JP2006071186A - 弁装置および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要部品点数の増加を招くことなく全流量域において有効な旋回流を得ることができ、しかも、弁装置側のポート位置に制約を与えることなく、弁装置における流体流動音を低減すること。
【解決手段】弁室12が円筒状空間をなし、弁ポートである出口ポート14が弁室12の底部中央に開口し、弁体30の弁軸ガイド部材20に、入口ポート13より弁室12に流入する流体に旋回流速度成分を付与する旋回偏向案内形状部26が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、弁装置および冷凍サイクル装置に関し、特に、冷凍サイクル装置の冷媒回路など、液相と気相が混在した2相流を含む流体回路で用いられる弁装置および空気調和装置や冷凍・冷蔵庫等の冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置の電動膨張弁等として用いられる弁装置として、弁ハウジングに弁室と前記弁室に開口した入口ポートおよび出口ポートとを有し、前記出口ポートが弁ポート形状をなし、前記弁室内に弁体が配置され、ステッピングモータ駆動の送りねじ機構によって前記弁体を軸線方向に移動させ、当該弁体の軸線方向移動によって前記出口ポートの実効開口面積を増減し、流体の通過量を調節する電動式の弁装置がある(例えば、特許文献1)。
冷凍サイクル装置の凝縮器から膨張弁へ送られる冷媒は、完全な液冷媒でなく、液相と気相が混在した2相冷媒であり、膨張弁を気液2相流が流れる。このような場合、液相と気相が弁ポートを不規則に通過することになり、このことによって弁室内の圧力変動が発生しやすく、流体通過時の騒音(流体流動音)の発生の原因となる。
また、弁ポートの軸方向に対して直角方向からの弁ポートに流体が導入することから、弁ポートに流れ込む向きによって流体の状態が不均一になる。このことも弁室内の圧力変動の原因の一つとなっており、流体流動音の増大を招く。
この種の流体流動音の低減策として、弁座面に形成した接線方向溝や傾斜貫通孔等によって弁ポートを通過する流体の流れを旋回流とすることにより、整流効果を得て圧力変動を緩和することが提案されている(例えば、特許文献2、3)。
また、弁室手前の円筒通路に対して接線方向に開口した入口通路より流体を円筒通路内に導入することによって円筒通路内で旋回流を作り、遠心分離効果によって液冷媒とガス冷媒とを分離し、弁室には専ら液冷媒が入るようにして流体流動音の低減を図った膨張弁がある(例えば、特許文献4)。
しかし、上述したような従来のものは、低流量域でしか有効な旋回流を得ることができない、必要部品点数が増え、構造が複雑になる、弁装置側のポート位置の制約から配管に細工を施さなくてはならない等の不具合、問題がある。
特許第2615021号公報 特開平10−61805号公報 特開2004−108764号公報 特開2004−138318号公報
この発明が解決しようとする課題は、必要部品点数の増加を招くことなく全流量域において有効な旋回流を得ることができ、しかも、弁装置側のポート位置に制約を与えることなく、弁装置における流体流動音を低減することである。
この発明による弁装置は、弁ハウジングに弁室と前記弁室に開口した入口ポートおよび出口ポートとを有し、前記出口ポートが弁ポート形状をなし、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体は弁軸部を有し、前記弁軸部が前記弁ハウジングに取り付けられた弁軸ガイド部材の筒状部に軸線方向に移動可能に嵌合していることにより、前記弁体が前記弁軸ガイド部材より軸線方向に移動可能に支持され、当該弁体の軸線方向移動によって前記出口ポートの実効開口面積を増減し、流体の通過量を調節する弁装置において、前記弁室は円筒状空間をなし、前記出口ポートは前記弁室の底部中央に開口し、前記弁軸ガイド部材に、前記入口ポートより前記弁室に流入する流体に旋回流速度成分を付与する旋回偏向案内形状部が形成されている。
この発明による弁装置は、好ましくは、前記入口ポートが前記弁室の側周部に開口し、当該入口ポートに対向する位置を含んで前記旋回偏向案内形状部が形成されている。
この発明による弁装置は、好ましくは、前記入口ポートが前記弁室の底部の偏心位置に開口し、前記旋回偏向案内形状部は当該入口ポートを内包して前記弁室の側周部との間に旋回通路を形成している。
この発明による弁装置は、好ましくは、前記入口ポートが前記弁室の側周部に開口し、前記旋回偏向案内形状部は当該入口ポートに対向する位置を含んで形成され、前記弁室を底部側領域と当該底部側領域より上位の上部側領域とに区分する上向き螺旋状の隔壁部を有し、前記隔壁部の一部に前記上部側領域と前記底部側領域とを連通する開口部が設けられている。
この発明による弁装置は、更に、前記出口ポートあるいは当該出口ポートに接続される管継手の内周面に旋回流生成用の突起部を有する。
この発明による弁装置は、更に、前記出口ポートと並列の流路関係で、前記出口ポートの通路横断面積より小さい通路横断面積のバイパス通路を有し、当該バイパス通路に整流消音部材が設けられている。
この発明による弁装置は、更に、電動モータと、前記電動モータによって回転駆動され回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構とを有し、前記送りねじ機構によって前記弁体が軸線方向に駆動される電動式コントロールバルブである。
この発明による冷凍サイクル装置は、上述の発明による弁装置を冷媒回路中に有する。
この発明による弁装置は、入口ポートより弁室に流入する流体に、旋回偏向案内形状部によって旋回流速度成分が付与され、弁室内に流入した流体は旋回流になって弁ポートをなす出口ポートへ流れる。これにより、液相と気相が混在した気液2相流が攪拌され、液相中の気相が細分化され、整流されて出口ポートへ流れる。また、気液2相流が液相と気相に分離され、専ら液相が出口ポートに導入される作用も得られる。これらのことにより、弁装置における流体流動音が低減する。
そして、旋回偏向案内形状部は弁軸ガイド部材に形成されているから、必要部品点数の増加を招くことなく全流量域において有効な旋回流を得ることができ、しかも、弁ハウジングのポート位置配置に制約を与えることもない。
この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した一つの実施形態を、図1、図2を参照して説明する。
図1に示されているように、この実施形態の電動式コントロールバルブは、全体を符号10で示している。電動式コントロールバルブ10は金属製の弁ハウジング11を有する。弁ハウジング11は、上方開口のカップ形状をなしており、円筒状空間をなす弁室12と、弁ハウジング11の側周壁部11Bの弁室12に位置する部分(弁室の側周部)に開口した入口側継手ポート18と、弁ハウジング11の底壁部11Cの弁室12に位置する部分(弁室の底部)の中央に開口した出口ポート14とを有している。出口ポート14は所定のポート径を有する弁ポート形状をなしている。
弁ハウジング11の入口側継手ポート18には入口管継手15が直接取り付けられており、弁室12内に突出する入口管継手15の一端が入口ポート13を構成している。弁ハウジング11には弁室12の外側において出口ポート14に直接連通する出口側継手ポート16が形成され、出口側継手ポート16に出口管継手17が取り付けられている。
弁ハウジング11の上方開口部11Aは弁軸ガイド部材20によって閉じられている。弁軸ガイド部材20は、フランジ部21に金属製の取付板22をインサート成形された樹脂成形品であり、フランジ部21が弁ハウジング11の上方開口部11Aに嵌合し、取付板22によって溶接等により弁ハウジング11に固着されている。これにより、弁室12は、弁ハウジング11の円筒状の側周壁部11Bと底壁部11Cと弁軸ガイド部材20のフランジ部21とで円筒状空間を画定される。
弁軸ガイド部材20は、フランジ部21の下底部中央より弁室12内に垂下した円筒部(筒状部)23を有する。円筒部23は、フランジ部21と一体成形され、弁室12の中心部において軸線方向(上下方向)に延在している。円筒部23は、出口ポート14と同心で、出口ポート14の真上位置にある。
円筒部23のストレート孔23Aには弁室12内に配置された弁体(ニ一ドル弁)30の弁軸31が軸線方向に移動可能に嵌合している。これにより、弁体30は、弁軸ガイド部材20より軸線方向に移動可能に支持され、軸線方向移動によって出口ポート14の実効開口面積を増減し、軸線方向位置に応じて流体の通過量(流量)を調節する。
弁ハウジング11の上部にはステッピングモータ90が取り付けられている。ステッピングモータ90は、弁ハウジング11の上方開口部11Aに溶接等により気密に固着されて内側にロータ室91を画定するキャン状のロータケース92と、ロータ室91に回転可能に配置された多極着磁の永久磁石を外周部93Aに有するロータ93と、ロータケース92の外周部に固定装着された円環状のステータコイルユニット94とを有する。ステータコイルユニット94は、詳細図示を省略しているが、ステータコイル部や磁極歯等を有する一般的構造のものである。
ステッピングモータ90は、ステータコイルユニット94のステータコイル部(図示省略)に対するパルス通電により、パルス数に応じて回転角をもってロータ93を回転させる。
弁軸ガイド部材20には、フランジ部21の上部中央より立設されてロータ室91内に位置する雌ねじ筒部24が一体成形されている。雌ねじ筒部24の内筒部は円筒部23のストレート孔23Aと同心連通しており、この内筒部には雌ねじ25が形成されている。
弁軸31は上部延長軸として雄ねじ軸32を一体に有する。雄ねじ軸32の外周部には雄ねじ33が形成されている。雄ねじ33は、雌ねじ25とねじ係合し、雌ねじ25と共働して回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構をなす。雄ねじ軸32は、ステッピングモータ90のロータ93と連結され、ロータ軸を兼ねている。
以上の構造は、電動式コントロールバルブ10としての一般的構造である。
この実施形態の電動式コントロールバルブ10では、弁軸ガイド部材20に、入口ポート13、つまり入口管継手15より弁室12に流入する流体に旋回流速度成分を付与するための旋回偏向案内形状部26が一体成形されている。
旋回偏向案内形状部26は、図2に示されているように、弁室12内において入口ポート13に対向する位置に位置する偏向障壁部26Aと、偏向障壁部26Aの下縁によって形成された底片26Bとを有する。偏向障壁部26Aは、入口ポート13の一側方において円筒部23と弁ハウジング11の側周壁部11Bとの間を塞ぐように形成されて円筒部23の外周面に連続する逆湾曲面26Cを呈し、入口管継手15より弁室12内に流入する流体の流れ方向の一方の側においてを時計廻り方向の流れのみにする。
つぎに、上述の構成による電動式コントロールバルブ10の作用について説明する。図1に示されているステータコイルユニット94のステータコイル部(図示省略)に対してパルス通電が行われることにより、パルス数に応じて回転角をもってロータ93が回転する。このロータ93の回転によって雄ねじ軸32が回転し、雄ねじ33と固定配置の雌ねじ25とのねじ係合によって回転運動が軸線方向の運動に変換され、弁体30が軸線方向に移動する。
これにより、弁体30の軸線方向位置が変更され、出口ポート14の実効開口面積が増減し、弁体30の軸線方向位置に応じて、入口管継手15より弁室12を経て出口管継手17へ流れる流体の通過量(流量)が調節される。
入口ポート13の入口管継手15より弁室12に流入する流体は、図2に示されているように、旋回偏向案内形状部26の逆湾曲面26Cに沿って矢印Faのように流れ、弁室12の中心軸線を中心とした時計廻り方向の旋回流速度成分を付与される。これにより、図1に示されているように、弁室12内に流入した流体は全流量域において旋回流Fbとなって弁ポートをなす出口ポート14へ流れる。
これにより、液相と気相が混在した気液2相流が入口管継手15より弁室12に流入しても、旋回流Fbによって弁室12内で攪拌され、液相中の気相が細分化され、整流されて出口ポート14へ流れる。また、旋回流Fbによる遠心分離効果によって気液2相流が液相と気相に分離され、専ら液相が出口ポート14に導入される。これらのことにより、電動式コントロールバルブ10における流体流動音が低減する。
また、旋回流Fbは、弁体30を取り巻く旋回流であるから、求心効果が得られ、弁体30を出口ポート(弁ポート)14の中心に据えることができる。これにより弁体30に発生する振動を抑制することができ、ひいては、振動に起因する騒音を抑制することができる。
上述の効果を奏する旋回偏向案内形状部26は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20に一体的に形成されているから、必要部品点数の増加を招くことなく、しかも、樹脂成形品であるから、旋回偏向案内形状部26の形状を、全流量域において有効な旋回流Fbを得るために適した形状に容易に設定することができる。
弁室12内の旋回流Fbは、弁室12に対する流体の導入ポートを弁室12の接線方向に開口する等の制約を与えることなく旋回偏向案内形状部26によって生成されるから、弁ハウジング11のポート位置配置に制約を与えることもない。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図3、図4を参照して説明する。なお、図3、図4において、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、図3に示されているように、出口ポート14は、上述の実施形態と同様に、弁室12の底部中央に開口しているのに対し、入口ポート13が弁室12の底部の偏心位置に開口している。弁ハウジング11には弁室12の外側において入口ポート13に直接連通する入口側継手ポート18が形成され、入口側継手ポート18に入口管継手15が取り付けられている。
この実施形態でも、弁軸ガイド部材20に、入口ポート13より弁室12に流入する流体に旋回流速度成分を付与するための旋回偏向案内形状部41が一体成形されている。旋回偏向案内形状部41は、図4に示されているように、入口ポート13を内包して弁ハウジング11の側周壁部11Bとの間に旋回通路42を形成する隔壁部41Aと、隔壁部41Aの反時計廻り方向の端部を閉じる端壁部41Bとを有している。これにより、旋回通路42は時計廻り方向の進み側の端部42Aにおいて弁室12に連通している。
この実施形態では、入口ポート13より弁室12に流入する流体は、旋回通路42に案内されて弁ハウジング11の側周壁部11Bに沿って矢印Fcのように流れ、弁室12の中心軸線を中心とした時計廻り方向の旋回流速度成分を付与される。これにより、図3に示されているように、弁室12内に流入した流体は全流量域において旋回流Fbとなって弁ポートをなす出口ポート14へ流れる。
これにより、この実施形態でも、液相と気相が混在した気液2相流が入口管継手15より弁室12に流入しても、旋回流Fbによって弁室12内で攪拌され、液相中の気相が細分化され、整流されて出口ポート14へ流れる。また、旋回流Fbによる遠心分離効果によって気液2相流が液相と気相に分離され、専ら液相が出口ポート14に導入される。これらのことにより、電動式コントロールバルブ10における流体流動音が低減する。
また、この実施形態でも、旋回流Fbは、弁体30を取り巻く旋回流であるから、求心効果が得られ、弁体30を出口ポート(弁ポート)14の中心に据えることができる。これにより弁体30に発生する振動を抑制することができ、ひいては、振動に起因する騒音を抑制することができる。
上述の効果を奏する旋回偏向案内形状部41は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20に一体的に形成されているから、必要部品点数の増加を招くことなく、しかも、樹脂成形品であるから、旋回偏向案内形状部41の形状を、全流量域において有効な旋回流Fbを得るために適した形状に容易に設定することができる。
また、弁室12内の旋回流Fbは、弁室12に対する流体の導入ポートを弁室12の接線方向に開口する等の制約を与えることなく旋回偏向案内形状部41によって生成されるから、弁ハウジング11のポート位置配置に制約を与えることもない。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図5〜図8を参照して説明する。なお、図5〜図8においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、図5及び図6に示されているように、出口ポート14は、弁ハウジング11に固着された弁座部材19に形成され、弁室12の底部中央に開口している。入口ポート13は弁ハウジング11の側周壁部11Bに開口している。
この実施形態でも、弁軸ガイド部材20に、入口ポート13より弁室12に流入する流体に旋回流速度成分を付与するための旋回偏向案内形状部51が一体成形されている。旋回偏向案内形状部51は、図7及び図8に示されているように、入口ポート13に対向する箇所に位置する偏向部51Aと、弁軸ガイド部材20の円筒部23と弁ハウジング11の側周壁部11Bとの間の環状空間部にあって弁室12を底部側領域12Aと当該底部側領域12Aより上位の上部側領域12Bとに区分する上向きの螺旋隔壁部51Bとを有し、螺旋隔壁部51Bの一部(弁ハウジング11の側周壁部11Bに臨む部分)に上部側領域12Bと底部側領域12Aとを連通する開口部51Cが設けられている。
偏向部51Aは、入口ポート13との対向壁51Aaと、上部壁51Abと、端部壁51Acにより囲まれ、入口ポート13より弁室12に流入する流体を、矢印Fd(図7、図8参照)で示されているように、螺旋隔壁部51Bの下位側始端部51Baへ導く。
螺旋隔壁部51Bは、下位側始端部51Baより弁軸ガイド部材20の円筒部23の外周を時計廻り方向に取り巻いて上向きに傾斜した螺旋上面51Bbを有し、偏向部51Aの上部壁51Abに連続している。
開口部51Cは、弁ハウジング11の側周壁部11Bに臨む螺旋隔壁部51Bの上位側終端部51Bc側部分に設けられている。
この実施形態では、入口ポート13の入口側より弁室12に流入する流体(液相と気相が混在した気液2相流)は、偏向部51Aによって、矢印Fd(図7、図8参照)で示されているように、螺旋隔壁部51Bの下位側始端部51Baへ導かれる。そして、弁室12の上部側領域12Bにおいて、弁ハウジング11の側周壁部11Bに沿って螺旋隔壁部51Bの螺旋上面51Bbに案内されて円筒部23の周りを時計廻り方向の旋回流としてへ流れる。
この旋回流の流速によって、弁室12内を回転(旋回)する流れに遠心力が働き、遠心分離作用により、密度の高い液相は弁室12の中で弁ハウジング11の側周壁部11B側に寄せられ、気相は弁室12の中で弁ハウジング11の中心側へ集まる。弁室12の中で弁ハウジング11の側周壁部11B側に寄せられた液相流Feの液体の一部は開口部51Cを通って弁室12の底部側領域12Aへ流れ落ち、残りは気相と共に旋回流Ffとして、弁室12の上部側領域12Bにおいて円筒部23の周りを旋回し続ける。
この構造により、気相と液相が混在した気液2相流の気液分離が行われ、ほとんど液相である流体が弁室12の底部側領域12Aより出口ポート14へ流れることになる。つまり、専ら液相が出口ポート14が導入されることになり、電動式コントロールバルブ10における流体流動音が低減する。
この実施形態でも、上述の効果を奏する旋回偏向案内形状部51は、樹脂成形品として弁軸ガイド部材20に一体的に形成されているから、必要部品点数の増加を招くことなく、しかも、樹脂成形品であるから、旋回偏向案内形状部51の形状を、全流量域において有効な旋回流を得るために適した形状に容易に設定することができる。
また、弁室12内の旋回流は、弁室12に対する流体の導入ポートを弁室12の接線方向に開口する等の制約を与えることなく旋回偏向案内形状部51によって生成されるから、弁ハウジング11のポート位置配置に制約を与えることもない。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図9、図10を参照して説明する。なお、図9、図10においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、図9に示されているように、更に、出口ポート14の内周面に、旋回流生成用の突起部として、板状の旋回流生成用羽根61が突出形成されている。旋回流生成用羽根61は出口ポート14の軸線に対して傾斜している。
出口ポート14の内周面に旋回流生成用羽根61が形成されていることにより、出口ポート14を通過する流体に旋回流速度成分が与えられ、出口ポート14を流れる流体は、出口ポート14内を旋回しながら流れることになる。
これにより、出口ポート14を流れる流体が気液2相流であっても、液相中の気相が細分化され、整流されて出口ポート14を流れ、電動式コントロールバルブ10における流体流動音が更に低減する。この効果は、逆流使用で、図9中に矢印でに示されているように、出口ポート14より入口ポート13へ向けて流体が流れる場合でも得られる。
なお、出口ポート14の内周面に設ける旋回流生成用の突起部は、旋回流生成用羽根61のような板状のものに限られることはなく、図11、図12に示されているような半球状突起62であってもよい。
また、旋回流生成用羽根61のような旋回流生成用の突起部は、図13、図14に示されているように、出口ポート14に接続される出口管継手17の内周面に設けてもよい。
そして、出口ポート14の内周面に設ける旋回流生成用の突起部を半球状突起62とした場合も、旋回流生成用羽根61のような旋回流生成用の突起部を出口管継手17の内周面に設けた場合も、出口ポート14を流れる流体中の気相が細分化、整流されて出口ポート14を流れ、電動式コントロールバルブ10における流体流動音が更に低減する、という効果は、逆流使用で、図11及び図13中に矢印でに示されているように、出口ポート14より入口ポート13へ向けて流体が流れる場合でも得られる。
つぎに、この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を、図15を参照して説明する。なお、図15においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、弁ハウジング11の底壁部11Cに、出口ポート14と並列の流路関係で、出口ポート14の通路横断面積より小さい通路横断面積のバイパス通路71が形成されている。
そして、バイパス通路71には整流消音部材72が嵌め込まれている。整流消音部材72としては、多孔質材である発泡金属、積層メッシュのストレーナ、焼結金属、MIM、発泡高分子材料等がある。
弁体30による出口ポート14の開度が微少から中間開度にかけて出口ポート14の開口面積や弁前後の圧力差などの所定の条件が満されると、流体振動現象が発生し、騒音の原因となるが、この実施形態のように、出口ポート14の付近に整流した流体のバイパス通路71があり、整流消音部材72が設けられていることにより、振動が緩和され、この流体振動現象による騒音も低減される。
なお、整流消音部材72はバイパス通路71を埋めるように設けられていなくてよく、図16に示されているように、バイパス通路71の入出口を覆うように出口側継手ポート16に設けられていても、図17に示されているように、弁室12の下底面部に設けられていてもよい。
バイパス通路71は、図18に示されているように、等価のバイパス通路73、74として、弁体30に形成されていてもよい。この場合、バイパス通路73に整流消音部材72が設けられればよい。また、整流消音部材72は、図19に示されているように、バイパス通路74の入出口を覆うように、弁軸31の外周部に装着されていてもよい。
また、図20に示されているように、出口ポート(弁ポート)14を画定する弁座部材75を、発泡金属、積層メッシュのストレーナ、焼結金属、MIM、発泡高分子材料による多孔質の整流消音材により構成し、弁座部材75自体を、バイパス通路71と等価のバイパス通路としてもよい。また、図21に示されているように、弁体30、弁軸31の一部を整流消音材により構成してもよい。
なお、何れの実施形態でも、上方から見たときに時計廻り方向の旋回流れとなる。時計周りを選択したのは、北半球での渦の流れがこの方向であるからである。南半球用の仕様に反時計廻り方向としてもよい。
次に、この発明による冷凍サイクル装置の一つの実施形態を、図22を参照して説明する。
この実施形態による冷凍サイクル装置は、圧縮機101と、凝縮器(室外熱交換器)102と、膨張弁103と、蒸発器(室内熱交換器)104と、これらをループ接続する冷媒通路105〜108とを有する。
この冷凍サイクル装置は、空気調和装置(冷房)や冷凍・冷蔵庫等で使用される。
膨張弁103としては、上述したこの発明による電動式コントロールバルブ10が用いられる。
なお、上述したこの電動式コントロールバルブが適用される冷凍サイクル装置は、図22に示されているような基本的な冷凍サイクル装置に限られることはなく、四方弁の組み込みにより、冷媒回路における冷媒流れ方向を逆転できる冷房・暖房用の空気調和装置や、室内機に二つの熱交換器が直列接続され、その二つの熱交換器間に追加の膨張弁を有する冷暖房・除湿可能な空気調和装置等、あらゆる冷凍サイクル装置にも適用可能である。
この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した一つの実施形態を示す縦断面図である。 図1の線A−Aに沿った断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 図3の線B−Bに沿った断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示すもう一つの縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の斜視図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部のもう一つの斜視図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 図9の線C−Cに沿った断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 図11の線D−Dに沿った断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 図13の線E−Eに沿った断面図である。 この発明による弁装置を電動式コントロールバルブとして適用した他の実施形態を示す縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 他の実施形態による電動式コントロールバルブの要部の縦断面図である。 この発明による冷凍サイクル装置の一つの実施形態を示す冷媒回路図である。
符号の説明
10 電動式コントロールバルブ
11 弁ハウジング
11A 上方開口部
11B 側周壁部
11C 底壁部
12 弁室
12A 底部側領域
12B 上部側領域
13 入口ポート
14 出口ポート
15 入口管継手
16 出口側継手ポート
17 出口管継手
18 入口側継手ポート
19 弁座部材
20 弁軸ガイド部材
21 フランジ部
22 取付板
23 円筒部
23A ストレート孔
24 雌ねじ筒部
25 雌ねじ
26 旋回偏向案内形状部
26A 偏向障壁部
26B 底片
26C 逆湾曲面
30 弁体
31 弁軸
32 雄ねじ軸
33 雄ねじ
41 旋回偏向案内形状部
41A 隔壁部
41B 端壁部
42 旋回通路
42A 進み側端部
51 旋回偏向案内形状部
51A 偏向部
51Aa 対向壁
51Ab 上部壁
51Ac 端部壁
51B 螺旋隔壁部
51Ba 下位側始端部
51Bb 螺旋上面
51Bc 上位側終端部
51C 開口部
61 旋回流生成用羽根
62 半球状突起
71 バイパス通路
72 整流消音部材
73、74 バイパス通路
75 弁座部材
90 ステッピングモータ
91 ロータ室
92 ロータケース
93 ロータ
93A 外周部
94 ステータコイルユニット
101 圧縮機
102 凝縮器
103 膨張弁
104 蒸発器
105〜108 冷媒通路

Claims (8)

  1. 弁ハウジングに弁室と前記弁室に開口した入口ポートおよび出口ポートとを有し、前記出口ポートが弁ポート形状をなし、前記弁室内に弁体が配置され、当該弁体は弁軸部を有し、前記弁軸部が前記弁ハウジングに取り付けられた弁軸ガイド部材の筒状部に軸線方向に移動可能に嵌合していることにより、前記弁体が前記弁軸ガイド部材より軸線方向に移動可能に支持され、当該弁体の軸線方向移動によって前記出口ポートの実効開口面積を増減し、流体の通過量を調節する弁装置において、
    前記弁室は円筒状空間をなし、前記出口ポートは前記弁室の底部中央に開口し、前記弁軸ガイド部材に、前記入口ポートより前記弁室に流入する流体に旋回流速度成分を付与する旋回偏向案内形状部が形成されている弁装置。
  2. 前記入口ポートが前記弁室の側周部に開口し、当該入口ポートに対向する位置を含んで前記旋回偏向案内形状部が形成されている請求項1記載の弁装置。
  3. 前記入口ポートが前記弁室の底部の偏心位置に開口し、前記旋回偏向案内形状部は当該入口ポートを内包して前記弁室の側周部との間に旋回通路を形成している請求項1記載の弁装置。
  4. 前記入口ポートが前記弁室の側周部に開口し、前記旋回偏向案内形状部は当該入口ポートに対向する位置を含んで形成され、前記弁室を底部側領域と当該底部側領域より上位の上部側領域とに区分する上向き螺旋状の隔壁部を有し、前記隔壁部の一部に前記上部側領域と前記底部側領域とを連通する開口部が設けられている請求項1記載の弁装置。
  5. 前記出口ポートあるいは当該出口ポートに接続される管継手の内周面に旋回流生成用の突起部を有する請求項1〜4の何れか1項記載の弁装置。
  6. 前記出口ポートと並列の流路関係で、前記出口ポートの通路横断面積より小さい通路横断面積のバイパス通路を有し、当該バイパス通路に整流消音部材が設けられている請求項1〜5の何れか1項記載の弁装置。
  7. 電動モータと、前記電動モータによって回転駆動され回転運動を軸線方向の運動に変換する送りねじ機構とを有し、前記送りねじ機構によって前記弁体が軸線方向に駆動される電動式コントロールバルブである請求項1〜6の何れか1項記載の弁装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項記載の弁装置を冷媒回路中に有する冷凍サイクル装置。
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