JPH09168578A - 薬袋印刷装置 - Google Patents

薬袋印刷装置

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Publication number
JPH09168578A
JPH09168578A JP27208796A JP27208796A JPH09168578A JP H09168578 A JPH09168578 A JP H09168578A JP 27208796 A JP27208796 A JP 27208796A JP 27208796 A JP27208796 A JP 27208796A JP H09168578 A JPH09168578 A JP H09168578A
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JP
Japan
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data
code
medicine
drug
medicine bag
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Pending
Application number
JP27208796A
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English (en)
Inventor
Shoji Yuyama
正二 湯山
Keita Yasuoka
啓太 安岡
Sakae Tsuji
栄 辻
Hiroyasu Hamada
博康 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yuyama Manufacturing Co Ltd filed Critical Yuyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病名、薬剤あるいは患者の違いに応じて適切
な表現で印刷する。 【解決手段】 記憶手段13は、薬剤及び患者の違いに
応じた印刷データを記憶している。読込手段3は、処方
箋データに基づいて前記記憶手段13から該当する印刷
データを読み込む。印刷手段2は、読込手段3に読み込
まれた印刷データを所定のフォーマットで薬袋9等に印
刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬袋印刷装置、特
に、服用データを印刷することができ、しかも各患者及
び各薬剤に対応した文章表現とすることのできる薬袋印
刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薬袋印刷装置としては、薬局での
負担を軽減し、薬袋を患者毎に明確に区別できるよう
に、薬袋に、患者名、病院名等のほかに処方箋の内容を
印刷するようにしたものがある(例えば、特公平7ー1
0603号公報参照)。
【0003】また、他の薬袋印刷装置としては、患者に
分かり易いように、薬剤の服用時間や方法等を印刷でき
るようにしたものがある(例えば、実公平3ー3533
8号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
薬袋印刷装置では、薬袋を間違って他の患者に渡すこと
を防止することを目的とするだけであり、印刷内容から
患者が服用方法を理解することは困難である。特に、服
用する薬剤数が多い場合、その薬剤の特定が難しく、誤
って服用する恐れもある。
【0005】また、後者の薬袋印刷装置では、ある薬剤
に対して画一的に服用方法等を記載するだけであり、患
者にとって必ずしも適切な表現とは言い難い。
【0006】そこで、本発明は、病名、薬剤あるいは患
者の違いに応じて、適切な表現で、服薬指導文等を詳細
に印刷できる薬袋印刷装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明では、薬袋印刷装置を、各薬剤に対応する薬
剤識別データ毎に、薬剤に関する印刷データを記憶する
記憶手段と、処方箋データに含まれる薬剤識別データに
基づいて前記記憶手段から該当する印刷データを読み込
む読込手段と、該読込手段で読み込んだ印刷データを薬
袋に印刷する印刷手段と、を備えた構成としたものであ
る。
【0008】前記薬剤識別データは、各薬剤毎に付した
薬剤コードで構成してもよい。
【0009】前記印刷手段は、前記読込手段により、処
方箋データに含まれる薬剤コードに基づいて読み込んだ
印刷データを、予め設定した所定の座標位置で薬袋に印
刷するようにしてもよい。
【0010】前記印刷データは、副作用データを含むの
が好ましい。これにより、副作用データが薬袋に印刷さ
れるので、患者は薬剤に副作用があることを明瞭に認識
することができる。
【0011】前記印刷手段は、印刷データのうち、所定
事項を強調印刷するのがより好ましい。これにより、薬
剤に関する所定事項、例えば、副作用の内容、対処方法
等の重要な事項が一目瞭然となる。
【0012】また、前記課題を達成するため、本発明で
は、薬袋印刷装置を、各薬剤に対応する薬剤識別データ
毎に、各患者データに対応する、薬剤に関する印刷デー
タを記憶する記憶手段と、処方箋データに含まれる薬剤
識別データに基づいて、前記記憶手段から該当する印刷
データを読み込む読込手段と、該読込手段で読み込んだ
印刷データから処方箋データに含まれる患者データに基
づいて患者に対応した印刷データを選択する印刷データ
選択手段と、該印刷データ選択手段で選択した印刷デー
タを薬袋に印刷する印刷手段と、を備えた構成としたも
のである。
【0013】また、判定区分コードを付した判定区分
名、該判定区分コードに対応して判定項目コードを付し
た判定項目名からなる判定データ、患者コード、各患者
コード毎に関連付けた判定区分コード・判定項目コード
からなる患者データ、各薬剤毎に付した薬剤コード、各
薬剤コード毎に関連付けた判定区分コード・判定項目コ
ード、該判定区分コード・判定項目コードに関連付けた
服薬指導文からなる薬剤データを記憶する記憶手段と、
患者データ及び薬剤データからなる印刷データを薬袋に
所定のフォーマットで印刷する印刷手段と、処方箋デー
タに含まれる患者コード及び薬剤コードに基づいて、前
記記憶手段から該当する患者データ及び薬剤データを検
索して読み込む読込手段と、該読込手段で読み込んだ患
者データに含まれる判定区分コード及び判定項目コード
に基づいて、薬剤データから該当する服薬指導文を選択
する服薬指導文選択手段と、該服薬指導文選択手段で選
択した服薬指導文を含む印刷データを前記印刷手段によ
り薬袋に所定のフォーマットで印刷させる印刷制御手段
と、を備えた構成としたものである。
【0014】前記記憶手段は、薬剤データとして、判定
区分コード・判定項目コードに対応しない服薬指導文を
備え、前記服薬指導文手段は、前記読込手段で読み込ん
だ薬剤コードに、患者コードに含まれる判定区分コード
・判定項目コードと一致するものがない場合、前記服薬
指導文を選択するのが好ましい。
【0015】なお、前記薬袋に代えて、薬袋に収容され
る用紙を印刷媒体としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0017】(第1の実施の形態) 第1の実施の形態
に係る薬袋印刷装置は、図1及び図2に示すように、大
略、薬袋形成部1と、薬袋印刷部2と、制御部3とから
構成されている。
【0018】前記薬袋形成部1は、上下に3箇所ずつ並
設され、長手方向に沿って2つ折りにされた幅寸法の異
なる薬袋用紙4aが巻回されたロール5aと、下方2箇
所に並設され、注意書き用紙4bが巻回されたロール5
bと、各ロール5a,5bから巻き戻される薬袋用紙4
aを切断する切断部6aと、注意書き用紙4bを切断す
る切断部6bとからなる。薬袋用紙4aは、折り合わさ
れる面にラミネートフィルムが貼着されている。切断部
6aは、ヒートシール部7と、その間に配設されるカッ
ター8とからなる。ヒートシール部7は、図3(A)な
いし(C)に示すように、前記薬袋用紙4aを挟み付け
た状態で加熱し、前記ラミネートフィルムを溶融するこ
とにより、薬袋用紙4aを所定幅で張り合わせる。カッ
ター8は、ヒートシール部7の中央に配設され、張り合
わされた薬袋用紙4aを切断して薬袋9を完成する。薬
袋用紙4aの送りピッチは、そのサイズの違いに応じて
自動的に変更されるようになっている。切断部6bはカ
ッター8のみからなる。
【0019】前記薬袋印刷部2は、複数のプリンタ10
からなっている。各プリンタ10には、インクジェット
方式、熱転写方式等、種々のものが採用可能であり、文
字印刷のほか、下記するイメージスキャナ15から読み
込んだ薬剤の外観を直接示すグラフィック印刷やカラー
印刷、眼の見えない人用の点字印刷も可能である。ま
た、印刷のレイアウト等は変更可能であり、文字印刷で
は、フォントの変更や強調表示等が可能である。なお、
薬袋印刷部2で印刷された薬袋9は、薬袋トレイ11に
排出されるようになっている。
【0020】前記制御部3は、図2に示すように、中央
演算装置(CPU)12、メモリ13等からなる。制御
部3には、前記薬袋印刷部2のほかに、記憶装置14、
イメージスキャナ15、外部端末装置16、ディスプレ
イ17等が接続されている。
【0021】記憶装置14には、薬剤データ、印刷デー
タ等が記憶されている。
【0022】前記薬剤データは薬剤ファイルに記憶され
ている。薬剤ファイルに記憶される内容は、図4に示す
ように、薬剤名、効能効果名、製薬会社名、薬剤外観、
副作用、副作用対処方法等に関するものである(効能効
果名、薬剤外観、副作用及び副作用対処方法の内容は、
後述する印刷データにも該当する。)。前記効能効果名
とは、ある特定薬剤の総称をいい、胃腸薬、整腸剤、解
熱剤、咳止め等の患者がその薬剤の効能や効果を認識で
きる名称である。前記薬剤外観は、前記イメージスキャ
ナ15で読み取った画像データ(カラー、白黒のいずれ
でもよい。)である。前記副作用情報は、発生の可能性
のある副作用に関する内容であり、患者が副作用の症状
を段階的に判断できるように、例えば、「すぐに医師に
報告しなくてもよい症状」、「すぐ報告すべき症状」、
「すぐに病院に行くべき症状」の3段階で表現したもの
等が使用できる。また、この副作用情報には、薬剤同士
の副作用のほか、患者特有の症状についても含まれる。
【0023】なお、薬剤データは、各医療機関等の間で
ネットワークが構築されているならば、ホストコンピュ
ータや他の記憶装置等のデータベースに記憶したもので
あってもよい。また、このデータベースは、他の外部端
末装置等から新薬のデータが入力される毎に、随時新し
いものに更新されるのが好ましい。
【0024】印刷データは、前記薬剤ファイルのほか、
病名ファイル、服用時間ファイル、服用方法ファイル、
用法ファイル、注意情報ファイル、印刷フォーマット用
ファイルにそれぞれ記憶されている。病名ファイル以外
の他のファイルの各説明文は、同一ファイル内で重複し
ないように薬剤識別上方である薬剤コードが一対一で対
応している。
【0025】病名ファイルに記憶される内容は、図5に
示すように、病名コード、病名、診療科の区別、投薬表
示情報に関するものである。前記投薬表示情報とは、処
方される薬剤の処方理由をいう。すなわち、同一病名で
あっても、患者により症状が異なり、処方する薬剤の種
類も相違するため、各症状に応じた処方理由を患者に示
すためである。例えば、病名が同じ風邪であっても、症
状として咳のみである場合と、頭痛のみである場合とで
は、処方する薬剤が異なり、処方理由も相違するため、
選択する病名コードは別になる。なお、この病名コード
は、医師によるカルテの作成時、外部端末装置16で前
記病名ファイルから選択され、処方箋データの一部を構
成する。
【0026】服用時間ファイルに記憶される内容は、図
6に示すように、薬剤コードと、この薬剤コードに対応
する薬剤を服用する時間に関するものである。この服用
時間は、従来のように、「食前」,「食後」等のような
不明確な表現ではなく、「食後の10〜30分を目処に
服用して下さい。」のように、より患者にとって適切か
つ親切な表現となっている。
【0027】服用方法ファイルに記憶される内容は、図
7に示すように、薬剤コードと、この薬剤コードに対応
する薬剤、特に、錠剤等の内服薬に関する具体的な服用
方法に関するものである。
【0028】用法ファイルに記憶される内容は、図8に
示すように、薬剤コードと、この薬剤コードに対応する
薬剤、特に、湿布薬や目薬等の外用薬に関する具体的な
使用方法に関するものである。
【0029】注意情報ファイルに記憶される内容は、図
9に示すように、薬剤コードと、この薬剤コードに対応
する各薬剤に対する注意事項に関するものである。注意
事項とは、副作用により想定される不具合に対して注意
を促す内容をいい、例えば、「抗生物質を服用するとき
は車や機械の運転をしないで下さい。」のように、具体
的で患者が理解しやすい内容となっている。
【0030】なお、前記服用方法、用法及び注意情報
は、従来、薬局で患者に薬剤を手渡す際に口頭で行って
いた内容を薬袋9に印刷するために文字データとしたも
のである。
【0031】印刷フォーマット用ファイルに記憶される
内容は、薬袋9に印刷する際のフォーマットに関するも
のである。図10に示すように、ディスプレイ17の画
面上方に表示される印刷イメージを表示し、図11に示
すように、ディスプレイ17の画面下方に表示されるリ
スト項目を記憶することができる。リスト項目は、ディ
スプレイ17の画面上方に表示される印刷イメージを決
定するためのもので、印刷開始位置を示す座標(X,
Y)、字数(O)、色(制御1)、字体(制御2)、サ
イズ(制御3)、印刷項目、印刷内容等が含まれる。印
刷項目には、前記各ファイルから読み込む印刷データを
特定するための識別番号が示されている。そして、この
識別番号に基づき、後述するようにして該当するファイ
ルから所定の印刷データが読み込まれるようになってい
る。印刷項目のうち@@…は、その右欄に示されたタイ
トル(お薬の説明と注意書き)等の固定印刷内容を示
す。
【0032】具体的に、図11の各項目について説明す
る(印刷された結果は図13に示す通りである。)。
【0033】1項目目は、項目が「@@@…」であり、
固定印字/コメント欄の印刷データ「お薬の説明と注意
書き」を、座標(X,Y)=(45,3)の位置に、文
字数O=15で、制御1(文字色)=#3(黒)、制御
3(文字サイズ)=*1の文字を印刷するという内容で
ある。
【0034】2、5、6、8、10、12、13、1
7、19、20、21、22、23、24項目目は、い
ずれも項目が「@@@…」であり、固定文字/コメント
欄の印刷データ「ID」、「様」、「目的」、「服用方
法」、「用法」、「お薬の説明」、「外観見本 薬剤名
副作用」、「症状別の医師への報告」、「その他気が
ついか症状がありましたらお気軽にお知らせくださ
い。」、「緊急の連絡先」、「湯山記念病院薬剤相談
室」、電話番号「0120ー357ー8989 内線2
64」、担当薬剤師「湯山」を、前記1項目目と同様、
所定のフォーマットでそれぞれ印刷するという内容であ
る。
【0035】3項目目は、項目が項目番号「09433
60」であり、処方箋データの患者ID番号と関連付け
して、これを印刷データとする内容である。そして、こ
の内容により、送信される各処方箋データに対応した患
者ID番号を、印刷データとして取り込み、座標(X,
Y)=(68,8)の位置に、文字数O=15で、制御
1=#3の文字を印刷することができるようになってい
る。
【0036】4項目目は項目番号「0945365」で
あり、処方箋データの患者名と関連付けして、これを印
刷データとする内容である。なお、この内容による印刷
方法は、前記3項目目と同様である。
【0037】7項目目は項目番号「0945375」で
あり、処方箋データ及び病名ファイルの病名コード「Q
98465」と関連付けし、この病名コードを有する処
方箋データの入力があれば、病名ファイルから該当する
印刷データ「この薬は、風邪の症状を軽減するために処
方しました。」を選択して前記同様所定のフォーマット
で印刷するという内容である。
【0038】9項目目は項目番号「0945677」、
11項目目は項目番号「0945772」、14項目目
は項目番号「0945880」、15項目目は項目番号
「0945881」、16項目目は項目番号「0945
882」、18項目目は「0945883」であり、そ
れぞれ処方箋データ及び各ファイルの薬剤コード「DA
3564825」と関連付けし、この薬剤コードを有す
る処方箋データの入力があれば、各ファイルから該当す
る印刷データを選択して前記同様所定のフォーマットで
印刷する。9項目目の場合、服用方法ファイルから印刷
データ「カプセルを開けて服用しないでください。」を
選択する。11項目目の場合、用法ファイルには前記薬
剤コードが含まれていないので、印刷データは選択しな
い。14、15、16、18項目目の場合、薬剤ファイ
ルから薬剤の外観を示すイメージデータ、薬剤名(効能
効果名)「鼻炎剤」、副作用「鼻詰まりを起こす事があ
ります。」、「湿疹が体全体に及ぶ場合は服用を中止
し、すぐに担当医師に相談してください。」をそれぞれ
選択する。なお、14項目目の#9は、イラスト処理し
たものをフルカラーとする内容であり、15項目の&2
は、文字を倍角とし、アンダーラインを付すという内容
であり、23項目目の&6は、文字に2重のアンダーラ
インを付すという内容であり、24項目目の*3は丸付
き文字とするという内容である。
【0039】なお、ここでは、内服薬について説明した
が、外用薬の場合、前記9項目目では印刷データを選択
せず、11項目目で用法ファイルから印刷データを選択
することになる。
【0040】前記イメージスキャナ15は、薬剤の外観
をイメージデータとして取り込むためのものである。な
お、このイメージスキャナ15に代えて、CCDカメラ
等を使用してもよい。
【0041】前記外部端末装置16は、診察室等に設置
され、医師による処方箋データの入力に利用される。処
方箋データには、前述のような病名ファイルから選択し
た病名データのほか、処方する薬剤についての処方箋デ
ータや、患者名や患者のID番号、患者自身の副作用等
の患者データが含まれる。
【0042】前記ディスプレイ17には、前記印刷イメ
ージやリスト項目、現在の印刷内容やエラー情報、指示
情報等が表示されるようになっている。
【0043】次に、前記制御部3による印刷制御動作に
ついて、図12のフローチャートに従って説明する。
【0044】まず、処方箋データをメモリ13に読み込
む(ステップS1)。読み込む処方箋データは、患者コ
ード及び処方される薬剤コードのほか、前述のように、
医師や薬剤師等によって外部端末装置16から各患者に
応じて入力された病名コード、患者コード等を含んでい
る。なお、処方箋データは、その都度、前記記憶装置1
4に書き込まれ、記憶内容が更新される。
【0045】次に、読み込んだ処方箋データに基づいて
該当する印刷データを検索し(ステップS2)、メモリ
13に読み込む(ステップS3)。詳しくは、処方箋デ
ータに含まれる病名コード、薬剤コードに基づいて、こ
の病名コード、薬剤コードとは一対一で対応した印刷デ
ータ(説明文)を、前記各ファイルから読み込む。例え
ば、処方箋データ中に、病名コードとして「Q9846
5」、薬剤コードとして「DA3564825」が含ま
れている場合、病名ファイルから「この薬は、風邪の症
状を軽減するために処方しました。」という印刷データ
を読み込む。また、薬剤ファイルから効能効果名「抗生
物質」、薬剤外観、副作用情報、副作用対処方法を読み
込む。以下、同様にして、服用時間ファイル、服用方法
ファイル等から該当する印刷データを読み込む。
【0046】そして、読み込まれた印刷データの具体的
内容に応じて印刷フォーマットを決定した後(ステップ
S4)、この印刷フォーマットと印刷データを薬袋印刷
部2に転送する(ステップS5)。印刷フォーマット
は、読み込まれる印刷データに応じて予め所定パターン
のものが用意されており、印刷データとしていずれのフ
ァイルから読み込まれるのかに応じて決定される。な
お、印刷フォーマットは、ディスプレイ17の画面上
で、印刷開始位置を示す座標(X,Y)、字数(O)、
色(制御1)、字体(制御2)、サイズ(制御3)、印
刷項目、印刷内容を変更することにより簡単に設定する
ことができる。この場合、印刷フォーマットは、作業者
が端末のディスプレイ17の画面上で自由に選択、ある
いは、変更可能としてもよい。
【0047】薬袋印刷部2では、薬袋21が搬送されて
きたか否かを判断し(ステップS6)、搬送されていれ
ば、転送データに基づいて印刷を開始する(ステップS
7)。
【0048】このようにして印刷された内容は、図13
及び図14の注意書き書に示すように、印刷された内容
が詳しく、服用に際して患者が誤認しにくい。特に、薬
剤の種類は、薬剤の外観を示すカラーグラフィック印刷
により判別が容易である。また、服用の目的が印刷され
ているので、患者は服用することによりどの症状が緩和
あるいは治療されるのかを判断できる。したがって、服
用によっても改善が見られない場合等に医師に相談する
際にも、理由を特定でき、迅速かつ的確な回答を得るこ
とができる。
【0049】なお、前記第1の実施の形態では、印刷
は、各薬袋9毎に入れる注意書き書に行うようにした
が、薬袋9に直接行うようにしてもよい。
【0050】また、前記第1の実施の形態では、前記薬
袋9や注意書き書は、薬袋用紙4aや注意書き用紙4b
をロール5a,5bから巻き戻して形成するようにした
が、図15の薬袋印刷装置に示すように、予め所定形状
に完成したものを、上下方向に複数段(5段)に配設し
たストッカ21にそれぞれ収容するようにしてもよい。
この薬袋印刷装置によれば、各ストッカ21から排出さ
れた薬袋等は、搬送手段22を介してプリンタ23に搬
送され、所定の印刷を施された後、トレイ24に排出さ
れる。搬送手段22は、導入路25と、搬送部材26と
から構成されている。導入路25は、上方の1段目と2
段面のストッカ22に対応する2つの固定導入路25a
と、下方の4段目と5段目のストッカ22に対応する2
つの固定導入路25bと、中間の3段目のストッカ22
に対応する可動導入路25cとからなっている。搬送部
材26は、上下2段に設けられ、上段の搬送部材26は
上方の2つの固定導入路25a又は可動導入路25cの
いずれかから導入される薬袋9をプリンタ23に供給
し、下段の搬送部材26は下方の2つの固定導入路25
b又は可動導入路25cのいずれかから導入される薬袋
9をプリンタ23に供給する。上から3,4段目のスト
ッカ22に収容される薬袋等は切替部材25により、上
下いずれかのプリンタ23を選択して供給されるように
なっている。
【0051】さらに、前記第1の実施の形態では、各薬
剤毎に薬剤コードを付して、各ファイルから該当する印
刷データを選択するようにしたが、薬剤コードに代え
て、キーワード等の他の文字や記号等によって関連付け
するようにしても構わない。
【0052】(第2の実施の形態) 第2の実施の形態
に係る薬袋印刷装置では、前記第1の実施の形態に係る
ハードウェアと同じハードウェアを使用するので、図
1,図2を参照して説明する。なお、この第2の実施の
形態は、図15に示すタイプの薬袋印刷装置にも適用可
能である。
【0053】記憶装置14には判定データ、薬剤データ
及び患者データが記憶されている。
【0054】判定データは、複数の服薬指導文のうち、
どの服薬指導文を薬袋に印刷するのかを判定するための
データである。判定データには、表1に示すように、そ
れぞれ判定区分コードを付された判定区分名と、この判
定区分名の中に判定項目が有るか無いかを示すデータが
含まれている。
【0055】
【表1】
【0056】さらに、判定区分コードに対して、表2に
示すように、それぞれ判定項目コードを付された判定項
目名が記憶されている。
【0057】
【表2】
【0058】薬剤データは、大略、薬剤マスタと服薬指
導文マスタとから構築されている。薬剤マスタには、利
尿剤、抗生剤、…等の薬剤が記憶され、表3に示すよう
に、各薬剤毎に薬剤コードが付されている。服薬指導文
マスタには、各薬剤についてそれぞれ複数の服薬指導文
が記憶されている。
【0059】
【表3】
【0060】服薬指導文には、効能・効果に関するもの
と、服用する際の注意事項に関するものがある。例え
ば、利尿剤であれば、「尿を出してむくみをとる薬で
す。」、「尿を出して血圧を下げる薬です。」等の効能
・効果に関する表現と、「お酒を飲むと立ちくらみが強
まりますので同時に服用しないでください。」という注
意書き事項に関する表現とが記憶されている。また、各
服薬指導文毎に、判定区分コード・判定項目コード、比
較条件、論理継続条件、効能効果に該当するか否か、デ
フォルトに該当するか否かにより、いずれの服薬指導文
を選択するのかが決定できるようになっている。
【0061】判定区分コードは、表1に示すものから設
定された「病名・薬効」、「年齢」、「性別」等があ
る。判定項目コードは、表2に示すものから設定され、
「利尿作用」等の薬剤の効能・効果に該当するものと、
「飲酒あり」等の注意事項に該当するものとがある。こ
れらの判定区分コード及び判定項目コードは、表3の左
欄に記載されたある服薬指導文を選択するか否かを判定
するのに使用される。
【0062】比較条件としては、「=」、「≠」、
「>」、「<」、「≧」、「≦」がある。比較条件
「=」、「≠」は、判定区分コードに判定項目コードが
ある場合に用いられ、後述する患者データの判定区分コ
ード及び判定項目コードと、この比較条件の左欄の判定
区分コード及び判定項目コードとの一致又は不一致の判
断をする。例えば、「尿を出して血圧を下げる薬で
す。」という服薬指導文では、判定項目名が「利尿作
用」であれば、比較条件データが「=」である。この場
合、患者データに含まれる判定区分コード及び判定項目
コードが利尿作用に該当する判定区分コード及び判定項
目コードに一致するか否かを判断し、一致すればその服
薬指導文を選定する。また、比較条件「>」、「<」、
「≧」、「≦」は、判定区分コードに判定項目コードが
なく、数値で示されている場合、後述する患者コードの
判定項目コードの数値と、当該比較条件の左欄の判定項
目コードの数値との大小を判断する。
【0063】論理継続条件としては、「AND」、「O
R」がある。これは、ある服薬指導文に対応させた判定
区分コード・判定項目コードが複数あり、論理継続条件
が「AND」であれば、その全ての判定区分コード・判
定項目コードが患者データに含まれている場合に、前記
服薬指導文を選択する。また、論理継続条件が「OR」
であれば、そのいずれかの判定区分コード・判定項目コ
ードが患者データに含まれている場合に、前記服薬指導
文を選択する。
【0064】効能効果は、服薬指導文の内容が効能効果
を示すものであるか否かを示すもので、それ以外であれ
ば、使用上の注意事項に該当する。
【0065】デフォルトは、後述する患者データに含ま
れるいずれの判定区分コード・判定項目コードも前記比
較条件のいずれをも満足しない場合に選択する服薬指導
文に対応させたものである。
【0066】患者データは、表4に示すように、各患者
毎に、判定区分コード・判定項目コードを記憶したもの
で、薬剤師の入力操作等により、随時更新されている。
この判定区分コード・判定項目コードは、前記判定デー
タのものと同一である。
【0067】
【表4】
【0068】次に、制御装置25で行う服薬指導文選択
制御の動作を、図16及び図17のフローチャートに従
って説明する。
【0069】まず、処方箋データの入力に基づいて、記
憶装置14から、その処方箋データ中の患者コードに対
応した患者データと、最初の薬剤コードに対応した薬剤
データとを取得する(ステップS41,S42)。
【0070】そして、服薬指導文マスタから最初の薬剤
コードに対応した最初の服薬指導文データを取得する
(ステップS44)。この服薬指導文の取得は、前記処
方箋データに含まれる薬剤データの全ての服薬指導文に
ついて行う(ステップS43)。
【0071】続いて、取得した服薬指導文データの中か
ら最初の比較条件データを取得する(ステップS4
6)。この比較条件データの取得は、最初の服薬指導文
データに含まれる全ての比較条件データについて行う
(ステップS45)。なお、前記比較条件データの取得
は、後述するステップS53で順次取得される各服薬指
導文データ毎に行う。
【0072】次いで、前記患者データに含まれる最初の
判定区分・項目データを取得する(ステップS48)。
患者データに含まれる最初の判定区分・項目データが取
得されれば、この患者データの判定区分・項目コードが
前記薬剤データの該当する服薬指導文の判定区分・項目
コードと一致するか否かを判断する(ステップS5
0)。比較した結果、一致していなければ、順次、患者
コードに含まれる次の判定区分・項目コードを取得し
(ステップS51)、全ての判定区分・項目コードを取
得し終わるまで前記処理を繰り返す(ステップS4
9)。この間、取得した全ての判定区分・項目コードが
該当する服薬指導文の判定区分・項目コードと一致しな
ければ、次の比較条件データを取得し(ステップS5
4)、前記ステップS47に戻って同様な処理を繰り返
す。
【0073】一方、ステップS50において、判定区分
・項目コードが一致している場合、比較条件が成立する
か否かを判断する(ステップS52)。比較条件は、例
えば、「=」の場合、患者データの判定区分・項目コー
ドが服薬指導文の判定区分・項目コードと一致していれ
ば成立し、一致していなければ不成立となる。
【0074】比較条件が成立しない場合、前記同様、次
の比較条件データを取得し(ステップS54)、ステッ
プS47に戻って同様の処理を繰り返す。一方、比較条
件が成立する場合、さらに論理継続条件が「AND」か
否かを判断する(ステップS53)。論理継続条件が
「AND」であれば、前記同様、次の比較条件データを
取得し(ステップS54)、ステップS47に戻って同
様な処理を繰り返す。一方、論理継続条件が「AND」
でなければ、既に比較条件が成立しているので、その服
薬指導文を選択する(ステップS55)。そして、次の
服薬指導文データを取得し(ステップS56)、前記ス
テップS45に戻って同様な処理を繰り返す。
【0075】こうして、最初の薬剤データに含まれる全
ての服薬指導文データについて前記処理が終了すれば、
効能・効果についての服薬指導文が少なくとも1つ選択
されたか否かを判断する(ステップS57)。選択され
ていなければ、デフォルトの服薬指導文を選択し(ステ
ップS58)、選択されていれば、処方箋データの次の
薬剤コードを取得する(ステップS59)。そして、前
記ステップS43に戻り、処方箋データに含まれる全て
の薬剤コードについて前記処理が終了すれば、服薬指導
文選択制御を終了する。
【0076】具体的に、入力される処方箋データに、患
者コードとして「湯山太郎」、薬剤コードとして「利尿
剤」、「抗生剤」が含まれている場合の動作について説
明する。
【0077】まず、患者コードに基づいて、表4の患者
データから「湯山太郎」に関する判定区分・項目コード
を取得する。取得した判定区分・項目コードには、国籍
・言語圏が日本であり、性別が男性であることのみが含
まれている。一方、薬剤コードに基づいて、最初に、表
3の服薬指導文マスタから「利尿剤」に関する服薬指導
文データを取得する。ここで、前記患者データの判定区
分・項目コードに該当するものが含まれているか否かに
ついて、各服薬指導文毎に判断する。前記「湯山太郎」
に関しては判定区分コード・判定項目コードを有するい
ずれの服薬指導文にも該当しないため、デフォルトであ
ると判断し、「尿を出してむくみをとる薬です。」を選
択する。また、「抗生剤」に関しても同様にして服薬指
導文の選択を行う。「抗生剤」では、判定区分・項目デ
ータを有する効能・効果に該当する服薬指導文がないた
め、常にデフォルトであると判断し、「細菌を殺す薬で
す。」を選択する。このようにして該当する服薬指導文
が選択されれば、この結果に基づいてプリンタにて注意
書き用紙に印刷を行う。印刷された結果を図18に示
す。
【0078】また、入力される処方箋データに、患者デ
ータとして「山田花子」、薬剤データとして「利尿
剤」、「抗生剤」が含まれている場合も前記同様にし
て、服薬指導文の選択を行う。この場合、「利尿剤」に
関しては、服薬指導文「尿を出して血圧を下げる薬で
す。」の判定区分コード・判定項目コードの全てを満足
するものが、「山田花子」の患者データに含まれている
ので、この服薬指導文を選択する。一方、「抗生剤」に
関しては、前記同様の理由により、服薬指導文「細菌を
殺す薬です。」を選択し、服薬指導文「妊娠中(授乳
婦)、妊娠の可能性がある方は、主治医に申し出てくだ
さい。」の判定区分コード・判定項目コードの全てを満
足するものが「山田花子」の患者データに含まれている
ので、この服薬指導文も選択する。この結果に基づいて
プリンタにて注意書き用紙に印刷を行う。印刷された結
果を図19に示す。
【0079】さらに、処方箋データに、患者データとし
て「川端一男」、薬剤データとして「利尿剤」、「抗生
剤」が含まれている場合も前記同様にして、服薬指導文
の選択を行う。選択された結果は、図20に示す通りで
ある。
【0080】なお、国籍・言語圏が日本以外であれば、
予めその言語の翻訳を用意しておいたり、機械翻訳によ
り対処したりすればよい。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る薬袋印刷装置によれば、処方箋データに基づいて
詳細な内容の印刷データを印刷されるので、薬剤師等の
手を煩わせることなく、患者が必要とするデータを的確
に表現することができる。
【0082】また、処方される薬剤に対応して、薬袋に
種々のデータを印刷できるので、従来のように、服用方
法の誤りを防止することができ、又、副作用による2次
的被害を事前に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る薬袋印刷装置の概略
を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施の形態に係る薬袋印刷装置のブロ
ック図である。
【図3】 図1の薬袋印刷装置に使用するロールに巻回
された状態の薬袋用紙の斜視図(a)、そのシール直後
の状態を示す正面図(b)及び切断後の状態を示す正面
図(c)である。
【図4】 薬剤ファイルの記憶内容を示す図である。
【図5】 病名ファイルの記憶内容を示す図である。
【図6】 服用時間ファイルの記憶内容を示す図であ
る。
【図7】 服用方法ファイルの記憶内容を示す図であ
る。
【図8】 用法ファイルの記憶内容を示す図である。
【図9】 注意情報ファイルの記憶内容を示す図であ
る。
【図10】 ディスプレイ画面上方に表示される印刷イ
メージを示す図である。
【図11】 図10の印刷イメージを作成するためのデ
ィスプレイ入力画面を示す図である。
【図12】 印刷制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】 図1の薬袋印刷装置により印刷した注意書
きの例を示す図である。
【図14】 図1の薬袋印刷装置により印刷した他の注
意書きの例を示す図である。
【図15】 他の薬袋印刷装置の概略を示す斜視図であ
る。
【図16】 第2の実施の形態に係る服薬指導文選択制
御動作を示すフローチャートである。
【図17】 第2の実施の形態に係る服薬指導文選択制
御動作を示すフローチャートである。
【図18】 印刷結果の例を示す注意書き用紙の正面図
である。
【図19】 印刷結果の他の例を示す注意書き用紙の正
面図である。
【図20】 印刷結果のさらに他の例を示す注意書き用
紙の正面図である。
【符号の説明】
2 薬袋印刷部(印刷手段) 3 制御部(読込手段) 9 薬袋 13 記憶装置(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 博康 大阪府豊中市名神口3丁目3番1号 株式 会社湯山製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各薬剤に対応する薬剤識別データ毎に、
    薬剤に関する印刷データを記憶する記憶手段と、 処方箋データに含まれる薬剤識別データに基づいて前記
    記憶手段から該当する印刷データを読み込む読込手段
    と、 該読込手段で読み込んだ印刷データを薬袋に印刷する印
    刷手段と、を備えたことを特徴とする薬袋印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記薬剤識別データは、各薬剤毎に付し
    た薬剤コードで構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の薬袋印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷手段は、読込手段により、処方
    箋データに含まれる薬剤コードに基づいて、記憶手段読
    み込んだ印刷データを、予め設定した所定の座標位置で
    薬袋に印刷することを特徴とする請求項1に記載の薬袋
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷データは、副作用データを含む
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載の薬袋印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷手段は、印刷データのうち、所
    定事項を強調印刷することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の薬袋印刷装置。
  6. 【請求項6】 各薬剤に対応する薬剤識別データ毎に、
    各患者データに対応する、薬剤に関する印刷データを記
    憶する記憶手段と、 処方箋データに含まれる薬剤識別データに基づいて、前
    記記憶手段から該当する印刷データを読み込む読込手段
    と、 該読込手段で読み込んだ印刷データから処方箋データに
    含まれる患者データに基づいて患者に対応した印刷デー
    タを選択する印刷データ選択手段と、 該印刷データ選択手段で選択した印刷データを薬袋に印
    刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする薬袋印刷
    装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、 患者コード、各患者コード毎に関連付けた判定区分コー
    ド・判定項目コードからなる患者データと、 各薬剤毎に付した薬剤コード、各薬剤コード毎に関連付
    けた判定区分コード・判定項目コード、該判定区分コー
    ド・判定項目コードに関連付けた服薬指導文からなる薬
    剤データと、からなる印刷データを記憶し、 前記読込手段は、 処方箋データに含まれる患者コード及び薬剤コードに基
    づいて、前記記憶手段から該当する患者データ及び薬剤
    データを読み込み、 前記印刷データ選択手段は、 前記読込手段で読み込んだ患者データに含まれる判定区
    分コード及び判定項目コードに基づいて、前記読込手段
    で読み込んだ薬剤データから該当する服薬指導文を選択
    することを特徴とする請求項6に記載の薬袋印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、印刷データとして、判
    定区分コード・判定項目コードに対応しない服薬指導文
    を備え、 前記印刷データ選択手段は、前記読込手段で読み込んだ
    薬剤コードに、患者コードに含まれる判定区分コード・
    判定項目コードと一致するものがない場合、前記服薬指
    導文を選択することを特徴とする請求項7に記載の薬袋
    印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記薬袋に代えて、薬袋に収容される用
    紙を印刷媒体とすることを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれか1項に記載の薬袋印刷装置。
JP27208796A 1995-10-19 1996-10-15 薬袋印刷装置 Pending JPH09168578A (ja)

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Cited By (6)

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JP2002282340A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Higashi Nihon Medicom Kk 薬剤の服用時点別包装システム
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JP2005034479A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Glory Ltd 薬剤監査システム及び薬剤監査装置、処理プログラム
WO2005077318A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Yuyama Mfg. Co., Ltd. 薬袋印字装置
JP2006350811A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Fujitsu Ltd 薬品情報出力プログラム、装置、及び薬品情報作成方法

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