JP2010015614A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010015614A
JP2010015614A JP2008172142A JP2008172142A JP2010015614A JP 2010015614 A JP2010015614 A JP 2010015614A JP 2008172142 A JP2008172142 A JP 2008172142A JP 2008172142 A JP2008172142 A JP 2008172142A JP 2010015614 A JP2010015614 A JP 2010015614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sense amplifier
type sense
semiconductor device
latch
mos transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008172142A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Okawa
眞一 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2008172142A priority Critical patent/JP2010015614A/ja
Priority to US12/433,934 priority patent/US20100002528A1/en
Publication of JP2010015614A publication Critical patent/JP2010015614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/02Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store with means for avoiding parasitic signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/04Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store with means for avoiding disturbances due to temperature effects
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/08Control thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

【課題】半導体装置内のメモリマクロのセンスアンプにおいて、その特性の経時変化を低減し、設計の信頼性向上と、市場における製品の故障率の低減を達成することができる技術を提供する。
【解決手段】センスアンプ部を、ラッチ型センスアンプ201,202の2段構成とし、精度の必要な初段のラッチ型センスアンプ201に印加される電圧ストレスを低減する。2段目をラッチ型センスアンプ202にすることによって、初段のラッチ型センスアンプ201の増幅出力がある電圧(例えば、50mV)程度に達した時点で、次段のラッチ型センスアンプ202の増幅動作への移行が可能になり、初段のラッチ型センスアンプ201を動作させる時間(ストレスを受ける時間)を極めて短くできる。また、初段のラッチ型センスアンプ201にクランプ回路205を設け、印加されるストレス電圧そのものを低減させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、特にその装置に設けられるメモリに用いられるセンスアンプ回路の構成に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討した技術として、例えば、半導体装置のセンスアンプ回路においては、以下の技術が考えられる。
例えば、SRAM(Static Random Access Memory)においては、メモリセルの選択により、対をなすビット線に読み出された微小電位差を増幅するセンスアンプ回路として、2個の差動増幅回路を並列に並べたカレントミラー型センスアンプ回路がある。
なお、本出願人は、発明した結果に基づき、センスアンプを2段で構成したSRAM、という観点で先行技術調査を行った。その結果、特許文献1〜3が抽出された。特許文献1は、カレントミラー型とラッチ型の2段のセンスアンプ構成により、高速で低消費電力な増幅動作を実現したものである。特許文献2は、2段のカレントミラー型センスアンプで構成し、データ確定後センス動作をオフすることで低消費電力を実現したものである。特許文献3は、カレントミラー型のセンスアンプを2段接続し、高速化を図り、さらに、反転・非反転のラッチを並列に用いることでデータの極性に依存しない構成をとったものである。なお、特許文献1〜3には、それぞれ2段構成のセンスアンプが記載されているが、ラッチ型のセンスアンプを2段で構成したものについての記載はない。
特開2000−3595号公報(図2、図3等) 特開2001−273777号公報(図3等) 特開2001−307488号公報(図1等)
ところで、前記のような半導体装置の技術について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
例えば、90nm世代以降のLSI(Large Scale Integrated circuit)において、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタの特性ばらつきが大きくなりつつある。特にメモリセルは、その世代のプロセスで可能な最小寸法のトランジスタを使用するため、最も特性ばらつきが問題になる部位の一つである。
すでに、90nm世代のメモリセルにおいては、チップ内ばらつきだけでも従来に比べ大きくなってきている。いずれ、32nm世代、22nm世代ともなれば、メモリセルの読み出し電流が、設計電流の1/2〜1/3になるようなばらつきを考慮して設計する必要に迫られる可能性も考えられる。
この時、問題となるのがセンスアンプの感度と精度である。メモリセルの読み出し電流が減ると、センスアンプの入力であるビット線振幅が減る。従来は数十mVのセンスアンプ入力があれば許容できた。しかし、今後、センスアンプ入力は、10mVを切るような値に対しても動作保障することが要求される。なぜなら、メモリセルの読み出し電流が大きくばらつくからである。
設計上10mVの感度を得ることはそれほど困難ではない。センスアンプの動作タイミングに多少の余裕を持たせてやればよい。例えば90nm世代であれば、200ps程度のマージンで、数mVの感度を得ることができる。
しかし、問題は精度である。問題は大きく分けて3つある。第1はビット線に乗る外来ノイズである。これはメモリマクロのレイアウト設計と、メモリマクロ組み込み時のチップアーキテクチャの問題である。
なお、ここでメモリマクロとは、メモリ動作を行う単位であり、メモリセルがアレイ状に配列されたメモリセルアレイ、アドレス信号に基づいてメモリセルを選択するアドレスデコーダー、メモリセルから読み出されるデータを増幅するセンスアンプ、メモリセルにデータを書き込む書き込みドライバ等が設けられている。
一般にマイコンやシステムLSIチップ等には複数のメモリマクロが分散して設けられている。
なお、メモリ専用チップは、チップ全体で1つのメモリマクロに相当する。
以後、メモリマクロについては、特に断りがない限り、上記を意味する。
第2はセンスアンプの設計である。電気的設計とレイアウト的設計の問題がある。電気的には素子寸法の選択と動作タイミングのマージンの持たせ方である。レイアウト的には、電気的およびプロセス的な対称性の考慮である。そして第3は素子特性のばらつきの問題である。素子特性のばらつきには、初期ばらつきと経時変化とがある。初期ばらつきに関しては、設計とテストにより対処が可能である。一方の経時変化が問題である。
初期ばらつきは素子の寸法を大きくすることや、レイアウト的対称性によって軽減することができる。しかし、NBTI(Negative Bias Temperature Instability)やHC(Hot Carrier)に代表されるような経時変化は、そのような方法で軽減することができない。この問題に対する基本的対処方法は2つで、あらかじめビット線振幅にマージンを持たせるか、素子への印加ストレス(主に電圧ストレス)を低減させることである。
NBTIやHCによるMOSトランジスタの閾値電圧変動は、使用する条件が厳しい場合には数十mVにもなる。設計上の最小振幅が10mVの場合に、数十mVをマージンとして乗せることは厳しい。ビット線の応答時間を数倍に延ばさねばならず、メモリマクロの動作を大変遅くしてしまう。また、信号振幅よりも変動要因の方が数倍もあるという状態は、設計の信頼性や、製品が市場に出てからの故障率において問題を発生させやすい。
したがって、メモリマクロの速度を低下させず、設計の信頼性や、製品での故障率の問題を解決するためには、素子への印加ストレスそのものを低減し、センスアンプの経時変化を数mV程度、あるいはそれ以下に抑えることが必要である。
そこで、本発明の目的は、半導体装置内のメモリマクロのセンスアンプにおいて、その特性の経時変化を低減し、設計の信頼性向上と、市場における製品の故障率の低減を達成することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施例のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な実施例による半導体装置は、メモリマクロにおいて、センスアンプ部をラッチ型センスアンプ2段で構成し、精度の必要な初段に印加されるストレスを低減していることが特徴である。すなわち、2段目をラッチ型センスアンプにすることによって、初段の増幅出力がある電圧(例えば、50mV)程度に達した時点で次段の増幅動作への移行が可能になり、初段を動作させる時間(ストレスを受ける時間)を極めて短くできることである。
また、初段にクランプ回路を設けることにより、印加されるストレス電圧そのものを低減させることも可能である。
本願において開示される実施例のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)メモリマクロのセンスアンプにおいて、その特性の経時変化を低減し、信頼性向上を達成することが可能となる。
(2)センスアンプ部をラッチ型センスアンプ2段で構成し、精度の要求される初段に印加されるストレス電圧とストレス時間を低減している。これにより、初段のラッチ型センスアンプの特性変動(経時変化)を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、特にことわらない限り、端子名を表す記号は同時に配線名、信号名も兼ね、電源の場合はその電圧値も兼ねるものとする。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
(実施の形態1)
図8は本発明の実施の形態1による半導体装置において、メモリマクロの全体構成例を示すブロック図である。
まず、図8により、本実施の形態1の半導体装置におけるメモリマクロの全体構成の一例を説明する。本実施の形態1による半導体装置は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によってシリコン基板などの一つの半導体基板上に形成される。
本実施の形態1によるメモリマクロは、例えば、複数個のスタティック型メモリセル(MC)1がマトリクス状(行列状)に配置されたメモリセルアレイ(Memory Cell Array)5と、メモリセル1の選択端子に接続されたワード線WL0〜WLnを駆動するためのワードドライバ2と、ロウデコーダ(Row Decoder)3と、SRAMモジュールの書き込み/読み出し動作等を制御するコントロールロジック(Control Logic)4と、カラムデコーダ(Column Decoder)11と、カラムスイッチ(Column Switch)12と、ライトアンプ(Write Amp)13と、センスアンプ(Sense Amp)14などから構成される。また、これが1つのメモリマクロの単位であり、マイコンやシステムLSIチップには複数分散されて配置されている。
メモリセル1の選択端子はロウ方向毎にワード線WL0〜WLnに接続され、メモリセル1のデータ入出力端子はカラム方向毎に相補ビット線に接続されている。それぞれの相補ビット線は、カラムスイッチ12に接続されている。
アドレス選択信号AX,AYは、コントロールロジック4を経由してそれぞれロウデコーダ3とカラムデコーダ11に入力されてデコードされる。ロウデコーダ3の出力はワードドライバ2に入力され、ワード線WL0〜WLnの一本を活性化する。
一方、カラムデコーダ11の出力はカラムスイッチ(Column Switch)12に入力され、メモリセルアレイ5内の複数の相補ビット線の内一対と、ライトアンプ13、センスアンプ14とを導通させる。
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置において、メモリマクロの概略構成を示す回路図である。図1は、メモリセルの読み出し動作に関係ある部位のみを等価回路として示している。なお、図1において、メモリセル102は図8のメモリセル(MC)1に、Y選択スイッチ103は図8のカラムスイッチ(Column Switch)12に、センスアンプ104は図8のセンスアンプ(Sense Amp)14に、ワード線WDは図8のワード線WL0〜WLnに、それぞれ対応する。また、メモリセル102、センスアンプ104等は、便宜上1つしか表示していないが、実際は、複数のメモリセル102等がマトリクス状に配置され、複数のセンスアンプ104が複数のビット線毎に並んで配置されている。以後に示される回路図は、メモリセルのオン状態への移行からセンスアンプの増幅動作の終了までに直接関連する部分のみの等価回路を示すものである。
まず、図1により、本実施の形態1による半導体装置の構成の一例を説明する。本実施の形態1の半導体装置は、例えば、メモリマクロを有する半導体集積回路とされ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセスによって1個の半導体チップ上に形成されている。メモリマクロ内のメモリセルアレイ部分は、例えば、ビット線対BT/BNをプリチャージして等電位にするためのイコライズ回路101と、ワード線WDとビット線対BT/BNの交差点にマトリクス状に配置されたメモリセル102と、メモリセル102の読み出しによりビット線対BT/BNに生じた電位差をセンスして増幅するためのセンスアンプ104と、複数のビット線対BT/BNの中のいずれかとセンスアンプ104のデータ線対DT/DNとの間を接続するためのY選択スイッチ103などから構成される。
イコライズ回路101は、p型MOSトランジスタMP5,MP6,MP7から構成される。p型MOSトランジスタMP5,MP6のソースはVDD(電源電位)に接続され、p型MOSトランジスタMP5,MP6のドレインはビット線対BT/BNとp型MOSトランジスタのソース/ドレインに接続されている。また、p型MOSトランジスタMP5,MP6,MP7のゲートは信号EQに接続されている。
メモリセル102は、p型MOSトランジスタMP1,MP2、n型MOSトランジスタMN1〜MN4から構成される。p型MOSトランジスタMP1とn型MOSトランジスタMN3から成るインバータ回路と、p型MOSトランジスタMP2とn型MOSトランジスタMN4から成るインバータ回路が内部端子CT,CNで相補的に接続されラッチを構成し、データが記憶される。また、n型MOSトランジスタMN1,MN2によりメモリセル102がビット線対BT/BNに接続/遮断され、データの書き込み及び読み出しが行われる。n型MOSトランジスタMN1,MN2のゲートはワード線WDに接続されている。また、ビット線対BT/BNは寄生容量CBT,CBNを有する。
Y選択スイッチ103は、p型MOSトランジスタMP3,MP4から構成される。p型MOSトランジスタMP3,MP4のソース/ドレインはビット線対BT/BN及びデータ線対DT/DNに接続されている。p型MOSトランジスタMP3,MP4のゲートは信号YSに接続されていて、信号YSにより、ビット線対BT/BNとデータ線対DT/DNとの間が接続/遮断されるようになっている。データ線対DT/DNは寄生容量CDT,CDNを有する。
次に、図1により、本実施の形態1の半導体装置について、メモリセルの読み出し動作を説明する。なお、以後の説明では、ワード線WDの立ち上がりからセンスアンプ104の増幅動作の終了までを示し、メモリセル102の選択動作やメモリセル102への書き込み動作については省略している。
まず、信号EQ,YS、ワード線WDの信号が切り換わる。信号EQが0VからVDD(電源電位)になることによって、イコライズ回路101を構成するトランジスタMP5,MP6,MP7がオフとなり、メモリセル102のデータを読み出すビット線対BT/BNが読み出し可能な状態になる。この時のビット線対BT/BNの電位はVDDである。次に、信号YSが0Vになることによって、Y選択スイッチ103であるMP3,MP4がオンになる。これによってビット線対BT/BNと、センスアンプ104の入力であるデータ線対DT/DNが接続される。その次に、ワード線WDがVDDになることによって、メモリセル102を構成するn型MOSトランジスタMN1,MN2がオンとなる。メモリセル102は、通常、内部端子CT,CNのいずれか一方がVDD、他方が0Vになることによりデータを保持している。ここでは内部端子CNの初期値が0Vであったとする。その場合、n型MOSトランジスタMN2に読み出し電流Irが流れる。この読み出し電流Irは寄生容量CBN,CDNの電荷を放電するため、ビット線BNは、ほぼ一定のスロープで電位が降下する。
一定時間経過した後、センスアンプ起動信号SSが切り換わる。その後、データ線対DT/DNの電位差がセンスアンプ104により増幅され、データ出力対QT/QNの電位が0VとVDDに開かれる。
図2は、本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプ104の構成例を示す回路図である。
図2に示すように、センスアンプ104は、初段のラッチ型センスアンプ(第1ラッチ型センスアンプ)201と、次段のラッチ型センスアンプ(第2ラッチ型センスアンプ)202と、初段のイコライズ回路203と、次段のイコライズ回路204と、クランプ回路205と、ラッチ型センスアンプ201,202の接続と切り離しを制御するトランスファゲート対206と、ラッチ型センスアンプ201,202の動作タイミングを生成するための論理回路207などから構成される。
ラッチ型センスアンプ201は、p型MOSトランジスタMP11,MP12,MP18及びn型MOSトランジスタMN11,MN12,MN18によって構成され、ラッチ型の差動増幅回路となっている。ラッチ型センスアンプ202は、p型MOSトランジスタMP21,MP22,MP28及びn型MOSトランジスタMN21,MN22,MN28によって構成され、ラッチ型の差動増幅回路となっている。イコライズ回路203は、p型MOSトランジスタMP15〜MP17によって構成される。イコライズ回路204は、p型MOSトランジスタMP25〜MP27によって構成される。クランプ回路205は、n型MOSトランジスタMN13,MN14によって構成される。クランプ回路205は、データ線対DT/DNの電位差を一定電圧以下に保つ回路である。トランスファゲート対206は、p型MOSトランジスタMP13,MP14によって構成される。論理回路207は、インバータINV2〜INV6、NOR回路NR1によって構成される。なお、トランスファゲート対206により、ラッチ型センスアンプ201(第1ラッチ型センスアンプ)とラッチ型センスアンプ202(第2ラッチ型センスアンプ)を切り離すことが可能であり、一定期間、相互の影響を受けなくすることができる。
次に、図2及び図3により、センスアンプ104の動作を説明する。図3は、センスアンプ104の動作例を示す波形図である。
初期状態ではイコライズ回路203,204はオフである。ラッチ型センスアンプ201,202もオフとなっており、このときの信号SD,SD2は電源電位(VDD)である。トランスファゲート対206のp型MOSトランジスタMP13,MP14はオンとなっており、ここでは初期値として、データ線DT及びデータ出力QTの電位はVDD、データ線DN及びデータ出力QNの電位にはVDD−10mVを与えている。
次に、センスアンプ起動後の動作を説明する。センスアンプ起動信号SSがVDDから0Vになり、信号SCが0VからVDDへ上がる。これにより、n型MOSトランジスタMN18がオンとなり。n型MOSトランジスタMN11,MN12に駆動電流Isが流される。この駆動電流Isによりデータ線対DT/DNの電位が引き下げられるのと同時に、その電位差(初期値10mV)は広がっていく。データ線DNが0.6Vを下回るあたりでp型MOSトランジスタMP11がオンとなりデータ線DTの電位を引き上げるようになり、データ線対DT/DNの電位差はさらに拡大して行く。
このとき、従来の技術では、データ線対DT/DNの電位差は1V、信号SDの電位は0Vとなり、ラッチ型センスアンプ201の増幅部であるp型MOSトランジスタMP11,MP12、n型MOSトランジスタMN11,MN12にストレス電圧Vd(Vd=1V)が加わる。
それに対し、本実施の形態1のラッチ型センスアンプでは、図3に示すようにストレス電圧VdがVd=0.72Vに軽減されている。これは、n型MOSトランジスタMN13,MN14が電位差の拡張を止めるように働くクランプ効果による。データ線対DT/DNの電位差がn型MOSトランジスタの閾値電圧以上になると、データ線DTが高電位の場合はn型MOSトランジスタMN14が、データ線DNが高電位の場合はn型MOSトランジスタMN13がオンとなる。
これによりデータ線DTもしくはDNの低い側の電位が下がらないようになる。
以上説明してきたように、本実施の形態1による半導体装置では、精度の要求されるラッチ型センスアンプの初段に電圧クランプ機構が装備されており、ここではストレス電圧を約3割減じることができる。
つまり、ドレインがデータ線対のHigh側に接続されたn型MOSトランジスタで電圧ストレスが改善される。
具体的には、図2でデータ線DTにドレインが接続されたn型MOSトランジスタMN11のドレインソース間電圧が、図3に示すように0.72Vになり、従来の1Vから小さくできる。
また、ドレインがデータ線対のLow側に接続されたp型MOSトランジスタで電圧ストレスが改善される。
具体的には、図2でデータ線DNにドレインが接続されたp型MOSトランジスタMP12のドレインソース間電圧が、図3に示すように0.59Vとなり、従来の1Vから小さくできる。
次に、初段から次段に動作が切り換わる様子を説明する。信号SSDは、インバータINV2〜INV6によってセンスアンプ起動信号SSを遅延させて反転したものである。この信号の作用について順を追って説明する。
信号SSDが高電位になることによってトランスファゲート対206のp型MOSトランジスタMP13,MP14がオフになり、初段と次段の接続が切り離される。次に、信号SD2が低電位になり、初段のイコライズ回路203のp型MOSトランジスタMP15,MP16,MP17がオンになるのと同時に次段のラッチ型センスアンプ202が起動される。これにより、データ出力対QT/QNの電位差は電源電位(VDD)いっぱいに開かれる。
なお、トランスファゲート対206の構成として、p型MOSトランジスタMP13,MP14の代わりに、n型MOSトランジスタを使用したり、p型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタの両方を使用したりする構成が考えられる。しかし、本実施の形態1のように、p型MOSトランジスタのみを使用した方がより望ましい。なぜなら、データ線対DT/DNはセンス動作前に、VDDにプリチャージされるし、回路構成も小さくできるからである。
また、初段のラッチ型センスアンプ201は、トランジスタにかかる電圧が小さくなるものの、次段のラッチ型センスアンプ202は、トランジスタにかかる電圧が従来と変わらない。つまり電源電圧分の電圧がかかってしまう。
しかしながら、初段のラッチ型センスアンプ201がデータ線DTとDNの微小な電圧、例えば10mV程度の差をセンスする。
これに対し、次段のラッチ型センスアンプ202は、初段のラッチ型センスアンプ201から増幅された電圧、例えば50から100mV程度の差をセンスする。
このため、初段のセンスアンプは電圧ストレスによってトランジスタのしきい値電圧がわずかにずれても影響が大きい。これに対し、次段のセンスアンプは初段ほど小さな電圧差をセンスするものではないようにしたので、電圧ストレスによるしきい値電圧のずれは、初段よりは許容される。
以上のように、初段と次段のセンスアンプの役割を考慮して構成することで、センスアンプトータルとして、電圧ストレスによるしきい値の変化に対する影響を小さくした。
次に、本実施の形態1による半導体装置の他の利点を説明する。図3では、クランプ回路205の動作を明瞭にするため、初段と次段の起動時間にあえて差を持たせた。実際は、この起動時間の差をもっと詰めることができる。図4にそれを示す。
図4は、本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプ104の他の動作例を示す波形図である。なお、図4では、見易さのために信号SC,SSDの電位を0.2倍にして表示した。
この例では、次段のラッチ型センスアンプ202の入力電位差(データ出力対QT/QNの電位差)が50mVに達した時点で、次段のラッチ型センスアンプ202の起動を行っている(図4の信号SSD)。次段のラッチ型センスアンプ202の入力感度を50mVと設定して高速動作が可能なように設計すれば、このように初段のラッチ型センスアンプ201にストレスが印加される時間を極めて短くすることができる。
図5は、本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプ104の構成例を示すレイアウトパターン図である。
図5に示すように、ラッチ型センスアンプ201を構成するp型MOSトランジスタMP11,MP12及びn型MOSトランジスタMN11,MN12のゲート長L1は、ラッチ型センスアンプ202を構成するp型MOSトランジスタMP21,MP22及びn型MOSトランジスタMN21,MN22のゲート長L2より大きくなっている。また、ラッチ型センスアンプ202を構成するp型MOSトランジスタMP21,MP22及びn型MOSトランジスタMN21,MN22のゲート長L2は、クランプ回路205を構成するn型MOSトランジスタMN13,MN14、イコライズ回路203を構成するp型MOSトランジスタMP15〜MP17及びイコライズ回路204を構成するp型MOSトランジスタMP25〜MP27のゲート長L3より大きくなっている。これらは、ラッチ型センスアンプ201のp型MOSトランジスタMP11,MP12及びn型MOSトランジスタMN11,MN12は、信号振幅が小さく(例えば10mV程度)微小電位差を検知して増幅するので、ゲート長を大きくすることにより、電圧ストレスによる特性劣化の影響を軽減するためである。ラッチ型センスアンプ202のp型MOSトランジスタMP21,MP22及びn型MOSトランジスタMN21,MN22は、ラッチ型センスアンプ201より大きい電位差(例えば50〜100mV程度)を検知して増幅するので、電圧ストレスの影響はラッチ型センスアンプ201ほどではないが、わずかに電圧ストレスの影響を受ける。そこで、クランプ回路205、イコライズ回路203,204を構成するMOSトランジスタのゲート長よりも大きくしてある。
したがって、ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタ201のゲート長は、ラッチ型センスアンプ202を構成するMOSトランジスタのゲート長より大きいことがより好ましいが、少なくとも等しいことが好ましい。また、ラッチ型センスアンプ202を構成するMOSトランジスタのゲート長は、クランプ回路205、イコライズ回路203,204を構成するMOSトランジスタのゲート長より大きいことがより好ましいが、少なくとも等しいことが好ましい。
また、クランプ効果を優先させた場合、クランプ回路205を構成するn型MOSトランジスタMN13,MN14のゲート幅W1は、ラッチ型センスアンプ201を構成するn型MOSトランジスタMN11,MN12のゲート幅W2より大きい方が好ましい。
一方、センス動作の速さを優先させた場合は、ラッチ型センスアンプ201を構成するn型MOSトランジスタMN11,MN12のゲート幅W2は、クランプ回路205を構成するn型MOSトランジスタMN13,MN14のゲート幅W1より大きい方が好ましい。
したがって、本実施の形態1の半導体装置によれば、メモリマクロのセンスアンプにおいて、その特性の経時変化の低減を達成することが可能となる。センスアンプ部をラッチ型センスアンプ2段で構成し、精度の要求される初段に印加されるストレス電圧とストレス時間を低減している。これにより初段のラッチ型センスアンプの特性変動(経時変化)を抑えることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2による半導体装置は、前記実施の形態1による半導体装置の変形例であり、クランプ効果の強化を図ったものである。
図6は、本発明の実施の形態2による半導体装置において、ラッチ型センスアンプ及びクランプ回路の他の構成例を示す回路図である。図6は、便宜上、初段のラッチ型センスアンプのみを表示している。他の部分の構成は、前記実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
本実施の形態2において、図2からの変更点は、p型MOSトランジスタMP31,MP32の追加である。また、クランプ回路のn型MOSトランジスタMN13,MN14のドレインがVDDに接続されていたものが、p型MOSトランジスタMP32のゲートとドレインに接続されている。p型MOSトランジスタMP31,MP32はカレントミラーを構成している。クランプ回路には電流Ictか電流Icnのいずれかが流れ、これが電流Iccとしてp型MOSトランジスタMP32に流れる。これのミラー電流Icm(倍率は数倍が良い)が駆動電流Isに流れ込む。これによって駆動電流Isの一部はミラー電流Icmによって相殺され、センスアンプ部のp型MOSトランジスタMP11,MP12及びn型MOSトランジスタMN11,MN12に流れる電流が減じられる。これによりクランプ効果を高めることができる。
図7は、本発明の実施の形態2による半導体装置において、センスアンプの動作例を示す波形図である。図7に示すように、ストレス電圧VdはVd=0.6Vまで低減されている。
したがって、本実施の形態2による半導体装置によれば、前記実施の形態1と同様な効果が得られるとともに、さらにクランプ効果を高めることが可能になる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3による半導体装置において、センスアンプと書き込みドライバの配置を示す説明図である。図9は、前記実施の形態1,2のセンスアンプと書き込みドライバの配置例を示す。
図9に示すように、複数列のメモリセルに対応してセンスアンプ、書き込みドライバがある。なお、図5は図9(a)に対応している。
図9(a),(c)では、センスアンプ数が少ない場合、多くのカラムごとにセンスアンプを配置する場合に有利である(例えば、2列セルおきでなく、8列セルおき等)。
つまり、一定数以上のカラム数(メモリセル数、ビット線数)がカラムスイッチにより1つが選ばれ、データ線に接続される場合である。
なお、一定数は、センスアンプのレイアウトの横幅(図9のa)とメモリセルの横幅(図9のb)により決まるものである。
図9(b)では、センスアンプ数が多い場合、少ないカラムごとにセンスアンプを配置する場合に有利である(例えば、8列セルおきでなく、2列セルおき等)。
つまり、一定数より少ないカラム数(メモリセル数、ビット線数)がカラムスイッチにより1つ選ばれ、データ線に接続される場合である。
このように、2段のセンスアンプ構成において、1つのセンスアンプに接続されるビット線数(カラム数)に応じて、センスアンプの配置を選べばよい。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、メモリマクロとして、SRAMについて説明したが、これに限定されるものではなく、フラッシュメモリ、EPROM、DRAM等についても適用可能である。
また、クランプ回路として、データ線DT,DNが0Vまで下がらないように途中の電圧で止める回路を例に示したが、データ線DT,DNがセンスアンプに供給される電源電圧まで上がらないものとする、実施の形態1,2では1Vまで上がらないものとしても良い。
ただし、ビット線やデータ線を読み出し前に電源電圧にプリチャージする方式では、データ線DT,DNが0Vまで下がらないようにするのが好ましい。
読み出し前に既に、ビット線やデータ線が電源電圧になっているためである。
一方、ビット線やデータ線を読み出し前に電源電圧の1/2や0Vにプリチャージする方式では、データ線DT,DNが電源電圧まで上がらないようにするのが好ましい。
また、実施の形態1、2ではクランプ回路があることを前提に説明したが、例えば、クランプ回路をなくし、トランスファゲート対206の制御により、電圧ストレス緩和をしてもよい。
つまり、初段のセンスアンプにおいて、データ線DTとDNの電圧差が電源電圧になる前に、トランスファゲート対206がデータ線DT,DNとデータ出力対QT,QNを遮断する。
これによっても、ストレス緩和をできる。また、クランプ回路を不要とできる。
本発明は、MOSトランジスタを使用したLSIのメモリマクロ等に効果的である。
本発明の実施の形態1による半導体装置において、メモリマクロの概略構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプの構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプの動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプの他の動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、センスアンプの構成例を示すレイアウトパターン図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置において、ラッチ型センスアンプ及びクランプ回路の他の構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態2による半導体装置において、センスアンプの動作例を示す波形図である。 本発明の実施の形態1による半導体装置において、メモリマクロの全体構成例を示すブロック図である。 (a)〜(c)は本発明の実施の形態3による半導体装置において、センスアンプと書き込みドライバの配置例を示す説明図である。
符号の説明
1 メモリセル(MC)
2 ワードドライバ
3 ロウデコーダ(Row Decoder)
4 コントロールロジック(Control Logic)
5 メモリセルアレイ(Memory Cell Array)
11 カラムデコーダ(Column Decoder)
12 カラムスイッチ(Column Switch)
13 ライトアンプ(Write Amp)
14 センスアンプ(Sense Amp)
101,203,204 イコライズ回路
102 メモリセル
103 Y選択スイッチ
104 センスアンプ
201 ラッチ型センスアンプ(第1ラッチ型センスアンプ)
202 ラッチ型センスアンプ(第2ラッチ型センスアンプ)
205 クランプ回路
206 トランスファゲート対
207 論理回路
BT,BN ビット線
BT/BN ビット線対
CBT,CBN,CDT,CDN 寄生容量
CT,CN 内部端子
DT,DN データ線
DT/DN データ線対
INV2〜INV6 インバータ
Icm ミラー電流
Ir 読み出し電流
Is 駆動電流
MN1〜MN28 n型MOSトランジスタ
MP1〜MP32 p型MOSトランジスタ
NR1 NOR回路
QT,QN データ出力
QT/QN データ出力対
SS センスアンプ起動信号
SC,SD,SD2,SSD 信号
WD ワード線

Claims (11)

  1. メモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたビット線対と、
    前記ビット線対に接続された第1差動出力対を有し、MOSトランジスタで構成された第1ラッチ型センスアンプと、
    前記第1ラッチ型センスアンプの後段に設けられ、前記第1ラッチ型センスアンプの出力を受ける第2差動出力対を有し、MOSトランジスタで構成された第2ラッチ型センスアンプと、を具備して成り、
    前記第1ラッチ型センスアンプは、第1電圧と接地電圧とを電源として与えられ、前記第1差動出力対の電位差を前記第1電圧と前記接地電圧の差より小さい一定電圧差以内に保つ機能を有するクランプ回路を備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1ラッチ型センスアンプの前記第1差動出力対は、トランスファゲート対により、前記第2ラッチ型センスアンプの前記第2差動出力対に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記トランスファゲート対がオフになってから前記第2ラッチ型センスアンプが起動することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート長は、前記第2ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート長より大きいか、または、等しいことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記第2ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート長は、前記クランプ回路を構成するMOSトランジスタのゲート長より大きいか、または、等しいことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記クランプ回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅は、前記第1ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート幅より大きいことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート幅は、前記クランプ回路を構成するMOSトランジスタのゲート幅より大きいことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記クランプ回路は、前記第1差動出力対の低電位側に流れる電流を減じるためのカレントミラー回路を備えていることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第2ラッチ型センスアンプのセンス開始時およびセンス終了時における前記第2差動出力対の電位差は、前記第1ラッチ型センスアンプのセンス開始時およびセンス終了時における前記第1差動出力対の電位差より大きいことを特徴とする半導体装置。
  10. メモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたビット線対と、
    前記ビット線対に接続された第1差動出力対を有し、MOSトランジスタで構成された第1ラッチ型センスアンプと、
    前記第1ラッチ型センスアンプの後段に設けられ、前記第1ラッチ型センスアンプの第1差動出力対の出力を受ける第2差動出力対を有し、MOSトランジスタで構成された第2ラッチ型センスアンプと、を具備して成り、
    前記第1ラッチ型センスアンプの前記第1差動出力対は、トランスファゲート対を介して、前記第2ラッチ型センスアンプの前記第2差動出力対に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項10記載の半導体装置において、
    前記第1ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート長は、前記第2ラッチ型センスアンプを構成するMOSトランジスタのゲート長より大きいか、または、等しいことを特徴とする半導体装置。
JP2008172142A 2008-07-01 2008-07-01 半導体装置 Pending JP2010015614A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008172142A JP2010015614A (ja) 2008-07-01 2008-07-01 半導体装置
US12/433,934 US20100002528A1 (en) 2008-07-01 2009-05-01 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008172142A JP2010015614A (ja) 2008-07-01 2008-07-01 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010015614A true JP2010015614A (ja) 2010-01-21

Family

ID=41464292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008172142A Pending JP2010015614A (ja) 2008-07-01 2008-07-01 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100002528A1 (ja)
JP (1) JP2010015614A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012160249A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Freescale Semiconductor Inc 負バイアス温度不安定性に耐性のあるラッチングセンスアンプを有するメモリおよび関連する方法
US8830758B2 (en) 2011-03-07 2014-09-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor storage device
CN108648775A (zh) * 2018-05-07 2018-10-12 睿力集成电路有限公司 灵敏放大器、半导体存储装置及电压差的放大方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102193885B1 (ko) 2014-01-17 2020-12-22 삼성전자주식회사 감지 증폭기 및 이를 포함하는 메모리 장치
US9830999B2 (en) 2014-06-05 2017-11-28 Micron Technology, Inc. Comparison operations in memory
CN113240055B (zh) * 2021-06-18 2022-06-14 桂林理工大学 基于宏操作变异神经架构搜索的色素性皮损图像分类方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3863072D1 (de) * 1988-02-26 1991-07-04 Ibm Zweistufiger leserverstaerker fuer ram-speicher.
US5126974A (en) * 1989-01-20 1992-06-30 Hitachi, Ltd. Sense amplifier for a memory device
JPH04119597A (ja) * 1990-09-07 1992-04-21 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置のセンスアンプ
US5850359A (en) * 1996-10-29 1998-12-15 V.L.S.I. Technology, Inc. Asynchronous high speed zero DC-current SRAM system
US6028783A (en) * 1997-11-14 2000-02-22 Ramtron International Corporation Memory cell configuration for a 1T/1C ferroelectric memory
US5982690A (en) * 1998-04-15 1999-11-09 Cirrus Logic, Inc. Static low-power differential sense amplifier circuits, systems and methods
JP3221428B2 (ja) * 1999-02-12 2001-10-22 日本電気株式会社 ラッチ型センスアンプ回路
KR100557935B1 (ko) * 1999-11-30 2006-03-10 주식회사 하이닉스반도체 고감도 데이터 신호 증폭 회로
US6249471B1 (en) * 2000-06-28 2001-06-19 Virage Logic Corp. Fast full signal differential output path circuit for high-speed memory
DE10219649C1 (de) * 2002-05-02 2003-11-27 Infineon Technologies Ag Differentielle Strombewerterschaltung und Leseverstärkerschaltung zum Bewerten eines Speicherzustands einer SRAM-Halbleiterspeicherzelle
JP2005078741A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
US7483289B2 (en) * 2004-08-02 2009-01-27 Stmicroelectronics Pvt. Ltd. Synchronous SRAM capable of faster read-modify-write operation
JP4907117B2 (ja) * 2004-08-30 2012-03-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US7479770B2 (en) * 2005-04-28 2009-01-20 Texas Instruments Incorporated System and method for driving a power field-effect transistor (FET)
US7313040B2 (en) * 2005-10-28 2007-12-25 Sony Corporation Dynamic sense amplifier for SRAM

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012160249A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Freescale Semiconductor Inc 負バイアス温度不安定性に耐性のあるラッチングセンスアンプを有するメモリおよび関連する方法
US8830758B2 (en) 2011-03-07 2014-09-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor storage device
CN108648775A (zh) * 2018-05-07 2018-10-12 睿力集成电路有限公司 灵敏放大器、半导体存储装置及电压差的放大方法
CN108648775B (zh) * 2018-05-07 2023-10-20 长鑫存储技术有限公司 灵敏放大器、半导体存储装置及电压差的放大方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20100002528A1 (en) 2010-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5259270B2 (ja) 半導体装置
JP6161482B2 (ja) 半導体記憶装置
US7558134B2 (en) Semiconductor memory device and its operation method
JP2004071118A (ja) スタティック型半導体記憶装置
US9530459B2 (en) Semiconductor memory device including a repeater circuit on main data lines
JP2007213637A (ja) 内部電源生成回路及びこれらを備えた半導体装置
US6996020B2 (en) Semiconductor memory device
JP2012230737A (ja) 半導体装置
JP2010015614A (ja) 半導体装置
JP5127435B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2005135451A (ja) 半導体記憶装置
US20110007557A1 (en) Semiconductor memory device
JP4245147B2 (ja) 階層ワード線方式の半導体記憶装置と、それに使用されるサブワードドライバ回路
JP4287768B2 (ja) 半導体記憶装置
KR20020046906A (ko) 반도체 집적회로장치
US8391085B2 (en) Semiconductor memory device capable of matching the timing between sub-amplifier control signal and column selection signal
US7489581B2 (en) Semiconductor memory
JP4568084B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5442562B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4338045B2 (ja) 半導体集積回路
JP2012089191A (ja) 半導体記憶装置
US8004916B2 (en) Semiconductor circuit
JP5710945B2 (ja) 半導体装置
JP5418207B2 (ja) 半導体メモリ、半導体メモリの動作方法およびシステム
JP3487019B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100528