JP2006099937A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、無駄な電力消費を低減することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明は、リフレッシュ動作が不要な半導体装置であって、行列状に配置され、データを記憶する記憶回路1と、記憶回路1からデータの読み出しを行う第1の信号線BL,/BLと、記憶回路1と第1の信号線BL,/BLとの接続を制御する信号を行う第2の信号線WLと、第1の信号線BL,/BLにおける電位変化、もしくは電流変化を検知してデータを読み出し判定するセンスアンプ回路8と、センスアンプ回路8が活性している期間、第1の信号線BL,/BLにおける電位変化、もしくは電流変化を緩和させる緩和手段SWとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に係る発明であって、特に、低消費電力化が可能な記憶部を持つ半導体装置に関するものである。
近年、システムLSI等に搭載されるスタティックランダムアクセスメモリ(以下、SRAMともいう)やマルチポートメモリ等は、記憶規模が増加すると共に動作周波数が高くなっている。それに伴いSRAM等では、動作電力の増大が問題となっている。SRAM等の動作時における消費電力は、ビット線での信号の振幅により生じる、充放電の電流の占める割合が大きい。そのため、SRAM等の動作電力を低減するためには、このビット線での充放電の電流を抑えることが重要となる。
SRAMの場合、データの読み出し時にワード線が立ち上がると、メモリセル回路に保持されているデータによって、ビット線対の一方の電位が徐々に下がってくる。それと共に、ビット線対に接続されたIO線対のうち、列デコーダで選択されたIO線対の一方も同様に下がってくる。ビット線対(IO線対)の電位差が十分得られるタイミングで、センスアンプ回路においてIO線対の電位差を増幅して、読み出したいセルのデータが”1”であるか”0”であるかを判定する。
本来、センスアンプ回路がデータを判定するタイミングに、ワード線が非活性化すれば、当該タイミング以降にビット線対の一方の電位が下がり続けることはなく、無駄な電流が流れ、余分な電力を消費してしまうことはない。しかしながら、当該タイミングにワード線を非活性化するには、タイミング設計の最適化が難しく、プロセスばらつきなどを考慮すると動作マージンを確保する必要があった。つまり、動作マージン確保のためには、当該タイミングからワード線を非活性化するまでの時間をある程度確保する必要があった。
上記のように、ワード線が非活性化されるまでの動作マージンを大きく取ると、その間、活性化されたメモリセルによってビット線対の電位が必要以上に下がってしまう。これにより、ビット線対に無駄な電流が流れ、プリチャージする際、必要以上の電力を必要とすることになる問題があった。
以上の問題を解決するために、非特許文献1では、レプリカ回路を用いてワード線をローカルに非活性化するような方法も提案されている。
"A Replica technique for wordline and sense control in low-power SRAMS," IEEE Journal of Solid-State Circuits,Vol.33,pp.1208-1219,Aug.1998.
しかし、非特許文献1では、ワード線を非活性化させるタイミングとしてレプリカビット線を用いてローカルに制御しているに過ぎず、データを判定するタイミングが、ワード線を非活性化するタイミングより、必ず早いことを補償するものではない。従って、半導体装置によっては、プロセスばらつきによりデータを判定するタイミングが、ワード線を非活性化するタイミングより遅くなることが考えられる。
データを判定するタイミングが遅くなると、ビット線対の電位差を十分に得ることができず、正しいデータをセンスアンプ回路で読み出すことができない危険性があるという問題がある。そこで、非特許文献1の場合であっても、結果的にはセンスアンプ回路でデータを取り出し、しばらくしてからワード線を非活性化するように動作マージンを確保する必要があった。つまり、動作マージンを確保するため、非特許文献1であっても、データを判定してからワード線が非活性化されるまでの間、ビット線対の電位は下がり続け余分な電力を消費することになる。
そこで、本発明は、無駄な電力消費を低減することができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、リフレッシュ動作が不要な半導体装置であって、行列状に配置され、データを記憶する記憶回路と、前記記憶回路から前記データの読み出しを行う第1の信号線と、前記記憶回路と前記第1の信号線との接続を制御する信号を行う第2の信号線と、前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を検知してデータを読み出し判定するセンスアンプ回路と、前記センスアンプ回路が活性している期間、前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を緩和させる緩和手段とを備える。
本発明に記載の半導体装置は、センスアンプ回路が活性している期間、第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を緩和させる緩和手段とを備えるので、無駄な電力消費を低減することができる効果がある。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る半導体装置は、記憶部を有する半導体装置である。図1に、本実施の形態に係る半導体装置の記憶部(以下、単に半導体装置ともいう)の構成図を示す。本実施の形態では、記憶部がSRAMであるとして説明する。しかし、本発明はSRAMに限定されるものではなく、リフレッシュ動作が不要な記憶部であれば、マルチポートメモリやROM(Read Only Memory)等であっても良い。
図1において、記憶部は、行列状に配置されたメモリセル1を有し、メモリセル1はワード線WL及びビット線対BL,/BLと接続されている。また、図1に示す半導体装置は、ワード線WLが行デコーダ2と接続され、行デコーダ2は制御回路3と接続されている。ビット線対BL,/BLは、一方がプリチャージ回路4と、他方がカラム選択回路5とそれぞれ接続している。
プリチャージ回路4は制御回路3と接続され、制御回路3からプリチャージ信号PCが供給されている。カラム選択回路5は列デコーダ6と接続され、列デコーダ6からカラム選択信号CSが供給されている。なお、列デコーダ6は、制御回路3に接続されている。そして、ビット線BLは、カラム選択回路5を介してIO線と接続され、ビット線/BLは、カラム選択回路5を介して/IO線と接続されている。IO線及び/IO線(以下、IO線対ともいう)は、書き込みドライバ7及びセンスアンプ回路8と接続されている。データ入力DIは、書き込みドライバ7を介してIO線対にデータ入力し、データ出力DOは、センスアンプ回路8を介してIO線対からデータを取り出し出力している。
センスアンプ回路8は制御回路3と接続され、制御回路3からセンスアンプ回路8の活性信号であるセンスイネーブル信号SEが供給されている。制御回路3には、クロックCLKが入力されている。さらに、本実施の形態では、ローカル電源線VLによりメモリセル1と接続されるメモリセル電位制御回路SWがさらに設けられている。ローカル電源線VLはメモリセル1の列毎に独立して配線され、メモリセル電位制御回路SWは、メモリセル1の列に1つ設けられている。このメモリセル電位制御回路SWは、センスアンプ回路の活性信号であるセンスイネーブル信号SEに基づきメモリセル1の電位を制御している。本実施の形態のセンスアンプ回路8では、例えばラッチ型のセンスアンプ回路を使用する。
次に、本実施の形態に係るメモリセル1の回路図を図2に示す。図2に示すメモリセル1では、データを記憶するインバータラッチを構成するインバータ21a,21bと、ワード線WLがゲートに接続されたトランスファMOSトランジスタであるNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSともいう)22a,22bを含んでいる。NMOS22aは、ビット線/BLとインバータ21aとを接続し、NMOS22bは、ビット線BLとインバータ21bとを接続している。
インバータ21aは、電源電圧VDDを供給する電源ノードとノードNaとの間に接続されたPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSともいう)23aと、ノードNaとローカル電源線VLとの間に接続されたNMOS24aを含む。インバータ21bは、電源電圧VDDを供給する電源ノードとノードNbとの間に接続されたPMOS23bと、ノードNbとローカル電源線VLとの間に接続されたNMOS24bを含む。
PMOS23aとNMOS24aのゲートは共にノードNbと接続され、PMOS23bとNMOS24bのゲートは共にノードNaと接続されている。また、PMOS23a,23bの基板は、電源電圧VDDに接続されている。NMOS22a,22b,24a,24bの基板は、ローカル電源線VLに接続されている。
図3に、図2で示したメモリセル1の変形例を示す。図3に示すメモリセル1でも、インバータ21a,21bと、NMOS22a,22bとを含む。そして、インバータ21a,21bは、PMOS23a,23bとNMOS24a,24bを含んでいる。しかし、図3に示すメモリセル1は、図2に示すメモリセル1と異なりNMOS22a,22b,24a,24bの基板がGNDに接続されている。
次に、メモリセル電位制御回路SWの回路図を図4(a)を示す。本実施の形態では、単純に、センスイネーブル信号SEによってローカル電源線VL(以下、VL線ともいう)をGNDから遮断又は導通させる制御を行うNMOS41を設けている。また、VL線がGNDと遮断された時(NMOS41がOFF時)に、VL線の電位が上昇しすぎないようにクランプするダイオード接続したNMOS42を追加している。NMOS42は、閾値電圧Vthが約0.4Vだとすると、通常動作ではVL線の電位は0.4V程度までしか上がらなくなるため、メモリセル1の保持データを破壊されるのを防止する役目がある。
図4(b)は、センスイネーブル信号SEに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)の場合、NMOS41はON状態となり、VL線はGNDに接続されるためその電位が0Vとなる。センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の読み出し動作について簡単に説明する。図5に、本実施の形態に係る半導体装置のタイミングチャートを示す。まず、メモリセル1へのアクセスが始まるまでの初期状態(クロックCLKが立ち上がる前)は、プリチャージ状態であり、プリチャージ信号PCは”L”レベルである。”L”レベルのプリチャージ信号PCを受けたプリチャージ回路4は、ビット線対BL,/BL及びIO線,/IO線をVDD電位にプリチャージする。このとき、ワード線WLは、全て”L”レベルで非活性化状態となっており、メモリセル1が全てデータを保持している状態である。
プリチャージ状態において、センスイネーブル信号SEは”L”レベルであるため、VL線の電位は0Vとなっている。メモリセル1へのアクセスが始まり、クロックCLKが”L”レベルから”H”レベルになり、読み出しサイクル1が始まる。まず、プリチャージ信号PCが”L”レベルから”H”レベルになり、行デコーダ2及び列デコーダ6によって読み出す所望のメモリセル1が選択され、ワード線WLが活性化されて”L”レベルから”H”レベルになる。ワード線WLが立ち上がると、メモリセル1に保持されているデータによって、ビット線対BL,/BLの一方の電位が徐々に下がってくる。それと共に、列デコーダ6で選択されたビット線対BL,/BLとカラム選択回路を介して接続されたIO線対の一方の電位も同様に下がってくる。
IO線対(ビット線対BL,/BL)の一方の電位が下がり、IO線と/IO線との電位差が十分得られるタイミング(以下、このタイミングをタイミングAという)に、センスアンプ回路8は、センスイネーブル信号SEの立ち上がり信号を受けてIO線対の電位差を増幅して読み出す。そして、センスアンプ回路8は、読み出したIO線対の電位差から、読み出したメモリセル1のデータが”1”であるか”0”であるかを判定する。判定したデータは、データ出力DOに伝播し、出力される。
センスアンプ回路8でデータが判定された後にクロックCLKが”H”レベルから”L”レベルに戻り、その後ワード線WLも”H”レベルから”L”レベルに戻り非活性化される。従来、ワード線WLが非活性化されるタイミング(以下、このタイミングをタイミングBという)まで、ビット線対BL,/BLの電位は下がり続けていた(図5のビット線対BL,/BLの破線部分参照)。本来、タイミングAでデータの判定が行えているため、タイミングBまでビット線対BL,/BLの電位が下がり続ける必要がなく、逆に余計な電流が流れ低消費電力化の妨げとなっていた。
そこで、本実施の形態では、タイミングAにおいて、メモリセル電位制御回路SWが”H”レベルのセンスイネーブル信号SEを受け、NMOS41をOFF状態にして、VL線をGNDから遮断する。一方、ワード線WLは依然として活性化された状態であり、メモリセル1に電流が流れている。そのため、VL線には電荷が徐々に蓄積されていき電位が上昇することになる。図5では、タイミングAからVL線の電位が上昇している様子が示されている。なお、VL線の電位は、NMOS42の影響により高くても0.4V程度である。
VL線の電位が上がると、メモリセル1のNMOS24a,24bのソース電位が上がるため、ゲート−ソース間電圧が小さくなり、メモリセル1に流れる電流が低下する。これにより、ビット線対BL,/BLの電位の降下が緩和され、従来の場合に比べて電位の変化が小さくなる。図5でも、ビット線対BL,/BLの電位の変化が緩和されている様子が示されている。
その後、ワード線WLが”L”レベルとなり非活性化され、プリチャージ信号PCも”L”レベルとなる。プリチャージ回路4は、”L”レベルのプリチャージ信号PCを受け、ビット線対BL,/BL及びIO線,/IO線を再びVDD電位にプリチャージする。また、メモリセル電位制御回路SWが”L”レベルのセンスイネーブル信号SEを受け、NMOS41をON状態にして、VL線をGNDに接続する。これにより、浮き上がっていたVL線の電位が、GNDに戻され、次サイクルのアクセスに備えることが可能となる。つまり、クロックCLKが再び”L”レベルから”H”レベルになるとことで、次の読み出しサイクル2が開始される。
以下のように本実施の形態に係る半導体装置では、タイミングA以降のビット線対BL,/BL(IO線対)の電位の変化を緩和しているので、プロセス変動や電圧変動、温度変化等によって、タイミングAからタイミングBまでの期間が長くなっても、ビット線対BL,/BLの電位の無駄な降下を抑えることができ、低消費電力化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る半導体装置では、タイミングB時のビット線対BL,/BLの電位が従来の場合に比べ高いので、再びビット線対BL,/BLをプリチャージする際にVDD電位まで引き上げるための時間が短くて済む。つまり、本実施の形態に係る半導体装置では、プリチャージの時間を短縮化できるので、読み出しのサイクルタイムを短縮する高速動作が可能となる。
さらに、本実施の形態に係る半導体装置では、あえてタイミングAからタイミングBまでの期間を短くする必要がないため、この期間に十分なマージンを取る設計が可能で、センスアンプ回路8での誤判定が起こりにくく、安定した読み出し動作を行うことが可能となる。
また、本実施の形態に係る半導体装置では、メモリセル電位制御回路SWをセンスアンプ回路8の近傍に配置することで、センスイネーブル信号SEが流れる配線長を短くすることができるため、センスイネーブル信号SEをドライブするための電力増加を最小限に抑えることが可能となり、メモリセル電位制御回路SWの追加による余分な消費電力増加を抑えることができる。
本実施の形態に係る半導体装置が、図3に示したVL線がNMOS24a,24bのソースとのみ接続される構成をとる場合、VL線の電位が上昇すると基板−ソース間にも電位差が生じ、基板バイアス効果によりNMOS24a,24bの閾値Vthが高くなる。そのため、図3の構成をとる半導体装置では、NMOS24a,24bの電流駆動能力が図2の構成をとる半導体装置に比べて低下し、ビット線対BL,/BLの電位の降下をより抑えることが可能となる。
また、図3の構成をとる半導体装置では、基板バイアス効果によってNMOS24a,24bの閾値Vthが高くなるので、読み出しを行っていないメモリセル1でのリーク電流を低減することもでき、より低消費電力化することが可能となる。
さらに、図3の構成をとる半導体装置では、NMOS24a,24bの基板(Pウエル)がGNDの電位に固定したままで良いので、他のGND線と共通に接続することができ、トリプルウエル化する必要がなくなる。そのため、図3の構成をとる半導体装置では、マスク枚数が1枚減らせることが可能となるので、製造コスト的に有利となる。
なお、本実施の形態では、VL線をメモリセル1の列毎に独立して配線している例を示したが、本発明はこれに限られず、複数列に跨ってVL線を共通に接続する構成であっても良い。また、半導体装置に含まれるメモリセル1の全部が、共通のVL線と接続される構成であっても良い。さらに、本発明は、各々メモリセルに独立してVL線を接続する構成であっても良い。
さらに、本実施の形態に係る半導体装置はSRAMに限らず、マルチポートメモリやROM等でも良い。以下に、マルチポートメモリにおけるメモリセルの回路図を図6に、ROMにおけるメモリセルの回路図を図7に示す。なお、マルチポートメモリ及びROMにおいて、メモリセル以外の構成は図1に示したSRAMのものとほぼ同じであり、タイミングチャートも図5に示したSRAMのものとほぼ同じであるため、詳細な説明は省略する。
まず、図6に示すマルチポートメモリを構成するメモリセル1は、6トランジスタ、1ポートの構成である。そして、読み出し用ビット線RBLとVL線との間にNMOS61、62が接続され、NMOS61のゲート端子は読み出し用ワード線RWLに接続されている。また、NMOS62のゲート端子はインバータ63,64と接続されている。さらに、インバータ63,64と書き込み用ビット線WBLとの間にNMOS65、インバータ63,64と書き込み用ビット線/WBLとの間にNMOS66が設けられている。なお、NMOS65、66のゲート端子は、書き込み用ワード線WWLに接続されている。
図7に示すROMを構成するメモリセル1では、ゲート端子がワード線WLに接続され、一方の端子がビット線BLに接続されたNMOS71が設けられている。さらに、NMOS71の他方の端子に接続されたNMOS72が設けられている。NMOS72の端子は、一方がNMOS71に他方がVL線にそれぞれ接続されている。そして、ROMコードに応じてNMOS72は、ゲート端子を所定の電位に接続し”H”固定することで”0”のデータを保持し、ゲート端子をGNDに接続し”L”固定にすることで”1”データを保持する。
なお、図23に、図1で示した半導体装置の記憶部の実レイアウトイメージを示す。図23に示す実レイアウトイメージでは、行列状にメモリセル1が並んでいる様子が示されている。そして、図23では、メモリセル1が並んでいる領域の左側の領域に行デコーダ2が設けられ、さらに、メモリセル1が並んでいる領域の下側の領域に書き込みトライバ7やセンスアンプ回路8等が設けられている。また、図1で示したメモリセル電位制御回路SWは、メモリセル1の列毎に設ける必要性から、図23に示す実レイアウトイメージ上、センスアンプ回路8等の領域又はメモリセル1が並んでいる領域の上側の領域のいずれかに設けられる。ただ、メモリセル電位制御回路SWは、上述したようにセンスアンプ回路8からの信号により制御されているので、センスアンプ回路8からの配線を考慮すると、センスアンプ回路8等の領域にメモリセル電位制御回路SWを設ける方が望ましい。なお、メモリセル電位制御回路SWによるメモリセル1の制御は、列方向で行われる。図23では、制御方向を一点鎖線で示している。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態1では、列デコーダ6の選択の有無にかかわらず、全ての列のメモリセル電位制御回路SWが同じ動作を行っていた。本実施の形態では、読み出しが行われるメモリセル1と読み出しが行われないメモリセル1とで、メモリセル電位制御回路SWが異なる制御を行う。
図8に、本実施の形態に係る半導体装置の構成図を示す。図8に示す構成図は、図1に示す構成図と基本的に同じで有り、本実施の形態においてもSRAMについて説明する。まず、図8に示す半導体装置は、行列状に配置されたメモリセル1を有し、メモリセル1はワード線WL及びビット線対BL,/BLと接続されている。また、図8に示す半導体装置は、ワード線WLが行デコーダ2と接続され、行デコーダ2は制御回路3と接続されている。ビット線対BL,/BLは、一方がプリチャージ回路4と、他方がカラム選択回路5とそれぞれ接続している。
また、本実施の形態においても、ローカル電源線VLによりメモリセル1と接続されるメモリセル電位制御回路SWが設けられている。しかし、本実施の形態では、メモリセル電位制御回路SWが、センスアンプ回路の活性信号であるセンスイネーブル信号SE及び列デコーダ6からのカラム選択信号CSに基づきメモリセル1の電位を制御している。このため、実施の形態1では、VL線が全てのメモリセル1に対して共通に接続されていても問題なかったが、本実施の形態では、VL線は列単位、もしくは複数の列単位で独立して配線される必要がある。
図9(a)に、本実施の形態に係るメモリセル電位制御回路SWの回路図を示す。 図9(a)に示すメモリセル電位制御回路SWでも、VL線をGNDから遮断又は導通させる制御を行うNMOS41を設けている。また、VL線がGNDと遮断された時(NMOS41がOFF時)に、VL線の電位が上昇しすぎないようにクランプするダイオード接続したNMOS42を追加している。NMOS42は、閾値電圧Vthが約0.4Vだとすると、通常動作ではVL線の電位は0.4V程度までしか上がらなくなるため、メモリセル1の保持データを破壊されるのを防止する役目がある。
図9(a)に示すメモリセル電位制御回路SWが、図4(a)に示すメモリセル電位制御回路SWと異なる点は、NMOS41のゲート端子に入力される信号が、センスイネーブル信号SEとカラム選択信号CSの論理演算されている点である。具体的に、図9(a)では、NORゲート91とインバータ92とが設けられ、センスイネーブル信号SEがNORゲート91の一方に入力され、インバータ92で反転されたカラム選択信号CSがNORゲート91の他方に入力され、NORゲート91の出力がNMOS41のゲート端子に入力されている。
次に、図9(b)は、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”L”(ディスエーブル及び非選択状態)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。次に、センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)でカラム選択信号CSが”L”(非選択状態)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
次に、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)でカラム選択信号CSが”H”(選択状態)の場合、NMOS41はON状態となり、VL線はGNDに接続されるためその電位が0Vとなる。次に、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”H”(イネーブル及び選択状態)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の読み出し動作について簡単に説明する。図10に、本実施の形態に係る半導体装置のタイミングチャートを示す。基本的に、図5で示した実施の形態1のタイミングチャートと同じであり、メモリセル1へのアクセスが始まるまでの初期状態(クロックCLKが立ち上がる前)は、プリチャージ状態であり、ビット線対BL,/BL及びIO線,/IO線をVDD電位にプリチャージされている。
プリチャージ状態において、センスイネーブル信号SEは”L”レベルであるが、カラム選択信号CSは列により異なるため、メモリセル電位制御回路SWの状態も異なることになる。具体的に、列デコーダ6により選択されていない列(非選択列)では、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”L”となり、図9(b)に示したようにVL線の電位はGNDと遮断され浮いている(0.4V程度)。一方、列デコーダ6により選択されている列(選択列)では、センスイネーブル信号SEが”L”でカラム選択信号CSが”H”となり、図9(b)に示したようにVL線の電位はGNDの0Vとなる。
次に、メモリセル1へのアクセスが始まり、クロックCLKが”L”レベルから”H”レベルになり、読み出しサイクル1が始まる。まず、プリチャージ信号PCが”L”レベルから”H”レベルになり、行デコーダ2及び列デコーダ6によって読み出す所望のメモリセル1が選択され、ワード線WLが活性化されて”L”レベルから”H”レベルになる。ワード線WLが立ち上がると、メモリセル1に保持されているデータによって、ビット線対BL,/BLの一方の電位が徐々に下がってくる。
しかし、非選択列においては、メモリセル電位制御回路SWによりVL線の電位はGNDと遮断され浮いているので、実施の形態1で説明したようにビット線対BL,/BLの電位の変化が緩和される。一方、選択列においては、実施の形態1と同様、タイミングAまではVL線の電位がGNDなので、ビット線対BL,/BLの一方の電位が徐々に下がり、タイミングAからタイミングBまでの間は、センスイネーブル信号SEが”H”となりVL線の電位はGNDと遮断され浮くので、ビット線対BL,/BLの電位の変化が緩和される。
図10に示すように、非選択列におけるビット線対BL,/BLの電位は、ワード線WLが活性化された時点からその変化が緩和され、選択列におけるビット線対BL,/BLの電位はタイミングAからその変化が緩和されている。図10からも分かるように、非選択列におけるビット線対BL,/BLの電位の変化は、選択列におけるビット線対BL,/BLの電位の変化より小さくなるので、実施の形態1に比べさらに低消費電力化を図ることができる。
その後、ワード線WLが”L”レベルとなり非活性化され、プリチャージ信号PCも”L”レベルとなる。プリチャージ回路4は、”L”レベルのプリチャージ信号PCを受け、ビット線対BL,/BL及びIO線,/IO線を再びVDD電位にプリチャージする。また、メモリセル電位制御回路SWが”L”レベルのセンスイネーブル信号SEを受け、選択列のVL線がGNDに接続され、非選択列のVL線がGNDから遮断される。そして、クロックCLKが再び”L”レベルから”H”レベルになるとことで、次の読み出しサイクル2が開始される。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置は、上記に説明した構成をとることにより、実施の形態1とまた同様の効果を奏すると共に、さらに、非選択列のビット線対BL,/BLの電位の変化をワード線WLの活性化時点から緩和させることができるため、実施の形態1の場合に比べてさらに低消費電力化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る半導体装置は、非選択列のVL線の電位をGNDから遮断して浮かせることにより、非選択列のメモリセル1からのリークを低減することができる効果がある。なお、本実施の形態に係る半導体装置は、SRAMにアクセスするか否かを制御するチップイネーブル信号を省略して説明したが、チップイネーブル信号がディスエーブル状態(アクセスしない状態)時には、全てのカラム選択信号CSが”L”レベル(非選択状態)とすることで、全てのVL線の電位を0.4V程度近くまで上げることができる。これにより、待機時におけるスタンバイリーク電流をさらに低減することができるのはいうまでもない。さらに、本実施の形態に係る半導体装置はSRAMに限らず、マルチポートメモリやROM等でも良い。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。本実施の形態に係る半導体装置は、実施の形態1で説明した図2又は図3に示すメモリセル1の回路を図11又は図12に示すメモリセル1の回路に置き換えた構成である。図11に示すメモリセル1では、データを記憶するインバータラッチを構成するインバータ21a,21bと、ワード線WLがゲートに接続されたNMOS22a,22bを含んでいる。NMOS22aは、ビット線/BLとインバータ21aとを接続し、NMOS22bは、ビット線BLとインバータ21bとを接続している。
インバータ21aは、VL線とノードNaとの間に接続されたPMOS23aと、ノードNaとGNDとの間に接続されたNMOS24aを含む。インバータ21bは、VL線とノードNbとの間に接続されたPMOS23bと、ノードNbとGNDとの間に接続されたNMOS24bを含む。
PMOS23aとNMOS24aのゲートは共にノードNbと接続され、PMOS23bとNMOS24bのゲートは共にノードNaと接続されている。また、PMOS23a,23bの基板は、VL線に接続されている。NMOS24a,24bの基板は、GNDに接続されている。
図12に、図11で示したメモリセル1の変形例を示す。図12に示すメモリセル1でも、インバータ21a,21bと、NMOS22a,22bとを含む。そして、インバータ21a,21bは、PMOS23a,23bとNMOS24a,24bを含んでいる。しかし、図12に示すメモリセル1は、図11に示すメモリセル1と異なりPMOS23a,23bの基板が電源電圧VDDに接続されている。
上記のように、本実施の形態においてPMOS23a,23bのソース電位線(Nウエル基板電位線)がVL線と接続している点が、実施の形態1においてNMOS24a,24bのソース電位線(Pウエル基板電位線)がVL線と接続している点と異なる。
図11及び図12に示したように、PMOS23a,23bのソース電位線がVL線と接続しているため、メモリセル電位制御回路SWの構成も実施の形態1で示した図4(a)とは異なる。図13(a)に、本実施の形態に係るメモリセル電位制御回路SWの回路図を示す。図13(a)に示すメモリセル電位制御回路SWは、センスイネーブル信号SEによってVL線を電源電圧VDDから遮断又は導通させる制御を行うPMOS131を設けている。また、VL線が電源電圧VDDと遮断された時(PMOS131がOFF時)に、VL線の電位が低下しすぎないようにクランプするダイオード接続したPMOS132を追加している。PMOS132は、電源電圧VDDが1.2Vで閾値電圧Vthが約0.4Vだとすると、通常動作ではVL線の電位は0.8V程度までしか下がらなくなるため、メモリセル1の保持データを破壊されるのを防止する役目がある。
図13(b)は、センスイネーブル信号SEに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)の場合、PMOS131はON状態となり、VL線は電源電圧VDDに接続されるためその電位が1.2Vとなる。センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)の場合、PMOS131はOFF状態となり、VL線は電源電圧VDDから遮断されるとともにPMOS132の影響によりその電位が低くても0.8V程度になる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の読み出し動作について簡単に説明する。図14に、本実施の形態に係る半導体装置のタイミングチャートを示す。図14に示すタイミングチャートは、VL線の電位の振る舞いが異なる点以外、実施の形態1のタイミングチャート(図5)と基本的に同じである。そのため、以下では異なる点のみ説明し、それ以外の点については説明を省略する。
まず、センスイネーブル信号SEが、タイミングAで”L”レベルから”H”レベルに変化すると、メモリセル電位制御回路SW内のPMOS131がOFF状態となる。PMOS131がOFF状態となると、ビット線対BL,/BLとのカップリング容量やリーク電流によって、VL線の電位が図14に示すように電源電圧VDDの電位(1.2V)から徐々に降下し始める。そのため、メモリセル1のPMOS23a,23bのゲート−ソース間電圧が下がってくるため、ビット線対BL,/BLの電位の変化を緩和できる。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置においても、ビット線対BL,/BLの電位の変化を緩和することができるので低消費電力化の効果がある。さらに、本実施の形態に係る半導体装置では、メモリセル1のレイアウト面積を増加させることなくVL線を設けることができる。具体的に、図15に示す半導体装置のレイアウト平面図に基づいて以下に説明する。
まず、図15に示す半導体装置のレイアウトには、電源電圧VDDの配線、ビット線対BL,/BL及びGNDの配線が図示されている。そして、1ビットのメモリセル1を構成する部分は、図15の破線で囲まれる部分として示されている。この破線部分は、Pウェル領域−Nウェル領域−Pウェル領域を跨ぐように形成されている。そのため、実施の形態1のようにメモリセル1のNMOS22,24毎にVL線を接続する場合には、両側のPウェル領域にVL線を配線する必要があり、各メモリセル1に対してVL線2本分の配線領域を確保する必要がある。その結果、メモリセル1のレイアウト面積を増加させる必要があった。
しかし、本実施の形態のようにPMOS23にVL線を接続する場合、Nウェル領域にのみVL線を配線すれば良く、各メモリセル1に対してVL線1本分の配線領域を確保すれば良い。そのため、本実施の形態のVL線を配線するために、あえてメモリセル1のレイアウト面積を増加させる必要がない。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について説明する。本実施の形態に係る半導体装置は、実施の形態2で説明した構成に、図11又は図12に示すメモリセル1の回路を用いた例である。そのため、本実施の形態では、実施の形態2に係るメモリセル電位制御回路SW(図9(a))に替えて、図16(a)に示すメモリセル電位制御回路SWを用いる。
図16(a)に示すメモリセル電位制御回路SWは、図13(a)に示すPMOS131のゲート端子に、センスイネーブル信号SEとカラム選択信号CSの論理演算が入力される。具体的に、図16(a)では、NANDゲート161とインバータ162とが設けられ、インバータ162で反転されたセンスイネーブル信号SEがNANDゲート161の一方に入力され、カラム選択信号CSがNANDゲート161の他方に入力され、NANDゲート161の出力がPMOS131のゲート端子に入力されている。
次に、図16(b)は、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”L”(ディスエーブル及び非選択状態)の場合、PMOS131はOFF状態となり、VL線は電源電圧VDDから遮断されるとともにPMOS132の影響によりその電位が低くても0.8V程度になる。次に、センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)でカラム選択信号CSが”L”(非選択状態)の場合、PMOS131はOFF状態となり、VL線は電源電圧VDDから遮断されるとともにPMOS132の影響によりその電位が低くても0.8V程度になる。
次に、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)でカラム選択信号CSが”H”(選択状態)の場合、PMOS41はON状態となり、VL線は電源電圧VDDに接続されるためその電位が1.2Vとなる。次に、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”H”(イネーブル及び選択状態)の場合、PMOS131はOFF状態となり、VL線は電源電圧VDDから遮断されるとともにPMOS132の影響によりその電位が低くても0.8V程度になる。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置は、実施の形態2及び実施の形態3に記載された効果と同様の効果を奏する。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について以下に説明する。本実施の形態に係る半導体装置は、実施の形態1乃至実施の形態4で述べたメモリセル1に替えて図17に示すメモリセル1を用いる。図17に示すメモリセル1の回路構成は、図2や図3に示した回路構成と異なり、NMOS24a,24bのソース電位をGNDに固定し、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位がVL線を介して接続されたメモリセル電位制御回路SWにより制御できるように構成されている。なお、半導体装置の全体の構成図は、図1と同じであるため、詳細な説明は省略する。
図17に示したVL線は、メモリセル電位制御回路SWと接続され、センスイネーブル信号に基づくNMOS22a,22b,24a,24bの基板電位を供給する。本実施の形態に係るメモリセル電位制御回路SWを図18に示す。図18に示すメモリセル電位制御回路SWでは、センスイネーブル信号SEによってVL線をGNDから遮断又は導通させる制御を行うNMOS41を設けている。また、VL線がGNDと遮断された時(NMOS41がOFF時)に、GNDより低い電位の電源VM2に接続するNMOS181を追加している。ここで、電源VM2の電位は、例えば−0.4V程度とする。
図18に示すモリセル電位制御回路SWは、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)の場合、NMOS41はON状態となり、VL線はGNDに接続されるためその電位が0Vとなる。センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS181はON状態となり、VL線は電源VM2に接続される。そのため、VL線の電位は、−0.4V程度となる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置のタイミングチャートを図19に示す。以下、図19のタイミングチャートに基づいて本実施の形態に係る半導体装置の動作について説明する。なお、図19のタイミングチャートでは、図5のタイミングチャートと同じ信号については一部図示を省略している。メモリセル1へのアクセスが始まるまでの初期状態(クロックCLKが立ち上がる前)は、プリチャージ状態である。プリチャージ状態において、センスイネーブル信号SEは”L”レベルであるため、VL線の電位は0Vとなっている。そのため、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位は0Vとになり、ソース電位と同電位となる。
メモリセル1へのアクセスが始まり、クロックCLKが”L”レベルから”H”レベルになり、読み出しサイクル1が始まる。まず、プリチャージ信号PC(図示せず)が”L”レベルから”H”レベルになり、行デコーダ2及び列デコーダ6によって読み出す所望のメモリセル1が選択され、ワード線WLが活性化されて”L”レベルから”H”レベルになる。ワード線WLが立ち上がると、メモリセル1に保持されているデータによって、ビット線対BL,/BLの一方の電位が徐々に下がってくる(図示せず)。それと共に、列デコーダ6で選択されたビット線対BL,/BLとカラム選択回路を介して接続されたIO線対の一方の電位も同様に下がってくる(図示せず)。
IO線対(ビット線対BL,/BL)の一方の電位が下がり、IO線と/IO線との電位差が十分得られるタイミングAに、センスアンプ回路8は、センスイネーブル信号SEの立ち上がり信号を受けてIO線対の電位差を増幅して読み出す。そして、センスアンプ回路8は、読み出したIO線対の電位差から、読み出したメモリセル1のデータが”1”であるか”0”であるかを判定する。
本実施の形態では、タイミングAにおいて、メモリセル電位制御回路SWが”H”レベルのセンスイネーブル信号SEを受け、NMOS41をOFF状態にして、VL線をGNDから遮断する。そして、NMOS181は、”H”レベルのセンスイネーブル信号SEによりON状態となりVL線が電源VM2と接続される。そのため、VL線の電位は、図19に示すように0Vから徐々に下がり、電源VM2の電位(例えば−0.4V)になる。その後、センスイネーブル信号SEが”L”レベルになり、NMOS181がOFF状態、NMOS41がON状態になり、VL線の電位は0Vに復帰する。
VL線の電位がタイミングA以降に下がることにより、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位も下がることになる。そのため、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位がソース電位よりも低くなるリバースバイアス状態となる。NMOS22a,22b,24a,24bがリバースバイアス状態となると、基板バイアス効果によりNMOS22a,22b,24a,24bの閾値Vthが高くなり、NMOS22a,22b,24a,24bの電流駆動能力が低下する。そのため、本実施の形態に係る半導体装置では、タイミングA以降にメモリセル1での電流が小さくなりビット線対BL,/BLの電位の変化を緩和することができ低消費電力化が可能となる。
なお、本実施の形態では、図17に示すようにVL線がNMOS22a,22b,24a,24bの基板に接続される構成であったが、本発明はこれに限られず、NMOS22a,22b、又はNMOS24a,24bのどちらか一方の基板とVL線が接続される構成であっても良い。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6について以下に説明する。本実施の形態では、実施の形態5のメモリセル電位制御回路SWに替えて、図20に示すメモリセル電位制御回路SWを用いる構成である。なお、本実施の形態においても、メモリセル1は図17に示す回路構成であり、NMOS22a,22b,24a,24bのソース電位がGNDに固定され、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位がVL線により制御されている。全体の回路構成は、図1に示した構成と同じであるため詳細な説明は省略する。
図20に示すメモリセル電位制御回路SWでは、センスイネーブル信号SEによってVL線をGNDより高い電位の電源VM3から遮断又は導通させる制御を行うNMOS201を設けている。また、VL線が電源VM3と遮断された時(NMOS201がOFF時)に、GNDと接続するNMOS202を追加している。ここで、電源VM3の電位は、例えば0.4V程度とする。
図20に示すモリセル電位制御回路SWは、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)の場合、NMOS201はON状態となり、VL線は電源VM3に接続されるためその電位が0.4V程度となる。センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)の場合、NMOS201はOFF状態となり、VL線は電源VM3から遮断されるとともにNMOS202はON状態となり、VL線はGNDに接続される。そのため、VL線の電位は、0Vとなる。
次に、本実施の形態に係る半導体装置のタイミングチャートを図21に示す。なお、図21に示すタイミングチャートでは、実施の形態5で示した図19のタイミングチャートと異なるVL線の電位の変化のみ示されている。以下、図21のタイミングチャートに基づいて本実施の形態に係る半導体装置の動作について説明する。
本実施の形態では、プリチャージ状態において、センスイネーブル信号SEは”L”レベルであるため、VL線の電位は電源VM3の電位(例えば0.4V)となっている。そのため、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位は、ソース電位よりも高く、フォワードバイアス状態である。
その後、本実施の形態では、タイミングAにおいて、メモリセル電位制御回路SWが”H”レベルのセンスイネーブル信号SEを受け、NMOS201をOFF状態にして、VL線を電源VM3から遮断する。そして、NMOS202は、”H”レベルのセンスイネーブル信号SEによりON状態となりVL線がGNDと接続される。そのため、VL線の電位は、図21に示すように電源VM3の電位(例えば0.4V)から徐々に下がり、GNDになる。その後、センスイネーブル信号SEが”L”レベルになり、NMOS202がOFF状態、NMOS201がON状態になり、VL線の電位は電源VM3の電位(例えば0.4V)に復帰する。
本実施の形態では、タイミングA以前においてフォワードバイアス状態であるため、基板バイアス効果によりNMOS22a,22b,24a,24bの閾値Vthが低くなり、NMOS22a,22b,24a,24bの電流駆動能力が高くなる。そのため、本実施の形態に係る半導体装置では、電流駆動能力が高い状態において、センスアンプ回路8での読み出し動作を行い。タイミングA以降に、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位をソース電位と同電位に戻し、電流駆動能力を低い状態に戻す。これにより、本実施の形態では、メモリセル1での電流がタイミングA以前に比べて小さくなりビット線対BL,/BLの電位の変化を緩和することができ低消費電力化が可能となる。
なお、本実施の形態でも、図17に示すようにVL線がNMOS22a,22b,24a,24bの基板に接続される構成であったが、本発明はこれに限られず、NMOS22a,22b、又はNMOS24a,24bのどちらか一方の基板とVL線が接続される構成であっても良い。
(実施の形態7)
次に、実施の形態7について以下に説明する。上記で説明した実施の形態1〜6では、基本的にバルクのシリコン基板を用いた場合について説明を行ったが、本発明はこれに限られず、例えばSOI(Silicon On Insulator)基板に実施の形態1〜6を適用することができる。図22に、SOI基板を用いた場合の半導体装置の断面図を示す。図22に示す半導体装置では、支持基板であるSi基板221に埋め込み絶縁層222を介して半導体層223が形成されている。図22に示す半導体層223には、素子分離224を隔ててPMOS225とNMOS226とが設けられている。なお、実施の形態1〜6で説明した回路構成は、半導体層223に形成されることになる。
以上のように、SOI基板に実施の形態1〜6の回路を形成することで、PMOS225やNMOS226の拡散層とSi基板221との間に生じる容量(接合容量)が低減できるので、信号線の寄生容量を低減することができる。例えば、SOI基板を用いることで、実施の形態1〜6で示したビット線対BL,/BL、VL線の容量も低減することができるので、更なる低消費電力化と高速化を図ることができる。
(実施の形態8)
図24に、本実施の形態に係る半導体装置のブロック図を示す。図24では、中央演算処理部であるCPU部と、当該CPU部と複数の配線で接続された記憶部とで構成された半導体装置を示している。当該記憶部は、例えば図1又は図8に示した回路構成を有している。さらに、本実施の形態に係る半導体装置では、記憶部を制御するための記憶部選択信号ASが、CPU部から記憶部に供給されている。具体的に、当該記憶部選択信号ASは、記憶部のメモリセル電位制御回路SWに供給され、ビット線対BL,/BLの電位変化を緩和させる制御に用いられている。なお、図24のブロック図は例示であり、本発明では他の構成であっても良い。
次に、記憶部選択信号ASを用いて、ビット線対BL,/BLの電位変化を緩和させる構成について説明する。まず、記憶部の構成は、メモリセル電位制御回路SWに記憶部選択信号ASが新たに供給される点以外、基本的に図1又は図8と同じであるため、詳細な説明は省略する。そこで、以下においては、メモリセル電位制御回路SWの構成について説明する。
まず、図25(a)に、メモリセル電位制御回路SWの回路図を示す。図25(a)では、図4(a)に示したメモリセル電位制御回路SWと同様、VL線をGNDから遮断又は導通させるNMOS41を設けている。ただ、図4(a)では、NMOS41のゲート電極に入力される信号がインバータを介したセンスイネーブル信号SEのみであったが、図25(a)では、NMOS41のゲート電極に入力される信号が、インバータを介したセンスイネーブル信号SEと、記憶部選択信号ASとのNAND信号である。つまり、NMOS41のゲート電極には、NAND回路801が設けられ、このNAND回路801にインバータ802を介したセンスイネーブル信号SEと、記憶部選択信号ASとが入力されている。
また、図25(a)に示すメモリセル電位制御回路SWでも、図4(a)と同様、VL線がGNDと遮断された時(NMOS41がOFF時)に、VL線の電位が上昇しすぎないようにクランプする、ダイオード接続したNMOS42を追加している。NMOS42は、閾値電圧Vthが約0.4Vだとすると、通常動作ではVL線の電位は0.4V程度までしか上がらなくなるため、メモリセル1の保持データを破壊されるのを防止する役目がある。
図25(b)は、記憶部選択信号AS及びセンスイネーブル信号SEに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、記憶部選択信号ASが”H”(記憶部が選択状態)のときは、図4(b)の状態と同じになり、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)の場合、NMOS41はON状態となり、VL線はGNDに接続されるためその電位が0Vとなる。また、センスイネーブル信号SEが”H”(イネーブル)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
一方、記憶部選択信号ASが”L”(記憶部が非選択状態)のときは、センスイネーブル信号SEが”L”、”H”にかかわらず、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
さらに、図26(a)に、本実施の形態に係る別のメモリセル電位制御回路SWの回路図を示す。図26(a)に示すメモリセル電位制御回路SWでも、VL線をGNDから遮断又は導通させる制御を行うNMOS41を設けている。また、VL線がGNDと遮断された時(NMOS41がOFF時)に、VL線の電位が上昇しすぎないようにクランプする、ダイオード接続したNMOS42を追加している。
図26(a)に示すメモリセル電位制御回路SWが、図25(a)に示すメモリセル電位制御回路SWと異なる点は、NMOS41のゲート端子に入力される信号が、カラム選択信号CSをさらに追加したNAND信号である点である。具体的に、図26(a)では、NANDゲート801に、記憶部選択信号AS及びカラム選択信号CS、インバータ802で反転されたセンスイネーブル信号SEが入力される。NANDゲート801の出力は、インバータ803で反転されNMOS41のゲート端子に入力される。
次に、図26(b)は、記憶部選択信号AS及びセンスイネーブル信号SE、カラム選択信号CSに基づくメモリセル電位制御回路SWの状態を表している。まず、記憶部選択信号ASが”H”(記憶部が選択状態)で、カラム選択信号CSが”L”(非選択状態)の場合は、センスイネーブル信号SEが”L”(非選択状態)”、H”(イネーブル)にかかわらずNMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
次に、記憶部選択信号ASが”H”(記憶部が選択状態)、センスイネーブル信号SEが”L”(ディスエーブル)、カラム選択信号CSが”H”(選択状態)の場合、NMOS41はON状態となり、VL線はGNDに接続されるためその電位が0Vとなる。また、記憶部選択信号ASが”H”(記憶部が選択状態)、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSが”H”(イネーブル及び選択状態)の場合、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
次に、記憶部選択信号ASが”L”(記憶部が非選択状態)の場合、センスイネーブル信号SE及びカラム選択信号CSの状態にかかわらず、NMOS41はOFF状態となり、VL線はGNDから遮断されるとともにNMOS42の影響によりその電位が高くても0.4V程度になる。
メモリセル電位制御回路SWに、図25(a)や図26(a)を用いた場合の記憶部の動作は、基本的に実施の形態1や実施の形態2で説明した動作と同じである。つまり、図25(a)や図26(a)を用いた場合の記憶部のタイミングチャートも、図5や図10のようになる。ただ、記憶部選択信号ASが”L”(記憶部が非選択状態)の場合は、図10に示すタイミングチャートの非選択列の場合と同じになる。つまり、記憶部が非選択状態におけるビット線対BL,/BLの電位が、ワード線WLが活性化された時点からその変化が緩和される。そのため、本実施の形態に係る半導体装置では、記憶部が非選択状態の場合にも低消費電力化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、記憶部選択信号ASがメモリセル電位制御回路SWのみに供給されているが、本発明はこれに限られず、行デコーダ2や列デコーダ6にも供給して制御信号として利用することもできる。
また、本実施の形態では、図24に示すようにCPU部から記憶部に記憶部選択信号ASを直接供給する構成であるが、本発明はこれに限られず、図27に示す回路構成で記憶部選択信号ASを記憶部に供給しても良い。図27に示す回路構成では、4つの記憶部821〜824に対して記憶部選択信号ASをそれぞれ供給できるように、デコーダ825と4つのAND回路826〜829が設けられている。CPU部(図示せず)から記憶部選択アドレスがデコーダ825に供給されると、デコーダ825からAND回路826〜829のそれぞれに信号が出力される。AND回路826〜829では、当該信号とCPU部(図示せず)からのチップイネーブル信号CEとのAND演算を行い、その出力を記憶部選択信号ASとして記憶部821〜824に供給している。
以上のように、本実施の形態に係る半導体装置は、CPU部から記憶部に供給される記憶部選択信号ASが非選択状態”L”(記憶部がスタンバイ状態)の場合も、緩和手段が、ビット線対BL,/BLの電位変化を緩和させるので、より低消費電力化を図ることができる。
(実施の形態9)
図28に、本実施の形態に係る半導体装置のレイアウト平面図を示す。また、図29に、図28で示した半導体装置のI−I面での断面図を示す。なお、本実施の形態に係る半導体装置は、Fullトレンチ(FT)とPartialトレンチ(PT)とを混在させたHybrid型のSOI構造を採用している。
まず、図28に示すように、本実施の形態に係る半導体装置は、行方向にNMOSトランジスタが形成されるP型領域(以下、単にP型領域ともいう)−PMOSトランジスタが形成されるN型領域(以下、単にN型領域ともいう)−NMOSトランジスタが形成されるP型領域の順で配置され、列方向に沿ってP型領域、N型領域が延設されている構成である。そして、図28及び図29に示すように、P型領域とN型領域との間は、Fullトレンチ(FT)により分離され、それぞれの領域内は、Partialトレンチ(PT)を用いて素子分離が行われている。なお、図29に示すように、Fullトレンチ(FT)は、Si基板901上の埋め込み絶縁層902まで達するようにトレンチが形成されている。一方、Partialトレンチ(PT)は、埋め込み絶縁層902まで達しないようにトレンチが形成されている。
また、図28に示すレイアウトでは、拡散領域905と、半導体装置の第1層目であるゲート配線903及びコンタクトホール904とが図示されている。そして、1ビットのメモリセル1を構成する部分が、破線で囲まれた部分として図28に示されている。この破線で囲まれた部分は、P型領域−N型領域−P型領域を跨ぐように形成されている。さらに、破線で囲まれた部分は、図28の上下方向でミラー対称の構成となっている。なお、図示しないが、本実施の形態に係る半導体装置では、第1層目の上にGND配線や電源電圧VDDの配線、ビット線対BL,/BLなどがさらに積層される。
次に、本実施の形態に係る半導体装置では、図29から分かるように、P型領域とN型領域とがFullトレンチ(FT)により、電気的に完全に分離されている。しかし、P型領域及びN型領域のそれぞれの領域内では、Fullトレンチ(FT)を設けず、Partialトレンチ(PT)のみで構成されている。そのため、P型領域の領域内は、P型領域が列方向で電気的に繋がっており、またN型領域の領域内も、N型領域が列方向で電気的に繋がっている。
図30は、図28で示した半導体装置のII−II面での断面図である。図30では、P+の拡散領域905を有するPMOS構造が図示されているが、本実施の形態に係る半導体装置では、図30に示す構造が左右に連続して形成されている。図30では、Partialトレンチ(PT)が図示されていないが、図28に示すようにN型領域内には、Partialトレンチ(PT)が設けられている。そのため、図28に示すA地点のN型領域とB地点のN型領域とはPartialトレンチ(PT)下で繋がっている。つまり、N型領域が列方向で繋がっているので、N型領域の電位を列単位で制御することが可能となる。同様に、P型領域も列方向で繋がっているので、P型領域の電位を列単位で制御することも可能となる。
つまり、図17等で示したメモリセル1に、本実施の形態で説明したHybrid型のSOI構造を採用すれば、NMOS22a,22b,24a,24bの基板電位を列単位で容易に制御することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成図である。 本発明の実施の形態1に係るメモリセルの回路図である。 本発明の実施の形態1に係るメモリセルの回路図である。 本発明の実施の形態1に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係るマルチポートメモリの回路図である。 本発明の実施の形態1に係るROMの回路図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構成図である。 本発明の実施の形態2に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係るメモリセルの回路図である。 本発明の実施の形態3に係るメモリセルの回路図である。 本発明の実施の形態3に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置のレイアウト平面図である。 本発明の実施の形態4に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態5に係るメモリセルの回路図である。 本発明の実施の形態5に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体装置のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態6に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体装置のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態7に係る半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の実レイアウトイメージ図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体装置のブロック図である。 本発明の実施の形態8に係るメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態8に係る別のメモリセル電位制御回路の回路図である。 本発明の実施の形態8に係る記憶部選択信号を供給する回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体装置の平面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体装置の断面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体装置の別の断面図である。
符号の説明
1 メモリセル、2 行デコーダ、3 制御回路、4 プリチャージ回路、5 カラム選択回路、6 列デコーダ、7 書き込みドライバ、8 センスアンプ回路、21,63,64 インバータ、22,24,41,42,61,62,65,66,71,72,181,201,202 NチャネルMOSトランジスタ、23,131,132 PチャネルMOSトランジスタ、91 NORゲート、92 インバータ、221 Si基板、222 埋め込み絶縁層、223 半導体層、224 素子分離、225 PMOS、226 NMOS、801 NAND回路、802,803 インバータ、821〜824 記憶部、825 デコーダ、826〜829 AND回路、901 Si基板、902 埋め込み絶縁層、903 ゲート配線、904 コンタクトホール、905 拡散領域。

Claims (12)

  1. リフレッシュ動作が不要な記憶部を有する半導体装置であって、
    行列状に配置され、データを記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路から前記データの読み出しを行う第1の信号線と、
    前記記憶回路と前記第1の信号線との接続を制御する信号を伝達する第2の信号線と、
    前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を検知してデータを読み出し判定するセンスアンプ回路と、
    前記センスアンプ回路が活性している期間、前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を緩和させる緩和手段とを備える半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記記憶回路は、前記データを記憶するインバータラッチを構成する第1のインバータ及び第2のインバータを備え、
    前記緩和手段は、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSのソース端子とGNDとの間に配置され、前記センスアンプ回路の活性信号に基づき前記ソース端子と前記GNDとの接続を制御する電位制御回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記記憶回路は、前記データを記憶するインバータラッチを構成する第1のインバータ及び第2のインバータを備え、
    前記緩和手段は、前記第1及び第2のインバータを構成するPMOSのソース端子と電源との間に配置され、前記センスアンプ回路の活性信号に基づき前記ソース端子と前記電源との接続を制御する電位制御回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記記憶回路は、前記データを記憶するインバータラッチを構成する第1のインバータ及び第2のインバータと、前記第1及び第2のインバータと前記第1の信号線とを接続するトランスファMOSトランジスタとを備え、
    前記緩和手段は、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSの基板電位又は前記トランスファMOSトランジスタの基板電位の少なくとも一方を、前記センスアンプ回路の活性信号に基づき制御する電位制御回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置であって、
    前記電位制御回路は、前記活性信号が前記センスアンプ回路を活性させる期間、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSの基板電位又は前記トランスファMOSトランジスタの基板電位の少なくとも一方を、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSのソース電位より低くなるように制御することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項4に記載の半導体装置であって、
    前記電位制御回路は、前記活性信号が前記センスアンプ回路を活性させる期間、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSの基板電位又は前記トランスファMOSトランジスタの基板電位の少なくとも一方が、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSのソース電位と等しく、それ以外の期間は、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSの基板電位又は前記トランスファMOSトランジスタの基板電位の少なくとも一方が、前記第1及び第2のインバータを構成するNMOSのソース電位より高くなるように制御することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の半導体装置であって、
    前記緩和手段は、読み出しを行っている前記第1の信号線に対してのみ電位変化、もしくは電流変化を緩和させることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の半導体装置は、SOI基板上に形成されることを特徴とする半導体装置。
  9. 行列状に配置された複数のメモリセルと、
    前記メモリセルからの読み出されたデータを伝送する第1の信号線と、
    前記メモリセルと前記第1の信号線との電気的接続を制御する信号を伝達する第2の信号線と、
    読み出し動作時に前記メモリセルから読みだされたデータに基づいて生じる前記第1の信号線の変化を検知しデータ判定を行うセンスアンプ回路と、
    前記メモリセルの所定のノードに接続され、前記読み出し動作時に当該メモリセルから読みだされたデータに基づき生じる前記第1の信号線の変化を前記センスアンプ回路の活性信号に基づき緩和させる電位制御回路とを備える半導体装置。
  10. 行列状に配置され、データを記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路から前記データの読み出しを行う第1の信号線と、
    前記記憶回路と前記第1の信号線との接続を制御する信号を伝達する第2の信号線と、
    前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を検知してデータを読み出し判定するセンスアンプ回路と、
    前記センスアンプ回路が活性している期間、前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を緩和させる緩和手段と、
    を有するリフレッシュ動作の不要な複数の記憶部及び前記記憶部を制御する中央演算処理部を備え、
    前記中央演算処理部から前記記憶部に供給される記憶部選択信号が非選択状態の場合も、前記緩和手段は、前記第1の信号線における電位変化、もしくは電流変化を緩和させることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1乃至請求項7、請求項10のいずれか1つに記載の半導体装置は、前記記憶回路が形成される列方向に、電気的に繋がったP型領域及び電気的に繋がったN型領域を有するSOI基板上に形成されることを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項1乃至請求項8、請求項10、請求項11のいずれか1つに記載の半導体装置であって、
    前記緩和手段は、前記記憶回路が形成される領域近傍で、且つ前記記憶回路が形成される列方向の上に形成されることを特徴とする半導体装置。
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