JP2006072732A - 伝票プリンタ - Google Patents

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英喜 斉藤
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Abstract

【課題】 必要に応じて操作者に注意喚起情報を出力する伝票プリンタを提供することを目的とする。
【解決手段】 伝票プリンタ10は、患者診察カード21からデータを読み出すカードリーダ2と、読み出したデータを処理し、印字部3に印刷させるコントローラ1を備えている。コントローラは、全体を制御するデータ処理部11、患者診察カードの生年月日データから年齢を算出する年齢算出部13、患者診察カードの氏名データを蓄積記憶する氏名記憶部14を備えている。新たに患者診察カードのデータを読み込んだとき、データ処理部は、類似氏名検索部15においてすでに氏名記憶部に記憶している氏名と比較させ、同一氏名、類似氏名を検索させ、それがあれば出力制御部16によりディスプレイ4とスピーカ5に注意喚起情報を提示させる。同様にデータ処理部は、算出された年齢が所定の範囲のとき、注意喚起情報を提示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、伝票プリンタに関する。
従来の伝票プリンタは、たとえば患者診察カードなどの顧客カードに記録されているID、氏名、生年月日などのデータを読み出し印字するだけであった(特許文献1参照)。
したがって、病院における各受付は、患者診察カードの上記データが印字された伝票から患者氏名や、年齢などを読み取って、(1)患者カルテの検索、(2)診察室への患者の案内、(3)薬剤調合時の患者確認、などの作業をおこなっていた。
特開平6−143753号公報
しかしながら、これらの作業においては、患者の本人確認を伝票に印刷された患者診察カードの氏名データだけでついつい行いがちなので、読み方の同姓または同姓同名、綴りの同姓または同姓同名などを気づかず、患者の取り違いを生じる可能性がある。
本発明は、上記の問題点を解決するために、必要に応じて操作者に類似氏名者または同一氏名者の存在の注意喚起情報を出力する伝票プリンタを提供することを目的とする。
このため、本発明は、少なくとも顧客の氏名データが記録された記録媒体を読み出す読み出し部と、読み出された氏名データを印字する印字部とを備えた伝票プリンタにおいて、読み出された氏名データを記憶蓄積する氏名記憶部と、操作者に表示または音声によって注意喚起情報を出力する警報出力手段と、新たに読み出し部によって読み出された氏名データが、氏名記憶部にすでに記憶されている氏名データと所定の関係にある氏名かどうかをチェックする類似氏名検索部と、類似氏名検索部が所定の関係にある氏名を検出したとき、警報出力手段から類似氏名者または同一氏名者の存在の注意喚起情報を出力させる出力制御手段とを備えるものとした。
本発明により、すでに受け付けた顧客の中に、同姓同名者または類似の氏名者がいた場合に、表示または音声による注意喚起情報を操作者に出力するので、操作者は視覚または聴覚による注意喚起情報に接し、同姓同名または類似氏名の人がいることを意識して顧客の確認を行うようにするので、例えば患者の取り違えが防止できる。
以下本発明の実施の形態を説明する。
図1は実施の形態の伝票プリンタのブロック構成図である。
本実施の形態の伝票プリンタ10は、記録媒体で構成された患者診察カード21に記録されたデータを読み出すカードリーダ2と、読み出したデータを処理するコントローラ1と、読み出したデータを伝票用紙に印字する印字部3と、読み出したデータまたは注意喚起情報を表示するディスプレイ4と、注意喚起情報を音声で出力するスピーカ5と、操作部6とから構成されている。
コントローラ1は、顧客ファイルである患者カルテを管理する医事システム18とオンラインで接続可能である。
患者診療カード21は、例えば磁気カードまたはICカードであり、患者のID、患者の氏名データ(漢字またはアルファベットと、読み仮名の両方)、生年月日データを少なくとも記録しており、そのほかに性別、診療科名、担当医師名、診察日、処方箋データなどが記録されていてもよい。
コントローラ1は、データ処理部11、カレンダ・時計部12、年齢算出部13、氏名記憶部14、類似氏名検索部15、出力制御部16、通信制御部17を有している。
データ処理部11は、コントローラ1全体を制御する部分であり、カードリーダ2が読み取ったデータを一時記憶し、年齢算出部13、氏名記憶部14、類似氏名検索部15、出力制御部16に必要に応じたデータを転送する。
また、データ処理部11は、操作部6からの操作者の操作により、伝票プリンタ10の各種警報機能の設定、各警報機能における詳細設定などを行う。
さらに、データ処理部11は、データ通信を行うためのI/O制御をする通信制御部17を介して医事システム18と接続し、読み出した患者診察カード21のデータを必要に応じて医事システム18に送信したり、逆に医事システム18側から情報を受信したりする。
カレンダ・時計部12は、バックアップ電源を有し、現在の日時を刻み、カレンダのデータを格納している。そして、年齢算出部13と氏名記憶部14に現在の年月日時刻データを出力する。
年齢算出部13は、データ処理部11に一時記憶されたデータから生年月日データを取得し、カレンダ・時計部12の格納しているカレンダのデータと、現在の年月日から患者の年齢を算出し、出力制御部16に出力する。
なお、年齢算出部13における年齢の算出は、たとえば、生年月日と現在の年月日をそれぞれ西暦0年からの総日数に置き直し、現在の日付から生年月日を減算して行う。
氏名記憶部14は、不揮発メモリを含む。氏名記憶部14は、データ処理部11がカードリーダ2を介して新たな患者診察カード21のデータを取得するたびに、患者のID、漢字(またはアルファベット)の氏名、読み仮名の氏名、生年月日、伝票プリンタID(伝票プリンタそれぞれを個別に認識するために割り当てられたID)を、現在の年月日時刻データとともに不揮発メモリに蓄積記憶する。
なお、氏名記憶部14に蓄積記憶されたデータは、データ処理部11の制御により、例えば日付が変わると、またはその日の起動時に自動的に一括消去される。
類似氏名検索部15は、データ処理部11に一時記憶された患者のID、漢字(またはアルファベット)の氏名、読み仮名の氏名を取得し、氏名記憶部14に蓄積記憶された患者のIDの異なる氏名データに対し、予め設定された後述の類似氏名検索モードにもとづいて比較し、その結果を出力制御部16に出力する。
出力制御部16は、患者診察カード21から読み出されたデータをデータ処理部11から受けて、印字部3への印字出力する制御、および印字部3の図示しない伝票用紙の駆動機構の送り制御と、ディスプレイ4への表示制御と、スピーカ5への音声出力制御とを行う。
また、出力制御部16は、必要に応じて注意喚起情報の文字情報をディスプレイ4に表示させ、また注意喚起情報の音声情報をスピーカ5から出力させる。
図2に本伝票プリンタの外観を示す。伝票プリンタ10は、大きくはベース7とその上側の上部筐体8とから構成されている。
上部筐体8は、手前側に前部パネル9を有している。前部パネル9は、カードリーダ2、操作部6、ディスプレイ4を有している。前部パネル9の正面右側に患者診察カード21を通すカードリーダ2のスリットが設けられ、その左側に伝票プリンタの警報機能の設定などの操作を行うためのボタンスイッチを有する操作部6が配置されている。さらにその左側に液晶のディスプレイ4が配置されている。
ベース7と上部筐体8とは、奥の部分で上下が結合しており、手前側には伝票用紙を挿入する間隙部3cが設けられている。さらに、間隙部3cの入り口部と奥部には、図示されない紙検出センサが配され、間隙部3cの上下には、伝票用紙を上下からローラで挟んで前後に送る印字部3の駆動機構が設けられている。
印字部3の印字機構は、隙間部3cの上側に配され、挿入された伝票用紙の上面に印字する。
ベース部7の上面は手前側に延長されて伝票用紙挿入時のガイドテーブル3aを構成している。ガイドテーブルの左側には左右方向に所定の範囲にわたり可動となり、伝票用紙の左端位置を規定するガイド3bが設けられている。
紙検出センサおよび駆動機構は、出力制御部16に接続し、出力制御部16は、間隙部3cの入口の紙検出センサにより検出した伝票用紙を駆動機構で間隙部3cの所定の奥位置まで送り、印字を行い、印字の改行に応じて伝票用紙の送り操作をする。出力制御部16は、印字が終了すると、駆動機構を制御して逆に伝票用紙を手前側に送り返す。
次にデータ処理部11による伝票プリンタ10の警報機能の制御について説明する。
操作部6には、動作/メンテナンス・モード切替ボタン、カーソル移動ボタン、選択ボタンが用意されている。
動作/メンテナンス・モード切替ボタンにより、データ処理部11に対して、通常動作モードとメンテナンス・モードの切り替えが可能である。
メンテナンス・モードでは、ディスプレイ4に表示されたメニュー画面において、カーソルボタンと選択ボタンを操作して、年齢警報機能/類似氏名警報機能の設定、オンライン・システム警報機能の設定、年齢警報機能の年齢範囲設定、類似氏名警報機能の類似氏名検索モードの設定、警報用の注意喚起情報のメッセージ入力設定が可能となっている。
次に、上記各種警報機能の説明と、各種警報機能が設定された通常動作モードにおいて、患者診察カード21を伝票プリンタ10のカードリーダ2に通したとき、データ処理部11に制御されて出力制御部16が、ディスプレイ4に表示させる情報の表示モードについて説明する。
なお、表示と一緒にスピーカ5から出力させる音声情報についても、ここで説明する。
(1)伝票印字内容表示
患者診察カード21に記録されたデータのうち、例えば、図3の表示画面22aに示すように、患者のID31、読み仮名氏名32、漢字氏名33、生年月日34、診療科35、担当医氏名36、診察日37が表示される。
通常デフォルトでこのモードが表示されるようになっており、年齢警報機能、類似氏名警報機能、オンライン・システム警報機能のいずれかが設定されていても、なんら操作者に警報を発する必要がない場合はこの表示となる。また、なんら表示すべき注意喚起情報がない場合はスピーカ5からの音声による注意喚起も行わない。
(2)年齢警報表示
伝票プリンタ10を年齢警報機能の動作状態に設定したとき、警報の必要があると判定された場合の表示モードである。
この年齢警報機能は、たとえば処方箋に従って薬剤を調剤する部門の受付に設置する伝票プリンタ10において用いられる。
データ処理部11は年齢警報機能動作時には、算出された年齢が注意喚起情報を出力すべき所定の範囲に入っているかどうかを出力制御部16において判定させ、必要に応じて注意喚起情報を選定してディスプレイ4に出力させる。
例えば、表1のような年齢範囲と注意喚起情報の選定の組み合わせとする。
Figure 2006072732
年齢警報機能動作時に、算出された年齢が注意喚起情報を出力すべき所定の範囲に入っている、つまり算出された年齢に対して警報の必要があると判定されると、例えば図4の(a)の表示画面22bに示すように、患者診察カード21に記録されたデータのうち、患者のID31、読み仮名氏名32、漢字氏名33、生年月日34が表示され、その下に注意喚起情報41bが表示される。
なお、この注意喚起情報の表示に併せて、スピーカ5から警報音または注意喚起情報の内容を音声情報で出力する。
なお、上記注意喚起情報のメッセージはメンテナンス・モードにおいて、カードに記録されたメッセージデータをカードリーダ2から読み込ませて登録することができる。
(3)類似氏名警報表示
伝票プリンタ10を類似氏名警報機能の動作状態に設定したとき、警報の必要があると判定された場合の表示モードである。
この類似氏名警報機能は、患者カルテの取り扱い受付または診療科の受付に伝票プリンタ10を設置するときに用いられる。
データ処理部11は類似氏名警報機能動作時には、操作部6を用いて操作者が予め設定した後述の複数の類似氏名検索モードの中の一つまたは組み合わせにしたがって、類似氏名検索部15において氏名記憶部14に蓄積記憶されている氏名を検索させる。類似氏名検索部15が検索した結果類似氏名または同一氏名が存在する場合、その旨の注意喚起情報を出力制御部16に出力する。それを受けて出力制御部16は、ディスプレイ4に注意喚起情報を表示させる。
類似氏名警報機能動作時に、注意喚起情報がある場合、たとえば図4の(b)の表示画面22cに示すように、患者診察カード21に記録されたデータのうち、患者のID31、読み仮名氏名32、漢字氏名33、生年月日34が表示され、その下に注意喚起情報41cが表示される。
なお、この注意喚起情報の表示にあわせて、スピーカ5から警報音または注意喚起情報の内容を音声情報で出力する。
類似氏名検索モードには、例えば以下の6種類が用意されている。
(a)漢字(またはアルファベット)氏名完全一致
このモードでは、類似氏名検索部15は、漢字(またはアルファベット)氏名が完全一致する人数をカウントして、出力制御部16に、たとえば、「注意! 同姓同名患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
類似氏名警報機能を設定すると、このモードが予めデフォルト設定されるようになっており、操作部6を用いて、他の類似氏名検索モードに切り替え可能である。
(b)読み仮名氏名完全一致
このモードでは類似氏名検索部15は、読み仮名氏名が完全一致する人数をカウントして、出力制御部16に、たとえば、「注意! ヨミカナ同姓同名患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
以下では、読み仮名としてカタカナ表示の例で以下に示す。
(c)漢字氏名類似(またはアルファベット氏名類似)
カードリーダ2で読み出した漢字(またはアルファベット)の氏名に対して、前方一致でかつ、一字多いまたは一字少ない氏名を検索するモードである。
例えば、「小泉 純一」が検索対象の場合、氏名記憶部14に「小泉 純一郎」が含まれていれば、類似氏名検索部15はこれを類似氏名としてカウントする。
そして類似氏名検索部15は出力制御部16に、たとえば、「注意! 類似氏名患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
なお、本類似氏名検索モードを単独で使用することは少なく、(a)+(c)の両方を組み合わせることのほうが実用的である。
(d)読み仮名氏名類似
カードリーダ2で読み出した読み仮名の氏名に対して、前方一致でかつ、最大二字まで多い、または最大二字まで少ない氏名を検索するモードである。
例えば、「タカハシ ジュンイチ」が検索対象の場合、氏名記憶部14に「タカハシ ジュンイチロウ」が含まれていれば、類似氏名検索部15はこれを類似氏名としてカウントする。
そして類似氏名検索部15は出力制御部16に、たとえば、「注意! ヨミカナ類似氏名患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
なお、この類似氏名検索モード単独で使用することは少なく、(b)+(d)の両方を組み合わせることのほうが実用的である。
(e)漢字姓一致
このモードでは類似氏名検索部15は、漢字(またはアルファベット)氏名の姓部分が完全一致する人数をカウントして、出力制御部16に、たとえば、「注意! 同姓患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
(f)読み仮名姓一致
このモードでは類似氏名検索部15は、読み仮名氏名の姓部分が完全一致する人数をカウントして、出力制御部16に、たとえば、「注意! ヨミカナ同姓患者 xx名受診」と注意喚起情報を出力する。
なお、患者診察カード21の氏名記録データは姓(ファミリー・ネーム)部分と、名(ファーストネーム)部分は「スペース」または「,」で区切られており自動的に姓(ファミリー・ネーム)部分と、名(ファースト・ネーム)部分は区別できる。
オンライン・システム警報機能には、例えばカルテ類似氏名警報、処方箋警報などの設定があり、伝票プリンタ10がオンラインで接続している医事システム18に、それぞれの設定に従って、カードリーダ2が読み出したデータとともに、設定された質問コード(カルテ類似氏名検索、処方箋警報など)と、伝票プリンタIDを医事システム18に送信して、医事システム18からの質問コードに対する回答情報を受信し、ディスプレイ4に表示させる機能である。
(4)オンライン・システム警報(カルテ類似氏名検索)表示
伝票プリンタ10をオンライン・システム警報機能(カルテ類似氏名検索)の動作状態に設定したとき、警報の必要があると判定された場合の表示モードである。
オンライン・システム警報機能(カルテ類似氏名検索)は、伝票プリンタ10を、患者カルテを検索して診療科に回す受付に設置し、医事システム18にオンラインで接続して使用する場合に用いる。
この警報機能の動作状態時にカードリーダ2が患者診察カード21のデータを読み出すと、データ処理部11は、患者のID、読み仮名氏名、漢字氏名、生年月日のデータを、伝票プリンタのIDと質問コード(カルテ類似氏名検索)を付して医事システム18に送信する。医事システム18側では、記憶している患者カルテの氏名データの中から、例えば漢字氏名の同姓同名、漢字氏名の一字増減の類似氏名の検索結果を注意喚起情報として伝票プリンタ10に送り返す。
伝票プリンタ10側では、データ処理部11が医事システム18からの注意喚起情報を受けて、出力制御部16を介して、例えば「注意! 同姓同名患者1名、名前一字違い3名あり」とディスプレイ4に表示させる。
出力制御部16は、上記注意喚起情報とあわせて、患者診察カード21に記録されたデータのうち、患者のID31、読み仮名氏名32、漢字氏名33、生年月日34も表示させる。
なお、この注意喚起情報の表示にあわせて、スピーカ5から警報音または注意喚起情報の内容を音声情報で出力する。
(5)オンライン・システム警報(処方箋警報)表示
伝票プリンタ10をオンライン・システム警報機能((処方箋警報)の動作状態に設定したとき、警報の必要があると判定された場合の表示モードである。
オンライン・システム警報機能(処方箋警報)は、診療科の発行した処方箋を見て調剤する部門に伝票プリンタ10を配置し、患者カルテを管理する医事システム18にオンラインで接続して使用する場合に用いる。
この警報機能の動作状態時にカードリーダ2が患者診察カード21のデータを読み出すと、データ処理部11は、患者のID、読み仮名氏名、漢字氏名、生年月日のデータを、伝票プリンタのIDと質問コード(処方箋警報)を付して医事システム18に送信する。医事システム18側では、例えば患者カルテの当日の処方箋部分の注意事項を注意喚起情報として伝票プリンタ10に送り返す。
伝票プリンタ10側では、データ処理部11が医事システム18からの注意喚起情報を受けて、出力制御部16を介して、「注意!○○○科で△△△剤を処方済み、併用制限あり」とディスプレイ4に表示させる。
出力制御部16は、上記注意喚起情報とあわせて、患者診察カード21に記録されたデータのうち、患者のID31、読み仮名氏名32、漢字氏名33、生年月日34も表示させる。
なお、この注意喚起情報の表示にあわせて、スピーカ5から警報音または注意喚起情報の内容を音声情報で出力する。
本実施の形態のディスプレイ4とスピーカ5は本発明の警報出力手段を、データ処理部11と出力制御部16は出力制御手段を構成する。また、本実施の形態のカードリーダ2は本発明の読み出し部に、医事システム18は管理システムに対応する。
以上のように本実施の形態によれば、類似氏名警報機能を用いることにより、患者カルテの取り扱い受付、診療科の受付において、新たに受け付けた患者診察カードと同一氏名または類似氏名の患者がすでに受け付けられていることが、注意喚起情報として表示または音声で知らされるので、操作者は注意喚起される。操作者は、同一氏名者、類似氏名者の存在を意識して、患者カルテの取り出し、診察室への患者の案内をし、患者の取違を防止できる。
また、本実施の形態によれば、年齢警報機能を用いることにより、診療科において、新たに受け付けた患者診察カードの患者が子供であることを注意喚起情報として表示または音声で知らされるので、操作者である医師は注意喚起される。医師は処方箋を作成するとき子供の年齢に適合した薬剤、調合量とすることを意識して作業をし、処方箋の指示ミスを防止できる。
また、調剤部門において年齢警報機能を用いることにより新たに受け付けた患者診察カードの患者が子供であることを注意喚起情報として表示または音声で知らされるので、薬剤師は、注意喚起される。薬剤師は、子供の年齢に適合した調合量とすることを意識して作業をし、調剤ミスを防止できる。
たとえば、処方箋の処方量が大人の調合量を示していても、子供であることを注意喚起されているので、処方箋の薬剤量が正しいかどうか確認することを促すことになる。
さらに、本実施の形態によれば、オンライン・システム警報機能(カルテ類似氏名検索)を用いることにより、患者カルテの取り扱い受付において、患者カルテを管理する医事システム18から新たに受け付けた患者診察カードと同一氏名または類似氏名の患者カルテの存在を表示または音声の注意喚起情報として受け取るので、患者カルテを格納棚から取り出し時にその近くに前後して格納されている同一氏名、類似氏名の他の患者のカルテを誤って取り出し、診療科へ回すミスを防止できる。
同様に、本実施の形態によれば、オンライン・システム警報機能(処方箋警報)を用いることにより、患者診察カード21を伝票プリンタ10に通したとき、自動的に伝票プリンタ10に設定されている質問コードを、オンラインの医事システム18に問い合わせる。
医事システム18側で処方箋注意事項などの必要連絡事項を回答して、伝票プリンタ10に、注意喚起情報を表示または音声出力するので、薬剤師がその注意喚起情報を意識して調剤作業ができる。その結果、併用禁止薬を調剤することなどを防止できる。
なお、本実施の形態の類似氏名検索部15は、氏名記憶部14に蓄積記憶されたデータの患者IDとそれに対応する氏名データに対して、新たに読み取られた患者診察カード21の患者のIDと異なるものに対して、所定の類似氏名検索モードで検索をするものとしたがこの方法に限定されない。新たに読み取られた患者診察カード21のデータは、類似氏名検索が終了してから、氏名記憶部14に蓄積記憶させることによって、患者のIDを用いないで氏名記憶部14に記憶された氏名データに対して類似氏名検索を行うものとしてもよい。
なお、本実施の形態では病院における患者診察カードに対応する伝票プリンタで説明したがそれに限られるものではない。顧客カードをお客に発行し、受付においてそのカードを伝票プリンタに通して、お客を案内したりする他の接客業務においても利用できる。
本発明の実施の形態の伝票プリンタのブロック構成図である。 伝票プリンタの外観を示す図である。 伝票プリンタの表示画面を示す図である。 伝票プリンタの表示画面の注意喚起情報を説明する図である。
符号の説明
1 コントローラ
2 カードリーダ
3 印字部
3a ガイドテーブル
3b ガイド
3c 間隙部
4 ディスプレイ
5 スピーカ
6 操作部
7 ベース
8 上部筐体
9 前部パネル
10 伝票プリンタ
11 データ処理部
12 カレンダ・時計部
13 年齢算出部
14 氏名記憶部
15 類似氏名検索部
16 出力制御部
17 通信制御部
18 医事システム
21 患者診察カード
22a、22b、22c 表示画面
31 ID
32 読み仮名氏名
33 漢字氏名
34 生年月日
35 診療科
36 担当医師名
37 診察日
41b、41c 注意喚起情報

Claims (9)

  1. 少なくとも顧客の氏名データが記録された記録媒体を読み出す読み出し部と、
    前記読み出された氏名データを印字する印字部とを備えた伝票プリンタにおいて、
    前記読み出された氏名データを記憶蓄積する氏名記憶部と、
    操作者に表示または音声によって注意喚起情報を出力する警報出力手段と、
    新たに前記読み出し部によって読み出された氏名データが、前記氏名記憶部にすでに記憶されている氏名データと所定の関係にある氏名かどうかをチェックする類似氏名検索部と、
    該類似氏名検索部が前記所定の関係にある氏名を検出したとき、前記警報出力手段から類似氏名者または同一氏名者の存在の注意喚起情報を出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする伝票プリンタ。
  2. 少なくとも顧客の氏名データが記録された記録媒体を読み出す読み出し部と、
    前記読み出された氏名データを印字する印字部とを備えた伝票プリンタにおいて、
    前記記録媒体は顧客の生年月日データを記録し、
    前記読み出し部により読み出された生年月日から年齢を算出する年齢算出部と、
    操作者に表示または音声によって注意喚起情報を出力する警報出力手段と、
    前記算出された年齢が予め設定された所定の年齢範囲に含まれる場合、その旨の注意喚起情報を前記警報出力手段から出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする伝票プリンタ。
  3. 前記記録媒体は顧客の生年月日データを記録し、
    さらに、前記読み出し部により読み出された生年月日から年齢を算出する年齢算出部を備え、
    前記出力制御手段は、前記算出された年齢が予め設定された所定の年齢範囲に含まれる場合、その旨の注意喚起情報を前記警報出力手段から出力させることを特徴とする請求項1に記載の伝票プリンタ。
  4. 前記予め設定された所定の年齢範囲は、複数設定可能とすることを特徴とする請求項2または3に記載の伝票プリンタ。
  5. 前記記録媒体は顧客のIDをも記録し、
    顧客のデータを記録した顧客ファイルを管理する管理システムとオンラインで接続し、
    前記記録媒体から前記読み出し部によって新たに読み出された顧客のIDと氏名データとを前記管理システムに送信し、前記新たに読み出された顧客のIDと異なるIDで、かつ前記新たに読み出された氏名データと所定の関係にある氏名の前記顧客ファイルが存在するかどうかを前記管理システムにおいてチェックし、前記所定の関係にある氏名を検出したとき、類似氏名者または同一氏名者の存在の情報の回答を前記出力制御手段が受け、
    前記出力制御手段は、前記警報出力手段から類似氏名者または同一氏名者存在の注意喚起情報を出力させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の伝票プリンタ。
  6. 前記所定の関係にあるとは、漢字表記の氏名またはアルファベット表記の氏名の完全一致であることを特徴とする請求項1、3、または5のいずれか1に記載の伝票プリンタ。
  7. 前記所定の関係にあるとは、読み仮名表記の氏名の完全一致であることを特徴とする請求項1、3、または5のいずれか1に記載の伝票プリンタ。
  8. 前記所定の関係にあるとは、漢字表記の氏名に対して、前方一致でかつ、1字の増減違いであることを特徴とする請求項1、3、または5のいずれか1に記載の伝票プリンタ。
  9. 前記所定の関係にあるとは、読み仮名表記の氏名に対して、前方一致でかつ、最大2字までの増減違いであることを特徴とする請求項1、3、または5のいずれか1に記載の伝票プリンタ。
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