JP2006087082A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 雑音が低減された話声信号の一部分を表す雑音低減値についての推定値を決定する方法であって、
   時間フレームのセットのうちの各時間フレームについて、気導マイクロフォン以外の代替センサを使用して、少なくとも一部が話者からの話声に基づいている、代替センサ値を生成することと、
   前記時間フレームのセットのうちの各フレームについて、少なくとも一部が前記話者からの話声および雑音に基づいている、気導マイクロフォン値を生成することと、
   前記代替センサ値と前記気導マイクロフォン値を使用し、前記時間フレームのセットについて前記話者から前記代替センサまでのチャネルのチャネル応答についての値を推定することと、
   前記チャネル応答を使用し、前記チャネル応答が推定された前記時間フレームのセットのうちの各フレームについて、前記雑音低減値を推定することとを含むことを特徴とする方法。
2. チャネル応答についての値を推定することは、目的関数の末端を見つけることを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. チャネル応答を推定することは、前記チャネル応答と重畳され、その結果が雑音項と合計された、雑音のない話声信号として代替センサ信号をモデル化することを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 雑音のない話声信号が前記話者から前記チャネルへ供給されることを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 背景話者から前記代替センサまでのチャネルの背景チャネル応答を決定することをさらに含むことを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. 前記チャネル応答を使用し、前記雑音低減値を推定することは、前記話者から前記代替センサまでのチャネルの前記チャネル応答および前記背景話者から前記代替センサまでのチャネルの前記背景チャネル応答を使用し、前記雑音低減値を推定することを含むことを特徴とする請求項５に記載の方法。
7. 前記雑音低減値の前記推定値を使用し、背景話者によって発せられた背景話声信号についての値を推定することをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
8. 前記チャネル応答についての値を推定することは、前記時間フレームのセットのうちのフレームのすべてについて、単一のチャネル応答値を推定することを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
9. 前記チャネル応答を使用し、雑音低減値を推定することは、前記時間フレームのセットのうちの各フレームについて、別々の雑音低減値を推定することを含むことを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. 前記チャネル応答についての値を推定することは、現在のフレーム内の代替センサ信号および気導マイクロフォン信号についての値を、先のフレーム内の前記代替センサ信号および前記気導マイクロフォン信号についての値より重く加重することによって、前記現在のフレームについての前記値を推定することを含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
11. 時間フレームのセットのうちの各時間フレームについて、代替センサ信号についての値、および話者からの話声およびノイズを含む気導マイクロフォン信号を受信するステップと、
    前記時間フレームのセットの全体についての前記代替センサ信号についての値、および前記時間フレームのセットの全体についての前記気導マイクロフォン信号についての値を使用して、前記話者から代替センサまでのチャネルについてのチャネル応答を決定するステップと、
    前記時間フレームのセット内の時間フレームについての前記代替センサ信号についての値および前記チャネル応答を使用し、当該時間フレームについての雑音のない話声値を推定するステップと
    をプロセッサに実施させるコンピュータ実行可能命令を記憶したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
12. 前記チャネル応答を決定するステップは、前記時間フレームのセットについての前記代替センサ信号および前記気導マイクロフォン信号の単一のチャネル応答を決定するステップを含むことを特徴とする請求項１１に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
13. 前記チャネル応答は、雑音のない話声信号に対するチャネル応答を含むことを特徴とする請求項１１に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
14. 背景話声信号に対するチャネル応答を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１３に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
15. 前記雑音のない話声信号に対する前記チャネル応答と共に前記背景話声信号に対する前記チャネル応答を使用し、前記雑音のない話声値を推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１４に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
16. 前記雑音のない話声値を使用し、背景話声値を推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１１に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
17. 雑音のない話声信号を識別する方法であって、
    気導マイクロフォン以外の代替センサからの代替センサ信号を使用して、話者が発話している期間、および前記話者が発話していない期間とを決定することと、
    前記話者が発話していない期間に関する気導マイクロフォン信号の複数の部分で発話検出を行い、前記話者が発話していない期間内における非話声期間および背景発話期間を特定することと、
    前記非話声期間中の前記代替センサ信号内の雑音を示す雑音分散を推定することと、
    前記背景発話期間に関する前記代替センサ信号の複数の部分を使用して、背景話者から前記代替センサまでのチャネルについての背景発話チャネル応答を推定することと、
    時間フレームのセットのうちの各時間フレームについて、前記代替センサ信号および前記気導マイクロフォン信号を受信することと、
    前記雑音分散、前記時間フレームのセットについての前記代替センサ信号、および前記時間フレームのセットについての前記気導マイクロフォン信号を使用し、前記時間フレームのセット内の少なくとも１つの時間フレームについて、前記話者から前記代替センサまでのパスのチャネル応答を推定することと、
    前記チャネル応答および前記背景発話チャネル応答を使用し、前記チャネル応答が推定された前記時間フレームのセットのうちの各フレームについて、雑音のない話声信号についての値を推定するステップとを含むことを特徴とする方法。
18. 前記非話声期間を使用し、前記気導マイクロフォン信号内の雑音を示す雑音パラメータを推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１７に記載の方法。
19. 背景話声値の推定値を決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１７に記載の方法。
20. 前記背景話声値の推定値を決定するステップは、前記雑音のない話声値の前記推定値を使用し、前記背景話声値を推定するステップを含むことを特徴とする請求項１９に記載の方法。
21. 前記チャネル応答の前のモデルを使用し、前記雑音のない話声値を推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１７に記載の方法。