JP2004012511A - パターン形成方法 - Google Patents

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遠藤 政孝
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Abstract

【課題】2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液よりなる現像液を用いて現像を行なうにも拘わらず、レジストパターンの形状が良好になると共に基板上に残渣が存在しないようにする。
【解決手段】アルカリ可溶基の一部がアセタール基よりなる酸脱離基によって置換されているアルカリ可溶性のベースポリマーと、オニウム塩よりなる酸発生剤とを有する化学増幅型レジスト材料からなるレジスト膜11を形成する。レジスト膜11に対してKrFエキシマレーザ12を選択的に照射してパターン露光を行なった後、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なうことにより、レジスト膜11の未露光部11bよりなるレジストパターン14を形成する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジングに伴って、リソグラフィ技術の開発の加速が望まれている。現在のところ、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を露光光とする光リソグラフィによりパターン形成が行われている。
【0003】
ところが、ライン幅が0.1μm以下、特にライン幅が70nm以下の微細なパターンを形成するためには、露光光として、波長がより短いF2 レーザ(157nm帯)等の真空紫外線、又は極紫外線(1〜30nm帯)を用いることが検討されていると共に、EBプロジェクション露光等のEBを用いることが検討されている。
【0004】
ところで、露光光の短波長化を図ると、理論的には解像性は向上するが、焦点深度は低下する。
【0005】
そこで、焦点深度の低下を防止するために、ポジ型の化学増幅型レジスト材料を用いると共に、アルカリ性現像液として、通常用いられている2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液よりも薄い現像液を用いることが提案されている。このように通常用いられている現像液よりも重量濃度が小さい現像液を用いると、焦点ぼけがあった場合に、レジスト膜の未露光部が現像液にえぐられてしまう事態の発生を防止することができる。
【0006】
以下、従来のパターン形成方法について、図3(a)〜(d)を参照しながら説明する。
【0007】
まず、以下の組成を持つポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0008】
Figure 2004012511
【0009】
次に、図3(a)に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料と塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜2を形成した後、図3(b)に示すように、レジスト膜2に対して、KrFエキシマレーザ光3をフォトマスク4を介して照射してパターン露光を行なう。
【0010】
次に、図3(c)に示すように、基板1をホットプレート(図示は省略している)により100℃の温度下で60秒間加熱することにより、露光後加熱(PEB)を行なう。このようにすると、レジスト膜2の露光部2aは、酸発生剤から酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜2の未露光部2bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0011】
次に、図3(d)に示すように、レジスト膜2に対して、例えば2.0wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、レジスト膜2の未露光部2bよりなり0.17μmのパターン幅を有するレジストパターン5を形成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いてレジストパターン5を形成すると、図3(d)に示すように、レジストパターン5の断面形状がテーパ状になったり、又は基板1の上に残渣が発生したりする。
【0013】
テーパ状のレジストパターンを用いたり、基板上に残渣が存在したりする状態で、レジストパターンをマスクにして被処理膜に対してエッチングを行なうと、得られるパターンの形状は不良になり、半導体素子の歩留まりが低下してしまう。
【0014】
前記に鑑み、本発明は、パターン露光されたレジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液よりなる現像液を用いて現像を行なうにも拘わらず、レジストパターンの形状が良好になると共に基板上に残渣が存在しないようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本件発明者らは、パターン露光されたレジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液よりなる現像液を用いて現像を行なった場合に、レジストパターンの形状が不良になったり又は残渣が発生したりする原因について検討した結果、重量濃度が小さい現像液を用いると、レジスト膜の露光部での溶解速度が遅くなって、レジスト膜の露光部と未露光部との溶解のコントラストが低下するためであることに気が付いた。
【0016】
そこで、レジスト膜の露光部での溶解速度を向上させる方策について検討した結果、ベースポリマー又は溶解阻害剤のアルカリ可溶基の一部又は全部をアセタール基よりなる酸脱離基で置換すると共に、酸発生剤としてオニウム塩を用いることが重要であることを見出した。
【0017】
本発明は、前記の知見に基づいてなされたものであって、具体的には以下の解決手段によって実現することができる。
【0018】
本発明に係る第1のパターン形成方法は、アルカリ可溶基の一部がアセタール基よりなる酸脱離基によって置換されているアルカリ可溶性のベースポリマーと、オニウム塩よりなる酸発生剤とを有する化学増幅型レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、パターン露光されたレジスト膜の未露光部よりなるレジストパターンを形成する工程とを備えている。
【0019】
第1のパターン形成方法によると、ベースポリマーのアルカリ可溶基の一部が、活性化エネルギーの低いアセタール基(酸脱離基)で置換されているため、ベースポリマーのアセタール基は酸発生剤から発生する酸により脱離しやすい。また、酸発生剤として酸強度が強いオニウム塩を用いるため、ベースポリマーのアセタール基は一層脱離し易くなる。このため、レジスト膜の露光部における溶解速度が速くなるので、レジスト膜の露光部と未露光部との溶解コントラストが向上する結果、現像液として2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いるにも拘わらず、レジストパターンの形状が良好になると共に基板上に残渣が存在しない。
【0020】
本発明に係る第2のパターン形成方法は、アルカリ可溶性のベースポリマーと、アルカリ可溶基の一部又は全部がアセタール基よりなる酸脱離基によって置換されている溶解阻害剤と、オニウム塩よりなる酸発生剤とを有する化学増幅型レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、パターン露光されたレジスト膜の未露光部よりなるレジストパターンを形成する工程とを備えている。
【0021】
第2のパターン形成方法によると、溶解阻害剤のアルカリ可溶基の一部が、活性化エネルギーの低いアセタール基(酸脱離基)で置換されているため、ベースポリマーのアセタール基は酸発生剤から発生する酸により脱離しやすい。また、酸発生剤として酸強度が強いオニウム塩を用いるため、溶解阻害剤のアセタール基は一層脱離し易くなる。このため、レジスト膜の露光部における溶解速度が速くなるので、レジスト膜の露光部と未露光部との溶解コントラストが向上する結果、現像液として2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いるにも拘わらず、レジストパターンの形状が良好になると共に基板上に残渣が存在しない。
【0022】
第1又は第2のパターン形成方法において、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度は0.05%〜2.0%であることが好ましい。
【0023】
このように、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を0.05%以上にすると、レジストパターンを確実に形成することができる。また、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を2.0%以下にすると、焦点ぼけがあった場合でも、レジスト膜の未露光部が現像液にえぐられてしまう事態を確実に防止することができる。
【0024】
第1又は第2のパターン形成方法において、アセタール基としては、1−エトキシエチル基、メトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、1−フェノキシエチル基又は1−ベンジルオキシエチル基を用いることができる。
【0025】
第1又は第2のパターン形成方法において、ベースポリマーとしては、ポリヒドロキシスチレン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はポリスチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールを用いることができる。
【0026】
第2のパターン形成方法において、溶解阻害剤としては、ビスフェノールA又はピロガロールを用いることができる。
【0027】
第1又は第2のパターン形成方法において、酸発生剤には、1種類のオニウム塩又は2種類以上のオニウム塩が含まれていてもよい。
【0028】
第1又は第2のパターン形成方法において、オニウム塩としては、トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸又はトリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸を用いることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について、図1(a)〜(d)を参照しながら説明する。
【0030】
まず、以下の組成を有する化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0031】
Figure 2004012511
【0032】
次に、図1(a)に示すように、基板10の上に上記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜11を形成した後、図1(b)に示すように、レジスト膜11に対して、KrFエキシマレーザ光12をフォトマスク13を介して照射してパターン露光を行なう。
【0033】
次に、図1(c)に示すように、基板10をホットプレート(図示は省略している)により100℃の温度下で60秒間加熱することにより、露光後加熱(PEB)を行なう。このようにすると、レジスト膜11の露光部11aは、オニウム塩よりなる酸発生剤から強酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜11の未露光部11bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0034】
次に、図1(d)に示すように、レジスト膜11に対して、例えば2.0wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、レジスト膜11の未露光部11bよりなり0.17μmのパターン幅を有するレジストパターン14を形成する。
【0035】
第1の実施形態によると、ベースポリマーのアルカリ可溶基の一部が、活性化エネルギーの低いアセタール基(酸脱離基)で置換されているため、ベースポリマーのアセタール基は酸発生剤から発生する酸により脱離しやすい。また、酸発生剤として酸強度が強いオニウム塩を用いるため、ベースポリマーのアセタール基は一層脱離し易くなる。このため、レジスト膜11の露光部11aのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液に対する溶解速度が速くなるので、レジストパターン14は矩形状の断面になって良好になると共に基板10上に残渣が存在しない。
【0036】
第1の実施形態においては、ベースポリマーのアルカリ可溶基がアセタール基としての1−エトキシエチル基で置換されているが、アセタール基としては、これに代えて、メトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、1−フェノキシエチル基又は1−ベンジルオキシエチル基を用いてもよい。
【0037】
また、ベースポリマーとしては、ポリヒドロキシスチレン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はポリスチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール等を適宜用いることができる。
【0038】
また、オニウム塩としては、トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸を用いたが、これに代えて、トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸を用いてもよい。
【0039】
また、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度は0.05%〜2.0%であることが好ましい。
【0040】
テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を0.05%以上にすると、レジストパターン14を確実に形成することができる。また、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を2.0%以下にすると、焦点ぼけがあった場合でも、レジスト膜11の未露光部11bが現像液にえぐられてしまう事態を確実に防止することができる。
【0041】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について、図2(a)〜(d)を参照しながら説明する。
【0042】
まず、以下の組成を有する化学増幅型レジスト材料を準備する。
【0043】
ポリ(スチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール)……………1.8g
メトキシメチルビスフェノールA(溶解阻害剤)………………………0.3g
トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸(オニウム塩よりなる酸発生剤)……………………………………………………………0.02g
トリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸(オニウム塩よりなる酸発生剤)……………………………………………………………0.04g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)…………20g
【0044】
次に、図2(a)に示すように、基板20の上に上記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.15μmの厚さを持つレジスト膜21を形成した後、図2(b)に示すように、レジスト膜21に対して、F2 レーザ光22をフォトマスク23を介して照射してパターン露光を行なう。
【0045】
次に、図2(c)に示すように、基板20をホットプレート(図示は省略している)により110℃の温度下で60秒間加熱することにより、露光後加熱(PEB)を行なう。このようにすると、レジスト膜21の露光部21aは、オニウム塩よりなる酸発生剤から強酸が発生するのでアルカリ性現像液に対して可溶性に変化する一方、レジスト膜21の未露光部21bは、酸発生剤から酸が発生しないのでアルカリ性現像液に対して難溶性のままである。
【0046】
次に、図2(d)に示すように、レジスト膜21に対して、例えば1.5wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、レジスト膜21の未露光部21bよりなり0.09μmのパターン幅を有するレジストパターン24を形成する。
【0047】
第2の実施形態によると、溶解阻害剤のアルカリ可溶基が、活性化エネルギーの低いアセタール基(酸脱離基)で置換されているため、溶解阻害剤のアセタール基は酸発生剤から発生する酸により脱離しやすい。また、酸発生剤として酸強度が強いオニウム塩を用いるため、溶解阻害剤のアセタール基は一層脱離し易くなる。このため、レジスト膜21の露光部21aのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液に対する溶解速度が速くなるので、レジストパターン24は矩形状の断面になって良好になると共に基板20上に残渣が存在しない。
【0048】
第2の実施形態においては、ベースポリマーとしては、ポリヒドロキシスチレン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はポリスチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコール等を適宜用いることができる。
【0049】
また、溶解阻害剤のアルカリ可溶基の全部がアセタール基としてのメトキシメチル基で置換されているが、溶解阻害剤のアルカリ可溶基の一部がアセタール基で置換されていてもよいと共に、アセタール基としては、メトキシメチル基に代えて、1−エトキシエチル基、テトラヒドロピラニル基、1−フェノキシエチル基又は1−ベンジルオキシエチル基を用いてもよい。
【0050】
また、酸発生剤には、2種類のオニウム塩が含まれているが、1種類のオニウム塩でもよいと共に、3種類以上のオニウム塩が含まれていてもよい。2種類のオニウム塩が含まれていると、発生した酸の拡散のバランスが向上する。
【0051】
また、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度は0.05%〜2.0%であることが好ましい。
【0052】
テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を0.05%以上にすると、レジストパターン24を確実に形成することができる。また、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度を2.0%以下にすると、焦点ぼけがあった場合でも、レジスト膜21の未露光部21bが現像液にえぐられてしまう事態を確実に防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明に係る第1又は第2のパターン形成方法によると、レジスト膜の露光部における溶解速度が速くなるため、現像液として2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いるにも拘わらず、レジストパターンの形状が良好になると共に基板上に残渣が存在しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図2】(a)〜(d)は、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、従来のパターン方法の各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板
11 レジスト膜
11a 露光部
11b 未露光部
12 KrFエキシマレーザ光
13 フォトマスク
14 レジストパターン
20 基板
21 レジスト膜
21a 露光部
21b 未露光部
22 F2 エキシマレーザ光
23 フォトマスク
24 レジストパターン

Claims (8)

  1. アルカリ可溶基の一部がアセタール基よりなる酸脱離基によって置換されているアルカリ可溶性のベースポリマーと、オニウム塩よりなる酸発生剤とを有する化学増幅型レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光された前記レジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、パターン露光された前記レジスト膜の未露光部よりなるレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  2. アルカリ可溶性のベースポリマーと、アルカリ可溶基の一部又は全部がアセタール基よりなる酸脱離基によって置換されている溶解阻害剤と、オニウム塩よりなる酸発生剤とを有する化学増幅型レジスト材料からなるレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光された前記レジスト膜に対して、2.38wt%よりも重量濃度が小さいテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を用いて現像を行なって、パターン露光された前記レジスト膜の未露光部よりなるレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記テトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液の重量濃度は0.05%〜2.0%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記アセタール基は、1−エトキシエチル基、メトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、1−フェノキシエチル基又は1−ベンジルオキシエチル基であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  5. 前記ベースポリマーは、ポリヒドロキシスチレン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸又はポリスチレンヘキサフルオロイソプロピルアルコールであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  6. 前記溶解阻害剤は、ビスフェノールA又はピロガロールであることを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  7. 前記酸発生剤には、1種類のオニウム塩又は2種類以上のオニウム塩が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  8. 前記オニウム塩は、トリフェニルスルフォニウムトリフルオロメタンスルフォン酸又はトリフェニルスルフォニウムノナフルオロブタンスルフォン酸であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
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