JP2006088812A - パーキングブレーキレバー - Google Patents

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史景 山中
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Abstract

【課題】 パーキングブレーキの解除時を含めて運転者の足元の空間を広くできるパーキングブレーキレバーの提供。
【解決手段】 鉛直よりも水平に近い角度で配置される棒状部18と、棒状部18の先端に設けられる操作ノブ19とを有しており、操作ノブ19が、車幅方向における運転者から遠い側に解除ボタン36が設けられるとともに、棒状部18に連結されるベース部42の下側でブレーキ解除方向に開口する空間部41を挟みつつ同方向に突出して手で握られる握り部40が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車用のパーキングブレーキの作動および解除を行うパーキングブレーキレバーに関する。
自動車用のパーキングブレーキの作動および解除を行うパーキングブレーキレバーとして、棒状部と、棒状部の先端にこれと直交して設けられる操作ノブとを有し、運転者が操作ノブを手で握りこれを棒状部に沿って手前に引くことでパーキングブレーキを作動させる一方、この状態を維持する係合を運転者が操作ノブ全体を回転させることで解除し、元に戻すことでパーキングブレーキの作動を解除する、いわゆるステッキ型と呼ばれるものがある(例えば特許文献1参照)。
実開昭63−24075号公報
上記のようなステッキ型のパーキングブレーキレバーは、一般的に鉛直に近い角度で配置されていることから、運転者の足元の空間を狭くしてしまうという問題があった、また、パーキングブレーキの解除時に操作ノブ全体を回転させるものであると、操作ノブの回転に干渉しないように運転者は足をどかさなければならず、この点からも運転者は足元の空間を狭く感じてしまうことになる。
したがって、本発明は、パーキングブレーキの解除時を含めて運転者の足元の空間を広くできるパーキングブレーキレバーの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、鉛直よりも水平に近い角度で配置される棒状部(例えば実施形態における棒状部18)と、該棒状部の先端に設けられる操作ノブ(例えば実施形態における操作ノブ19)とを有するパーキングブレーキレバー(例えば実施形態におけるパーキングブレーキレバー11)であって、前記操作ノブは、車幅方向における運転者から遠い側に解除ボタン(例えば実施形態における解除ボタン36)が設けられるとともに、前記棒状部に連結されるベース部(例えば実施形態におけるベース部42)の下側でブレーキ解除方向に開口する空間部(例えば実施形態における指挿入空間部41)を挟みつつ同方向に突出して手で握られる握り部(例えば実施形態における握り部40)が形成されていることを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記握り部の上部は、車幅方向における運転者に近い側の高さが運転者から遠い側の高さよりも低くされていることを特徴とする請求項1記載のパーキングブレーキレバー。
請求項1に係る発明によれば、棒状部が鉛直よりも水平に近い角度で配置されるため、運転者の足元の邪魔にならず足元の空間を広くできる。また、操作ノブに解除ボタンを設けているため、解除ボタンのボタン操作でパーキングブレーキを解除することができ、操作ノブ全体を回転させる必要がない。よって、パーキングブレーキの解除時に操作ノブとの干渉を回避すべく運転者が足をどかす必要がなくなり、運転者に足元の空間を狭く感じさせてしまうこともない。したがって、パーキングブレーキの解除時を含めて運転者の足元の空間を広くできる。また、操作ノブの車幅方向における運転者から遠い側に解除ボタンが設けられるため、解除ボタンが足に触れて意図なしに操作されてしまうことを防止できる。加えて、運転者が操作ノブに対しベース部の下側でブレーキ解除方向に開口する空間部に指を挿入しつつその下側で同方向に突出する握り部を握ると、手のひらを上に向け親指を車幅方向の運転者から遠い側に向けることになり、自然に操作ノブの車幅方向における運転者から遠い側に設けられた解除ボタンを親指で操作可能な姿勢となる。そして、親指で押す際に他の指で握り部を握ることで親指による解除ボタンの操作を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、握り部の上部が、車幅方向における運転者に近い側の高さが運転者から遠い側の高さよりも低くされているため、握り部を握った状態の運転者の手も、手のひらの車幅方向における運転者に近い側の高さが運転者から遠い側の高さよりも低くなり、手前に引く操作時および解除ボタンの操作時に力を入れやすくなる。したがって、操作性を向上させることができる。例えば、握り部を手で握った状態では、手首を水平にした状態から35度以上回転させた状態となるように握り部の上部を傾斜させると、操作時にさらに良好に力を入れることができることになり好ましい。
本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーを図面を参照して以下に説明する。
本実施形態のパーキングブレーキレバー11は、図1に示すように、運転席12つまりこれに着席する運転者13に対し前方の車幅方向一側に設けられるもので、右ハンドル車の例を示す図1においては運転者13の車幅方向内側(左側)に設けられる。このパーキングブレーキレバー11は、ケーブル15を介して図示略のパーキングブレーキに連結されており、ケーブル15を引くことでパーキングブレーキを作動させ、ケーブル15を戻すことでパーキングブレーキの作動を解除する。
パーキングブレーキレバー11は、図2に示すように、インストルメントパネル17の下部に、鉛直よりも水平に近い角度で車体前後方向(図2における左右方向)に沿って後ろ上がりに配置される棒状部18と、この棒状部18の先端つまり運転者13側の端部に設けられる操作ノブ19とを備えている。
棒状部18は、略長尺角筒状をなし、鉛直よりも水平に近い角度で車体前後方向に沿って後ろ上がりに延在する姿勢で車体側に取り付けられるケース21と、図3に示すように、このケース21内にその長さ方向をケース21の長さ方向に沿わせた姿勢で挿入され、このケース21の延在方向に沿って摺動可能に設けられた略長尺角筒状のスライダ22とを有している。
スライダ22はケース21から運転者13側に突出可能となっており、この突出可能な部分の先端に操作ノブ19が取り付けられている。また、スライダ22の操作ノブ19とは反対側にパーキングブレーキに繋がるケーブル15が連結されており、スライダ22がケース21から突出する方向にスライドすることでケーブル15を引っ張ってパーキングブレーキを作動させる一方、スライダ22がケース21内に収納される方向にスライドすることでケーブル15を戻しパーキングブレーキを解除する。なお、パーキングブレーキを作動させる方向に引っ張るとケーブル15には戻し方向に張力が発生することになりスライダ22はケース21内に収納される方向に引っ張られる。
棒状部18は、ケース21内の車幅方向の一側に、ケース21の延在方向に長い長尺状のラック24を有しており、このラック24には、そのスライダ22の側に延在方向に配列された多数の歯25が形成されている。これに対し、スライダ22には、その操作ノブ19とは反対側に回転軸26が設けられ、この回転軸26にラック24の各歯25に係脱可能な爪部材27が回転可能に支持されている。爪部材27は、図3に示すラック24から離間した状態で説明すると、回転軸26から操作ノブ19とは反対側方向に延びる係合部28と、回転軸26からラック24とは反対側に突出する突起部29とを有している。
ラック24と爪部材27とはラチェット機構31を構成している。つまり、爪部材27は、スライダ22をケース21から突出する方向に移動させてもラック24の歯25に接触するものの係合することはなく、スライダ22の移動を許容する。一方、この方向に移動させた後にスライダ22を停止させるとラック24の歯25に爪部材27が係合部28において係合することになり、これにより、スライダ22がケーブル15を介してケース21内への収納方向に引っ張られあるいは押し込もうと操作されても移動せずに停止する。逆に、ラック24の歯25から爪部材27の係合部28が離間するとケース21内への収納方向に移動可能となる。
操作ノブ19は、図3に示すようにその外側部分を構成する操作ノブ本体32が、全体として棒状部18よりも車幅方向の幅が広く、しかも図2に示すように棒状部18よりも上下に厚い形状をなしている。
この操作ノブ本体32は、上面34が車幅方向に沿いかつ棒状部18の延在方向に沿う略平面状をなしている。また、操作ノブ19は、図1に示すように、車幅方向における運転者13から遠い側かつ棒状部18とは反対側の角部に、棒状部18から離れるほど車幅方向における運転者13側に位置するように傾斜する面取り部35が形成されており、この面取り部35の略中央部に解除ボタン36が設けられている。つまり、操作ノブ19には、車幅方向における運転者13から遠い側に解除ボタン36が設けられている。この解除ボタン36は、操作ノブ本体32に対し面取り部35と直交する方向に移動可能とされており、内側に設けられた図3に示すスプリング37によって限界位置まで突出するように付勢されている。この解除ボタン36は、突出先端の操作面38が面取り部35に沿っている。なお、解除ボタン36を操作ノブ本体32に対し車幅方向に沿う真横方向に移動可能としても良い。
また、操作ノブ本体32には、図4〜図6にも示すように、その棒状部18とは反対側つまり車体前後方向における運転者13から、車幅方向に広がる形状のまま下方かつ棒状部18の方向つまりブレーキ解除方向に斜めに突出する握り部40が形成されている。その結果、この握り部40の上側に、棒状部18の方向つまりブレーキ解除方向に開口しかつ車幅方向両側にも開口する指挿入空間部(空間部)41が形成されている。なお、操作ノブ本体32の握り部40を除く上側部分は握り部40を上側で覆うベース部42となっており、操作ノブ本体32はこのベース部42において棒状部18に連結される。以上から、棒状部18に連結されるベース部42の下側でブレーキ解除方向に開口する指挿入空間部41を挟みつつ同方向に突出して握り部40が形成されている。運転者13は、ベース部42が邪魔することで握り部40の上側の指挿入空間部41に指を挿入しつつ握り部40を手で握ることになり、その結果、図7に示すように、手のひらを上に向けた状態で握り部40を握ることになる。言い換えれば、棒状部18の方向に開口する指挿入空間部41の下側に手で握られる握り部40が形成されている。
この握り部40は、握り部40の上部が全体的に車幅方向内側の高さが車幅方向外側の高さよりも低くされている。つまり、握り部40は、車体前後方向の同じ位置で見た場合、図5に破線で示すように、その上部の車幅方向における運転者13に近い側(図5右側)の高さが、その上部の運転者13から遠い側(図5左側)の高さよりも低くなるように傾斜させられており、このような位置関係が握り部40の車体前後方向の略全範囲で満足されるようになっている。さらに説明すれば、図8に実線で示す握り部40の上部の車幅方向における運転者13から遠い側の部分X1の高さ(略人差し指で握られる位置)よりも、図8に一点鎖線で示す若干運転者13に近い側(図6に示すC−C線の位置であり略中指で握られる位置)の部分X2の高さが低く、図8に二点鎖線で示すさらに運転者13に近い側(図6に示すD−D線の位置であり略小指で握られる位置)の部分X3の高さがさらに低くなるように傾斜させられている。
ここで、指挿入空間部41が車幅方向において略均一な高さを確保できるように、握り部40の上部に合わせて、ベース部42の握り部40よりも棒状部18側の下部も全体的に車幅方向内側の高さが車幅方向外側の高さよりも低くされている。つまり、図8の上側の実線で示すベース部42の下部の車幅方向における運転者13から遠い側の部分X4の高さよりも、図8に一点鎖線で示す若干運転者13に近い側の部分X5の高さが低く、図8に下側の実線で示すさらに運転者13に近い側の部分X6の高さがさらに低くなるように傾斜させられている。
これに対し、握り部40の下部は、全体的に車幅方向内側の高さも車幅方向外側の高さも略同じとされている。つまり、握り部40の下部は、車体前後方向の同じ位置で見た場合、図5に示すように、車幅方向における運転者13に近い側(図5右側)の部分の高さも、運転者13から遠い側(図5左側)の部分の高さもほぼ等しくされており、車幅方向の中間部がやや下側に位置するように若干湾曲する形状をなしていて、このような位置関係がベース部42の車体前後方向の略全範囲で満足されるようになっている。これにより、操作ノブ19の下部となる握り部40の下部は、正面つまり運転者側から見た場合に車幅方向においては略水平に配置されて見えることになり、操作ノブ19の上面も上記したように車幅方向に沿いかつ棒状部18の延在方向に沿う略平面状をなしていることから、正面から見た場合に車幅方向においては水平に配置されて見えることになる。その結果、操作ノブ19は正面から見た場合に全体として車幅方向において水平に配置されて見える。ここで、図2に示すように、パーキングブレーキレバー11を最もブレーキ解除側に位置させた状態では、操作ノブ19の運転者側の面43がインストルメントパネル17の運転者側の面44と略面一となる。つまり、操作ノブ19の上面34が略平面状をなしており、しかも正面から見た場合に車幅方向においては水平に配置されて見えることから、操作ノブ19の運転者側の面43とインストルメントパネル17の運転者側の面44とが上下に略隙間なく連続することになり、略面一となる。これにより、操作ノブ19とその周りのインストルメントパネル17との一体感が得られる。なお、操作ノブ19とインストルメントパネル17とは別部材であることから、これらの間に若干ながら隙間が存在することになるが、この隙間を水平なラインとすることでデザイン上のアクセントとし、外観性向上を図っている。
ここで、上記のように上部が傾斜する形状の握り部40を握ると、運転者13の手のひらは車幅方向における運転者13に近い側の高さが運転者13から遠い側の高さよりも低くなる。
操作ノブ本体32内には、図3に示すように、解除ボタン36のピン36aに一端側が連結されるとともに車幅方向に沿って配設されるロッド45と、車幅方向において解除ボタン36とは反対側に設けられた回転軸46において回転自在に支持されるとともに回転軸46よりも棒状部18側に突出する突出部47にロッド45の他端側が連結された回転体48とが設けられており、回転体48の回転軸46よりも解除ボタン36とは反対側に突出する突出部49に、スライダ22に沿って延在するロッド50の一端側が連結されており、このロッド50の他端側は爪部材27の突起部29に係合している。
スライダ22が最も奥までケース21内に挿入された状態で、解除ボタン36がスプリング37の付勢力で操作ノブ本体32からの突出量を最も大きくした状態にあると、ロッド45が操作ノブ本体32内における解除ボタン36の側に位置しており、この状態では回転体48がロッド50の操作ノブ本体32からの突出量を大きくしている。このとき、ロッド50は爪部材27をラック24に接触させることになるが、スライダ22が最も奥側の所定範囲に挿入された状態では、ロッド50に係合された爪部材27がラック24の歯25に係合することがないように、歯25の形成範囲が決められている。
この状態から運転者13が操作ノブ19の握り部40を握って解除ボタン36を押さずに操作ノブ19を引くと、ケーブル15の張力に抗してスライダ22がケース21から突出する方向に引き出される。このとき、爪部材27をラック24に接触させながらスライダ22が移動することになり、停止させられた位置でケーブル15の張力によって爪部材27が係合部28をラック24の歯25に係合させたロック状態となって停止する。これにより、パーキングブレーキを作動状態にする。この操作において、運転者13は操作ノブ19に対し棒状部18の方向に開口する指挿入空間部41に指を挿入しつつその下側の握り部40を握ることになり、手のひらを上に向けることになるが、手のひらが車幅方向における運転者13に近い側が運転者13から遠い側のよりも低くなるように傾斜する状態となるため、力を入れやすく容易に操作ノブ19を引くことができる。
また、操作ノブ19が引かれてロックされた状態から、ロックを解除するため運転者13が握り部40を握って解除ボタン36をスプリング37の付勢力に抗して押すと、ロッド45が操作ノブ本体32内における解除ボタン36とは反対側に移動することになり、回転体48がロッド50を操作ノブ本体32側に移動させる。すると、ロッド50に係合された爪部材27が回転して係合部28をラック24から離間させた状態となり、ロックが解除される。この操作においても、運転者13が操作ノブ19に対し棒状部18の方向に開口する指挿入空間部41に指を挿入しつつその下側の握り部40を握ることになり、その結果、自然に手のひらを上に向け親指を車幅方向の運転者13から遠い側に向けて、操作ノブ19の車幅方向における運転者13から遠い側に設けられた解除ボタン36を親指で操作可能な姿勢となる。そして、親指で押す際に他の指で握り部40を握ることで親指による解除ボタン36の操作を行うことになるが、このときも、手のひらが車幅方向における運転者13に近い側が運転者13から遠い側のよりも低くなるように傾斜する状態となるため、力を入れやすく容易に解除ボタン36を押すことができる。
このようにロックが解除された状態では、スライダ22をケース21内へ戻すことが可能となり、ケーブル15の張力も手伝ってスライダ22がケース21内へ戻ることになる。ここで、スライダ22がケース21に最後まで戻される戻し切り位置の所定距離手前からラック24の歯25は形成されておらず、運転者が戻し切りの位置に戻す前に解除ボタン36の押圧を解除してしまっても爪部材27がラック24に係合しないようになっていおり、また戻し切りの位置の抵抗を減らすようになっている。
以上に述べた本実施形態によれば、棒状部18が鉛直よりも水平に近い角度で配置されるため、運転者13の足元の邪魔にならず足元の空間を広くできる。また、操作ノブ19に解除ボタン36を設けているため、解除ボタン36のボタン操作でパーキングブレーキを解除することができ、操作ノブ19の全体を回転させる必要がない。よって、パーキングブレーキの解除時に操作ノブ19との干渉を回避すべく運転者13が足をどかす必要がなくなり、運転者13に足元の空間を狭く感じさせてしまうこともない。したがって、パーキングブレーキの解除時を含めて運転者13の足元の空間を広くできる。
また、操作ノブ19の車幅方向における運転者13から遠い側に解除ボタン36が設けられるため、解除ボタン36が足に触れて意図なしに操作されてしまうことを防止できる。
加えて、運転者が操作ノブ19に対しベース部42の下側でブレーキ解除方向に開口する指挿入空間部41に指を挿入しつつその下側で同方向に突出する握り部40を握ると、自然に手のひらを上に向け親指を車幅方向の運転者13から遠い側に向けることになり、操作ノブ19の車幅方向における運転者13から遠い側に設けられた解除ボタン36を親指で操作可能な姿勢となる。そして、親指で押す際に他の指で握り部40を握ることで親指による解除ボタン36の操作を容易に行うことができる。
さらに、握り部40の上部が、車幅方向における運転者13に近い側の高さが運転者13から遠い側の高さよりも低くされているため、握り部40を握った状態の運転者13の手も、手のひらの車幅方向における運転者13に近い側の高さが運転者13から遠い側の高さよりも低くなり、手前に引く操作時および解除ボタン36の操作時に力を入れやすくなる。したがって、操作性を向上させることができる。ここで、例えば、握り部40を手で握った状態では、図9に示すように、手首を水平にした状態から角度αとして35度以上回転させた状態となるように握り部40の上部を傾斜させると、操作時にさらに良好に力を入れることができることになり好ましい。
本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーと運転席および運転者を示す平面図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーを示す側面図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーを示す下面図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを示す側面図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを示す図4のA矢視図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを示す図4のB矢視図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを手で握った状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを示す側面図であって、図6に示すC−C線に沿う位置の外径を一点鎖線で、図6に示すD−D線に沿う位置の外径を二点鎖線でそれぞれ示すものである。 本発明の一実施形態のパーキングブレーキレバーの操作ノブを手で握った状態を示す図4のA方向から見た図である。
符号の説明
11 パーキングブレーキレバー
18 棒状部
19 操作ノブ
36 解除ボタン
40 握り部
41 指挿入空間部(空間部)
42 ベース部

Claims (2)

  1. 鉛直よりも水平に近い角度で配置される棒状部と、該棒状部の先端に設けられる操作ノブとを有するパーキングブレーキレバーであって、
    前記操作ノブは、車幅方向における運転者から遠い側に解除ボタンが設けられるとともに、前記棒状部に連結されるベース部の下側でブレーキ解除方向に開口する空間部を挟みつつ同方向に突出して手で握られる握り部が形成されていることを特徴とするパーキングブレーキレバー。
  2. 前記握り部の上部は、車幅方向における運転者に近い側の高さが運転者から遠い側の高さよりも低くされていることを特徴とする請求項1記載のパーキングブレーキレバー。
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