JP2006068668A - 可溶化剤 - Google Patents

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Yuujitsushi Baba
由実子 馬場
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Abstract

【課題】可溶化能に優れ、かつ、経日安定性、特に凍結安定性に優れた芳香剤を作製できる可溶化剤の提供。
【解決手段】 一般式(1)で表される非イオン性界面活性剤並びにヒドロキシル基を有する油脂のアルキレンオキサイド付加物および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド付加物を含有する可溶化剤。 R1O−[(C24O)p・(A1O)q]-(C24O)r-(A2O)s−H (1)式中、R1はC8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基等、A1およびA2はC3または4のアルキレン基、pは0〜4、qは1〜3、rは1〜80、sは0〜10となる0または1以上の整数、(p+q+r+s)は3〜81となる整数、(p+r)/(p+q+r+s)は0.5以上である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、可溶化剤、詳しくは部屋、トイレ、車などに使用される芳香剤や各種の化粧品において、香料や油脂類等の油性成分を芳香剤や化粧品中に安定に可溶化させるための可溶化剤およびそれを用いたゲル状芳香剤に関する。
従来より、芳香剤や化粧品等において、香料や油脂類の油性成分の分離を防止するための可溶化剤としては、多くのものが提案されている。例えば、分枝アルキル基あるいはアルケニル基をもつ高級アルコールのアルキレンオキシド付加物(特許文献−1)、フェノール類のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド付加物(特許文献−2)、脂肪族アルコールのアルキレンオキサイド付加物とトリグリセリドのエチレンオキサイド付加物の配合物(特許文献−3)、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物と硬化ヒマシ油のエチレンオキサイド付加物(特許文献−4)等が知られている。
しかしながら、これまでに提案された可溶化剤は、可溶化能が不十分であり、特に、ゲル化剤を含むタイプのゲル状芳香剤においてゲル化剤とその他の成分(例えば、香料、可溶化剤、低分子量アルコールおよび水など)との相溶性が不十分であるため白濁することがあった。また、製造直後には透明であっても、冬季に低温で凍結した場合、その後に解凍しても元の外観に戻らなくなり、白濁してしまうことが多かった。
特開昭54−132491号公報 特開昭57−70197号公報 特表2003−534431号公報 特開平9−301844号公報
本発明の課題は、可溶化能に優れ、かつ、経日安定性、特に凍結安定性に優れた芳香剤を作製できる可溶化剤を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
(第一発明)下記一般式(1)で表される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤(A)並びにヒドロキシル基を有する油脂のアルキレンオキサイド付加物および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド付加物(B)を含有する可溶化剤、
1O−[(C24O)p・(A1O)q]-(C24O)r-(A2O)s−H (1)
式中、R1は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、A1およびA2は炭素数3または4のアルキレン基、pは平均が0〜4となる0または1以上の整数、qは平均が1〜3となる0または1以上の整数、rは平均が1〜80となる0または1以上の整数、sは平均が0〜10となる0または1以上の整数であり、(p+q+r+s)は平均が3〜81となる整数であり、(p+r)/(p+q+r+s)は平均0.5以上である。[(C24O)p・(A1O)q]は、p≠0でq≠0のときランダム付加またはブロック付加を示す。;
(第2発明)一般式(5)で示される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤であって、脂肪族系アルコール(a1)にエチレンオキサイド(b2)を付加して直接製造され、下記(i)および(ii)を満たす非イオン性界面活性剤(A2)、並びにヒドロキシル基を有する油脂のアルキレンオキサイド付加物および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド付加物(B)を含有する可溶化剤、
2O−(C24O)t−H (5)
式中、R2は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、tは平均が3〜80となる整数である。
(i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比:Mw/Mnが下記関係式(6)または(7)を満たす。
Mw/Mn≦0.020Ln(v)+1.010 (但し、v<10) (6)
Mw/Mn≦−0.026Ln(v)+1.116(但し、v≧10) (7)
但し、vは脂肪族系アルコール(a1)1モル当たりに付加したエチレンオキサイド(b2)の平均付加モル数を示す。Ln(v)はvの自然対数を意味する。
(ii)Weibullの分布則から導かれる下記式(4)から求められる分布定数cが1.0以下である。(但し、本項はvが12までの場合のみ適用する。)
c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (4)
但し、vは上記に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコール(a1)のモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコール(a1)のモル数を示す。Ln(n00/n0)は(n00/n0)の自然対数を意味する。;
並びに;該可溶化剤、ゲル化剤(E)および香料(F)を必須成分としてなる、部屋、トイレまたは車用のゲル状芳香剤;である。
本発明の可溶化剤は、香料およびゲル化剤などとの相溶性に優れ、これらの可溶化能に優れている。従って、経日安定性、特に凍結安定性に優れた芳香剤を提供できる。
本発明の第1発明における非イオン性界面活性剤(A)および第2発明における非イオン性界面活性剤(A2)において、「一般式〜で示される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤」とは、これらの非イオン性界面活性剤は、通常は、アルコールにアルキレンオキサイドを付加して製造されることによりアルキレンオキサイドの付加モル数に分布を有しているため、一般式で表される付加モル数を有する単一の化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤であることを意味する。
第1発明における式(1)中のR1としては以下の基が挙げられる。
炭素数が8〜24(好ましくは8〜20、さらに好ましくは10〜18)のアルキル基としては、直鎖もしくは分岐のアルキル基またはシクロアルキル基、例えばn−、iso−オクチルおよび2−エチルヘキシル基、n−およびiso−ノニル基、n−およびiso−デシル基、n−およびiso−ドデシル基、n−およびiso−トリデシル基、n−およびiso−テトラデシル基、n−およびiso−ヘキサデシル基、ステアリル基、ノナデシル基、エイコシル基、並びにテトラコシル基等;
炭素数が8〜24(好ましくは8〜20、さらに好ましくは10〜18)のアルケニル基としては、オクテニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、オクタデセニル基、オレイル基、およびガドレイル基等;
炭素数8〜24(好ましくは8〜20、さらに好ましくは10〜18)のアシル基を有し、かつ炭素数1〜6(好ましくは1〜4、さらに好ましくは1〜2)のアルキル基を有するアシロキシアルキル基としては、ラウロイロキシエチル基、ラウロイロキシプロピル基、ステアロイロキシエチル基、ステアロイロキシプロピル基、オレオイロキシエチル基、オレオイロキシプロピル基等;
炭素数8〜24(好ましくは12〜20、さらに好ましくは14〜20、特に好ましくは16〜20)のアシル基を有し、かつ炭素数1〜6(好ましくは1〜4、さらに好ましくは1〜2)のアルキル基を有するアシルアミノアルキル基としては、ラウラミドエチル基、ラウラミドプロピル基、ステアラミドエチル基、ステアラミドプロピル基等;
炭素数8〜24のアリールアルキル基としては、アルキル基の炭素数が2〜18のもの、例えば6−フェニルヘキシル基、7−フェニルヘプチル基、8−フェニルオクチル基、10−フェニルデシル基、12−フェニルドデシル基等;が挙げられる。
これらのうち、香料の可溶化能の観点から好ましいものは炭素数8〜20のアルキル基およびアルケニル基であり、特に、炭素数10〜18のアルキル基およびアルケニル基である。
1およびA2の炭素数3〜4のアルキレン基としては、1,2−プロピレン基、1,2−ブチレン基、2,3−ブチレン基および1,4−ブチレン基があげられ、これらのうち好ましいのは1,2−プロピレン基である。
(A1O)qおよび(A2O)sにおいて、A1とA2は同一でも異なっていてもよい。また[(C24O)p・(A1O)q]の付加形式は、ランダム付加またはブロック付加のいずれでもよいが、好ましいのはブロック付加である。
pは平均が0〜4、好ましくは0〜3、さらに好ましくは1〜3となる0または1以上の整数である。qは平均が1〜3となる0または1以上の整数であり、好ましくは1または2である。
rは平均が1〜80となる0または1以上の整数であり、好ましくは2〜70、さらに好ましくは3〜40、特に好ましくは3〜20の整数である。80を超えると十分な可溶化能が得られにくい。
sは平均が0〜10となる0または1以上の整数であり、好ましくは0〜8、さらに好ましくは1〜4である。
(p+q+r+s)は通常、平均が3〜81、好ましくは3〜71、さらに好ましくは3〜41の整数である。81を超えると十分な可溶化能が得られにくい。また、3未満であっても可溶化能が乏しくなる。
また、(p+r)/(p+q+r+s)は平均で0.5以上、好ましくは可溶化能の観点から0.7〜0.99である。0.5未満では可溶化能が低くなる。
(A)の重量平均分子量(Mw)は、通常261〜5,000、好ましくは300〜1,200である。261〜5,000であると可溶化能の観点から好ましい。(分子量の測定はGPCによるものである。以下も同様。)
(A)のうち好ましいのは、脂肪族系アルコール(a1)にアルキレンオキサイド(b1)を付加して直接製造され、下記(i)および(ii)を満たす非イオン性界面活性剤(A1)である。
(i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比:Mw/Mnが下記関係式(2)または(3)を満たす。
Mw/Mn≦0.030Ln(v)+1.010 (但し、v<10の場合に適用)(2)
Mw/Mn≦−0.026Ln(v)+1.139(但し、v≧10の場合に適用)(3)
但し、vは脂肪族系アルコール(a1)1モル当たりに付加したアルキレンオキサイド(b1)の平均付加モル数を示す。
(ii)下記式(4)から求められる分布定数cが1.0以下である。但し、本項はvが12までの場合のみ適用する。
c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (4)
{但し、vは式(2)または(3)に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコール(a1)のモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコール(a1)のモル数を示す。}
上記式(2)または(3)で、Ln(v)はvの自然対数を意味し、vは脂肪族系アルコール1モル当たりに付加したアルキレンオキサイド(以下、AOと略記する)の平均付加モル数を表し、前記一般式(1)での各AOの付加モル数であるp、q、rおよびsの合計の平均に相当する。
関係式(2)または(3)を満たす場合、すなわち分子量分布が狭くなるとさらに充分な可溶化能が得られる。
また、Mw/Mnは下記関係式(2’)または(3’)を満たすことがより好ましい。
Mw/Mn≦0.030×Ln(v)+1.000 (2')
(但し、v<10の場合に適用)
Mw/Mn≦−0.026×Ln(v)+1.129 (3')
(但し、v≧10の場合に適用)
cは、下記Weibullの分布則の式(4)から導き出される関係式(5)から求めることができる。cはさらに好ましくは0.9以下、とくに好ましくは0.8以下である。関係式(4)において、分布定数cの値が小さい、すなわち未反応の脂肪族系アルコールの含有量が少ないほど分子量分布が狭いことを意味する。 なお、この式は、未反応の脂肪族系アルコールの量が検出限界(ガスクロマトグラフィーによる測定における検出眼科医=0.001質量%)以上の場合に適用される式であり、AOの平均付加モル数が12モルまで適用可能である。
v=c×Ln(n00/n0)−(c−1)×(1−n0/n00) (4)
c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (5)
これらの式で、Ln(n00/n0)は(n00/n0)の自然対数を意味し、vは上記に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコールのモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコールのモル数を表す。
本発明の第2発明において使用される非イオン性界面活性剤(A2)は、一般式(5)で示される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤であって、脂肪族系アルコール(a1)にエチレンオキサイド(b2)を付加して直接製造され、下記(i)および(ii)を満たす非イオン性界面活性剤である。
2O−(C24O)t−H (5)
式中、R2は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、tは平均が3〜80となる整数である。
(i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比:Mw/Mnが下記関係式(6)または(7)を満たす。
Mw/Mn≦0.020Ln(v)+1.010 (但し、v<10)(6)
Mw/Mn≦−0.026Ln(v)+1.116(但し、v≧10)(7)
但し、vは脂肪族系アルコール(a1)1モル当たりに付加したAO(b2)の平均付加モル数を示す。Ln(v)はvの自然対数を意味する。
(ii)Weibullの分布則から導かれる下記式(4)から求められる分布定数cが1.0以下である。(但し、本項はvが12までの場合のみ適用する。)
c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (4)
但し、vは上記に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコール(a1)のモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコール(a1)のモル数を示す。Ln(n00/n0)は(n00/n0)の自然対数を意味する。
一般式(5)において、R2は前述のR1と同様の基が例示され、好ましいものも同様である。tは平均が3〜80となる整数であり、好ましくは3〜40の整数である。80を超えると、または3未満では十分な可溶化能が得られない。
(A2)の重量平均分子量(Mw)は、通常250〜5,000、好ましくは270〜1,200である。250〜5,000であると可溶化能の観点から好ましい。
(A)、(A1)および(A2)は、公知の方法で製造できる。例えば、R1−OHで表されるアルコール類に触媒の存在下で、AOを80〜200℃で付加反応させることにより製造できる。
本発明における(A1)または(A2)は特開2001−011489号公報記載の方法に従って製造できる。
すなわち、前記のWeibullの分布則から導かれる式(4)から求められる分布定数cが1.0以下となるAO1〜2.5モル付加物を与える触媒(c1)の存在下、前記脂肪族系アルコール(a)にAO(b1)を平均1〜2.5モル付加させ、該1〜2.5モル付加物に、さらにアルカリ触媒(f)の存在下でAO(b2)を付加反応させて2.5モルを超えるAO付加モル数の(A1)または(A2)が製造できる。
上記AO(b1)および(b2)としては、炭素数2以上のAOが挙げられる。具体例としては、エチレンオキシド(以下、EOと略記する)、1,2−プロピレンオキサイド(以下、POと略記する)、1,3−プロピレンオキサイド、1,2−ブチレンオキサイド、1,4−ブチレンオキサイドなどが挙げられ、2種以上を併用してもよい。2種以上用いる場合は、ブロック付加でもランダム付加でもよいが、好ましくはブロック付加である。これらのうちで好ましくは、EOおよび/またはPOである。
触媒(c1)としては、得られるAO付加物の分布定数cが1.0以下となるものを用いる。
(c1)の具体例としては、過ハロゲン酸もしくはその塩、硫酸もしくはその塩、燐酸もしくはその塩、および硝酸もしくはその塩が挙げられる。塩を形成する場合の金属は、特に限定されるものではないが、アルカリ金属以外のものが好ましく、2価または3価の金属が好ましい。
これら金属として好ましくは、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Co、Ni、Cu、Alであり、より好ましくは、Mg、Zn、Ca、Sr、Ba、Alであり、特に好ましくは、Mg、Zn、Alである。過ハロゲン酸(塩)のハロゲンとしては塩素、臭素、沃素が挙げられ、塩素が好ましい。
したがって、(c1)としては、2価もしくは3価の金属の過塩素酸塩が好ましく、Mg、ZnおよびAlから選ばれる金属の過塩素酸塩がさらに好ましい。また、(c1)に2価もしくは3価の金属アルコラートを併用してもよい。金属アルコラートのアルキル基としては、アルコールとして留去し易い低級(炭素数1〜4)アルキル基、または原料脂肪族系アルコールと同一組成のアルキル基が挙げられる。これらの触媒は1種でもよいが、2種以上の触媒〔たとえば、過塩素酸マグネシウム/硫酸マグネシウム7水塩=95/5〜50/50、過塩素酸マグネシウム/過塩素酸アルミニウム=99/1〜30/70(いずれも重量比)〕を併用した方が好ましい。
触媒(c1)の使用量としては、反応速度と経済性の点から、(a)と(b1)の合計100質量部当たり、0.001〜1質量部が好ましい。さらに好ましくは0.003〜0.8質量部、特に好ましくは0.005〜0.5質量部である。
AO(b2)を付加させる際に用いる触媒は、アルカリ触媒(c2)である。アルカリ触媒(c2)としては、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、たとえば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどが挙げられるが、より好ましくは水酸化カリウム、水酸化セシウムである。
触媒(c2)の使用量としては、反応速度と経済性の点から、(a)と(b1)と(b2)の合計100質量部当たり、0.0001〜1質量部が好ましい。さらに好ましくは0.001〜0.8質量部である。
(a)と(b1)を反応させる場合の反応条件としては、(a)と(c1)を混合し、窒素置換を行った後、−0.8〜5kgf/cm2Gで、80〜200℃で(b1)を導入し、所定量の(b1)を投入後、80〜200℃で反応系内の圧力が平衡になるまで熟成を行う方法などが挙げられる。このようにして得られたAO付加物に、アルカリ触媒(c2)を添加し、AO(b2)を、上記と同様の方法で反応することで、2.5モルを超えるAO付加モル数の(A1)または(A2)が製造できる。
本発明の可溶化剤において、非イオン性界面活性剤(A)または(A2)とともに使用される成分(B)は、ヒドロキシル基を有する油脂のAO付加物(B1)および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のEO付加物(B2)である。
(B1)は、分子中に少なくとも1個のヒドロキシル基を有する油脂のAO付加物である。ヒドロキシル基を有する油脂としては、炭素数8〜24の脂肪酸モノおよびジグリセライド、炭素数8〜24のヒドロキシ脂肪酸トリグリセライド(ヒマシ油および硬化ヒマシ油など)が挙げられる。これらのうち好ましいのは炭素数8〜24のヒドロキシ脂肪酸トリグリセライド、さらに好ましいのはヒマシ油または硬化ヒマシ油である。AOとしては、EO、PO、1,2−ブチレンオキサイドなどが挙げられ、2種以上を併用する場合の付加形式はブロックでもランダムでもよい。これらのうち好ましいのはEOであり、付加モル数は通常10〜100モル、好ましくは15〜80モル、さらに好ましくは20〜60モルである。
(B2)は、多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のEO付加物であって、多価アルコールおよびその分子内脱水物としては以下のものが挙げられる。
(1)2価アルコール:
アルカンジオール(炭素数2〜8のアルカンジオール:エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールおよびネオペンチルグリコールなど)、脂環式ジオール(炭素数6〜15のジオール:シクロヘキサン−1,2−、1,3−および1,4−ジオール、シクロペンタン−1,2−および1,3−ジオール並びに水素添加ビスフェノールAなど)、分子中にエーテル基を1個有するジオール(ジエチレングリコールおよびジプロピレングリコールなど)並びにこれらの混合物が挙げられる。
(2)3〜9価アルコール:
3〜9価の脂肪族多価アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなど)、糖類(キシリトール、ソルビトールおよびシュークロースなど)、
(3)多価アルコールの分子内脱水物:
ジペンタエリスリトール、ポリグリセリン(ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン)、および糖類の分子内脱水物(ソルビタン、ソルバイドなど)、これらのうちで好ましいのは分子内脱水物、特に糖類の分子内脱水物、とりわけソルビタンである。
多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物を構成する脂肪酸としては、炭素数8〜24の脂肪族飽和もしくは不飽和脂肪酸、例えばラウリン酸、パルミチン酸およびステアリン酸などの飽和脂肪酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸などが挙げられる。
エステル化物にはモノエステル、ジエステル、トリエステル、4個以上のエステル、およびこれらの混合物が挙げられるが、好ましいのはモノエステルまたはトリエステルを主成分とした混合物である。エステル化物の具体例としては、ソルビタンラウリン酸モノエステル、 ソルビタンパルミチン酸モノエステル、ソルビタンステアリン酸モノエステル、ソルビタンオレイン酸モノエステル、ソルビタンステアリン酸トリエステルおよびソルビタンオレイン酸トリエステルなどが挙げられる。
本発明における(B2)は、上記エステル化物に残存する水酸基へのEO付加物である。EOの付加モル数は通常5〜100モル、可溶化能の観点から好ましくは10〜50モル、さらに好ましくは10〜30モルである。
(B2)の具体例としては、ソルビタンラウリン酸モノエステルのEO付加物(10〜30モル)、 ソルビタンパルミチン酸モノエステルEO付加物(10〜30モル)、ソルビタンステアリン酸モノエステルEO付加物(10〜30モル)、ソルビタンオレイン酸モノエステルEO付加物(10〜30モル)、ソルビタンステアリン酸トリエステルEO付加物(10〜30モル)およびソルビタンオレイン酸トリエステルEO付加物(10〜30モル)などが挙げられる。
本発明の第1発明における可溶化剤において、(A)と(B)の質量割合は、(A)と(B)の合計質量に基づいて、可溶化能の観点から(A)が10〜90質量%、好ましくは30〜90%(以下、特に限定しない限り%は質量%を表す。)、さらに好ましくは40〜90%、(B)が90〜10%、好ましくは70〜10、さらに好ましくは60〜10%である。
本発明の第2発明における可溶化剤において、(A2)と(B)の質量割合は、上記(A)と(B)の割合と同様である。
第1発明における可溶化剤において、(A)[好ましくは(A1)]と(A2)を併用してもよく、その場合の(A)と(A2)の合計は上記(A)の割合の範囲内である。
また、併用の場合の(A)[好ましくは(A1)]と(A2)の質量比(A)/(A2)は特に限定されないが、好ましくは90〜10/10〜90である。
また、(A)のうちの2種以上、または(A1)のうちの2種以上を併用してもよく、好ましいのは(A1)のうちの2種以上の併用である(併用の割合は特に限定されない)。
(B)は、(B1)および/または(B2)を含有するが、(B1)と(B2)を併用する場合の(B1)/(B2)の質量比は特に限定されないが、好ましくは90〜10/10〜90である。
本発明の可溶化剤は、さらに他の非イオン性界面活性剤(C)および/または両性界面活性剤(D)を含有してもよい。
(C)としては、(A)および(A1)以外のアルコールAO付加物、脂肪酸(炭素数8〜18)EO(付加モル数1〜60)付加物;ポリプロピレングリコール(分子量200〜4000)EO(付加モル数1〜100)付加物;ポリオキシエチレン(付加モル数3〜60)アルキル(炭素数6〜20)アリルエーテル;ポリオキシエチレン(付加モル数1〜100)アルキル(炭素数8〜24)アミン;グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート等の多価(2〜8価またはそれ以上)アルコール(炭素数2〜30)の脂肪酸(炭素数8〜24)エステル;ラウリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド;並びにラウリルジメチルアミンオキサイド;が挙げられる。
(A)および(A1)以外のアルコールAO付加物のうち好ましいのは、下記一般式(8)で表される非イオン性界面活性剤(C1)であり、(C1)は(A2)における(i)または(ii)を満たさないものである。
3O(C24O)u−H (8)
式中、R3は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、uは平均が4〜100となる0または1以上の整数である。
3の具体例および好ましいものは、R1で挙げたものと同様であり、可溶化能の観点から好ましいものは炭素数8〜20のアルキル基およびアルケニル基であり、特に、炭素数10〜18のアルキル基およびアルケニル基である。また、uは好ましくは4〜50、さらに好ましくは4〜20である。
両性界面活性剤(D)としては、ベタイン型両性界面活性剤[ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウロイルアミドエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルベタインヒドロキシプロピルリン酸ナトリウム等]、アミノ酸型両性界面活性剤[β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムシンなど]が挙げられる。
本発明の可溶化剤はさらに必要により以下のアニオン性界面活性剤(E)を含有することができる。
炭素数8〜24の炭化水素基を有するエーテルカルボン酸またはその塩[(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルエーテル酢酸ナトリウムなど]、炭素数8〜24のの炭化水素基を有するリン酸エステル塩[ラウリルリン酸ナトリウム、(ポリ)オキシエチレン(重合度=1〜100)ラウリルエーテルリン酸ナトリウムなど]、脂肪酸塩[ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミンなど]、アシル化アミノ酸塩[ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸ザルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウムなど]。
(C)、(D)および/または(E)を含有する場合の、これらの含有量は、(A)〜(E)の合計質量に基づいて、(C)は、通常0〜40%、好ましくは5〜30%、さらに好ましくは5〜20%、(D)は通常0〜30%、好ましくは0〜20%、さらに好ましくは0〜10%、(E)は通常0〜30%、好ましくは0〜20%、さらに好ましくは1〜15%である。また、(C)、(D)および(E)の合計の含有量は、(A)〜(E)の合計質量に基づいて、通常0〜60%、好ましくは5〜50%、さらに好ましくは5〜40%である。上記の含有量の範囲であれば、可溶化能の観点から好ましい。
本発明の可溶化剤はさらに水を含有してもよい。水の含有量は、可溶化剤全質量に基づいて、通常0〜30%、好ましくは0〜20%、さらに好ましくは0〜10%である。
本発明の可溶化剤は、各原料成分を配合することにより調整することができる。
配合においては必要により加熱(通常30〜80℃)して溶解し、撹拌混合してもよい。本発明の可溶化剤は、通常は液状または固状であり、固状の場合の融点は通常30〜80℃である。
本発明のゲル状芳香剤は、上記の可溶化剤、ゲル化剤(F)並びに香料(G)を必須成分とする。
ゲル化剤(F)としては、天然高分子としてゼラチン、寒天、コラーゲン、およびカラギーナン(特開昭54−135229号公報記載のものなど)など、合成高分子としてα−オレフィン/無水マレイン酸共重合物のアンモニア変性物(特開2000−192011号公報記載のもの)、ポリカルボン酸アルカリ金属塩(ポリアクリル酸ナトリウムなど)、およびEO/POブロック共重合体(特公昭60−29291号公報記載のもの)など、天然高分子と合成高分子の反応物(特開2000−192011号公報記載のもの、日本特許第2616960号記載のものなど)、並びにこれらの併用が挙げられる。
香料(G)としては、天然香料、合成香料および調合香料が挙げられる。これらの香料は、本発明のゲル状芳香剤において消臭効果および/または芳香効果を有する。
天然香料としては、じゃ香などの動物性香料;アビエス油、アジョクン油、アルモンド油、アンゲリカルート油、ページル油、ペルガモット油、パーチ油、ボアバローズ油、カヤブチ油、ガナンガ油、カプシカム油、キャラウエー油、カルダモン油、カシア油、セロリー油、シンナモン油、シトロネラ油、コニャック油、コリアンダー油、キュペブ油、クミン油、樟脳油、ジル油、エストゴラン油、ユーカリ油、フェンネル油、ガーリック油、ジンジャー油、グレープフルーツ油、ホップ油、ジュニパーペリー油、ローレルリーフ油、レモン油、レモングラス油、ロページ油、メース油、ナツメグ油、マンダリン油、タンゼリン油、カラシ油、はつか油、燈花油、オレンジ油、セイジ油、スターアニス油、テレピン油およびウォームウッド油などの植物性香料が挙げられる。
合成香料としては、ピネン、リモネン、オシメン、グアイエンなどの炭化水素類;リナロール、ゲラニオール、シトロネロール、メントール、ボルネオール、ベンジルアルコール、アニスアルコール、α−フェニルエチルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、ロジノール、アンブリノール、1−オクタノール、3−オクタノール、9−デセノール、1−ウンデセノール、ジヒドロカルベオール、プレノール、エチルリナロール、3−ヘプタノール、ベンジルオイゲノール、2−エチルヘキサノール、3−ヘキセノール、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセン−1−メタノール、P−イソプロピルシクロヘキセンメタノール、1−ノナノール、2−ノナノール、P-イソプロピルシクロヘキサノール、2−メチル−3−ブテン−2−オール、2−ヘキセノール、1−ノネン−3−オール、トオクテン−3−オール、3−メチル−1−ベンタノール、3,4,5,6,6−ペンタメチル−2−ヘプタノールなどのアルコール類;アネトール、オイゲノールなどのフェノール類;n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチルアルデヒド、n−ノニルアルデヒド、ノナジエナール、シトラール、シトロネラール、ベンズアルデヒド、シンナミックアルデヒド、ヘリオトロピン、ワニリン、2−ドデセナール、2,5,6−トリメチル−4−ヘプタナール、トリメチルウンデセナール、2−デセナール、P−トリルアルデヒド、アセトアルデヒドジエチルアセタール、n−オクタナール、n−デカナール、P−イソプロピルフェニルアセトアルデヒド、オクタナールジメチルアセタール、n−ノナナール、ウンデカナール、10−ウンデセナール、フェニルプロピオンアルデヒド、3−ヘキセナール2−ウンデセナール、P−メチルヒドラトロパアルデヒドなどのアルデヒド類;メチルアミルケトン、メチルノニルケトン、ジアセチル、アセチルプロピオニル、アセチルブチリル、カルボン、メントン、樟脳、アセトフェノン、p−メチルアセトフェノン、イオノン、ジヒドロカルボン、2−ウンデカノンなどのケトン類;アミルブチロラクトン、メチルフェニルグリシド酸エチル、γ−ノニルラクトン、クマリン、シネオール、ジャスミンラクトン、メチルr−デカラクトン、2,2,6−トリメチル−6−ビニルテトラヒドロピラン、5−イソプロペロル−2−メチル−2−ビニルテトラヒドロフランなどのラクトン又はオキシド類;メチルフォーメート、イソプロピルフォーメート、リナリールフォーメート、エチルアセテート、オクチルアセテート、メンチルアセテート、ベンジルアセテート、シンナミルアセテート、プロピオン酸ブチル、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピル、イソ吉草酸グラニル、カプロン酸アリル、ヘプチル酸ブチル、カプリル酸オクチル、ヘプチンカルボン酸メチル、ペラハゴン酸エチル、オクチンカルボン酸メチル、カプリン酸イソアシル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸エチル、安息香酸エチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸ブチル、桂皮酸メチル、桂皮酸シンナミル、サルチル酸メチル、アニス酸エチル、アンスラニル酸メチル、エチルピルベート、エチルα−ブチルブチレート、酢酸デシル、ギ酸プロピルなどのエステル類などが挙げられる。
香料は一種類のみでもよいし、二種類以上を配合した配合香料でもよい。
本発明のゲル状芳香剤は、さらに必要に応じて親水性有機溶媒、その他の添加剤および水からなる群から選ばれる1種以上を含有してもよい。
必要により使用できる親水性有機溶媒としては、炭素数2〜5の多価アルコール(2価アルコール:エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールおよびジプロピレングリコールなど、3価アルコール:グリセリンなど)、炭素数2〜6の1価アルコール(エタノール、イソプロパノールおよびブタノールなど)、炭素数3〜20のグリコールエーテル(モノアルキルエーテル:ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、エチレングリコールモノブチルエーテルおよびエチレングリコールモノフェニルエーテルなど、ジアルキルエーテル:エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピルメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテルおよびジプロピレングリコールn−プロピルメチルエーテルなど)、窒素原子含有親水性溶媒(N−メチルピロリドン、N−エチルピロリドン、2−ピロリドン、N−メチルホルムアミドおよびN,N−ジメチルホルムアミドなど)、ラクトン系親水性溶媒(プロピオラクトンおよびブチロラクトンなど)、ケトン系親水性溶媒(メチルエチルケトン、シクロヘキサノンおよびジアセトンアルコールなど)、環状エーテル系親水性溶媒(テトラヒドロフランおよびテトラヒドロピランなど)、エステル系親水性溶媒(酢酸エチル、乳酸エチル、乳酸ブチルおよびアセト酢酸エチルなど)から選ばれる1種または2種以上を使用することができる。好ましくは炭素数2〜5の多価アルコール、炭素数2〜6の1価アルコールまたは炭素数3〜20のグリコールエーテルである。また、2種以上を併用する場合の比率は特に限定されない。
その他の添加剤としては、アルカリ剤[トリエタノールアミン、モノエタノールアミンなど]、キレート剤[EDTA,NTAなど]、抗菌剤[イソチアゾリン系(2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンなど)、イミダゾール系(チアベンダゾールなど)、カーバニリド系抗菌剤(トリクロロカルバニリドなど)、トリアジン系(デブコナゾールなど)、天然系(ヒノキチオールなど)およびビグアナイド系(ポリヘキサメチレンビグアナイドなど)]、着色剤[無機系顔料(群青、紺青およびコバルトバイオレットなど)、有機系顔料(赤色201号、赤色405号、青色1号、黄色4号および緑色3号など)および天然色素(クロロフィルおよびβ−カロチンなど)]、消泡剤[シリコーン系消泡剤,ポリオキシアルキレン系消泡剤,鉱物油系消泡剤など]、および水増粘性ポリマー[セルロース誘導体(メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなど)、ポリビニルアルコールなど]が挙げられる。
本発明の芳香剤における、可溶化剤(水以外の成分)、ゲル化剤(F)および香料(G)、並びに必要により含有できる親水性有機溶媒、その他の添加剤および/または水の含有量は、芳香剤の全質量に基づいて以下の含有量である。
可溶化剤(水以外の成分)は、通常0.5〜40%、好ましくは1〜30%、さらに好ましくは1〜20%、特に好ましくは2〜10%である。
ゲル化剤(F)は、通常0.5〜30%、好ましくは1〜20%、さらに好ましくは1〜15%、特に好ましくは2〜10%である。
香料(G)は、通常0.1〜20%、好ましくは0.5〜15%、さらに好ましくは0.8〜10%、特に好ましくは1〜8%である。
親水性有機溶媒は、通常0〜30%、好ましくは1〜20%、さらに好ましくは1〜15%、特に好ましくは1〜10%である。
その他の添加剤は合計で、通常0〜30%、好ましくは1〜20%、さらに好ましくは1〜15%、特に好ましくは1〜10%である。
水は、通常0〜99%、好ましくは10〜97%、さらに好ましくは20〜97%であり、可溶化剤中に水を含有する場合はその水も含まれる。
また、芳香剤における、香料(G)と可溶化剤(水以外の成分)の質量比、香料G)/可溶化剤は、通常1/5〜5/1、好ましくは1/3〜3/1である。
本発明のゲル状芳香剤は上記の成分を配合することにより製造することができる。
好ましい配合方法は、予め、香料(G)および可溶化剤並びに必要により親水性有機溶媒からなる香料溶液を調整しておき、さらにゲル化剤(F)を水に溶解させたゲル化剤溶液も調整しておいて、これらの香料溶液とゲル化剤用液と水とを配合する方法である。この配合方法にすることにより透明均一な溶液を得やすい。その後、容器中で、0℃〜40℃で数時間〜数日静置することによりゲル状となり、本発明のゲル状芳香剤が得られる。
本発明のゲル状芳香剤は特に部屋、トイレまたは車用の芳香剤として好適である。
また、本発明の可溶化剤は、香料のみでなく、さらに他の油性成分、例えば化粧品原料(各種の植物性油脂および動物性油脂など)および医薬原料などの可溶化剤としても使用できる。さらに本発明の可溶化剤は、液状またはペースト状芳香剤などの可溶化剤としても使用できる。
<実施例>
以下、実施例および製造例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
<(A1)および(A2)の製造>
製造例1[(A1−1);トリデシルアルコール−(EO)2モル−(PO)2モル−(EO)8モル付加物の製造]
撹拌および温度調節機能の付いたステンレス製オートクレーブに、トリデシルアルコール200部(1モル)、過塩素酸マグネシウム0.05部と硫酸バリウム0.02部を投入し、混合系内を窒素で置換した後、減圧下(1〜5mmHg)、130℃にて1時間脱水を行った。次いでEO88部(2モル)を150℃にて、ゲージ圧が1〜3kgf/cm2となるように導入した。得られた付加物の分布定数cは0.38、未反応アルコール量は1.7%であった。この付加物に水酸化カリウム1.3部を追加し、PO116部(2モル)、EO352部(8モル)の順に130℃にて、ゲージ圧が1〜3kgf/cm2となるように導入した。反応物に「キョーワード600(協和化学工業株式会社製)」を3部投入し、90℃にて触媒を吸着処理後、ろ過により非イオン性界面活性剤(A1−1)を得た。(A1−1)の分子量分布と未反応トリデシルアルコール量をGPCおよびGCにより測定した結果、Mw/Mnは1.070[一般式(3)の右辺の値は1.074]、未反応トリデシルアルコールは検出されなかった
製造例2[(A1−2);トリデシルアルコール−(EO)2モル−(PO)2モル−(EO)10モル付加物の製造]
EO352部の代わりにEO440部(10モル)を使用したこと以外は製造例1と同様にして非イオン性界面活性剤(A1−2)を得た。
(A1−2)のMw/Mnは1.069[一般式(3)の右辺の値は1.070]、未反応トリデシルアルコールは検出されなかった
製造例3[(A2−1);トリデシルアルコール−(EO)20モル付加物の製造]
製造例1同様にしてトリデシルアルコールEO2モル付加物を製造した後、水酸化カリウム0.3部を追加し、EO792部(18モル)を150℃にてゲージ圧が1〜3kgf/cm2となるように導入した。反応物に「キョーワード600(協和化学工業株式会社製)」を3部投入し、90℃にて触媒を吸着処理後、ろ過により非イオン性界面活性剤(A2−1)を得た。(A2−1)のMw/Mnは1.059[一般式(3)の右辺の値は1.061]、未反応トリデシルアルコールは検出されなかった
<(B1)の製造>
製造例4[(B1−1);硬化ヒマシ油−(EO)40モル付加物の製造]
製造例1と同様の容器に硬化ヒマシ油(水酸基価:140)465部と水酸化カリウム2.5部を仕込み、窒素置換後密閉し、160℃に昇温した。撹拌下にEO880部を4時間かけて滴下し、160℃で3時間熟成し、硬化ヒマシ油−(EO)40モル付加物(B1−1)を得た。
製造例5[(B1−2);硬化ヒマシ油−(EO)60モル付加物の製造]
EOの仕込み量を1,320部としたこと以外は製造例4と同様にして、硬化ヒマシ油−(EO)60モル付加物(B1−2)を得た。
上記製造例で製造された(A1−1)、(A1−2)、(A2−1)、(B1−1)および(B1−2)、並びにソルビタンオレイン酸モノエステルEO(20モル)付加物(B2−1)を使用して、表1記載の量(部)を混合し、可溶化剤を調整した。
得られた可溶化剤を用いて以下の方法でゲル状芳香剤を作製し、可溶化能を評価した。
〔ゲル化剤溶液の調整〕
ゲル化剤溶液−1(ゼラチン溶液);
1Lビーカーに「ゼラチンSE−1」(アルカリ処理ゼラチン;ニッピゼラチン工業社製)50gとイオン交換水950gを加え、60〜70℃に加温して攪拌し均一に溶解した。
ゲル化剤溶液−2(イソブチレン/無水マレイン酸共重合物のアンモニア変性物溶液);
200mLビーカーに「イソバン−04」(イソブチレン/無水マレイン酸共重合物;分子量6×104;クラレ社製)10gにイオン交換水84gとアンモニア水溶液(アンモニア含有量;29%)6gとを加え室温下で攪拌して1時間で均一に溶解した。アンモニア中和率80%の均一に溶解したイソバン−04の水溶液を得た。
〔香料液の調整〕
(香料液1)
200mLビーカーに下記のいずれかの香料50gにエタノール30g、プロピレングリコール20g及び可溶化剤75gを加え攪拌し均一に溶解した。
香料a;ラベンダー系
香料b;柑橘系
香料c;フローラル系
(香料液2)
200mLビーカーに下記のいずれかの香料50gに3−メチル−3−メトキシブタノール50g及び可溶化剤75gを加え攪拌し均一に溶解した。
香料a;ラベンダー系
香料b;柑橘系
香料c;フローラル系
〔ゲル状芳香剤の作製〕
香料液1もしくは香料液2を7g、ゲル化剤溶液−1を70g、ゲル化剤溶液−2を7g、及びイオン交換水を16gを加えて均一で透明な水溶液を調製した。このようにして得られた溶液をガラス製の瓶に入れて、室温で一日放置して、均一で透明な水系ゲルを得た。
<芳香剤の経日安定性試験>
上記で作製したゲル状芳香剤を、それぞれ5℃、25℃、40℃の恒温槽中で静置し、一ヶ月後のゲルの外観を目視判定し、次のように評価した。結果を表1に示す。なお、表中、例えば、香料液1−aは香料aを用いた香料液1を表し、香料液2−aは香料aを用いた香料液2を表す。
◎;無色透明
○;わずかに青み
△;半透明
×;白濁色
<ゲル状芳香剤の凍結安定性試験>
上記で作製した芳香剤を−20℃で16時間凍結させた後、常温で8時間放置することによって解凍し、常温まで温度を復元させたときのゲルの外観を目視判定し、次のように評価した。結果を表1に示す。
◎;無色透明
○;わずかに青み
△;半透明
×;白濁色
Figure 2006068668
表1から分かるように、本発明の可溶化剤を用いたゲル状芳香剤は経日安定性および凍結安定性に優れている。
本発明の可溶化剤を用いた芳香剤は特に部屋、トイレまたは車用の芳香剤として好適である。

Claims (7)

  1. 下記一般式(1)で表される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤(A)並びにヒドロキシル基を有する油脂のアルキレンオキサイド付加物および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド付加物(B)を含有する可溶化剤。
    1O−[(C24O)p・(A1O)q]-(C24O)r-(A2O)s−H (1)
    [式中、R1は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、A1およびA2は炭素数3または4のアルキレン基、pは平均が0〜4となる0または1以上の整数、qは平均が1〜3となる0または1以上の整数、rは平均が1〜80となる0または1以上の整数、sは平均が0〜10となる0または1以上の整数であり、(p+q+r+s)は平均が3〜81となる整数であり、(p+r)/(p+q+r+s)は平均0.5以上である。
    [(C24O)p・(A1O)q]は、p≠0でq≠0のときランダム付加またはブロック付加を示す。]
  2. (A)が脂肪族系アルコール(a1)にアルキレンオキサイド(b1)を付加して直接製造され、下記(i)および(ii)を満たすノニオン性界面活性剤(A1)である請求項1記載の可溶化剤。
    (i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比:Mw/Mnが下記関係式(2)または(3)を満たす。
    Mw/Mn≦0.030Ln(v)+1.010 (但し、v<10) (2)
    Mw/Mn≦−0.026Ln(v)+1.139(但し、v≧10) (3)
    {但し、vは脂肪族系アルコール(a1)1モル当たりに付加したアルキレンオキサイド(b1)の平均付加モル数を示す。Ln(v)はvの自然対数を意味する。}
    (ii)Weibullの分布則から導かれる下記式(4)から求められる分布定数cが1.0以下である。(但し、本項はvが12までの場合のみ適用する。)
    c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (4)
    {但し、vは式(2)または(3)に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコール(a1)のモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコール(a1)のモル数を示す。Ln(n00/n0)は(n00/n0)の自然対数を意味する。}
  3. 一般式(5)で示される化合物の2種以上の混合物からなる非イオン性界面活性剤であって、脂肪族系アルコール(a1)にエチレンオキサイド(b2)を付加して直接製造され、下記(i)および(ii)を満たす非イオン性界面活性剤(A2)、並びにヒドロキシル基を有する油脂のアルキレンオキサイド付加物および/または多価アルコールもしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド付加物(B)を含有する可溶化剤。
    2O−(C24O)t−H (5)
    [式中、R2は炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数8〜24のアシル基と炭素数1〜6のアルキル基を有するアシロキシアルキル基もしくはアシルアミノアルキル基、または炭素数8〜24のアリールアルキル基、tは平均が3〜80となる整数である。]
    (i)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比:Mw/Mnが下記関係式(6)または(7)を満たす。
    Mw/Mn≦0.020Ln(v)+1.010 (但し、v<10) (6)
    Mw/Mn≦−0.026Ln(v)+1.116(但し、v≧10) (7)
    {但し、vは脂肪族系アルコール(a1)1モル当たりに付加したエチレンオキサイド(b2)の平均付加モル数を示す。Ln(v)はvの自然対数を意味する。}
    (ii)Weibullの分布則から導かれる下記式(4)から求められる分布定数cが1.0以下である。(但し、本項はvが12までの場合のみ適用する。)
    c=(v+n0/n00−1)/[Ln(n00/n0)+n0/n00−1] (4)
    {但し、vは上記に同じ、n00は反応に用いた脂肪族系アルコール(a1)のモル数、n0は未反応の脂肪族系アルコール(a1)のモル数を示す。Ln(n00/n0)は(n00/n0)の自然対数を意味する。}
  4. (B)がヒマシ油もしくは硬化ヒマシ油のエチレンオキサイド10〜100モル付加物および/または糖類もしくはその分子内脱水物の脂肪酸エステル化物のエチレンオキサイド5〜100モル付加物である請求項1〜3のいずれか記載の可溶化剤。
  5. (A)および(B)の合計質量に基づいて、(A)を10〜90質量%および(B)を90〜10質量%含有する請求項1〜4のいずれか記載の可溶化剤。
  6. さらに他の非イオン性界面活性剤(C)および/または両性界面活性剤(D)を含有してなる請求項1〜5のいずれか記載の可溶化剤。
  7. 請求項1〜6のいずれか記載の可溶化剤、ゲル化剤(F)および香料(G)を必須成分としてなる、部屋、トイレまたは車用のゲル状芳香剤。
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