JP2006062417A - 無段変速機を搭載した車両の制御装置 - Google Patents

無段変速機を搭載した車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006062417A
JP2006062417A JP2004244395A JP2004244395A JP2006062417A JP 2006062417 A JP2006062417 A JP 2006062417A JP 2004244395 A JP2004244395 A JP 2004244395A JP 2004244395 A JP2004244395 A JP 2004244395A JP 2006062417 A JP2006062417 A JP 2006062417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
shift
control
continuously variable
variable transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004244395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4449651B2 (ja
Inventor
Yoshio Ito
良雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004244395A priority Critical patent/JP4449651B2/ja
Publication of JP2006062417A publication Critical patent/JP2006062417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4449651B2 publication Critical patent/JP4449651B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】 無段変速機における変速制御の所要時間が、全体として長くなることを抑制することの可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】 無段変速機の変速制御と並行して、原動機のトルクを変化させる無段変速機を搭載した車両の制御装置において、無段変速機で高速度変速を実行する場合に、この高速度変速と並行して、原動機のトルクを所定量増加させて、変速ショックを抑制する第1の制御手段と、原動機のトルクを所定量増加させた場合でも、ショックを抑制できない場合は、原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加させる第2の制御手段と、原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加させた場合でも、ショックを抑制できない場合は、変速制御の開始を遅らせる第3の制御手段(ステップS20)と、高速度変速を実行する場合に、トルクを増加できない場合は、高速度変速を中止し、かつ、変速制御の遅延を中止する第4の制御手段(ステップS19,S21)とを有している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両に搭載された原動機の回転数を制御するために、無段変速機の変速比を制御する制御装置に関するものである。
最近では、ガソリンエンジンなどの車両用内燃機関の回転数を、その出力側に連結した無段変速機によって、燃費が最適(最小)となる回転数に制御することがおこなわれている。これは、無段変速機での変速比を連続的に変化させ得ることに加えて、電子スロットルバルブなどによって内燃機関の出力トルクを電気的に制御できることが要因となっている。したがって、無段変速機を搭載した車両では、燃費を重視した変速制御が広くおこなわれており、例えばアクセル開度などで代表される駆動要求量と、車速などの車両の駆動状態とに基づいて要求駆動力を求めるとともに、その要求駆動力と車両の駆動状態とに基づいて目標出力を求め、その目標出力に対する最適燃費となる内燃機関の目標回転数(無段変速機の入力回転数)を算出し、その目標回転数となるように無段変速機を制御する。その一方で、目標出力に基づいて内燃機関の目標出力トルクを求め、その目標出力トルクとなるように電子スロットルバルブなどの出力制御機器を制御する。
このような燃費を重視した制御では、駆動トルクの変化が相対的に緩慢になる。そのため、加減速の応答性が必ずしも充分ではない場合が生じる。そこで従来では、アクセル開度の変化率(変化速度)などに応じて変速比を過渡的に急速に変化させることがおこなわれ、さらには変速比を手動操作に基づいて変化させるいわゆる手動変速(マニュアルシフト)が可能なように無段変速機を構成することもおこなわれている。特許文献1に記載された発明は、手動シフトした場合に、スポーツ感覚を与えるように、シフト継続中のエンジントルクを変更するように構成されている。
特公表2001−524178号公報
上記の特許文献1に記載された発明において、手動シフトに基づいて変速制御の応答性を高める制御を実行する場合に、駆動力の急激な変化を抑制するために、エンジントルクを増加または低下させることが考えられる。また、このようなエンジントルクの制御が間に合わないような場合は、変速制御の開始時期を遅延させることも考えられる。しかしながら、手動変速要求があったとしても、エンジントルクの増加または低下ができない場合は、変速ショックを抑制できないため、変速制御の応答性を高める制御を中止する可能性がある。すると、応答性の低い変速制御と、変速制御の開始時期を遅延させる制御とが重なり、変速制御の開始から、変速制御の終了までの所要時間が、全体として長くなる恐れがあった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、無段変速機における変速制御の所要時間が、全体として長くなることを抑制することのできる車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、原動機の出力側に連結された無段変速機の変速比の変化に応じて前記原動機の出力トルクを変化させる「無段変速機を搭載した車両の制御装置」において、前記無段変速機で高速度変速を実行する場合に、この高速度変速と並行して、前記原動機のトルクを所定量増加または低下させることにより、高速度変速にともなう車両の駆動力の変化を抑制する第1の変速制御手段と、前記原動機のトルクを所定量増加または低下させた場合でも、前記車両の駆動力の変化を抑制できないと予測される場合は、前記原動機のトルクを、予め前記所定量を越えて増加または低下させる第2の変速制御手段と、前記原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加または低下させた場合でも、前記高速度変速にともなう前記車両の駆動力の変化を抑制できないと推定される場合は、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を選択する第3の変速制御手段と、前記高速度変速を実行する要求があった場合に、前記原動機のトルクの増加または低下を実行できないことが予測される場合は、前記無段変速機の高速度変速を中止し、かつ、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を中止する第4の変速制御手段と、を有していることを特徴とするものである。この請求項1の発明において、「無段変速機を搭載した車両の制御装置」は発明の名称であり、「無段変速機が、原動機の出力トルクを変化させる機能を有している。」という意味ではない。
請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記第1の変速制御手段は、前記無段変速機で高速度ダウンシフトを実行する場合に、この高速度ダウンシフトと並行して、前記原動機のトルクを所定量増加させる手段を含み、前記第2の変速制御手段は、前記原動機のトルクを所定量増加させた場合でも、前記高速度ダウンシフトにともなう減速ショックを抑制できないと予測される場合は、前記原動機のトルクを、予め所定量を越えての増加させることにより、減速ショックを抑制する手段を含み、前記第3の変速制御手段は、前記原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加させた場合でも、減速ショックを抑制できないと推定される場合は、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を選択する手段を含み、前記第4の変速制御手段は、前記高速度ダウンシフトを実行する要求があった場合に、前記原動機のトルクを増加できないことが予測される場合は、前記高速度ダウンシフトを中止する手段を含むことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、無段変速機で高速度変速を実行する場合に、原動機のトルクを所定量増加または低下させることにより、高速度変速にともなう車両の駆動力の変化を抑制することが可能である。また、原動機のトルクを所定量増加または低下させた場合でも、高速度変速にともなう車両の駆動力の変化を抑制できないと予測される場合は、原動機のトルクが、予め所定量を越えて増加または低下される。さらに、原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加または低下させた場合でも、車両の駆動力の変化を抑制できないと推定される場合は、変速制御の開始時期を遅らせることが可能である。さらにまた、高速度変速を実行する要求があった場合に、トルクの増加または低下を実行できないことが予測される場合は、高速度変速が中止され、かつ、変速制御の開始時期を遅らせる遅延制御が中止される。したがって、低速度変速と、この低速度変速を開始する時期を遅延する制御とが重なることを防止でき、変速制御の開始時点から、変速制御の終了時点までの所要時間が、長くなることを抑制できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られる他に、高速度ダウンシフトと並行して、原動機のトルクを所定量増加する制御をおこなった場合でも、減速ショックを抑制できないと予測される場合は、原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加する制御が実行される。さらに、原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加した場合でも、減速ショックを抑制できないと推定される場合は、高速度ダウンシフトの開始時期を遅らせる。さらにまた、高速度ダウンシフトを実行する要求があった場合に、トルクを増加できないことが予測される場合は、高速度ダウンシフトが中止され、かつ、変速制御の開始時期を遅らせる遅延制御が中止される。
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、この発明を適用できる車両のパワートレーン、およびその車両の制御系統を、図2に示す。図2に示す車両Veにおいては、エンジン1と車輪2との間の動力伝達経路に、流体伝動装置3、ロックアップクラッチ4、前後進切り換え機構5、無段変速機6などが設けられている。エンジン1としては、好ましくは、出力を電気的に制御できる機構を備えた内燃機関が使用される。エンジン1としては、電子スロットルバルブ7を備えたガソリンエンジンやディーゼルエンジンあるいは天然ガスエンジンなどを用いることが可能であり、この実施例では、ガソリンエンジンが用いられている場合について説明する。
このエンジン1は、シリンダ(図示せず)およびピストン(図示せず)により形成された燃焼室(図示せず)を有しており、燃料を燃焼させることにより生じた熱エネルギを運動エネルギに変換して出力する原動機である。このために、エンジン1は、燃料噴射量制御装置25と、点火時期制御装置26と、吸気バルブおよび排気バルブの開閉タイミングおよび開閉量を制御するバルブ制御装置27とを有している。さらに、エンジン1の燃焼室に連通する吸気管28および排気管29が設けられている。
また、流体伝動装置3およびロックアップクラッチ4は、エンジン1と前後進切り換え機構5との間の動力伝達経路に設けられており、流体伝動装置3とロックアップクラッチ4とは相互に並列に配置されている。流体伝動装置3は、流体の運動エネルギにより動力を伝達する装置であり、具体的には流体式トルクコンバータであり、ロックアップクラッチ4は、摩擦力により動力を伝達する装置であって、トルクコンバータのポンプインペラなどの入力側の部材とタービンランナなどの出力側の部材とを直接連結するように構成されている。前後進切り換え機構5は、入力されたトルクを選択的に反転して出力する装置であって、例えば遊星歯車機構を主体として構成されている。
無段変速機6は、要は、変速比を連続的に変化させることのできる機構であって、ベルト式あるいはトロイダル型の無段変速機を使用することができる。図2にはベルト式のものが示されており、この無段変速機6は、前後進切り換え機構5と車輪2との間の動力伝達経路に設けられている。無段変速機6についてより具体的に説明すると、相互に平行に配置されたプライマリシャフト8およびセカンダリシャフト9が設けられている。このプライマリシャフト8にはプライマリプーリ10が設けられており、セカンダリシャフト9にはセカンダリプーリ11が設けられている。プライマリプーリ10は、プライマリシャフト8に固定された固定シーブ12と、プライマリシャフト8の軸線方向に移動できるように構成された可動シーブ13とを有している。そして、固定シーブ12と可動シーブ13との間にV字形状の溝M1が形成されている。
また、この可動シーブ13をプライマリシャフト8の軸線方向に動作させることにより、可動シーブ13と固定シーブ12とを接近・離隔させる油圧サーボ機構14が設けられている。この油圧サーボ機構14は、油圧室15と、油圧室15のオイル量または油圧に応じてプライマリシャフト8の軸線方向に動作しかつ可動シーブ13に接続されたピストン(図示せず)とを備えている。
一方、セカンダリプーリ11は、セカンダリシャフト9に固定された固定シーブ16と、セカンダリシャフト9の軸線方向に移動できるように構成された可動シーブ17とを有している。そして、固定シーブ16と可動シーブ17との間にはV字形状の溝M2が形成されている。そして、これらの溝M1,M2に挟持された状態でベルト18が各プーリ10,11に巻き掛けられている。
また、この可動シーブ17をセカンダリシャフト9の軸線方向に動作させることにより、可動シーブ17と固定シーブ16とを接近・離隔させる油圧サーボ機構19が設けられている。この油圧サーボ機構19は、油圧室20と、油圧室20の油圧またはオイル量に応じてセカンダリシャフト9の軸線方向に動作しかつ可動シーブ17に接続されたピストン(図示せず)とを備えている。
一方、無段変速機6の油圧サーボ機構14,19およびロックアップクラッチ4、および前後進切り換え機構5を制御する機能を有する油圧制御装置21が設けられている。さらに、エンジン1、ロックアップクラッチ4、前後進切り換え機構5、無段変速機6、油圧制御装置21を制御するコントローラとしての電子制御装置22が設けられている。前記油圧制御装置21は、ソレノイドバルブおよび油圧回路を有しているとともに、ソレノイドバルブのデューティ値を制御することにより、油圧室15におけるオイル量、および油圧室20の油圧が制御される構成となっている。
図2に示す車両Veは、無段変速機6の変速比を、車両Veの走行状態、すなわちアクセル開度や車速などの信号に基づいて制御する自動変速制御と、手動操作に基づいて変速を実行する手動変速(マニュアルシフト)制御とを実行できるように構成されている。シフト装置23は、その自動変速制御と手動変速制御とを選択するように構成されている。その一例を説明すると、シフトレバー24をガイドするガイド溝が図2に模式的に示すように変形したH字形に形成され、一方の直線部分にパーキングポジション(P)、リバースポジション、ニュートラルポジション、ドライブポジション(D)、ブレーキポジション(B)が割り付けられ、かつドライブポジションから分岐した他方の直線部分の中央部がマニュアルポジション(M)に割り付けられ、このマニュアルポジションを挟んでアップシフトポジション(+)とダウンシフトポジション(−)とが設けられている。そして、各ポジションを検出するスイッチなどのセンサ(図示せず)が設けられており、そのセンサの出力信号が前記電子制御装置22に入力されている。また、シフトレバー24の移動を前記油圧制御装置21に伝達するためのケーブルなどのリンゲージ(図示せず)が設けられている。
上記の電子制御装置22に入力される信号を例示すると、エンジン回転数、アクセルペダルの操作状態、ブレーキペダルの操作状態、スロットルバルブ7の開度、プライマリシャフト8の回転数、セカンダリシャフト9の回転数、油圧制御装置21のソレノイドバルブのフェールの有無、エンジン1の吸入空気量、登坂路か否かなどを検知するセンサの信号、シフト装置23で選択されているシフトポジションを示す信号、前記アップシフトポジションに設けられたセンサからのアップシフト信号、前記ダウンシフトポジションに設けられているセンサからのダウンシフト信号、油圧制御装置21の作動油温を検知する信号、エンジン1の冷却水温のを検知する信号などである。また、電子制御装置22には各種のデータが記憶されており、電子制御装置22に入力される信号、および記憶されているデータに基づいて、電子制御装置22から、エンジン1を制御する信号、無段変速機6を制御する信号、前後進切り換え機構5を制御する信号、ロックアップクラッチ4を制御する信号、油圧制御装置21を制御する信号などが出力される。
電子制御装置22に記憶されているデータとしては、エンジントルク制御マップ、変速機制御マップ、ロックアップクラッチ制御マップなどが挙げられる。エンジントルク制御マップは、例えば電子スロットルバルブ7の制御量の一時的な増大量を設定したマップである。また、変速機制御マップには、変速比の制御マップ、トルク容量の制御マップなどが含まれる。変速比制御マップは、車速、アクセル開度、減速度もしくはブレーキの操作状態などに基づいて、無段変速機6の変速比もしくはエンジン1の目標回転数を設定するマップである。このマップに基づいて無段変速機6の変速比を制御することにより、エンジン回転数を最適燃費曲線に近づけることが可能である。なお、この回転数制御は、主として目標回転数と実回転数との偏差に基づくフィードバック制御によっておこなわれ、必要に応じてフィードフォワード制御が実行もしくは併用される。トルク容量制御マップは、変速比、伝達するべきトルクなどに基づいて、無段変速機6のトルク容量を制御する場合に用いるマップである。また、ロックアップクラッチ制御マップは、車速、アクセル開度などに基づいて、ロックアップクラッチ4のトルク容量を設定するマップである。
上述した自動変速制御(通常の制御)が選択された場合においては、エンジン1の回転数を燃費が最適になる回転数に制御するように、無段変速機6を制御することができる。このいわゆる通常の制御では、一例として、アクセル開度などで代表される駆動要求量と車速とに基づいて適宜のマップから要求駆動力を求め、その要求駆動力と車速とからエンジン1の目標出力を算出する。その目標出力を最適燃費で出力することのできる目標回転数をいわゆる最適燃費線と目標出力線との交点での回転数としてマップなどから求め、その目標回転数と実際のエンジン回転数との差を制御偏差して無段変速機6の変速比がフィードバック制御される。一方、目標出力とその時点の車速などに基づいて目標トルクが算出され、その目標トルクを達成するように電子スロットルバルブ7などによってエンジン1の出力トルクが制御される。
このいわゆる通常制御は、車速や流体伝動装置3のタービン回転数などとアクセル開度などの要求駆動量とで定まる走行状態に基づいて無段変速機6を制御するものであるが、無段変速機6の変速比の制御としては、手動操作に基づく制御も可能である。その制御は、シフト装置23のアップシフトポジションあるいはダウンシフトポジションに設けられているスイッチもしくはセンサを、シフトレバーによってオン動作させて信号を出力させ、その信号に基づいて、エンジン1の目標回転数、つまり、無段変速機6の目標入力回転数をステップ的に変化させ、あるいは信号の出力している間、目標回転数を連続的に変化させる制御である。このような変速制御が、手動変速制御(マニュアルシフト制御)である。
一方、手動変速操作は、車両の機敏な動作を期待して実行するから、手動変速制御が選択された場合における変速速度を、自動変速制御が選択された場合の変速速度よりも高速とすることが可能である。つまり、無段変速機6における変速比の変化率、変化割合、変化程度は、手動変速制御が選択された場合の方が、自動変速制御が選択された場合よりも大きくもしくは急激となる。言い換えれば、手動変速制御における変速応答性の方が、手動変速制御における変速応答性よりも高くなる。
ところで、このように高速度変速を実行した場合、無段変速機6の変速比の変化にともないショックが生じる可能性がある。例えば、マニュアルダウンシフトが高速で実行された場合は、変速比の増大に伴いエンジンブレーキ力が急激に強められる。そこで、高速度ダウンシフトに並行してエンジントルクを増加する制御を実行すると、変速比が急激に増大することによる駆動トルクの変化が緩和される。これに対して、マニュアルアップシフトが高速で実行された場合、変速比が急激に小さくなることによってエンジン回転数が低下して慣性トルクが発生し、これがショックの原因となる。そこで、高速度アップシフトに並行して、エンジントルクを低下させる制御を実行することにより、前記慣性トルクを相殺して、ショックを抑制することが可能である。
上記のような高速度変速とエンジントルク制御とが、タイミングのズレを生じることなく協調して実行されると、それぞれの制御による駆動トルクの変動要因が相互に作用してショックが防止もしくは抑制される。しかしながら、無段変速機6での変速制御は、前述したプライマリプーリ11側の油圧室15に圧油を給排することにより実行されるのに対して、エンジン1の出力トルクは、燃料の供給量や吸入空気量の変化の後、その混合気の燃焼の変化が生じた後に変化し、それぞれの変化が相対的に緩慢であることと相俟って、エンジントルクの変化が、変速比の変化に対して遅延する場合がある。すなわち、変速比の変化に対してエンジントルクの変化が相対的に遅延する場合がある。このような場合には、変速比の変化に起因する駆動トルクの変化を、エンジントルクの変化によって抑制することができなくなるので、ショックが悪化する。そこで、以下のような制御を実行することが可能である。
ここでは、高速度ダウンシフトを実行する場合に、エンジントルクを増加させる制御の一例を、図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、マニュアルダウンシフト操作がおこなわれると(ステップS30)、エンジントルクの応答性が変速比の応答性以上であるか否か、つまり、変速ショックを抑制できるか否かが判断される(ステップS31)。このステップS31で肯定的に判断された場合は、エンジントルクを所定量増加する制御を選択し(ステップS32)、図3のプログラムを終了する。これに対して、ステップS31で否定的に判断された場合は、エンジントルクを、予め所定量を越えて増加させる制御、つまり、ファーストオープン制御を選択する(ステップS33)。このステップS33についで、ファーストオープン制御を実行すると、変速にともなう減速ショックを抑制できるか否かが判断される(ステップS34)。ステップS34で否定的に判断された場合は、変速制御の開始時期を遅延させるディレイ制御を選択し(ステップS35)、図3のプログラムを終了する。なお、ステップS34で肯定的に判断された場合は、ディレイ制御を選択することなく、図3のプログラムを終了する。
つぎに、図3のフローチャートに対応するタイムチャートの一例を、図4に基づいて説明する。この図4においては、第4速から第3速にマニュアルダウンシフトする場合が示されている。まず、アニュアルダウンシフト操作が時刻t1で実行されると、無段変速機6の目標入力回転数NINTが、実線で示すように時刻t1から高められる。また、時刻t1からスロットル開度θが、実線で示すように、開度θ1まで増加されるともに、時刻t1から変速速度も実線で示すように高速に設定される。その後、実入力回転数NINが徐々に上昇するとともに、時刻t4からスロットル開度が徐々に低下され、時刻t5以前に、第3速に対応するスロットル開度に制御される。ついで、時刻t5で実入力回転数NINと目標入力回転数NINTとが一致して変速が終了し、かつ、変速速度が低速に戻される。
ところで、マニュアルダウンシフトによる減速ショックの発生が早く、上記のようなエンジントルクの増加制御では、減速ショックを抑制できないと予測される場合は、図4に破線で示すように、予め、スロットル開度を開度θ1よりも高開度の開度θ2まで増加させる制御、つまりファーストオープン制御が実行される。その後、時刻t2でスロットル開度を開度θ1に低下させる制御が実行される。
さらに、このようなファーストオープン制御を実行しても、減速ショックを抑制できないことが予測される場合は、図5に示すような制御が実行される。まず、時刻t1でスロットル開度をθ2まで増加し、その後、時刻t2でスロットル開度をθ1まで低下させる。そして、時刻t1から所定時間遅延させた時刻t3で、目標入力回転数NINTを上昇させ、かつ、高速変速を実行する。時刻t4からスロットル開度をさらに低下させ、時刻t6で変速が終了し、かつ、変速速度が低速に戻される。
このようなファーストオープン制御および変速ディレイ制御をおこなう予定である場合において、エンジントルクの増加自体が許可されないような状況となった場合に実行可能な制御例を、図1のフローチャートに基づいて説明する。この図1の制御例は、マニュアルダウンシフトを対象とする制御例である。先ず、マニュアルダウンシフトと並行してエンジントルクをアップするための前提条件が成立しているか否かが判断される(ステップS1)。例えば、各種のセンサが全て正常であれば、このステップS1で肯定的に判断されて、油圧制御装置21の作動油温が所定値以上であるか否かが判断される(ステップS2)。このステップS2で肯定的に判断された場合は、エンジン1の冷却水温が所定値以上であるか否かが判断され(ステップS3)、このステップS3で肯定的に判断された場合は、車速が所定値異常であるか否かが判断される(ステップS4)。
このステップS4で肯定的に判断された場合は、急減速中であるか否かが判断され(ステップS5)、このステップS5で否定的に判断された場合は、ダッシュポット制御中であるか否かが判断される(ステップS6)。ダッシュポット制御とは、電子スロットルバルブ7を閉じる制御を遅延させる制御である。ステップS6で否定的に判断された場合は、アイドルスイッチがオン(アクセルペダルが踏まれていない)であるか否かが判断される(ステップS7)。ステップS7で肯定的に判断された場合は、ロックアップクラッチ4が係合状態であるか否かが判断される(ステップS8)。このステップS8で肯定的に判断された場合は、マニュアルダウンシフト操作がおこなわれたか否かが判断され(ステップS9)、ステップS9で肯定的に判断された場合は、マニュアルダウンシフトと並行して、エンジントルクを増加する制御が許可され(ステップS10)、ステップS11に進む。
これに対して、ステップS1ないしステップS4のいずれか、またはステップS7ないしステップS9のいずれかで否定的に判断された場合、または、ステップS5またはステップS6で肯定的に判断された場合は、ステップS10を迂回してステップS11に進む。つまり、ステップS1は、マニュアルダウンシフトと並行してエンジン1のトルクアップ制御をおこなう前に、システムの状態をチェックするためのステップである。また、ステップS1ないしステップS10は、各種のセンサやスイッチに入力される信号を処理して、エンジントルクのアップが許可されているか否かを判断するためのステップである。
ついで、ステップS11では、マニュアルダウンシフトと並行してエンジントルクをアップするための前提条件が成立しているか否かが判断される。このステップS11の判断は、前述したステップS1の判断と同じである。ステップS11で肯定的に判断された場合は、エンジン1のトルクを増加する制御が終了したか否かが判断される(ステップS12)。このステップS12で否定的に判断された場合は、変速ディレイ制御の実行中であるか否かが判断される(ステップS13)。このステップS13で肯定的に判断された場合は、アイドルスイッチがオンされているか否かが判断され(ステップS14)、ステップS14で肯定的に判断された場合は、ロックアップクラッチ4が係合状態であるか否かが判断される(ステップS15)。このステップS15で肯定的に判断された場合は、ステップS16に進む。
一方、前記ステップS11またはステップS14またはステップS15で否定的に判断された場合、あるいは、ステップS12で肯定的に判断された場合は、エンジントルクを増加する制御が禁止され(ステップS17)、ステップS16に進む。また、ステップS13で否定的に判断された場合も、そのままステップS16に進む。このステップS16においては、マニュアルダウンシフト操作が実行されてから所定時間内であるか否かが判断される。ここで、所定時間とは、ダウンシフト操作が開始されてから、後述するディレイ制御が開始されるまでの時間に相当する。このステップS16で肯定的に判断された場合は、マニュアルアップシフト操作が実行されたか否かが判断される(ステップS18)。
このステップS18で否定的に判断された場合は、トルクアップ制御が許可されているか否かが判断される(ステップS19)。前述したステップS10を経由してステップS19に至った場合は、ステップS19で肯定的に判断されて、変速ディレイ制御が許可され(ステップS20)、図1のプログラムを終了する。つまり、図5に実線で示すような制御が実行される。
これに対して、ステップS10を経由することなく、ステップS19に至った場合は、ステップS19で否定的に判断されて、変速ディレイ制御の実行が禁止され(ステップS21)、図1の制御プログラムを終了する。なお、ステップS19を経由してステップS21に進んだ場合は、エンジントルクの増加制御が中止され、かつ、変速速度が低速度に維持される。つまり、図5に破線で示すように、時刻t1で目標入力回転数NINTが上昇され、かつ、時刻t1以降もスロットル開度が略一定に制御され、かつ、変速速度も低速度に制御される。なお、ステップS18で肯定的に判断された場合、またはステップS16で否定的に判断された場合は、ステップS21に進む。
以上のように、図1の制御例によれば、マニュアルダウンシフト要求があり、かつ、エンジントルクの増加が許可されない場合は、高速度ダウンシフトが中止され、かつ、変速ディレイ制御が中止される。したがって、無段変速機6の変速比が緩慢に変化する低速度変速制御と、この変速制御を開始する時期を遅延する制御とが重なることを防止でき、変速制御の開始時点から、変速制御の終了時点までの所要時間が、長くなることを抑制でき、運転者が違和感を持つことを回避できる。
なお、上記の説明では、マニュアルダウンシフトを例として説明し、減速ショックを防止するためにトルクを増加する制御について説明しているが、マニュアルダウンシフト時に、エンジントルクを低下する場合についても、上記の各制御を適用可能である。つまり、マニュアルアップシフト時に、スロットル開度を所定量低下させても、変速にともなう加速ショックが生じる場合は、スロットル開度を所定量を越えて低下させる制御(ファーストクローズ制御)を実行することも可能である。さらにファーストクローズ制御を実行しても、加速ショックを抑制できない場合は、変速を遅延させるディレイ制御を実行可能である。さらにまた、トルクダウンが許可されていない場合は、高速度アップシフトを中止し、かつ、ディレイ制御を中止することとなる。
つまり、高速度アップシフトにともなう加速ショックを抑制するため、エンジントルクをダウンさせる場合に、図3および図1の制御例を用いることも可能である。この場合、図3のステップS30における「マニュアルダウンシフト」を「マニュアルアップシフト」と読み替え、ステップS32の「トルクアップ」を「トルクダウン」と読み替え、ステップS33の「ファーストオープン」を「ファーストクローズと」読み替える。さらに、図1のステップS9,S16における「マニュアルダウンシフト」を「マニュアルアップシフト」と読み替え、ステップS1,S10,S1,S12,S17,S19における「エンジントルクの増加」を「エンジントルクの低下」と読み替え、ステップS7,S14の「アイドルオン」を「アイドルオフ」と読み替え、ステップS18の「マニュアルアプシフト」を「マニュアルダウンシフト」と読み替えればよい。なお、この実施例において、エンジントルクを制御する場合は、電子スロットルバルブ7の他に、燃料噴射量制御装置25または点火時期制御装置26またはバルブ制御装置27を用いることも可能である。さらに、図1の制御プログラムは、無段変速機6として、ベルト式無段変速機に代えて、トロイダル式無段変速機を有する車両でも実行可能である。
ここで、図1および図3に示された機能的手段と、この発明の構成との対応関係を説明すれば、エンジン1が、この発明の原動機に相当し、図3のステップS31が、この発明の第1の変速制御手段に相当し、図3のステップS33が、この発明の第2の変速制御手段に相当し、ステップS35が、この発明の第3の変速遅延手段に相当し、図1のステップS19を経由してステップS21に進むルーチンが、この発明の第4の変速制御手段に相当する。
この発明の制御装置による制御例を説明するためのフローチャートである。 この発明の制御装置を適用可能な車両のパワートレーンおよび制御系統を示す概念図である。 図1の制御例の前提となる制御例を説明するためのフローチャートである。 図3の制御例に対応するタイムチャートである。 図1の制御例および図3の制御例に対応するタイムチャートである。
符号の説明
1…エンジン、 6…無段変速機、 7…電子スロットルバルブ、 22…電子制御装置、 25…燃料噴射量制御装置、 26…点火時期制御装置、 27…バルブ制御装置。

Claims (2)

  1. 原動機の出力側に連結された無段変速機の変速比の変化に応じて前記原動機の出力トルクを変化させる無段変速機を搭載した車両の制御装置において、
    前記無段変速機で高速度変速を実行する場合に、この高速度変速と並行して、前記原動機のトルクを所定量増加または低下させることにより、高速度変速にともなう車両の駆動力の変化を抑制する第1の変速制御手段と、
    前記原動機のトルクを所定量増加または低下させた場合でも、前記車両の駆動力の変化を抑制できないと予測される場合は、前記原動機のトルクを、予め前記所定量を越えて増加または低下させる第2の変速制御手段と、
    前記原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加または低下させた場合でも、前記高速度変速にともなう前記車両の駆動力の変化を抑制できないと推定される場合は、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を選択する第3の変速制御手段と、
    前記高速度変速を実行する要求があった場合に、前記原動機のトルクの増加または低下を実行できないことが予測される場合は、前記無段変速機の高速度変速を中止し、かつ、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を中止する第4の変速制御手段と、
    を有していることを特徴とする無段変速機を搭載した車両の制御装置。
  2. 前記第1の変速制御手段は、前記無段変速機で高速度ダウンシフトを実行する場合に、この高速度ダウンシフトと並行して、前記原動機のトルクを所定量増加させる手段を含み、
    前記第2の変速制御手段は、前記原動機のトルクを所定量増加させた場合でも、前記高速度ダウンシフトにともなう減速ショックを抑制できないと予測される場合は、前記原動機のトルクを、予め所定量を越えての増加させることにより、減速ショックを抑制する手段を含み、
    前記第3の変速制御手段は、前記原動機のトルクを、予め所定量を越えて増加させた場合でも、減速ショックを抑制できないと推定される場合は、前記無段変速機での変速開始時期を遅らせる制御を選択する手段を含み、
    前記第4の変速制御手段は、前記高速度ダウンシフトを実行する要求があった場合に、前記原動機のトルクを増加できないことが予測される場合は、前記高速度ダウンシフトを中止する手段を含むことを特徴とする無段変速機を搭載した車両の制御装置。
JP2004244395A 2004-08-24 2004-08-24 無段変速機を搭載した車両の制御装置 Expired - Fee Related JP4449651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004244395A JP4449651B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 無段変速機を搭載した車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004244395A JP4449651B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 無段変速機を搭載した車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006062417A true JP2006062417A (ja) 2006-03-09
JP4449651B2 JP4449651B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=36109281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004244395A Expired - Fee Related JP4449651B2 (ja) 2004-08-24 2004-08-24 無段変速機を搭載した車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4449651B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215502A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の変速速度制御装置
JP2012211680A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Motor Co Ltd 電子式変速制御ユニット
CN103016706A (zh) * 2011-09-27 2013-04-03 富士重工业株式会社 车辆用控制装置
JP2013181654A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の伝達トルク制御装置
JP2015058897A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 トヨタ自動車株式会社 車両用無段変速機の変速制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215502A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の変速速度制御装置
JP2012211680A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Honda Motor Co Ltd 電子式変速制御ユニット
CN103016706A (zh) * 2011-09-27 2013-04-03 富士重工业株式会社 车辆用控制装置
JP2013072456A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用制御装置
CN103016706B (zh) * 2011-09-27 2015-10-28 富士重工业株式会社 车辆用控制装置
JP2013181654A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の伝達トルク制御装置
JP2015058897A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 トヨタ自動車株式会社 車両用無段変速機の変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4449651B2 (ja) 2010-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5526005B2 (ja) コーストストップ車両及びコーストストップ車両の制御方法
US8277362B2 (en) Continuously variable transmission and control method thereof
US8241178B2 (en) Continuously variable transmission and control method thereof
US9421978B2 (en) Continuously variable transmission and control method therefor
EP2275710B1 (en) Control device of and control method for vehicle continuously variable transmission
JP6714701B2 (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP4449651B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4222181B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4501592B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4329654B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP2005299805A (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4412113B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4269893B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP2008267467A (ja) 無段変速機の制御装置
JP4453380B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4774715B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP2013122226A (ja) 車両用駆動装置の制御装置
JP4412038B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4345552B2 (ja) 無段変速機を搭載した車両の制御装置
JP4200899B2 (ja) 車両の制御装置
JP2019078382A (ja) 車両の制御装置及び車両の制御方法
JP4947005B2 (ja) 車両用無段変速機の制御装置
JP4474880B2 (ja) 変速機の制御装置
JP5350652B2 (ja) エンジンの制御装置及び制御方法
JP2005164004A (ja) 無段変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100118

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees