JP2006091541A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006091541A
JP2006091541A JP2004278045A JP2004278045A JP2006091541A JP 2006091541 A JP2006091541 A JP 2006091541A JP 2004278045 A JP2004278045 A JP 2004278045A JP 2004278045 A JP2004278045 A JP 2004278045A JP 2006091541 A JP2006091541 A JP 2006091541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous paper
image
image carrier
transfer
toner image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004278045A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nishikawa
聰 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004278045A priority Critical patent/JP2006091541A/ja
Priority to US11/053,844 priority patent/US7221893B2/en
Publication of JP2006091541A publication Critical patent/JP2006091541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6517Apparatus for continuous web copy material of plain paper, e.g. supply rolls; Roll holders therefor
    • G03G15/652Feeding a copy material originating from a continuous web roll
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00016Special arrangement of entire apparatus
    • G03G2215/00021Plural substantially independent image forming units in cooperation, e.g. for duplex, colour or high-speed simplex
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00206Original medium
    • G03G2215/00219Paper
    • G03G2215/00223Continuous web, i.e. roll
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00556Control of copy medium feeding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0151Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
    • G03G2215/0158Colour registration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】連続紙にトナー像を正確に重ね合わせる。
【解決手段】感光体ドラム12上のトナー像を連続紙Pに転写する際、感光体ドラム12に形成されるトナー像のカバーレッジの違いが、色ズレの原因の1つとなる。したがって、制御部101は、(1)各LEDヘッド14Y〜Kの露光タイミング、(2)各感光体ドラム用駆動モータ31Y〜Kの回転速度、即ち感光体ドラム12Y〜Kの回転速度、(3)各転写ローラ24Y〜Kに印加する転写バイアス電圧、(4)アーム駆動用モータ41Y〜Kの回転角度、すなわち、スタビローラ40Y〜Kによる連続紙Pのラップ量のうち、いずれか1つ以上を、各感光体ドラム12Y〜Kに形成される各色のトナー像のカバーレッジに基づいて制御し、色ズレを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
タンデム型のカラーレーザプリンタでは、記録媒体の搬送経路に沿って、シアン,マゼンタ,イエロー,黒等の各色のトナー像を担持する各感光体ドラムが配接されている。各感光体ドラムはそれぞれ、帯電器で表面が帯電した後、露光装置で表面の電位を減衰させて潜像を形成する。潜像は現像器で現像されトナー像となる。そして、感光体ドラムが担持したトナー像が転写器で記録媒体に転写される。
このようなタンデム型のカラーレーザープリンターでは、記録媒体として連続紙を用いるものがある。
さて、連続紙に感光体ドラム上のトナー像を順次転写して、正確にトナー像を重ね合わせ、色ズレが生じないようにする必要がある。このため、連続紙を用いるタンデム型カラーレーザプリンタでは、弛みやシワなどによって色ズレが発生しなよいうに、転写の前後で引っ張られるように連続紙に張力を付与している。(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−64244号公報
しかしながら、このように張力を付与しても色ズレが発生することがあった。そして、本発明者らが色ズレの分析を行った結果、次の原因を見出した。
感光体ドラム上のトナー像を連続紙に転写する際、感光体ドラム表面のトナー像が形成されていない部分は帯電しているので、連続紙が感光体ドラム表面に静電吸着する。しかし、トナー像のカバーレッジ(トナー像が占める面積の割合)は各感光体ドラムで異なるので、連続紙が感光体ドラム表面に静電吸着する静電吸着力も各感光体ドラムで異なる。
このため、各感光体ドラム間で連続紙にかかる張力が変化し、各感光体ドラム間の張力が均等でなくなる。この結果、連続紙の搬送速度が変化する。そして、この連続紙の速度変動が転写時に色ズレが生じる原因となる。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、連続紙にトナー像を正確に重ね合わせることを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、連続紙にトナー像を形成する画像形成部と、前記画像形成部中の前記連続紙に所定の張力を与える張力付与手段を有し、該連続紙を搬送する連続紙搬送手段と、を備え、前記画像形成部は、回転する像担持体と、前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させる帯電手段と、前記像担持体に露光して表面電位を減衰させ、潜像を形成する露光手段と、前記像担持体の潜像を現像し、トナー像を形成する現像手段と、前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向し、転写バイアス電圧が印加され、該像担持体の前記トナー像を前記連続紙に転写させる転写手段と、を有し、前記連続紙搬送手段によって搬送される前記連続紙の搬送経路に沿って複数の前記像担持体が配設され、前記複数の各像担持体が担持する前記各トナー像を、順次、前記転写手段で前記連続紙に転写して重ね合わせて画像を形成する画像形成装置であって、制御手段が、前記各露光手段の露光タイミング、前記各像担持体の回転速度、前記各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうち、いずれか1つ以上を、前記各像担持体に形成される前記トナー像のカバーレッジに基づいて制御することを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、連続紙搬送手段によって搬送される連続紙の搬送経路に沿って複数の像担持体が配設されている。そして、各像担持体が担持する各トナー像を、順次、転写手段で連続紙に転写して重ね合わせて画像を形成している。画像形成部を搬送中の連続紙は張力付与手段で所定の張力が与えられている。
さて、像担持体の表面は、露光手段で露光され潜像が形成される。反転現像の場合は、露光部分にトナー像が形成される。よって、トナー像が形成されていない部分は、所定の表面電位に帯電している。また、正現像の場合は、非露光部分にトナー像が形成される。よって、トナー像が形成されている部分は、所定の表面電位に帯電している。
このように像担持体の表面は、所定の表面電位に帯電している部分があるので、、転写手段で転写される際、連続紙は像担持体の表面に静電吸着する。このため、連続紙は像担持体の回転によっても搬送力を得ている。しかし、トナー像のカバーレッジ(トナー像が占める面積の割合)は各像担持体で異なるので、連続紙が静電吸着する静電吸着力も各像担持体で異なる。このため、トナー像のカバーレッジの違いにより像担持体による搬送力が変化し、各像担持体間で連続紙にかかる張力が変化する。よって、各像担持体間の張力が均等でなくなる。その結果、連続紙の搬送速度が変化する。そして、この連続紙の速度変動により転写時のトナー像の重ね合わせにズレ(レジずれ)が生じる。
したがって、制御部は、各露光手段の露光タイミング、各像担持体の回転速度、各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうち、いずれか1つ以上を、各像担持体に形成されるトナー像のカバーレッジに基づいて制御し、トナー像の重ね合わせのズレを修正している。
例えば、ある像担持体に形成されたトナー像のカバーレッジが、その他の像担持より大きく静電吸着力が小さいとすると、ある像担持体の回転による搬送力が低下する。このため、転写の上流側では連続紙にかかる張力が低下し、下流側では張力が増加する。その結果、連続紙が上流側に引っ張られる力が働くのでので、連続紙の搬送速度が低下する。よって、ある像担持体のトナー像の連続紙への転写が早まるため、トナー像の重ね合わせがズレる。
したがって、制御部は、次の(1)から(3)のうち、いずれか1つ以上を行い、連続紙にトナー像を正確に重ね合わせする。
(1)連続紙の速度低下分、露光手段の露光タイミングを遅らせて像担持体に形成されるトナー像の形成位置を遅らせ、重ね合わせのタイミング補正する。
(2)連続紙の速度低下分、像担持体の回転速度を遅くし、重ね合わせのタイミングを補正する。
(3)像担持体に連続紙が静電吸着する静電吸着力が小さい分、転写バイアス電圧を上げ、連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力を上げる。そして、連続紙にかかる張力を均等にし、連続紙の搬送速度を一定に保つ。
ある像担持体のトナー像のカバーレッジが、その他の像担持体より小さく、静電吸着力が大きい場合は、制御手段は上記と逆の制御を行う。
また、上記は、像担持体を帯電後、露光により表面電位が低下した部分にトナーを付着し現像する現像方法、換言すると、現像電極に表面電位とほゞ同じ電位を印加して暗部と明部の電位差を逆転させ,かつ形成した表面電位の極性と同じ極性に帯電させたトナーを用いる、所謂、反転現像の場合で説明している。しかし、露光により表面電位が低下していない部分に、潜像電荷と逆極性の電荷を持ったトナーを静電的に付着させる現像法、所謂、正現像であっても良い。
上記で説明したように、反転現像の場合は、像担持体に形成されたトナー像のカバーレッジが大きくなると静電吸着力が小さくなり、像担持体の回転による搬送力が低下した。このため、カバーレッジが大きくなると静電吸着力や搬送速度の低下に対する補正を行った。しかし、正現像の場合は、像担持体に形成されたトナー像のカバーレッジが小さくなると静電吸着力が小さくなり、像担持体の回転による搬送力が低下する。よって、正現像の場合は反転現像と逆にカバーレッジが小さくなると静電吸着力や搬送速度の低下に対する補正を行う。なお、上記、及び下記には、「各像担持体間で連続紙にかかる張力」と記載しているが、最上流の像担持体においてはその上流側にかかる張力、最下流の像担持体においてはその下流側にかかる張力も含む。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記制御手段は、前記連続紙に転写されている前記トナー像のカバーレッジにも基づいて、前記各露光手段の露光タイミング、前記各像担持体の回転速度、前記各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうち、いずれか1つ以上を、制御することを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、転写の際に連続紙と像端時体との間に連続紙に転写されているトナー像が挟まれる。あいだにトナー像があると連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が低下する、つまり、連続紙に既に転写されているトナー像のカバーレッジによって、連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が変わる。よって、連続紙に転写されているトナー像のカバーレッジによって、各像担持体間で連続紙にかかる張力が変化し、均等でなくなるので、連続紙の搬送速度が変化する。そして、この連続紙の速度変動により転写時にトナー像の重ね合わせにズレが生じる。
よって、制御部は、連続紙に転写されているトナー像のカバーレッジにも基づいて、各露光手段の露光タイミング、各像担持体の回転速度、各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうちいずれか1つ以上を、制御することで、より正確にトナー像を重ね合わせている。
請求項3に記載の画像形成装置は、連続紙にトナー像を形成する画像形成部と、前記画像形成部中の前記連続紙に所定の張力を与える張力付与手段を有し、該連続紙を搬送する連続紙搬送手段と、を備え、前記画像形成部は、回転する像担持体と、前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させる帯電手段と、前記像担持体に露光して表面電位を減衰させ、潜像を形成する露光手段と、前記像担持体の潜像を現像し、トナー像を形成する現像手段と、前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向し、転写バイアス電圧が印加され、該像担持体の前記トナー像を前記連続紙に転写させる転写手段と、前記転写手段と対向する前記像担持体の近傍に前記連続紙をラップさせ、ラップ量が調整可能なラップ手段と、を有し、前記連続紙搬送手段によって搬送される前記連続紙の搬送経路に沿って複数の前記像担持体が配設され、前記複数の各像担持体が担持する前記各トナー像を、順次、前記転写手段で前記連続紙に転写して重ね合わせて画像を形成する画像形成装置であって、制御手段が、前記ラップ手段のラップ量を、各前記像担持体に形成されるトナー像のカバーレッジに基づいて制御することを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、転写手段と対向する像担持体の近傍に連続紙をラップ手段がラップさせている。よって、転写手段による像担持体から連続紙へのトナー像の転写性が向上する。
さて、像担持体に形成されるトナー像のカバーレッジによって、連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が変わる。このため、各像担持体間で連続紙にかかる張力が変化し、均等でなくなるので、連続紙の搬送速度が変わる。そして、この連続紙の速度変動により転写時にトナー像の重ね合わせにズレ(レジずれ)が生じる。
したがって、像担持体に形成されるトナー像のカバーレッジによって、連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が変わる分、制御部はラップ量を制御し、連続紙にかかる張力を一定とする。そして、連続紙の搬送速度を一定としてトナー像を正確に重ね合わせる。
例えば、反転現像の場合は、ある像担持体のカバーレッジが大きく静電吸着力が小さいとすると、その分、ラップ量を上げて連続紙の搬送力を高め、連続紙にかかる張力を一定することで、連続紙の搬送速度を一定に保つ。また、正現像の場合は、ある像担持体のカバーレッジが小さく静電吸着力が小さいとすると、その分、ラップ量を上げて連続紙の搬送力を高め、連続紙にかかる張力を一定することで、連続紙の搬送速度を一定に保つ。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載に記載の画像形成装置は、前記制御手段は、前記連続紙に転写されている前記トナー像のカバーレッジにも基づいて、前記ラップ手段のラップ量を制御することを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、転写の際に連続紙と像端時体との間に連続紙に転写されているトナー像が挟まれる。あいだにトナー像があると連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が低下する、つまり、連続紙に既に転写されているトナー像のカバーレッジによって、連続紙が像担持体に静電吸着する静電吸着力が変わる。よって、連続紙に転写されているトナー像のカバーレッジによって、各像担持体間で連続紙にかかる張力が変化し、均等でなくなるので、連続紙の搬送速度が変化する。そして、この連続紙の速度変動により転写時にトナー像の重ね合わせにズレが生じる。
よって、制御部は、連続紙に転写されているトナー像のカバーレッジにも基づいて、ラップ手段のラップ量を制御することで、連続紙にかかる張力をより一定としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項3、又は請求項4に記載の構成において、前記ラップ手段は、前記転写手段の下流側と上流側とに設けられ、前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向する一対のスタビローラと、前記スタビローラの位置を移動させてラップ量を調整するスタビローラ移動手段と、を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、連続紙の搬送経路を挟んで像担持体と対向する一対のスタビローラが転写手段の下流側と上流側とに設けられ、連続紙を像担持体にラップさせている。スタビローラは、スタビローラ移動手段によって位置が移動しラップ量が変わる。そして、制御手段は、スタビローラ移動手段を制御してラップ量を制御し、連続紙にかかる張力を一定にしている。
以上説明したように本発明によれば、連続紙にトナー像を正確に重ね合わせることができる。
図1に示すように、画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ10は、電子写真方式によって画像形成を行っている。カラーレーザープリンタ10の内部には、カラーレーザープリンタ10全体の制御を司る制御部101が設けられている。また、カラーレーザープリンタ10の外装には、各種情報の表示、及びカラーレーザープリンタ10の各種操作を行う操作パネル103が設けられている。
図1に示すように、カラーレーザープリンタ10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を、順次、連続紙Pに転写し、重ね合わせるプリント部30が設けられている。プリント部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のプリント部30Y、30M、30C、30Kが搬送方向上流側から下流側へと、搬送経路に沿って順に配置されている
なお、これ以降、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
このプリント部30の搬送方向上流側には、連続紙Pをプリント部30に搬送する用紙搬送部20が設けられている。また、プリント部の搬送方向下流側には、各プリント部30Y〜Kで形成され、連続紙Pに転写された未定着のフルカラートナー像を、連続紙Pに定着させる定着部400が設けられている。
図2に示すように、用紙搬送部20は、連続紙Pが巻き掛けられたメインドライブローラ102を備えている。このメインドライブローラ102にはアイドルローラ104が当接しており、メインドライブローラ102とアイドルローラ104とのニップ部に連続紙Pを挟んで連続紙Pを搬送する。また、メインドライブローラ102は、メインドライブモータ106により常に一定の速度で駆動されており、この速度が装置内を搬送される連続紙Pの搬送速度の基準となる。
また、図1に示すように、プリント部30Y〜Kは、感光体ドラム12Y〜Kを備え、この感光体ドラム12Y〜Kの回りには、感光体ドラム12Y〜Kの回転方向(図中矢印R方向)に、順に帯電器22Y〜K、LEDヘッド14Y〜K、現像器34Y〜K、転写ローラ24Y〜K、クリーニング装置28Y〜K、除電チャージャー(図示略)、が備えられている。
図4に示すように、感光体ドラム12Y〜Kは、ステッピングモータである感光体ドラム用駆動モータ31Y〜Kによって回転する。そして、制御部101が感光体ドラム用駆動モータ31〜Kに入力するパルスによって、感光体ドラム用駆動モータ31Y〜Kの回転数が制御されている。なお、感光体ドラム12Y〜Kは、それぞれ個別の感光体ドラム用駆動モータ31Y〜Kによって駆動されているので、各感光体ドラム12Y〜Kは、各々異なる速度で回転可能となっている。
図1に示すように、帯電器22Y〜Kは、各感光体ドラム12Y〜Kの表面を所定の表面電位に帯電させる。LEDヘッド14Y〜Kは、感光体ドラム12Y〜Kの表面をライン露光して表面電位を減衰させ、潜像を形成する。なお、図4に示すように、各LEDヘッド14Y〜Kは各々個別に制御部101で制御されているので、各LEDヘッド14Y〜Kの露光タイミング(書き込みタイミング)は、各々個別に制御部101によって制御される。また、露光手段は、LEDヘッド14以外であっても良い。例えば、レーザ光を走査して露光する光走査装置であっても良い。
そして、図1に示すように、現像器34Y〜Kは、感光体ドラム12Y〜Kに形成された潜像上にトナーを付着させてトナー像を形成する。
転写ローラ24Y〜Kは、感光体ドラム12Y〜Kの上面に当接し、感光体ドラム12Y〜Kと共に連続紙Pを挟持搬送する。そして、把持搬送する際に、転写電源125(図4参照)によって、転写ローラ24Y〜Kに転写バイアスを印加し、感光体ドラム12Y〜K上に形成されたトナー像を連続紙Pに転写させる。なお、図4に示すように、転写電源125は制御部101によって制御され、転写ローラ24Y〜Kに印加する転写バイアスが制御されている。また、各転写ローラ24Y〜Kには、各々異なる電圧の転写バイアスを印加可能である。
図3は、連続紙Pを感光体ドラム12にラップさせるラップ機構200を示している。ラップ機構200は、2本のスタビローラ40を備え、2本スタビローラ40は転写ローラ24に対して搬送方向の上流側と下流側に設けられている。そして、転写ローラ24の近傍の感光体ドラム12の周面に連続紙Pをラップさせ、感光体ドラム12のトナー像の連続紙Pへの転写を安定させている。
スタビローラ40は、アーム240の一端部に回転自在に取り付けられている。アーム240の他端部はバネ242で付勢されているので、スタビローラ40が感光体ドラム12に押圧されている。アーム240の中央部には長孔240Bがあけられ、アーム240の他端部には長孔240Aがあけられている。アーム240の他端部の長孔240Aは、支持部材(図示略)に取り付られた軸246が挿入されている。
アーム240の中央部の長孔240Bには、軸244が挿入されている。軸244は、ステッピングモータであるアーム駆動用モータ241の回転軸に取り付けられた回転板248に形成されている。
したがって、図3(B)に示すように、アーム駆動用モータ241が回転して回転板248が回転すると、一対のアーム240が各々S1方向、S2方向に移動し、スタビローラ40間が離れ、感光体ドラム12の周面に連続紙Pがラップするラップ量が増加する。なお、図4に示すように、アーム駆動用モータ241Y〜Kの回転角度、すなわちラップ量は、制御部101によって個別に制御される。
なお、連続紙Pを感光体ドラム12にラップさせるラップ手段は、ラップ機構200以外の機構であっても良い。連続紙Pを感光体ドラム12にラップさせ、且つラップ量が調整可能な機構であれば良い。
図1に示すように、連続紙Pに転写されずに感光体ドラム12Y〜Kの表面に残留した未転写残留トナーは、クリーニング装置28Y〜Kによって除去される。
トナー像を転写された連続紙Pは定着部400に搬送され、連続紙Pのトナー像をフラッシュ定着装置108により加熱・融解して、連続紙Pに定着する。定着を終えた連続紙Pは、張力付与機構250に送られる。
図2に示すように、張力付与機構250は、アイドルローラ132とアイドルローラ130とを備え、連続紙Pが巻き掛けられている。
アイドルローラ132とアイドルローラ130との間に張力付与ローラ112を備えている。張力付与ローラ112は、軸方向の両端部がアーム114の一端部に支持されている、また、アーム114の他端部はシャフト116に貫通し、シャフト116を中心に揺動する。アーム114は、バネ120によって連続紙P側へ付勢されており、張力付与ローラ112が連続紙Pに付勢されている。これによって、連続紙Pに張力が付与される。
更に、アイドルローラ130の下流側にはサブドライブローラ110とアイドルローラ128とが設けられている。サブドライブローラ110はサブドライブモータ122で駆動され、サブドライブローラ110とアイドルローラ128とで連続紙Pを把持搬送する。なお、図4に示すように、サブドライブモータ122は制御部101によって回転速度が制御されている。
また、図2に示すように、アーム114の回転角度は、シャフト116の端部に取り付けられたエンコーダ118によって検出されており、検出結果は制御部101(図1参照)に送られる。そして、制御部101は、アーム114の位置が常に定位置に位置するように、サブドライブモータ122の回転速度を制御している。つまり、サブドライブモータ122の回転速度は、張力付与ローラ112の位置によって検知された連続紙Pの張力に応じて決定される。
すなわち、連続紙Pの張力が強まれば連続紙Pの弛み量が減少するので張力付与ローラ112は連続紙Pが弛まない(図中右)方向へ押される。このためアーム114もまた図中右方向へ回動し、エンコーダ118において+方向(張力強)の信号が検出される。
この信号に対応してサブドライブモータ122にフィードバックし、サブドライブローラ110の回転速度を遅くすれば搬送速度が遅くなるため、連続紙Pの弛み量が増え、張力付与ローラ112は連続紙Pを押し込む方向(図中左)に回動する。
一方、連続紙Pの張力が弱まれば連続紙Pの弛み量が増加するので張力付与ローラ112は連続紙Pが弛む(図中左)方向へ引っ張られる。このためアーム114もまた図中左方向へ回動し、エンコーダ118において−方向(張力弱)の信号が検出される。
この信号に対応してサブドライブモータ122にフィードバックし、サブドライブローラ110の回転速度を速くすれば搬送速度が速くなるため連続紙Pの弛み量が減り、張力付与ローラ112は連続紙Pに押される方向(図中右)に回動する。
上記の処理を繰り返すことにより、サブドライブローラ110は回転速度を変化させながら張力付与ローラ112が一定の位置となるように、すなわち、連続紙Pの張力が一定となるように連続紙Pを搬送している。
なお、連続紙Pに所定の張力を付与する張力付与手段は、張力付与機構250以外の構成であっても良い。
そして、張力付与機構250から装置外に連続紙Pが排紙される
つぎに、カラーレーザープリンタ10のプリント動作について説明する。
まず、感光体ドラム12へのトナー像の形成について説明する。帯電器22によって感光体ドラム12の表面が一様に所定の表面電位に帯電する。つぎに、LEDヘッド14によって露光がなされる。露光された場所の感光体ドラム12の表面位は減衰し、感光体ドラム12の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像器34によって現像され、トナー像となる。
多色のフルカラー画像形成を行うカラーレーザープリンタ10では、各プリント部30Y〜Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミング、例えば、LEDヘッド14Y〜Kを露光し潜像を形成する露光タイミングを調整し、上記と同様のトナー像の形成工程が各感光体ドラム12Y〜Kで行われる。
そして、搬送する連続紙Pに対して、制御部101は、所定のタイミングで転写ローラ24Y〜Kに転写バイアスを印加し、感光体ドラム12Y〜K上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を連続紙Pに順次転写して重ね合わせることで、連続紙Pにフルカラーのトナー像を形成する。
そして、連続紙Pに形成されたフルカラーの未定着のトナー像の領域の先頭が、フラッシュ定着装置108の赤外線照射領域の入口まで搬送されると、制御部101は、フラッシュランプに赤外線を発光させる。連続紙P上の未定着トナーは、フラッシュ定着装置108の赤外線照射領域を通過する際にフラッシュランプから発光された赤外線によって加熱され、溶融し、赤外線照射領域を通過した後に凝固して連続紙Pに定着する。
つぎに本実施形態の作用について説明する。
さて、前述したように、張力付与機構250によって、連続紙Pに所定の張力が与えている。そして、図5に示すように、各感光体ドラム12Y〜K間、感光体ドラム12Yとアイドルローラ150との間、感光体ドラム12Kとアイドルローラ152との間、で連続紙Pにかかかる張力が、いずれも均等であれば、連続紙Pの搬送速度も一定となる。しかし、張力が均等でないと連続紙Pの搬送速度が一定とならない。
さて、感光体ドラム12上のトナー像を連続紙Pに転写する際、感光体ドラム12の表面のトナー像が形成されていない部分は、所定の表面電位に帯電しているので、連続紙Pは感光体ドラム12の表面に静電吸着する。
しかし、トナー像のカバーレッジ(トナー像が占める面積の割合)は、形成する画像によって異なり、また、各感光体ドラム12Y〜Kで異なる。よって、連続紙Pが感光体ドラム12の表面に静電吸着する静電吸着力も各感光体ドラム12Y〜Kで異なる。このため、各感光体ドラム12Y〜Kと転写ローラ24Y〜Kとで把持搬送する搬送力も異なる。その結果、張力付与機構250によって付与されている張力が、図6に示すように、各感光体ドラム12Y〜K間、感光体ドラム12Yとアイドルローラ150との間、感光体ドラム12Kとアイドルローラ152との間、で連続紙Pにかかる張力が変化し、均等でなくなる。このため連続紙Pの搬送速度が変化する。そして、この連続紙Pの速度変動により、転写時での各色トナー像の重ね合わせがズレる色ズレ(レジずれ)が生じる。つまり、感光体ドラム12Y〜Kに形成される各色トナー像のカバーレッジの違いが、色ズレの原因となる。
したがって、制御部101は、
(1)各LEDヘッド14Y〜Kの露光タイミング
(2)各感光体ドラム用駆動モータ31Y〜Kの回転速度、即ち感光体ドラム12Y〜Kの回転速度
(3)各転写ローラ24Y〜Kに印加する転写バイアス電圧
(4)アーム駆動用モータ41Y〜Kの回転角度、すなわち、スタビローラ40Y〜Kによる連続紙Pのラップ量
の(1)から(4)のうち、いずれか1つ以上を、各感光体ドラム12Y〜Kに形成される各色のトナー像のカバーレッジに基づいて制御し、色ズレを防止している。
以下に、上記について、具体的に説明する。なお、以下は、感光体ドラム12Cを例に取って説明しているが、他の各感光体ドラム12Y、12M、12Kについても同様である。
図5は、カバーレッジが全て所定の基準値である場合を示している。そして、その時の感光体ドラム12Y〜Kに連続紙Pが静電吸着する基準静電吸着力を2とする。(図中の四角で囲まれた数字)。また、連続紙Pに全体にかかる張力を10とすると、連続紙Pにかかる基準張力が各2づつ均等振り分けられてかかっている。(図中の二重四角で囲まれた数字)。
さて、図6に示すように、感光体ドラム12Cに形成されるトナー像のカバーレッジが基準値より大きくなり、静電吸着力が2から1になるとする。静電吸着力の低下により、感光体ドラム12Cと転写ローラ24Cとの把持搬送力が低下する。その結果、転写の上流側で連続紙Pにかかる張力が0.5下がり6が5.5となり、下流側は0.5上がり4が4.5となる。
このため、連続紙Pは上流側に引っ張られる力が働き、連続紙Pの搬送速度が低下する。よって、感光体ドラム12Cのトナー像が連続紙Pに転写される位置が早くなるため、トナー像の重ね合わせがズレ、色ズレ(レジずれ)が生じる。
よって、制御部101は、以下の(1)から(4)のうち、いずれか1つ以上を行い、連続紙Pにトナー像を正確に重ね合わせる。
(1)連続紙Pの速度低下分、LEDヘッド14Cの露光タイミングを遅らせて感光体ドラム12Cに形成されるトナー像の形成位置を遅らせ、転写でのトナー像の重ね合わせのタイミングを補正する。
(2)連続紙Pの速度低下分、感光体ドラム12Cの回転速度を遅くし、転写でのトナー像を重ね合わせのタイミングを補正する。
(3)感光体ドラム12Cに連続紙Pが静電吸着する静電吸着力が小さい分、転写ローラ24Yにかける転写バイアス電圧を上げて連続紙Pが感光体ドラム12Cに静電吸着する静電吸着力を上げ、連続紙Pの搬送力を一定に保つ。そして、連続紙Pの搬送速度を一定に保つ。
(4)感光体ドラム12Cに連続紙Pが静電吸着する静電吸着力が小さい分、図3(B)に示すように、スタビローラ40Cを移動してラップ量を大きくし、連続紙Pの搬送力を一定に保つ。そして、連続紙Pの搬送速度を一定に保つ。
なお、トナー像のカバーレッジが小さく静電吸着力が大きい場合は、制御部101は上記と逆の制御を行う。
更に、制御部101での制御を、LEDヘッド14の露光タイミングによって感光体ドラム12に形成されるトナー像の形成位置を補正(上記(1))する場合を、以下に、具体的に説明する。
図7は制御部101での制御を示すフローチャートである。また、図8はカバーレジと、感光体ドラム12と連続紙Pとの静電吸着力と、の関係を示し、図9は感光体ドラム12と連続紙Pとの静電吸着力と、レジずれ量(連続紙Pの速度の増減による色ズレ量)と、関係を示し、図10はレジずれ量とLEDヘッド14Cの書き込みタイミング(LEDヘッド14の露光タイミング)の関係を示している。そして、制御部101には、図8から図10のデータを予め格納されている。
ステップ300で出力する画像データが制御部101(図1参照)に入力される。ステップ302で各色のカバーレッジ、つまり各感光体ドラム12Y〜Kに形成する各色トナー像のカバーレッジを算出する。ステップ304で、算出したカバーレッジと図8に示すデータとから感光体ドラム12Y〜Kと連続紙Pとの静電吸着力を算出。ステップ306で、算出した静電吸着力と図9に示すデータとから各感光体ドラム12Y〜Kのレジずれ量を算出する。ステップ308で、算出したレジずれ量と図9に示すデータとから各LEDヘッド14Y〜Kの書き込みタイミングを算出する。ステップ310で書き込みタイミングの算出結果に基づき各LEDヘッド14Y〜Kの書き込みタイミングを設定する。ステップ312でプリントを開始する。
さて、連続紙Pに転写されているトナー像は、転写時は感光体ドラム12と連続紙Pとの間に挟まれる。あいだにトナー像があると連続紙Pが感光体ドラム12へ静電吸着する静電吸着力が弱まる。よって、上流側で既に連続紙Pに転写されているトナー像のカバーレッジによっても、連続紙Pが感光体ドラム12の表面に静電吸着する静電吸着力も異なる。
よって、制御部101(図1参照)は、上流側で既に連続紙Pに転写されているトナー像のカバーレッジによっても、上述した(1)から(4)と同様の制御を行い、より正確に色ズレを防止・修正している。
例えば、感光体ドラム12Cのシアントナー像を転写する際に、既に連続紙Pに転写されているイエロートナー像とマゼンタトナー像とのカバーレッジによっても、制御部101は上述した(1)から(4)と同様の制御を行い、より正確に色ズレを防止・修正する
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、感光体ドラム12を帯電後、露光により表面電位が低下した部分にトナーを付着し現像する現像方法、換言すると、現像電極に表面電位とほゞ同じ電位を印加して暗部と明部の電位差を逆転させ、かつ形成した表面電位の極性と同じ極性に帯電させたトナーを用いる、所謂、反転現像の場合で説明している。しかし、露光により表面電位が低下していない部分に、潜像電荷と逆極性の電荷を持ったトナーを静電的に付着させる現像法、所謂、正現像であっても良い。
なお、反転現像の場合は、感光体ドラム12に形成されたトナー像のカバーレッジが大きくなると静電吸着力が小さくなり、連続紙Pを感光体ドラム12と転写ローラ24とで把持搬送する搬送力が低下した。このため、カバーレッジが大きくなると静電吸着力や搬送速度の低下に対する補正を行った。
しかし、正現像の場合は、感光体ドラム12に形成されたトナー像のカバーレッジが小さくなると、静電吸着力が小さいなり、連続紙Pを感光体ドラム12と転写ローラ24とで把持搬送する搬送力が低下する。よって、正現像の場合は反転現像と逆にカバーレッジが小さくなると静電吸着力や搬送速度の低下に対する補正を行う。
また、例えば、上記実施形態では、Y、M、C、Kの4色のカラーレーザープリンタ10を例に取って説明したが、4色に限らず、ライトマゼンタ等、他の色を追加した5色以上のフルカラーレーザープリンタにも適用可能である。あるいは、3色以下のレーザプリンターにも適用可能である。
本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの概略を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタのラップ機構を示し、(A)はラップ量が小さい状態を示し、(B)はラップ量を大きくした状態を示している。 カラーレーザープリンタのブロック図である。 カバーレッジが全ての感光体ドラムで基準値の場合の静電吸着力と張力とを説明する図である。 カバーレッジがシアンの感光体ドラムのみ基準値より大きい場合の静電吸着力と張力とを説明する図である。 書き込みタイミングを補正する制御のフローチャートである。 カバーレジと、感光体ドラムと連続紙との静電吸着力と、の関係を示すグラフである。 感光体ドラムと連続紙との静電吸着力と、レジずれ量と、の関係を示すグラフである。 レジずれ量と書き込みタイミングとの関係を示すグラフである。
符号の説明
10 カラーレーザープリンタ(画像形成装置)
12 感光体ドラム(像担持体)
14 LEDヘッド(露光手段)
16 現像器(現像手段)
22 帯電器(帯電手段)
24 転写ローラ(転写手段)
30 プリント部(画像形成部)
40 スタビローラ
101 制御部(制御手段)
102 メインドライブローラ(連続紙搬送手段)
104 アイドルローラ(連続紙搬送手段)
106 メインドライブモータ(連続紙搬送手段)
242 バネ(スタビローラ移動手段)
240 アーム(スタビローラ移動手段)
240A 長孔(スタビローラ移動手段)
240B 長孔(スタビローラ移動手段)
241 アーム駆動用モータ(スタビローラ移動手段)
248 回転板(スタビローラ移動手段)
244 軸(スタビローラ移動手段)
246 軸(スタビローラ移動手段)
250 張力付与機構(張力付与手段)
P 連続紙

Claims (5)

  1. 連続紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部中の前記連続紙に所定の張力を与える張力付与手段を有し、該連続紙を搬送する連続紙搬送手段と、
    を備え、
    前記画像形成部は、
    回転する像担持体と、
    前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させる帯電手段と、
    前記像担持体に露光して表面電位を減衰させ、潜像を形成する露光手段と、
    前記像担持体の潜像を現像し、トナー像を形成する現像手段と、
    前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向し、転写バイアス電圧が印加され、該像担持体の前記トナー像を前記連続紙に転写させる転写手段と、
    を有し、
    前記連続紙搬送手段によって搬送される前記連続紙の搬送経路に沿って複数の前記像担持体が配設され、
    前記複数の各像担持体が担持する前記各トナー像を、順次、前記転写手段で前記連続紙に転写して重ね合わせて画像を形成する画像形成装置であって、
    制御手段が、前記各露光手段の露光タイミング、前記各像担持体の回転速度、前記各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうち、いずれか1つ以上を、前記各像担持体に形成される前記トナー像のカバーレッジに基づいて制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記連続紙に転写されている前記トナー像のカバーレッジにも基づいて、
    前記各露光手段の露光タイミング、前記各像担持体の回転速度、前記各転写手段に印加する転写バイアス電圧のうち、いずれか1つ以上を、制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 連続紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部中の前記連続紙に所定の張力を与える張力付与手段を有し、該連続紙を搬送する連続紙搬送手段と、
    を備え、
    前記画像形成部は、
    回転する像担持体と、
    前記像担持体の表面を所定の表面電位に帯電させる帯電手段と、
    前記像担持体に露光して表面電位を減衰させ、潜像を形成する露光手段と、
    前記像担持体の潜像を現像し、トナー像を形成する現像手段と、
    前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向し、転写バイアス電圧が印加され、該像担持体の前記トナー像を前記連続紙に転写させる転写手段と、
    前記転写手段と対向する前記像担持体の近傍に前記連続紙をラップさせ、ラップ量が調整可能なラップ手段と、
    を有し、
    前記連続紙搬送手段によって搬送される前記連続紙の搬送経路に沿って複数の前記像担持体が配設され、
    前記複数の各像担持体が担持する前記各トナー像を、順次、前記転写手段で前記連続紙に転写して重ね合わせて画像を形成する画像形成装置であって、
    制御手段が、前記ラップ手段のラップ量を、各前記像担持体に形成されるトナー像のカバーレッジに基づいて制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記連続紙に転写されている前記トナー像のカバーレッジにも基づいて、
    前記ラップ手段のラップ量を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置
  5. 前記ラップ手段は、
    前記転写手段の下流側と上流側とに設けられ、前記連続紙の搬送経路を挟んで前記像担持体と対向する一対のスタビローラと、
    前記スタビローラの位置を移動させてラップ量を調整するスタビローラ移動手段と、
    を備え、
    前記制御手段は前記スタビローラ移動手段を制御してラップ量を制御することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
JP2004278045A 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置 Pending JP2006091541A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278045A JP2006091541A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置
US11/053,844 US7221893B2 (en) 2004-09-24 2005-02-10 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278045A JP2006091541A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006091541A true JP2006091541A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36099270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004278045A Pending JP2006091541A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7221893B2 (ja)
JP (1) JP2006091541A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073013A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4736661B2 (ja) * 2005-09-16 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US7401877B2 (en) 2006-09-22 2008-07-22 Xerox Corporation Printing mode for a printer
JP5025526B2 (ja) * 2008-02-29 2012-09-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2012008476A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Canon Inc 電子写真画像形成装置
JP2019082637A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 エイチピー プリンティング コリア カンパニー リミテッド ベルト駆動装置及び画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798547A (ja) * 1993-06-08 1995-04-11 Xerox Corp ゼログラフィックプリンタ
JPH1078734A (ja) * 1996-07-08 1998-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1138798A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Canon Inc 画像形成装置
JPH11305563A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Konica Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2002236404A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Hitachi Ltd 画像形成装置
JP2003186316A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274428A (en) 1992-06-24 1993-12-28 Xerox Corporation Single pass direct transfer color printer
US5499093A (en) * 1993-06-18 1996-03-12 Xeikon Nv Electrostatographic single-pass multiple station printer with register control
JP3320372B2 (ja) * 1999-02-10 2002-09-03 富士通株式会社 連続媒体印刷装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798547A (ja) * 1993-06-08 1995-04-11 Xerox Corp ゼログラフィックプリンタ
JPH1078734A (ja) * 1996-07-08 1998-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH1138798A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Canon Inc 画像形成装置
JPH11305563A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Konica Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2002236404A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Hitachi Ltd 画像形成装置
JP2003186316A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073013A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060067743A1 (en) 2006-03-30
US7221893B2 (en) 2007-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5140954B2 (ja) 画像形成装置
US7221893B2 (en) Image forming apparatus
JP2009294312A (ja) 画像形成装置
JP4591233B2 (ja) 画像形成装置
JP5084228B2 (ja) 画像形成装置
JP4244594B2 (ja) ベルト搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4731962B2 (ja) 転写装置、画像形成装置
JP2007292836A (ja) 画像形成装置
JP4701915B2 (ja) 画像形成装置
JPH1172980A (ja) 画像形成装置
JP4965220B2 (ja) 画像形成装置
JPH09208075A (ja) 画像形成装置
JP2000275985A (ja) ベルト搬送装置
JP4928285B2 (ja) 画像形成装置
JP3819410B2 (ja) 画像形成装置
JP2009063768A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP2006091159A (ja) 画像形成装置
JP2007304190A (ja) 画像形成装置
JP2005195647A (ja) 転写装置
JP2008065149A (ja) 画像形成装置
JP2010048942A (ja) 画像形成装置
JP2003114591A (ja) 画像形成装置
JP2006017911A (ja) 画像形成装置
JP2005091857A (ja) 転写装置と画像形成装置
JP2005092691A (ja) 駆動制御装置、駆動制御方法、画像形成装置、画像読取装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215