋め込んだ空気入りタイヤとその製造方法に関し、更に
詳しくは種々の情報を記憶するトランスポンダの情報を
確実に読み取り及び書き込み可能にするとともに、車両
走行時の耐久性に優れるトランスポンダを埋め込んだ空
気入りタイヤと、その確実な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図23記載模式図のように、受信機と送
信機の機能及び記憶機能を併せ持つトランスポンダは、
タイヤメーカーによるタイヤの製造管理やタイヤ購入者
のタイヤ使用履歴管理、あるいはタイヤの内圧、温度な
どの情報を得ることを目的としてタイヤに設置する技術
が盛んに開発されている。例えば、実開平2−1234
04号公報では、図22に示す様にタイヤが、一方のビ
ードの環状の張力部材の半径方向外側に位置する2つの
エイペックスを有し、前記トランスポンダはこの2つの
エイペックスの間に位置する構造が提案され、一定の効
果を上げている。
【0003】しかし、タイヤ内部に取り付けたトランス
ポンダはタイヤ周上のどこにあるかタイヤの外側からは
目視ではまったく分からず、特にタイヤ接地側にトラン
スポンダがくるように車両がとまってしまった時等は、
質問機の電波がトランスポンダに届き難くく再度車両を
動かして測定し直す必要があった。更に耐え難いことに
は、タイヤ内部の部材の合わせ目にガラス被覆したトラ
ンスポンダをタイヤ加硫前に組み込むため、タイヤ加硫
時のゴム流れによってトランスポンダが移動してしまう
恐れがあり、タイヤに対するアンテナの方向を一定にす
るためにゴム流れを極めて正確に制御する必要がある。
しかも、車両の走行にあってはタイヤの変形や発熱が伴
い、トランスポンダと周辺ゴムとの接着界面が破壊され
やすく、常にトランスポンダの剥離や通信不能の危険が
付きまとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 種々の情報を記憶す
るトランスポンダの情報を確実に読み取り及び書き込み
可能にするとともに、車両走行時の耐久性に優れるトラ
ンスポンダを埋め込んだ空気入りタイヤとその確実な製
造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば樹脂で
被覆された受信機と送信機の機能及び記憶機能を併せ持
つトランスポンダの一部分をタイヤビード部表面から凹
んだ部分に露出し、しかもリムフランジ高さからタイヤ
半径方向外側に100mm以内のタイヤビード部に埋め
込んだことにより、タイヤ内部に埋め込んだ場合と異な
りトランスポンダの位置が外観上不明になる心配が無
い。又、トランスポンダを埋め込んだ位置をタイヤの外
側から簡単に目視で特定できるため、所望の位置で車両
を停止できる上に、繰り返し屈曲変形が加わるタイヤに
あっても、比較的に変形の少ないビード部分にトランス
ポンダを埋め込んであるために良好な耐久性能が得られ
る。
【0006】また、本発明によれば前記トランスポンダ
が窪みを有し、しかも前記窪みをタイヤビード部表面か
ら凹んだ部分に露出することにより、タイヤ外部から目
視でトランスポンダの位置が確認できるため、質問機と
の距離を著しく短くして通信できる様になり読み取りや
書き込み不良の心配が無い。
【0007】また、本発明によれば前記トランスポンダ
が貫通穴を有し、しかも前記貫通穴をタイヤビード部表
面側に向けてタイヤビード部に埋め込んだことによっ
て、質問機との距離を最短にできるため読み取りや書き
込み不良の心配が無いし、貫通穴部にサイドトレッドゴ
ムが流入して、タイヤビード部に埋め込まれているため
トランスポンダの脱落の心配が減少する。
【0008】また、本発明によれば前記トランスポンダ
の貫通穴はタイヤビード部表面側がタイヤビード部内面
側より大きいことによって、貫通穴部に流入したサイド
トレッドゴムがタイヤビード部表面側で広がってタイヤ
に埋め込まれるためトランスポンダの脱落の心配が無
い。
【0009】また、本発明によれば前記トランスポンダ
の一部をサイドトレッドゴムで覆って把持することによ
って、タイヤと縁石等の干渉が有っても外力が直接トラ
ンスポンダへ加わる影響が少なくて済み、車両走行時の
トランスポンダの耐久性に優れる。
【0010】また、本発明によれば窪みまたは貫通穴を
有する樹脂で被覆されたトランスポンダの一部分をタイ
ヤビード部表面から凹んだ部分に露出して埋め込むに際
し、金型表面の突起に前記トランスポンダの窪み又は貫
通穴を嵌合させて予め配置する。その後未加硫タイヤを
金型に挿入して加硫することによって、タイヤビード部
表面から凹んだ部分を形成するとともに、加硫中のゴム
流れが大きくても突起によってトランスポンダが把持さ
れているため、所望の場所に正確に設置できタイヤに対
するアンテナの方向を一定にできる。
【0011】また、本発明によれば前記窪み又は貫通穴
と嵌合する、前記突起高さ以下の深さのサイドトレッド
ゴムの流入する凹部を有する突起のある金型で加硫する
ことによって、トランスポンダの貫通穴を通ってサイド
トレッドゴムが突起の凹部に流入し、凹部で広がってボ
タン掛けの様にトランスポンダを把持するため、トラン
スポンダの剥がれや脱落の心配が無い。
【0012】また、本発明によれば前記トランスポンダ
の窪み又はタイヤビード部表面側貫通穴の深さより高い
突起を設置した金型で加硫することにより、窪み又はタ
イヤビード部表面側貫通穴の深さを金型突起高さが上回
る分だけ、タイヤサイドトレッドゴムがトランスポンダ
を抱え込んで加硫されるのである。即ち、前記窪み又は
タイヤビード部表面側貫通穴部深さと金型の突起高さに
差を設けることによって、トランスポンダの埋め込み深
さを自由に調節できる。
【0013】また、本発明によれば前記トランスポンダ
の窪み又は貫通穴より大きいストッパー部分を有する突
起を設置した金型で加硫することによって、タイヤビー
ド部表面から凹んだ部分を形成するとともに、タイヤの
加硫中にトランスポンダが動くことを防止できるし、ト
ランスポンダの埋め込み深さを自由に調節できる。。
【0014】また、本発明によれば前記トランスポンダ
の窪み又は貫通穴と嵌合する、複数の突起を有する金型
で加硫することにより、タイヤビード部表面から凹んだ
部分を形成するとともに、タイヤサイドトレッドゴムが
突起内側に流入し極めて強固にトランスポンダを把持で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明について図を参照して
説明するが、本発明の請求範囲をこれらの実施例に限定
するものでないこともちろんである。図1は本発明樹脂
で被覆された窪みを有するトランスポンダを埋め込んだ
タイヤの半断面図とトランスポンダ埋め込み部分の断面
拡大図であって、1はキャップトレッド、2はベルト、
3はサイドトレッド、4はカーカスコード、5はビード
ワイヤー、6はフィニッシング、7はトランスポンダ、
8はビード部、11はタイヤであって、樹脂で被覆され
たトランスポンダ7の窪み7a部分がタイヤビード部表
面から凹んだ部分8aに露出している状態を示してい
る。なお以下の図でタイヤ関係の同一の符号は一部省略
する。
【0016】トランスポンダ埋め込み部分断面拡大図は
図2のA−A断面であって、窪みを有するトランスポン
ダ7が窪み7aをタイヤビード部表面側に向けてタイヤ
内部に埋め込まれた状態を示している。こうすること
で、タイヤ内部にトランスポンダを完全に埋め込んだ場
合と異なり、タイヤビード部表面から凹んだ部分8aに
トランスポンダ7の窪み7aが残り、トランスポンダ7
を埋め込んだ位置をタイヤの外側から簡単に目視で特定
できるため、所望の位置で車両を停止でき、図示しない
質問機との距離を最短にして通信できるため読み取りや
書き込み不良の心配が無い。
【0017】また、トランスポンダの窪み深さと金型の
突起高さの差即ちトランスポンダを抱え込むサイドトレ
ッドゴム被覆厚さBは、0.5〜3mm好ましくは1〜
2mmがよい。0.5mm未満では保護効果が小さく、
3mm超では加硫時のゴム流れに不良を生じ易く好まし
くない。
【0018】なお、トランスポンダ7の形状は四角板状
に限らず、六角板状、円盤状など適宜の形状で良く、金
型の突起9とトランスポンダ7の窪み7aや貫通穴7b
の形状も互いに嵌合できれば適宜であって良い。また、
本発明のトランスポンダ用樹脂は特にタイヤ加硫中の耐
熱性を有していれば特に限定されないが、例えばエポキ
シ樹脂で200℃以上の融点あるいは熱分解温度を有す
る耐熱特性を有していればよい。なお、本発明でいう露
出には前記窪みや貫通穴の表面に所謂オーバーフローと
称される0.5mm以下のゴムシートがトランスポンダ
を覆っている場合も含まれる。
【0019】図2は本発明樹脂で被覆された窪み7aを
有するトランスポンダ7を製造用金型の突起9に嵌め込
んだ金型半断面図とトランスポンダを嵌め込んだ部分の
拡大図であって、拡大図はトランスポンダが前記窪み深
さより高い金型の突起9に嵌合している状態を表してい
る斜視図である。したがって、トランスポンダ7をサイ
ドトレッドゴムが抱え込むように埋め込むことが可能に
なり、良好な走行耐久性と、縁石など外部からの干渉を
直接トランスポンダ7に与えないで済むために、破壊に
よる故障発生を抑制することができる。
【0020】図3は本発明のトランスポンダ嵌合用の金
型の突起9を設けた金型半断面図と金型の突起部分の拡
大斜視図である。こうすることによって、タイヤビード
部表面から凹んだ部分8aを形成するとともに、タイヤ
加硫中のゴム流れによってトランスポンダ7が動いてし
まうことが無く良好な通信特性が期待できる。
【0021】図4は本発明の樹脂で被覆された窪みを有
するトランスポンダ7の表・裏斜視図であって、前記窪
み7aをタイヤビード部表面側に向けタイヤビード部に
埋め込んで構成する。こうすることで、トランスポンダ
7をサイドトレッドゴムが廻りから抱え込むように埋め
込むことが可能になるので、良好な走行耐久性と縁石な
ど外部からの干渉を直接トランスポンダ7に与えないで
済むために、破壊による故障発生を抑制することができ
る。なお、トランスポンダ7の窪み7aの形状は四角形
に限らず、六角形、円形など適宜の形状で良く、金型の
突起9とトランスポンダ7の窪み7aや貫通穴7bの形
状も互いに嵌合できれば適宜であって良い。
【0022】図5は本発明樹脂で被覆されたトランスポ
ンダ7の埋め込み場所を表すタイヤ11の斜視図であっ
て、タイヤビード部表面から凹んだ部分8aにトランス
ポンダ7の窪み7aを有することで、目視によってトラ
ンスポンダ7の配置場所が分かるので、当該位置に質問
機を当てることによって確実な読み取りおよび書き込み
が可能になる。
【0023】図6は本発明樹脂で被覆されたトランスポ
ンダとリムの位置関係を表すタイヤ半断面図であって、
リムフランジ高さHからトランスポンダの中心までの高
さをAとして、Aが100mm以下好ましくは70mm
以下であることが、良好な車両走行時の耐久性を享受で
きるのである。100mmを超えるとタイヤサイド部分
に近くなり、車両の荷重負荷走行時の歪みが大きくなり
トランスポンダの剥がれや脱落の恐れが大きくなり好ま
しくない。また、トランスポンダ7の外周が車両の荷重
負荷時にリムに接触しないために、少なくとも10mm
以上好ましくは20mm以上リムフランジ高さHから離
すことが望ましい。
【0024】図7は本発明樹脂で被覆された貫通穴7b
を有するトランスポンダ7をタイヤビード部8に埋め込
んだタイヤ部分断面図である。こうすることで、タイヤ
内部に埋め込んだ場合と異なりトランスポンダ7の位置
不明の心配が無いし、トランスポンダ7を埋め込んだ位
置をタイヤの外側から簡単に目視で特定できるため、所
望の位置で車両を停止できる利点がある。
【0025】図8は本発明樹脂で被覆された貫通穴7b
を有するトランスポンダ7を金型の突起9に嵌め込んだ
部分斜視図である。トランスポンダ7がタイヤビード部
表面側の貫通穴7bより大きいストッパー部9aのある
金型の突起に嵌合しているので、トランスポンダ7の周
辺をストッパー部9aの厚さだけタイヤサイドトレッド
ゴムが覆うため良好な耐久性が維持できる。
【0026】図9はトランスポンダ7と嵌合する中央突
起部を有するとともに、貫通穴7bより大きいストッパ
ー部9aを有する金型の突起9の部分斜視図であって、
タイヤビード部表面から凹んだ部分を形成するととも
に、タイヤ加硫中のゴム流れによってトランスポンダ7
が動いてしまうことが無く良好な通信が期待できる。
【0027】図10は本発明の樹脂で被覆された貫通穴
7bを有するトランスポンダ7の表・裏である。こうす
ることで、トランスポンダ7の貫通穴7bにサイドトレ
ッドゴムが流入し、内側からもトランスポンダ7を押さ
え込むように埋め込むことが可能になる。
【0028】図11は本発明の実施例のトランスポンダ
埋め込み場所の部分拡大斜視図であって、タイヤビード
部表面から凹んだ部分8aに樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部貫通穴7bを有するトランスポンダ7を埋め込ん
でなり、目視によってトランスポンダ7の配置場所が分
かるとともに、流入したサイドトレッドゴム3aでトラ
ンスポンダ7が保護されていることが理解される。
【0029】図12は本発明樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部表面側の貫通穴7cとタイヤ内面側の貫通穴7d
を有するトランスポンダ7をタイヤに埋め込んだ他のタ
イヤ部分断面図であって、タイヤ内面側の貫通穴7dよ
りタイヤビード部表面側の貫通穴7cが大きく、かつ金
型突起9の高さとタイヤビード部表面側の貫通穴7cの
深さとの差だけ、タイヤビード部に埋め込まれた状態を
示している。こうすることで、タイヤ内部に埋め込んだ
場合と異なりトランスポンダ7の位置不明の心配が無い
し、トランスポンダ7を埋め込んだ位置をタイヤの外側
から簡単に目視で特定できるため、トランスポンダ7が
図示しない質問機と通信の確実な位置になるように車両
を停止できる利点がある。
【0030】なお、タイヤビード部表面側の貫通穴深さ
7cと金型の突起9の高さの差即ちトランスポンダ7を
抱え込むサイドトレッドゴム被覆厚さBは、0.5〜3
mm好ましくは1〜2mmがよい。0.5mm未満では
保護効果が小さく、3mm超では加硫時のゴム流れに不
良を生じ易く好ましくない。
【0031】図13は本発明樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部表面側の貫通穴7cとタイヤ内面側の貫通穴7d
を有するトランスポンダ7を金型の突起9に嵌め込んだ
部分斜視図である。トランスポンダ7がタイヤビード部
表面側の貫通穴7c深さより高い金型の突起9に嵌合し
ているのでタイヤ加硫中のゴム流れによってトランスポ
ンダが動いてしまうことが無い上に、トランスポンダ7
の周辺をタイヤサイドトレッドゴムが覆うため良好な耐
久性が維持できる。しかも金型突起中央部に貫通穴7d
を設けてあるので、トランスポンダの内側にもサイドト
レッドゴムが流入し、更にトランスポンダをタイヤサイ
ドトレッドゴムが把持する力が強固になる。
【0032】図14はトランスポンダ嵌合用の金型の突
起9に凹部9bを設けた部分斜視図であって、タイヤビ
ード部表面から凹んだ部分8aを形成するとともに、ト
ランスポンダ7の貫通穴7dを通ってサイドトレッドゴ
ムが金型の突起9の凹部9bに広がって充填されるた
め、さながらボタン掛けの様にトランスポンダ7を強固
に把持するためより良好な耐久性能が維持できる。
【0033】図15は本発明の樹脂で被覆されたタイヤ
ビード部表面側の貫通穴7cがタイヤ内面側の貫通穴7
dより大きいトランスポンダの表・裏斜視図である。こ
うすることで、トランスポンダ7のタイヤビード部表面
側貫通穴7cにサイドトレッドゴムが流入し広がるた
め、さながらボタン掛けの様にトランスポンダ7を強固
に把持するためより良好な耐久性能が維持できる。
【0034】図16は本発明の実施例のトランスポンダ
埋め込み場所の部分拡大斜視図であって、タイヤビード
部表面から凹んだ部分8aに樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部表面側の貫通穴7cと貫通穴7c内部に流入した
サイドトレッドゴム3aを有することで、目視によって
トランスポンダ7の配置場所がわかる。
【0035】図17は本発明樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部表面側の貫通穴7cとタイヤ内面側の貫通穴7d
を有するトランスポンダをタイヤに埋め込んだ他のタイ
ヤ部分2個所の断面図である。こうすることで、部分的
にトランスポンダ7をサイドトレッドゴムが抱え込んだ
ことになり極めて強固に把持可能になるし、トランスポ
ンダを埋め込んだ位置をタイヤの外側から簡単に目視で
特定できるため、所望の位置で車両を停止できる利点が
ある。
【0036】図18は本発明樹脂で被覆されたタイヤビ
ード部表面側の貫通穴7cとタイヤ内面側の貫通穴7d
を有するトランスポンダ7を金型の突起9に嵌め込んだ
部分斜視図である。トランスポンダ7がタイヤビード部
表面側の貫通穴7c深さより高い金型の複数の突起9c
に嵌合しているのでタイヤ加硫中のゴム流れによってト
ランスポンダ7が動いてしまうことが無い上に、トラン
スポンダ7の周辺と上からタイヤサイドトレッドゴムが
覆うため良好な耐久性が維持できる。しかも金型突起が
複数設けてあり中央部が空間なためタイヤサイドトレッ
ドゴムが流入し、更にトランスポンダ7をタイヤサイド
トレッドゴムが把持する力が強固になる。
【0037】図19はトランスポンダ7との嵌合用に四
隅に複数の突起9cを設けた金型の部分斜視図であっ
て、タイヤビード部表面から凹んだ部分8aを形成する
とともに、タイヤサイドトレッドゴムがトランスポンダ
7を四方から強固に把持するためより良好な耐久性能が
維持できる。なお、複数の突起9cの配置はトランスポ
ンダ7と嵌合できれば、個数、形状など自由なこともち
ろんである。
【0038】図20は本発明の樹脂で被覆されたタイヤ
ビード部表面側の貫通穴7cがタイヤ内面側の貫通穴7
dより大きいトランスポンダ7の表・裏斜視図である。
こうすることで、トランスポンダ7のタイヤビード部表
面側貫通穴7cにサイドトレッドゴムが流入し、さなが
らボタン掛けの様にトランスポンダ7を強固に把持する
ためより良好な耐久性能が維持できる。
【0039】図21は本発明の実施例のトランスポンダ
埋め込み場所の部分拡大斜視図であって、タイヤビード
部表面から凹んだ部分8aに樹脂で被覆されたトランス
ポンダ7のタイヤビード部表面側の貫通穴7cと貫通穴
7c内部に流入したサイドトレッドゴム3aが、中央十
文字状に広がりトランスポンダ7の配置場所が目視によ
って簡単に確認できるとともに、極めて強固にトランス
ポンダ7を把持できていることが理解される。
【0040】
【実施例】図1〜図5記載の縦横23mm、厚さ3mm
で中央に深さ1.5mm、直径5mmの窪みを設けた、
JIS6301規格に則して測定したショアーD硬度9
6で分解開始温度300℃、のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂で被覆した四角形のトランスポンダを使用し
た。前記トランスポンダを、一般舗装路走行用パターン
の11R22.5 16PRのリムフランジから40m
mのところに相当する金型の位置に高さ3mm、直径5
mmの円柱状突起9を設け、本発明図1の様にタイヤに
埋め込んだ場合(1)、同じトランスポンダを裏返しし
て突起を使わずに金型表面の同じ高さ位置に埋め込んだ
場合(2)と、リムフランジから110mmのところに
相当する金型の位置に高さ3mm、直径5mmの金型の
円柱状突起9を設け、埋め込んだ場合(3)の3種類の
タイヤを試作し、図23の従来のトランスポンダを図2
2の様にタイヤに埋め込んだ場合(4)を従来例とし
て、室内ドラム耐久性試験を実施した。
【0041】試験条件はJATMA1999年版を参照
し、標準リム22.5×8.25、荷重26.72k
N、空気圧700kPa、速度60km/hrで、
(4)従来例のトランスポンダが通信不能になるまでの
走行時間を100とする指数で表示した。
【0042】
【表1】 走行結果は表1の通りであり、本発明のトランスポンダ
(1)の耐久性能が明らかに優れることが理解される。
更に、タイヤ表面には深さ1.5mmで直径5mmの穴が存
在し、質問機を直接そこに当てることでトランスポンダ
との距離を最小限度にすることができ、従来例のように
トランスポンダの埋め込み位置をタイヤ周上で探し回る
必要が無いことは容易に理解される。
【0043】
【発明の効果】 本発明によれば、種々の情報を記憶す
るトランスポンダの情報を確実に読み取り及び書き込み
可能にするとともに、車両走行時の耐久性に優れるトラ
ンスポンダを埋め込んだ空気入りタイヤとその製造方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例タイヤ半断面図とトランスポン
ダ部分の断面拡大図
【図2】 本発明実施例製造用金型の突起にトランスポ
ンダを嵌め込んだ金型半断面図と嵌め込み部の部分斜視
拡大図
【図3】 本発明実施例製造用金型の半断面図と突起部
分の拡大斜視図
【図4】 本発明実施例に組み込むトランスポンダの表
・裏斜視図
【図5】 本発明実施例のトランスポンダ埋め込み場所
を表すタイヤ斜視図
【図6】 トランスポンダ埋め込み場所とリムの位置関
係を表すタイヤ半断面図
【図7】 本発明他の実施例トランスポンダ部分の断面
【図8】 本発明他の実施例製造用金型の突起にトラン
スポンダを嵌め込んだ部分斜視図
【図9】 本発明他の実施例製造用金型の突起部分の斜
視図
【図10】本発明他の実施例に組み込むトランスポンダ
の表・裏斜視図
【図11】本発明他の実施例のトランスポンダ埋め込み
場所の部分拡大斜視図
【図12】本発明他の実施例トランスポンダ部分の断面
【図13】本発明他の実施例製造用金型の突起にトラン
スポンダを嵌め込んだ部分斜視図
【図14】本発明他の実施例製造用金型の突起部分の斜
視図
【図15】本発明他の実施例に組み込むトランスポンダ
の表・裏斜視図
【図16】本発明他の実施例のトランスポンダ埋め込み
場所の部分拡大斜視図
【図17】本発明他の実施例トランスポンダ部分の2個
所の断面図
【図18】本発明他の実施例製造用金型の突起にトラン
スポンダを嵌め込んだ部分斜視図
【図19】本発明他の実施例製造用金型の突起部分の斜
視図
【図20】本発明他の実施例に組み込むトランスポンダ
の斜視図
【図21】本発明他の実施例のトランスポンダ埋め込み
場所の部分拡大斜視図
【図22】従来のタイヤにおけるトランスポンダの配置
【図23】従来のトランスポンダの模式図
【符号の説明】
1 キャップトレッド 2 ベルト 3 サイドトレッド 3a流入したサイドトレッドゴム 4 カーカスコード 5 ビードワイヤー 6 フィニッシング 7 トランスポンダ 7a窪み 7b貫通穴 7cタイヤビード部表面側貫通穴 7dタイヤ内面側貫通穴 8 ビード部 8aタイヤビード部表面から凹んだ部分 9 金型の突起 9aストッパー部 9b凹部 9c複数の突起 10従来のトランスポンダ 11タイヤ A リムフランジ高さからトランスポンダの中心までの
高さ H リムフランジ高さ B 被覆厚さ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 23/20 B60C 23/20 // B29K 21:00 105:24 B29L 30:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂で被覆されたトランスポンダの一部
    分をタイヤビード部表面から凹んだ部分に露出し、しか
    もリムフランジ高さからタイヤ半径方向外側に100m
    m以内のタイヤビード部に、埋め込んだことを特徴とす
    る空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記トランスポンダが窪みを有し、しか
    も前記窪みがタイヤビード部表面から凹んだ部分に露出
    したことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記トランスポンダが貫通穴を有し、し
    かも前記貫通穴をタイヤビード部表面側に向けたことを
    特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記トランスポンダの貫通穴はタイヤビ
    ード部表面側がタイヤビード部内面側より大きいことを
    特徴とする請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記トランスポンダの一部をサイドトレ
    ッドゴムで覆って把持することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 窪み又は貫通穴を有する樹脂で被覆され
    たトランスポンダの一部分をタイヤビード部表面から凹
    んだ部分に露出して埋め込むに際し、金型表面の突起
    に、前記トランスポンダの窪み又は貫通穴を嵌合させて
    予め配置し、その後未加硫タイヤを金型に挿入して加硫
    することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記トランスポンダの窪み又は貫通穴と
    嵌合する、前記突起高さ以下の深さのサイドトレッドゴ
    ムの流入する凹部を有する突起のある金型で加硫するこ
    とを特徴とする請求項6記載の空気入りタイヤの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記トランスポンダの窪み又はタイヤビ
    ード部表面側貫通穴の深さより高い突起のある金型で加
    硫することを特徴とする、請求項6又は7記載の空気入
    りタイヤの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記トランスポンダの窪み又は貫通穴よ
    り大きいストッパー部分を有する突起のある金型で加硫
    することを特徴とする請求項6又は8記載の空気入りタ
    イヤの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記トランスポンダの窪み又は貫通穴
    と嵌合する、複数の突起を有する金型で加硫することを
    特徴とする請求項6〜8又は9記載の空気入りタイヤの
    製造方法。
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