JP2006081548A5

JP2006081548A5 -

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Publication number: JP2006081548A5
Application number: JP2005264294A
Authority: JP
Filing date: 2005-08-15
Publication date: 2008-04-24

Claims

配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドへ特異的に結合する抗体を投与することを含んでなる、大腸腫瘍の治療方法。
以下の（a）又は（b）のヌクレオチドを含んでなる単離された核酸。
（a）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列をコードする配列からなる核酸、及び
（b）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列に対して少なくとも８０％の配列同一性を有するアミノ酸配列をコードし、かつ大腸腫瘍に過剰発現する核酸。
以下の（a）又は（b）のヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸。
（a）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列からなる核酸、及び
（b）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列からなる核酸に対し相補的なヌクレオチド配列からなる核酸と高度の緊縮性条件下でハイブリダイズし、かつ大腸腫瘍に過剰発現する核酸。
以下の（a）又は（b）のヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸。
（a）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列の全長コード配列からなる核酸、及び
（b）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列の全長コード配列からなる核酸に対し相補的なヌクレオチド配列からなる核酸と高度の緊縮性条件下でハイブリダイズし、かつ大腸腫瘍に過剰発現する核酸。
請求項２ないし４のいずれか１項に記載の核酸を含んでなるベクター。
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に結合した請求項５に記載のベクター。
請求項５又は６に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
請求項７に記載の宿主細胞をポリペプチドの発現に適した条件下で培養し、細胞培養物から前記ポリペプチドを回収することを含んでなる、前記ポリペプチドの製造方法。
以下の（a）又は（b）の単離されたポリペプチド。
（a）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、及び
（b）アミノ酸配列（a）に対して少なくとも８０％の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつ該ポリペプチドをコードする核酸が大腸腫瘍に過剰発現する、ポリペプチド。
異種アミノ酸配列に融合した、請求項９に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
請求項１０に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体。
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト化抗体、抗体断片又は一本鎖抗体である、請求項１１に記載の抗体。
哺乳動物から得られた試験試料中の配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードする核酸の発現レベルを正常細胞と比較して決定することを含んでなる、前記核酸の発現の増加が試験試料中に癌細胞を含むことを示す診断方法。
試験試料又は正常細胞試料から得られた核酸を、配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードする核酸に特異的なプローブを１つもしくはそれ以上用いてハイブリダイゼーションすることにより、そのレベルを決定する請求項１３に記載の方法。
正常細胞試料と比較して試験試料中の配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドの発現レベルを決定することを含んでなる、試験試料中の前記ポリペプチドの過剰発現が試験試料中に癌細胞を含むことを示す診断方法。
配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いて過剰発現を検出する請求項１５に記載の方法。
以下の（a）ないし（f）のポリペプチドのいずれか１つに対して少なくとも８０％の相同性をもつポリペプチドをコードする単離された核酸：
（a）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、
（b）シグナルペプチドを欠く、配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、
（c）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列の細胞外ドメインからなるポリペプチド、
（d）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列がコードするアミノ酸配列を持つポリペプチド、
（e）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列の全長コード配列がコードするアミノ酸配列を持つポリペプチド、及び
（f）ＡＴＣＣ登録番号ＰＴＡ−１６３２のもとに寄託されたｃＤＮＡの全長コード配列がコードするアミノ酸配列を持つポリペプチド、
かつ大腸腫瘍細胞で過剰発現している核酸。
請求項１７に記載の核酸を含んでなるベクター。
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に結合した請求項１８に記載のベクター。
請求項１９に記載のベクターを含んでなる単離された宿主細胞。
緊縮性条件下で、以下の（a）又は（b）に特異的にハイブリダイズする、配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列の少なくとも３０のヌクレオチド断片からなる単離された核酸分子又は該核酸に相補的な核酸分子、かつ単離された核酸分子がプライマー又はプローブとして適している核酸分子。
（a）配列番号：４５５に示すヌクレオチド配列からなる核酸又は該核酸に相補的な核酸、
（b）ＡＴＣＣ登録番号ＰＴＡ−１６３２のもとに寄託されたｃＤＮＡの全長コード配列又は該核酸に相補的な核酸。
以下の（a）ないし（d）のポリペプチドのいずれか１つに対して少なくとも８０％の相同性をもつ単離されたポリペプチド：
（a）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、
（b）シグナル配列を欠く、配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド、
（c）配列番号：４５６に示すアミノ酸配列の細胞外ドメインからなるポリペプチド、及び
（d）ＡＴＣＣ登録番号ＰＴＡ−１６３２のもとに寄託されたｃＤＮＡの全長コード配列がコードするポリペプチド、
かつ該ポリペプチドをコードする核酸が大腸腫瘍に過剰発現する、ポリペプチド。
異種アミノ酸配列に融合した、請求項２２に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
配列番号：４５６に示すアミノ酸配列からなるポリペプチドへ特異的に結合する抗体。