JP2006071889A - レジスト材料及びパターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液浸リソグラフィに用いる液体によるレジスト膜の軟化を防止して、良好な形状を有する微細化パターンを得られるようにする。
【解決手段】 レジスト材料は、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマー20Aと、アルカリ可溶性基のほぼ全てが酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマー20Bと、酸発生剤とを含んでいる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられるレジスト膜を形成するためのレジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法に関する。
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジングに伴って、リソグラフィ技術の開発の加速が望まれている。現在のところ、露光光としては、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を用いる光リソグラフィによりパターン形成が行なわれていると共に、より短波長であるF2 レーザの使用も検討されているが、露光装置及びレジスト材料における課題が未だ多く残されているため、より短波長の露光光を用いる光リソグラフィの実用化の時期は未だ先となっている。
このような状況から、最近従来の露光光を用いてパターンの一層の微細化を進めるべく、液浸リソグラフィ(immersion lithography)法が提案されている(非特許文献1を参照。)。
この液浸リソグラフィ法によれば、露光装置内における投影レンズとウエハ上のレジスト膜との間の領域が屈折率がn(但し、n>1)である液体で満たされることになり、露光装置のNA(開口数)の値がn・NAとなるので、レジスト膜の解像性が向上する。
以下、従来の液浸リソグラフィを用いるパターン形成方法について図1(a)〜図1(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールエトキシメチルエーテル)(40mol%)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(60mol%))(ベースポリマー)………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図1(a)に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図1(b)に示すように、レジスト膜2の上に液浸用の水3を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光よりなる露光光4をマスク5を介してレジスト膜2に照射してパターン露光を行なう。
次に、図1(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱した後、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図1(d)に示すように、レジスト膜2の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン2aを得られる。
M. Switkes and M. Rothschild, "Immersion lithography at 157 nm", J. Vac. Sci. Technol., Vol.B19, P.2353 (2001)
ところが、図1(d)に示すように、前記従来のパターン形成方法により得られるレジストパターン2aのパターン形状は不良であった。
本願発明者らは、液浸リソグラフィにより得られるレジストパターン2aの形状が不良となる原因を種々検討した結果、以下のような結論を得ている。
すなわち、レジスト膜2が液浸用の水3と接触して、レジスト膜2の内部に水3が浸透することによりレジスト膜2が軟化し、その結果、レジスト膜2が現像液に溶解しやすくなることを見出した。
具体的には、従来のレジスト材料は一般に、図2(a)に示すようなベースポリマー10の重合体を骨格に備えている。ここで、符号10aは骨格となる直鎖を示し、符号10bは側鎖を示し、符号10cは末端基を示す。末端基10cのうち「OR」の「R」はアルキル基を示している。側鎖10bの他の末端基10bである水酸基(OH基)が液浸用の液体である水(H2 O)又は水以外の液浸用の液体に含まれるOH基と、図1(b)に示すような水素結合からなる相互作用12を起こす。この相互作用12によって、レジスト膜2の構成成分が液体中に染み出したり、レジスト膜2に液体の一部が溶け込んだりすることによって、レジスト膜2の軟化が起こる。レジスト膜2が軟化した状態は、ベースポリマーが液体中のOH基と相互作用し、イオン性を帯びやすい状態であるため、現像液に含まれるアルカリ基と容易に相互作用を起こし、現像液に溶解しやすくなる。すなわち、本来は、露光光によって発生した酸によってレジスト膜2の露光部には特にOH基が多く存在することからレジスト膜2が現像液に溶解しやすくなり、未露光部とのコントラストが向上するのであるが、既にレジスト膜2が液浸用の液体と接触して軟化してしまっているので、レジスト膜2の未露光部が現像液に溶解しやすくなる。
このように、レジスト膜2の未露光部が現像液に溶解しやすくなるため、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が低下し、その結果、レジストパターン2aの形状が劣化する。従って、形状が不良なレジストパターン2aを用いて被処理膜に対してエッチングを行なうと、被処理膜から得られるパターンの形状も不良になってしまうため、半導体装置の製造プロセスにおける生産性及び歩留まりが低下してしまうという問題が発生する。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、液浸リソグラフィに用いる液体によるレジスト膜の軟化を防止して、良好な形状を有する微細化パターンを得られるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、液浸リソグラフィに用いるレジスト膜のコントラストを向上すべく、レジスト材料に、ベースポリマーにおけるアルカリ可溶性基における末端基が酸と接触することにより不安定となる酸不安定基で保護される割合が異なる複数のベースポリマーを混合する構成とする。さらには、アルカリ可溶性基が酸不安定基で保護された化合物、又はアルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物若しくはポリマーを添加する構成とする。
これにより、レジストの未露光部が液浸用の液体に溶解しにくくなるため、露光部と未露光部との現像液に対する溶解速度の比(コントラスト)を向上させることができる。
図3(a)及び図3(b)を用いて具体的に説明する。本願発明は、前述したように、レジストを構成するベースポリマーに少なくとも2種類の構造を持つポリマーを含んでいる。すなわち、図3(a)に示すように、本発明のレジスト20は、側鎖にOH基、アルキル基及び酸によって分解する基等からなる第1のベースポリマー20Aと、側鎖のほぼすべての末端基が酸により分解されてアルカリ可溶性となる基(OR基)により置換されている第2のベースポリマー20Bとが混合されて構成されている。この構成により、従来のレジスト材料と比較して酸によってアルカリ可溶性となる基の割合が格段に多くなるため、高いコントラストを得ることができる。
従来のベースポリマー10は、図3(b)に示すように、側鎖にOH基又は酸と反応することによりアルカリ可溶性となる基、例えばアルキル基が含まれている。すなわち、従来のベースポリマー10は、酸と反応することによりアルカリ可溶性となる化学記号ORで表わされる置換基の割合がそれ程大きくないため、液浸用の液体とレジストとが相互作用を起こすと、未露光部2aと露光部2bとに存在するアルカリ可溶性基の割合に大きな差がなく、従ってコントラストが低下する。
これに対し、本願発明は、図3(a)に示したように、ほぼすべての側鎖の末端基が酸により分解されてアルカリ可溶性となる基(OR基)で置換(保護)された第2のベースポリマー20Bを添加しているため、未露光部20aは液浸用の液体と相互作用しにくくなる一方、露光部20bは非常に多くの末端OH基を有するようになるため、現像液に対する溶解度が格段に向上する。
本発明は、前記の知見に基づいてなされ、レジスト材料に、アルカリ可溶性基のほぼ全部を酸不安定基で保護したポリマー若しくは化合物を添加する構成、アルカリ可溶性基を酸安定基で保護したポリマー若しくは化合物を添加する構成、さらにはこれらを組み合わせる構成であって、具体的には以下の構成によって実現される。
本発明に係るレジスト材料は、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第1のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基の一部が酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された第2のポリマーとを含むため、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された第2のポリマーによって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくくなるのでレジストの軟化が防止され、現像液に対する溶解速度が低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸により酸不安定基が失活(脱保護)するため、現像液には容易に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第2のレジスト材料は、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第2のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基の一部が酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された化合物とを含むため、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された化合物によって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくくなるのでレジストの軟化が防止され、現像液に対する溶解速度が低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸により酸不安定基が失活(脱保護)するため、現像液には容易に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第3のレジスト材料は、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第3のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基が酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された第2のポリマーとを含むため、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸不安定基で保護された第2のポリマー及び化合物によって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくくなるのでレジストの軟化が防止され、現像液に対する溶解速度が低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸により酸不安定基が失活(脱保護)するため、現像液には容易に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第4のレジスト材料は、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第4のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基の一部が酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーとを含むため、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーによって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくく且つ酸安定期が失活しないので、現像液に対する溶解速度がさらに低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸により第1のポリマーの酸不安定基が失活(脱保護)するため現像液に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
第1のレジスト材料又は第4のレジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物を含めてもよい。
また、第1のレジスト材料又は第4のレジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物を含めてもよい。
本発明に係る第5のレジスト材料は、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第5のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基の一部が酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物とを含むため、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物によって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくく且つ酸安定期が失活しないので、現像液に対する溶解速度がさらに低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸によりポリマーの酸不安定基が失活(脱保護)するため現像液に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
本発明に係る第6のレジスト材料は、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むことを特徴とする。
第6のレジスト材料によると、アルカリ可溶性基が酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーとを含むため、アルカリ可溶性基が酸不安定基で保護された第1の化合物及びアルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーによって、未露光部には液浸用の液体が浸透しにくくなるのでレジストの軟化が防止され、現像液に対する溶解速度が低下する。一方、露光部においては酸発生剤により発生した酸により酸不安定基が失活(脱保護)するため、現像液には容易に溶解する。これにより、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
第3のレジスト材料又は第6のレジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2の化合物を含めてもよい。
なお、第1〜第3のレジスト材料において、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマー又は化合物は、必ずしもアルカリ可溶性基の全部を酸不安定基で保護しなくても、例えば全アルカリ可溶性基のうちの70%以上且つ100%未満で保護しても、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下して、溶解速度のコントラストを向上させることができる。
また、第1、第2、第4及び第5のレジスト材料において、アルカリ可溶性基の一部が酸不安定基で保護されたポリマーにおける酸不安定基の割合は、特に限定されず、例えば30%以上且つ60%以下でよい。ただし、この範囲に限定されない。
また、本発明のレジスト材料において、第1のポリマーと第2のポリマーとは同一の組成であってもよい。また、第2のポリマーの第1のポリマーに対する添加割合は、5wt%以上且つ50wt%以下程度が好ましいが、この範囲には限られない。
また、本発明のレジスト材料において、化合物(第1の化合物)のポリマー(第1のポリマー)に対する添加割合は、5wt%以上且つ50wt%以下程度が好ましいが、この範囲には限られない。
本発明のレジスト材料において、ポリマーには、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーを用いることができる。
本発明のレジスト材料において、添加する化合物には、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸を用いることができる。
本発明のレジスト材料におけるアルカリ可溶性基には、ヒドロキシ基又はカルボン酸基を用いることができる。
本発明のレジスト材料における酸不安定基には、t−ブチル基、t−ブチルオキシカルボニル基、メトキシメチル基又は2−メチル−2−アダマンチル基を用いることができる。
本発明のレジスト材料における酸安定基には、メチル基、エチル基、イソプロピル基、アダマンチル基又はイソボルニル基を用いることができる。
本発明のレジスト材料における酸発生剤には、トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(トリフェニルスルフォニウムトリフラート)、トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、トリフェニルスルフォニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ノナフルオロブタンスルフォン酸及びジ(p−t−ブチルフェニル)パーフルオロオクタンスルフォン酸からなる群のうちの少なくとも1つを用いることができる。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第1のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第2のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
本発明に係る第3のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第3のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
本発明に係る第4のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第4のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
第1又は第4のパターン形成方法において、レジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物を含ませるとよい。
本発明に係る第5のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第5のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
本発明に係る第6のパターン形成方法は、レジスト膜に本発明の第6のレジスト材料を用いる構成であって、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、レジスト膜には、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とする。
第1又は第4のパターン形成方法において、レジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物を含めるとよい。
また、第3又は第6のパターン形成方法において、レジスト材料には、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2の化合物を含めるとよい。
本発明のパターン形成方法において、液浸用の液体に、水又はパーフルオロポリエーテルを用いることができる。
本発明のパターン形成方法において、露光光には、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
本発明に係るレジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法によると、露光部の現像液に対する溶解性と未露光部の現像液に対する溶解性との比(コントラスト)が向上するので、良好な形状を有するレジストパターンを得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について図4(a)〜図4(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールエトキシメチルエーテル)(40mol%)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(60mol%))(第1のベースポリマー)………………………………………2g
ポリ(2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)(第2のベースポリマー)………………………………………………………………………………………………………0.3g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図4(a)に示すように、基板101の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜102を形成する。
次に、図4(b)に示すように、レジスト膜102と投影レンズ105との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体103を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光104をマスク(図示せず)を介してレジスト膜102に照射してパターン露光を行なう。
次に、図4(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜102に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜102に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図4(d)に示すように、レジスト膜102の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン102aを得る。
このように、第1の実施形態に係るパターン形成方法によると、図4(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜102を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のベースポリマーに、アルカリ可溶性基の全部又は例えばその70%以上が酸により不安定となる酸不安定基(2−メチル−2−アダマンチル基)で保護された第2のベースポリマーであるポリメタクリル酸すなわちポリ(2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)を添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜102の上に配された液体103とレジスト膜102との相互作用が小さくなって、レジスト膜102に液体103が浸透しにくくなるので、レジスト膜102の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度は小さくなる。これに対し、レジスト膜102の露光部においては、露光光104により酸発生剤から生じた酸によって第1のベースポリマー及び第2のベースポリマーの酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その結果、レジスト膜102の未露光部は液体103の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン102aを得ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について図5(a)〜図5(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールエトキシメチルエーテル)(40mol%)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(60mol%))(ベースポリマー)………………………………………………2g
2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート(酸不安定基で保護された化合物)………………………………………………………………………………………………………0.4g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図5(a)に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図5(b)に示すように、レジスト膜202と投影レンズ205との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体203を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光204をマスク(図示せず)を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図5(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜202に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図5(d)に示すように、レジスト膜202の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン202aを得る。
このように、第2の実施形態に係るパターン形成方法によると、図5(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜202を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたベースポリマーに、アルカリ可溶性基の全部が酸により不安定となる酸不安定基(2−メチル−2−アダマンチル基)で保護された化合物であるメタクリル酸すなわち2−メチル−2−アダマンチルメタクリレートを添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜202の上に配された液体203とレジスト膜202との相互作用が小さくなって、レジスト膜202に液体203が浸透しにくくなるので、レジスト膜202の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度は小さくなる。これに対し、レジスト膜202の露光部においては、露光光204により酸発生剤から生じた酸によってベースポリマー及びメタクリル酸の酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その結果、レジスト膜202の未露光部は液体203の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン202aを得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法について図6(a)〜図6(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(第1のベースポリマー)……………………………………………………………………………2g
2−メチル−2−アダマンチルアクリレート(酸不安定基で保護された化合物)…………………………………………………………………………………………………………0.3g
ポリ(2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)(第2のベースポリマー)………………………………………………………………………………………………………0.2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図6(a)に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図6(b)に示すように、レジスト膜302と投影レンズ305との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体303を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光304をマスク(図示せず)を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。
次に、図6(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜302に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図6(d)に示すように、レジスト膜302の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン302aを得る。
このように、第3の実施形態に係るパターン形成方法によると、図6(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜302を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のベースポリマーに、アルカリ可溶性基の全部又は例えばその70%以上が酸により不安定となる酸不安定基(2−メチル−2−アダマンチル基)で保護された化合物であるアクリル酸すなわち2−メチル−2−アダマンチルアクリレートと、アルカリ可溶性基の全部又は例えばその70%以上が酸により不安定となる酸不安定基(2−メチル−2−アダマンチル基)で保護された第2のベースポリマーであるポリメタクリル酸すなわちポリ(2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート)とを添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜302の上に配された液体303とレジスト膜302との相互作用が小さくなって、レジスト膜302に液体303が浸透しにくくなるので、レジスト膜302の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度は小さくなる。これに対し、レジスト膜302の露光部においては、露光光304により酸発生剤から生じた酸によって第1のベースポリマー、第2のベースポリマー及びメタクリル酸の酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その結果、レジスト膜302の未露光部は液体303の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン302aを得ることができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法について図7(a)〜図7(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールエトキシメチルエーテル)(40mol%)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(60mol%))(第1のベースポリマー)………………………………………2g
ポリ(メチルメタクリレート)(第2のベースポリマー)………………………0.3g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図7(a)に示すように、基板401の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜402を形成する。
次に、図7(b)に示すように、レジスト膜402と投影レンズ405との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体403を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光404をマスク(図示せず)を介してレジスト膜402に照射してパターン露光を行なう。
次に、図7(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜402に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜402に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図7(d)に示すように、レジスト膜402の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン402aを得る。
このように、第4の実施形態に係るパターン形成方法によると、図7(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜402を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のベースポリマーに、アルカリ可溶性基が酸安定基(メチル基)で保護された第2のベースポリマーであるポリメタクリル酸すなわちポリ(メチルメタクリレート)を添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜402の上に配された液体403とレジスト膜402との相互作用が小さくなってレジスト膜402に液体403が浸透しにくくなるので、レジスト膜402の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度は小さくなる。これに対し、レジスト膜402の露光部においては、露光光404により酸発生剤から生じた酸によって第1のベースポリマーの酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その上、第2のベースポリマーはアルカリ可溶性基が酸安定基で保護されているため、未露光部は露光部との境界付近において酸発生剤により生じた酸によっても失活せず、アルカリ可溶性基が保護されるので、アルカリ性現像液によっても難溶となる。これにより、露光部と未露光部とのコントラストが向上すると共にレジスト膜402の未露光部は液体403の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン402aを得ることができる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法について図8(a)〜図8(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールエトキシメチルエーテル)(40mol%)−(ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(60mol%))(ベースポリマー)………………………………………………2g
イソボルニルメタクリレート(酸安定基で保護された化合物)…………………0.4g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図8(a)に示すように、基板501の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜502を形成する。
次に、図8(b)に示すように、レジスト膜502と投影レンズ505との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体503を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光504をマスク(図示せず)を介してレジスト膜502に照射してパターン露光を行なう。
次に、図8(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜502に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜502に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図8(d)に示すように、レジスト膜502の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン502aを得る。
このように、第5の実施形態に係るパターン形成方法によると、図8(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜502を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたベースポリマーに、アルカリ可溶性基が酸安定基(イソボルニル基)で保護された化合物であるメタクリル酸すなわちイソボルニルメタクリレートを添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜502の上に配された液体503とレジスト膜402との相互作用が小さくなってレジスト膜502に液体503が浸透しにくくなるので、レジスト膜502の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度が小さくなる。これに対し、レジスト膜502の露光部においては、露光光504により酸発生剤から生じた酸によってベースポリマーの酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その上、添加したイソボルニルメタクリレートはアルカリ可溶性基が酸安定基で保護されているため、レジスト膜502の未露光部は露光部との境界付近において酸発生剤により生じた酸によっても失活せず、アルカリ可溶性基が保護されるので、アルカリ性現像液によっても難溶となる。これにより、露光部と未露光部とのコントラストが向上すると共にレジスト膜502の未露光部は液体503の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン502aを得ることができる。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法について図9(a)〜図9(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)(第1のベースポリマー)……………………………………………………………………………2g
2−メチル−2−アダマンチルアクリレート(酸不安定基で保護された化合物)…………………………………………………………………………………………………………0.3g
ポリ(メチルアクリレート)(第2のベースポリマー)…………………………0.1g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図9(a)に示すように、基板601の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜602を形成する。
次に、図9(b)に示すように、レジスト膜602と投影レンズ605との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体603を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光604をマスク(図示せず)を介してレジスト膜602に照射してパターン露光を行なう。
次に、図9(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜602に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜602に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図9(d)に示すように、レジスト膜602の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン602aを得る。
このように、第6の実施形態に係るパターン形成方法によると、図9(a)に示すレジスト膜形成工程において、レジスト膜602を構成するレジスト材料として、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のベースポリマーに、アルカリ可溶性基の全部又は例えばその70%以上が酸により不安定となる酸不安定基(2−メチル−2−アダマンチル基)で保護された化合物であるアクリル酸すなわち2−メチル−2−アダマンチルアクリレートと、アルカリ可溶性基が酸安定基(メチル基)で保護された第2のベースポリマーであるポリアクリル酸すなわちポリ(メチルアクリレート)とを添加したレジスト材料を用いている。このため、レジスト膜602の上に配された液体603とレジスト膜602との相互作用が小さくなってレジスト膜602に液体603が浸透しにくくなるので、レジスト膜602の軟化が防止されて現像液に対する溶解速度は小さくなる。これに対し、レジスト膜602の露光部においては、露光光304により酸発生剤から生じた酸によって第1のベースポリマー及びアクリル酸の酸不安定基が失活して、現像液に溶解しやすくなる。その上、添加した第2のベースポリマーであるポリ(メチルアクリレート)はアルカリ可溶性基が酸安定基で保護されているため、レジスト膜602の未露光部は露光部との境界付近において酸発生剤により生じた酸によっても失活せず、アルカリ可溶性基が保護されるので、アルカリ性現像液によっても難溶となる。これにより、露光部と未露光部とのコントラストが向上すると共にレジスト膜602の未露光部は液体603の影響を受けなくなるので、形状に優れ且つ微細化されたレジストパターン602aを得ることができる。
なお、第1〜第6の各実施形態において、ベースポリマーには、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーを用いることができる。
また、レジスト材料に添加する化合物には、メタクリル酸及びアクリル酸に代えて、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸を用いることができる。
また、レジスト材料に添加するベースポリマー及び化合物のアルカリ可溶性基には、ヒドロキシ基又はカルボン酸基を用いることができる。
また、アルカリ可溶性基を保護する酸不安定基には、2−メチル−2−アダマンチル基に代えて、t−ブチル基、t−ブチルオキシカルボニル基又はメトキシメチル基を用いることができる。
また、アルカリ可溶性基を保護する酸安定基には、メチル基及びイソボルニル基に代えて、エチル基、イソプロピル基又はアダマンチル基を用いることができる。
また、酸発生剤には、トリフェニルスルフォニウムトリフラート(トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸)に代えて、トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、トリフェニルスルフォニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ノナフルオロブタンスルフォン酸及びジ(p−t−ブチルフェニル)パーフルオロオクタンスルフォン酸からなる群のうちの少なくとも1つを用いることができる。
また、液浸用の液体には、水に代えてパーフルオロポリエーテルを用いることができる。
また、レジスト膜を露光する露光光には、ArFエキシマレーザ光に代えて、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
本発明に係るレジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法は、液浸リソグラフィに用いる液体によるレジスト膜の軟化を防止でき、良好な形状を有するレジストパターンを得られるという効果を有し、半導体装置の製造プロセス等において用いられる微細パターンの形成方法等として有用である。
(a)〜(d)は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は本発明の課題を説明するための従来のレジスト材料に含まれるベースポリマーを示す模式図である。 (a)及び(b)はレジスト膜の露光部と未露光部に含まれるベースポリマーを示し、(a)は本発明のレジスト膜を示す模式図であり、(b)は従来のレジスト膜を示す模式図である (a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法の各工を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a)〜(d)は本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
符号の説明
10 ベースポリマー
10a 直鎖
10b 側鎖
10c 末端基
12 水素結合による相互作用
20 レジスト膜
20a 未露光部
20b 露光部
20A 第1のベースポリマー
20B 第2のベースポリマー
101 基板
102 レジスト膜
102a レジストパターン
103 液体
104 露光光
105 投影レンズ
201 基板
202 レジスト膜
202a レジストパターン
203 液体
204 露光光
205 投影レンズ
301 基板
302 レジスト膜
302a レジストパターン
303 液体
304 露光光
305 投影レンズ
401 基板
402 レジスト膜
402a レジストパターン
403 液体
404 露光光
405 投影レンズ
501 基板
502 レジスト膜
502a レジストパターン
503 液体
504 露光光
505 投影レンズ
601 基板
602 レジスト膜
602a レジストパターン
603 液体
604 露光光
605 投影レンズ

Claims (38)

  1. アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、
    アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  2. アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、
    アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物と、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  3. 第1のポリマーと、
    アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、
    アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  4. アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、
    アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  5. アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物を含むことを特徴とする請求項1又は4に記載のレジスト材料。
  6. アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物を含むことを特徴とする請求項1又は4に記載のレジスト材料。
  7. アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、
    アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物と、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  8. 第1のポリマーと、
    アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、
    アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、
    酸発生剤とを含むことを特徴とするレジスト材料。
  9. アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2の化合物を含むことを特徴とする請求項3又は8に記載のレジスト材料。
  10. 前記第1のポリマー及び第2のポリマーは、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーであることを特徴とする請求項1、3、4及び8のいずれか1項に記載のレジスト材料。
  11. 前記ポリマーは、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーであることを特徴とする請求項2又は7に記載のレジスト材料。
  12. 前記化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項2、5、6及び7に記載のレジスト材料。
  13. 前記第1の化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項3又は8に記載のレジスト材料。
  14. 前記第2の化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項9に記載のレジスト材料。
  15. 前記アルカリ可溶性基は、ヒドロキシ基又はカルボン酸基であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のレジスト材料。
  16. 前記酸不安定基は、t−ブチル基、t−ブチルオキシカルボニル基、メトキシメチル基又は2−メチル−2−アダマンチル基であることを特徴とする請求項1〜5、7及び8のいずれか1項に記載のレジスト材料。
  17. 前記酸安定基は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、アダマンチル基又はイソボルニル基であることを特徴とする請求項4及び6〜9に記載のレジスト材料。
  18. 前記酸発生剤は、トリフェニルスルフォニウムトリフラート、トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、トリフェニルスルフォニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ノナフルオロブタンスルフォン酸及びジ(p−t−ブチルフェニル)パーフルオロオクタンスルフォン酸からなる群のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜4、7及び8のいずれか1項に記載のレジスト材料。
  19. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  20. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  21. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基のほぼ全部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  22. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  23. 前記レジスト材料は、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された化合物を含むことを特徴とする請求項19又は22に記載のパターン形成方法。
  24. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、アルカリ可溶性基の一部が酸により不安定となる酸不安定基で保護されたポリマーと、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物と、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  25. 基板の上にレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上に液体を配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備え、
    前記レジスト膜には、第1のポリマーと、アルカリ可溶性基が酸により不安定となる酸不安定基で保護された第1の化合物と、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2のポリマーと、酸発生剤とを含むレジスト材料を用いることを特徴とするパターン形成方法。
  26. 前記レジスト材料は、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された化合物を含むことを特徴とする請求項19又は22に記載のパターン形成方法。
  27. 前記レジスト材料は、アルカリ可溶性基が酸安定基で保護された第2の化合物を含むことを特徴とする請求項21又は25に記載のパターン形成方法。
  28. 前記第1のポリマー及び第2のポリマーは、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーであることを特徴とする請求項19、21、22及び25のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  29. 前記ポリマーは、ポリヒドロキシスチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリノルボルネンカルボン酸、ポリノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ポリノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマー、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸共重合ポリマー又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸共重合ポリマーであることを特徴とする請求項20又は24に記載のパターン形成方法。
  30. 前記化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項20又は24に記載のパターン形成方法。
  31. 前記第1の化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項21又は25に記載のパターン形成方法。
  32. 前記第2の化合物は、ヒドロキシスチレン、ビスフェノールA、ピロガロール、メタクリル酸、アクリル酸、ノルボルネンカルボン酸、ノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール、ノルボルネンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸、ノルボルネンカルボン酸・無水マレイン酸又はノルボルネンメチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール・無水マレイン酸であることを特徴とする請求項27に記載のパターン形成方法。
  33. 前記アルカリ可溶性基は、ヒドロキシ基又はカルボン酸基であることを特徴とする請求項19〜22、24及び25のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  34. 前記酸不安定基は、t−ブチル基、t−ブチルオキシカルボニル基、メトキシメチル基又は2−メチル−2−アダマンチル基であることを特徴とする請求項19〜25のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  35. 前記酸安定基は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、アダマンチル基又はイソボルニル基であることを特徴とする請求項22、24及び25のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  36. 前記酸発生剤は、トリフェニルスルフォニウムトリフラート、トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、トリフェニルスルフォニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムノナフルオロブタンスルフォン酸、ジフェニルヨードニウムパーフルオロオクタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルフォン酸、ジ(p−t−ブチルフェニル)ノナフルオロブタンスルフォン酸及びジ(p−t−ブチルフェニル)パーフルオロオクタンスルフォン酸からなる群のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項19〜22、24及び25に記載のパターン形成方法。
  37. 前記液体は、水又はパーフルオロポリエーテルであることを特徴とする請求項19〜22、24及び25に記載のパターン形成方法。
  38. 前記露光光は、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光であることを特徴とする請求項19〜22、24及び25に記載のパターン形成方法。
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