JP2006095760A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用金型を指定することにより設定される金型別運転条件とそれ以外の運転条件を区別して表示し、設定ミスを防止する。
【解決手段】 金型によって決まる金型別運転条件を金型毎に記憶保存する記憶手段を有する。射出成形機を運転実行する運転条件を記憶する実行運転条件記憶手段を有する。実行運転条件記憶手段には、記憶された金型別運転条件が読み出し設定され、それ以外の他の運転条件はそれぞれ設定記憶される。実行運転条件記憶手段に記憶される運転条件を設定表示するときは、金型別運転条件とその他の運転条件の表示形態を変える。図では、★が付された条件が金型別運転条件で、★が付されない条件がその他の条件である。設定する必要のあるその他の運転条件と、変更する必要性の少ない金型別運転条件が区別して表示されるから、設定ミスを少なくすることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、射出成形機に関し、特に射出成形機を運転する運転条件の種別を明確にした表示、設定に関するものである。
射出成形機を運転するには、成形条件等の多量の運転条件を設定しなければならない。 これらの運転条件は、表示装置を利用して、運転条件を表示画面に表示して、その運転条件の選択、設定値等を設定するようにしている。この運転条件の中の、全自動運転条件、半自動運転条件、全自動運転条件と半自動運転条件及び手動運転条件の総てに共通の運転条件の3種類を異なるカラーペイントで処理して表示して、運転種別を区別して表示するものが知られている(特許文献1参照)。
さらに、表示画面に表示される速度、位置、圧力、時間の因子に対して、図形及び/又は色をそれぞれに振り当てて表示し、操作ミスを少なくした発明も知られている(特許文献2参照)。
また、成形品に対して設定される成形情報データと、機械の制御系に関する設定データの内、ユーザ自身により設定変更を行うユーザ開放の機械固有値データと、メーカが設定しユーザによる設定変更ができないユーザ非開放機械固有値データとを、それぞれ分けてそれぞれの領域に記憶しておき、各記憶領域を単独または任意に組み合わて選択的にデータを初期化できるようにしておく。これによって、ユーザによるデータの初期化および初期化後の設定を容易にし、メーカにとっては、工場出荷段階での初期化調整工数を低減するようにした発明も知られている(特許文献3参照)。
一方、多量の運転条件を設定しなければならないことから、使用する金型によって自動的に決まるような金型固有の運転条件は、金型毎に記憶しておき、使用金型が決まったとき、その金型に対応して記憶している運転条件を呼び出し、実行運転条件を記憶する記憶領域に格納し、他の運転条件については、それぞれ設定し実行運転条件記憶領域に記憶するようにして、運転条件の設定作業を容易にするものが、一般的に用いられている。そして、この実行運転条件記憶領域に記憶された運転条件に基づいて射出成形機の運転を制御している。
特開平7−290545号公報 特開平7−156237号公報 特開平9−239799号公報
初期の成形機において、運転条件はデジタルデータでなかった。そのため、運転条件を保存することができず、金型を交換するたびに運転条件を全て設定する必要があった。
成形機の制御は次第にデジタル化されていったので、運転条件もデジタルデータに移行していった。デジタルデータを不揮発性メモリに記憶させられることを利用して、金型固有の運転条件を一括して記憶したり読み出したりする手段が広く用いられるようになった。この手段により、オペレータの運転条件設定作業が大幅に削減された。オペレータは、読み出した運転条件(金型固有の運転条件)を確認し、それ以外の運転条件(金型固有でない運転条件)を設定するだけでよくなった。
ところで、金型固有の運転条件か否かの区別は射出成形機メーカの設計で決まることが一般的であるが、その区別がオペレータの認識している区別と一致するとは限らない。従って、オペレータが金型固有の運転条件であると判断した運転条件が、金型固有の運転条件でない、という場合が生じる。あるいは、オペレータが金型固有の運転条件でないと判断した運転条件が、金型固有の運転条件である、という場合が生じる。
例として、立ち上げ条件の「ON/OFF」スイッチを挙げる。本運転条件は金型固有でない運転条件なので、金型固有の運転条件を一括して読み出した際に設定されない。従って、運転前にオペレータが適切な設定(スイッチON)を行う必要がある。しかし、オペレータが金型固有の運転条件であると間違った判断をすれば、適切な設定(スイッチON)を行わない。その結果、成形初期の不安定な成形環境から安定した成形環境へ効率よく移行できない。
もう一つの例として強制不良数を挙げる。本運転条件は、成形開始時に強制的に廃棄する成形品の数(ショット)であり、通常は成形品が不良品から良品に変わるまでの数(ショット)を設定する。強制不良数は金型固有の運転条件なので、金型固有の運転条件を一括して読み出した際に設定される。もしオペレータが、強制不良数を金型固有でない運転条件であると間違った判断をして、強制不良数を変更後、元の値に戻さないで金型固有の運転条件として一括して記憶させたら、後日に問題が生じる。例えば、成形品が良品であるとの理由で、オペレータが強制不良数を15個から0個に変更し、強制不良数を元に戻さずに金型固有の運転条件として記憶させてしまったとする。後日、別のオペレータが同じ金型を使用するために、金型固有の運転条件を一括して読み出すと、強制不良数が0個になっている。しかし、そのオペレータが強制不良数を金型固有の運転条件であると正しい判断をすれば、強制不良数を元の値(15個)に戻さないままで成形を開始することになる。その結果、成形初期の不良品が破棄されず良品と混在することになって、品質管理に支障をきたしてしまう。
さらに、射出成形機には、成形品取出装置、温調機等の各種付帯設備を備えており、これらの付帯設備に対してもその運転条件を、射出成形機運転条件と共に表示し設定する場合がある。これら運転条件が射出成形機の運転条件と混在して表示されたとき、表示された運転条件の中で、射出成形機用の運転条件か、付帯設備用の運転条件か判別することが、オペレータにとっては困難な場合がある。
そこで、本発明の課題は、金型別運転条件とその他の運転条件をオペレータが判別できるようにすることにある。又、射出成形機の運転条件と付属設備の運転条件をも判別できるようにすることにある。
本願請求項1に係わる発明は、射出成形機の運転に必要な設定条件のうち、金型に係わる金型別運転条件と金型に係わらない他の運転条件を区別する区別手段と、該区別手段によって区別された金型別運転条件の表示形態と金型に係わらない他の運転条件の表示形態とを別々の表示形態としたことを特徴とする射出成形機である。又、請求項2に係わる発明は、さらに、前記金型別運転条件を金型の種類に応じて記憶保存する記憶手段と、前記金型別運転条件を選択する手段とを備え、該選択手段によって選択された金型別運転条件を前記記憶手段より読み出し、射出成形機が運転実行する運転条件として設定し、射出成形機を運転するようにしたものである。
本願請求項3に係わる発明は、射出成形機を運転するための運転条件を表示すると共に入力設定する表示設定手段と、射出成形機を運転実行する前記運転条件を記憶する実行運転条件記憶手段と、金型によって決まる金型別運転条件を金型毎に記憶保存する金型別運転条件記憶手段と、金型別運転条件記憶手段に記憶されている前記金型別運転条件を前記実行運転条件記憶手段に転送する手段と、前記実行運転条件記憶手段に記憶する前記金型別運転条件を前記金型別運転条件記憶手段に転送する手段を備えた射出成形機において、前記表示設定手段は、前記金型別運転条件を第1の表示形態で表示し、他の運転条件は第1の表示形態とは異なる第2の表示形態で表示するようにしたことを特徴とするものである。
請求項4に係わる発明は、前記表示設定手段は、射出成形機の付帯設備を運転するための運転条件を付帯設備に対して付与された表示形態で表示するようにし、さらに、請求項5に係わる発明は、異なる付帯設備に対しては、それぞれ異なる表示形態でその運転条件を表示するようにした。又、請求項6に係わる発明は、同一の金型に対して複数の運転条件のグループが設けられている場合には、各グループ毎に、前記金型別運転条件記憶手段に各運転条件グループを区別して記憶するものとした。請求項7に係わる発明は、上述した各発明において、各表示形態は、表示される文字又は記号の属性を変えること又は異なったマークを付けることで異なった表示形態とした。
請求項8に係わる発明は、オペレータが射出成形機の運転に必要な設定条件を、金型に係わる金型別運転条件に属するか金型に係わらない他の運転条件に属するか選択できるようにしたものである。
金型によって決まる運転条件とそれ以外の運転条件とを表示形態を変え、識別できるようにして表示するから、設定表示しなければならない運転条件と、使用金型を指定することによって自動的に設定される運転条件を区別して把握できることから、運転条件の設定誤りを未然に防止することができる。又、付帯設備に対する運転条件も表示形態を変えて区別して表示されるから、これら付帯設備に対する運転条件に対する設定ミスを防止できる。
以下、本発明の一実施形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の射出成形機の制御装置に設けられた本発明と関係する要部のブロック図である。射出成形機の制御装置は、従来と同様に、プロセッサ、メモリ、入出力回路、表示装置、手動入力手段で構成されている。図1において、符号1は、制御装置のメモリに設けられ、該制御装置が射出成形機本体を制御するときの運転条件を記憶する実行運転条件記憶手段で、制御装置はこの実行運転条件記憶手段1に設定記憶されている運転条件に基づいて射出成形機を駆動制御する。該実行運転条件記憶手段1は、金型別運転条件記憶領域1aとその他の運転条件を記憶する記憶領域1bに分けられている。
射出成形機で使用する金型が異なれば、成形条件等の射出成形機の運転条件は異なる。又、金型が同一でも、使用する樹脂の種類が異なれば運転条件が異なる。さらには、金型、使用する樹脂が同一でも、何らかの事情で運転条件を別の運転条件とする場合がある。本発明は、このような金型、樹脂、その他の要因で決められ、変更する必要性のない一群の運転条件を金型別運転条件とするもので、これらの金型別運転条件を制御装置内の不揮発性RAM等の書き替え可能な不揮発性メモリで構成された金型別運転条件記憶手段2に金型ID毎に記憶保存されている。そして、使用する際には、この金型別運転条件記憶手段2に記憶されている金型別運転条件を、金型IDを指定することによって呼び出し、実行運転条件記憶手段1の金型別運転条件記憶領域1aに設定格納するようにしている。又、金型別運転条件記憶領域1aに記憶された運転条件を金型IDと共に、金型別運転条件記憶手段2に格納保存するようにしている。
その他の運転条件記憶領域1bに格納される運転条件は、金型別運転条件以外の運転条件を記憶する領域で、立ち上げ条件をONにするか否か、生産予定数等の金型によっては決まらない運転条件を設定記憶するもので、この運転条件は、金型を交換し、成形品を成形開始する際、その都度、設定する必要がある。
この実行運転条件記憶手段1に設定記憶された運転条件は、CRT,液晶等の表示手段と、キーボードやマウス、その他のポインティングディバイスで構成された表示設定手段3からの指令によって、読み出され、表示手段の表示画面に表示される。又、該表示設定手段3からの指令によって、実行運転条件記憶手段1の金型別運転条件記憶領域1aは、金型IDと共に、金型別運転条件記憶手段2に格納される。さらに、該表示設定手段3で金型IDを指定すると、金型別運転条件を読み出し、実行運転条件記憶手段1に設定される。
本発明は、この表示の際に、金型別運転条件記憶領域1aに記憶された金型別運転条件とその他の運転条件記憶領域1bに記憶された金型別運転条件以外の運転条件を異なった表示形態で表示するようにして、表示された運転条件が金型別運転条件かそれ以外の運転条件かを視覚的に判断できるようにしている。
この表示形態を変える方法としては、表示文字や数字のフォントの種類、大きさ、太文字、斜体字、下線、網掛け、表示色、枠囲い文字等の表示属性を変えることによって表示形態を変えること、さらには、アイコンやマークを付加することによって表示形態を変えて、金型別運転条件とそれ以外の運転条件を区別して表示するようにする。又、運転条件項目や設定値等を表示する欄の背景色を変えるようにしてもよい。この場合、同一表示形態であれば、全画面の背景色が同一色となる。なお、表示項目に対して色等の表示属性を付す場合、表示項目を設ける毎にその表示属性を設定してもよく、または、表示項目に対して属性を別途に設定するようにしてもよい。
又、射出成形機の周囲には、成形作業に関係する成形品取出装置や温調機等の付帯設備が配置され、これらの付帯装置を射出成形機の制御装置が制御する場合や、又は、これらの付帯装置の運転条件を設定管理する場合がある。本発明は、このような付帯設備の運転条件をも区別して他とは異なる表示形態で表示するようにしている。
図2は、表示形態の例の説明図である。この例では、射出成形機に3種類の付帯設備A,B,Cが付設されている例を示している。射出成形機に対する運転条件については、その表示色を「黒」、付帯設備Aに関する運転条件の表示は「赤」、付帯設備Bに関する運転条件の表示は「青」、付帯設備Cに関する運転条件の表示は「紫」として色を変え、また、金型別運転条件に対しては、「★」のマークを付して表示する例を示している。
運転条件を示す文字の表示色が「黒」で「★」のマークがついていれば、それは射出成形機の金型別運転条件(金型によって決まる射出成形機の運転条件)と判断され、運転条件の表示色が「赤」で「★」のマークがついていれば、付帯設備Aの金型別運転条件と判別される。また、運転条件の表示色が「青」で「★」のマークがついていなければ、付帯設備Bの金型別運転条件以外の運転条件と判別される。このように表示された運転条件の文字、数字の表示色やマークの有り無しによって、その運転条件が、射出成形機の運転条件か、どの付帯設備の運転条件か、さらには金型別運転条件か否かを判別できるものであり、誤った設定を少なくすることができる。
なお、運転条件を表示画面に表示する場合、通常は、運転条件項目とその設定値がペアとなって表示されるが、運転条件項目とその運転条件を有効/無効、ON/OFFにするようなボタンを表示するもの、運転条件項目自体は表示されないが、運転条件に関係する図やグラフを表示して、運転条件の設定値のみを表示し、設定入力するようにする場合がある。そのため、表示形態は運転条件項目も設定値も対応する表示形態としている。
本実施形態では、図2に示すような表示形態で表示するものとして以下説明する。金型別運転条件については、「★」のマークが付されて記憶されており、かつ表示属性として、射出成形機に関する運転条件には黒色の属性が付されて記憶されている。又、付帯設備Aの運転条件については「赤」色の属性、付帯設備Bの運転条件については「青」色の属性、付帯設備Cの運転条件については「紫」色の属性が付されて記憶されている。
図3は、射出成形機の運転を開始する際に設定する「開始設定1」の表示画面の例である。この図3に示す「開始設定1」の画面に表示される運転条件は、全て射出成形機の運転条件に関するものであり、運転条件の表示色は全て黒色で表示されている。そして、上覧は立ち上げ条件の設定欄であり、この立ち上げ条件のON/OFFの設定は、金型別運転条件ではないことから、「★」のマークは付されていない。しかし、他の運転条件の、ショット数、第1〜第3条件は、金型によって決まる金型別運転条件であることから、「★」のマークが付されて表示されている。
又、図3の下欄は、成形品について設定する運転条件であり、生産管理を行うか否かの「生産管理」、成形開始時の不良成形として廃棄する成形品数を設定する「強制不良」、1つのコンテナに収納する成形品数を設定する「コンテナ生産数」は、金型によって決まる金型別運転条件であることから、「★」のマークが付されて表示されている。しかし、成形品の生産数を決める「生産予定数」は、金型によって決まる事項ではなく、その他の運転条件であることから、「★」のマークは付されていない。
金型別運転条件は、特別の事情がなければ通常は変更するものではない。そして、表示画面では、この金型別運転条件に対して「★」のマークが付されているから、オペレータは、この「★」のマークのついている条件項目に対しては、設定値の変更等を行うものではないと理解することができ、誤って設定値の変更操作を行うことを予防することができる。又、変更する際にも、注意することになり、この金型別運転条件を金型別運転条件記憶手段2に格納保存する際には、変更した設定値を元に戻すか、若しくは、そのまま選択して保存させるか判断して保存実行指令を与えるようにする。なお、金型別運転条件が変えられたときには、変えられる前の設定値を記憶しておき、表示設定手段より金型別運転条件の保存指令が入力されたとき、表示画面に金型別運転条件の設定値の変更があったこと、その変更運転条件の変更前の設定値と現在の設定値を表示して、確認、さらに、もとの設定値に戻して、金型別運転条件を金型別運転条件記憶手段2に格納保存するようにしてもよい。また、金型別運転条件記憶手段2に上書きして保存するか、保存せずに終了させるかを選択できるようにしてもよい。
図4は、温度設定画面の例である。この画面では、金型、ノズル、バレル、ホッパ下、及び樹脂材料(ペレット)が概略図で示され、それに対応して、運転条件が表示されている。この画面での運転条件は全て金型別運転条件であり、運転条件項目には、全て「★」のマークが付されている。又、「金型」に対して網掛けして表示しているが、これは、付帯設備である温調機に対する運転条件を示すもので、図2の例に従えば、温調機に対して与えられた色によって、この「金型」の運転条件項目が表示されていることを意味する。
同様に「乾燥温度」は、樹脂材料のペレットを乾燥させる乾燥機の運転条件(設定温度)を示すものであり、図4では網掛けして表示しているが、図2の例に従えば、乾燥機に対して与えられた色でこの「乾燥温度」が表示されることを意味する。
この図4に示す画面から、運転条件が射出成形機に対するものか、付帯設備に対するものか、かつ付帯設備に対するものでも、付帯設備自体を区別して、その運転条件を把握することができ、従来のように、単に一律的に運転条件を表示する場合と比較し、より明確に、運転条件対象や金型で決まる運転条件かを把握することができ、運転条件の設定誤りを防止することができる。
図5は、図4に示す内容および各運転条件の属性を設定するボタンが表示されている。属性を設定するボタンには、「金型別条件」ボタン(金型に係わる金型別運転条件)と、「その他の条件」ボタン(金型に係わらない他の運転条件)がある。例えば、オペレータが金型別条件であるホッパ下温度をその他の条件に設定するには、ホッパ下温度を選択して「その他の条件」ボタンを押せばよい。すると、ホッパ下温度はその他の条件に変更され、同時にホッパ下温度についていた「★」のマークが表示されなくなる。同様に、その他の条件に設定されている運転条件を金型別条件に設定するには、該当する運転条件を選択して「金型別条件」ボタンを押せばよい。本例では、ボタンを用いて属性を変更しているが、属性を変更できれば他の手段でも構わない。例えば、ボタンの代わりにポップアップスイッチが表示され、そこで属性を選択できる手段がある。または運転条件の一覧が表示された画面で、「金型別条件」だけ抜き出す手段などが考えられる。
なお、上述した実施形態では、射出成形機内に金型別運転条件記憶手段を設けたが、この金型別運転条件記憶手段は、射出成形機以外の管理装置等に設け、この管理装置と射出成形機を通信ネットワーク等で接続して、射出成形機は、通信ネットワークを介して金型別運転条件を読み出し、又、格納するようにしてもよいものである。この場合、通信ネットワークに複数の射出成形機を接続し、1台の管理装置を共用することで、金型別運転条件記憶手段を通信ネットワークに接続された全ての射出成形機で共用して使用するようにしてもよい。
本発明の一実施形態の射出成形機の制御装置における要部ブロック図である。 本発明における運転条件の表示形態の一例の説明図である。 本発明の一実施形態における表示画面の一例を示す図である。 同実施形態における表示画面の他の例を示す図である。 同実施形態における表示画面のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1 実行運転条件記憶手段
2 金型別運転条件記憶手段
3 表示設定手段

Claims (8)

  1. 射出成形機の運転に必要な設定条件のうち、金型に係わる金型別運転条件と金型に係わらない運転条件を区別する区別手段と、
    該区別手段によって区別された金型別運転条件の表示形態と金型に係わらない運転条件の表示形態とを別々の表示形態としたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記金型別運転条件を金型の種類に応じて記憶保存する記憶手段と、前記金型別運転条件を選択する手段と、該選択手段によって選択された金型別運転条件を前記記憶手段より読み出し、射出成形機が運転実行する運転条件として設定する請求項1に記載の射出成形機。
  3. 射出成形機を運転するための運転条件を表示すると共に入力設定する表示設定手段と、射出成形機を運転実行する前記運転条件を記憶する実行運転条件記憶手段と、金型によって決まる金型別運転条件を金型毎に記憶保存する金型別運転条件記憶手段と、金型別運転条件記憶手段に記憶されている前記金型別運転条件を前記実行運転条件記憶手段に転送する手段と、前記実行運転条件記憶手段に記憶する前記金型別運転条件を前記金型別運転条件記憶手段に転送する手段を備えた射出成形機において、
    前記表示設定手段は、前記金型別運転条件を第1の表示形態で表示し、他の運転条件は第1の表示形態とは異なる第2の表示形態で表示することを特徴とする射出成形機。
  4. 前記表示設定手段は、射出成形機の付帯設備を運転するための運転条件を付帯設備に対して付与された表示形態で表示する請求項3に記載の射出成形機。
  5. 前記表示設定手段は、異なる付帯設備に対しては、それぞれ異なる表示形態でその運転条件を表示する請求項4に記載の射出成形機。
  6. 前記金型別運転条件記憶手段に記憶される金型別運転条件は、同一の金型に対して複数の運転条件のグループが設けられている場合には、各グループ毎に区別して記憶される請求項3乃至5の内いずれか1項に記載の射出成形機。
  7. 前記各表示形態は、表示される文字又は記号の属性を変えること又は異なったマークを付けることで異なった表示形態とされている請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の射出成形機。
  8. 射出成形機の運転に必要な設定条件が、金型に係わる金型別運転条件に属するか金型に係わらない運転条件に属するか選択できる、請求項1乃至7の内いずれか1項に記載の射出成形機。
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