JP2003296443A - 医用画像撮影装置、表示制御方法、プログラム - Google Patents

医用画像撮影装置、表示制御方法、プログラム

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JP2003296443A
JP2003296443A JP2002097718A JP2002097718A JP2003296443A JP 2003296443 A JP2003296443 A JP 2003296443A JP 2002097718 A JP2002097718 A JP 2002097718A JP 2002097718 A JP2002097718 A JP 2002097718A JP 2003296443 A JP2003296443 A JP 2003296443A
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JP2002097718A
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Hidekazu Akagi
英一 赤木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、予約情報内の視覚的に類似
性の高い患者氏名を識別表示する医用画像撮影装置、表
示制御方法、及びプログラムを提供することである。 【解決手段】 CPU11は、第1の実施の形態の類似
氏名検出処理において、まず比較する患者氏名を2つ抽
出してその氏と名においてそれぞれ前方から同じ文字位
置における一致文字を検出し、抽出した両氏名の全文字
数における一致文字数の割合を類似度として算出する。
次いで、算出された類似度は予め設定されている基準値
以上であるか否かを判別して、類似度が基準値以上であ
る場合、抽出した両氏名は類似性が高いとして両氏名を
含む各予約情報を識別表示する。一方、類似度が基準値
より低い場合は類似性が低いとして類似氏名検出処理を
終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用画像撮影装
置、表示制御方法、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】医療の分野においては、CT(Computed
Tomography)装置などの医用画像撮影装置やCR(Com
puted Radiography)装置などの医用画像読取装置によ
って、撮影された医用画像をデジタル画像として取得す
る医用画像撮影システムが開発されている。
【0003】具体的には、支持体上に輝尽性蛍光体層を
形成した放射線画像変換パネルを使用するもので、この
変換パネルの輝尽性蛍光体層に被写体を透過した放射線
を吸収させて、被写体各部の放射線透過度に対応する放
射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成後、この蛍光体
層を赤外線等の輝尽励起光で走査することによって蓄積
された放射線エネルギーを蛍光として放射させてその蛍
光を光電変換し、画像信号を得るものである。
【0004】このようにして取得された医用画像は画像
処理を施された後にフィルム、或いはCRT等の出力装
置に出力されて可視化されたり、サーバ等のファイリン
グ装置に患者の情報とともに保存され、医療活動に利用
されている。
【0005】ところで、上記医用画像撮影システムで
は、1日分の撮影オーダ、或いは1週間等の一定期間分
の撮影オーダをHIS(病院情報システム)やRIS
(放射線科情報システム)等の病院内や放射線科内の情
報を管理する情報システムから入力されてこれら撮影オ
ーダを予約情報として記憶して撮影時に表示しており、
撮影技師は、表示された予約情報に従って所定の患者
の、所定の部位に対して撮影を実行している。この予約
情報は、例えば被験者である患者の氏名や性別、患者I
D等の患者情報や、撮影する部位や撮影方法等の撮影情
報を含み、撮影する順番でリスト表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記表示さ
れた予約情報においては、被験者である患者の氏名はロ
ーマ字、カタカナ、或いは漢字で表記されることが多
く、機種によってそのうちの1つ、或いは複数の文字種
を使用して表示している。
【0007】しかしながら、患者の氏名は、その文字種
によって視覚的に類似する氏名が存在するため、患者を
誤認識してしまう可能性がある。例えば、氏名が「高橋
圭吾」、「竹橋 圭子」の患者が存在する場合、漢字
表記の場合は類似性が低いが、ローマ字表記では「Taka
hashi Keigo」、「Takehashi Keiko」、カタカナ表示で
は「タカハシ ケイゴ」、「タケハシ ケイコ」とな
り、同一文字が多く存在するため、誤認識されやすい表
記、或いは発音となる。
【0008】このような患者氏名が類似表記されている
予約情報を参照して、技師が順番待ちの患者を撮影室に
誘導する場合に患者を取り違えて放射線撮影を行ってし
まうことは、患者に対して無用な放射線曝射を行ってし
まうだけでなく、撮影された医用の医用画像により誤診
を招く可能性があるため、撮影時の患者の取り扱いには
細心の注意が必要である。さらに、上述した漢字表記の
例のように一見類似表記されていない場合でも発音が似
ている場合があり、患者に誤って聞き取られてしまう可
能性が高いため、このような場合においても細心の注意
が必要である。
【0009】また、患者の人数が多くなると患者氏名を
誤認識する可能性が高くなる。例えば、予約情報がリス
ト表示された際に類似する患者氏名が連続している場合
は技師の注意力も高いが、患者の数が多くなり予約情報
のリスト表示が多画面にわたった際に別々の画面に類似
した患者氏名がある場合は、技師は類似氏名の存在を把
握していないため注意力が低下して誤認識する可能性が
高くなる。
【0010】本発明の課題は、予約情報において類似性
の高い患者氏名を識別表示する医用画像撮影装置、表示
制御方法、及びプログラムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも撮影される患者の氏名を示す情報を含む撮影
予約情報を入力する入力手段を備え、前記入力された予
約情報に従って医用画像を撮影する医用画像撮影装置に
おいて、前記予約情報を複数表示する表示手段と、前記
表示された各予約情報に含まれる患者氏名において、各
患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各患者氏名を
構成する文字列を比較して類似度を算出する算出手段
と、前記算出された類似度が基準値以上で有るか否かを
判別する判別手段と、前記判別手段により前記算出され
た類似度が基準値以上であると判別された場合、前記比
較された患者氏名を含む予約情報を識別表示する表示制
御手段と、を備えることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の医
用画像撮影装置において、前記算出手段は、前記比較さ
れた患者氏名を構成する文字列において一致する文字の
割合を類似度として算出することを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載の医
用画像撮影装置において、前記患者氏名は複数の文字種
により表記され、前記算出手段は、複数の文字種のうち
何れか一つの文字種において前記患者氏名の文字列を比
較して類似度を算出し、前記判別手段は、複数の文字種
のうち何れか一つの文字種において前記算出された類似
度が基準値以上で有るか否かを判別し、前記表示制御手
段は、複数の文字種のうち何れか一つの文字種において
前記判別手段により前記算出された類似度が基準値以上
であると判別された場合、前記比較された患者氏名を含
む予約情報を識別表示することを特徴としている。
【0014】請求項9記載の発明は、少なくとも撮影さ
れる患者の氏名を示す情報を含む撮影予約情報を入力す
る入力手段を備え、前記入力された予約情報に従って医
用画像を撮影する医用画像撮影装置における予約情報の
表示制御方法において、前記予約情報を複数表示する工
程と、前記表示された各予約情報に含まれる患者氏名に
おいて、各患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各
患者氏名を構成する文字列を比較して類似度を算出する
工程と、前記算出された類似度が基準値以上で有るか否
かを判別する工程と、前記判別手段により前記算出され
た類似度が基準値以上であると判別された場合、前記比
較された患者氏名を含む予約情報を識別表示する工程
と、を含むことを特徴としている。
【0015】請求項10記載の発明は、少なくとも撮影
される患者の氏名を示す情報を含む撮影予約情報を入力
する入力手段を備え、前記入力された予約情報に従って
医用画像を撮影する医用画像撮影装置を制御するための
コンピュータに、前記予約情報を複数表示させる機能
と、前記表示された各予約情報に含まれる患者氏名にお
いて、各患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各患
者氏名を構成する文字列を比較して類似度を算出させる
機能と、前記算出された類似度が基準値以上で有るか否
かを判別させる機能と、前記判別手段により前記算出さ
れた類似度が基準値以上であると判別された場合、前記
比較された患者氏名を含む予約情報を識別表示させる機
能と、を実現させるためのプログラムであることを特徴
としている。
【0016】この請求項1、2、6、9、10記載の発
明によれば、患者氏名は複数の文字種により表記され、
当該文字種のうち何れか一つの文字種において、各予約
情報に含まれる各患者氏名を構成する文字列毎に、他の
各患者氏名を構成する文字列を比較し、一致する文字の
割合を算出して算出された一致文字の割合が基準値以上
の場合にその患者氏名を含む各予約情報を識別表示する
ので、予約情報を参照して撮影する際に、類似性の高い
文字列で構成される患者氏名を容易に判別することがで
きる。従って、類似氏名の誤認識を防ぎ、誤った撮影や
誤診を回避することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の医
用画像撮影装置において、前記算出手段は、前記比較さ
れた患者氏名を構成する文字列において前方から同じ文
字位置において一致する文字の割合を類似度として算出
することを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の医
用画像撮影装置において、前記算出手段は、前記表示さ
れた各予約情報に含まれる患者氏名において、各患者氏
名の氏部分と名部分を構成するそれぞれの文字列毎に、
当該他の各患者氏名の氏部分と名部分を構成するそれぞ
れの文字列を比較し、前方から同じ文字位置において一
致する文字の割合を類似度として算出することを特徴と
している。
【0019】この請求項3、4記載の発明によれば、各
予約情報に含まれる各患者氏名と、他の各患者氏名の氏
名を構成する文字列、或いは氏部分と名部分を構成する
それぞれの文字列を比較し、前方から同じ文字位置にお
いて一致する文字の割合を算出するので、予約情報を参
照して撮影する際に、類似性の高い文字列で構成される
患者氏名を容易に判別することができる。従って、類似
氏名の誤認識を防ぎ、誤った撮影や誤診を回避すること
ができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1記載の医
用画像撮影装置において、前記患者氏名は複数の文字種
により表記され、前記算出手段は、複数の文字種毎に前
記各患者氏名の文字列を比較して類似度を算出し、前記
判別手段は、複数の文字種毎に前記算出された類似度が
基準値以上であるか否かを判別し、前記表示制御手段
は、複数の文字種のうち何れか一つの文字種において前
記判別手段により前記算出された類似度が基準値以上で
あると判別された場合、前記比較された患者氏名を含む
予約情報を識別表示することを特徴としている。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項5、または
6に記載の医用画像撮影装置において、前記患者氏名を
表記する文字種は、少なくともローマ字、カタカナ、漢
字を含むことを特徴としている。
【0022】この請求項5、7記載の発明によれば、患
者氏名は少なくともローマ字、カタカナ、漢字の複数の
文字種により表記され、当該複数の文字種毎に各患者氏
名の文字列を比較して類似度を算出し、この類似度が基
準値以上であるか否かを判別して、複数の文字種のうち
何れか一つの文字種において基準値以上であると判別さ
れるとその患者氏名を含む予約情報を識別表示するの
で、各文字種のうち一つでも類似性の高い患者氏名があ
れば識別表示され、類似氏名の誤認識を防ぐ確実性を高
めることができる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項1から6記
載の医用画像撮影装置において、前記基準値は、前記患
者氏名を表記する文字種に応じて任意の値に設定するこ
とを特徴としている。
【0024】この請求項8記載の発明によれば、基準値
は、患者氏名を表記する文字種に応じて任意に設定する
ので、類似性の高い患者氏名をより適切に識別表示する
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 〈第1の実施の形態〉図1〜図5を参照して第1の実施
の形態を説明する。まず、構成を説明する。図1は、第
1の実施の形態の医用画像撮影システム100の全体構
成を示す概念図である。図1において、医用画像撮影シ
ステム100は、医用画像読取装置1、コントローラ1
0により構成され、当該医用画像撮影システム100
と、HIS(病院情報管理システム)30と、がネット
ワークNを介して相互にデータの送受信が可能なように
接続されている。
【0026】ネットワークNは、電話回線、ISDN回
線、専用線、移動体通信網、通信衛星網、CATV回線
等の各種通信回線網により構築されるネットワークであ
るが、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide A
rea Network)、インターネット等の様々な回線形態を
適用することが可能である。
【0027】図1において、HIS30は、病院内の各
種情報を管理する情報管理システムであり、医用画像撮
影システム100で撮影する患者に関する患者情報、及
び撮影する部位、方法等の撮影情報を撮影する順番に登
録した予約情報(検査オーダ)を生成して医用画像撮影
システム100のコントローラ10に出力する。なお、
本実施の形態では予約情報を生成するのはHISとした
が、これに限らず、RISでもよいし、他の予約端末で
あってもよい。
【0028】医用画像撮影システム100のコントロー
ラ10は、HIS30からの予約情報を表示し、該予約
情報に従って医用画像読取装置1における撮影動作を制
御し、医用画像読取装置1は、該撮影制御に従って被写
体を撮影して撮影された画像を光電変換し、画像信号を
生成してコントローラ10に出力する。すなわち、医用
画像撮影システム100は、医用画像撮影装置としての
機能を有する。
【0029】次に、図2を参照して本第1の実施の形態
における医用画像撮影システム100を構成する各装置
の機能的構成について説明する。図2において、コント
ローラ10は、CPU11、入力部12、表示部13、
通信制御部14、RAM15、記憶部16、撮影制御部
17、画像処理部18から構成され、各部はバスにより
接続される。
【0030】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶部16に格納されているシステムプログラムや
各種制御プログラムを読み出してRAM15に展開し、
該制御プログラムに従って各部の動作を集中制御する。
また、CPU11は、RAM15に展開したプログラム
に従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM15
に格納するとともに、表示部13に表示させる。そし
て、RAM15に格納した処理結果を記憶部16の所定
の保存先に保存させる。
【0031】また、CPU11は記憶部16に記憶され
る類似氏名検出処理プログラムを読み出して後述する類
似氏名検出処理を実行する。CPU11は、第1の実施
の形態の類似氏名検出処理において、まず比較する患者
氏名を2つ抽出してその氏と名においてそれぞれ前方か
ら同じ文字位置における一致文字を検出し、抽出した両
氏名の全文字数における一致文字数の割合を類似度とし
て算出する。次いで、算出された類似度は予め設定され
ている基準値以上であるか否かを判別して、類似度が基
準値以上である場合、抽出した両氏名は類似性が高いと
して両氏名を含む各予約情報を識別表示する。一方、類
似度が基準値より低い場合は類似性が低いとして類似氏
名検出処理を終了する。すなわち、CPU11は、算出
手段、判別手段、表示制御手段としての機能を有する。
【0032】入力部12は、カーソルキー、数字入力キ
ー、及び各種機能キー等を備えたキーボードを含み、こ
のキーボードで押下されたキーに対応する押下信号をC
PU11に出力する。なお、入力部12は、必要に応じ
てマウス、タッチパネルなどのポインティングディバイ
スや、その他の入力装置を備えることとしてもよい。な
お、予約情報がユーザにより入力部12を介して入力さ
れる場合は、入力部12は撮影予約情報を入力する入力
手段としての機能を有する。
【0033】表示部13は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示信号の指示に従っ
て、入力部12からの入力指示や通信制御部14から入
力された各種情報などを表示画面上に表示させる。すな
わち、表示部13は、表示手段としての機能を有する。
【0034】通信制御部14は、LANやWAN、或い
はインターネットなどのネットワークに接続された伝送
媒体に接続可能なインターフェイスであり、モデムまた
はターミナルアダプタ等によって構成されて、ネットワ
ークN上の外部機器との通信を行うための制御を行う。
また、通信制御部14は、ネットワークNを介してHI
S30から予約情報を入力されると、CPU11の指示
に従って該予約情報を記憶部16に出力する。すなわ
ち、通信制御部14は、撮影予約情報を入力する入力手
段としての機能を有する。
【0035】RAM(Random Access Memory)15は、
CPU11によって実行される各種プログラムやこれら
各種プログラムによって処理されたデータ等を一時的に
記憶するワークエリアを形成する。
【0036】記憶部16は、プログラムやデータ等があ
らかじめ記憶されている記録媒体(図示せず)を有して
おり、この記録媒体は磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体メモリで構成されている。この記録媒体は記憶
部16に固定的に設けられるもの、若しくは着脱自在に
装着するものであり、この記録媒体には、システムプロ
グラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、
及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶す
る。なお、プログラムは、コンピュータが読取可能なプ
ログラムコードの形態で格納され、CPU11は、当該
プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0037】また、記憶部16は、更新可能なファイル
形式で予約情報ファイル161を内部に格納し、通信制
御部14から入力された予約情報を当該予約情報ファイ
ル161に格納する。詳細には、予約情報ファイル16
1は、撮影する患者に関する患者情報、及びその撮影に
関する撮影情報を含む予約情報を格納し、各予約情報は
予約番号毎に格納される。なお、患者情報は、撮影する
患者の患者IDや患者氏名、性別等を含み、撮影情報
は、その患者情報に対応する撮影部位(頭部、胸部、足
部等)、撮影体位(正面、側面、立位、臥位等)、撮影
方法(単純撮影、造影撮影等)などの撮影条件を含むも
のとする。
【0038】また、記憶部16は、図示しない画像記憶
領域を有し、画像処理部18から画像処理された画像デ
ータを入力されると、この画像記憶領域に記憶する。
【0039】撮影制御部17は、医用画像読取装置1と
接続されて、CPU11からの撮影指示に従って医用画
像読取装置1を制御し、その撮影動作を制御する。
【0040】画像処理部18は、医用画像読取装置1と
接続されて、当該医用画像読取装置1により撮影されて
入力された画像データに所定の画像処理を施し、記憶部
16に出力する。
【0041】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。動作説明の前提として、以下に記述されている処理
を実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取
り可能なプログラムコードの形態で記憶部16に格納さ
れており、制御部11は、当該プログラムコードに従っ
た動作を逐次実行する。
【0042】図3〜図5は、表示される予約情報に含ま
れる患者氏名のうち、視覚的に類似した氏名の患者名を
検出し、識別表示する第1の実施の形態の類似氏名検出
処理を説明する図である。本第1の実施の形態では、漢
字、カタカナ、ローマ字の3つの文字種により日本名を
表記した場合を例にして説明を行うが、表記する文字種
はこれに限らずひらがなやその他の文字種であってもよ
い。
【0043】図3は、予約情報の表示画面例を示す図で
あり、上から撮影する順番で予約番号が割り振られ、該
予約番号に対応する患者情報、及びその撮影情報が表示
されている。次いで、図4のフローチャートを参照して
類似氏名検出処理を説明するが、説明の前提として、撮
影番号001番の患者氏名について、撮影番号002番
以降の患者氏名とそれぞれ類似性を比較後、次に撮影番
号002番の患者氏名について撮影番号003番以降の
患者氏名とそれぞれ比較する、というように類似氏名の
検出は、1つの氏名に対してその他の氏名が一つづつ比
較され、リスト表示される全氏名において行われるもの
とする。
【0044】図4は、第1の実施の形態における類似氏
名検出処理を説明するフローチャートであり、図5は、
その類似氏名の検出例を示す図である。図4において、
まずCPU11は、表示される予約情報の中から類似性
を比較する患者氏名を2つ抽出して、該患者氏名の氏と
名、それぞれの前方から同じ文字位置で比較を行い、両
氏名で一致する文字数の合計を検出する(ステップS
1)。
【0045】図5を参照して上記氏名の比較を詳細に説
明すると、例えば漢字表記で「野口圭一郎」、「野田
喜一郎」の患者氏名を比較する場合、氏の前方から1番
目の文字「野」と、名の前方から2番目、及び3番目の
文字「一」、「郎」が一致する文字と判断され、一致文
字の合計は“6”と検出される。また、カタカナ表記で
「ノグチ ケイイチロウ」、「ノダ キイチロウ」の患
者氏名を比較する場合、氏の前方から1番目の「ノ」
と、名の前方から2番目の「イ」とが一致する文字とし
て判断され、一致文字の合計は“4”と検出される。さ
らに、ローマ字表記で「Noguchi Keiichirou」、「Noda
Kiichirou」の患者氏名を比較する場合、氏の前方から
1番目の「N」と2番目の「o」と、名の前方から1番目
の「K」とが一致する文字として判断され、一致文字の
合計は“6”と検出される。
【0046】次いで、CPU11は、検出した一致文字
数の合計が比較した両氏名の全体文字数に対して占める
一致割合を類似度として算出し(ステップS2)、その
算出された類似度が基準値以上であるか否かを判別する
(ステップS3)。例えば、上述した漢字表記の例で
は、両氏名の全体文字数“10”に対して、検出された
一致文字数の合計は“6”であり、その一致割合は“6
/10”である。基準値が例えば50%と設定されてい
る場合、「野口 圭一郎」、「野田 喜一郎」の両氏名
は類似性が高いと判別される。一方、基準値が75%と
設定されている場合、上記両氏名は類似性が低いと判別
される。なお、類似性を判別するための基準値は、予め
設定されているものとするが、適宜ユーザの所望する値
に設定変更可能とする。
【0047】ステップS3において、算出された類似度
が基準値以上であると判別された場合、その両氏名を含
む予約情報の色を変える、網掛け表示する、ポップアッ
プ表示する等して識別表示し(ステップS4)、類似氏
名検出処理を終了する。CPU11は、上述した類似氏
名検出処理を表示される全ての患者氏名について実行
し、検出された類似氏名を含む各予約情報の識別表示を
行う。なお、識別表示を行った際に、類似氏名が存在す
ることを警告する警告メッセージを同時に表示すること
としてもよい。
【0048】以上のように、リスト表示される予約情報
内の氏名を2氏名毎に比較して、氏と名のそれぞれの文
字列の前方から同じ文字位置における一致文字を検出し
て類似度を算出し、算出した類似度が基準値以上である
場合には、類似性が高いとしてその両氏名を含む各予約
情報を識別表示するので、撮影時に類似性の高い患者氏
名を容易に判別することができる。従って誤った撮影や
誤診を回避することができる。
【0049】なお、上記説明では、患者氏名の氏と名の
それぞれの文字列の前方から同じ文字位置における一致
文字を検出して類似度を算出していたが、これに限ら
ず、氏名全体の文字列の前方から同じ文字位置における
一致文字を検出することとしてもよい。
【0050】〈第2の実施の形態〉次に、本発明の第2
の実施の形態における医用画像撮影システム100につ
いて詳細に説明する。なお、本第2の実施の形態におけ
る医用画像撮影システム100、コントローラ10、及
び医用画像読取装置1は、第1の実施の形態における医
用画像撮影システム100、コントローラ10、及び医
用画像読取装置1と同一であるのでその詳細な説明を省
略し、上記第1の実施の形態における各装置の構成部と
同一の各部には同列の符号を付してその図示を省略す
る。
【0051】第2の実施の形態において、コントローラ
10のCPU11は記憶部16に記憶される類似氏名検
出処理プログラムを読み出して後述する類似氏名検出処
理を実行する。CPU11は、第2の実施の形態の類似
氏名検出処理において、まず比較する患者氏名を2つ抽
出してその両氏名全体の文字列において一致文字を検出
し、抽出した両氏名の全文字数における一致文字数の割
合を類似度として算出する。次いで、算出された類似度
は予め設定されている基準値以上であるか否かを判別し
て、類似度が基準値以上である場合、抽出した両氏名は
類似性が高いとして両氏名を含む各予約情報を識別表示
する。一方、類似度が基準値より低い場合は類似性が低
いとして類似氏名検出処理を終了する。すなわち、CP
U11は、算出手段、判別手段、表示制御手段としての
機能を有する。
【0052】次に、本第2の実施の形態におけるコント
ローラ10の動作を説明する。動作説明の前提として、
以下に記述されている処理を実現するためのプログラム
は、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの
形態で記憶部16に格納されており、制御部11は、当
該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0053】図3、6、7は、表示される予約情報に含
まれる患者氏名のうち、視覚的に類似した氏名の患者名
を検出し、識別表示する第1の実施の形態の類似氏名検
出処理を説明する図である。また、本第2の実施の形態
では、漢字、カタカナ、ローマ字の3つの文字種により
日本名を表示した場合を例にして説明を行うが、表記す
る文字種はこれに限らずひらがなやその他の文字種であ
ってもよい。
【0054】図3は、予約情報の表示画面例を示す図で
あり、上から撮影する順番で予約番号が割り振られ、該
予約番号に対応する患者情報、及びその撮影情報が表示
されている。次いで、図4のフローチャートを参照して
類似氏名検出処理を説明するが、説明の前提として、撮
影番号001番の患者氏名について、撮影番号002番
以降の患者氏名とそれぞれ類似性を比較後、次に撮影番
号002番の患者氏名について撮影番号003番以降の
患者氏名とそれぞれ比較する、というように類似氏名の
検出は、1つの氏名に対してその他の氏名が一つづつ比
較され、リスト表示される全氏名において行われるもの
とする。
【0055】図6は、第2の実施の形態における類似氏
名検出処理を説明するフローチャートであり、図7は、
その類似氏名の検出例を示す図である。図6において、
まずCPU11は、表示される予約情報の中から類似性
を比較する患者氏名を2つ抽出して、該氏名全体の文字
列において比較を行い、両氏名で一致する文字数の合計
を検出する(ステップS101)。
【0056】図7を参照して上記氏名の比較を詳細に説
明すると、例えば漢字表記で「野口圭一郎」、「野田
喜一郎」の患者氏名を比較する場合、「野」、「一」、
「郎」の文字が一致するとして判断され、一致文字数の
合計は“6”と検出される。また、カタカナ表記で「ノ
グチ ケイイチロウ」、「ノダ キイチロウ」の患者氏
名を比較する場合、「ノ」、「イ」、「チ」、「ロ」、
「ウ」の文字が一致すると判断して、一致文字数の合計
は“11”と検出される。さらに、ローマ字表記で「No
guchi Keiichirou」、「Noda Kiichirou」の患者氏名を
比較する場合、「N」、「o」、「c」、「h」、「i」、
「k」、「r」、「u」の文字が一致するとして判断さ
れ、一致文字数の合計は“25”と検出される。
【0057】次いで、CPU11は、検出した一致文字
数の合計が比較した両氏名の全体文字数に対して占める
一致割合を類似度として算出し(ステップS102)、
その算出された類似度が基準値以上であるか否かを判別
する(ステップS103)。例えば、上述したカタカナ
表記の例では、両氏名の全体文字数“16”に対して、
検出された一致文字数の合計は“11”であり、その一
致割合は“11/16”である。基準値が例えば50%
と設定されている場合、「ノグチ ケイイチロウ」、
「ノダ キイチロウ」の両氏名は類似性が高いと判別さ
れる。一方、基準値が例えば80%と設定されている場
合、上記2つの氏名は類似性が低いと判別される。な
お、類似性を判別するための基準値は、予め設定されて
いるものとするが、適宜ユーザの所望する値に設定変更
可能とする。
【0058】ステップS103において、算出された類
似度が基準値以上であると判別された場合、その両氏名
を含む各予約情報の色を変える、網掛け表示する、ポッ
プアップ表示する等して識別表示し(ステップS10
4)、類似氏名検出処理を終了する。CPU11は、上
述した類似氏名検出処理を同一の表示画面に表示される
全ての患者氏名について実行し、検出された類似氏名を
含む予約情報の識別表示を行う。なお、識別表示を行っ
た際に、類似氏名が存在することを警告する警告メッセ
ージを同時に表示することとしてもよい。
【0059】以上のように、予約情報内の氏名を2氏名
毎に比較して、両氏名の文字列中で一致する文字を検出
して類似度を算出し、算出した類似度が基準値以上であ
る場合は、類似性が高いとしてその両氏名を含む各予約
情報を識別表示するので、撮影時に類似性の高い患者氏
名を容易に判別することができる。従って誤った撮影や
誤診を回避することができる。
【0060】ここで、漢字、カタカナ、ローマ字の文字
種により表記された氏名の特徴を挙げながら、第1、及
び第2の実施の形態における類似氏名検出処理について
説明する。まず、漢字で表記される氏名が日本名である
場合、表される全体文字数が他の文字種より少ないた
め、一致文字が幾つか存在すればその類似度が高く算出
されやすい。また、「○太郎」、「○子」など定型文字
が定型位置にくることが多いため、第1の実施の形態の
類似氏名検出処理を適用して氏と名でそれぞれ前方から
同じ文字位置で一致文字を検出した場合でも、第2の実
施の形態の類似氏名検出処理を適用して氏名全体におい
て一致文字を検出した場合でも類似性が高い氏名は比較
的容易に検出することができる。
【0061】また、日本名のローマ字表記においては、
母音の文字が必ず含まれるため、第2の実施の形態の類
似氏名検出処理を適用して氏名全体において一致文字を
検出する場合、視覚的な類似性が低い氏名でも類似度が
比較的高く算出される場合がある。例えば図7におい
て、「Noguchi Hidekazu」、「Noda Syuuji」は視覚的
に類似性が低いにも関わらず、その類似度は、“14/
25”となり、比較的高い値が検出される。そのため、
この場合には類似性を判別するための基準値を高く設定
することが好ましい。
【0062】また、患者氏名を発音する場合を考慮する
と、カタカナ、ローマ字の文字種について類似氏名を検
出することが好ましい。
【0063】すなわち、氏名の類似性は、その氏名の特
性や文字種によって異なるため、表記する氏名の特性や
表記に使用する文字種に応じて好適な類似氏名の検出方
法を適用することが望ましい。
【0064】なお、本第1、及び第2の実施の形態にお
ける記述は、本発明に係る好適な医用画像撮影システム
100の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、類似性が高い氏名を含む予
約情報を識別表示することとしていたが、類似氏名が容
易に認識できるのであればこれに限らず、氏名のみを識
別表示することとしてもよい。
【0065】また、上述した類似氏名の検出は、複数の
文字種毎に検出を行ってそのうち何れか1つの文字種に
おいて類似性が高いと判別されれば、その類似性の高い
両氏名を含む予約情報を識別表示することとしてもよい
し、複数の文字種のうち予め設定された1つの文字種に
ついてのみ類似氏名の検出を行って類似氏名を識別表示
することとしてもよい。
【0066】その他、本第1、及び第2の実施の形態に
おける医用画像撮影システム100を構成する細部構
成、及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱する
ことのない範囲で適宜変更可能である。
【0067】
【発明の効果】請求項1、2、6、9、10記載の発明
によれば、患者氏名は複数の文字種により表記され、当
該文字種のうち何れか一つの文字種において、各予約情
報に含まれる各患者氏名を構成する文字列毎に、他の各
患者氏名を構成する文字列を比較し、一致する文字の割
合を算出して算出された一致文字の割合が基準値以上の
場合にその患者氏名を含む各予約情報を識別表示するの
で、予約情報を参照して撮影する際に、類似性の高い文
字列で構成される患者氏名を容易に判別することができ
る。従って、類似氏名の誤認識を防ぎ、誤った撮影や誤
診を回避することができる。
【0068】請求項3、4記載の発明によれば、各予約
情報に含まれる各患者氏名と、他の各患者氏名の氏名を
構成する文字列、或いは氏部分と名部分を構成するそれ
ぞれの文字列を比較し、前方から同じ文字位置において
一致する文字の割合を算出するので、予約情報を参照し
て撮影する際に、類似性の高い文字列で構成される患者
氏名を容易に判別することができる。従って、類似氏名
の誤認識を防ぎ、誤った撮影や誤診を回避することがで
きる。
【0069】請求項5、7記載の発明によれば、患者氏
名は少なくともローマ字、カタカナ、漢字の複数の文字
種により表記され、当該複数の文字種毎に各患者氏名の
文字列を比較して類似度を算出し、この類似度が基準値
以上であるか否かを判別して、複数の文字種のうち何れ
か一つの文字種において基準値以上であると判別される
とその患者氏名を含む予約情報を識別表示するので、各
文字種のうち一つでも類似性の高い患者氏名があれば識
別表示され、類似氏名の誤認識を防ぐ確実性を高めるこ
とができる。
【0070】請求項8記載の発明によれば、基準値は、
患者氏名を表記する文字種に応じて任意に設定するの
で、類似性の高い患者氏名をより適切に識別表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のコントロ
ーラ10を含む医用画像撮影システム100の全体構成
を示す概念図である。
【図2】図1のコントローラ10の機能的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2の表示部13に表示される予約情報の表示
画面例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態において、図2のCPU11
により実行される類似氏名検出処理を説明するフローチ
ャートである。
【図5】第1の実施の形態の類似氏名検出処理におい
て、類似氏名の検出例を示す図である。
【図6】第2の実施の形態において、図2のCPU11
により実行される類似氏名検出処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】第2の実施の形態の類似氏名検出処理におい
て、類似氏名の検出例を示す図である。
【符号の説明】
1 医用画像読取装置 10 コントローラ 11 CPU 12 入力部 13 表示部 14 通信制御部 15 RAM 16 記憶部 161 予約情報ファイル 17 撮影制御部 18 画像処理部 30 HIS 100 医用画像撮影システム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも撮影される患者の氏名を示す情
    報を含む撮影予約情報を入力する入力手段を備え、前記
    入力された予約情報に従って医用画像を撮影する医用画
    像撮影装置において、 前記予約情報を複数表示する表示手段と、 前記表示された各予約情報に含まれる患者氏名におい
    て、各患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各患者
    氏名を構成する文字列を比較して類似度を算出する算出
    手段と、 前記算出された類似度が基準値以上で有るか否かを判別
    する判別手段と、 前記判別手段により前記算出された類似度が基準値以上
    であると判別された場合、前記比較された患者氏名を含
    む予約情報を識別表示する表示制御手段と、 を備えることを特徴とする医用画像撮影装置。
  2. 【請求項2】前記算出手段は、前記比較された患者氏名
    を構成する文字列において一致する文字の割合を類似度
    として算出することを特徴とする請求項1記載の医用画
    像撮影装置。
  3. 【請求項3】前記算出手段は、前記比較された患者氏名
    を構成する文字列において前方から同じ文字位置におい
    て一致する文字の割合を類似度として算出することを特
    徴とする請求項1記載の医用画像撮影装置。
  4. 【請求項4】前記算出手段は、前記表示された各予約情
    報に含まれる患者氏名において、各患者氏名の氏部分と
    名部分を構成するそれぞれの文字列毎に、当該他の各患
    者氏名の氏部分と名部分を構成するそれぞれの文字列を
    比較し、前方から同じ文字位置において一致する文字の
    割合を類似度として算出することを特徴とする請求項1
    記載の医用画像撮影装置。
  5. 【請求項5】前記患者氏名は複数の文字種により表記さ
    れ、 前記算出手段は、複数の文字種毎に前記各患者氏名の文
    字列を比較して類似度を算出し、 前記判別手段は、複数の文字種毎に前記算出された類似
    度が基準値以上であるか否かを判別し、 前記表示制御手段は、複数の文字種のうち何れか一つの
    文字種において前記判別手段により前記算出された類似
    度が基準値以上であると判別された場合、前記比較され
    た患者氏名を含む予約情報を識別表示することを特徴と
    する請求項1記載の医用画像撮影装置。
  6. 【請求項6】前記患者氏名は複数の文字種により表記さ
    れ、 前記算出手段は、複数の文字種のうち何れか一つの文字
    種において前記患者氏名の文字列を比較して類似度を算
    出し、 前記判別手段は、複数の文字種のうち何れか一つの文字
    種において前記算出された類似度が基準値以上で有るか
    否かを判別し、 前記表示制御手段は、複数の文字種のうち何れか一つの
    文字種において前記判別手段により前記算出された類似
    度が基準値以上であると判別された場合、前記比較され
    た患者氏名を含む予約情報を識別表示することを特徴と
    する請求項1記載の医用画像撮影装置。
  7. 【請求項7】前記患者氏名を表記する文字種は、少なく
    ともローマ字、カタカナ、漢字を含むことを特徴とする
    請求項5、または6に記載の医用画像撮影装置。
  8. 【請求項8】前記基準値は、前記患者氏名を表記する文
    字種に応じて任意の値に設定することを特徴とする請求
    項1から6のいずれか一項に記載の医用画像撮影装置。
  9. 【請求項9】少なくとも撮影される患者の氏名を示す情
    報を含む撮影予約情報を入力する入力手段を備え、前記
    入力された予約情報に従って医用画像を撮影する医用画
    像撮影装置における予約情報の表示制御方法において、 前記予約情報を複数表示する工程と、 前記表示された各予約情報に含まれる患者氏名におい
    て、各患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各患者
    氏名を構成する文字列を比較して類似度を算出する工程
    と、 前記算出された類似度が基準値以上で有るか否かを判別
    する工程と、 前記判別手段により前記算出された類似度が基準値以上
    であると判別された場合、前記比較された患者氏名を含
    む予約情報を識別表示する工程と、を含むことを特徴と
    する表示制御方法。
  10. 【請求項10】少なくとも撮影される患者の氏名を示す
    情報を含む撮影予約情報を入力する入力手段を備え、前
    記入力された予約情報に従って医用画像を撮影する医用
    画像撮影装置を制御するためのコンピュータに、 前記予約情報を複数表示させる機能と、 前記表示された各予約情報に含まれる患者氏名におい
    て、各患者氏名を構成する文字列毎に、当該他の各患者
    氏名を構成する文字列を比較して類似度を算出させる機
    能と、 前記算出された類似度が基準値以上で有るか否かを判別
    させる機能と、 前記判別手段により前記算出された類似度が基準値以上
    であると判別された場合、前記比較された患者氏名を含
    む予約情報を識別表示させる機能と、 を実現させるためのプログラム。
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