JP2006082786A - 電動駆動装置及び電気自動車 - Google Patents

電動駆動装置及び電気自動車 Download PDF

Info

Publication number
JP2006082786A
JP2006082786A JP2004272123A JP2004272123A JP2006082786A JP 2006082786 A JP2006082786 A JP 2006082786A JP 2004272123 A JP2004272123 A JP 2004272123A JP 2004272123 A JP2004272123 A JP 2004272123A JP 2006082786 A JP2006082786 A JP 2006082786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
drive
electric motor
drive device
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004272123A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Maekawa
暁夫 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2004272123A priority Critical patent/JP2006082786A/ja
Publication of JP2006082786A publication Critical patent/JP2006082786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 サスペンションレイアウトを犠牲にすることなく、バネ下重量の増加を防止し、良好な操縦安定性を保持することができる、電動モータにより駆動することが可能な電動駆動装置及び電気自動車を提供する。
【解決手段】 複数の電動モータと、車台と懸架装置を介して連結してある複数の駆動輪と、該複数の駆動輪へ複数の電動モータの回転を伝達する回転伝達部とを備える車両用の電動駆動装置において、複数の電動モータを、車台上に、複数の駆動輪毎に載置すべくなしてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動モータの回転を駆動輪へ伝達することにより車両を駆動する電動駆動装置及び該電動駆動装置を用いた電気自動車に関する。
地球温暖化を阻止すべくCO2 の削減が世界的な問題点となりつつある昨今、自動車等の内燃機関の排気ガスを如何に処理するかは重要な課題の1つとなっている。斯かる課題を解決すべく、内燃機関の代替機関として、電動モータ等の電動駆動装置が多々開発されている。
電動駆動装置は、一般に内燃機関よりも構造が簡素であり、動作の制御が容易であることから、多くの電気自動車は、車輪毎に電動モータを設けている。そして、車体設計の自由度を高めるために、従来は車輪のホイールハウス内に電動モータを設けるインハウス式のホイールモータが主流となっている。
例えば特許文献1には、ロータの一部にほぼドラム状の部分が形成され、ドラム状の部分に内側から当接される制動部材を備え、制動部材がロータの内側に配置される結果、ホイールモータの軸方向の寸法が小さくなり、搭載性が向上した電気自動車用のホイールモータが開示されている。
特開平5−278476号公報
しかし、特許文献1に開示されている構成では、車体の設計の自由度は増大するものの、重量物である電動モータを懸架装置の下部に配置することから、バネ下重量が増加し、サスペンション設計の自由度が減少し、操縦安定性が劣化する原因の1つとなるという問題点があった。
また、タイヤホイールという限られた空間に制動装置と電動モータとを併設することはレイアウト設計上困難であり、サスペンションレイアウトにも制約が生じるという問題点があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、サスペンションレイアウトを犠牲にすることなく、電動モータにより駆動することが可能な電動駆動装置及び電気自動車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る電動駆動装置は、車両の複数の駆動輪を駆動する複数の電動モータを備える電動駆動装置において、前記複数の電動モータは、車台上に、前記複数の駆動輪毎に載置してあることを特徴とする。
また、第2発明に係る電動駆動装置は、第1発明において、前記駆動輪を回転させる駆動軸と接続してある第1の自在継手と、該第1の自在継手と接続してある伝達軸と、該伝達軸及び前記電動モータの回転軸とを接続してある第2の自在継手とを備え、前記電動モータの回転を前記駆動輪に伝達すべくなしてあることを特徴とする。
また、第3発明に係る電気自動車は、第1又は第2発明のいずれかの電動駆動装置を備えることを特徴とする。
第1の発明では、駆動輪を駆動する電動モータの自重が懸架装置にかからないようにすべく、電動モータを駆動輪の内部にではなく、車台上に載置してある。これにより、重量物である電動モータによるバネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。
また、インホイール式と同様に複数の電動モータを、複数の駆動輪毎に備えている。これにより、駆動輪毎に回転数の制御を容易に行うことができ、例えば簡易な構造で、サスペンションレイアウトを犠牲にすることなく四輪駆動を具現化することが可能となる。
第2の発明では、駆動輪を回転させる駆動軸と接続してある第1の自在継手と、該第1の自在継手と接続してある伝達軸と、該伝達軸及び電動モータの回転軸とを接続してある第2の自在継手とで攻勢してあり、電動モータの回転を駆動輪に伝達している。これにより、電動モータを駆動輪から所定の距離だけ離して配置することができ、電動モータを車台上に載置することで、駆動する電動モータの自重が懸架装置にかからないようにすることができることから、バネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。
第3の発明では、上述した電動駆動装置を用いることで、電動モータを駆動輪から離して配置することができ、電動モータを車台上に載置することで、駆動する電動モータの自重が懸架装置にかからないようにすることができることから、バネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することができる電気自動車を提供することが可能となる。
第1の発明によれば、重量物である電動モータによるバネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。また、駆動輪毎に回転数の制御を容易に行うことができ、例えば簡易な構造で、サスペンションレイアウトを犠牲にすることなく四輪駆動を具現化することが可能となる。
第2の発明によれば、電動モータを駆動輪から所定の距離だけ離して配置することができ、電動モータを車台上に載置することで、駆動する電動モータの自重が懸架装置にかからないようにすることができることから、バネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。
第3の発明によれば、上述した電動駆動装置を用いることで、電動モータを駆動輪から離して配置することができ、電動モータを車台上に載置することで、駆動する電動モータの自重が懸架装置にかからないようにすることができることから、バネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することができる電気自動車を提供することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を含む電気自動車の車台の構成を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を電気自動車に組み込んだ構成を示す電気自動車の正面図である。図1に示すように、車台1は、断面が略長方形の中空体を複数組み合わせて構成しており、上面が略平面となっている。すなわち、電気自動車の左右両側に位置する前後方向に中空であるサイドフレーム2、2’と、サイドフレーム2、2’の内側に位置する前後方向に中空のセンタフレーム3、3’とで構成されている。
そして、サイドフレーム2、2’及びセンタフレーム3、3’は、所定幅で互いに平行になるよう配置してあり、補強用のサブフレームが取り付けられた状態で、例えばサイドフレーム2、2’には電気自動車のドアが、センタフレーム3、3’には座席、ステアリング、アクセル、ブレーキペダル、カウル、進行方向を定めるためのレバー等が取り付けられる。
サイドフレーム2、2’及びセンタフレーム3、3’の製造方法、材質等は、特に限定されるものではなく、例えばアルミニウムの押し出し成形により成形することが好ましい。また、サイドフレーム2、2’及びセンタフレーム3、3’は、強度を高めること、又は大きな収納物を収納することを目的として、前後方向に複数仕切ることも可能である。
センタフレーム3、3’は、電気自動車の全長から前部及び後部のオーバーハング部分を差し引いた長さに略等しく、高さ及び幅は、中空部分へ収納する電池の形状又は大きさに合わせる。また、サイドフレーム2、2’は、センタフレーム3、3’よりもホイールハウスの部分だけ短く、高さはセンタフレーム3、3’と略同じ高さとなっている。
また、図2に示すように、車台1は、ダブルウィッシュボーン式懸架装置20、20’により懸架されている。すなわち、センタフレーム3、3’には水平方向の第1のサブフレーム21、21’が設けられている。そして、第1のサブフレーム21、21’と駆動輪10、10’との間には、バネ及びダンパーからなる緩衝部材23、23’が設けられている。これにより、駆動輪10、10’と車台1とは懸架装置20、20’を介して接続される。
センタフレーム3、3’と駆動輪10、10’との間にはローアーアーム25、25’及びアッパーアーム26、26’が設けてあり、駆動輪10、10’の上下方向の揺動を緩衝部材23、23’の伸縮で吸収することを可能ならしめている。
駆動輪10、10’の車軸31、31’は、駆動輪10、10’内のユニバーサルジョイント(自在継手)32、32’により伝達軸33、33’の方向を斜め上方に変え、センタフレーム3、3’を貫通している。伝達軸33、33’は、センタフレーム3、3’内のユニバーサルジョイント(自在継手)34、34’を介して、中空部分に配設してある電動モータ35、35’の回転軸と接続している。
これにより、電動モータ35、35’が回転した場合、ユニバーサルジョイント34、34’、伝達軸33、33’、ユニバーサルジョイント32、32’を介して駆動輪10、10’の車軸31、31’が回転し、駆動輪10、10’が回転する。電動モータ35、35’は車台1に配設していることから、電動モータ35、35’の重量は懸架装置20、20’の緩衝部材23、23’にはかからない。したがって、重量物である電動モータ35、35’によるバネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。
なお、電動モータ35、35’を配設する位置は、センタフレーム3、3’内の中空部分に限定されるものではない。図3は、本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を電気自動車に組み込んだ他の構成を示す電気自動車の正面図である。図3に示すように、電動モータ35、35’を車台1のセンタフレーム3、3’内の中空部分でなく、車台1の上面に配設してある。
図3では、駆動輪10、10’の車軸31、31’は、駆動輪10、10’内のユニバーサルジョイント(自在継手)32、32’により伝達軸33、33’の方向を斜め上方に変えている。伝達軸33、33’は、車台1上のユニバーサルジョイント(自在継手)34、34’を介して、車台1上に載置してある電動モータ35、35’の回転軸と接続している。
これにより、電動モータ35、35’が回転した場合、ユニバーサルジョイント34、34’、伝達軸33、33’、ユニバーサルジョイント32、32’を介して駆動輪10、10’の車軸31、31’が回転し、駆動輪10、10’が回転する。電動モータ35、35’は車台1に配設していることから、電動モータ35、35’の重量は懸架装置20、20’の緩衝部材23、23’にはかからない。したがって、重量物である電動モータ35、35’によるバネ下重量が増加することを回避することができ、内燃機関を用いた従来の車両でのサスペンション設計と同等の設計自由度を確保することが可能となる。
また、電動モータ35、35’を駆動輪10、10’毎に設けておくことで、駆動輪10、10’毎に回転数を制御することができ、簡易な構造で四輪駆動を具現化することができる。もちろん、1つの電動モータ35に複数の駆動輪10、10、・・・がユニバーサルジョイント等を介して接続されていても良い。
なお、本実施の形態では、車軸31、31’と電動モータ35、35’の回転軸が略平行である場合について説明しているが、特にこれに限定されるものではなく、電動モータ35、35’の回転が駆動輪10、10’に伝達することが可能であれば、どのような位置関係であっても良い。
本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を含む電気自動車の車台の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を電気自動車に組み込んだ構成を示す電気自動車の正面図である。 本発明の実施の形態に係る電動駆動装置を電気自動車に組み込んだ他の構成を示す電気自動車の正面図である。
符号の説明
1 車台
2、2’ サイドフレーム
3、3’ センタフレーム
10、10’ 駆動輪
20、20’ 懸架装置
21、21’ 第1のサブフレーム
23、23’ 緩衝部材
25、25’ ローアーアーム
26、26’ アッパーアーム
31、31’ 車軸
32、32’ 第1のユニバーサルジョイント(自在継手)
33、33’ 伝達軸
34、34’ 第2のユニバーサルジョイント(自在継手)
35、35’ 電動モータ

Claims (3)

  1. 車両の複数の駆動輪を駆動する複数の電動モータを備える電動駆動装置において、
    前記複数の電動モータは、車台上に、前記複数の駆動輪毎に載置してあることを特徴とする電動駆動装置。
  2. 前記駆動輪を回転させる駆動軸と接続してある第1の自在継手と、該第1の自在継手と接続してある伝達軸と、該伝達軸及び前記電動モータの回転軸とを接続してある第2の自在継手とを備え、前記電動モータの回転を前記駆動輪に伝達すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載の電動駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電動駆動装置を備えることを特徴とする電気自動車。


JP2004272123A 2004-09-17 2004-09-17 電動駆動装置及び電気自動車 Pending JP2006082786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004272123A JP2006082786A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 電動駆動装置及び電気自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004272123A JP2006082786A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 電動駆動装置及び電気自動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006082786A true JP2006082786A (ja) 2006-03-30

Family

ID=36161629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004272123A Pending JP2006082786A (ja) 2004-09-17 2004-09-17 電動駆動装置及び電気自動車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006082786A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128152A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 本田技研工業株式会社 電動車両の駆動輪ユニット取付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128152A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 本田技研工業株式会社 電動車両の駆動輪ユニット取付け構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4133186B2 (ja) 操舵輪用インホイールモータシステム
JP6703965B2 (ja) 電動トラックの駆動装置
JP2008183956A (ja) 車両用駆動装置の配設構造
JP4360376B2 (ja) 車両用駆動輪構造
JP2007182203A (ja) 四輪車の車輪配置構造
JP2004090822A (ja) 車両用モータ配備車輪装置
US9145050B2 (en) Electric vehicle
JP2008168804A (ja) 車両用駆動装置の配設構造
WO2012133245A1 (ja) インホイルモータ装置
JPWO2006030532A1 (ja) 電気自動車の駆動装置
WO2019151131A1 (ja) インホイールモータ駆動装置用サスペンション構造
JP2008183985A (ja) 車両用駆動装置の配設構造
JP6774226B2 (ja) サスペンション装置
EP1157862A2 (en) Vehicle suspension system
JP2005324606A (ja) 電気自動車
JP6823728B2 (ja) 車両
JP2008168803A (ja) 車両用駆動装置の配設構造
JP2005306090A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JP2008183984A (ja) 車両用駆動装置の配設構造
JP2005238989A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JP2006082786A (ja) 電動駆動装置及び電気自動車
JP2005249159A (ja) ドライブシャフト
JP2005145132A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JP2005343354A (ja) 自動車のモータ駆動システム
JP2009179274A (ja) 車両用インホイールモータ支持構造