JP2006084108A - 弁装置および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要部品点数の増加を招くことなく、キャビテーション流れ、フラッシング流れの発生を防止し、弁装置における流体流動音を充分に低減すること。
【解決手段】弁装置は、弁ハウジングに弁室と第1の入出口ポ−トおよび第2の入出口ポ−トを有し、弁室内に弁体が配置され、弁体によって弁ハウジングに設けられている弁ポ−トの実効開口面積を増減し、第1の入出口ポ−トと第2の入出口ポ−トとの間の流体の通過量を調節する弁装置において、弁室内における第1の入出口ポ−トと第2の入出口ポ−トとの間の流路長を増大する仕切壁を弁室内に設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、弁装置および冷凍サイクル装置に関し、特に、冷凍サイクル装置の冷媒回路など、液相と気相が混在した2相流を含む流体回路で用いられる弁装置および空気調和装置や冷凍・冷蔵庫等の冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置の電動膨張弁等として用いられる弁装置として、弁ハウジングに弁室と前記弁室に開口した第1の入出口ポートおよび第2の入出口ポートを有し、弁体が前記弁室内に配置され、ステッピングモータ駆動の送りねじ機構によって前記弁体を軸線方向に移動させ、当該弁体の軸線方向移動によって前記弁ハウジングに設けられている弁ポートの実効開口面積を増減し、流体の通過量を調節する電動式の弁装置がある(例えば、特許文献1)。
冷凍サイクル装置の凝縮器から膨張弁へ送られる冷媒は、完全な液冷媒でなく、液相と気相が混在した2相冷媒であり、膨張弁を気液2相流が流れる。このような場合、液相と気相が弁ポートを不規則に通過することになり、このことによって弁室内の圧力変動が発生しやすく、流体通過時の騒音(流体流動音)の発生の原因となる。特に、液相中の気相(気泡)が大きく、大きい気泡が弁ポートを断続的に不規則に通過するほど、気液2相流が通過する際の弁ポートの圧力変動が大きくなり、流体流動音の発生レベルが大きくなる。
また、弁ポートに流れ込む流体の状態が不均一であると、弁室内の圧力が変動し、この圧力変動が弁ハウジングや継手などに伝わると、音を発生し、騒音となる。弁ハウジングの底部中央にある弁ポートに対して弁ハウジングの側部に入出口ポートの継手がある構成であると、弁ポートの方向に対し、流体が流れ込む量や相が異なるために、流体の状態に不均一を生じ、流体流動音の増大を招く。
この種の流体流動音の低減策として、弁座面に形成した接線方向溝や傾斜貫通孔等によって弁ポートを通過する流体の流れを旋回流とすることにより、整流効果を得て圧力変動を緩和することが提案されている(例えば、特許文献2、3)。
また、整流筒を配置し、気液2相流が整流筒に穿けられた貫通孔を通過して弁室内に入るようにして弁室内の圧力変動を抑制するものがある(例えば、特許文献4)。
しかし、上述したような従来のものは、充分な流体流動音低減効果を得ることが難しい、必要部品点数が増え、構造が複雑になる、弁装置側のポート位置の制約から配管に細工を施さなくてはならない等の不具合、問題がある。
また、第1の入出口ポートと第2の入出口ポートのどちらから流れてきた流体でも、弁体と弁ポートによる絞り部のみで導入側(1次側)の圧力から排出側(2次側)の圧力までの減圧を行っているため、急激な圧力低下が生じ、弁ポートを通過する時の流速が非常に早く、キャビテーションの発生や、弁体の振動現象が発生し、この点も騒音の原因となっている。
弁装置におけるキャビテーションは、弁室内に導入された流体が弁ポートを通過する際に、弁ポート前後の圧力差によって加速されることで、弁ポートの下流側の圧力より低い圧力まで急激に減圧するため、液流中に気泡を発生する。そして、流体が弁ポートを抜けて再び広い空間に出ることで、流速が下がり、圧力は弁ポートの下流側の圧力まで上昇することで、弁ポートで発生した気泡が崩壊する現象を生じる。この気泡が崩壊する瞬間に生じる衝撃波が流路内にダメージを与えたり、騒音を発生させる。
特に圧力差の大きい状態で弁ポートに流体を通すと、高い流速となり、流体の圧力は低下し、この時の圧力が飽和蒸気圧力を下回ると、液流中の気泡の発生がより顕著になる。この状態はフラッシング流れと呼ばれ、流体音の原因の一つとなっている。更に、排出側圧力が飽和蒸気圧力以上である場合には、気泡が崩壊し、衝撃波やマイクロジェットが発生する。この状態がキャビテーション流れと呼ばれ、フラッシング流れ以上に深刻な流体音及び配管へのダメージの原因となる。
キャビテーション流れの発生を防止するために、弁室内に間欠溝付きの円板を積み重ねて所要数の直角の曲がりを有する流路を形成したものがある(例えば、特許文献5)。
特許第2615021号公報 特開平10−61805号公報 特開2004−108764号公報 特許第3380395号公報 特開平10−153275号公報
この発明が解決しようとする課題は、必要部品点数の増加を招くことなく、キャビテーション流れ、フラッシング流れの発生を防止し、弁装置における流体流動音を充分に低減することである。
この発明による弁装置は、弁ハウジングに弁室と第1の入出口ポートおよび第2の入出口ポートを有し、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体によって前記弁ハウジングに設けられている弁ポートの実効開口面積を増減し、前記第1の入出口ポートと前記第2の入出口ポートとの間の流体の通過量を調節する弁装置において、前記弁室内における前記第1の入出口ポートと前記弁ポートとの間の流路長を増大する仕切壁が前記弁室内に設けられている。
この発明による弁装置は、好ましくは、前記弁室は円筒状空間をなし、当該弁室の底部中央に前記弁ポートがあり、当該弁ポートより径方向外方に離れた位置に前記第1の入出口ポートがあり、前記仕切壁は、前記弁ポートと同心の円筒状をなし、前記弁室の天井部より垂下したもと前記弁室の底部より立設されたものとを交互に有し、ラビリンス状の流路を画定している。
この発明による弁装置は、好ましくは、前記弁室は円筒状空間をなし、当該弁室の底部中央に前記弁ポートがあり、当該弁ポートより径方向外方に離れた位置に前記第1の入出口ポートがあり、前記仕切壁は、前記弁ポートと同心の渦巻き状をなし、渦巻き状の流路を画定している。
この発明による弁装置は、更に、前記流路の少なくとも一部に整流消音部材が設けられている。
この発明による弁装置は、前記弁体は、前記弁ハウジングに取り付けられた弁軸ガイド部材より軸線方向に移動可能に支持され、軸線方向移動によって前記弁ポートの実効開口面積を増減し、更に、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動され回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構とを有し、前記送りねじ機構によって前記弁体が軸線方向に駆動される電動式コントロールバルブである。
この発明による弁装置は、弁ハウジングに弁室と第1の入出口ポートおよび第2の入出口ポートを有し、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体によって前記弁ハウジングに設けられている弁ポートの実効開口面積を増減し、前記第1の入出口ポートと前記第2の入出口ポートとの間の流体の通過量を調節する弁装置において、前記第1の入出口ポートと前記弁ポートとの間に、少なくとも一つの絞り通路と当該絞り通路の前後に膨張室を有する。
この発明による弁装置は、前記弁体を駆動する電動モータを有する電動式の弁装置であり、前記弁ハウジングに気密に接続されたロータケースを有し、前記ロータケースが画定するロータ室が前記膨張室の一つをなしている。
この発明による弁装置は、更に、前記絞り通路に整流消音部材が設けられている。
この発明による冷凍サイクル装置は、上述の発明による弁装置を冷媒回路中に有する。
この発明による弁装置によれば、前記弁室内に設けられた仕切壁によって第1の入出口ポートと弁ポートとの間の流路長が増大し、第1の入出口ポートと弁ポートとの間を流体を直進する場合に比して、この間の流路が長くなり、この流路長に応じて第1の入出口ポートと弁ポートとの間に流路長に応じた緩やかな圧力勾配ができる。これにより、1次側と2次側との間の圧力差が大きくても、弁ポート前後の圧力差は小さくなり、キャビテーション流れやフラッシング流れが発生することが抑制され、これらに起因する流体流動音が低減する。
この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した一つの実施形態を、図1を参照して説明する。
この実施形態の電動式コントロールバルブは、全体を符号10で示している。電動式コントロールバルブ10は金属製の弁ハウジング11を有する。弁ハウジング11は、上方開口のカップ形状をなしており、円筒状空間をなす弁室12と、弁ポート15と、第1の継手ポート19(第1の入出口ポート)と、第2の継手ポート14(第2の入出口ポート)とを有する。
第1の継手ポート19は弁ハウジング11の側周壁部11Bの弁室12に位置する部分(弁室の側周部)に開口しており、第1の継手ポート19には管継手(横継手)16が取り付けられていて、弁室12内に突出する管継手16の一端が入出口ポート13を構成している。弁ポート15は、弁ハウジング11の底壁部11Cの弁室12に位置する部分(弁室の底部)の中央に開口しており、弁室12の外側にて第2の継手ポート14と直接連通している。第2の継手ポート14にはもう一つの管継手(下継手)17が取り付けられている。このポート配置により、第1の継手ポート19は、弁ハウジング11の底壁部11Cの弁室12に位置する部分(弁室の底部)の中央に開口している弁ポート15より弁ハウジング11の半径相当、径方向外方に離れた位置にある。
弁ハウジング11の上方開口部11Aは弁軸ガイド部材20によって閉じられている。弁軸ガイド部材20は、フランジ部21に金属製の取付板22をインサート成形された樹脂成形品であり、フランジ部21が弁ハウジング11の上方開口部11Aに嵌合し、取付板22によって溶接等により弁ハウジング11に固着されている。
これにより、弁室12は、弁ハウジング11の円筒状の側周壁部11Bと底壁部11Cと弁軸ガイド部材20のフランジ部21とで円筒状空間を画定され、フランジ部21が弁室12の天井部をなしている。
弁軸ガイド部材20は、フランジ部21の下底部中央より弁室12内に垂下した円筒部23を有する。円筒部23は、フランジ部21と一体成形され、弁室12の中心部において軸線方向(上下方向)に延在している。円筒部23は、弁ポート15と同心で、弁ポート15の真上位置にある。
円筒部23は軸受孔23Aを有し、軸受孔23Aには弁室12内に配置された弁体(ニ一ドル弁)30の弁軸31が軸線方向に移動可能に嵌合している。これにより、弁体30は、弁軸ガイド部材20により軸線方向に移動可能に支持され、軸線方向移動によって弁ポート15の実効開口面積を増減し、軸線方向位置に応じて流体の通過量(流量)を調節する。
弁ハウジング11の上部にはステッピングモータ90が取り付けられている。ステッピングモータ90は、弁ハウジング11の上方開口部11Aに溶接等により気密に固着されて内側にロータ室91を画定するキャン状のロータケース92と、ロータ室91に回転可能に配置された多極着磁の永久磁石を外周部93Aに有するロータ93と、ロータケース92の外周部に固定装着された円環状のステータコイルユニット94とを有する。ステータコイルユニット94は、詳細図示を省略しているが、ステータコイル部や磁極歯等を有する一般的構造のものである。
ステッピングモータ90は、ステータコイルユニット94のステータコイル部(図示省略)に対するパルス通電により、パルス数に応じて回転角をもってロータ93を回転させる。
弁軸ガイド部材20には、フランジ部21の上部中央より立設されてロータ室91内に位置する雌ねじ筒部24が一体成形されている。雌ねじ筒部24の内筒部は軸受孔23Aと同心連通しており、この内筒部には雌ねじ25が形成されている。
弁軸31は上部延長軸として雄ねじ軸32を一体に有する。雄ねじ軸32の外周部には雄ねじ33が形成されている。雄ねじ33は、雌ねじ25とねじ係合し、雌ねじ25と共働して回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構をなす。雄ねじ軸32は、ステッピングモータ90のロータ93と連結され、ロータ軸を兼ねている。
以上の構造は、電動式コントロールバルブ10としての一般的構造である。
この実施形態の電動式コントロールバルブ10では、弁軸ガイド部材20に、これのフランジ部21より垂下する形態で弁室12内に位置し、円筒部23と同心に、円筒状の外側仕切壁41が一体成形されている。
また、弁ハウジング11の弁室12内には弁ハウジング11の底壁部11Cより立設された形態で、弁ポート15と同心に、円筒状の内側仕切壁42が一体形成されている。内側仕切壁42は、外側仕切壁41より小径で、外側仕切壁41と円筒部23との間にある。
これにより、弁室12の天井部より垂下された外側仕切壁41と弁室12の底部より立設された内側仕切壁42とが交互に配置され、外側仕切壁41と弁ハウジング11の側周壁部11Bとの間に流路43Aが、外側仕切壁41と内側仕切壁42との間に流路43Bが、内側仕切壁42と円筒部23との間に流路43Cが各々画定される。
流路43Aと流路43Bとは弁室底部側の通路43Dによって互いに連通し、流路43Bと流路43Cとは弁室天井部側の通路43Eによって互いに連通し、流路43Cと弁ポート15とは弁室底部側の通路43Fによって互いに連通し、全体で上下方向のメアンダ状のラビリンス流路43が画定される。なお、通路43Dは、外側仕切壁41の先端に間欠的に設けられた切欠41Aによって小孔状をなしている。
つぎに、上述の構成による電動式コントロールバルブ10の作用について説明する。ステータコイルユニット94のステータコイル部(図示省略)に対してパルス通電が行われることにより、パルス数に応じて回転角をもってロータ93が回転する。このロータ93の回転によって雄ねじ軸32が回転し、雄ねじ33と固定配置の雌ねじ25とのねじ係合によって回転運動が軸線方向の運動に変換され、弁体30が軸線方向に移動する。
これにより、弁体30の軸線方向位置が変更され、弁ポート15の実効開口面積が増減し、弁体30の軸線方向位置に応じて、第1の継手ポート19の管継手16より弁室12を経て第2の継手ポート14の管継手17へ流れる流体の通過量(流量)が調節される。
第1の継手ポート19の管継手16より弁室12に流入する流体は、流路43A→通路43D→流路43B→通路43E→流路43C→通路43Fを順にメアンダ状に流れて弁ポート15に到達する。
これにより、弁室12内に仕切壁がなく、入出口ポート13より弁ポート15へ流体が直進する場合に比して、入出口ポート13と弁ポート15との間の流路が長くなり、この流路長に応じて入出口ポート13と弁ポート15との間に、流路長に応じた緩やかな圧力勾配ができる。
これにより、弁室12内の弁ポート15側が減圧され、管継手16側(1次側)と管継手17側(2次側)との間の圧力差が大きくても、弁ポート15前後の圧力差は小さくなり、キャビテーション流れやフラッシング流れが発生することが抑制される。この結果、キャビテーション流れやフラッシング流れに起因する流体流動音が低減する。
この流路長増大による減圧効果は、管継手17側より管継手16側へ流体が流れる場合も同様に得ることができ、双方向性を示す。
流路43A、通路43D、流路43B、通路43E、流路43C、通路43Fは、比較的狭い流路をなすから、弁室12に流入する流体が、液相と気相が混在した気液2相流であっても、液相中の気相(気泡)が細分化される現象が生じる。このことにより、弁室12内や弁ポート15の圧力変動が小さくなり、これに応じて流体流動音が低減する。
上述の効果を奏する外側仕切壁41、内側仕切壁42は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20あるいは鋳造等による弁ハウジング11に一体的に形成されているから、必要部品点数の増加を招くことがない。
なお、大流量時の流体抵抗を低減するために、図2に示されているように、弁軸ガイド部材20の円筒部材23の先端側に切欠23Bを設け、弁体30のリフト量が大きくなった時に、切欠23Bによって流体通過面積が増大する構造とすることもできる。また、図3に示されているように、弁ハウジング11の底壁部11Cに凹部11Dを形成する等して、弁室12の弁ポート15周りの部分の空間容積を大きくしてもよい。
また、図4に示されているように、ラビリンス流路43の一部、例えば、流路43Cに整流消音部材45が嵌め込まれていてもよい。整流消音部材45としては、多孔質材である発泡金属、積層メッシュのストレーナ、焼結金属、MIM、発泡高分子材料等がある。
この場合には、流路長増大による圧力降下効果と共に、流体が整流消音部材45を通過することにより、整流消音効果も得られる。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図5、図6を参照して説明する。なお、図5、図6において、図1〜図4に対応する部分は、図1〜図4に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
図5に示されているように、この実施形態では、弁軸ガイド部材20に、これのフランジ部21より垂下する形態で弁室12内に位置する渦巻き状仕切壁51が一体成形されている。渦巻き状仕切壁51は、図6に示されているように、弁ポート15を中心として形成され、弁室12の外周側より弁ポート15に至る渦巻き状流路52を画定している。
なお、渦巻き状仕切壁51は、図5に示されているように、先端51Aが弁ハウジング11の底壁部11Cに当接又は接近し、図6に示されているように、巻内端51Bが弁軸ガイド部材20の円筒部23に接続されている。
この実施形態では、第1の継手ポート19の管継手16より弁室12に流入した流体は、渦巻き状仕切壁51による渦巻き状流路52を流れて弁ポート15に到達する。
これにより、弁室12内に仕切壁がなく、入出口ポート13より弁ポート15へ流体が直進する場合に比して、入出口ポート13と弁ポート15との間の流路が長くなり、この流路長に応じて入出口ポート13と弁ポート15との間に、流路長に応じた緩やかな圧力勾配ができる。
これにより、弁室12内の弁ポート15側が減圧され、管継手16側(1次側)と管継手17側(2次側)との間の圧力差が大きくても、弁ポート15前後の圧力差は小さくなり、キャビテーション流れやフラッシング流れが発生することが抑制される。この結果、キャビテーション流れやフラッシング流れに起因する流体流動音が低減する。
この流路長増大による減圧効果は、管継手17側より管継手16側へ流体が流れる場合も同様に得ることができ、双方向性を示す。
渦巻き状流路52は、比較的狭い流路をなすから、弁室12に流入する流体が、液相と気相が混在した気液2相流であっても、液相中の気相(気泡)が細分化される現象が生じる。このことにより、弁室12内や弁ポート15の圧力変動が小さくなり、これに応じて流体流動音が低減する。また、旋回流となるため、スムーズに弁ポート15に流入し、流体流動音が低減する。
この実施形態では、上述の効果を奏する渦巻き状仕切壁51は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20に一体成形されているから、必要部品点数の増加を招くことがない。
また、図7、図8に示されているように、渦巻き状流路52の一部に、多孔質材である発泡金属、積層メッシュのストレーナ、焼結金属、MIM、発泡高分子材料等による整流消音部材53が嵌め込まれていてもよい。この場合も、流路長増大による圧力降下効果と共に、流体が整流消音部材を通過することにより、整流消音効果も得られる。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図9、図10を参照して説明する。なお、図9、図10においても、図1〜図4に対応する部分は、図1〜図4に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
図9に示されているように、この実施形態では、弁ポート15は、弁ハウジング11に固定装着された弁座部材18に形成され、弁ハウジング11の底壁部11Cの中央に開口している。第1の継手ポート19は、この実施形態でも、弁ハウジング11の側周壁部11Bに開口している。
弁軸ガイド部材20にはフランジ部21より弁室12内に垂下された円筒仕切壁61が一体成形されている。円筒仕切壁61は、先端部が弁ハウジング11の底壁部11Cに当接又は接近し、弁室12内を、入出口ポート13を含む外側膨張室62と、弁ポート15を含む内側膨張室63とに区分している。
弁軸ガイド部材20の弁室12とは反対側にはロータケース92によって画定されたロータ室91がある。弁軸ガイド部材20には外側膨張室62ともう一つの膨張室をなすロータ室91とを連通する第1の絞り通路64が貫通形成されている。
また、弁軸ガイド部材20にはフランジ部21より立設されてロータ室91内に位置する外側筒体65が一体成形されている。外側筒体65は、雌ねじ筒部24の外側に同心配置され、雌ねじ筒部24との間に円筒状空間66を画定している。弁軸ガイド部材20には円筒状空間66の底部を貫通して円筒状空間66を介してロータ室91と内側膨張室63とを連通する第2の絞り通路67が形成されている。
この実施形態では、第1の継手ポート19の管継手16より弁室12に流入した流体は、外側膨張室62→第1の絞り通路64→ロータ室91→第2の絞り通路67→内側膨張室63を流れて弁ポート15に到達する。
これにより、流体が入出口ポート13より弁ポート15に至る間に、第1の絞り通路64と第2の絞り通路67により、2回段階的に減圧され、管継手16側(1次側)と管継手17側(2次側)との間の圧力差が大きくても、弁ポート15前後の圧力差は小さくなり、キャビテーション流れやフラッシング流れが発生することが抑制される。この結果、キャビテーション流れやフラッシング流れに起因する流体流動音が低減する。
この多段絞りによる弁室12内の圧力状態を、図11を参照して説明する。図11において、P1は入出口ポート13の圧力を、P2は第1の絞り通路64の圧力を、P3は第2の絞り通路67の圧力を、P4は弁ポート15の圧力を、P5は第2の継手ポート14の圧力を各々示している。そして、実線がこの実施形態の特性を、破線が多段絞りでない従来のものの特性を示している。
このグラフからも、多段絞りにより、弁ポート15前後の圧力差が小さくなることが分かる。
なお、この多段絞りによる減圧効果は、管継手17側より管継手16側へ流体が流れる場合も同様に得ることができ、双方向性を示す。
第1の絞り通路64と第2の絞り通路67や円筒状空間66は、比較的狭い流路をなすから、弁室12に流入する流体が、液相と気相が混在した気液2相流であっても、液相中の気相(気泡)が細分化される現象が生じる。このことにより、弁室12内や弁ポート15の圧力変動が小さくなり、これに応じて流体流動音が低減する。
この実施形態では、円筒仕切壁61は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20に一体成形されているから、必要部品点数の増加を招くことがない。
また、図12に示されているように、円筒状空間66や、円筒部23と円筒仕切壁61との間の円筒状空間68に、多孔質材である発泡金属、積層メッシュのストレーナ、焼結金属、MIM、発泡高分子材料等による整流消音部材69、70が嵌め込まれていてもよい。この場合も、多段絞りによる圧力降下効果と共に、流体が整流消音部材を通過することにより、整流消音効果も得られる。
次に、この発明による冷凍サイクル装置の一つの実施形態を、図13を参照して説明する。
この実施形態による冷凍サイクル装置は、圧縮機101と、凝縮器(室外熱交換器)102と、膨張弁103と、蒸発器(室内熱交換器)104と、これらをループ接続する冷媒通路105〜108とを有する。
この冷凍サイクル装置は、空気調和装置(冷房)や冷凍・冷蔵庫等で使用される。
膨張弁103としては、上述したこの発明による電動式コントロールバルブ10が用いられる。
なお、上述したこの電動式コントロールバルブが適用される冷凍サイクル装置は、図13に示されているような基本的な冷凍サイクル装置に限られることはなく、四方弁の組み込みにより、冷媒回路における冷媒流れ方向を逆転できる冷房・暖房用の空気調和装置や、室内機に二つの熱交換器が直列接続され、その二つの熱交換器間に追加の膨張弁を有する冷暖房・除湿可能な空気調和装置等、あらゆる冷凍サイクル装置にも適用可能である。
この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した一つの実施形態を示す縦断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の一つの実施形態を示す縦断面図である。 図5の線A−Aに沿った断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 図7の線B−Bに沿った断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 この実施形態による弁装置に用いられる弁軸ガイド部材の斜視図である。 弁室の圧力状態を示すグラフである。 他の実施形態による弁装置に用いられる弁軸ガイド部材の斜視図である。 この発明による冷凍サイクル装置の一つの実施形態を示す冷媒回路図である。
符号の説明
10 電動式コントロールバルブ
11 弁ハウジング
11A 上方開口部
11B 側周壁部
11C 底壁部
12 弁室
13 入出口ポート
14 第2の継手ポート
15 弁ポート
16、17 管継手
18 弁座部材
19 第1の継手ポート
20 弁軸ガイド部材
21 フランジ部
22 取付板
23 円筒部
23A 軸受孔
24 雌ねじ筒部
25 雌ねじ
30 弁体
31 弁軸
32 雄ねじ軸
33 雄ねじ
41 外側仕切壁
41A 切欠部
42 内側仕切壁
43 ラビリンス流路
43A、43B、43C 流路
43D、43E、43F 通路
45、53、69、70 整流消音部材
51 渦巻き状仕切壁
52 渦巻き状流路
61 円筒仕切壁
62 外側膨張室
63 内側膨張室
64 第1の絞り通路
65 外側筒体
66、68 円筒状空間
67 第2の絞り通路
90 ステッピングモータ
91 ロータ室
92 ロータケース
93 ロータ
93A 外周部
94 ステータコイルユニット
101 圧縮機
102 凝縮器
103 膨張弁
104 蒸発器
105〜108 冷媒通路

Claims (9)

  1. 弁ハウジングに弁室と第1の入出口ポートおよび第2の入出口ポートを有し、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体によって前記弁ハウジングに設けられている弁ポートの実効開口面積を増減し、前記第1の入出口ポートと前記第2の入出口ポートとの間の流体の通過量を調節する弁装置において、
    前記弁室内における前記第1の入出口ポートと前記弁ポートとの間の流路長を増大する仕切壁が前記弁室内に設けられている弁装置。
  2. 前記弁室は円筒状空間をなし、当該弁室の底部中央に前記弁ポートがあり、当該弁ポートより径方向外方に離れた位置に前記第1の入出口ポートがあり、
    前記仕切壁は、前記弁ポートと同心の円筒状をなし、前記弁室の天井部より垂下したもと前記弁室の底部より立設されたものとを交互に有し、ラビリンス状の流路を画定している請求項1記載の弁装置。
  3. 前記弁室は円筒状空間をなし、当該弁室の底部中央に前記弁ポートがあり、当該弁ポートより径方向外方に離れた位置に前記第1の入出口ポートがあり、
    前記仕切壁は、前記弁ポートと同心の渦巻き状をなし、渦巻き状の流路を画定している請求項1記載の弁装置。
  4. 前記流路の少なくとも一部に整流消音部材が設けられている請求項1〜3の何れか1項記載の弁装置。
  5. 前記弁体は、前記弁ハウジングに取り付けられた弁軸ガイド部材より軸線方向に移動可能に支持され、軸線方向移動によって前記弁ポートの実効開口面積を増減し、
    更に、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動され回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構とを有し、前記送りねじ機構によって前記弁体が軸線方向に駆動される電動式コントロールバルブである請求項1〜4の何れか1項記載の弁装置。
  6. 弁ハウジングに弁室と第1の入出口ポートおよび第2の入出口ポートを有し、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体によって前記弁ハウジングに設けられている弁ポートの実効開口面積を増減し、前記第1の入出口ポートと前記第2の入出口ポートとの間の流体の通過量を調節する弁装置において、
    前記第1の入出口ポートと前記弁ポートとの間に、少なくとも一つの絞り通路と当該絞り通路の前後に膨張室を有する弁装置。
  7. 前記弁体を駆動する電動モータを有する電動式の弁装置であり、前記弁ハウジングに気密に接続されたロータケースを有し、前記ロータケースが画定するロータ室が前記膨張室の一つをなしている請求項6記載の弁装置。
  8. 前記絞り通路に整流消音部材が設けられている請求項6または7記載の弁装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項記載の弁装置を冷媒回路中に有する冷凍サイクル装置。
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