JP2006091723A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 倒立顕微鏡において、標本から検鏡者までの光路を分岐している分岐光路が顕微鏡垂直方向の光路に二つ以上導入でき、各々の前記分岐光路は光軸方向の標本位置を変更させることなく導入でき、少なくとも一つの分岐光路が前記鏡体内部を通っており、光路を分岐させるための光路切換素子が切換できるとともに前記顕微鏡本体の側面から着脱できる、倒立顕微鏡。
2. 倒立顕微鏡において、標本から検鏡者までの顕微鏡垂直方向の光路に二つ以上導入される分岐光路と、前記分岐光路を分岐させるための光路切換素子を着脱保持するための保持部材と、前記光路切換素子を光軸上に選択的に挿入するための切換機構と、前記光路切換素子を顕微鏡外部から着脱するため顕微鏡本体の側面に設けられる開口部を備えている、倒立顕微鏡。
3. 請求項１または２において、瞳変調または像変調の機能を有するユニットを前記顕微鏡本体の側面から着脱できる、倒立顕微鏡。
4. 顕微鏡本体と、対物レンズと、接眼レンズと、前記対物レンズと前記接眼レンズとを通る光軸に沿って延びる主光路に対して複数の分岐光路をそれぞれ作り出すための複数の光路切換素子とを備えており、
   前記分岐光路はそれぞれ対応する光路切換素子によって標本の位置を光軸に沿って変更することを必要とせずに主光路に導入され、少なくとも一つの前記分岐光路は顕微鏡本体の内部を通っており、前記光路切換素子は光軸に対して挿脱可能であるとともに前記顕微鏡本体に側面から着脱可能である、倒立顕微鏡。
5. 請求項４において、前記光路切換素子を保持するための保持部材と、前記光路切換素子を光軸上に挿脱するための切換機構とをさらに備え、前記顕微鏡本体の側面には開口部が設けられていて、この開口部を通して光路切換素子が顕微鏡本体に着脱される、倒立顕微鏡。
6. 請求項４において、前記対物レンズと共働して標本の光学像を形成するための結像レンズを備えており、前記対物レンズと前記結像レンズの間の主光路は平行光路となっており、少なくとも一つの光路切換素子は前記対物レンズと前記結像レンズの間において前記光軸上に挿脱される、倒立顕微鏡。
7. 標本を載置するステージと、前記ステージを支持する支持部と、前記支持部下方で、前記支持部を保持するベース部と、前記標本および前記ステージの下方に配置された対物レンズと、前記ベース部内に設置され、前記対物レンズと協働して前記標本の光学像を形成する結像レンズと、を有する倒立顕微鏡において、
   前記ベース部の上面部と前記結像レンズとの間の主光路上にあって、前記主光路を分岐する第１の分岐光学部材を、前記ベース部内の前記主光路上に挿脱可能に保持する第１の分岐ユニットと、
   前記対物レンズと前記ベース部の前記上面部との間の主光路上にあって、前記主光路を分岐する第２の分岐光学部材を、前記ベース部外の前記主光路上に挿脱可能に保持する第２の分岐ユニットと、を備えたことを特徴とする倒立顕微鏡。
8. 請求項７において、前記ベース部内であって、前記第１の分岐ユニットの前記第１の分岐光学部材の下方部に連接可能で、かつ、前記主光路を分岐する第３の分岐光学部材を、前記ベース部内で挿脱可能に保持する第３の合分岐ユニットをさらに備えている、倒立顕微鏡。