JP2002099619A - 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体 - Google Patents

薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体

Info

Publication number
JP2002099619A
JP2002099619A JP2000290948A JP2000290948A JP2002099619A JP 2002099619 A JP2002099619 A JP 2002099619A JP 2000290948 A JP2000290948 A JP 2000290948A JP 2000290948 A JP2000290948 A JP 2000290948A JP 2002099619 A JP2002099619 A JP 2002099619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
patient
prescription
medicine
drug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000290948A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayo Komota
昌代 小茂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2000290948A priority Critical patent/JP2002099619A/ja
Publication of JP2002099619A publication Critical patent/JP2002099619A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者に対して投与する薬品の間違いを未然
に防ぐと共に、投与する薬品を用意する際の作業効率を
良くし、医療過誤の防止を図る薬品情報管理装置とその
方法の提供。 【解決手段】 チェックシート印刷の場合、患者を特定
し、特定した患者に投与される薬品や器具の情報を抽出
し(S1418)、印刷する(S1419)。処方変更
もしくはラベル印刷の場合、変更対象患者の特定を行う
(S1411)。そして特定された患者の処方変更の場
合、S1413で処方変更を行う。名前ラベル印刷の場
合、印刷する情報をS1411で特定した情報から抽出
し(S1414)、印刷する(S1415)。主管、側
管ラベル印刷の場合、印刷する情報をS1411で特定
した情報から抽出し(S1416)、印刷する(S14
17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬品、特に注射薬
剤、輸液剤に関する情報を管理する薬品情報管理装置及
び薬品情報管理方法並びに記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の医療の現場において医師が患者に
対して処方を行う場合、医師の診断の結果に基づいて投
与する薬品(薬剤)を処方し、処方された薬品が患者に
対して静注等の注射又は経口により投与される。また医
師により処方された複数の患者に対する複数の処方薬、
もしくは器具は、薬剤師や看護婦が用意する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
医療の現場において、異なる医師から診断を受け、薬品
の投与を受けている患者の診断履歴や、薬品の処方履歴
(投与履歴)を全て一人の医師が把握するは困難であっ
た。例えばこの患者が前回処方(投与)された薬品と、
今回医師が処方(投与)しようとする薬品とが併用禁忌
の関係にある場合でも、この処方(投与)を行う医師は
全く気が付かないことがあり、医療過誤の原因となる。
またこの医師が今回処方(投与)しようとする薬品同士
でこの関係がある場合にも同様であった。
【0004】同様に、患者個人の薬理学的な理由で禁忌
薬剤がある場合でも、この患者がこのことを医師に告げ
なければ医師はこれに気づかずに薬品(薬剤)の処方
(投与)を行ってしまう可能性があった。
【0005】また各患者に対して薬品の処方(投与)を
行う際に、複数の患者に対して患者毎に異なった複数の
薬品を用意することは困難な作業であった。
【0006】一方で病棟番号、症例、担当医等、病院内
で所定のグループで区切られた患者グループに関する情
報(例えば使用薬剤量)を変更したい場合、効率的に変
更することが難しいという問題があった。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、患者に対して処方(投与)する薬品(薬
剤)、特に注射薬剤、輸液剤の間違いを未然に防ぐと共
に、処方(投与)する薬品を用意する際の作業効率を良
くし、薬品の誤投与による医療過誤を未然に防ぐことを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、一例として本発明の薬剤情報管理装置(注射薬
剤情報管理装置)は以下の手段を備える。
【0009】薬品に関する情報を管理する薬品情報管理
装置であって、患者に関する情報と、当該患者の処方に
関する情報と、当該患者の禁忌薬品に関する情報とで構
成される個人情報を複数格納する第1の格納手段と、薬
品に関する情報と、併用禁止薬品に関する情報とで構成
される薬品関連情報を複数格納する第2の格納手段と、
注目患者の処方に関する情報を登録する際、前記個人情
報、前記薬品関連情報を用いて前記注目患者の処方に関
する情報をチェックするチェック手段とを備える。
【0010】本発明の目的を達成するために、一例とし
て本発明の薬品情報管理装置(注射薬剤情報管理装置)
は以下の手段を備える。
【0011】薬品に関する情報を管理する薬品情報管理
装置であって、患者に関する情報と、当該患者の処方に
関する情報とを夫々複数格納する格納手段と、前記患者
に関する情報を用いて、前記格納手段から注目患者群を
特定する特定手段と、印刷するラベルの種類を選択する
選択手段と、前記選択手段により選択されたラベルの種
類に応じて、前記特定手段により特定された注目患者群
に関する情報と、当該注目患者群に対する処方に関する
情報とからいくつかを選択し、印刷する印刷手段とを備
える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0013】本実施形態における薬品情報管理装置(注
射薬剤管理装置)の概略構成を図1に示す。100はC
RT(ブラウン管)や液晶画面により構成される表示部
で、各種の入力・登録データ、画像、文字を表示するこ
とができる。101はPC(パーソナル・コンピュー
タ)本体で、以下その内部の概略構成について説明す
る。
【0014】101aはCPU(中央制御部)で、PC
101全体の制御を行うと共に、後述のRAM101d
に格納されたプログラムコードやデータを用いて、注射
薬剤、経口薬剤等の薬品管理を含む各種の処理を実行す
る。101bはROMで、PC101の制御プログラム
コードや制御データ、設定データなどを格納する。ま
た、文字コードなども格納している。101cはNCU
で、他の機器とのデータ送受信(通信)を行う為のイン
ターフェース部として用いられる。101dはRAM
で、後述の外部記憶装置101fよりロードされた各種
のプログラムコードやデータを一時的に格納する領域を
備えると共に、CPU101aが各種の処理を実行する
際に用いる、ワーク領域も備える。101eはインター
フェース(I/F)部で、後述するプリンタ104を含
む周辺機器を接続する為のインターフェースとして用い
られる。101fは外部記憶装置で、CD−ROMやフ
ロッピー(登録商標)ディスクなどの記憶媒体からイン
ストールされた各種のプログラムコードやデータを保存
する。101gは上述の各部を繋ぐバスである。
【0015】102a、102bは夫々キーボード、マ
ウスで、各種の指示をPC本体101に入力するデバイ
スとして用いられる。103はPC101と後述のプリ
ンタ104とを電気的に繋ぐコードである。104はプ
リンタで、PC101本体から送信されてくるプリント
データを後述する記録媒体に記録する。なお、プリンタ
104の不図示のプリンタドライバは外部記憶装置10
1fに保存されており、必要なときにCPU101aに
より読み出され、使用される。105は記録媒体で、通
常の紙、シールなどを含み、後述する各種の書類として
用いられる。
【0016】以上の構成を備える薬品情報管理装置が行
う各種の処理について、以下説明する。
【0017】<マスター登録>図1に示した薬品情報管
理装置を使用する際には、予め入力・登録しておかなく
てはいけないデータ群(入力データ群)がある。図2に
この入力データ群をPC本体101に対して入力する作
業例(マスター登録)を示す。
【0018】201は上記入力データ群で、この入力デ
ータ群201を例えば医師等はキーボード102a、マ
ウス102bを用いてPC本体101に対して入力し、
PC本体101はRAM101dもしくは外部記憶装置
101f内に入力データ群201を格納する。
【0019】具体的には表示部100に表示される薬品
管理ソフト(注射薬剤管理支援ソフト)の実行結果を用
いて行うが、図3にこの薬品管理ソフトによる表示画面
例を示す。300は注射薬剤、輸液剤、経口薬剤等の薬
品管理ソフトのウィンドウであって、このウィンドウ3
00内に後述する各種の機能を実行させるためのボタン
群が備わっている。
【0020】この画面において、新規患者の登録を行う
ための画面を表示させるための患者マスター登録ボタン
301、新規薬品(薬剤)、採用薬品の登録を行うため
の画面を表示させるための薬剤マスター登録ボタン30
2、投与薬剤(注射薬剤)の常用量、投与方法、配合変
化、薬剤の相互作用の登録を行うための画面を表示させ
るための注射用量登録ボタン303、輸液剤の組成の登
録を行うための画面を表示させるための輸液組成登録ボ
タン304、注射方法等の投与方法の登録を行うための
画面を表示させるための投与方法登録ボタン305、約
束処方(予め定められた処方)の登録を行うための画面
を表示させるための約束処方登録ボタン306、病棟
名、病棟番号等の登録を行うための画面を表示させるた
めの病棟登録ボタン307、処方を入力する時の単位
(g,mg/kg,ml等)の登録を行うための画面を
表示させるための単位登録ボタン308、薬品が保管さ
れている棚番の登録を行うための画面を表示させるため
の棚番登録ボタン309、各種投与薬剤の薬効をコード
化して分類して登録を行うための画面を表示させるため
の薬効登録ボタン310、医師名、そのコード番号等の
登録を行うための画面を表示させるための医師登録ボタ
ン311、新規処方入力等の登録を行うための画面を表
示させるための新規処方入力登録ボタン312、処方変
更、一括登録等の登録を行うための画面を表示させるた
めの処方変更・登録ボタン313、薬品リスト(アイウ
エオ順薬品棚番一覧、アイウエオ順薬品一覧、棚番順薬
品一覧、薬効順リスト等)の印刷、処方集計の印刷、血
液製剤のロット一覧等の表示、印刷を行うための画面を
表示させるための各種印刷業務ボタン314を備えてい
る。
【0021】さらに、過去の処方内容を検索、表示を行
うための画面を表示させるための薬歴検索ボタン31
5、所定条件により抽出した薬歴を表示、一括印刷行う
ための画面を表示させるための薬歴印刷ボタン316、
古いデータを削除するための画面を表示させるためのデ
ータの削除ボタン317から構成されている。
【0022】なおこのソフトを実行した時点で図3に示
す画面が表示部101に表示される。以下、ウィンドウ
300内のボタン群について説明すると、301は患者
マスター登録ボタンで、このボタンを押す(クリックす
る)ことで、表示部100の表示画面例は図4に示した
とおりになり、患者マスター登録を行うためのウィンド
ウ400が表示される。このウィンドウ400内には、
患者のカルテNoを入力する欄401,患者の氏名を入
力する欄402、患者の氏名のフリガナを入力する欄4
03,患者の生年月日を入力する欄404,患者の性別
を入力する欄405,患者の年齢を入力する欄406,
患者の入院する病棟(病棟登録ボタン307を押す(ク
リックする)ことで登録された病棟を特定するコードか
ら選択)を入力する欄407,患者の入院日を入力する
欄408,患者に対する禁忌薬品名を入力する欄41
0,欄410に入力した禁忌薬品に対する注意メッセー
ジ等を入力する欄409が備わっている。
【0023】さらに、病室を入力する欄412,退院コ
ードを入力する欄413,退院日を入力する欄414が
備わっている。患者(同図では山田花子)の退院時に退
院コードを入力する欄413にコードを入力し、退院日
を入力する欄414に退院日を入力すると患者リストと
しては一覧表示されないが、患者マスター登録アドレス
には記憶されているため、患者が再入院した時には退院
コードと退院日をクリアすると患者リストとして一覧表
示できるようになっている。その他にも、この患者を担
当する医師を登録する欄があっても良い。なおOKボタ
ン411を押す(クリックする)と、上述の各欄に入力
された各情報(個人情報)は外部記憶装置101fに保
存(登録)され、患者マスター登録を終了する。この患
者データは、必要に応じて、アイウエオ順、病棟別、疾
患別、担当医師別、後回し設定別などにグループ分けし
て、一括登録することもできる。また、登録された患者
データは必要に応じて、アイウエオ順、病棟別、疾患
別、担当医師別、後回し設定別などにグループ分けし
て、一括抽出して一覧表示し、印刷(後述)することも
できる。
【0024】図3に戻って、302は薬品(薬剤)マス
ター登録ボタンで、このボタンを押す(クリックする)
ことで、表示部100の表示画面例は図5に示したとお
りになり、薬品マスター登録を行うためのウィンドウ5
00が表示される。このウィンドウ500内には、薬品
名を入力する欄501、欄501に入力した薬品名の頭
文字を入力する欄502,薬品を投与する際に用いる量
の単位(単位登録ボタン308を押す(クリックする)
ことで登録された単位から選択)を入力する欄503,
薬品名の略名を入力する欄504,薬品が保存されてい
る棚に付けられた固有の番号(棚番登録番号309を押
す(クリックする)ことで登録される番号から選択)で
ある棚番を入力する欄505、変更欄507、薬効コー
ド欄508が備わっている。薬効順に薬品リストを作成
し、表示、印刷する場合には必ずこの欄に薬効を入力す
る。変更欄507において中止を選択すると薬品リスト
に表示されないようになっている。OKボタン506を
押すと、上述の各欄に入力された各情報(薬品関連情
報)は外部記憶装置101fに保存(登録)され、薬品
マスター登録を終了する。
【0025】図3に戻って、303は注射用量登録ボタ
ンで、注射の汎用投与方法や常用量を登録する際に押す
(クリックする)ボタンである。又、注射の際に使用す
る各薬品に対するコメント(例えば他の薬品との相互作
用など)も登録することができる。なお、これらの登録
は、夫々の登録用の欄を設けた不図示のウィンドウを注
射用量登録ボタン303を押す(クリックする)ことで
表示部100の表示画面に表示させ、このウィンドウを
介して行い、同ウィンドウ内のOKボタンを押す(クリ
ックする)ことで、上述の各登録情報(薬品関連情報)
は外部記憶装置101fに保存(登録)され、注射用量
登録を終了する。この注射用量データは、必要に応じ
て、投与方法(末梢、管注、側管等)別にグループ分け
して、一括登録することもできる。また、登録された注
射用量データは、必要に応じて、アイウエオ順、投与方
法別にグループ分けして、一覧表示し、印刷することも
できる。
【0026】304は輸液組成登録ボタンで、輸液組成
登録を行う際に押す(クリック)ボタンである。このボ
タンを押す(クリックする)ことで、表示部100の表
示画面は輸液組成登録が行えるウィンドウ(不図示)に
なる。この画面で、輸液剤名、種類、熱量、水分量、電
解質(Naイオン量等)、糖の種類等を入力し、登録す
る。また、輸液剤データは、それぞれに組み合わせによ
る配合変化、相互作用についてのデータも登録されてい
る。また、登録された輸液組成データは、必要に応じ
て、熱量、水分量、Naイオン量等の電解質量、アミノ
酸量、ビタミン量などを一覧表示し、印刷することもで
きる。任意の輸液剤を抽出して、熱量、水分量、Naイ
オン量等の電解質量、アミノ酸量、ビタミン量などを自
動集計し、表示し、印刷することもできる。
【0027】305は投与方法登録ボタンで、このボタ
ンを押す(クリックする)ことで、表示部100の表示
画面例は図6に示したとおりになり、投与方法登録を行
うためのウィンドウ600が表示される。このウィンド
ウ600内には、投与方法を入力する欄602a,60
2b,投与回数を入力する欄603a,603b,投与
回数に応じた投与期間を入力する欄604a,604
b、輸液剤などのバッグ等に貼付するラベルの大小の選
択/不要の選択入力ができる欄605a,605bが備
わっている。なお、投与回数を入力する欄(603a、
603b)に入力した回数に応じて、投与期間を入力す
る欄604a,604bに投与期間を入力するように促
すメッセージが表示される。
【0028】又、OKボタン606を押す(クリックす
る)と、上述の各欄に入力された各情報は外部記憶装置
101fに保存(登録)され、投与方法登録を終了す
る。登録された投与方法データは、必要に応じて、投与
方法(特に、IVH、末梢、管注、側管等の注射による
投与方法)、投与回数、投与日時、投与時期(朝、夕
等)別にグループ分けして一覧表示し、印刷することも
できる。
【0029】306は約束処方登録ボタンで、このボタ
ンを押す(クリックする)ことで、表示部100の表示
画面例は図7に示したとおりになり、約束処方登録を行
うためのウィンドウ700が表示される。
【0030】このウィンドウ700内には、約束処方名
を入力する欄704と、その約束処方に関する説明を入
力する欄705があり、例えば、欄704,705に夫
々、約束処方名、その約束処方に関する説明を入力し、
新規登録ボタン701を押す(クリックする)ことで、
新規に約束処方を登録することができる。また、欄70
4に検索したい約束処方名を入力し、検索ボタン702
を押す(クリックする)ことで、既に登録した約束処方
名から、欄704に入力した約束処方名を検索すること
ができる。また、約束一覧ボタン703を押す(クリッ
クする)ことで、既に登録した約束処方名とその説明
(薬品名、投与方法、投与回数、投与時間帯)を表示部
100の表示画面に一覧表示できる。電解質ボタン71
3を押す(クリック)すと、画面に表示されている約束
処方の水分量、熱量、電解質等が自動集計され、表示さ
れる。一覧ボタン714を押す(クリック)すと、登録
された約束処方の水分量、熱量、電解質等の集計一覧が
表示される。印刷ボタン715を押す(クリック)す
と、これらの一覧表の印刷をすることができる。
【0031】なお、これまで登録してきた約束処方名と
その説明は、ウィンドウ700の下方部に表示され、登
録番号の表示欄706,薬品名の表示欄707、表示欄
707に表示された薬品の一日の投与量の表示欄70
8、表示欄708に表示された投与量の単位の表示欄7
09、表示欄707に表示された薬品の投与方法の表示
欄710、投与のタイミングの表示欄711が表示され
る。又、OKボタン712を押す(クリックする)と、
上述の各欄に入力された各情報は外部記憶装置101f
に保存(登録)され、投与方法登録を終了する。
【0032】以上の他にもウィンドウ300内には例え
ば、各薬品に対する薬効を登録する薬効登録ボタン31
0や、各患者に対する医師(を特定するコード)を登録
する医師登録ボタン311を備えてもよい。なお、上述
の各登録の内容は全て同じ外部記憶装置101fに格納
したが、複数の外部記憶装置に分けて格納しても良い。
又は異なったコンピュータに内蔵されたメモリ内に格納
しても良い。
【0033】以上の登録を行うことで、以下説明する各
作業を行うことができる。
【0034】<禁忌薬品警告メッセージ>医師または薬
剤師が患者に対して薬品の処方(投与)を行う場合、医
師または薬剤師は新規処方入力ボタン312を押す(ク
リックする)。その結果表示部100の表示画面例は図
8に示す画面となる。ここで、801はカルテ番号入力
欄、802は「閉じる」ボタン、803は、カルテ番
号、病棟、病室、調剤日、担当医師等が添付された現在
処方が出ている患者リストである。医師はこの患者のカ
ルテ番号をキーボード102aとマウス102bを用い
て欄801に入力し、新規処方入力ボタン312を押す
(クリックする)。その結果、表示部100の表示画面
例は図9に示す画面となる。また、予め患者マスター登
録されている患者は、例えばアイウエオ順に患者リスト
803に表示される(図8参照)ので、カーソルを該当
患者に合わせてクリックしても図9に示す画面となる。
【0035】図9におけるウィンドウ(画面)900内
には、カルテ番号、氏名、年齢、性別等患者に関する情
報が表示された処方入力画面が表示される。患者に対し
てこれまで投与された薬品名とそれに関する情報(1日
量、単位、投与回数、投与方法等)のテーブル902が
表示される。そして医師が新たに処方(投与)を行う場
合には、このテーブル902に薬品名、一日の用量など
を入力する。そして投与する全ての薬品名やそれに関す
る情報を入力した後で、最後に同ウィンドウ900内の
併用チェックボタン901を押し(クリックし)、今回
投与される薬品が併用可能な薬品であるかの判定を行
う。また、入力チェックボタン904を押し(クリック
し)、今回投与される薬品が患者の禁忌薬品となってい
ないか、1日量と1回量の合計があっているか否かの判
定を行い、問題があれば警告などのメッセージが表示部
100の表示画面に表示される。
【0036】具体的には、今回投与される薬品が、患者
マスター登録において登録した、患者に対する禁忌薬品
と一致しているか否かを判断し、一致している薬品があ
った場合には、図10に示す例としてのウィンドウ10
00を表示部100の表示画面に表示し、医師に対して
警告(欄409に記載した禁忌薬品に対する注意メッセ
ージの内容)を出す。このウィンドウ1000を見た医
師はOKボタン1001を押して(クリックして)この
ウィンドウを閉じ、投与薬品を再考する。
【0037】また、「閉じる」ボタン903を押す(ク
リックする)ことで、処方番号、投与方法、用量、禁忌
薬品等の入力のチェックが自動的に行われ、問題があれ
ばその旨表示される。905は、画面に表示された輸液
剤の電解質を自動集計し、表示させるためのボタンであ
る。905は、予め登録されている約束処方を呼び出す
ボタンで、907は、同じ処方番号の並び替えるための
ボタンである。
【0038】処方入力が終了すれば処方登録の画面に移
り、投与日を入力して一括登録ボタンを押す(クリック
する)と、処方内容が薬歴に保存、記憶される。処方を
変更する場合、病棟,担当医師,患者カルテ番号,後回し
設定のうちの少なくともいずれか又は複数設定で抽出さ
れる。抽出された患者は、アイウエオ順で一覧表示され
る。<一括調剤画面>(図12)で「処方変更」ボタン1
204を押す(クリックする)と、各患者毎に最新処方が
表示され、この表示画面(不図示)で処方の変更内容を入
力する。変更項目としては、中止、追加、増量、減量等
があり、変更日を入力する。薬歴変更ボタン1604を
押す(クリックする)ことにより、既に登録された処方も
一括変更できる。処方を変更した患者について一括し
て、変更し、登録できるようにしている。
【0039】また、必要に応じて後回し設定することに
より、検査等の都合上、後回し設定する患者を一括して
登録できるようにしている。また、各患者に対する処方
データは、所定期間(1日〜1年分)を指定して抽出し、
その間の処方内容(薬剤名,投与量,電解質量等)、保険点
数を自動集計し、推移を表示することができるようにし
ている。また、端数使用時の払い出し数量の補正も自動
的に計算することもできるようにしている。
【0040】<印刷業務>例えば薬剤師が患者に対して
器具や薬品を用意する場合、その量は複数あり、しかも
患者の数も複数であることが多いために、薬剤師や看護
婦が各患者に対して間違いなく複数の薬品を用意するこ
とは困難な作業である。そこで、各患者に対する薬品を
入れるクリアボックスに貼るシールと、このクリアボッ
クスに入れる薬品に貼るシールを印刷し、夫々に貼るこ
とで、各患者に対する薬品を間違えることなく用意する
ことができる。
【0041】このようなシールの作成方法について以下
説明する。図3に示した処方変更・登録ボタン313を
押す(クリックする)と、表示部100の表示画面は図
12に示すとおりとなる。1201は病棟、病室等を入
力する欄、1202は担当の医師を入力する欄、120
3は患者のカルテ番号を入力する欄、1204は処方変
更ボタン、1205は処方箋印刷ボタン、1206は名
前ラベルボタン、1207は主管ラベルボタン、120
8は側管ラベルボタン、1209は表示ボタン、121
0は調剤に必要なラベル、集計等がセットで印刷できる
一括印刷ボタン、1211は複数日印刷ボタン、121
2は処方日、日数を一括処理できる処方日一括変更ボタ
ン、1213は処方シール印刷ボタン、1214は検査
の都合等で一括に処理できない患者について後回しで処
方入力を行うための後回し設定ボタン、1215は一括
登録ボタンである。
【0042】後回し設定については、これらをまとめて
一括して登録処理が行えるようになっている。上述のシ
ールは特定の患者に対して作成されるので、この特定の
患者を全患者から特定する必要がある。そこで同図で
は、病棟別で患者を特定するか、患者の担当医師別で患
者を特定するか、又はカルテ番号で患者を特定するかの
3つの特定方法がある。例えばマウス102bを用い
て、1201を押す(クリックする)と、登録された病
棟を特定するコードが列挙され、その中から一つを選択
することで、選択された病棟に入院している患者を特定
することができる。
【0043】同じように欄1202内に医師を特定する
番号を入力することで、入力された番号で特定される医
師が担当している患者を特定することができる。更に、
病棟と医師を入力することで病棟かつ医師名と2つの条
件で患者を特定することができる。
【0044】同じように、欄1203内に患者のカルテ
番号を「30000」や「100000−30000
0」のように入力することで、前者はカルテ番号300
000で特定される患者を、後者はカルテ番号1000
00から300000までの範囲内のカルテ番号で特定
される患者を特定することができる。
【0045】又、以上の患者の特定方法を組み合わせ
て、より条件を狭めて患者を特定してもよい。以上の患
者の特定を行った後に表示ボタン1209を押す(クリ
ックする)ことで、同図のウィンドウ1200の下部に
特定された患者一覧の情報1220(カルテ番号、病
棟、医師名、処方、日、調剤メモ等)が列挙、表示され
る。この画面で該当する患者を特定してクリックすると
該当する患者の最新処方画面が表示される(図16)。
【0046】メッセージが書き込める欄1601で調剤
メモ等、看護婦へのメッセージが書き込めるようになっ
ており、看護婦の投与チエック表に出力できるようにな
っている。図12に戻って、例えば処方変更ボタン12
04を押す(クリックする)ことで、患者に関する情報
1220に含まれる患者の処方を一覧表示し、処方(薬
品の投与の日も含む)を変更することができる。処方変
更登録が終了したら、一括印刷ボタン1210を押す
(クリック)することにより、患者別セットに必要な払出
氏名一覧、処方ミスをチェックするための処方チェック
表、名前ラベル、主管ラベル、側管ラベル、処方変更と
なった患者の変更内容一覧、側管一覧を一括してラベル
印刷する。払出氏名一覧は、左側に薬名払出量の集計を
棚順に表示し、右側に患者名と払出量を表示したもの
で、この一覧により、まず1日の集計量を纏めて払出
し、1人が患者名と払出量を読み上げもう1人が名前ラ
ベルを貼付したクリアケース(クリアボックス)に配ると
いう方法で、効率よく、間違いのないセットを行う。
又、処方箋印刷ボタン1205を押す(クリックする)
ことで、患者に関する情報1220に含まれる患者の処
方箋を一括してプリンタ104で記録媒体105に印刷
する。
【0047】また名前ラベルボタン1206を押す(ク
リックする)ことで、患者に対するクリアケースに貼る
シール(名前ラベル)を作成、表示し、印刷することが
できる。このシールの例を図13に示す。同図の例で
は、患者に関する情報1220から患者の名前と投与日
とを抽出し、プリンタ104に出力することで、記録媒
体105としてのシールに印字する。なお同図におい
て、投与日が偶数日、奇数日に応じて例えば日付にアン
ダーラインを付けたり、表示する数字の色を変えたりし
て、2日分セットする場合もはっきり区別できるように
しておく。
【0048】また主管ラベルボタン1206、側管ラベ
ルボタン1207を押す(クリックする)ことで患者に
関する情報1220を用いて夫々、患者に対する主管、
側管に貼るシール(主管ラベル、側管ラベル)を作成表
示し、印刷することができる。また、印字が終了した次
の箇所から自動的に次のシール印刷ができるようになっ
ている。図11に主管に貼るシールの例(図11
(a))、側管に貼るシールの例(図11(b))を示
す。図11(a)は小ラベル、図11(b)は大ラベル
である。主管に貼るシールは、1つのコマが大きく、ま
た、側管に貼るシールは、1つのコマが小さくなってい
る。同図では、1101a〜1101dは患者A男のも
のであり、1101a,1101bは夫々朝用、夕方用
のもので、側管に貼るシールである。また、1101
c、1101dは夫々8〜16時、0〜8時に主管に貼
るシールである。同様に、1102a〜1102dは患
者B子のものであり、1102a,1102bは夫々朝
用、夕方用のもので、側管に貼るシールである。また、
1102c、1102dは夫々0〜8時、8〜24時に
主管に貼るシールである。
【0049】主管に貼るシール(1101c、1101
d、1102c、1102d)には夫々患者の名前、投
与ルート(投与方法)、投与日、投与時間、混注する薬
品名、投与量(投与速度)などが記載されている。側管
に貼るシール(1101a、1101b、1102a、
1102b)にも夫々患者の名前、投与ルート(投与方
法)、投与時間、投与日、使用する薬品名、投与量(投
与速度)等が記載されている。処方シール印刷ボタン1
213を押す(クリック)することにより、特定された患
者の処方シールが一括してラベル印刷される。処方シー
ルは、医師のカルテ貼付用、または薬剤師の服薬指導記
録用等に利用できる。シールは、全て所定の大きさ、例
えばA4版の市販のラベルシートに印刷開始位置を指定
することによりいずれの位置からでも印刷でき、1枚の
無駄もなく印刷できる。
【0050】<投与チェック表印刷>図12において、
印刷ボタン1210を押す(クリックする)ことで、前
述の登録入力された各種データ(患者情報、薬品情報、
注射用量、処方一覧、輸液組成等)の印刷を看護婦向け
に行うことができる。例えば、各患者に対して処方され
た薬品の一覧と共に、投与時間、看護婦への注意メッセ
ージ、禁忌薬品の表示等により看護婦の転記の手間を省
力化し、投与ミスを防止することができる。このチェッ
クシート(投与チェック表)の例を図15に示す。
【0051】同図において、1501a,1501b,
1501c,1501dは1病棟の患者A男に対して薬
品を投与する際のチェック欄で、患者を特定するタグ1
501a,処方内容(薬品、投与時間、投与ルート(投
与方法)、投与速度、投与量等)のリスト1501b,
1501c、1501d、そして夫々に対する投与を行
ったという看護婦のチェックボックス1511,151
2,1513により構成されている。
【0052】1502a,1502b,1502c,1
502dは1病棟の患者B子に対する処方のチェック欄
で、患者を特定するタグ1502a,1502b,15
02c、1502d、夫々に対するチェックボックス1
521,1522,1523により構成されている。な
お、B子に対しては禁忌薬品が登録されているので、B
子に対するチェックリストの最下部には、禁忌薬品の名
称1503が表示されている。
【0053】このチェック表を参照しながら看護婦が薬
品を投与し、リスト内の薬品が投与されたらそのリスト
内のチェックボックスをチェックすることで、各クリア
ボックスの薬品を確実に投与することができる。その
際、チェックシートに記載する患者の特定は、上述の印
刷業務で用いた特定方法を用いても良い。
【0054】<薬歴一括変更>図16は、最新処方画面
16を示すものであり、患者氏名、カルテNo.、病
棟、担当医師等が表示され、処方日が入力できる欄16
02、処方日数が入力できる欄1603が設けられ、1
605に患者に投与(処方)された薬歴が一覧表示され
ている。また、薬歴変更ボタン1604を押す(クリッ
クする)と入力・変更された薬歴を一括して変更できる
ようになっている。
【0055】<薬品情報管理装置が行う各処理>以上の
各処理のフローチャートを図14に示し、以下説明す
る。なお、本フローチャートに従ったプログラムコード
は外部記憶装置101fに格納され、必要に応じてRA
M101dにロードされ、CPU101aに読み出さ
れ、実行される。
【0056】まず、上述の各登録を行う(ステップS1
401)。そして各ボタンにより処理が分岐する(ステ
ップS1402)。薬品の投薬を行う場合には上述の通
り、図8に示した画面において患者のカルテ番号により
患者を特定し(ステップS1403)、テーブル902
に対して薬品名、一日の用量等を入力する(ステップS
1404)。次に処方する薬品の併用チェックを行う場
合には併用チェックボタン901を押す(クリックす
る)ことでチェックし(ステップS1405)、処方す
る薬品が併用禁忌であった場合には、図10に示したウ
ィンドウにより警告(問題点表示)を出す(ステップS
1407)と共に、処理をステップS1405に移行す
る。
【0057】次に禁忌薬品チェックを行う場合には入力
チェックボタン904を押す(クリックする)ことでチ
ェックし(ステップS1408)、処方(投与)する薬
品が禁忌薬品であった場合には上述の通り警告を出し
(ステップS1410)、処理をステップS1405に
移行する。なおステップS1405における処理とステ
ップS1408における処理の順序は逆でも良い。ま
た、ステップS1410では上述の通り、今回処方(投
与)される薬品が例えば、図7の708の欄に記載され
た一日の用量を超えていない否かもチェックする。
【0058】一方、チェックシートを印刷する場合(印
刷業務)、チェックシートを印刷するのに必要な情報
(同図では印刷する書類に応じて必要な情報)を患者に
関する情報1220から抽出し(ステップS141
8)、印刷する(ステップS1419)。
【0059】一方、処方変更を行う、もしくはラベル印
刷を行う場合には、まず変更対象の患者の特定を上述の
通り各種の条件で(病棟などで)行う(ステップS14
11)。特定された患者の処方を変更する場合には処理
をステップS1413に移行し、処方変更後、処理をス
テップS1402に移行する。
【0060】一方、払出・電解質集計を行う場合、払出
し・電解質集計を行い(ステップS1414)、印刷を
行う(ステップS1415)。主管、側管のラベル処方
シール印刷(主管、側管ラベル作成)を行う場合も同様
に、ステップS1411で特定した患者に関する情報か
ら主管、側管のラベル、処方シールの印刷する為の情報
を抽出し(ステップS1416)、印刷を行う(ステッ
プS1417)。
【0061】又、上述の図14に示されたフローチャー
トに従ったプログラムコードをCD−ROMやフロッピ
ーディスクなどの記憶媒体に格納し、この記憶媒体を所
定のドライブを介してコンピュータにこのプログラムコ
ードを読み込ませることで、このコンピュータは上述の
各種の処理を実行することになる。
【0062】以上の説明により、本実施形態の薬品情報
管理装置及びその方法によって、医師が患者に対して投
与する薬品が併用禁止であるか否かを把握することがで
きると共に、患者に対する禁忌薬品を把握することがで
きる。また、患者に対して薬品を用意する際、各条件に
応じて患者を特定すると共に、特定した患者に対する薬
品をセットするクリアボックスを間違えないように、そ
れらに貼るシールを作成することができる。また、クリ
アボックスにセットする薬品を正確に効率よくするため
に払出氏名一覧も作成することができる。さらに、主管
・側管ラベルには混注する薬剤,投与ルート,投与速度,
投与時間、看護婦への注意メッセージが表示される。看
護婦記載用の投与チェック表にも患者別に処方内容が詳
細に表示され、看護婦の転記ミスを防止することができ
る。こうして、医療過誤を防止することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明により本発明によれば、処方
の入力を約束処方(各病院等で予め定められ標準化され
た処方)により省力化し、特定した患者の処方内容を一
括登録できるようにし、又、既に登録された薬歴を一括
変更できるようにしたことにより、薬歴を訂正する手間
を省力化できる。また、患者に対して投与する薬品の間
違いを未然に防ぐことができると共に、投与する薬品を
患者別にセットする際の作業効率を良くし、医療過誤を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における薬品情報管理装置の
概略構成図である。
【図2】PCに対して入力データ群を入力する作業例
(マスター登録)を示す図である。
【図3】薬品管理ソフトによる表示画面例を示す図であ
る。
【図4】患者マスター登録を行う際の表示画面例を示す
図である。
【図5】薬品マスター登録を行う際の表示画面例を示す
図である。
【図6】投与方法登録を行う際の表示画面例を示す図で
ある。
【図7】約束処方登録を行う際の表示画面例を示す図で
ある。
【図8】患者のカルテ番号を入力する際の表示画面例を
示す図である。
【図9】患者に関する情報と共に、患者に対してこれま
で投与された薬品名とそれに関する情報のテーブル90
2が表示されたウィンドウ900の表示例を示す図であ
る。
【図10】医師が投与しようとする薬品が患者にとって
の禁忌薬品であった場合に、表示部100の表示画面に
表示される表示例を示す図である。
【図11】(a)は側管に貼る小ラベルの印刷例を示す
図であり、(b)は主管に貼る大ラベルの印刷例を示す
図である。
【図12】処方変更を行う際に表示部100の表示画面
に表示される表示例を示す図である。
【図13】名前ラベルの印刷例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態の薬品情報管理装置が行う
各処理のフローチャートである。
【図15】投与チェック表の印刷例を示す図である。
【図16】最新処方画面を示す図である。
【符号の説明】
100…CRT(ブラウン管)や液晶画面により構成さ
れる表示部、101…PC(パーソナル・コンピュー
タ)本体、101a…CPU(中央制御部)、101b
…ROMP、101c…NCU、101d…RAM、1
01g…バス、102a…キーボード、102b…マウ
ス、300…注射薬剤、輸液剤、経口薬剤等の薬品管理
ソフトのウィンドウ、301…登録ボタン301、30
2…薬剤マスター登録ボタン、303…注射用量登録ボ
タン303、304…輸液組成登録ボタン、305…投
与方法登録ボタン、306…約束処方登録ボタン、30
7…病棟登録ボタン307、308…単位登録ボタン、
309…棚番登録ボタン、310…薬効登録ボタン、3
11…医師登録ボタン、312…新規処方入力登録ボタ
ン、313…処方変更・登録ボタン313、314…各
種印刷業務ボタン314、315…薬歴検索ボタン、3
16…薬歴印刷ボタン、317…データ削除ボタン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品に関する情報を管理する薬品情報管
    理装置であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報と、
    当該患者の禁忌薬剤に関する情報とで構成される個人情
    報を複数格納する第1の格納手段と、 薬品に関する情報と、併用禁止薬品に関する情報とで構
    成される薬品関連情報を複数格納する第2の格納手段
    と、 注目患者の処方に関する情報を登録する際、前記個人情
    報、前記薬品関連情報を用いて前記注目患者の処方に関
    する情報をチェックするチェック手段とを備えることを
    特徴とする薬品情報管理装置。
  2. 【請求項2】 薬品に関する情報を管理する薬品情報管
    理装置であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報とを
    夫々複数格納する格納手段と、 前記患者に関する情報を用いて、前記格納手段から注目
    患者群を特定する特定手段と、 印刷するラベルの種類を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたラベルの種類に応じて、
    前記特定手段により特定された注目患者群に関する情報
    と、当該注目患者群に対する処方に関する情報とからい
    くつかを選択し、印刷する印刷手段とを備えることを特
    徴とする薬品情報管理装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷手段は、シールに対して印刷す
    ることを特徴とする請求項2に記載の薬品情報管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記印刷手段は、前記特定手段により特
    定された注目患者群に関する情報と共に、当該注目患者
    群に対する処方に関する情報を用いて、前記注目患者群
    に対して出すべき薬品をチェックするチェックシートを
    印刷することを特徴とする請求項2に記載の薬品情報管
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記チェック手段は、前記注目患者の処
    方に関する情報を、前記第1の格納手段に格納された当
    該注目患者の禁忌薬品に関する情報を用いてチェックす
    ることを特徴とする請求項1に記載の薬品情報管理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記チェック手段は、前記注目患者の処
    方に関する情報を、前記第2の格納手段に格納された併
    用禁止薬品に関する情報を用いてチェックすることを特
    徴とする請求項1に記載の薬品情報管理装置。
  7. 【請求項7】 前記チェック手段によるチェックの結
    果、前記注目患者の処方に関する情報に禁忌薬品が含ま
    れていた場合、前記チェックの結果を報知する報知手段
    を更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の
    薬品情報管理装置。
  8. 【請求項8】 前記チェック手段によるチェックの結
    果、前記注目患者の処方に関する情報に併用禁止薬品が
    含まれていた場合、前記チェックの結果を報知する報知
    手段を更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記
    載の薬品情報管理装置。
  9. 【請求項9】 薬品に関する情報を管理する薬品情報管
    理方法であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報と、
    当該患者の禁忌薬品に関する情報とで構成される個人情
    報を第1の格納手段に複数格納する第1の格納工程と、 薬品に関する情報と、併用禁止薬品に関する情報とで構
    成される薬品関連情報を第2の格納手段に複数格納する
    第2の格納工程と、 注目患者の処方に関する情報を登録する際、前記個人情
    報、前記薬品関連情報を用いて前記注目患者の処方に関
    する情報をチェックするチェック工程とを備えることを
    特徴とする薬品情報管理方法。
  10. 【請求項10】 薬品に関する情報を管理する薬品情報
    管理方法であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報とを
    所定の格納手段に夫々複数格納する格納工程と、 前記患者に関する情報を用いて、前記所定の格納手段か
    ら注目患者群を特定する特定工程と、 印刷するラベルの種類を選択する選択工程と、 前記選択工程により選択されたラベルの種類に応じて、
    前記特定工程により特定された注目患者群に関する情報
    と、当該注目患者群に対する処方に関する情報とからい
    くつかを選択し、印刷する印刷工程とを備えることを特
    徴とする薬品情報管理方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータが読み取り可能で、薬品
    に関する情報を管理する薬品情報管理処理のプログラム
    コードを格納する記憶媒体であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報と、
    当該患者の禁忌薬品に関する情報とで構成される個人情
    報を第1の格納手段に複数格納する第1の格納工程のプ
    ログラムコードと、薬品に関する情報と、併用禁止薬品
    に関する情報とで構成される薬品関連情報を第2の格納
    手段に複数格納する第2の格納工程のプログラムコード
    と、 注目患者の処方に関する情報を登録する際、前記個人情
    報、前記薬品関連情報を用いて前記注目患者の処方に関
    する情報をチェックするチェック工程のプログラムコー
    ドとを備えることを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 薬品に関する情報を管理する薬品情報
    管理方法であって、 患者に関する情報と、当該患者の処方に関する情報とを
    所定の格納手段に夫々複数格納する格納工程のプログラ
    ムコードと、 前記患者に関する情報を用いて、前記所定の格納手段か
    ら注目患者群を特定する特定工程のプログラムコード
    と、 印刷するラベルの種類を選択する選択工程のプログラム
    コードと、 前記選択工程により選択されたラベルの種類に応じて、
    前記特定工程により特定された注目患者群に関する情報
    と、当該注目患者群に対する処方に関する情報とからい
    くつかを選択し、印刷する印刷工程のプログラムコード
    とを備えることを特徴とする記憶媒体。
JP2000290948A 2000-09-25 2000-09-25 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体 Withdrawn JP2002099619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000290948A JP2002099619A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000290948A JP2002099619A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002099619A true JP2002099619A (ja) 2002-04-05

Family

ID=18774102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000290948A Withdrawn JP2002099619A (ja) 2000-09-25 2000-09-25 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002099619A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280327A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Higashi Nihon Medicom Kk 電子薬歴管理システム
JP2005284855A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Terumo Corp 薬剤投与ルート構成装置及びその制御方法、使用履歴管理システム及び使用履歴管理方法、並びに、コンピュータプログラム。
JP2010140150A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Fujitsu Ltd データ選択支援プログラム、データ選択支援装置およびデータ選択支援方法
JP2018507487A (ja) * 2015-03-03 2018-03-15 バクスター・コーポレーション・イングルウッドBaxter Corporation Englewood アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280327A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Higashi Nihon Medicom Kk 電子薬歴管理システム
JP2005284855A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Terumo Corp 薬剤投与ルート構成装置及びその制御方法、使用履歴管理システム及び使用履歴管理方法、並びに、コンピュータプログラム。
JP2010140150A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Fujitsu Ltd データ選択支援プログラム、データ選択支援装置およびデータ選択支援方法
JP2018507487A (ja) * 2015-03-03 2018-03-15 バクスター・コーポレーション・イングルウッドBaxter Corporation Englewood アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
JP2019207738A (ja) * 2015-03-03 2019-12-05 バクスター・コーポレーション・イングルウッドBaxter Corporation Englewood アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
JP2022027969A (ja) * 2015-03-03 2022-02-14 バクスター・コーポレーション・イングルウッド アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
JP7430697B2 (ja) 2015-03-03 2024-02-13 バクスター・コーポレーション・イングルウッド アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
US11948112B2 (en) 2015-03-03 2024-04-02 Baxter Corporation Engelwood Pharmacy workflow management with integrated alerts

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080162188A1 (en) Method and system for generating graphical medication information
JP2914650B2 (ja) 調剤支援システム及び医薬品等販売システム
JP4811383B2 (ja) 電子カルテシステム
US20020147615A1 (en) Physician decision support system with rapid diagnostic code identification
JP5708673B2 (ja) 薬剤管理指導支援システム
KR101122501B1 (ko) 조제제어시스템
US20020147614A1 (en) Physician decision support system with improved diagnostic code capture
JP5279982B2 (ja) 電子カルテ装置
JP2010198626A (ja) 薬品管理システム
Kalmeijer et al. Implementation of a computerized physician medication order entry system at the Academic Medical Centre in Amsterdam
JP2005316967A (ja) 電子カルテ装置
JP4176438B2 (ja) 薬品決定支援システム、および薬品決定支援プログラム
US20160378922A1 (en) Methods and apparatuses for electronically documenting a visit of a patient
JPH11282934A (ja) 調剤及び医療診断支援装置
JP6741321B1 (ja) 薬剤例検索装置、薬剤例検索方法及び薬剤例検索プログラム
JP4087873B2 (ja) 電子カルテシステム
US8265951B2 (en) Medical inspection aid system, medical inspection aid method and computer readable medium
Ozturk et al. Visualization of patient prescription history data in emergency care
JP2002099619A (ja) 薬品情報管理装置及び薬品情報管理方法並びに記憶媒体
JP7360010B2 (ja) 情報管理システム、情報管理プログラム
JP2021072095A (ja) 薬剤例検索装置、薬剤例検索方法及び薬剤例検索プログラム
JP2001325360A (ja) 電子薬歴管理システム
JP4462983B2 (ja) 電子カルテ装置
Van Laere et al. Discrepancies between ePrescriptions and dispensing in Belgium, 6 years after the launch of the electronic prescribing–a mixed-method study
Figge Electronic prescribing in the ambulatory care setting

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204