JP2006079073A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 入射光を屈折させる第１レンズと、
   前記第1レンズに重ねられ、入射光を屈折させる第２レンズと、
   開口部により入射光の入射範囲を制限し、前記第１レンズと前記第２レンズの間で挟まれることにより固定された遮光シートと、
   前記遮光シートにより制限されるとともに前記第１レンズと前記第２レンズにより屈折された入射光が入射するセンサと、を備えた光学機器であって、
   前記遮光シートは、プラスチックとカーボンブラックからなり、前記開口部近傍の内周部における厚さが外周部の厚さよりも薄く、前記外周部の厚みが２００μｍ以下であることを特徴とする光学機器。
2. 入射光を屈折させる第１レンズと、
   前記第１レンズに重ねられ、入射光を屈折させる第２レンズと、
   開口部により入射光の入射範囲を制限し、前記第１レンズと前記第２レンズの間で挟まれることにより固定された遮光シートと、
   前記遮光シートにより制限されるとともに前記第１レンズと前記第２レンズにより屈折された入射光が入射するセンサと、を備えた光学機器であって、
   前記遮光シートは、プラスチックとカーボンブラックからなり、前記外周部の厚みが50μｍ以上200μｍ以下で、前記開口部近傍の内周部における厚さが外周部の厚さよりも薄く、かつ前記開口部の内周部の厚さが当該外周部の厚さの７０％以下であることを特徴とする光学機器。
3. 前記開口部の内周部は加圧により薄肉化されたことを特徴とする請求項１又は２記載の光学機器。
4. カメラに用いられることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載の光学機器。
5. 請求項１又は２に記載の光学機器において、Ｔ／Ｄ<０．５であることを特徴とする、光学機器。
   Ｔ：遮光シートの開口の（内）径
   Ｄ：第１レンズと第２レンズの中心部のレンズ面間隔
6. 第１レンズと、
   前記第１レンズに重ねられた第２レンズと、
   ２００μｍ以下の厚みを有し、前記第１レンズと前記第２レンズの間で挟まれることにより固定された遮光シートからなる光学機器において、
   前記遮光シートは、プラスチックとカーボンブラックからなり、
   入射光の入射範囲を制限する開口部と、
   外側領域にある厚肉部と、
   内側領域にあり、前記開口を定義し、その厚さが厚肉部より薄い薄肉部と、を有する、光学機器。
7. 前記遮光シートは、前記厚肉部の厚みが５０μｍ以上２００μｍ以下で、前記開口部の薄肉部の厚さが前記厚肉部の厚さの７０％以下であることを特徴とする請求項６に記載の光学機器。
8. 請求項７に記載の光学機器において、Ｔ／Ｄ<０．５であることを特徴とする光学機器。
   Ｔ：遮光シートの開口の（内）径
   Ｄ：第１レンズと第２レンズの中心部のレンズ面間隔
9. 前記開口部の薄肉部は加圧により薄肉化されたことを特徴とする請求項６に記載の光学機器。
10. 開口部により通過光の範囲を制限する遮光シートの製造方法であって、
    プラスチックとカーボンブラックからなり、５０μｍ以上の厚さを有し、前記開口部が設けられた遮光シートを製造し、
    前記遮光シートの開口部近傍の内周部を加圧することにより当該開口部内周部の厚さが
    加圧加工前の厚さの７０％以下になるまで薄肉化して所定幅を有する薄肉領域を形成する遮光シートの製造方法。
11. 開口部により通過光の範囲を制限する遮光シートの製造方法であって、
    プラスチックとカーボンブラックからなり、遮光性を有するシート状部材を製造するステップと、
    前記シート状部材において前記開口部が形成される領域の近傍を加圧し所定幅を有する薄肉領域を形成するステップと、
    開口部近傍が薄肉化された後に、前記開口部及び外周を切り取るステップとを備えた遮光シートの製造方法。