JPH0566172B2 - - Google Patents

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JPH0566172B2
JPH0566172B2 JP85108060A JP10806085A JPH0566172B2 JP H0566172 B2 JPH0566172 B2 JP H0566172B2 JP 85108060 A JP85108060 A JP 85108060A JP 10806085 A JP10806085 A JP 10806085A JP H0566172 B2 JPH0566172 B2 JP H0566172B2
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JP
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gas
chamber
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agent vapor
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Rauenberugaa Hansu
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GURATSUTO MASHIINEN UNTO APARA
Original Assignee
GURATSUTO MASHIINEN UNTO APARA
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Publication date
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Publication of JPH0566172B2 publication Critical patent/JPH0566172B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/003Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic followed by coating of the granules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/12Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic in rotating drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/16Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by suspending the powder material in a gas, e.g. in fluidised beds or as a falling curtain

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用可能性〕 本発明は、粒状の被処理物の最初存在する粒子
に、別の粒子を形成するための材料を付加させる
ように、そして/又は、被膜を形成するように、
例えば、最初存在する粒子を互に付加させて団塊
状とするように、該粒状の被処理物を処理する際
に、粒子を運動させ、該粒子に気体を導き、粒子
の湿潤に役立つ湿潤剤の蒸気を該気体に少くとも
或る期間添加して、粒子を収納した室の少くとも
或る領域に該気体と湿潤剤の蒸気との混合物を含
有されるようにする処理方法に関する。
〔従来の技術〕
団塊化又は被覆するべき粒子を有する被処理物
を、容器に装入し、この容器に温かい空気を導い
て流動床を形成することは、従来から知られてい
る。流動状となつた被処理物中にノズルによつて
流体を噴射し、最初存在している粒子を団塊化
し、又は被覆する。この方法によれば、粒子は、
ほぼ温かい空気の温度まだ加温されるが、これ
は、熱的に不安定な物質の加工の場合には不つご
うなことがある。例えば蛋白質が変質することが
ありうる。更に、装入量が多い場合には、全部の
粒子の全部の表面を噴射液で一様に漏らすこと
(これは均質な塊状物又は被膜の形成のために必
要である)は、全くできないか、又は、できたと
しても、多くの処理時間を必要とする。
回転しているドラム中の粒子の床を通つて温か
い空気を導き、液状の物質を粒子に噴射して粒子
に被膜を形成することは、国際公開公報WO82/
3972号及びヨーロツパ公開公報85650号により公
知となつている。これらの方法においても、流動
床による団塊化又は被覆の場年合について前述し
た問題に遭遇する。
温かい空気と粒状の被処理物とによつて形成さ
れた流動床に蒸気ノズルによつて過熱水蒸気流を
導くことによる団塊化法は、ドイツ公開特許公報
第3204466号により公知となつている。水蒸気流
は、それと動軸的に導かれる温かい空気の各1つ
の流れにより囲まれている。この公知技術によれ
ば、別々の蒸気流と空気流とは最初に互に混合さ
れ、蒸気はその際に冷却され、その後に粒子上に
おいて凝縮することになる。
しかし実際には、この処理方法は、このように
は推移しない。蒸気ノズルの出口は流動床の領域
にあるため、冷却される前の高温の蒸気に熱的に
不安定な粒子が接触することによつて損傷を受け
ることが多い。更に、温かい空気と混合された時
に蒸気が冷却を受けるので、温かい空気と混合さ
れた時に既に少くとも大部分の蒸気が凝縮して霧
を形成することのないように蒸気を計量的に供給
することは非常に困難と思われる。霧が生ずる
と、上方に吸引される空気によつて多量の水が連
行されることにより流動床の上方に配置された濾
過器が湿気をもつようになることがある。しか
し、特に、流動床中に存在する粒子は、流動状に
なると、非常にすみやかに、温かい空気の温度に
少くとも近似した温度に到達する。また粒子は、
蒸気の凝縮熱によつて加温される。しかし粒子
は、ほぼ温かい空気の温度まで冷却された供給蒸
気の部分よりも、最高でもせいぜいごく少しだけ
冷たい程度である。そのため粒子上に凝縮する蒸
気の量は多くない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の課題は、従来の処理方法の前述した欠
点を解消し、特に粒子の全表面を少くとも一時的
に短時間内に均等に湿らせ、熱的に不安定な材料
の粒子の場合には、粒子の加温を少くし、供給さ
れた湿潤剤のできるだけ多くの量を粒子に到達さ
せることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この課題は、特許請求の範囲第1項に記載され
た処理方法によつて解決される。本発明の処理方
法の有利な実施態様は、特許請求の範囲第2〜1
1項に示されている。
本発明は、特許請求の範囲第12項記載の処理
装置も提供する。
気体としては、空気、又は他の気体、例えば窒
素のような不活性ガスを用いてもよい。湿潤剤に
は特に水を使用するが、アルコールもしくはイソ
プロパノールのような有機溶剤から少くとも部分
的に成る湿潤剤又は水を有機溶剤との混合物から
成る湿潤剤を使用してもよい。
本発明による処理方法及び装置は、粒状の被処
理物として最初存在している粒子をより大径の粒
子に塊状化するために例えば使用される。粒子
は、同一の材料から成つていても、種々の材料か
ら成つていてもよい。粒子を塊状化するために、
粒子を形成する材料を、粒子の表面の領域におい
て濡らすことによつて、ばらばらにし、粒子同士
付着し易くすることができる。しかし、有用物質
から成る粒子のほかに、有用物質の粒子を湿潤に
より互に結合させる結合剤の粒子も含有する、粒
子状の被処理物を使用したり、湿潤のために補助
的に結合剤を粒子上に噴射したりすることの可能
性も存在する。
本発明による処理方法及び装置は、核部を形成
する粒子を他の物質の層によつて被覆するために
も使用される。その場合、湿潤剤は、付与するべ
き被覆形成物質(例えば溶解した状態で、粒状の
被処理物に噴射される)のための溶剤として用い
ることができる。被覆されるべき粒子を蒸気状の
溶剤の凝縮によつて一時的にか又は同時に湿潤さ
せることは、一様な被覆の成形にとつて好つごう
である。被覆形成物質を少くとも部分的に、液体
状もしくは気体状の担体に懸濁された微細な粒子
の形で、被覆されるべき被処理物上に噴射する場
合も同様である。この場合にも、被覆されるべき
粒子を湿潤剤によつて湿らせることが有利な場合
がある。湿潤剤は、少くとも1種類の溶解及び又
は懸濁された被覆物質を付与する際に、その前も
しくはそれと同時に付与してもよく、湿潤剤と被
覆形成物質とは、好ましくは、交互に付与するこ
とができる。
しかし本発明による処理方法は、粒子の塊状化
と共に、少くとも1つの層によつて粒子を被覆す
ることにも適用される。その場合、一例として、
最初は比較的小さな粒子を例えば運動させ湿らせ
ることによつて、より大きな核部となるように凝
集させこの核部上に被覆形成物質の少くとも1つ
の層を付与することができる。
粒子の凝集及び/又は粒子に対する被覆の形成
は、一例として、人又は動物に使用するための薬
剤の顆粒を製造するために利用することができ
る。製造される粒子は、いわゆる固体の剤形又は
この剤形を得るための中間体を形成しうる。本発
明による処理方法及び装置は、医薬活性物質を含
有した粒子を塊状化し、そして/又は、医薬活性
物質を含有した粒子に砂糖を含むか又は含まない
被覆を形成するために例えば使用される。そのほ
かに、例えば砂糖から成る球状の粒子に、医薬活
性物質の被覆を付与して、いわゆるペレツトと
し、このペレツトを次にカプセルに充填すること
もできる。本発明による処理方法は、そのほか
に、カプセルの被覆にも使用される。
本発明による処理方法及び装置は、溶解によつ
て浸剤を形成するための薬剤の粒子を製造するた
めにも使用される。また、本発明による処理方法
及び装置は、可溶性のコーヒー、紅茶、可溶性の
フルーツ成分その他の食品のような、いわゆるイ
ンスタント製品の製造又は肥料及び植物保護物質
の製造に、また植物の種子を塊状化したり、栄養
成分、肥料又は植物保護物質を被覆したりするた
めに使用される。
次に、図面に示した本発明の好ましい実施につ
いて更に詳述する。
〔実施例〕
第1図に示した処理装置は、図示しない機枠に
よつて移動不可能に固定された容器1を有し、容
器1は、下方に円錐状に狭くなつている下方部分
3と円筒状の上方部分5とから成つている。下方
部分3の下端には、気体透過性の篩状の底体7が
配設してあり、底体7の下面には、底体7に指向
しこれと連通される通し孔を備えた気体分配器9
が配設されている。上方部分5の上端には、円筒
状ハウジングを備えた濾過器11が固着されてい
る。濾過器11の上端には、ハウジングと、この
ハウジング中に配設された送風機と、この送風機
を駆動するための電動機とを備えた、吸引装置1
3が配設されている。
上方部分5と下方部分3との壁部には、例えば
発熱コイル型の加熱装置5a,3aがそれぞれ取
付けられている。これらの壁部には、加熱装置5
a,3aのほかに、又はその代りに、断熱材を配
設してもよい。また、下方部分3、上方部分5、
底体7、ガス分配器9、濾過器11及び吸引装置
13は、互に密接して、特に互に解放可能に連結
されており、図示したように、外方に突出したフ
ランジを例えば備えており、これらのフランジ
は、ねじ又は他の連結手段により互に連結されて
いる。
吸引装置13の排出側は、濾過器31の入口に
配管を介し連結されており、この配管に取付けた
弁21は、周囲の大気から空気を取入れるための
空気取入れ口23と、周囲の大気に連通した空気
排出口25とを、例えば備えている。弁21は、
少くとも1つの締切り−絞り要素、例えば、共通
に謡動可能な2つの弁板を備えている。弁21
は、吸引装置13から供給された空気が選択的に
空気排出口25又は濾過器31に導かれ、又は、
空気排出口25と濾過器31とに所望の比率で分
配されるように、また、弁板の位置に従つて、空
気取入れ口23からの空気も濾過器31の入口に
到達しうるように構成されている。
弁23は、濾過器31の出口に接続された入口
と、2つの出口と、設定可能な締切り−絞り要素
即ち揺動可能な弁板とを備えている。弁33は、
その2つの出口のうちのどちらか一方のみに選択
的にその入口が流体に従つて接続されるように形
成されている。弁33は更に、弁33の入口に導
かれた空気が、所望のように設定可能な比率に従
つて、その両方の出口に分配されうるように形成
されている。入口を相互に連結すると共に濾過器
31の出口にも連結した2個の別々の弁を、弁3
3の代わりに使用してもよい。
弁33の一方の出口は、冷却装置35を経て気
体分配器9に、また弁33の他の出口は、加熱装
置37と気体−蒸気混合物形成装置39とを経て
ガス分配器9に、流体に従つてそれぞれ接続され
ている。冷却装置35は、それを貫流する空気を
少くとも部分的に乾燥させるための乾燥装置とし
ても用いられる。冷却装置35は、冷却流体又は
他の冷却媒体を導くための冷却コイルを備えてい
てもよい。冷却装置35を貫流する空気の乾燥
は、一例として、供給される空気中に存在してい
る水蒸気が凝縮及び/又は凍結によつて空気から
冷却温度に従つて分離されることによつて行なわ
せることができる。加熱装置37は一例として熱
交換器として形成してもよい。気体−蒸気混合物
形成装置39は、一例として、1つの室と、ノズ
ル状の液分配器39aとを備えている。液分配器
39aは、それに供与される水を近似的に加熱装
置37の温度まで加温するための加温器、給水器
とを備えている。混合物形成装置39を作動させ
ると、この形成装置の室には、温かい空気が貫流
し、分配器39aは、空気流を通つて流れる水滴
を生成させるため、空気は加湿される。混合物形
成装置39の室の下部に生成した過剰な水は、連
続的にか又は間欠的に、この室から導出され、ポ
ンプによつて給水装置41の給水器に返送される
か、又は、排水管系に排出される。
冷却装置35及び混合物形成装置39を気体分
配器9に接続している通路には、1つずつの温度
センサー45,47が配設されている。単一の共
通の温度センサーを用いてもよく、その場合、単
一の温度センサーは、例えば気体分配器9中に配
置することができる。また所望ならば、混合物形
成装置39から底体7に向つて流れる空気中の、
また更に所望ならば、混合物形成装置35から供
給される空気中の水分を測定するために、更に少
くとも1つのセンサーを設けてもよい。そのほか
に、容器1には、作動時に流動床中に存在する粒
子の温度を測定するための少くとも1つの温度セ
ンサー49と、必要ならば、絶対湿度及び/又は
相対湿度を測定するためのセンサーとが配設され
ている。更に、容器1の上方部分5には、例えば
下方に指向された少くとも1つのノズルを有する
少くとも1つの噴射部材51が配設してあり、こ
の噴射部材は、不使用時には手早く簡単に取外し
できるように適宜解放可能に固定することができ
る。噴射部材51は、例えば空気圧縮機及び圧縮
空気リザーバーを備えている圧縮ガス送給装置5
3と、被噴射物の供給に用いられる送給装置55
に配管を介し接続されているか、又は接続するこ
とができる。
そのほかに、吸引装置13、弁25,33、装
置35,37,39,53,55のうち1つ以上
を制御するために、図示しない電子制御装置を配
することができる。この制御は、スイツチを作動
させる手動操作によつても、また少くとも部分的
に自動操作によつても、その両方によつてもよ
い。自動操作は、予め設定された時間推移を伴な
うプログラムに従つて、そして/又は測定に基づ
いて行なわせることができる。その場合、冷却装
置35及び加熱装置37を作動させかつ制御する
ために、温度センサー45,47により測定した
温度を利用することができる。更に、以下に詳述
するしかたで冷たい空気と温かい空気とが供給さ
れる期間の長さを、温度センサー49による温度
の測定に基づいて定めることができる。
粒状物の処理ないしは加工装置を使用する場合
には、或る量の粒状物を容器1の下方部分3に装
入する。下方部分3はこの目的のために容器3の
残り部分から一時取外される。下方部分3を容器
3の残り部分に連結すると、容器1は、より正確
には、その下方部分3及び上方部分5は、周囲の
環境に対して密封された室61を形成する。作動
時に吸引装置13によつて空気が気体透過性の底
体7を通つて上方に吸引されると、容器1内に存
在する被処理物の粒子63は、巻き上げられ、流
動床65を形成する。各図において、流体特に空
気の流通方向は、矢印によつて表わされている。
粒状の被処理物中において最初存在している粒
子を団塊化してより大きな粒子とする処理につい
て最初に考察する。最初存在している粒子が、そ
の表面を水に濡らした時に互に付着し、その後乾
燥した後は、凝集物、即ち、より大きな固体の粒
子を形成するような性質をもつていると想定す
る。
更に被処理物の粒子又は少くともその一部分
が、加工時に或る所定の限界温度(例えば、少く
とも20℃又は少くとも30℃で、せいぜい60℃又は
せいぜい40℃の温度)を超過する温度まで加熱し
ないことが望ましい熱的に不安定な材料から成つ
ているものと想定する。
凝集物の出発物質を形成する粒状の被処理物
は、一例として、ビタミンC又は臭化カリウムか
ら成る活性物質の粒子と、蔗糖から成る結合材粒
子との混合物である。被処理物の別の例は、ビタ
ミンCから成る粒子を活性物質として、乳糖の粒
子を担体として、更に、ポリビニルピロリドン粒
子を結合材としてそれぞれ有する粒状物である。
粒状の被処理物は、活性物質として、蛋白質、ペ
プチド、リポイド、燐酸リポイド又はリポ蛋白質
を更に含有していてもよい。これらの活性物質
は、高温及び/又は酸化作用に対し非常に敏感な
物質から成つていても、天然の物質であつてもよ
く、この後者の場合に、例えば酵素によつて、又
は微生物成分から成つていてもよい。
次に、団塊化の過程について詳述する。弁33
の弁板が最初第1図に示した位置にあるものとす
る。これに対応して、冷却装置35において最初
に冷却された、冷たい空気は、流動床65を形成
するために、室61に導かれる。この冷たい空気
は、粒子63が占有している室61の全高さ範囲
即ち流動床65を貫流し、その際に粒子63を冷
却させる。冷たい空気は、少くとも室61に流入
する際において、せいぜい+20℃、特に、せいぜ
い+10℃で、少くとも−10℃の温度、例えば+5
℃〜−5℃の温度になつている。冷たい空気の温
度は、流動床65に存在する粒子63が、後に粒
子63に付与されか又は既に粒子63に付与され
ている水分が凍結しない限りの、できるだけ低い
温度に冷却されるように、低温に設定することが
望ましい。粒子63に付与された水分の凍結温度
は、粒状物の種類によつて、多少とも低下しうる
ため、供給される冷たい空気の温度の最適な設定
は粒子を形成する物質と、室61の内部の圧力と
に特に依存する。冷却装置35から供与された冷
たい空気は、水滴ないしは霧を含有しないよう
に、従つて、せいぜい飽和した直後の、好ましく
は不飽和の水蒸気を含有しているようにすべきで
ある。冷たい空気の相対湿度は一例として約60〜
90%としてもよい。
少くとも近似的に冷たい空気の温度まで粒子6
3を冷却させるに足る或る時間の経過後に、弁3
3の弁板を他側の終位置に切換えることにより、
加熱装置37及び混合物形成装置39を経て室6
1中に空気が吸引されるようにする。混合物形成
装置39によつて供与され室61に流入する温か
い空気と蒸気との混合物は、ほぼ均質になつてい
る。即ち、気体透過性の底体7を貫流する時の水
蒸気の濃度は、全流通断面に亘つて同じ値であ
る。また混合物中の空気と水蒸気とは、やはり少
くとも近似的に、同じ温度に、特に好ましくは、
正確に同じ温度になつている。温かい空気と水蒸
気との混合物のこの温度は、室61中に既に導入
されている冷たい空気の温度よりももちろん高い
温度であり、せいぜい、団塊化すべき被処理物に
依存する前記限界温度と等しくすべきであり、従
つて、せいぜい約60℃、又はせいぜい40℃、少く
とも約20℃、又は少くとも25℃の温度、又は、例
えば少くとも30℃の温度とすべきである。更に、
温かい空気と蒸気との混合物の温度は、冷たい空
気の温度及び冷却の際に粒子が冷却される温度よ
りも、少くとも10℃、有利には少くとも15℃、特
に少くとも20℃高くすべきである。温かい空気の
加湿により混合物形成装置39中に形成された温
かい空気と水蒸気との混合物は、霧を伴わず、こ
の混合物中の水蒸気は、せいぜい飽和されている
か、又は、好ましくは、飽和されていない。しか
し、この場合、蒸気含量は、温かい空気と水蒸気
との混合物ないしはこの混合物中の水蒸気の露点
が、少くとも該混合物の室61への流入時におい
て、粒子63が以前に冷却を受けた時の冷却温度
よりも高くなるような値とすべきである。温かり
空気と水蒸気との混合物中の温かい空気の相対湿
度は、好ましくは、少くとも約60%、例えば、少
くとも80%もしくは約80%、又は、少くとも90%
もしくは約90%であり、従つて、冷却装置35か
ら供給される冷たい空気の場合と同様の値とする
ことができる。その反対に、温かい空気と水蒸気
との混合物の水蒸気密度即ち絶対湿度は、冷たい
空気の水蒸気密度よりも相当大きい値である。
流動床65中の温かい空気と水蒸気との混合物
が粒子63と接触すると、混合物中の水蒸気は、
粒子63の表面に凝縮するため、粒子63の表面
は、一様に濡れた状態になる。これらの濡れた粒
子は次により大きな粒子に団塊化することができ
る。温かい空気と水蒸気との混合物が、粒子63
により占有された室61の全高さ範囲(流動床6
5)を下方から上方に貫流する際に、該混合物の
水蒸気含量は、粒子63に水分を与えることによ
つて減少する。そのため混合物の露点ないしは該
混合物中の水蒸気の露点も、流動床を貫流する間
に減少する。更に、以前に冷却された粒子63
と、温かい空気と水蒸気との混合物との間に、熱
交換が生起し、そのうえに、水蒸気の凝縮によつ
て、熱が放出されるため、粒子63は、温かい空
気と水蒸気との混合物によつて加温される。粒子
63の広汎な濡れは、粒子の温度が温かい空気の
露点よりも低い場合にのみ可能となるため、最長
でも、粒子63の温度が新しく流入した混合物な
いしは水蒸気の露点温度にほぼ上昇するまでの期
間に亘つて、温かい空気と水蒸気との混合物を供
給することが望ましい。このように定めた期間内
に粒子63の十分な濡れが得られない場合には、
冷たい空気の供給によつて粒子63を再冷却した
後、温かい空気と水蒸気との混合物を供給して粒
子を再湿潤させる。このようにして、粒子63が
十分に濡れ、団塊化されるまで、冷たい空気と、
温かい空気と水蒸気との混合物とを、交互に供給
することができる。
水蒸気密度の高い冷たい空気と、水蒸気密度の
高い温かい空気と水蒸気との混合物とを、容器1
に交互に供給した場合、冷却装置35は、冷たい
空気が供給される期間中にのみそれ自身必要とさ
れる。同様に加熱装置37と混合物形成装置39
とは、湿つた温かい空気が供給される。期間中に
のみ必要とされる。そのため、これらの装置3
5、37、39は、全稼動期間に亘つて接続的に
作動させても、必要に応じてオンオフに切替えて
もよい。
湿つた温かい空気を供給する期間が前述したよ
うに定められた場合、温かい空気中に存在する水
蒸気の主要な部分は、粒子を濡らすために用いら
れる。この場合の利点は、非常に少量の水蒸気の
みが空気と共に濾過器11に搬送されそこで分離
されることにある。下方部分3と上方部分5との
壁又はマントルは、室61に流入する時の温かい
空気と水蒸気との混合物の露点に少くとも等しい
温度に、加熱装置3a,5aによつて加熱される
ため、これらの壁部において水蒸気の凝縮は起こ
らない。しかし下方部分3と上方部分5との壁部
の温度は、室61に流入する時の温かい空気と水
蒸気との混合物の温度に、好ましくはせいぜい等
しく、一例として、ほぼ等しいので、温かい空気
と水蒸気との混合物と、前記壁部に接触する粒子
とが、所定の限界温度以上の温度まで前記壁部に
よつて加熱されることはない。
流動床65において、粒子と空気又は空気−水
蒸気混合物との間の、非常に良好な熱交換が行な
われるため、団塊化の過程は、比較的早い速度で
推移する。最初の粒子が所望の粒径の粒子に団塊
化されたら、流動床65の塊状物を乾燥させる。
これは、加熱装置37から供給される温かい空気
を例えば使用して行なうが、この場合の温かい空
気ともちろん加湿しない。とのため、加熱装置3
7において加湿した温かい空気を乾燥に使用する
場合、混合物形成装置39は、不作動とし、又
は、図示しないバイパスによつて分路させる。し
かし周囲温度の空気又は冷却装置35において冷
却された空気を乾燥に用いてもよい。乾燥に用い
る空気は、必要ならば、容器1に導く前に、冷却
装置35及び/又は図示しない補助の乾燥装置に
おいて乾燥させてもよい。塊状物は、乾燥後に、
容器1から取出される。
噴射要素51は、団塊化にとつて必要でなけれ
ば、適宜取外され、又は除去される。場合によつ
ては、団塊化において、結合材のような被噴射物
を流動床65に存在する粒子上に噴射要素により
少くとも或る期間噴射することが、必要であり、
また合目的でもある。しかし噴射要素51は、団
塊化のほかに粒子を被膜を形成するためにも処理
装置を使用することを可能にする。被噴射物は、
一例として、被膜の形成に役立つ材料を溶解及
び/又は懸濁させた、特に水分を含む液とするこ
とができる。被噴射物として、液を含まない粉末
を、流動床65中の粒状の被処理物に、噴射要素
51により噴射してもよい。特に、流動床65中
に存在する粒子63が少くとも部分的に水溶性で
あつたり、噴射要素51によつて噴射される物質
が、水溶液、水性懸濁体又は水溶性物質を含有す
る場合、団塊化について前述した方法による水蒸
気の凝縮に基づいた流動床65中の粒子63の湿
潤は、噴射要素51によつて噴射される被噴射物
を団塊化又は被覆しようとする粒子の全表面に一
様に分布させることに大きく寄与する。その場
合、水蒸気の凝縮による湿潤は、例えば少くとも
部分的に、被噴射物の噴射前に、そして/又は、
被噴射物の噴射と同時に行なうことができる。即
ち粒子63を例えば冷たい空気によつて最初冷却
し、次に湿つた温かい空気で加湿ないし湿潤する
ことができる。この場合にも、複数の冷却期間と
湿潤期間とが順次交替するようにしてもよい。湿
つた温かい空気が供給される期間内に被噴射物を
同時に噴射してもよい。その場合、被噴射物をこ
の期間の或る一部分のみについては、被噴射物の
みを噴射してもよく、例えばこの期間の初めの部
分については被噴射物を噴射することなく、湿つ
た温かい空気のみを供給する。その反対に粒子に
被膜を付与するために、比較的長い期間又は複数
の期間に亘つて被噴射物を粒子上に噴射する場合
には、被噴射物の噴射前及び/又は噴射過程の初
期にのみ蒸気の凝縮によつて粒子を湿潤させるこ
とが、場合によつては必要になる。
第2図には、下方部分103と上方部分105
とを有する容器101を備えた処理装置が図示さ
れている。下方部分103は、気体透過性の底体
107を下部に備えており、この底体の下部に
は、気体分配器109が配設されている。上方部
分103は壁部が円錐状でなく、円筒状である点
で、第1図に示した下方部分3と相違している。
更に、下方部分103には、両端が開放されたス
リーブ状−中空円筒状の流通案内要素117が、
下方部分103の壁部と同軸的に挿通されてい
る。この案内要素は、ウルスタースリーブ又はウ
ルスターシリンダーと称され、図示しない固着手
段、例えば細いロツドによつて、下方部分103
の壁部又は底体107に固着されている。
案内要素117のマントルは、供給しようとす
る温かい空気と水蒸気との混合物の温度までマン
トル面を加熱するための加熱装置を備えている。
案内要素117のマントルは、全体として、又は
部分的に、断熱材料から作製し、マントルの内面
が外面から熱的に絶縁されるようにしてもよい。
そのほかに、マントルの内面を供給しようとする
冷たい空気の温度まで冷却するための冷却装置を
備えていてもよい。案内要素117の外面と下方
部分103の壁部との間に環状の中間空所が形成
され、案内要素117の外面と気体透過性の壁部
との間にも中間空所が形成されるように、案内要
素117の寸法及び構成を定める。これらの中間
空所は、それに通されている案内要素117のた
めの固定手段と、案内要素117のマントルに配
されることのある加熱装置及び冷却装置の連結配
管を除いては、開放されているため、以下に説明
するように、案内要素117の周囲及びその内部
を通る流れの状態が良好になる。気体分配器10
9は、相互から流体分離され、気体透過性の底体
107に指向し、この底体に連通している、2つ
の通路109a、109bを画定している点で、
気体分配器9と相違している。通路109aは、
案内要素117の内部室に指向し、通路109a
の輪郭は、案内要素117中に存在する中空室の
輪郭とほぼ対応している。通路109bは、通路
109aを包囲し、通路109aを囲む底体10
7の領域に延在している。通路109aは、冷却
装置35に対応する図示しない冷却装置に流体連
通されており、通路10bは、混合物形成装置3
9に対応する装置と流体連通されている。
容器101の上方部分105は、容器1の上方
部分5と同じ構成を有し、上方部分5と同様に、
少くとも1つの温度センサー149と、少くとも
1つの噴射要素151とを備えていることができ
る。上方部分105の上方には、図示しない濾過
器と、やはり図示しない吸引装置とが配設されて
いる。これらの濾過器及び吸引装置と、その他の
処理装置の部分とは、特に以下に他の説明がされ
ていない限り、第1図に示したように構成するこ
とができる。特に、下方部分3、底体7及び気体
分配器9を、又は、下方部分103、底体107
及び気体分配器109を選択的に取付けうるよう
にしてもよい。
第2図に一部分のみ示した処理装置は、団塊の
形成のために、そして/又は、粒子に被膜を形成
するために、同様に使用することができる。その
場合、容器101によつて画定された室161中
には、被処理物の粒子163によつて流動床16
5が形成される。案内要素117の中空室は、室
161の部分域161aを形成する。第2図に示
した処理装置において、水蒸気の凝縮により粒子
163を加湿する工程において、気体分配器10
9の通路109aにより冷たい空気が、また通路
109bにより温かい空気と水蒸気との混合物
が、それぞれ室161に導入される。その場合、
導入された空気は、流動床165中の粒子163
の少くとも大部分が、破線の矢印で示すように、
案内要素117の内部において上方に搬送され、
下方に向つて、案内要素117の外面上に沈降
し、案内要素117の下端部において、その下端
部と底体107との間を通つて再び案内要素11
7の内部室に到達するように、弁33に対応した
弁の弁板の対応した調節によつて、案内要素11
7の内部室の水平横断面と、案内要素117と下
方部分103の壁部との間に存在する中間室の水
平横断面とに対して適合される。
粒子163が案内要素117中に下向きに、そ
こで比較的多量の冷たい空気と温かい空気とが混
合することのないように流入しうることにより、
スリーブ状の案内要素117が、少くともそれ自
身の高さ範囲において、冷たい空気の流れと温か
い空気の流れとを多少とも分離するように、底体
107と案内要素117の下部縁との間の中間室
の寸法と、気体分配器109の寸法とを定める。
この目的に適合した最適な流れの状態を得るため
に、必要に応じて、通路109aをノズル状に形
成したり、通路109a、109bに対応した篩
状の底体部分の篩目の大きさを異なる値とした
り、冷たい空気と温かい空気とを分離するための
流通案内手段を底体107に形成したりしてもよ
い。
冷たい空気によつて案内要素117の内部を上
方に搬送された粒子163は、案内要素117の
内部にある室161の部分域161aを通つて上
向きに貫通する間は、少くとも近似的に、冷たい
空気の温度に冷却されるため、粒子163の温度
は、気体分配器109の通路109bを通つて導
かれる温かい空気と蒸気との混合物の露点よりも
低い値になつている。このように冷却された粒子
形163が、案内要素117から上方に排出さ
れ、その外面に沿つて再び下方に向う際には、粒
子163はもはや冷却されることなく、温かい空
気と水蒸気との混合物と接触し、この混合物中の
水蒸気の凝縮によつて加湿される。その和ため、
水蒸気の少ない冷たい空気と水蒸気の多い温かい
空気とが、この工程段階で同時に、容器105に
より画定された室161に流入するとしても、粒
子163は一般に、冷たい空気による冷却作用
と、湿つた温かい空気による加湿作用を交互に受
ける。従つて、この場合にも、第1図に示した処
理装置による作動と同様の加湿作用が行なわれ、
空気の温度及び空気中の水分は、第1図の処理装
置について前述したように設定することができ
る。
案内要素117の外面と容器101の壁部とを
加熱することが好ましく、それにより、案内要素
117の外面又は壁部の内面に蒸気が凝縮するこ
とが避けられる。
案内要素117の外側の粒子は、温かい空気の
流通方向と反対の方向に、即ち下方に流れ、その
際に、温かい空気と混合した水蒸気の大部分は粒
子163の表面上において凝縮されるため、温か
い空気の水分は、上方に流れる間に減少する。そ
のため、温かい空気がスリーブの上方において冷
たい空気と多少とも混合する際に、温かい空気は
既に比較的乾燥している。
容器101に最初装入された粒子は、所望のよ
うに団塊化され、又は被覆される際に、流動床1
65中において乾燥される。乾燥のためには一例
として同様に通路109aから冷たい空気を、ま
た通路109bから温かい空気を、容器101中
にそれぞれ導いてもよい。その場合、供給された
温かい空気は、もちろん加湿されない。しかし、
2つの通路109a,109bに同じ温度の空気
を導くことを可能にする他の配管もしくは弁又は
加熱装置、冷却装置もしくは乾燥装置を、第1図
に示した配管及び弁33のほかに配設してもよ
い。ここに前記の同じ温度は、選択的に、周囲温
度に等しい温度又はそれよりも高いかもしくは低
い温度とすることができる。
第3図に示した、粒子の被覆又は被覆を伴なう
団塊化に用いられる処理装置は、ドラムによつて
形成される容器201を有し、この容器は、周囲
に対して気密に封止されたハウジング203の内
部室中に配設してあり、垂直に対して或る角度の
軸線例えば水平回動軸線の回りに回動自在に、図
示しない支承手段によつて、ハウジング203に
連結された機枠中に支承され、図示しない駆動装
置により回動させることができる。容器201
は、少くとも部分的に穿孔された円筒状マントル
201aを備えた壁を有し、このマントルには、
両端において、円筒状壁部分201が続いてい
る。容器端面の中心部において、壁に、各1つの
開口201cが形成されている。気体伝達シユー
211は、機枠及びハウジング203に位置調節
自在に連結されている。気体伝達シユー211
は、箱形に形成され、ドラムの回動軸線に指向し
た側面は開放している。伝達シユー211の内部
壁、容器201の回動軸線と平行な隔壁によつ
て、2つの室213、215に区画されている。
室213,215を画定する伝達シユー211の
部分の、容器201に指向した縁部は、パツキン
グを有し、これらのパツキングは、第3図に示し
た伝達シユー211の作動位置において容器20
1の円筒状マントル201aの外面に密接してい
る。室213,215は、マントル201aに指
向した2つの連通孔を形成し、これらの連通孔
は、容器201の下方の2つの象限のうち1つを
通るように延長している。室213,215は、
配管217,219に連結され、配管217,2
19は、図示しない継手を備えている。配管22
1は、容器201の一方の端面において、該端面
の1つの開口201cに開口している。容器20
1の内部には少くとも1つの噴射部材251が、
少くとも1つのノズルと共に配設されている。第
3図に示した処理装置のうち、これまでに説明し
た部分は、ヨーロツパ公開特許公報0085650号に
示された装置と同様の構成とすることができる。
また、国際公開公報WO82−03972号には、部分
的に同様な装置の他の構造部分が示されている。
気体−蒸気供給装置は、送風機225の入力側
に連結された空気の入口223を備えている。送
風機225の出力側は、弁223の入口に、濾過
器231を介し連結されている。弁233は、2
つの出口を有し、そのうち1つは、配管217
に、従つて気体伝達シユー211の室213に、
冷却装置N235を経て連結されている。弁23
3の他の出口は、配管221に、従つて、容器2
01により画定される室261即ち容器201の
内部室に、加熱装置237及び気体−蒸気混合物
形成装置239を介し連結されている。弁233
と装置235,237,239は、例えば第1図
に示した処理装置の弁33及び装置35,37,
39と同様の構成としてもよい。配管219は、
吸引装置243の入口に室215を濾過器214
を介し連結しており、吸引装置243の出力側
は、空気の出口245に接続されている。そのほ
かに、作動過程を制御するめの温度センサーと電
子制御装置とが設けられている。
被覆しようとする粒子263から成る被処理物
は、バツチ式に、容器201によつて画定された
室261に装入される。容器201が矢印で示し
た方向に回動すると、容器201に収容された粒
子263は、気体伝達シユー211の位置に相当
する象限において、粒子床265を形成する。粒
子の被覆を形成するための被覆物質は、噴射要素
251によつて、粒子265に向つて噴射され
る。噴射工程の前及び/又は少くとも噴射工程の
一部分間に、粒子を湿らせるために、配管217
を経て冷たい空気が、また配管221を経て、温
かい空気と水蒸気との混合物が、それぞれ供給さ
れ、それと同時に、配管219を経て、空気及び
水蒸気が吸引される。その場合、冷たい空気は、
室213から、穿孔されたマントル201aを経
て、粒子床265の下部域に流入し、粒子床26
5の上部域及びマントル201aを経て、室21
5に到達する。配管221を経て供給された温か
い空気と水蒸気との混合物は、粒子床265の上
部域において、粒子床265と、穿孔されたマン
トル201aとを経て、やはり室215中に吸引
される。粒子263が室213に接する室261
の部分域261a、即ち粒子床265の下部に存
在していると、これらの粒子は、混合物形成装置
239から供与される温かい空気と水蒸気との混
合物の露点よりも低い温度まで、冷たい空気によ
つて冷却される。室215の連通孔の前方にある
粒子床265の上部には、冷たい空気だけでな
く、温かい空気と水蒸気との混合物も貫流される
ため、粒子263はそこでは全く冷却されない
か、又は、ごくわずかな冷却しか受けない。しか
し、ここでは、温かい空気と水蒸気との混合物中
に存在する水蒸気の少くとも一部分は、粒子26
3の表面上で凝縮し、それを加湿する。冷たい空
気及び温かい空気並びにそれらの空気の水蒸気部
分の温度は、第1図に示した処理装置の場合と同
様に定めることができる。また、容器201及
び/又は少くともハウジング203の壁部又は湿
つた温かい空気と密に接触するこれらの壁部の領
域は、これらの壁部に水蒸気が凝縮することを可
及的にさけるために、ほぼ温かい空気の温度まで
加熱することができる。領域263が十分に加湿
された時に、特に、粒子上の被膜の形成に続く乾
燥過程の間に、第1,2図に示した処理装置の場
合と同様に、混合物形成装置239を不作動とす
るか又はバイパスし、必要に応じて両方の配管2
17,221によつて冷たい空気又は温かい空気
を供給する。
第4図に示した処理装置は、図示しない機枠内
に位置固定的に保持された容器301を有し、こ
の容器の壁部は一般に、垂直軸線に対し回転対称
であり、下向きに円錘状に小径となる主要部を備
えている。容器301は、上部がふた301によ
つて閉ざされ、下端に気体の入口を備えた気体分
配機209を有し、この気体分配器は、特に示さ
れていない粒子取出し手段のほかに、締切部材を
介して選択的に締切り又は開放することのできる
通路を備えている。容器301の壁部の少くとも
一部分には、例えば冷却コイル型の冷却装置30
5が配設されている。可動の、即ち容器301の
垂直回動対称軸線の回りに回動自在な可動要素3
43は、垂直軸345を有し、この軸には、細い
径方向の棒のような固定手段を介して、コイル状
の帯板によつて形成された搬送要素347が固着
されている。搬送要素347は、一例として、ほ
ぼ矩形状の輪郭を有し、その外側縁部が容器30
1の壁部の円錐部分と接触している。少くとも容
器301の上部において軸345に対し径方向に
測定した搬送要素347の幅は、容器301の内
径よりも実質的に小さいため、搬送要素347の
内部に、即ちその近軸域に、1つの開口が形成さ
れる。軸345は、ふた303を密に通り抜ける
ことによつて、ふた303上に配された駆動装置
319に連結され、この駆動装置の内部に、そし
て/又はふた303上に、回動自在に支承されて
いる。ふた303上には、濾過器311も配設し
てあり、この濾過器は、容器301により画定さ
れて周囲に対し密に封止された室361、即ち容
器301の内部室を、吸引装置313の入力側に
連結している。吸引装置313の出力側は、空気
の出口315に連通している。空気の入口323
は、濾過器231、加熱装置337、混合物形成
装置339及び弁333を経て、気体入口を備え
た気体分配器309に連結されている。容器30
1には、例えばふた303に固定させうる少くと
も1つの噴射部材351が組付けられているが、
この噴射部材のほかに、又はその代りに、軸34
5を噴射部材として形成したり、少くとも1つの
噴射部材を軸に形成したりすることも可能であ
る。
第4図に示した処理装置は、ふた303に配設
した図示しない締切り可能な充填開口を経てバツ
チ式に室361に装入することの可能な粒子36
3の団塊化と被覆処理とのどちらか一方又は両方
のために使用することができる。作動に当り、搬
送要素317が容器301の壁部に沿つて粒子3
63を上方に搬送するように、吸引装置313を
回動させる。その後は粒子は重力によつて、搬送
要素内において再び下方に移動する。その際に、
温かい空気と水蒸気との混合物は、下方から上方
に、粒子363を通つて吸引される。少くとも搬
送要素347を通る粒子の運動に際して粒子と接
触する容器301の壁部分は、冷却装置305に
よつて、混合物形成装置339からの温かい空気
と水蒸気との混合物の露点よりも低い温度まで冷
却される。瞬間的に容器301の壁部と接する室
361の部分域361a中にあつて上方に搬送さ
れている粒子は、それに対応して、前記露点まで
冷却されるため、これらの粒子上に蒸気が凝縮さ
れる。この際に容器の壁部のうち冷却された部分
の内面にも、蒸気が凝縮し、この際に形成された
水膜は、壁部に沿つて移動する粒子上に継続的に
伝達される。搬送要素347が瞬時的に作用して
いる粒子を冷却するための冷却装置を、冷却装置
305のほかに、又はその代りに、搬送要素34
7の上面に組付けてもよい。或る期間について、
温かい空気−水蒸気混合物の代りに冷たい空気を
容器301中に、粒子363を冷却させるために
導いてもよい。粒子の処理上必要ならば、被噴射
物を粒子に噴射要素351により適用することが
できる。第4図に示した処理装置の場合、団塊化
又は被覆処理の後の乾燥工程の間は、供給される
空気の加湿はもちろん行なわれない。
第1,2図に示した処理装置の場合、流動床を
形成するために、容器1,101の上部から空気
を吸引する際に、粒状の被処理物を収容している
室61,161の内部の圧力は、周囲歴の圧力よ
りも少し低い圧力値に低下するが、この圧力差
は、比較的わずかである。容器1,101に空気
を吸込むために、必要に応じて送風機を、例えば
濾過器31の前方の位置に配設することができ
る。回動自在な容器201の内部に存在する室2
61中の圧力が処理装置の周囲の圧力にほぼ等し
くなるように、第3図に示した処理装置を作動さ
せることができる。しかし室261中の圧力を処
理装置の周囲の圧力よりも少し低いか又は高い圧
力としても差支えない。第4図に示した処理装置
を作動させると、吸引装置313は、容器301
の室361中の圧力を、周囲の大気圧よりも低い
圧力に降下させる。室361内の圧力は、所望の
圧力値に、或る限度内で弁333により設定で
き、この圧力は、比較的低い圧力値、例えば多く
とも5・104ニユートン/m2又はせいぜい104ニユ
ートン/m2の圧力値とすることができる。しか
し、第4図に示した装置においても、下方から空
気を容器301内に吹込むための送風機を、吸引
装置313のほかに配設してもよい。
第2図に示した処理装置において、中空円筒状
の案内要素117の代りに、これと異なつた形
状、例えば円錐状のスリーブを使用しても差支え
ない。
更に、第3図に示した処理装置において、流体
継手のうちの或るものを相互に交換したり、例え
ば室215を形成装置239と、また開口201
cを濾過器241と、それぞれ結合したり、作動
中に冷たい空気と、温かい空気と水蒸気との混合
物とを、室213及び/又は配管221を経て交
互に供給したりしてもよい。
気体−湿潤蒸気混合物形成装置は、液体湿潤剤
の気化を助けるための適宜の他の手段を、ノズル
状の液分配装置のほかに備えていてもよい。被処
理物の装入量が比較的少なかつたり、処理装置が
温かく湿つた空気のある環境におかれていたりし
た場合には、空気の加熱及び湿潤のために用いら
れる装置37,39,137,139,237,
239,337,339は割愛し、温かい空気と
空気と水蒸気との混合物として、周囲の空気を、
室61,161,261,361に導いてもよ
い。更に貫流するガスの乾燥装置を冷却装置3
5,235に前置させてもよい。
第1〜4図に示した処理装置及びその操作方法
は、空気の代りに、窒素のような不活性ガスを冷
却もしくは加温し、加湿し、バツチ式に処理装置
の容器に導かれる粒状の被処理物に貫流させるよ
うに、広汎に変更することができる。
更に、本発明の前述した全ての操作方法におい
て、粒状の被処理物に供給される温かい空気の代
りに、又そのほかに、蒸気状の他の湿潤剤を添加
し、この湿潤剤が、露点以下の温度に冷却された
粒子と接触して凝縮するようにすることもでき
る。このような湿潤剤の例は、有機溶剤、例えば
アルコール又はイソプロパノールである。水の代
りに他の湿潤剤が使用された場合にも、冷却に際
して、粒子上の湿潤剤が凍結しない温度であつ
て、しかも潤滑剤の凍結温度よりもせいぜい20
℃、特にせいぜい10℃、例えばせいぜい5℃高い
温度、又はそれよりも少し低い温度まで、粒子を
冷却することが望ましい。
第1〜4図に示した全部の形式の容器におい
て、第1図の処理装置の場合に少なくとも一部の
空気について弁21の調節に従つて行なわれるよ
うに、粒状の被処理物を通つて気体を循環させる
ことも可能である。空気以外の気体を粒状の被処
理物を経て導く場合とか、水蒸気以外の蒸気状の
湿潤剤を気体に添加する場合には、特に、気体の
閉回路循環が好ましいことがある。更に、第1〜
4図に示した処理装置に、粒状の被処理物を通つ
て貫流した気体からエネルギーと湿潤剤とのうち
どちらか一方又は両方を回収する装置を付設する
ことも可能である。
粒子の表面上において凝縮するための湿潤剤と
しての蒸気を、粒状の被処理物の存在する場所で
始めて気体に添加することも可能である。しかし
その場合に、湿潤剤としての蒸気の温度は、前記
の場所のどこでも、粒状の被処理物において許容
される限界温度よりも高くすべきではない。湿潤
剤としての蒸気は、粒状の被処理物を収容した室
内において始めて生成させることもできる。この
目的のためには、前記の場所に入つた時に少くと
も部分的に蒸発し、次に冷却した粒子上において
再び凝縮する物質を、液状の湿潤剤と共に、前述
した噴射要素によつて噴射する。
第1〜4図に示した処理装置は、前述したよう
に、後工程において再び乾燥される物質を湿らせ
るためにも使用しうる。この後工程による粒状被
処理物の乾燥は、湿潤に用いたものと同一の容器
内において、特に、1984年5月19日付のスイス特
許願2484/84号の優先権を主張して本願と同日付
で出願された特許願による方法に従つて実施する
ことができる。本願とこの同日付の特許願に示さ
れた装置は、適切な仕方で1つの組合せ、かつ変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、冷たい空気と、温かい空気と蒸気と
の混合物とを、間欠点に導くことにより、流動床
を形成する装置を示す、概略的な垂直断面図、第
2図は、冷たい空気と、温かい空気と蒸気との混
合物とを、同時に導くことにより、流動床を形成
する装置の一部分を示す、概略的な垂直断面図、
第3図は、穿孔された壁部を有する回動自在な容
器と、冷たい空気と温かい空気と蒸気との混合物
とを容器中の粒状床を経て導く手段とを備えた処
理装置を示す概略的な垂直断面図、第4図は、容
器と、この容器中に配設されて粒状の被処理物を
運動させることに役立つ機械的な可動部材とを備
えた処理装置の概略的な垂直断面図である。 符号の説明、1,101,201,310……
容器、61,161,261,361……室、6
3,163,263,363……粒子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒状物の粒子63,163,263,363
    を別の粒子に加工するために粒状物のもとの粒子
    63,163,263,363に物質を付着させ
    又は被覆する、粒状物の回分式処理方法であつ
    て、粒状物のもとの粒子63,163,263,
    363を、外部に対して密封した室61,16
    1,261,361内へ回分式に装入して該室内
    で運動させ、該粒子63,163,263,36
    3中に気体を通過させ、この気体に、少なくとも
    ある期間中、上記粒子63,163,263,3
    63を湿潤化する湿潤剤蒸気を添加して上記粒子
    63,163,263,363を含む上記室6
    1,161,261,361内の少なくとも一部
    に、上記気体と湿潤剤の蒸気との混合物を形成
    し、この場合、上記気体−湿潤剤蒸気混合物が上
    記粒子63,163,263,363に接触して
    該粒子を湿潤剤蒸気の凝縮により湿潤化する前に
    上記気体−湿潤剤蒸気−混合物がとる露点温度よ
    りも低い温度に上記粒子61,161,261,
    361を冷却させ、かつこの場合上記気体−湿潤
    剤蒸気−混合物を上記室61,161,261,
    361外で形成し、かつこの場合、下記(イ),
    (ロ),(ハ)及び(ニ)に記載の工程のうちいず
    れか1つの工程を選択的に実施することを特徴と
    する粒状物の処理方法。 (イ) 上記粒子63,363の運動中に、上記粒子
    63,363の冷却に役立つ、上記室61,3
    61外で形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物よ
    りも低い温度を有する気体と、上記室61,3
    61外で形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物と
    を、交互に、上記室61,361内へ導入する
    工程。 (ロ) 流れを案内する案内要素117を用いて上記
    室161を2つの室部分に分けて上記粒子16
    3をして交互に両室部分を通過させ、この場合
    上記両室部分の一方の室部分には、上記粒子1
    63の冷却に役立つ、上記室161外で形成し
    た気体−湿潤剤蒸気−混合物より低い温度を有
    する気体を下記の気体−湿潤剤蒸気−混合物よ
    りも多量に、通し、かつ上記両室部分の他方の
    室部分には、上記室161外で形成した気体−
    湿潤剤蒸気−混合物を、該混合物より低い温度
    を有する上記の気体よりも多量に、通す工程。 (ハ) 粒状物を、少なくとも一部にパーフオレイシ
    ヨン孔を加工した壁を有する容器201内へ入
    れて該容器201を鉛直方向に対してある角度
    をなす、例えば水平の回転軸線を中心にして回
    転させ、該容器201内に、上記壁の一部分上
    にある、運動する粒子263の粒子床265を
    形成し、この場合上記壁の、粒子床265によ
    つて被われている、パーフオレイシヨン孔を加
    工した壁部分を通して、上記粒子263の冷却
    に役立つ、上記室261外で形成した気体−湿
    潤剤蒸気−混合物よりも低い温度を有する気体
    だけを通過させ、かつ上記壁の、粒子床265
    によつて被われている、パーフオレイシヨン孔
    を加工した他の壁を通して、上記室261外で
    形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物を通過させ
    る工程。 (ニ) 上記粒子363を搬送要素347を用いて室
    361内で運動させかつこのさいに上記粒子3
    63を、上記室361外で形成した気体−湿潤
    剤蒸気−混合物の温度よりも低い温度に冷却し
    た面に一時的に接触させる工程。 2 粒子63,163,263,363を以下の
    ときに冷却する、即ち上記室61に湿潤剤が全く
    供給されていないときに、又は上記室61に湿潤
    剤が、上記気体−湿潤剤蒸気−混合物を形成する
    べく供給されるときの量より著しく僅かな量しか
    供給されていないときに、又は粒子63,16
    3,263,363がその運動中通過する上記室
    の少なくとも一部分161a,261a,361
    aに滞留しているときに、冷却することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項記載の処理方法。 3 湿潤剤蒸気を、気体を上記室61,161,
    261,361内に導入するより前に、該気体と
    混合し、この場合湿潤剤蒸気を、気体−湿潤剤蒸
    気−混合物を上記室61,161,261,36
    1内へ導入するさいに、完全には飽和されていな
    いようにすることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の処理方法。 4 気体−湿潤剤蒸気−混合物を案内して、上記
    室61,161,361中の、粒子63,16
    3,363がその運動中に占める全高さ範囲を通
    過させることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の処理方法。 5 上記室61,161,261の少なくとも一
    部に、上記気体−湿潤剤蒸気−混合物の温度及び
    上記露点温度よりも低い比較的冷たい気体を案内
    して通し、粒子63,163,263を冷却する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第
    4項までのいずれか1項記載の処理方法。 6 湿潤剤の蒸気と混合した気体と、比較的冷た
    い気体とを、交互に、又は離れた個所109a,
    109b,201c,213から前記室161,
    261内に導き、後者の場合には、前記室16
    1,261中の両方の気体の流れを、少なくとも
    その一部を、相互に隔てることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項又は第5項記載の処理方法。 7 少なくとも一部分にパーフオレイシヨン孔を
    加工した壁を有する容器201内へ粒状物を入
    れ、該容器201を鉛直方向に対してある角度を
    なす、例えば水平の回転軸線を中心にして回転さ
    せ、かつ気体−湿潤剤蒸気−混合物と比較的冷た
    い気体とをして、粒状物の粒子263によつて容
    器201内に形成された粒状床265の少なくと
    も一部及びパーフオレイシヨン孔を加工した壁
    を、通過させ、この場合容器201の、粒子床2
    65によつて被われていない個所で気体−湿潤剤
    蒸気−混合物を容器201内へ導入し、同時に比
    較的冷たい気体をパーフオレイシヨン孔を加工し
    た壁の、粒子床265によつて被われている範囲
    を通過させて粒子床265内へ導入し、かつパー
    フオレイシヨン孔を加工した壁の、粒子床265
    によつて被われている別の範囲を通過させて気体
    及び湿潤剤蒸気を容器201から外部へ導出する
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第5項記載の
    処理方法。 8 上記室61,161を形成する壁の少なくと
    も一部を加熱する、それも上記露点温度及び、上
    記気体−湿潤剤蒸気−混合物を形成するための上
    記気体の、上記室61,161内へ導入されるさ
    いの温度にほぼ等しい温度に、加熱することを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項から第7項まで
    のいずれか1項記載の処理方法。 9 粒子363を冷却するために、該粒子がその
    運動中に接触する少なくとも1つの面を設けて、
    該面の温度を上記露点温度より低い温度に冷却す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から
    第8項までのいずれか1項記載の処理方法。 10 物質を上記室61,161,261,36
    1内へ噴霧することを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項から第9項までのいずれか1項記載の処
    理方法。 11 粒子63,163,263,363を、気
    体−湿潤剤蒸気−混合物の温度よりも少なくとも
    10゜低い温度に冷却することを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項から第10項までのいずれか1
    項記載の処理方法。 12 粒状物の粒子63,163,263,36
    3を別の粒子に加工するために粒状物のもとの粒
    子63,163,263,363に物質を付着さ
    せ又は被覆するために、粒状物のもとの粒子6
    3,163,263,363を、外部に対して密
    封した室61,161,261,361内へ回分
    式に装入して該室内で運動させ、該粒子63,1
    63,263,363中に気体を通過させ、この
    気体に、少なくともある期間中、上記粒子63,
    163,263,363を湿潤化する湿潤剤蒸気
    を添加して上記粒子63,163,263,36
    3を含む上記室61,161,261,361内
    の少なくとも一部に、上記気体と湿潤剤の蒸気と
    の混合物を形成し、この場合、上記気体−湿潤剤
    蒸気−混合物が上記粒子63,163,263,
    363に接触して該粒子を湿潤剤蒸気の凝縮によ
    り湿潤化する前に上記気体−湿潤剤蒸気−混合物
    がとる露点温度よりも低い温度に上記粒子61,
    161,261,361を冷却させ、かつこの場
    合上記気体−湿潤剤蒸気−混合物を上記室61,
    161,261,361外で形成し、かつこの場
    合、 (イ) 上記粒子63,363の運動中に、上記粒子
    63,363の冷却に役立つ、上記室61,3
    61外で形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物よ
    りも低い温度を有する気体と、上記室61,3
    61外で形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物と
    を、交互に、上記室61,361内へ導入する
    工程、 (ロ) 流れを案内する案内要素117を用いて上記
    室161を2つの室部分に分けて上記粒子16
    3をして交互に両室部分を通過させ、この場合
    上記両室部分の一方の室部分には、上記粒子1
    63の冷却に役立つ、上記室161外で形成し
    た気体−湿潤剤蒸気−混合物より低い温度を有
    する気体を下記の気体−湿潤剤蒸気−混合物よ
    りも多量に、通し、かつ上記両室部分の他方の
    室部分には、上記室161外で形成した気体−
    湿潤剤蒸気−混合物を、該混合物より低い温度
    を有する上記の気体よりも多量に、通す工程、 (ハ) 粒状物を、少なくとも一部にパーフオレイシ
    ヨン孔を加工した壁を有する容器201内へ入
    れて該容器201を鉛直方向に対してある角度
    をなす、例えば水平の回転軸線を中心にして回
    転させ、該容器201内に、上記壁の一部分上
    にある、運動する粒子263の粒子床265を
    形成し、この場合上記壁の、粒子床265によ
    つて被われている、パーフオレイシヨン孔を加
    工した壁部分を通して、上記粒子263の冷却
    に役立つ、上記室261外で形成した気体−湿
    潤剤蒸気−混合物よりも低い温度を有する気体
    だけを通過させ、かつ上記壁の、粒子床265
    によつて被われている、パーフオレイシヨン孔
    を加工した他の壁を通して、上記室261外で
    形成した気体−湿潤剤蒸気−混合物を通過させ
    る工程、及び (ニ) 上記粒子363を搬送要素347を用いて室
    361内で運動させかつこのさいに上記粒子3
    63を、上記室361外で形成した気体−湿潤
    剤蒸気−混合物の温度よりも低い温度に冷却し
    た面に一時的に接触させる工程、 の上記(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)に記載の工
    程のうちいずれか1つの工程を選択的に実施する
    粒状物の回方式処理方法を実施するための粒状物
    の回分式処理装置において、該処理装置が、所定
    の回分装入量の粒状物を受容する、外部に対して
    密閉された室を形成する容器、上記室内の粒子を
    運動させる装置、気体及び湿潤剤蒸気を上記室内
    へ導入する装置、上記室外で気体−湿潤剤蒸気−
    混合物を形成する装置及び上記室内に粒子を冷却
    させる気体と気体−湿潤剤蒸気−混合物とを交互
    に供給する装置を有することを特徴とする、粒状
    物の回分式処理装置。
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