JP2006098306A - 磁気測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のものより消費電力を低減させることができる磁気測定装置を提供する。
【解決手段】 X軸センサ1、Y軸センサ2はX、Y方向の磁気の強さを検出する。X、Y軸センサ1,2の出力は増幅器24〜26によって増幅され、サンプルホールド回路31へ出力される。サンプルホールド回路31は、増幅器26の出力を一時記憶して次段のA/Dコンバータへ出力する。制御回路は、測定開始時に信号を出力してFET21(または22)およびスイッチS5をONとする。その後、一定時間が経過した時点で上記の信号をOFFとする。これにより、コンデンサ29に増幅器26の出力がホールドされる。また、FET21(22)がOFFとされることによってX(Y)軸センサ1(2)の電源が断とされ、以後、X(Y)軸センサ1(2)による電源消費がなくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力消費の低減を図った磁気測定装置に関する。
従来、現在位置における方位(地磁気)を求める磁気測定装置として、MR素子(磁気抵抗効果素子)またはGMR素子(巨大磁気抵抗効果素子)を用いた装置が知られている。この磁気測定装置は、X、Y、Z軸方向の各地磁気の強さを測定するX、Y、Z軸センサと、各センサの出力をディジタルデータに変換する積分型A/D(アナログ/ディジタル)コンバータを具備している。
図9は従来の磁気測定装置の要部の構成を示す回路図であり、この図において、100は4個のGMR素子をブリッジ接続して構成された磁気センサ、101は磁気センサ100の出力を増幅する増幅器、102はA/Dコンバータ、103はA/Dコンバータ102において使用されるレファランス電圧VR2、VR、VSTARTを発生するレファランス電圧発生回路である。また、A/Dコンバータ102において、SI、SA〜SDは半導体スイッチ、C1、C3はコンデンサ、104は演算増幅器、105はコンパレータ、106はスイッチSA〜SDを駆動するタイミング信号を制御回路(図示略)から出力されるクロックパルスCLKに基づいて生成するタイミング信号発生回路である。
このような構成において、タイミング信号発生回路106から出力される信号に従ってスイッチSA、SDがONとされ、次いでスイッチSC、SBがONとされ、この動作がクロックパルスCLKに同期して繰り返される。これにより、演算増幅器104から階段状の比較電圧INTEGが出力され、コンパレータ105において増幅器101の出力VAMPと比較される。またこの時、制御回路はクロックパルスを内蔵のカウンタによってアップカウントする。そして、演算増幅器104の出力INTEGが増幅器の出力VAMPを越えると、比較器105の出力CMPが反転する。制御回路はこの信号CMPの反転を受け、カウンタのアップカウントを停止し、その時のカウント値を磁気センサ100の測定値として出力する。
なお、従来の磁気測定装置に関する文献として特許文献1、2が知られている。
特開平4-93782号公報 特開2003-202365号公報
ところで、上述した従来の磁気測定装置は、磁気センサ100が常時通電されており、このため、消費電力が大きい問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、従来のものより消費電力を低減させることができる磁気測定装置を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、磁気の強さを測定する磁気センサと、前記磁気センサの出力を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力をディジタルデータに変換するA/D変換手段とを具備する磁気測定装置において、前記磁気センサの電源ラインをON/OFFする第1のスイッチ手段と、前記増幅手段の出力を一時保持するサンプルホールド回路と、前記サンプルホールド回路において前記増幅手段の出力をホールドした後、前記第1のスイッチ手段をOFFとする制御手段とを設けたことを特徴とする磁気測定装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の磁気測定装置において、前記磁気センサの両端電圧を分圧して前記A/D変換手段において使用される基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、前記基準電圧生成手段によって生成された基準電圧を前記第1のサンプルホールド回路のホールドタイミングにおいてホールドする第2のサンプルホールド回路とを具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の磁気測定装置において、前記サンプルホールド回路は、前記増幅手段の出力ラインに一端が接続された第2のスイッチ手段と、前記第2のスイッチ手段の他端および接地間に挿入されたコンデンサと、前記第2のスイッチ手段の他端にその入力端が接続された増幅器とから構成され、前記制御手段は、測定開始時点において前記第1、第2のスイッチ手段を共にONとし、予め設定された所定時間が経過した時点で前記第1、第2のスイッチ手段を共にOFFとすることを特徴とする。
この発明によれば、従来のものより消費電力を低減することができる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図2はこの発明の一実施の形態による磁気測定回路の構成を示すブロック図である。この図において、1、2は各々GMR素子によって構成されたX軸センサおよびY軸センサ、3はX軸センサ1またはY軸センサ2の出力の一方を選択して出力する切換手段、4は切換手段3を介して入力されるX軸センサ1またはY軸センサ2の出力を増幅する増幅部、5は増幅部4の出力をディジタルデータに変換する積分型A/Dコンバータである。6はA/Dコンバータ5へクロックパルスおよび制御信号を出力すると共に、内部のカウンタによってA/D変換時のクロックパルスをカウントしてディジタルデータを得る制御回路、7は制御回路6と外部のCPU(中央処理装置)との間のデータ授受を仲介するインターフェイスである。
また、11はGMR素子によって構成されたZ軸センサ、12はこの磁気測定回路が内蔵された機器(例えば、携帯端末)の鉛直方向からの傾斜角度を検出する傾斜センサ、13はZ軸センサの出力を増幅する増幅部、14は傾斜センサ12の出力を増幅する増幅部である。15は増幅部13または14の出力をディジタルデータに変換する、A/Dコンバータ5と同様に構成されたA/Dコンバータ、16は制御回路6と同様に構成された制御回路、17は制御回路16とCPU8との間のデータ授受を仲介するインターフェイスである。
図1は図2における磁気センサ1、2、切換手段3、増幅部4の詳細を示す回路図である。この図において、1a〜1dはブリッジ接続されたGMR素子であり、これらによってX軸センサ1が構成されている。このX軸センサ1の電源端子は電源電圧VCCに接続され、接地端子がFET(電界効果トランジスタ)21を介して接地されている。FET21は、X軸方向の地磁気測定の際に制御回路6から出力される信号XによってONとなる。2a〜2dはブリッジ接続されたGMR素子であり、これらによってY軸センサ2が構成されている。このY軸センサ2の電源端子は電源電圧VCCに接続され、接地端子がFET22を介して接地されている。FET22は、Y軸方向の地磁気測定の際に制御回路6から出力される信号YによってONとなる。
S1〜S4は切換手段3を構成する半導体スイッチであり、X軸方向の地磁気測定の際に制御回路6から出力される信号によってスイッチS1、S3がONとなり、Y軸方向の地磁気測定の際に制御回路6から出力される信号によってスイッチS2、S4がONとなる。スイッチS1、S3がONになると、X軸センサ1の出力が増幅器24、25へ加えられ、スイッチS2、S4がONになると、Y軸センサ2の出力が増幅器24、25へ加えられる。増幅器24、25は各々増幅度1のバッファ増幅器である。R1〜R4は抵抗、26は増幅器であり、これらによってバッファ増幅器24、25の出力の差を増幅する差動増幅器が構成されている。なお、端子27は後述するレファランス電圧VRが加えられる端子である。
S5はX軸方向またはY軸方向の地磁気測定の際に制御回路6から出力される信号SHによって短時間ONとなる半導体スイッチ、29はコンデンサ、30は増幅度1の増幅器であり、これらによってサンプルホールド回路31が構成されている。このサンプルホールド回路31は増幅器26の出力電圧を一時記憶する回路であり、その出力は端子32へ加えられる。
34はレファランス電圧発生回路であり、A/Dコンバータ5において使用されるレファランス電圧VR、VSUBを生成して出力する。すなわち、このレファランス電圧発生回路34において、R1X〜R3Xはシリーズ接続された抵抗であり、抵抗R1Xの一端が電源電圧VCCに接続され、抵抗R3Xの一端がX軸センサ1とFET21の接続点に接続されている。また、R1Y〜R3Yはシリーズ接続された抵抗であり、抵抗R1Yの一端が電源電圧VCCに接続され、抵抗R3Yの一端がY軸センサ2とFET22の接続点に接続されている。S1X、S3XはX軸方向の地磁気測定の際にONとなるスイッチ、S1Y、S3YはY軸方向の地磁気測定の際にONとなるスイッチ、38、39はコンデンサ、36、37は増幅度1の増幅器である。
このような構成において、X軸方向の地磁気測定においては、スイッチS1XがONとなり、抵抗R2XおよびR3Xの接続点の電圧が増幅器36を介して、リファランス電圧VRとして出力される。また、X軸方向の地磁気測定においては、スイッチS3XがONとなり、抵抗R1XおよびR2Xの接続点の電圧が増幅器37を介して、リファランス電圧VSUBとして出力される。同様に、Y軸方向の地磁気測定においては、スイッチS1YがONとなり、抵抗R2YおよびR3Yの接続点の電圧が増幅器36を介して、リファランス電圧VRとして出力され、また、スイッチS3YがONとなり、抵抗R1YおよびR2Yの接続点の電圧が増幅器37を介して、リファランス電圧VSUBとして出力される。増幅器36,37の入力に接続されたコンデンサ38、39との働きによりそれぞれサンプルホールド回路が構成されている。
次に、図3はA/Dコンバータ5の構成を示す回路図である。この図において、40は図1に示すサンプルホールド回路31の出力信号Vampが加えられる端子であり、信号Vampは抵抗RBを介してコンパレータ41の非反転入力端へ加えられる。42は電源電圧VCCが加えられる端子であり、半導体スイッチSc4を介してコンデンサC1の一端に接続されている。43は図1に示すレファランス電圧VRが加えられる端子であり、半導体スイッチSc3を介してコンデンサC1の一端に接続されている。コンデンサC1の他端は半導体スイッチSc1を介してレファランス電圧VRが加えられる端子44に接続されると共に、半導体スイッチSc2を介して演算増幅器45の反転入力端に接続されている。
46はリファランス電圧VSUBが加えられる端子であり、半導体スイッチSc4Sを介してコンデンサC2の一端に接続されている。47はレファランス電圧VRが加えられる端子であり、半導体スイッチSc3Sを介してコンデンサC2の一端に接続されている。コンデンサC2の他端は半導体スイッチSc1Sを介してレファランス電圧VRが加えられる端子48に接続されると共に、半導体スイッチSc2Sを介して演算増幅器45の反転入力端に接続されている。演算増幅器45の反転入力端および出力端間には、半導体スイッチSdおよびコンデンサC3が並列に接続され、非反転入力端へはレファランス電圧VRが端子49を介して加えられ、演算増幅器45の出力信号は信号Vintegとして抵抗RAを介してコンパレータ41の非反転入力端へ加えられる。ここで、スイッチSdは制御回路6(図2)から出力される信号RESによってON/OFF制御される。また、抵抗RAの抵抗値は抵抗RBと同一である。また、コンパレータ41の反転入力端へは、端子50を介してレファランス電圧VRが加えられ、コンパレータ41の出力信号CMPが端子51を介して図2の制御回路6へ出力される。なお、符号52は半導体スイッチSc1〜Sc4およびSc1S〜Sc4Sの構成を示す図であり、各スイッチSc1〜Sc4およびSc1S〜Sc4SはいずれもPチャネルFETおよびNチャネルFETを並列接続して構成されている。
53は上述したスイッチSc1〜Sc4およびSc1S〜Sc4SをON/OFF制御する信号CK1〜CK4、CK1S〜CK4Sを、図2の制御回路6から出力されるクロックパルスCKおよび信号FIN、UDに基づいて生成し出力するタイミング信号発生回路である。
図2の制御回路6は、CPU8からインターフェイス7を介して受けた指示に基づいて、前述したスイッチS1X、S3X、S1Y、S3Y、S1〜S4、S5をON/OFF制御する信号を出力し、また、クロックパルスCKおよび信号RES、FIN、UDを上述したA/Dコンバータ5へ出力する。また、クロックパルスCKを内部のカウンタによってアップカウントし、A/Dコンバータ5から出力される信号CMPを受けてカウントを停止し、カウント結果を変換後データとしてインターフェイス7を介してCPU8へ出力する(詳細は後述する)。
図10に、図2における制御回路6(16)の主要部の構成を示す。カウンタ6aは積分型A/Dを構成する。クロックCOUNTCKによりアップカウントし、リセット(RESET)入力を備えている。一時レジスタ6bは、カウンタ6aの値をインターフェイス7を介してCPU8が読むため一時的に保持する。下限設定6cは、A/D動作時に下限電圧を設定する。固定値16としてある。オフセットレジスタ6dは、インターフェイス7を介してCPU8が設定する。比較器6eはカウンタ6aの値と下限設定6cまたはオフセットレジスタ6dの値を比較する。A/D制御部6fは、インターフェイス7を介してCPU8からの指示により測定の開始、A/D動作の切り換え、各種タイミング信号発生を行う。パワーダウン制御部6gは省電力化のために測定動作を行っていない部分を休止状態とする。A/D制御部6fに入力される信号CMP(図1参照)、カウンタ6aのクロックCOUNTCKは、テスト時には切り換えてテスト用信号を入力する。なお、下限設定6cはこの実施形態においては固定値であるが、レジスタとしてインターフェイス7を介してCPU8から入力してもよい。
次に、図4は図2におけるZ軸センサ11、増幅部13、14の詳細を示す回路図である。この図において、11a〜11dはブリッジ接続されたGMR素子であり、これらによってZ軸センサ11が構成されている。このZ軸センサ11の電源端子は電源電圧VCCに接続され、接地端子がFET61を介して接地されている。FET61は、Z軸方向の地磁気測定の際に制御回路16から出力される信号によってONとなる。増幅器62、63は各々増幅度1のバッファ増幅器であり、Z軸センサ11の2出力を各々増幅する。R1〜R4は抵抗、64は増幅器であり、これらによってバッファ増幅器62、63の出力の差を増幅する差動増幅器が構成されている。また、端子65はレファランス電圧VRが加えられる端子である。また、66は傾斜センサ12の出力を増幅する増幅度1の増幅器であり、図2の増幅部14を構成する。そして、この増幅器66の出力端および増幅器64の出力端が共通接続されて端子68に接続され、この端子68が図2のA/Dコンバータ15に入力端に接続されている。
70はレファランス電圧発生回路であり、A/Dコンバータ15において使用されるレファランス電圧VR、VSUBを生成して出力する。すなわち、このレファランス電圧発生回路70において、R1X〜R3Xはシリーズ接続された抵抗であり、抵抗R1Xの一端が電源電圧VCCに接続され、抵抗R3Xの一端がZ軸センサ11とFET61の接続点に接続されている。71、72は増幅度1の増幅器であり、増幅器71は抵抗R1XおよびR2Xの接続点の電圧をレファランス電圧VSUBとして出力するためのバッファとして動作し、増幅器72は抵抗R2XおよびR3Xの接続点の電圧をレファランス電圧VRとして出力するためのバッファとして動作する。
図5は図4における増幅器64、66の構成を示す回路図である。(増幅器62,63,71,72も同一の構成である。)この図において、80〜82はPチャネルFET、93は定電流回路である。FET80、81およびFET80、82はそれぞれカレントミラー接続となっており、FET81、82のソース−ドレインには各々FET80の電流と同一の(または比例する)電流が流れる。83、84はPチャネルFET、85、86はNチャネルFETであり、FET83のゲートが反転入力端innに、FET84のゲートが非反転入力端inpに各々接続されている。そして、これらのFET83〜86によって入力端inn、inpの信号の差を増幅する差動増幅回路が構成されている。87はNチャネルFETであり、上述した差動増幅回路の出力を増幅し、出力端子outへ出力する。
88はPチャネルFET、89はNチャネルFETであり、FET88のゲートには信号pdを反転した信号/pdが加えられ、FET89のゲートに信号pdが加えられる。また、FET88のソースは電源電圧VCCに接続され、ドレインがFET82のゲートに接続されている。また、FET89のソースは接地され、ドレインがFET87のゲートに接続されている。これらのFET88、89は出力端子outを能動状態とするかハイインピーダンス状態とするかを制御するもので、信号pdを”H(ハイ)”レベルにすると、FET88、89が共にONとなり、これによりFET82、87がOFFとなり、出力端子outがハイインピーダンスとなる。一方、信号pdを”L(ロー)”レベルにすると、FET88、89が共にOFFとなり、これによりFET82、87が能動状態となり、出力端子outが能動状態となる。なお、図5の信号pdは、図4での増幅器62〜64ではPDSE、増幅器66ではPDAC、増幅器71、72ではPDとして示す。
図4に示す回路は、Z軸方向の地磁気測定においては、制御回路16から増幅器64、62、63へ信号PDSEとして”L”レベルの信号が加えられる一方、増幅器66へは信号PDACとして”H”レベルの信号が加えられ、増幅器71、72のPDは”L”レベルとされ、これにより増幅器64は能動状態、増幅器66はハイインピーダンス状態となる。一方、傾斜センサ12による傾斜度測定においては、制御回路16から増幅器64へ信号PDSEとして”H”レベルの信号が加えられる一方、増幅器66へは信号PDACとして”L”レベルの信号が加えられ、増幅器71、72のPDは”L”レベルとされ、これにより増幅器64はハイインピーダンス状態、増幅器66は能動状態となる。さらに、Z軸方向の地磁気測定および傾斜センサ12の傾斜測定も行わない時は、PDSE、PDAC、PDいずれも”H”レベルとされ、各増幅器は休止状態(出口はハイインピーダンス)となる。
ここではZ軸方向の地磁気測定について示したが、X軸、Y軸についても同様の切換方法ができる。その場合は、図1において、増幅器24、25、26をもう1組用意する。各増幅器を図5と同様の構成としてpd信号をX軸測定、Y軸測定に応じて制御すればよい。
次に、図3に示すA/Dコンバータ5(15)および図2の制御回路6(16)の動作を図6、図7に示すタイミングチャートを参照して説明する。
このA/Dコンバータ5は(1)オフセット測定、(2)通常データ測定の2処理によってA/D変換を行う。すなわち、従来のA/Dコンバータは図8(b)に示すように、一定の細かいステップで比較電圧を最下限電圧から順次上昇させつつクロックパルスをカウントし、比較電圧が被変換電圧を超えた時のカウント値を変換データとして出力していたが、このA/Dコンバータ5は図8(a)に示すように、まず、(1)オフセット測定によって粗いステップで概略の変換データを取得し、次いで、(2)通常データ測定によって概略変換データの近傍において細かいステップで比較電圧を順次上昇させて正確な変換データを得るようになっている。以下、詳述する。
(1)オフセット測定
図6はオフセット測定の動作を示すタイミングチャートである。以下、X軸方向の地磁気の強さを測定する場合について説明する。この場合、制御回路6のA/D制御部6fは、まず、FET21(図1)をONとする信号Xを出力し、また、スイッチS1X、S3X、S1、S3、S5をONとする信号Xを出力する。次いで、クロックパルスCK、”H”レベルのリセット信号RES、”L”レベルの信号UDおよびFINをA/Dコンバータ5へ出力する(図6の時刻t1)。
FET21がONになると、X軸センサ1に電源が供給され、GMR素子1a、1bの接続点の電圧およびGMR素子1c、1dの接続点の電圧がそれぞれ増幅器24、25の各入力端へ供給され、増幅器26からその時の地磁気のX軸方向の強さに対応する信号が出力される。そして、その信号によってサンプルホールド回路31のコンデンサ29が充電される。制御回路6は増幅器26の出力が安定した時点でスイッチS5をOFFとする。以後、増幅器30からその時の地磁気のX軸方向の強さを示す信号Vampが出力される。
また、FET21がONになると、シリーズ接続された抵抗R1X、R2X、R3Xの両端に電源が供給され、抵抗R1X〜R3Xの分圧比に応じた電圧がコンデンサ38、39に充電される。そして、前記スイッチS5の場合と同様に、スイッチS1X、S3XをOFFとする。これにより、増幅器36、37からレファランス電圧VR、VSUBが出力される。
また、制御回路6からリセット信号RESとして”H”レベルの信号が出力されると、コンデンサC3(図3)の両端が短絡されてコンデンサC3が放電され、また、演算増幅器45の反転入力端および出力端間が短絡されることから、演算増幅器45の出力信号Vintegが非反転入力端の信号と同じ信号VRとなる。
制御回路6は、リセット信号RES”H”を出力した後、コンデンサC3が充分に放電される時間、ここでは、クロックパルスCKの128タイミング経過した時刻t2において、図6に示すように、リセット信号RESを”L”レベルに戻す。また、カウンタ6aをリセットし、比較器6eの入力を下限設定(ここでは16)6cに切り換える。制御回路6のA/D制御部6fから信号が出力されるFIN、UDによって、タイミング制御回路53からスイッチSc1〜Sc4をON/OFF制御する信号CK1〜CK4が出力される。これにより、まず、スイッチSc1、Sc3がON、スイッチSc2、Sc4がOFFとされ(各スイッチは制御信号が”H”レベルでON、”L”レベルでOFFとする)、次いで、スイッチSc2、Sc4がON、スイッチSc1、Sc3がOFFとされ、以下、この動作がクロックパルスCKの2周期毎に繰り返される。なお、この時、スイッチSc1S〜Sc4SはいずれもOFF状態にある。そして、上述したスイッチSc1〜Sc4の動作により、コンデンサC3に一定電圧が逐次充電され、これにより、演算増幅器45の出力信号Vintegが、図6に示すように、階段状に下降する。この動作原理を以下に説明する。
いま、ある時刻tにおける演算増幅器45の出力信号をVinteg(t)とすると、コンデンサC3の充電電荷Q3(t)は、
Q3(t)=−C3(Vinteg(t)−VR)…(1)
となる。次に、スイッチSc1、Sc3がON、スイッチSc2、Sc4がOFFになると、コンデンサC1の両端が短絡され、また、演算増幅器45の反転入力端とコンデンサC1との間が開放されることから、コンデンサC1、C3の電荷Q1(t+1)、Q3(t+1)はそれぞれ、
Q1(t+1)=0…(2) Q3(t+1)=Q3(t)…(3)
となる。
次に、スイッチSc1、Sc3がOFF、スイッチSc2、Sc4がONになると、コンデンサC1、C3が直列接続され、コンデンサC1が電圧(VCC−VR)まで充電され、コンデンサC3もコンデンサC1と同量の電荷が充電される。すなわち、コンデンサC1に充電される電荷Q1(t+2)は、
Q1(t+2)=C1(VCCーVR)…(4)
となり、また、コンデンサC3の充電電荷Q3(t+2)は、
Q3(t+2)=Q3(t+1)+Q1(t+2)
=Q3(t)+Q1(t+2)…(5)
となる。また、Q3(t+2)については、
Q3(t+2)=−C3(Vinteg(t+2)−VR)…(6)
なる関係が成り立つ。
上記(5)式に、(6)式、(1)式、(4)式を代入すれば、
−C3(Vinteg(t+2)−VR)=−C3(Vinteg(t)−VR)
+C1(VCCーVR)…(7)
なる式が得られ、この(7)式から、
Vinteg(t+2)=Vinteg(t)−(C1/C3)(VCC−VR)…(8)
なる式が得られる。
この(8)式から明らかなように、スイッチSc1〜Sc4が上述したON/OFF動作を繰り返すと、演算増幅器45の出力信号Vintegが、
Cstep=(VCC−VR)・C1/C3
なるステップ幅で逐次下降する。この下降が16ステップ行われた時点で、カウンタ6aの値と下限設定6cの値が一致したことを比較器6eで検出し、制御回路6が信号UDを”H”に変化させる(図6の時刻t3)。この時、信号Vintegは次の電圧となっている。
Vinteg=VR−16Cstep
これは、測定に当たっての下限の電圧値(図8(a)のMINに相当)にVintegを設定したことである。
そして、信号UDが”H”に変化すると同時にカウンタ6aをリセットし、以後、タイミング信号発生回路53から出力される信号CK1〜CK4によって、スイッチSc1、Sc4がON、スイッチSc2、Sc3がOFFとされ、次いで、スイッチSc2、Sc3がON、スイッチSc1、Sc4がOFFとされ、この動作がクロックパルスCKの2周期毎に繰り返される。そして、この動作により、コンデンサC3から一定電荷が逐次放電され、これにより、演算増幅器45の出力信号Vintegが、図6に示すように、階段状に上昇する。この動作原理を以下に説明する。
いま、スイッチSc2、Sc3がONなった後、OFFとなる直前の時刻tにおける演算増幅器45の出力信号をVinteg(t)とすると、コンデンサC1、C3の充電電荷Q1(t)、Q3(t)は、
Q1(t)=0…(9)
Q3(t)=−C3(Vinteg(t)−VR)…(10)
となる。次に、スイッチSc1、Sc4がON、スイッチSc2、Sc3がOFFになると、コンデンサC1が電圧(VCC−VR)によって充電され、また、演算増幅器45の反転入力端とコンデンサC1との間が開放されることから、コンデンサC1、C3の電荷Q1(t+1)、Q3(t+1)は、
Q1(t+1)=C1(VCC−VR)…(11)
Q3(t+1)=Q3(t)…(12)
となる。
次に、スイッチSc1、Sc4がOFF、スイッチSc2、Sc3がONになると、コンデンサC1、C3が直列接続され、かつ、コンデンサC1の両端電圧が共に電圧VRとなることから、コンデンサC1の電荷を打ち消すためコンデンサC3の電荷が放電される。すなわち、この時点においてコンデンサC1、C3の電荷Q1(t+2)、Q3(t+2)はそれぞれ、
Q1(t+2)=0…(13)
Q3(t+2)=Q3(t+1)−Q1(t+1)
=Q3(t)−Q1(t+1)…(14)
となる。また、Q3(t+2)については、
Q3(t+2)=−C3(Vinteg(t+2)−VR)…(15)
なる関係が成り立つ。
上記(14)式に、(15)式、(10)式、(11)式を代入すれば、
−C3(Vinteg(t+2)−VR)=−C3(Vinteg(t)−VR)
−C1(VCCーVR)…(16)
なる式が得られ、この(16)式から、
Vinteg(t+2)=Vinteg(t)+(C1/C3)(VCC−VR)…(17)
なる式が得られる。
この(17)式から明らかなように、時刻t3以後、信号VintegがCstep単位で逐次上昇する。またこの時、コンパレータ41の非反転入力端の信号Vaiは、抵抗RA、RBが同一の抵抗値であることから、
Vai=(Vamp+Vinteg)/2
となり、この信号Vaiも信号Vintegの上昇に伴って逐次上昇する。そして、時刻t4において、信号Vaiが電圧VRを越えると、コンパレータ41の出力信号CMPが反転し、”H”レベルとなる。制御回路6のA/D変換部6fはこの信号CMP”H”を受けて、カウンタ6aのアップカウントを停止する(COUNTCKを止める)。この時のカウンタのカウント値がオフセットデータとなり、CPU8はインターフェイス7を介して一時レジスタ6bから読み出し、内部のレジスタ(またはメモリ)にセットされる。また、CMPが”H”レベルになったことをCPU8へ通知し、CPU8が直ちに一時レジスタ6bの値を読み出すこともできる。この場合は、カウンタ6aを停止させなくてもよい。
(2)通常データ測定
図7に通常データ測定時のタイミングチャートを示す。通常データ測定においては、CPU8は前述のオフセット測定により得られた予め保持しているオフセットデータよりも少なめ(図8の場合は12をセット)をオフセットレジスタ6dに書き込み、比較器6eの入力をオフセットレジスタ6d側に切り換え、測定開始をA/D制御部6fに指示する。制御回路6のA/D制御部6fは、まず、クロックパルスCK、”H”レベルのリセット信号RES、”L”レベルの信号UDおよびFINをA/Dコンバータ5へ出力し(時刻t5)、次いで、時刻t6においてリセット信号RESを”L”に戻す。以後、信号Vintegがステップ幅Cstepで逐次下降する。この下降が16ステップ行われた時点で、制御回路6が信号UDを”H”に変化させる(図7の時刻t7)。この時、信号Vintegは(VR−16Cstep)となっている。そして、信号UDが”H”に変化すると、以後、演算増幅器45の出力信号Vintegが、階段状に上昇する。以上の動作は上述した図6における時刻t1〜t4の動作と同じである。
制御回路6は時刻t7において信号UDを”H”とした後、カウンタ6aをリセットし、クロックパルスCKのアップカウントを行う。そして、カウンタのカウント値が上述したオフセットレジスタ6dに設定されたオフセットデータと一致した時点において、比較器6eの一致信号により信号FINを”H”とし(時刻t8)、また、カウンタをリセットし、以後、再びクロックパルスCKをアップカウントする。信号FINが”H”になると、タイミング信号発生回路53がスイッチSc1S〜Sc4SをON/OFF制御する信号CK1S〜CK4Sを出力する。これにより、まず、スイッチSc1S、Sc4SがON、スイッチSc2S、Sc3SがOFFとされ、次いで、スイッチSc2S、Sc3SがON、スイッチSc1S、Sc4SがOFFとされ、以下、この動作がクロックパルスCKの2周期毎に繰り返される。なお、この時、スイッチSc1〜Sc4はいずれもOFF状態となる。
スイッチSc1S〜Sc4Sが上述した動作を繰り返すと、図6における時刻t3〜t4の動作と同様の動作原理によって、信号Vintegが、
Fstep=(VSUB−VR)・C2/C3
なるステップ幅で逐次上昇する。ここで、コンデンサC2の容量はコンデンサC1の容量よりはるかに小さい容量が選ばれており、また、電圧VSUBも電圧VCCより小さい電圧である。この結果、ステップ幅Fstepはステップ幅Cstepよりはるかに小さくなり、信号Vintegは時刻t7〜t8の間よりはるかに小さいステップで上昇する。
そして、信号Vai=(Vinteg+Vamp)/2が電圧VRを越えると(時刻t9)、コンパレータ41の出力信号CMPが”H”に反転する。制御回路6はこの”H”信号を受け、カウンタ6aのカウントを停止する。CPU8はインターフェイス7を介して一時レジスタ6bの値を読み出す。これが図8(a)でのNORMAL MEASUREMENTの測定値となる。また、CMPが”H”になったことをCPU8へ通知し、CPU8が直ちに一時レジスタ6bの値を読み出すこともできる。この場合はカウンタ6aを停止させなくてもよい。
以上詳述したように、上記実施形態によれば、(1)オフセット測定において概略の変換データを取得し、次いで(2)通常データ測定において正確な変換データを得るようになっている。これにより、この実施形態では、測定時間は最大でも約1310クロックで済む。一方、従来の方式(図9参照)によれば、最大で8192クロック必要である。したがって、この実施形態によれば、従来の約1/6の時間でA/D変換することができる。
また、通常の動作状態では、オフセット値はほとんど変化しないはずである。したがって、オフセット測定(図6)は測定毎に行う必要がない。通常は、通常データ測定(図7)のみを行えばよいので、大きく測定時間を短縮することができる。オフセット測定は、機器の動作開始時や、外部磁界の影響等でオフ
セット値が狂ってしまった時に必要に応じて行えばよい。
なお、上記実施形態は、信号Vintegを上昇させて変換データの測定を行っているが、逆に、信号Vintegを下降させて測定を行なってもよい。
この発明は、携帯端末に内蔵される地磁気測定装置等に用いられる。
この発明の一実施形態による磁気測定装置における磁気センサ、増幅部およびサンプルホールド回路の構成を示す回路図である。 同磁気測定装置の全体構成を示すブロック図である。 図2におけるA/Dコンバータ5の構成を示す回路図である。 図2におけるZ軸センサ11、傾斜センサ12、増幅部13、14の構成を示す回路図である。 図4における増幅器64、66の構成の構成を示す回路図である。 図3に示すA/Dコンバータの動作を説明するためのタイミングチャートである。 図3に示すA/Dコンバータの動作を説明するためのタイミングチャートである。 同磁気測定装置の動作を従来のものとの比較の上で説明するための説明図である。 従来の磁気測定装置の要部の構成を示す回路図である。 図2における制御回路6の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…X軸センサ、2…Y軸センサ、3…切換手段、4…増幅部、5…A/Dコンバータ、6…制御回路、7…インターフェイス、8…CPU、11…Z軸センサ、12…傾斜センサ、13、14…増幅部、15…A/Dコンバータ、16…制御回路、17…インターフェイス、1a〜1d、2a〜2d、11a〜11d…GMR素子、24〜26、30…増幅器、29、75、C1〜C3…コンデンサ、31…サンプルホールド回路、41…コンパレータ、45…演算増幅器、53…タイミング信号発生回路、S1〜S5、Sc1〜Sc4、Sc1S〜Sc4S…スイッチ、

Claims (3)

  1. 磁気の強さを測定する磁気センサと、
    前記磁気センサの出力を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段の出力をディジタルデータに変換するA/D変換手段とを具備する磁気測定装置において、
    前記磁気センサの電源ラインをON/OFFする第1のスイッチ手段と、
    前記増幅手段の出力を一時保持する第1のサンプルホールド回路と、
    前記サンプルホールド回路において前記増幅手段の出力をホールドした後、前記第1のスイッチ手段をOFFとする制御手段と、
    を設けたことを特徴とする磁気測定装置。
  2. 前記磁気センサの両端電圧を分圧して前記A/D変換手段において使用される基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、
    前記基準電圧生成手段によって生成された基準電圧を前記第1のサンプルホールド回路のホールドタイミングにおいてホールドする第2のサンプルホールド回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の磁気測定装置。
  3. 前記第1のサンプルホールド回路は、前記増幅手段の出力ラインに一端が接続された第2のスイッチ手段と、前記第2のスイッチ手段の他端および接地間に挿入されたコンデンサと、前記第2のスイッチ手段の他端にその入力端が接続された増幅器とから構成され、前記制御手段は、測定開始時点において前記第1、第2のスイッチ手段を共にONとし、予め設定された所定時間が経過した時点で前記第1、第2のスイッチ手段を共にOFFとすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気測定装置。
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