JP2006056739A - ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 - Google Patents
ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006056739A JP2006056739A JP2004239442A JP2004239442A JP2006056739A JP 2006056739 A JP2006056739 A JP 2006056739A JP 2004239442 A JP2004239442 A JP 2004239442A JP 2004239442 A JP2004239442 A JP 2004239442A JP 2006056739 A JP2006056739 A JP 2006056739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boehmite particles
- heat treatment
- temperature
- boehmite
- reaction mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
【解決手段】アルミニウム金属塩水溶液中にアルカリ水溶液を添加し、得られた反応混合物中に水酸化アルミニウムのゲル状物質を生成する。次いで、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物に対して室温以上の第1の温度で第1の熱処理を施し、次いで、前記第1の温度よりも高い第2の温度で第2の熱処理を施す。前記第2の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物に対して前記第2の熱処理における前記第2の温度よりも低い第3の温度で第3の熱処理を施し、次いで、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を室温以上の第4の温度で第4の熱処理を施す。
【選択図】なし
Description
アルミニウム金属塩水溶液中にアルカリ水溶液を添加し、得られた反応混合物中に水酸化アルミニウムのゲル状物質を生成する工程と、
前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を室温以上の第1の温度で第1の熱処理を施す工程と、
前記第1の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を前記第1の熱処理における前記第1の温度よりも高い第2の温度で第2の熱処理を施す工程と、
前記第2の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を前記第2の熱処理における前記第2の温度よりも低い第3の温度で第3の熱処理を施す工程と、
前記第3の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を室温以上の第4の温度で第4の熱処理を施す工程と、
を具えることを特徴とする、ベーマイト粒子の製造方法に関する。
本発明においては、最初にアルミニウム金属塩水溶液中にアルカリ水溶液を添加し、得られた反応混合物中に水酸化アルミニウムのゲル状物質を生成する。
本発明においては、上述したゲル状物質を含む反応混合物を生成した後、第1の熱処理から第4の熱処理を順次に行う。なお、以下の熱処理は、成長過程にあるベーマイト粒子がゲル状物質内に固定された状態で行われるため、極めて狭小化された粒度分布幅(標準偏差)を実現することができる。
pHメータ:東亜電波工業製WM - 50EG
透過型電子顕微鏡(TEM)にて、粒子形状を観察した。
<観察方法(粒子形状)>
試料を純粋(2段蒸留水)にて希釈後、超音波洗浄器に15分間供した。その後銅メッシュ上の親水処理済カーボン被覆コロジオン膜に試料を塗布し、乾燥させて観察試料を準備した。TEMにてその試料の電子顕微鏡像を120 KV、70 mA、10万倍にて撮影して、観察した。
TEM用銅メッシュ:マイクログリット150-Bメッシュ、カーボン補強済み 応研商事株式会社
透過型電子顕微鏡:JEOL JEM-1200EX II 日本電子株式会社
<観察方法(粒子長さ)>
透過型電子顕微鏡にて撮影した写真を市販のスキャナーで電子データとして取り込み、市販のパソコン上で長さを測るソフトを用いて粒子の長さを測定した。短軸径、長軸径、厚さ、一辺の長さ共にそれぞれ無作為に100個体選び、測定した。
ソフト名:Scion Image for Windows(登録商標) Scion corp.
粒透過型電子顕微鏡(TEM)にて、粒子断面を測定した。
<観察方法(粒子断面)>
凍結乾燥して得られた固体ベーマイト粒子をエポキシ樹脂に入れ、粒子を樹脂に包理した。硬化した樹脂を常温にてウルトラミクロトームを用いて厚さ約60〜100nmに薄片化した。その後、TEM用グリッドに薄片をつけ、観察試料を準備した。透過型電子顕微鏡にてその試料の電子顕微鏡像を300 KV、40万倍にて撮影し、観察した。
エポキシ樹脂:EPON812 応研商事株式会社
ウルトラミクロトーム:FC-S型ミクロトームREICHERT社
透過型電子顕微鏡:H-9000 株式会社日立製作所
粉末X線回折装置を用いて観察した。
<観察方法>
試料を測定用無反射板に圧粉することにより、これを観察試料とし、X線解析装置にて測定、ベーマイトのJCPDS(Joint Committee on Powder Diffraction Standards) 21-1307と比較することにより同定した。
X線解析装置:RINT-2000 理学電機
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに塩化アルミニウム六水和物(2.0M、20ml、25 ℃)を入れ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(4.80M、20ml、25 ℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH = 4.54)。溶液10mlずつをテフロン(登録商標)ライナーを備えたオートクレーブに分け、オーブンで120℃、24時間経時させた(第1の熱処理)。第1の熱処理終了後、そのままオートクレーブをオイルバスへ移し、180℃で20分間加熱した(第2の熱処理)。
水酸化ナトリウムの濃度を4.80Mから5.10Mに変化させた以外は、実施例1と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは7.18であった。その後、実施例1と同様にして第1の熱処理から第4の熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであり、長軸径が115±10nm、短軸径が4.6±0.6nm、アスペクト比が約20〜30の針状結晶であることが判明した(図2参照)。
水酸化ナトリウムの濃度を4.80Mから5.40Mに変化させた以外は、実施例1と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは9.92であった。その後、実施例1と同様にして第1の熱処理から第4の熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであり、厚さが7.4±0.6nm、1辺が35±4nm、アスペクト比が約4〜6の板状結晶であることが判明した(図3参照)。また、この板状結晶の断面を観察すると、中空構造を有していた(図13参照)。このような中空構造は以下に示す実施例4の方法で得られる板状ベーマイト粒子でも同じように観察することができた。
水酸化ナトリウムの濃度を4.80Mから5.85Mに変化させた以外は、実施例1と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは11.48であった。その後、実施例1と同様にして第1の熱処理から第4の熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであり、厚さが6.1±0.5nm、1辺が27±3nm、アスペクト比が約4〜5の板状結晶であることが判明した(図4参照)。
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに硝酸アルミ九水和物(1.50M、20ml、25℃)を入れ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(4.50M、20ml、 25℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH =3.59)。溶液10mlずつをテフロン(登録商標)ライナーを備えたオートクレーブに分け、オーブンで120℃、24時間経時させた(第1の熱処理)。第1の熱処理終了後、そのままオートクレーブをオイルバスへ移し、180℃で16分間加熱した(第2の熱処理)。
硝酸アルミ九水和物の濃度を1.50Mから5.10Mに変化させた以外は、実施例5と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは5.11であった。その後、実施例5と同様にして第1の熱処理から第4の熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであり、長軸径が165±15nm、短軸径が4.7±0.4nm、アスペクト比が約20〜40の針状結晶であることが判明した(図6参照)。
硝酸アルミ九水和物の濃度を1.50Mから5.40Mに変化させた以外は、実施例5と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは7.20であった。その後、実施例5と同様にして第1の熱処理から第4の熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであり、長軸径が80±8nm、短軸径が5.2±0.6nm、アスペクト比が約10〜18の針状結晶であることが判明した(図7参照)。
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに硫酸アルミニウムナトリウム12水和物(2.0M、20ml、25℃)を入れ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(4.00M、20ml、25℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH = 4.13)。溶液10mlずつをテフロン(登録商標)ライナーを備えたオートクレーブに分け、オーブンで120℃、24時間経時させた(第1の熱処理)。第1の熱処理終了後、そのままオートクレーブをオイルバスへ移し、180℃で20分間加熱した(第2の熱処理)。
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに塩化アルミニウム六水和物(2.0M、20ml、25 ℃)を入れ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(5.10M、20ml、25 ℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH = 7.05)。溶液10mlずつをテフロン(登録商標)ライナーを備えたオートクレーブに分け、オーブンで180℃、8時間経時させた。
機械攪拌機を備えたテフロン(登録商標)製ビーカーに硝酸アルミニウム九水和物(1.50M、20ml、25 ℃)を入れ、攪拌(700rpm)しながら水酸化ナトリウム(5.40M、20ml、25 ℃)を約6分かけて滴下した。滴下終了後さらに10分間攪拌を続け、攪拌終了後、溶液のpHを測定した(pH = 7.14)。溶液10mlずつをテフロン(登録商標)ライナーを備えたオートクレーブに分け、オーブンで180℃、5時間経時させた。
水酸化ナトリウムの濃度を5.10Mから5.34Mに変化させた以外は、比較例1と同様に滴下及び撹拌を行い、溶液を生成した。なお、この溶液のpHは9.58であった。その後、比較例1と同様にして熱処理、並びに冷却、洗浄及び乾燥処理を行い、無色結晶を得た。X線回折の結果、前記無色結晶はベーマイトであることが判明した。但し、ベーマイトの形状はそれぞれ異なる不定形であることが判明した(図11参照)。
Claims (20)
- アルミニウム金属塩水溶液中にアルカリ水溶液を添加し、得られた反応混合物中に水酸化アルミニウムのゲル状物質を生成する工程と、
前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を室温以上の第1の温度で第1の熱処理を施す工程と、
前記第1の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を前記第1の熱処理における前記第1の温度よりも高い第2の温度で第2の熱処理を施す工程と、
前記第2の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を前記第2の熱処理における前記第2の温度よりも低い第3の温度で第3の熱処理を施す工程と、
前記第3の熱処理の後、前記ゲル状物質を含む前記反応混合物を室温以上の第4の温度で第4の熱処理を施す工程と、
を具えることを特徴とする、ベーマイト粒子の製造方法。 - 前記アルミニウム金属塩水溶液濃度と前記アルカリ水溶液濃度との比が、モル比において、1:2〜4であることを特徴とする、請求項1に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液の濃度が1.0M〜3.0Mであって、前記アルカリ水溶液の濃度が4.0M〜10.0Mであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記反応混合物のpHを変化させることにより、前記ベーマイト粒子の形態を変化させることを特徴とする、請求項3に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液中に前記アルカリ水溶液を添加し、10分間撹拌して得た前記反応混合物のpHが4〜8となるようにして前記アルカリ水溶液のpHを制御し、前記ベーマイト粒子の形態を針状とすることを特徴とする、請求項4に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液中に前記アルカリ水溶液を添加し、10分間撹拌して得た前記反応混合物のpHが10〜12となるようにして前記アルカリ水溶液のpHを制御し、前記ベーマイト粒子の形態を板状とすることを特徴とする、請求項4に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液の種類を変化させることにより、前記ベーマイト粒子の形態を変化させることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液を塩化アルミニウム六水和物の水溶液から構成し、前記ベーマイト粒子の形態を針状とすることを特徴とする、請求項7に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記アルミニウム金属塩水溶液をアルミニウムイソプロポキシドの水溶液から構成し、前記ベーマイト粒子の形態を板状とすることを特徴とする、請求項7に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記第1の熱処理における前記第1の温度が、室温から140℃の温度範囲であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記第2の熱処理における前記第2の温度が、140℃〜250℃の温度範囲であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記第3の熱処理における前記第3の温度が、130℃以下の温度範囲であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記第2の熱処理における前記第2の温度から、前記第3の熱処理における前記第3の温度までの冷却時間が10分以内であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 前記第4の熱処理における前記第4の温度が、室温から180℃の温度範囲であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一に記載のベーマイト粒子の製造方法。
- 請求項1〜14のいずれか一に記載の製造方法で得られたことを特徴とする、ベーマイト粒子。
- 前記ベーマイト粒子の、短軸径が1−10nmであり、長軸径が20−400nmであり、アスペクト比が10−40であって、前記ベーマイト粒子は針状の形態を呈することを特徴とする、請求項15に記載のベーマイト粒子。
- 前記ベーマイト粒子における、前記短軸径、前記長軸径、及び前記アスペクト比の平均値に対する標準偏差が10%以内であることを特徴とする、請求項16に記載のベーマイト粒子。
- 前記ベーマイト粒子の、厚さが5−10nmであり、1辺の長さが20−80nmであり、アスペクト比が4−10であって、前記ベーマイト粒子は板状の形態を呈することを特徴とする、請求項15に記載のベーマイト粒子。
- 前記ベーマイト粒子における、前記厚さ、前記1辺の長さ、及び前記アスペクト比の平均値に対する標準偏差が10%以内であることを特徴とする、請求項18に記載のベーマイト粒子。
- 前記ベーマイト粒子が中空部を有することを特徴とする、請求項15に記載のベーマイト粒子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004239442A JP4587740B2 (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004239442A JP4587740B2 (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006056739A true JP2006056739A (ja) | 2006-03-02 |
JP4587740B2 JP4587740B2 (ja) | 2010-11-24 |
Family
ID=36104525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004239442A Expired - Fee Related JP4587740B2 (ja) | 2004-08-19 | 2004-08-19 | ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4587740B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143487A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Nissan Motor Co Ltd | 板状アルミナ粒子、板状アルミナ粒子の製造方法、樹脂組成物及び樹脂組成物の製造方法 |
JP2006193400A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-07-27 | Nissan Motor Co Ltd | アルミナ粒子複合体、アルミナ粒子複合体の製造方法、樹脂組成物、及び樹脂組成物の製造方法 |
JP2007031259A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | 金属酸化物粒子複合体、金属酸化物複合体ゾル、及び金属酸化物複合体ゾルの製法 |
JP2007223836A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Taimei Chemicals Co Ltd | ベーマイトの製造方法およびベーマイト |
JP2007246389A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nabaltec Ag | 微結晶ベーマイトの製造方法及び該製造方法により得られるプラスチックの難燃剤用べーマイト |
WO2010050225A1 (ja) | 2008-10-29 | 2010-05-06 | 川研ファインケミカル株式会社 | アルミナ多孔質自立膜、アルミナゾル及びそれらの製造方法 |
JP2012036034A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | アルミナ成形体、アルミナ焼成成形体及びこれらの製造方法 |
USRE43468E1 (en) | 2004-08-26 | 2012-06-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Alumina particles of high aspect ratio, alumina particle manufacturing method, resin composition, and resin composition manufacturing method |
JP2018162172A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 河合石灰工業株式会社 | ベーマイト複合体及びその製造方法 |
JP2019038900A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 河合石灰工業株式会社 | 蛍光体及びその製造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06263437A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-20 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 板状ベーマイト粒子の製造方法 |
JPH1087324A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-04-07 | Nissan Chem Ind Ltd | 酸性水性アルミナゾルの製造法 |
JPH1121125A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Ykk Corp | 微細薄肉板状ベーマイト粒子およびその製造方法 |
JP2000189744A (ja) * | 1999-01-05 | 2000-07-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 調湿材料の製造方法 |
JP2001180930A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-03 | Ykk Corp | 薄片状ベーマイト粒子及びその製造方法 |
JP2003002642A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-08 | Kawai Sekkai Kogyo Kk | 六角板状ベーマイト及び六角板状アルミナ並びにそれらの製造方法 |
JP2004051390A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Hitachi Maxell Ltd | 板状アルミナ粒子およびその製造方法 |
-
2004
- 2004-08-19 JP JP2004239442A patent/JP4587740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06263437A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-20 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 板状ベーマイト粒子の製造方法 |
JPH1087324A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-04-07 | Nissan Chem Ind Ltd | 酸性水性アルミナゾルの製造法 |
JPH1121125A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Ykk Corp | 微細薄肉板状ベーマイト粒子およびその製造方法 |
JP2000189744A (ja) * | 1999-01-05 | 2000-07-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 調湿材料の製造方法 |
JP2001180930A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-03 | Ykk Corp | 薄片状ベーマイト粒子及びその製造方法 |
JP2003002642A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-08 | Kawai Sekkai Kogyo Kk | 六角板状ベーマイト及び六角板状アルミナ並びにそれらの製造方法 |
JP2004051390A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Hitachi Maxell Ltd | 板状アルミナ粒子およびその製造方法 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE43468E1 (en) | 2004-08-26 | 2012-06-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Alumina particles of high aspect ratio, alumina particle manufacturing method, resin composition, and resin composition manufacturing method |
JP2006193400A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-07-27 | Nissan Motor Co Ltd | アルミナ粒子複合体、アルミナ粒子複合体の製造方法、樹脂組成物、及び樹脂組成物の製造方法 |
US8722765B2 (en) | 2004-09-07 | 2014-05-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Alumina particle composite, method of manufacturing the alumina particle composite, resin composition and method of manufacturing the resin composition |
JP4556628B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2010-10-06 | 日産自動車株式会社 | 板状アルミナ粒子、板状アルミナ粒子の製造方法、樹脂組成物及び樹脂組成物の製造方法 |
JP2006143487A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Nissan Motor Co Ltd | 板状アルミナ粒子、板状アルミナ粒子の製造方法、樹脂組成物及び樹脂組成物の製造方法 |
JP2007031259A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-02-08 | Nissan Motor Co Ltd | 金属酸化物粒子複合体、金属酸化物複合体ゾル、及び金属酸化物複合体ゾルの製法 |
JP2007223836A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Taimei Chemicals Co Ltd | ベーマイトの製造方法およびベーマイト |
JP2007246389A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nabaltec Ag | 微結晶ベーマイトの製造方法及び該製造方法により得られるプラスチックの難燃剤用べーマイト |
JP4607137B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2011-01-05 | ナバルテック アー・ゲー | 微結晶ベーマイトの製造方法及び該製造方法により得られるベーマイトからなるプラスチックの難燃剤 |
WO2010050225A1 (ja) | 2008-10-29 | 2010-05-06 | 川研ファインケミカル株式会社 | アルミナ多孔質自立膜、アルミナゾル及びそれらの製造方法 |
JP2012036034A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Kawaken Fine Chem Co Ltd | アルミナ成形体、アルミナ焼成成形体及びこれらの製造方法 |
JP2018162172A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 河合石灰工業株式会社 | ベーマイト複合体及びその製造方法 |
JP2019038900A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 河合石灰工業株式会社 | 蛍光体及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4587740B2 (ja) | 2010-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4487689B2 (ja) | アルミナ粒子、アルミナ粒子の製造方法、樹脂組成物、及び樹脂組成物の製造方法 | |
JP4587740B2 (ja) | ベーマイト粒子の製造方法、及びベーマイト粒子 | |
JP5155393B2 (ja) | 球形の酸化第一銅凝集体粒子組成物及びその製造方法 | |
US20120304545A1 (en) | Nano-diamond dispersion solution and method for preparing same | |
JP2016222501A (ja) | 板状アルミナ粒子およびその製造方法 | |
US11820901B2 (en) | Plate-like alumina particle and a manufacturing method for the same | |
JP6008642B2 (ja) | 平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体、平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体からなる結晶性アルミナ複合酸化物粒子ならびに該平板状結晶性アルミナ複合酸化物微粒子集合体および該結晶性アルミナ複合酸化物粒子の製造方法 | |
JP6374138B2 (ja) | 結晶シリカ粒子材料及びその製造方法並びに結晶シリカ粒子材料含有スラリー組成物、結晶シリカ粒子材料含有樹脂組成物 | |
JP2010105892A (ja) | ジルコニア微粒子及びその製造方法 | |
WO2014126075A1 (ja) | 高い比表面積を有する棒状の水酸化マグネシウム粒子、及び棒状の酸化マグネシウム粒子、並びにそれらの製造方法 | |
JP2019123664A (ja) | 板状アルミナ粒子 | |
JP6516553B2 (ja) | 六方晶窒化硼素粉末 | |
JP2007290887A (ja) | ビスマスチタン酸系ナノ粒子、それを用いた圧電セラミックス、それらの製造方法 | |
JP5793180B2 (ja) | アルミナコンポジット、アルミナコンポジットの製造方法、およびアルミナコンポジット含有高分子組成物 | |
JP4774236B2 (ja) | 水酸化マグネシウム粒子及びその製造方法及びそれを含む樹脂組成物 | |
JP4338470B2 (ja) | ハイドロタルサイト粒子及びその製造方法 | |
JP4745713B2 (ja) | 水酸化マグネシウム粒子及びその製造方法及びそれを含む樹脂組成物 | |
JP2023158027A (ja) | 中空粒子、該中空粒子の製造方法、樹脂組成物、ならびに該樹脂組成物を用いた樹脂成形体および積層体 | |
KR101701447B1 (ko) | 판상 자성 산화철의 제조방법 및 이에 의해 제조된 판상 자성 산화철 | |
JP2002249315A (ja) | 薄片状α−アルミナ粒子及びその製造方法 | |
CN113677626A (zh) | 钴铁氧体颗粒的制造方法和由该方法制造的钴铁氧体颗粒 | |
Mikhailov et al. | Influence of the electrokinetic properties of cellulose on the morphology of iron (III) oxide upon template synthesis | |
JP2018165221A (ja) | ベーマイトの製造方法 | |
JPH09227122A (ja) | 薄片状酸化チタンおよびその集合多孔体とそれらの製造方法 | |
JPH1149516A (ja) | 球状酸化亜鉛 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060418 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060622 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100419 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100722 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100907 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100907 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |