JP2002205516A - トランスポンダを把持した空気入りタイヤ及びその製造方法 - Google Patents
トランスポンダを把持した空気入りタイヤ及びその製造方法Info
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Abstract
を確実に読み取り及び書き込み可能にするとともに、車
両走行時の耐久性に優れしかも通信特性に優れるトラン
スポンダを把持した空気入りタイヤとその製造方法を提
供する。 【解決手段】 空気入りタイヤ表面の外側に樹脂で被覆
されたトランスポンダが、サイドトレッドゴムによって
部分的に覆われて把持したことを特徴とする空気入りタ
イヤ、及び前記樹脂で被覆されたトランスポンダを金型
表面の凹んだ部分に、前記樹脂で被覆されたトランスポ
ンダを嵌合させて予め配置し、その後未加硫タイヤを金
型に挿入して加硫することを特徴とする空気入りタイヤ
の製造方法。
Description
ランスポンダを把持した空気入りタイヤとその製造方法
に関し、更に詳しくは種々の情報を記憶する樹脂で被覆
されたトランスポンダの情報を確実に読み取り及び書き
込み可能にするとともに、車両走行時の耐久性に優れ、
しかも通信特性に優れる樹脂で被覆されたトランスポン
ダを把持した空気入りタイヤと、その確実な製造方法に
関する。
機の機能及び記憶機能を併せ持つトランスポンダは、タ
イヤメーカーによるタイヤの製造管理やタイヤ購入者の
タイヤ使用履歴管理、あるいはタイヤの内圧、温度など
の情報を得ることを目的としてタイヤに設置する技術が
盛んに開発されている。例えば、実開平2−12340
4号公報では、図8に示す様にタイヤが、一方のビード
ワイヤーの半径方向外側に位置する2つのビードフィラ
ーを有し、前記トランスポンダはこの2つのビードフィ
ラーの間に位置する構造が提案され、一定の効果を上げ
ている。
ポンダはタイヤ周上のどこにあるかタイヤの外側からは
目視ではまったく分からず、特にタイヤ接地側にトラン
スポンダがくるように車両がとまってしまった時等は、
質問機の電波がトランスポンダに届き難く再度車両を動
かして測定し直す必要があった。更に耐え難いことに
は、タイヤ内部の部材の合わせ目にガラス被覆したトラ
ンスポンダをタイヤ加硫前に組み込むため、タイヤ加硫
時のゴム流れによってトランスポンダが移動してしまう
恐れがあり、ゴム流れを極めて正確に制御する必要があ
る。しかも、車両の走行にあってはタイヤの変形や発熱
が伴い、常にトランスポンダの破損による通信不能やタ
イヤ構成部材の破壊の危険がつきまとっていた。
トランスポンダの情報を確実に読み取り及び書き込み可
能にするとともに、車両走行時の耐久性に優れるトラン
スポンダを把持した空気入りタイヤとその確実な製造方
法を提供することにある。
りタイヤ表面の外側に樹脂で被覆されたトランスポンダ
が、サイドトレッドゴムによって部分的に覆われて把持
される空気入りタイヤが提供される。
で被覆されたトランスポンダを完全に埋め込んだ場合と
異なり、タイヤビード部表面に樹脂で被覆されたトラン
スポンダの一部が露出しており、樹脂で被覆されたトラ
ンスポンダの位置をタイヤの外側から簡単に目視で特定
できるため、所望の位置で車両を停止でき、図示しない
質問機との距離を最短に出来るため読み取りや書き込み
不良の心配が無い。
の周囲からサイドトレッドゴムが囲い込む様に流入し
て、タイヤビード部に把持するため、樹脂で被覆された
トランスポンダの脱落の心配が減少する。また、タイヤ
と縁石等の干渉が有っても外力が直接樹脂で被覆された
トランスポンダへ加わる影響が少なくて済み、車両走行
時の樹脂で被覆されたトランスポンダの耐久性に優れ
る。
ゴムによって部分的に覆われて把持される樹脂で被覆さ
れたトランスポンダの中心が、リムフランジ高さからタ
イヤ半径方向外側に100mm以内に位置した空気入り
タイヤが提供される。
で被覆されたトランスポンダの位置が確認でき、質問機
との距離を著しく短くして通信出来るため読み取りや書
き込み不良の心配が無い上に、比較的に空気入りタイヤ
の変形の影響の少ないタイヤビード部分に、樹脂で被覆
されたトランスポンダを把持しているために良好なタイ
ヤ走行時の耐久性能が得られる。
たトランスポンダが貫通穴を有し、しかも前記貫通穴よ
り大きい外径のかさを有するきのこ状のゴム片でタイヤ
ビード部に把持した空気入りタイヤが提供される。
と異なり樹脂で被覆されたトランスポンダの位置が外観
上不明になる心配が無い。また、樹脂で被覆されたトラ
ンスポンダを埋め込んだ位置をタイヤの外側から簡単に
目視で特定できるため、所望の位置で車両を停止できる
上に、繰り返し屈曲変形が加わるタイヤにあっても、比
較的に変形の影響の少ないタイヤビード部表面から外側
に、樹脂で被覆されたトランスポンダを把持しているた
めに良好な耐久性能が得られる。
るきのこ状のゴム片の中心が、リムフランジ高さからタ
イヤ半径方向外側に100mm以内に位置したことによ
り、タイヤ外部から目視で樹脂で被覆されたトランスポ
ンダの位置が確認でき、質問機との距離を著しく短くし
て通信出来るため読み取りや書き込み不良の心配が無い
上に、比較的に変形の影響の少ないタイヤビード部分
に、樹脂で被覆されたトランスポンダを把持しているた
めに良好なタイヤ走行時の耐久性能が得られる。
ランスポンダをタイヤビード部に把持するに際し、前記
樹脂で被覆されたトランスポンダを金型表面の凹んだ部
分に、前記樹脂で被覆されたトランスポンダを嵌合させ
て予め配置し、その後未加硫タイヤを金型に挿入して加
硫することによって、加硫中のゴム流れが大きくても金
型表面の凹んだ部分に嵌合させて樹脂で被覆されたトラ
ンスポンダが把持されているため、所望の場所に正確に
設置できる。
ランスポンダをタイヤビード部に把持するに際し、前記
樹脂で被覆されたトランスポンダの外径より大きい金型
表面の凹んだ部分に棚を設け、前記樹脂で被覆されたト
ランスポンダを前記棚に嵌合させて予め配置し、その後
未加硫タイヤを金型に挿入して加硫することによって、
樹脂で被覆されたトランスポンダの周囲を通ってサイド
トレッドゴムが金型の凹んだ部分に進入し樹脂で被覆さ
れたトランスポンダを抱え込む様に把持するため、樹脂
で被覆されたトランスポンダの剥がれや脱落の心配が無
い。
貫通穴を有し、前記樹脂で被覆されたトランスポンダの
厚さ以上の深さの金型表面の凹みを有する金型で加硫す
ることにより、貫通穴を通って金型の凹んだ部分にサイ
ドトレッドゴムが流入し、きのこのかさの様に金型の凹
んだ部分で広がるため樹脂で被覆されたトランスポンダ
を良好に把持出来る。また、樹脂で被覆されたトランス
ポンダの厚みより金型表面の凹みが深い分だけ、タイヤ
サイドトレッドゴムが樹脂で被覆されたトランスポンダ
をタイヤ表面より高く加硫されるのである。即ち、前記
樹脂で被覆されたトランスポンダの厚さと金型の凹み深
さに差を設けることによって、樹脂で被覆されたトラン
スポンダの把持高さを自由に調節できる。
の中心が、リムフランジ高さからタイヤ半径方向外側に
100mm以内に位置された金型で加硫することによっ
てタイヤの加硫中に樹脂で被覆されたトランスポンダが
動くことを防止できるし、樹脂で被覆されたトランスポ
ンダの把持位置を比較的に屈曲変形の小さいビード部分
に配置出来る。
説明するが、本発明の請求範囲をこれらの実施例に限定
するものでないこともちろんである。図1(a)は本発
明樹脂で被覆された四角板状のトランスポンダ7を把持
したビード部分の径方向断面拡大図であって、1はビー
ド部分、2はカーカスコード、3はフィニッシング、4
はビードワイヤー、5はビードフィラー、6はサイドト
レッド、7は樹脂で被覆されたトランスポンダ、であっ
て、樹脂で被覆されたトランスポンダがタイヤビード部
表面からタイヤ外側部分に露出している状態を示してい
る。
であって、図1(c)は樹脂で被覆されたトランスポン
ダ部分径方向断面拡大図であって、Jは樹脂で被覆され
たトランスポンダをサイドトレッドが部分的に覆う厚さ
を示している。
ンダ把持部分の金型の正面拡大図であって、12は樹脂
で被覆されたトランスポンダを把持する棚、13はサイ
ドトレッドゴムの流入口である。図2(b)は図2
(a)のA1A2矢視断面であってサイドトレッドゴム
の流入部分をあらわし、図2(c)は図2(a)のB1
B2矢視断面であって、樹脂で被覆されたトランスポン
ダ7を嵌合する金型の棚12、および樹脂で被覆された
トランスポンダをあらかじめ嵌合させるM部をあらわ
す。
されたトランスポンダを完全に埋め込んだ場合と異な
り、タイヤビード部表面に樹脂で被覆されたトランスポ
ンダ7が露出しており、樹脂で被覆されたトランスポン
ダ7を埋め込んだ位置をタイヤの外側から簡単に目視で
特定できるため、所望の位置で車両を停止でき、図示し
ない質問機との距離を最短にして通信出来るため読み取
りや書き込み不良の心配が無い。
サイドトレッドが部分的に覆う厚さJは、1〜5mm好
ましくは2〜4mmがよい。1mm未満では把持する効
果が小さく、5mm超では加硫時のゴム流れに不良を生
じ易く好ましくない。従って、樹脂で被覆されたトラン
スポンダ7をサイドトレッドが抱え込むように把持する
ため、例え外部からの干渉があっても樹脂で被覆された
トランスポンダ7が脱落する恐れが小さく良好な耐久性
が維持できる。
の形状は四角板状に限らず、円盤状、六角板状、など適
宜の形状で良く、金型の凹み形状と樹脂で被覆されたト
ランスポンダ7の形状も互いに嵌合できれば適宜であっ
て良い。また、本発明の樹脂で被覆されたトランスポン
ダ用樹脂は特にタイヤ加硫中の耐熱性を有していれば特
に限定されないが、200℃以上の融点あるいは熱分解
温度を有する、例えばエポキシ樹脂等の樹脂であればよ
い。
脂で被覆されたトランスポンダ7を把持したビード部分
の拡大図で、図3(b)は貫通穴8を有する円盤状の樹
脂で被覆されたトランスポンダ7であって、図3(c)
は樹脂で被覆されたトランスポンダ把持部分の断面拡大
図で、図3(d)は円盤状の樹脂で被覆されたトランス
ポンダ7を把持したビード部分の正面拡大図であって図
中C1C2は切断面を表す。こうすることによって、樹
脂で被覆されたトランスポンダをサイドトレッドが部分
的に覆うばかりでなく、貫通穴8を通じて強固に樹脂で
被覆されたトランスポンダを把持する事が可能になる。
脂で被覆されたトランスポンダを把持したタイヤのビー
ド部分径方向断面拡大図で、図4(b)は貫通穴8を有
する円盤状の樹脂で被覆されたトランスポンダであっ
て、図4(c)は樹脂で被覆されたトランスポンダ把持
部分の径方向断面拡大図でトランスポンダ7が円柱状の
樹脂で被覆された貫通穴を有する場合であって、前記貫
通穴をタイヤビード部表面側に向けタイヤビード部に把
持して構成する。なお、樹脂で被覆されたトランスポン
ダ7の形状は円盤状や円錐台に限らず四角板状、六角板
状など適宜の形状で良い。
は、樹脂で被覆されたトランスポンダの貫通穴より大き
く、抜け落ちない程度であればよいし、あらかじめきの
こ状に成形したゴム片を前記貫通穴に挿入しておいてか
ら加硫してもよい。その際、きのこ状のゴム片のかさの
厚さKは、1〜5mm好ましくは2〜4mmがよい。1
mm未満では把持する効果が小さく、5mm超では加硫
時のゴム流れに不良を生じ易く好ましくない。
脂で被覆されたトランスポンダを把持したタイヤのビー
ド部分径方向断面拡大図で、図5(b)は貫通穴8を有
する円垂台形状の樹脂で被覆されたトランスポンダであ
って、図5(c)は樹脂で被覆されたトランスポンダの
把持部分の径方向断面拡大図で、樹脂で被覆されたトラ
ンスポンダ7がタイヤビード部表面から厚さLだけ浮き
上がって把持されている事を示している。金型の表面か
ら浮き上がっている事によって、タイヤの屈曲変形の影
響を樹脂で被覆されたトランスポンダ7が受け難く良好
な耐久性能が期待できる。タイヤ表面からの浮き上げ高
さLは樹脂で被覆されたトランスポンダ7の厚さによっ
て適宜で良いが、あまり高いと縁石などの干渉を受け易
くなるので10mm以下さらに好ましくは5mm以下が
良い。
ンダ7の把持場所を表すタイヤ11の斜視説明図であっ
て、タイヤビード部に樹脂で被覆されたトランスポンダ
7の突起を有することで目視によって樹脂で被覆された
トランスポンダ7の配置場所が分かるので、当該位置に
質問機を当てることによって確実な読み取りおよび書き
込みが可能になる。したがって、樹脂で被覆されたトラ
ンスポンダ7を比較的トレッドから離して把持すること
が可能になり、良好な走行耐久性と、縁石など外部から
の干渉を直接樹脂で被覆されたトランスポンダ7に与え
ないで済むために、破壊による故障発生を抑制すること
が出来る。
ンダとリムの位置関係のタイヤ断面説明図であって、リ
ムフランジ高さHから樹脂で被覆されたトランスポンダ
の中心までの高さをGとして、Gが100mm以下好ま
しくは70mm以下であることが良好な耐久性を享受で
きるのである。100mmを超えるとタイヤサイド部分
に近くなり、車両の荷重負荷走行時の歪みが大きくなり
トランスポンダの剥がれや脱落の恐れが大きくなり好ま
しくない。また、樹脂で被覆されたトランスポンダ7の
外周が車両の荷重負荷時にリムに接触しないために、少
なくとも10mm以上好ましくは20mm以上リムフラ
ンジ高さHから離すことが望ましい。
3mmで中央に外径3mmの貫通穴を設け、ショアーD
硬度96で、分解開始温度300℃、のビスフェノール
A型エポキシ樹脂で被覆した円盤状のトランスポンダを
使用した。
一般舗装路走行用パターンの11R22.5 16PR
のリムフランジから40mmのところに相当する金型の
位置に、深さ3mm、直径20.5mmの凹みと、さら
に中央に厚さ2mmの窪み(かさ部)を設けた本発明図
4の様にタイヤに把持した場合(1)と、リムフランジ
から110mmのところに相当する金型の位置に、深さ
3mm、直径20.5mmの凹みとさらに中央に厚さ2
mmの窪み(かさ部)を設け図4の様に把持した場合
(2)の2種類のタイヤを試作し、図9の従来のトラン
スポンダを図8の様にビードフィラー内に埋め込んだ場
合(3)を従来例として、室内ドラム耐久性試験を実施
した。
照し、標準リム22.5×8.25、荷重26.72k
N、空気圧700kPa、速度60km/hrで、
(3)従来例のトランスポンダが通信不能になるまでの
走行時間を100とする指数で表示した。
の樹脂で被覆されたトランスポンダ(1)の耐久性能が
明らかに優れることが理解される。更に、タイヤ表面に
は把持高さ5mmで直径20.5mmの突起が存在し、
質問機を直接そこに当てることで、樹脂で被覆されたト
ランスポンダとの距離を最小限度にすることができ、従
来例のようにタイヤ周上を探し回る必要が全く無いこと
は容易に理解される。
樹脂で被覆されたトランスポンダの情報を確実に読み取
り及び書き込み可能にするとともに、車両走行時の耐久
性にも優れしかも通信特性に優れる樹脂で被覆されたト
ランスポンダを把持した空気入りタイヤとその製造方法
を提供することができる。
を把持したタイヤのビード部分径方向断面拡大図、
(b)四角板状の樹脂で被覆されたトランスポンダ、
(c)図1(a)の樹脂で被覆されたトランスポンダ把
持部分径方向断面拡大図である。
把持部分の正面拡大図、(b)図2(a)のA1A2矢
視断面拡大図、(c)図2(a)のB1B2矢視断面拡
大図である。
たトランスポンダを把持したタイヤのビード部分径方向
断面拡大図、(b)円盤状の貫通穴のある樹脂で被覆さ
れたトランスポンダ、(c)図3(a)の本発明樹脂で
被覆されたトランスポンダ把持部分の径方向断面拡大
図、(d)図3(a)の樹脂で被覆されたトランスポン
ダ把持部分正面拡大図である。
たトランスポンダを把持したタイヤのビード部分径方向
断面拡大図、(b)円盤状の貫通穴のある樹脂で被覆さ
れたトランスポンダ、(c)図4(a)の本発明樹脂で
被覆されたトランスポンダ把持部分の径方向断面拡大図
である。
れたトランスポンダを把持したタイヤのビード部分断面
拡大図、(b)円垂台状の貫通穴を有する樹脂で被覆さ
れたトランスポンダ、(c)図5(a)他の本発明樹脂
で被覆されたトランスポンダ把持部分の断面拡大図であ
る。
ンダ把持場所を表すタイヤ斜視説明図である。
ンダ把持場所を表すタイヤ径方向半断面図である。
図である。
ポンダの中心までの高さ H リムフランジ高さ J 被覆厚さ K きのこ状のゴム片のかさの厚さ L 底上げ高さ M トランスポンダの嵌合位置
Claims (8)
- 【請求項1】 空気入りタイヤ表面の外側に樹脂で被覆
されたトランスポンダが、サイドトレッドゴムによって
部分的に覆われて把持されることを特徴とする空気入り
タイヤ。 - 【請求項2】 前記サイドトレッドゴムによって部分的
に覆われて把持される、樹脂で被覆されたトランスポン
ダの中心が、リムフランジ高さからタイヤ半径方向外側
に100mm以内に位置したことを特徴とする請求項1
記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 樹脂で被覆されたトランスポンダが貫通
穴を有し、しかも前記貫通穴より大きい外径のかさを有
するきのこ状のゴム片でタイヤビード部に、把持される
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記かさを有するきのこ状のゴム片の中
心がリムフランジ高さからタイヤ半径方向外側に100
mm以内に位置したことをを特徴とする請求項3記載の
空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 樹脂で被覆されたトランスポンダをタイ
ヤビード部に把持するに際し、前記樹脂で被覆されたト
ランスポンダを金型表面の凹んだ部分に、嵌合させて予
め配置し、その後未加硫タイヤを金型に挿入して加硫す
ることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。 - 【請求項6】 樹脂で被覆されたトランスポンダをタイ
ヤビード部に把持するに際し、前記樹脂で被覆されたト
ランスポンダの外径より大きい外径の金型表面の凹んだ
部分に棚を設け、前記樹脂で被覆されたトランスポンダ
を前記棚に嵌合させて予め配置し、その後未加硫タイヤ
を金型に挿入して加硫することを特徴とする空気入りタ
イヤの製造方法。 - 【請求項7】 樹脂で被覆されたトランスポンダが貫通
穴を有し、前記樹脂で被覆されたトランスポンダの厚さ
以上の深さの凹みを有する金型で加硫することを特徴と
する請求項5または6記載の空気入りタイヤの製造方
法。 - 【請求項8】 前記金型表面の凹み部分の中心が、リム
フランジ高さからタイヤ半径方向外側に100mm以内
に配置された金型で加硫することを特徴とする、請求項
5から7の何れか1項記載の空気入りタイヤの製造方
法。
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---|---|---|---|
JP2001001311A JP4505991B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | トランスポンダ付空気入りタイヤ |
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JP4505991B2 JP4505991B2 (ja) | 2010-07-21 |
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