JP2006090671A - 凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法 - Google Patents

凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 原料液をノズルから真空凍結乾燥塔内へ噴出させて凍結乾燥する場合に、ノズル周りで微小原料液粒子が自己凍結しない凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法を提供すること。
【解決手段】 マンニトールの5%水溶液を原料液Lとして真空凍結乾燥塔11内へ噴出させさるノズル12を、平板13に内径が例えば150μm の細孔14を穿設したものとする。そして、真空凍結乾燥塔11内の圧力を例えば50Pa、原料液Lにかける圧力を例えば0.3MPaとして、細孔14の下方に原料液Lの液柱Kを形成させ、噴出条件によって定まる一定長さの液柱Kの下端から液柱Kが発散して形成される微小原料液粒子Rを自己凍結させ微小凍結粒子Qとして収集し、低温度に加熱して微小凍結粒子Qに含まれる氷を昇華させて乾燥しマンニトールの微粉末Pとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法に関するものであり、更に詳しくは、ノズルから原料液を真空空間へ噴出して自己凍結させる凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法に関するものである。
従来、原料液中に溶解している物質や分散している物質を乾燥して微粉末として取り出す方法としては熱風乾燥法、噴霧乾燥法、凍結真空乾燥法等が知られている。しかし、医薬品や食品などの中には、加熱によって変性されて生理活性を失うもの、風味を損なうものがあり、これらについては凍結真空乾燥法が採用され、その方法の一つとして、原料液をノズルから真空空間へ噴霧して得られる微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、その微小凍結粒子を真空下に低温度で加熱して氷結状態の溶媒または分散媒を昇華させて乾燥することにより微粉末として取り出す凍結真空乾燥法が採用される。この方法で使用されるノズルとしては、原料液がノズルの噴出口から直ちに霧状に噴出される構造となっている。
図3は一般的に使用されるノズルの縦、横の概略断面と、形成される噴霧の模式形状を示す図である。すなわち図3−Aは扇形ノズルで、吹出口部分で液を衝突させ、反発して広がる時の反発力を利用して液を扇状に噴射するノズルであり、図3−Bは充円錐ノズルで、ノズル内部で液を回転させて液を接触、分裂させ、遠心力で噴霧するノズルである。また図3−Cは空円錐ノズルで、充円錐ノズルと同様に、ノズル内部で液を回転させて液を接触、分裂させ、遠心力で噴霧するノズルであるが、 空円錐ノズルの場合には、中心部に孔が無いものを用いる。
上記のノズルを使用する凍結真空乾燥方法、すなわち、真空空間へ原料液をノズルから噴霧させ、形成される微小原料液粒子から溶媒または分散媒が蒸発し、蒸発潜熱が奪われることによって微小原料液粒子を自己凍結させる方法に存在する問題は、自己凍結がノズルの先端部ないしはノズルの近傍で発生し易いことにある。このように自己凍結がノズル周りで発生するとノズルが閉塞し作業の中断を余儀なくされる。
上記のようなノズル周りでの自己凍結を発生させない方法として、原料液供給装置のノズルを給液室内に囲って凍結部から分離し、給液室と凍結部との間にバルブを設けた構成とし、噴霧開始時には、バルブを閉じて凍結部は原料液が自己凍結する高真空度に維持するが、給液室は自己凍結を生じない真空度、すなわち凍結部よりは高い圧力として原料液を噴霧し、ノズル周りで自己凍結しない状態を得てからバルブを開けて給液室内の微小原料液粒子を凍結部へ流入させる原料液の供給方法が開示されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2004−093078号公報
然しながら、上記特許文献1の方法では、原料液供給装置に給液室とバルブを必要とし、バルブはそれを開とした時に噴霧状の微小原料液粒子の通路となる箇所であるから、凍結部の内径と同等の大型なものを必要とする。また給液室を原料液が自己凍結しない真空度にして原料液の噴霧を開始するとは言え、給液室内を凍結部とは独立して真空排気し、かつその給液室内の真空度を制御し得る真空排気手段を設けない場合は、給液室の真空度の制御が困難であり、給液室内で同様に自己凍結を生じるという問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、原料液をノズルから真空凍結乾燥塔内へ噴出させて凍結真空乾燥する場合に、ノズル周りで自己凍結を生じない凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法を提供することを課題とする。
上記の課題は請求項1または請求項5の構成によって解決されるが、 請求項1の凍結真空乾燥装置は、原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の前記真空凍結乾燥塔内へ供給して形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて前記微小凍結粒子を前記真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する凍結真空乾燥装置において、
前記ノズルは前記原料液の噴出孔として先端部に少なくとも一つの細孔を有するものであって、前記原料液を前記細孔から下方へ液柱として噴出させることにより、前記原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において前記液柱が発散して形成される霧状の前記微小原料液粒子が自己凍結して前記微小凍結粒子となるように構成されている装置である。
このような凍結真空乾燥装置は、ノズルの噴出孔である細孔の先端から原料液が直ちには霧状とはならず、原料液は先ず液柱として噴出されるので、細孔の先端部は勿論、細孔の近傍においても微小原料液粒子の自己凍結を発生させない。
請求項1に従属する請求項2の凍結真空乾燥装置は、前記原料液が前記原料液供給容器に収納され、前記原料液供給容器内の前記原料液にかける供給圧力、および前記真空凍結乾燥塔内の圧力が独立して制御可能とされている装置である。
このような凍結真空乾燥装置は、両者の圧力関係を調整することによって、原料液が細孔から真空凍結乾燥塔内へ液柱として噴出され、その液柱が噴出条件によって定まる一定の長さ位置において霧状の微小原料液粒子となって発散されることを確実化させる。
請求項1に従属する請求項3の凍結真空乾燥装置は、前記細孔の下端から前記捕捉面までの距離が機構的に可変とされている装置である。
このような装置は形成される液柱の長さに応じて液柱の下端から微小凍結粒子の捕捉面までの距離を調整することができ、捕捉面が未だ自己凍結していない微小原料液粒子を捕捉して濡れることを防ぐほか、原料液の種類または必要な噴出条件が異なる凍結真空乾燥に兼用することができる。
請求項1に従属する請求項4の凍結真空乾燥装置は、前記細孔の内径が50μmから500μm の範囲に設定される装置である。
このような凍結真空乾燥装置は、原料液を細孔から液柱として噴出させる条件の設定を容易ならしめる。
請求項5の凍結真空乾燥方法は、原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の前記真空凍結乾燥塔内へ噴出させて形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて前記微小凍結粒子を前記真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する凍結真空乾燥方法において、前記ノズルの先端部に形成された少なくとも一つの細孔から下方へ前記原料液を液柱として噴出させ、前記原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において前記液柱が発散して形成される霧状の前記微小原料液粒子を自己凍結させ前記微小凍結粒子とする方法である。
このような凍結真空乾燥方法は、ノズルの細孔から原料液が直ちには霧状とはならず、原料液は先ず液柱として噴出されるので、細孔の先端部は勿論、細孔の近傍においても微小原料液粒子の自己凍結を発生させない。
請求項1の凍結真空乾燥装置によれば、ノズルの噴出孔である細孔から原料液が液柱として噴出され、細孔の先端部は勿論、細孔の近傍においても微小原料液粒子の自己凍結を発生させないので、ノズル詰まりによる作業の中断を招くことがない。
請求項2の凍結真空乾燥装置によれば、原料液供給容器内の原料液にかける供給圧力、および真空凍結乾燥塔内の圧力が独立して制御可能であることから、 原料液が細孔から真空凍結乾燥塔内へ液柱として噴出された後に霧状の微小原料液粒子となって発散することを確実化させ、かつ凍結真空乾燥時における多少の圧力変動にも追随することができ、凍結真空乾燥装置の長時間に亘る安定した操業を可能ならしめる。また、原料液の供給圧力を一定として真空凍結乾燥塔内の圧力を制御することにより、また真空凍結乾燥塔内の圧力を一定として原料液の供給圧力を制御することによっても、形成される液柱の長さ、液柱の下端から発散する微小原料液粒子の発散角度、微小原料液粒子の粒子径や凍結温度を変化させることができる。
請求項3の凍結真空乾燥装置によれば、形成される液柱の長さに応じて液柱の下端から微小凍結粒子の捕捉面までの距離を機構的に調整することができるので、液柱の下端から発散して形成される微小原料液粒子が自己凍結されないまま捕捉面に到達することによるトラブルの発生を回避することができ、かつ凍結真空乾燥する原料液の種類、凍結真空乾燥の条件の異なる凍結真空乾燥に兼用することが可能であり、設備費を低減させる。
請求項4の凍結真空乾燥装置によれば、細孔の内径を50μmから500μm の範囲で変えるだけで、原料液を細孔から液柱として噴出させ、続いて液柱が発散して霧状に形成される微小原料液粒子が自己凍結することによる微小凍結粒子を生成させる条件の設定が容易にでき、凍結真空乾燥装置の安定な稼動を容易ならしめる。
請求項5の凍結真空乾燥方法によれば、ノズルに形成された細孔から原料液が液柱として噴出され、細孔の先端部は勿論、細孔の近傍においても微小原料液粒子の自己凍結を発生させないので、ノズル詰まりによる作業の中断を招くことがない。
上述したように、原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の真空凍結乾燥塔内へ供給して形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて微小凍結粒子を真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する場合において、本発明の凍結真空乾燥装置は、上記ノズルが原料液の噴出孔として先端部に少なくとも一つの細孔を有するものであって、原料液を細孔から下方へ液柱として噴出させることにより、原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において液柱が発散して形成される霧状の微小原料液粒子が自己凍結して微小凍結粒子となるように構成されている装置である。
また、原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の真空凍結乾燥塔内へ供給して形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて微小凍結粒子を真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する場合において、本発明の凍結真空乾燥方法は、ノズルの先端部に形成された少なくとも一つの細孔から下方へ原料液を液柱として噴出させ、原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において液柱が発散して形成される霧状の微小原料液粒子を自己凍結させ微小凍結粒子とする方法である。
本発明の凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法においては、原料液を噴出させるノズルの噴出孔は平板に形成された細孔であり、一つの細孔であってもよく複数個の細孔であってもよい。すなわち、二個の細孔を有するノズルを取り付けることにより、それに伴って乾燥能力の増大も要するが、処理能力を二倍にすることが可能になる。ノズルの細孔の内径は例えば150μm とされるが、それより小であってもよく、また大であってもよい。要するに原料液が細孔から液柱として噴出されるものであればよい。その液柱の形成は原料液の供給圧力および真空凍結乾燥塔の圧力によっても支配される。なお、内径の異なる細孔を備えたノズルをターレット板に複数個設けておき、ターレット板を回転させることによって適切な内径の細孔を有するノズルを選択し得るようにしてもよい。
原料液供給容器に収納した原料液を加圧してノズルの細孔から真空下の真空凍結乾燥塔内へ噴出させると、噴出条件によって定まる一定長さの液柱が形成され、その液柱の下端から原料液が発散して微小原料液粒子が霧状に形成される。すなわち、噴出された原料液は表面からの溶媒または分散媒の蒸発はあるものの短時間は液柱を形成し、その時間が経過すると内部から溶媒または分散媒の蒸発が急激に進行して液柱の容積が急激に拡大し、液柱は霧状の微小原料液粒子となってほぼ円錐形状に発散されるからである。その時における液柱の長さのほか、発散の角度、形成される微小原料液粒子の粒子径や凍結温度は、原料液が同一であっても細孔の内径、原料液の供給圧力、および真空凍結乾燥塔内の圧力によって支配される。従って原料液の供給圧力および真空凍結乾燥塔内の圧力は独立して制御し得るものであることが望ましい。そして生成される微小原料液粒子は真空凍結乾燥塔内を落下する間に溶媒または分散媒が蒸発することにより蒸発潜熱が奪われて温度低下し、自己凍結して微小凍結粒子となる。
そして、微小凍結粒子から氷結温度以下の温度になっている溶媒または分散媒を昇華させることによって微小凍結粒子の乾燥が行なわれる。この乾燥時には、乾燥させる物質の種類によって異なるが、その物質を変性させない温度、例えば30℃の温度に加熱して昇華を促進させることが行われる。加熱手段としては、局所的な高温度部分を生ずることなく均等に加熱し得るものが望ましく、上記の30℃に加熱する場合には、例えば30℃の温水を使用するジャケットによる加熱や面状ヒーターなどが用いられる。
原料液の溶媒または分散媒が水である場合には自己凍結して0℃以下の温度になっている氷を昇華させて微小凍結粒子の乾燥が行なわれる。 従って微小凍結粒子の温度、すなわち氷の温度にもよるが、真空凍結乾燥塔の圧力は100Pa以下、例えば50Paないしは5Pa程度に保持される。勿論、5Pa以下としてもよい。溶媒または分散媒が水以外である場合、真空凍結乾燥塔の圧力はその溶媒または分散媒の種類に応じて適切な圧力が選定されることは言うまでもない。
上記のような圧力の真空凍結乾燥塔に対し、原料液には例えば窒素ガスを使用して大氣圧(≒0.1MPa)以上の供給圧力、例えば0.3MPaの供給圧力をかけることにより、上述したように、原料液は適宜選定される内径の細孔の下端から一定の長さの液柱として噴出された後、霧状の微小原料液粒子となって発散され、微小原料液粒子は自己凍結して微小凍結粒子となる。
以下、本発明の凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法を実施例によって図面を参照し具体的に説明する。図1は実施例1において使用した凍結真空乾燥装置1の概略的な断面図である。すなわち、凍結真空乾燥装置1はマンニトールの5%水溶液を原料液Lとしてマンニトールの微粉末Pを製造するための装置である。凍結真空乾燥装置1はその円筒状の真空凍結乾燥塔11内で原料液Lを発散させて微小原料液粒子Rとする。微小原料液粒子Rは落下の途中で自己凍結して微小凍結粒子Qとなる。この落下してくる微小凍結粒子Qを捕捉、収集して低温度で加熱し、微小凍結粒子Qに含まれる氷を昇華させて乾燥するようになっている。
すなわち、真空凍結乾燥塔11の上端部には後述の原料液供給容器41から供給される原料液Lを液柱Kとして噴出させるためにノズル12が設けられているが、そのノズル12の概略断面図を図2に示した。 すなわち、このノズル12は、平板13の中心部に一つの細孔14が形成されたものである。この平板13は真空凍結乾燥塔11の上部フランジ10にノズル固定部材12bによってO−リング12cを介して気密に固定されている。 本実施例においては、細孔14の内径がそれぞれ50μm 、100μm 、150μm 、200μm であるノズル12を使用した。
液柱Kは原料液Lを噴出させる条件によって定まる一定の長さに形成され、その下端で発散して微小原料液粒子Rが霧状に形成される。そして微小原料液粒子Rは落下の途中で自己凍結して微小凍結粒子Qとなる。真空凍結乾燥塔11の底部には、落下してくる微小凍結粒子Qを斜面で受けて捕捉し、かつ低温度で加熱して微小凍結粒子Qに含まれる氷を昇華させて乾燥しながら、傾斜面を滑落させ底部の開口16から下方へ落下させる上開きのコニカルな形状の収集・加熱機器15と、開口16から落下する微小凍結粒子Qを受けて、図1において左方へ移送しながら加熱、乾燥してマンニトールの微粉末Pとする振動フィーダなどの移送機18が設けられている。
コニカルな形状の収集・加熱機器15の下面側には、図示せずとも真空凍結乾燥塔11の外部から導入され外部へ戻される温水の循環通路となるジャケット17が設けられており、上方から落下してくる微小凍結粒子Qを受け、微小凍結粒子Qが収集・加熱機器15の傾斜した表面である捕捉面15sを滑落して中央部の開口16から下方へ落下する間に、微小凍結粒子Qを低温度で加熱して、含まれている氷を昇華させるようになっている。 なお、微小凍結粒子Qの滑落を円滑にするために、表面をフッ素樹脂加工してもよく、また収集・加熱機器15に微小な振動を与えるようにしてもよい。勿論、温水のジャケット17に替えて収集・加熱機器15の捕捉面15sの下側にヒーターを埋め込んで加熱するようにしてもよい。
上記の開口16より下方において、真空凍結乾燥塔11の底部には図1において左方へ延在部11Eが形成されており、底部から延在部11Eにかけて移送機18が設置されている。すなわち、移送機18は、収集・加熱機器15の底部の開口16から落下する氷分の減少した微小凍結粒子Qを受け、図1において左方へ搬送する間にも加熱し乾燥することにより、下流端部ではマンニトールの乾燥した微粉末Pが得られる。なお、加熱手段として図示せずとも面状ヒーターが取り付けられている。そして、真空凍結乾燥塔11の上記延在部11Eは移送機18の下流端を越えてから直下へ曲げられてマンニトール微粉末Pが落下する垂下路11Fとなっており、垂下路11Fの下部は後述の回収・秤量室21内へ挿入され、その下端部は絞られて自動開閉弁19が取り付けられている。
上記の垂下路11Fが挿入されている回収・秤量室21は真空凍結乾燥塔11 と一体的に設けられており、垂下路11Fを落下するマンニトールの微粉末Pは容器22に収納され秤量される。また、回収・秤量室21とは仕切弁29を介して封栓・取出室31が設けられている。封栓・取出室31においては天井面側に設けられた打栓機32によって容器22に栓23が打栓された後、大気側との間を開閉する仕切弁39を開けて大気側へ取り出される。なお、封栓・取出室31は図示せずとも独立に真空排気が可能とされている。そのほか、回収・秤量室21、封栓・取出室31、大気側の間で容器22を移送するために、それぞれにはコンベア30が配設されているが、特に、回収・秤量室21のコンベア30は図示せずともロードセル方式の重量計測装置が付属されている。
また図1において、真空凍結乾燥塔11の左側の上方には、原料液Lの供給容器41が設置されている。そして、原料液供給容器41の底部と真空凍結乾燥塔11の上端部のノズル12とを連結する原料液供給配管42が取り付けられており、原料液供給容器41とノズル12との間には開閉弁43が設けられている。また、原料液供給容器41に収納される原料液Lの上部空間に供給圧力をかけるための窒素ガス配管44が開閉弁45と共に配設されている。なお、原料液Lの供給はポンプを使用して圧送してもよい。
更に、図1において真空凍結乾燥塔11の底部の右側には、真空凍結乾燥塔11内を排気するための真空排気系が設けられている。すなわち、真空凍結乾燥塔11の底部に接続された真空排気配管57には冷却用の液体窒素配管54を備えたコールドトラップ53を介してルーツポンプ52とロータリーポンプ51とが接続されており、コールドトラップ53とルーツポンプ52との間には排気弁55が設けられ、真空凍結乾燥塔11とコールドトラップ53との間には開閉弁56が設けられている。
本実施例の噴霧式真空凍結乾燥装置1は以上のように構成されているが、次にその作用を説明する。図1を参照して、真空凍結乾燥塔11の上端部に、原料液Lの噴出孔としての内径150μmの細孔14を有するノズル12が取り付けられている。原料液供給容器41には原料液Lとしてマンニトールの5%水溶液が収納されている。そして回収・秤量室21内にある自動開閉弁19を開け、真空排気管57の開閉弁56、排気弁55を開けて、ロータリーポンプ51とルーツポンプ52とによって真空排気して真空凍結乾燥塔11内の圧力を50Paに維持し、コールドトラップ53を作動させた。更に、真空凍結乾燥塔11の底部の収集・加熱機器15の下面側のジャケット17には温度30℃の温水を循環させ、移送機18も図示しない面状ヒーターに通電し30℃の温度に保った。その時点で、上記以外の弁類はすべて閉じられている。
上記の状態から、原料液供給容器41の窒素ガス配管44の開閉弁45を開けて原料液Lの上部空間を窒素ガスで置換してから、窒素ガスによって原料液Lを加圧し常に0.3MPaの供給圧力がかかるようにして、原料液供給配管42の開閉弁43を開け、ノズル12の細孔14から真空凍結乾燥塔11内へ噴出させた時、ノズル12の細孔14から下方へ原料液Lの長さ400mmの液柱Kが形成され、その液柱Kの下端から原料液Lが霧状に発散され、形成された微小原料液粒子Rは下方へ落下した。この際、細孔14の先端部やその近傍において微小原料液粒子Rの自己凍結は生じなかった。ちなみに、この時のノズル12の細孔14内における原料液Lの流速は18.2m/秒と算出された。
そして、形成された微小原料液粒子Rは真空下にある真空凍結乾燥塔11内を落下する途中において水分が蒸発して蒸発潜熱が奪われることにより自己凍結し、微小凍結粒子Qとなって落下を続け、収集・加熱機器15の上側の傾斜した捕捉面15sに捕捉された。この微小凍結粒子Qは収集・加熱機器15の捕捉面15sで加温され、含まれている氷が昇華して乾燥されると共に、傾斜面を滑落して底部の開口16から下方の移送機18上へ落下した。
開口16から落下した微小凍結粒子Qは移送機18によって図1において左方へ搬送されると共に図示しない面状ヒーターによって加熱され、移送機18の下流端部では乾燥されたマンニトール微粉末Pが得られた。そして、移送機18の下流端から排出されるマンニトールの微粉末Pは垂下路11Fを経由して、回収・秤量室21内の容器22に収納され秤量された。そして秤量値が所定の値に達すると、自動開閉弁19を閉じ、仕切弁29を開けて容器22を封栓取出室31へ搬出すると共に、交換に新しい容器22を回収・秤量室21の所定位置へ搬入してから仕切弁29を閉じ、自動開閉弁19を開けてマンニトール微粉末Pの収納が再開された。
他方、封栓・取出室31へ搬出されたマンニトール微粉末Pを収納している容器22は打栓機32によって栓23を打栓した後、仕切弁39を開けて大気側へ搬出したが、それと交換に新しい容器22を搬入してから仕切弁39を閉じて真空排気し、回収・秤量室21と同等の真空度とされた。回収・秤量室21と封栓・取出室31とにおいて上記の作用が繰り返された。
上記においては、原料液Lへかける供給圧力を0.3MPaとしたが、この供給圧力を0.1MPa、0.2MPa、および0.5MPaと変化させたところ、供給圧力が小であるほどノズル12の下方に形成される原料液Lの液柱Kは短くなったが、ノズル12の細孔14の周りに微小原料液粒子Rの自己凍結は発生しなかった。ちなみに、原料液Lの供給圧力を0.1MPaとした時の液柱Kの長さは300mmであった。
実施例1と同じ凍結真空乾燥装置1を使用し、ノズル12は細孔14の内径が100μmであるものを取り付けたが、真空凍結乾燥塔11内の圧力は50Pa、原料液Lへかける供給圧力は0.3MPaの如く実施例1と同様にして、原料液Lであるマンニトールの5%水溶液を凍結真空乾燥した。その結果、ノズル12の細孔14の下方には原料液Lの長さ200mmの液柱Kが形成され、細孔14の先端部、ないしは細孔14の近傍において微小原料液粒子Rの自己凍結は発生せず、原料液Lは実施例1の時と同様にマンニトールの微粉末Pとして回収された。
上記において使用した細孔14の内径が100μm のノズル12を交換して、細孔14の内径が200μm であるノズル12とし、それ以外は同様として原料液Lであるマンニトールの5%水溶液を凍結真空乾燥させた。この場合にも、ノズル12の細孔14の下方には原料液Lの液柱Kが形成され、細孔14の先端部、ないしは細孔14の近傍において微小原料液粒子Rの自己凍結は発生せず、原料液Lはマンニトールの微粉末Pとして回収された。
実施例1と同じ凍結真空乾燥装置1を使用し、ノズル12は細孔14の内径が50μm のものを取り付け、真空凍結乾燥塔11内の圧力は50Paとし、原料液Lへかける供給圧力を0.1MPa、0.2MPa、0.3MPa、および0.5MPaとしたが、何れの場合も細孔14の先端で原料液Lが凍結し、原料液Lの噴出はできなくなった。これは細孔14内における原料液Lの流量が少ないために、原料液Lは液柱を形成することなく直ちに自己凍結したものと考えられる。
以上、本発明の凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法を実施例によって説明したが、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば本実施例において、ノズル12は平板13に細孔14を形成したものを使用し、ノズル固定部材12bで真空凍結乾燥塔11の上部フランジ10に固定するようにしたが、細孔14を有するノズル12であれば、どのような構造のものであってもよい。
また本実施例において、ノズル12は真空凍結乾燥塔11の上端部に固定されているものとしたが、例えば真空凍結乾燥塔11の上端部にベローズを介して、昇降機構によって上下方向への移動を可能にして、ノズル12の細孔14と下方の収集・加熱機器15との間の距離を可変としてもよい。このようにすれば、真空凍結乾燥塔11内におけるノズル12の高さ位置を変更し得る装置となり、原料液Lの噴出時に形成される液柱の長さが大である凍結真空乾燥、ないしは微小原料液粒子Rが微小凍結粒子Qとなるまでに時間を要する凍結真空乾燥など、原料液の種類や噴射条件の異なる凍結真空乾燥に兼用することが可能な凍結真空乾燥装置となる。
また本実施例においては、マンニトールの5%水溶液を原料液とし、凍結真空乾燥してマンニトールの微粉末を製造する場合を説明したが、本発明の凍結真空乾燥装置および凍結真空乾燥方法は、この原料液に限定されるものではなく、例えば医薬品や食品の有効成分を内包するマイクロカプセルが分散媒に分散された分散液を凍結真空乾燥して乾燥したマイクロカプセルを取り出す場合にも全く同様に適用される。
本発明の実施例による凍結真空乾燥装置の概略的な断面図である。 実施例において使用したノズルの概略的な断面図である。 一般的に使用されている噴霧ノズルの縦、横の概略断面と、形成される噴霧の模式形状を示す図である。
符号の説明
1 ・ 凍結真空乾燥装置、 10 ・ 上部フランジ、
11 ・ 真空凍結乾燥塔、 12 ・ ノズル、
14 ・ 細孔、 15 ・ 収集・加熱機器、
18 ・ 移送機、 21 ・ 回収・秤量室、
22 ・ 容器、 31 ・ 封栓・取出室、
41 ・ 原料液供給容器、 42 ・ 原料液供給配管
44 ・ 窒素ガス配管、 51 ・ ロータリーポンプ、
52 ・ ルーツポンプ、 53 ・ コールドトラップ、
L ・ 原料液、 K ・ 液柱、
P ・ マンニトールの微粉末、 Q ・ 微小原料液粒子、
R ・ 微小凍結粒子

Claims (5)

  1. 原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の前記真空凍結乾燥塔内へ噴出させて形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて前記微小凍結粒子を前記真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する凍結真空乾燥装置において、
    前記ノズルは前記原料液の噴出孔として少なくとも一つの細孔を有するものであって、
    前記原料液を前記細孔から下方へ液柱として噴出させることにより、前記原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において前記液柱が発散して形成される霧状の前記微小原料液粒子が自己凍結して前記微小凍結粒子となるように構成されていることを特徴とする凍結真空乾燥装置。
  2. 前記原料液が原料液供給容器に収納され、前記原料液供給容器内の前記原料液にかける供給圧力、および前記真空凍結乾燥塔内の圧力が独立して制御可能とされている請求項1に記載の凍結真空乾燥装置。
  3. 前記細孔から前記捕捉面までの距離が機構的に可変とされている請求項1に記載の凍結真空乾燥装置。
  4. 前記細孔の内径が50μmから500μm の範囲に設定される請求項1に記載の凍結真空乾燥装置。
  5. 原料液を真空凍結乾燥塔内の上端部に設けられたノズルから真空下の前記真空凍結乾燥塔内へ噴出させて形成される微小原料液粒子を自己凍結させて微小凍結粒子とし、続いて前記微小凍結粒子を前記真空凍結乾燥塔内の捕捉面で捕捉して加熱し昇華乾燥する凍結真空乾燥方法において、
    前記ノズルの先端部に形成された少なくとも一つの細孔から下方へ前記原料液を液柱として噴出させ、前記原料液の噴出条件によって定まる一定の長さ位置において前記液柱が発散して形成される霧状の前記微小原料液粒子を自己凍結させ前記微小凍結粒子とすることを特徴とする凍結真空乾燥方法。
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