JP2003122024A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JP2003122024A
JP2003122024A JP2001321675A JP2001321675A JP2003122024A JP 2003122024 A JP2003122024 A JP 2003122024A JP 2001321675 A JP2001321675 A JP 2001321675A JP 2001321675 A JP2001321675 A JP 2001321675A JP 2003122024 A JP2003122024 A JP 2003122024A
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Japan
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pattern
resist film
supercritical fluid
resist
acid
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Application number
JP2001321675A
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English (en)
Inventor
Masataka Endo
政孝 遠藤
Kiyoyuki Morita
清之 森田
Masaru Sasako
勝 笹子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストパターンにパターン倒れが発生しな
いようにする。 【解決手段】 酸脱離反応により保護基が脱離して親水
性となる疎水性のベースポリマーと、光により酸を発生
する酸発生剤とを含む化学増幅型レジスト材料よりなる
レジスト膜11を形成した後、該レジスト膜11にマス
ク12を介してF2 レーザ光13を照射してパターン露
光を行なう。パターン露光されたレジスト膜11に対し
て超臨界流体16中で現像を行なって、レジスト膜11
の露光部11aからなるレジストパターン18を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路の製
造プロセスに用いられるパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の製造プロセスに
おいては、半導体素子の微細化に伴ってリソグラフィに
よるレジストパターンの微細化が必須となっている。こ
れに伴って、露光光の短波長化が進められており、最近
では、F2レーザ光(波長:157nm帯)を用いるパ
ターン形成が有望視されている。この波長帯の露光光を
用いると、0.1μm以下の微細なパターン幅を有する
パターン形成も可能となってくる。
【0003】ところが、現在のところ、F2レーザ光に
適したパターン形成材料(レジスト材料)が提案されて
いないので、F2レーザ光を用いるパターン形成方法に
おいては、ArFエキシマレーザ光に適したパターン形
成材料(アクリル系ポリマーよりなるベースポリマーを
有する材料)を用いている。
【0004】以下、従来のパターン形成方法として、ベ
ースポリマーとしてアクリル系ポリマーを有する化学増
幅型レジスト材料からなるレジスト膜にF2レーザ光を
用いてパターン露光を行なう方法について、図4(a)
〜(d)を参照しながら説明する。
【0005】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
【0006】 ポリ(2−メチル−2−アダマンチルメタクリレート(50mol%)−メバロニック ラクトンメタクリレート(50mol%))(ベースポリマー)…………………1.0g トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)……………0.03g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)………4.0g 次に、図4(a)に示すように、基板1の上に前記の化
学増幅型レジスト材料を塗布して、0.25μmの厚さ
を持つレジスト膜2を形成した後、図4(b)に示すよ
うに、レジスト膜2に対して所望のパターンを有するマ
スク3を介して、開口数:NAが0.60であるF2
ーザ露光装置から出射されたF2レーザ光4を照射して
パターン露光を行なう。
【0007】次に、図4(c)に示すように、基板1を
ホットプレート(図示は省略している)により110℃
の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜2
に対して露光後加熱(PEB)を行なう。このようにす
ると、レジスト膜2の露光部2aは、酸発生剤から酸が
発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化す
る一方、レジスト膜2の未露光部2bは、酸発生剤から
酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性の
ままである。
【0008】次に、レジスト膜2に対して、2.38w
t%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイドより
なるアルカリ性現像液により現像を行なうと、図4
(d)に示すように、レジスト膜2の未露光部2bから
なり、0.08μmのパターン幅を有するレジストパタ
ーン5が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4(d)
に示すように、現像後のリンス工程において、レジスト
パターン5はリンス液が乾燥する際の表面張力によって
倒れてしまうという問題がある。パターン倒れが起きた
レジストパターン5を用いて配線等を形成すると、配線
等の形状が劣化するなどの問題が発生する。
【0010】前記に鑑み、本発明は、レジストパターン
にパターン倒れが発生しないようにすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1のパターン形成方法は、酸脱離反
応により保護基が脱離して親水性を示す疎水性のベース
ポリマーと、光により酸を発生する酸発生剤とを含む化
学増幅型レジスト膜を形成する工程と、レジスト膜にマ
スクを介して露光光を照射してパターン露光を行う工程
と、パターン露光されたレジスト膜に対して超臨界流体
中で現像を行って、露光部からなるネガ型レジストパタ
ーンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
【0012】超臨界流体は疎水性の物質との相溶性が高
いが親水性の物質との相溶性は低いという性質を有して
いる。したがって、本発明に係る第1のパターン形成方
法によると、レジスト膜の未露光部は疎水性のベースポ
リマーが超臨界中に溶け出すのに対し、レジスト膜の露
光部は酸発生剤により発生した酸によって保護基が脱離
して親水性を示すため、露光部は超臨界流体中に溶け出
さない。この結果、レジスト膜の露光部からなるネガ型
のレジストパターンを得ることができる。
【0013】本発明に係る第2のパターン形成方法は、
疎水性のベースポリマーと、酸により脱離して親水性の
溶解阻害剤に変化する化合物と、光により酸を発生する
酸発生剤とを含む化学増幅型レジスト膜を形成する工程
と、レジスト膜にマスクを介して露光光を照射してパタ
ーン露光を行う工程と、パターン露光されたレジスト膜
に対して超臨界流体中で現像を行って、露光部からなる
ネガ型レジストパターンを形成する工程とを備えている
ことを特徴とする。
【0014】本発明に係る第2のパターン形成方法によ
ると、レジスト膜の未露光部は疎水性のベースポリマー
が超臨界中に溶け出すのに対し、レジスト膜の露光部は
酸発生剤により発生した酸によって化合物が親水性の溶
解阻害剤に変化するため、露光部は超臨界流体中に溶け
出さない。したがって、レジスト膜の露光部からなるネ
ガ型のレジストパターンを得ることができる。
【0015】第1または第2のパターン形成方法による
と、パターン露光されたレジスト膜に対して超臨界流体
中で現像を行なうため、レジストパターンに表面張力が
働かないので、レジストパターンにパターン倒れが発生
しない。即ち、超臨界流体は表面張力の影響がほとんど
無視できるのでレジストパターンのパターン倒れを確実
に防止することができる。
【0016】第1のパターン形成方法において、保護基
はフッ素原子を含むことが好ましい。
【0017】このようにすると、レジスト膜のF2レー
ザ光に対する透過性が一層高くなり、かつ、未露光部の
疎水性が向上する。このような脱保護した基としては、
たとえばヘキサフルオロイソプロパノール基が挙げられ
る。
【0018】第2のパターン形成方法において、酸によ
り脱離して親水性の溶解阻害剤に変化する化合物はフッ
素原子を含むことが好ましい。このような酸により脱離
した化合物としては、たとえばビス(ヘキサフルオロイ
ソプロピル)フェノールAが挙げられる。
【0019】このようにすると、レジスト膜のF2レー
ザ光に対する透過性が一層高くなり、かつ、未露光部の
疎水性が向上する。
【0020】ベースポリマーは主鎖にフッ素原子を有す
ることが好ましい。例えば、主鎖にCF2の繰り返し単
位を含むようなものでもよい。
【0021】このように、ベースポリマーの主鎖にフッ
素原子が含まれていると、露光光としてF2レーザ光を
用いる場合には、レジスト膜のF2レーザ光に対する透
過性が高くなるので、レジスト膜の露光部と未露光部と
のコントラストが向上する。
【0022】従って、第1又は第2のパターン形成方法
によると、良好な断面形状を持つネガ型レジストパター
ンを得ることができる。
【0023】第1または第2のパターン形成方法におい
て、超臨界流体は二酸化炭素の超臨界流体であることが
好ましい。
【0024】このようにすると、超臨界流体を簡易且つ
確実に得ることができる。
【0025】第1または第2のパターン形成方法におい
て、現像を行う工程は、前記超臨界流体をフローさせな
がら行うことが好ましい。
【0026】このようにすると、超臨界流体中に溶け出
した疎水性の物質は、フローしている超臨界流体と共に
外部に排出されるため、超臨界流体中に効率良く溶け出
す。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図
1(a)〜(e)を参照しながら説明する。第1の実施
形態は、酸脱離反応により保護基が脱離して親水性とな
る疎水性のベースポリマーと、光により酸を発生する酸
発生剤とを含む化学増幅型レジスト材料を用いるもので
ある。
【0028】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
【0029】 ポリ(テトラフルオロエチレン(50mol%)−ノルボルネン(30mol%)−t−ブチ ルメタクリレート(20mol%))(ベースポリマー)………………………1.0g トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)……………0.03g プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒) ……4.0g 化1にベースポリマーの化学式を示す。
【0030】
【化1】
【0031】次に、図1(a)に示すように、基板10
の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.
25μmの厚さを持つレジスト膜11を形成した後、図
1(b)に示すように、レジスト膜11に対して所望の
パターンを有するマスク12を介して、開口数:NAが
0.60であるF2レーザ露光装置から出射されたF2
ーザ光13を照射してパターン露光を行なう。
【0032】次に、図1(c)に示すように、基板10
をホットプレート(図示は省略している)により110
℃の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜
11に対して露光後加熱(PEB)を行なう。
【0033】次に、図1(d)に示すように、基板10
をチャンバー14の内部に移送した後、該チャンバー1
4の内部に、二酸化炭素(CO2)の超臨界流体を貯留
しているボンベ15から超臨界流体16を供給すると共
に、チャンバー14内の超臨界流体16を排出ポンプ1
7により外部に排出する。これにより、チャンバー14
内の超臨界流体16は、フローし続けると共に40℃の
温度下で80気圧に保たれている。
【0034】従来例のようなアルカリ性現像液とは異な
り、超臨界流体は疎水性の物質を溶解させるが親水性の
物質は超臨界流体に溶解しない。したがって、レジスト
材料の未露光部においては、化学増幅型レジスト材料の
ベースポリマーの主鎖にフッ素原子が含まれているた
め、フッ素の疎水性の効果によりレジスト膜11の未露
光部11bが超臨界流体中に溶け出す一方、レジスト膜
11の露光部11aにおいては酸により脱離して親水性
となる基(ベースポリマーにおけるt−ブチルメタクリ
レート)の親水基の影響で、露光部11aは超臨界流体
16に対する溶解が阻害され、すなわち相溶性が悪くな
り超臨界流体16中に溶け出さない。従って、図1
(e)に示すように、レジスト膜11の露光部11aか
らなり、0.08μmのパターン幅を有するネガ型のレ
ジストパターン18を得ることができる。
【0035】なお、フッ素原子が主鎖ではなく側鎖につ
いているようなポリマーの場合には、未露光部と露光部
とのコントラストが悪く、形状に優れた微細パターンは
得ることが難しい。例えば、Proceedings of the 5th I
nternational Symposium onSupercritical Fluidsの"Mi
crolithography in Carbon Dioxide"(Devin Flowerset
al)などに記載されているような、1H,1H−パーフ
ルオロオクチルメタクリレートとt−ブチルメタクリレ
ートとの共重合ポリマーは化2より明らかなように側鎖
にフッ素原子がついているが、このポリマーと、本実施
形態で用いたレジストに含まれるポリマーである、ポリ
(テトラフルオロエチレン(50mol%)−ノルボルネン(30
mol%)−t−ブチルメタクリレート(20mol%))とで、
超臨界流体(40℃、80気圧)中での溶解性を比較す
ると、後者のポリマーの方が約5倍のスピードで溶解す
る。したがって、フッ素原子は主鎖についていることも
重要である。
【0036】
【化2】
【0037】この場合、パターン露光されたレジスト膜
11に対して超臨界流体16中で現像を行なうため、レ
ジストパターン18に表面張力が働かないので、レジス
トパターン18にパターン倒れが発生しない。
【0038】また、超臨界流体16をフローさせておく
と、超臨界流体16中に溶け出した未露光部は、フロー
している超臨界流体16と共に外部に排出されるため、
超臨界流体16中に効率良く溶け出す。
【0039】従って、第1の実施形態によると、良好な
断面形状を持つレジストパターンを得ることができる。
【0040】尚、露光光としてF2レーザ光を用いた
が、電子ビーム露光で露光してもよい。この場合、電子
ビーム露光に適したマスクを用いることが必要である。
【0041】第1の実施形態においては、40℃の温度
下で80気圧に保たれている超臨界流体16中で現像を
行なったが、これに代えて、28℃の温度下で80気圧
の亜臨界状態にある超臨界流体中で40秒間の現像を行
なってレジストパターンを形成した後、超臨界流体16
を加熱して、レジストパターンを40℃の温度下で80
気圧の超臨界状態にある超臨界流体中で10秒間保持
し、その後、超臨界流体を常圧にまで減圧してもよい。
このようにすると、28℃の温度下で80気圧の亜臨界
状態にある超臨界流体中では、超臨界流体は高密度にな
るため、現像時間を短縮することができる。この場合、
現像後に超臨界流体を40℃に昇温するため、チャンバ
ー14の内部において異相界面が形成されないので、レ
ジストパターンに表面張力が生じることはない。
【0042】ところで、超臨界流体とは、狭義には臨界
温度(Tc)以上で且つ臨界圧力(Pc)以上の状態に
ある流体のことを指すが、ここでは、臨界温度(Tc)
以上又は臨界圧力(Pc)以上の状態にある流体(一般
には亜臨界流体と呼ばれる)も含む広義の超臨界流体を
意味する。尚、二酸化炭素の臨界温度(Tc)は31.
0℃であり、臨界圧力(Pc)は72.9気圧である。
【0043】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係るパターン形成方法について、図2(a)
〜(e)を参照しながら説明する。第2の実施形態は、
疎水性のベースポリマーと、酸により脱離して親水性の
溶解阻害剤に変化する化合物と、光により酸を発生する
酸発生剤とを含む化学増幅型レジスト材料を用いるもの
である。
【0044】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
【0045】 ポリ(テトラフルオロエチレン(40mol%)−ノルボルネン(40mol%)−メタクリ ル酸(20mol%))(ベースポリマー)………………………………………1.0g 1−t−ブトキシアダマンタン(酸により脱離して親水性の溶解阻害剤に変化 する化合物)……………………………………………………………………0.2g トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)……………0.03g プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(溶媒)……………4.0g なお、本実施形態で用いたベースポリマーの化学式を化
3に示す。
【0046】
【化3】
【0047】次に、図2(a)に示すように、基板20
の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.
2μmの厚さを持つレジスト膜21を形成した後、図2
(b)に示すように、レジスト膜21に対して所望のパ
ターンを有するマスク22を介して、開口数:NAが
0.60であるF2 レーザ露光装置から出射されたF2
レーザ光23を照射してパターン露光を行なう。
【0048】次に、図2(c)に示すように、基板20
をホットプレート(図示は省略している)により110
℃の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜
21に対して露光後加熱(PEB)を行なう。
【0049】次に、図2(d)に示すように、基板20
をチャンバー24の内部に移送した後、該チャンバー2
4の内部に、20℃の温度下で80気圧に保たれている
二酸化炭素の超臨界流体26を供給する。
【0050】このようにすると、レジスト膜21の未露
光部21bにおいてはベースポリマーの主鎖に含まれる
フッ素の影響により未露光部21bは超臨界流体中に溶
け出す一方、レジスト膜21の露光部21aにおいては
化学増幅型レジスト材料に含まれる酸により脱離して親
水性の溶解阻害剤に変化する化合物(1−t−ブトキシ
アダマンタン)が親水性に変化して超臨界流体との相溶
性が低下するため、露光部は超臨界流体に溶け出さな
い。従って、図2(e)に示すように、レジスト膜21
の露光部21aからなり、0.08μmのパターン幅を
有するネガ型のレジストパターン28を得ることができ
る。なお、現像時間は60秒間とした。
【0051】また、この工程は20℃、80気圧で行な
うとよい。このように臨界点である31℃以下の温度で
は、超臨界流体は液体に非常に近い亜臨界状態である。
同じ圧力であれば、低温の方が二酸化炭素の密度は大き
くなるので、レジストの溶解速度が向上するためであ
る。
【0052】この場合、パターン露光されたレジスト膜
21に対して超臨界流体26中で現像を行なうため、レ
ジストパターン28に表面張力が働かないので、レジス
トパターン28にパターン倒れが発生しない。
【0053】また、ベースポリマーの主鎖にフッ素原子
が含まれており、フッ素原子は疎水性であるから、レジ
スト膜21の露光部21aのフッ素原子は超臨界流体2
6中に良く溶け出すので、レジスト膜21の露光部21
aと未露光部21bとのコントラストが向上する。
【0054】従って、第2の実施形態によると、良好な
断面形状を持つレジストパターンを得ることができる。
【0055】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係るパターン形成方法について、図3(a)
〜(e)を参照しながら説明する。第3の実施形態は、
酸脱離反応により保護基が脱離して親水性となる疎水性
のベースポリマーと、光により酸を発生する酸発生剤と
を含む化学増幅型レジスト材料を用いるものである。
【0056】まず、以下の組成を有する化学増幅型レジ
スト材料を準備する。
【0057】 ポリ(テトラフルオロエチレン(50mol%)−t−ブチルノルボルネン−5−メ チレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール(50mol%))(ベースポリマー) ……………………………………………………………………………………1.0g トリフェニルスルフォニウムトリフレート(酸発生剤)……………0.03g プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(溶媒)……………4.0g なお、本実施形態で用いたベースポリマーの化学式を化
4に示す。
【0058】
【化4】
【0059】次に、図3(a)に示すように、基板30
の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.
2μmの厚さを持つレジスト膜31を形成した後、図3
(b)に示すように、レジスト膜31に対して所望のパ
ターンを有するマスク32を介して、開口数:NAが
0.60であるF2 レーザ露光装置から出射されたF2
レーザ光33を照射してパターン露光を行なう。
【0060】次に、図3(c)に示すように、基板30
をホットプレート(図示は省略している)により110
℃の温度下で90秒間加熱することにより、レジスト膜
31に対して露光後加熱(PEB)を行なう。
【0061】次に、図3(d)に示すように、基板30
をチャンバー34の内部に移送した後、該チャンバー3
4の内部に、40℃の温度下で80気圧に保たれている
二酸化炭素の超臨界流体36を供給する。
【0062】このようにすると、レジスト膜31の未露
光部31bにおいてはベースポリマーが疎水性を有して
いるため、フッ素の疎水性の影響により、超臨界流体3
6中に溶け出す。一方、露光部31aにおいては、ベー
スポリマーの保護基(ベースポリマーにおけるt−ブチ
ル基により保護したメチレンヘキサフルオロアルコー
ル)が酸脱離反応によって親水性となり、これによって
超臨界流体との相溶性が低下し、難溶性となるのでレジ
スト膜31の露光部31aは超臨界流体中に溶け出さな
い。従って、図3(e)に示すように、レジスト膜31
の露光部31aからなり、0.08μmのパターン幅を
有するネガ型のレジストパターン38を得ることができ
る。
【0063】この場合、パターン露光されたレジスト膜
31に対して超臨界流体36中で現像を行なうため、レ
ジストパターン38に表面張力が働かないので、レジス
トパターン38にパターン倒れが発生しない。
【0064】また、ベースポリマーの主鎖にフッ素原子
が含まれており、フッ素原子は疎水性であるから、レジ
スト膜31の未露光部31bのフッ素原子は超臨界流体
36中に良く溶け出すので、レジスト膜31の露光部3
1aと未露光部31bとのコントラストが向上する。
【0065】さらに、ベースポリマーの主鎖にフッ素原
子が含まれているため、レジスト膜31のF2 レーザ光
33に対する透過性が高くなるので、レジスト膜31の
露光部31aと未露光部31bとのコントラストが向上
する。
【0066】従って、第3の実施形態によると、良好な
断面形状を持つレジストパターンを得ることができる。
【0067】また、第1〜第3の実施形態においては、
超臨界流体として、二酸化炭素を単独で用いたが、これ
に代えて、二酸化炭素に、エントレーナとして、アルコ
ール、炭化水素、エーテル又はカルボン酸などの有機溶
剤を少量添加してもよい。このようにすると、疎水性の
親水性基及びフッ素原子の超臨界流体中への溶け出しの
効率を向上させることができる。
【0068】また、第1〜第3の実施形態においては、
二酸化炭素の超臨界流体を用いたが、これに代えて、水
(H2O)の超臨界流体(臨界温度:374.2℃、臨
界圧力:218.3気圧)、又はアンモニア(NH3
の超臨界流体(臨界温度:132.3℃、臨界圧力:1
11.3気圧)を用いてもよい。もっとも、二酸化炭素
は、臨界温度及び臨界圧力が他の流体に比べて低いの
で、超臨界状態にすることが容易である。
【0069】また、第1〜第3の実施形態においては、
露光光としてF2 レーザ光を用いたが、これに代えて、
紫外光、KrFエキシマレーザ光、ArFエキシマレー
ザ光、極紫外光(波長:5nm帯、13nm帯など)又
は電子線などを用いてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る第1又は第2のパターン形
成方法によると、レジスト膜の未露光部が超臨界流体中
に溶け出す一方、レジスト膜の露光部は超臨界流体中に
溶け出さないので、レジスト膜の露光部からなるネガ型
のレジストパターンを得ることができる。
【0071】この場合、パターン露光されたレジスト膜
に対して超臨界流体中で現像を行なうため、レジストパ
ターンに表面張力が働かないので、レジストパターンに
パターン倒れが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は第1の実施形態に係るパター
ン形成方法の各工程を示す断面図
【図2】(a)〜(e)は第2の実施形態に係るパター
ン形成方法の各工程を示す断面図
【図3】(a)〜(e)は第3の実施形態に係るパター
ン形成方法の各工程を示す断面図
【図4】(a)〜(d)は従来のパターン形成方法の各
工程を示す断面図
【符号の説明】
10 基板 11 レジスト膜 11a 露光部 11b 未露光部 12 マスク 13 F2 レーザ光 14 チャンバー 15 ボンベ 16 超臨界流体 17 排出ポンプ 18 レジストパターン 20 基板 21 レジスト膜 21a 露光部 21b 未露光部 22 マスク 23 F2 レーザ光 24 チャンバー 26 超臨界流体 28 レジストパターン 30 基板 31 レジスト膜 31a 露光部 31b 未露光部 32 マスク 33 F2 レーザ光 34 チャンバー 36 超臨界流体 38 レジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹子 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AB16 AC04 AC08 AD01 AD03 AD05 AD07 BE00 BF00 FA03 FA12 FA15 2H096 AA25 BA09 BA11 BA20 EA04 FA01 GA02 JA03 5F046 LA12 LA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸脱離反応により保護基が脱離して親水
    性となる疎水性のベースポリマーと、光により酸を発生
    する酸発生剤とを含む化学増幅型レジスト膜を形成する
    工程と、前記レジスト膜にマスクを介して露光光を照射
    してパターン露光を行う工程と、パターン露光された前
    記レジスト膜に対して超臨界流体中で現像を行って、露
    光部からなるネガ型レジストパターンを形成する工程と
    を備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 疎水性のベースポリマーと、酸により脱
    離して親水性の溶解阻害剤に変化する化合物と、光によ
    り酸を発生する酸発生剤とを含む化学増幅型レジスト膜
    を形成する工程と、前記レジスト膜にマスクを介して露
    光光を照射してパターン露光を行う工程と、パターン露
    光された前記レジスト膜に対して超臨界流体中で現像を
    行って、露光部からなるネガ型レジストパターンを形成
    する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成
    方法。
  3. 【請求項3】 前記保護基はフッ素原子を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記化合物はフッ素原子を含むことを特
    徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 前記ベースポリマーは主鎖にフッ素原子
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載のパ
    ターン形成方法。
  6. 【請求項6】 前記ベースポリマーは主鎖にCF2の繰
    り返し単位を含むことを特徴とする請求項1または2に
    記載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 前記超臨界流体は二酸化炭素の超臨界流
    体であることを特徴とする請求項1または2に記載のパ
    ターン形成方法。
  8. 【請求項8】 前記現像を行う工程は、前記超臨界流体
    をフローさせながら行うことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のパターン形成方法。
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