JP2006053355A - 原稿圧着板開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒンジ軸をリフト部材高さ調整手段の一構成部材として利用し、このヒンジ軸に直接、調整ねじを取り付けることにより組付け工数及び部材点数部材の減少を図る。
【解決手段】 ヒンジ軸6にねじ孔27が軸線に直交して貫通するよう設けられ、該ねじ孔27にリフト部材高さ調整用の調整ねじ26が螺合挿通され、該調整ねじ26の先端部をリフト部材11の回動先端側の下面側に当接させている。調節ねじ26には弛止めナット29を螺合させている。ヒンジ軸6をリフト部材高さ調整手段の一構成部材として利用し、このヒンジ軸6に直接、調整ねじ26を取り付けることにより少ない組付け工数並びに部材点数で組み付けることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、印刷機、スキャナー等に設置されて厚物原稿を圧着するのに用いられるリフト機能付きの原稿圧着板開閉装置に係り、更に詳しくはリフト部材の高さ調整手段の改良に関する。
この種の原稿圧着板開閉装置として、たとえば、図8に示すように、複写機等の装置本体40に取り付けられる取付部材41と、この取付部材41の両側板に一端部側をヒンジ軸42を介して回動自在に枢支連結された支持部材43と、この支持部材43の上側に重なり合い該支持部材43の他端部側に支持軸44を介して回動自在に枢支連結され、原稿圧着板45の回動基端側に取り付けられるリフト部材46とを備え、さらに、リフト部材46の支持部材43に対する枢支連結側であってリフト部材46の回動時に支持軸44を支点に旋回する位置の両側板間に取り付けられた作動軸47と、この作動軸47と取付部材41側の支持部材43の枢支連結位置とは異なる位置との間に支持部材43を原稿圧着板45の開き方向へ付勢させ、かつ原稿圧着板45を取り付けたリフト部材46を支持部材43と重なり合う方向へ付勢保持するように弾設した圧縮コイルばね48とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)
上記構成の原稿圧着板開閉装置では、装置本体40の寸法誤差や組立誤差などにより、原稿圧着板45を閉じたときにこの原稿圧着板45と原稿台(コンタクトガラス)45aとの間に隙間ができることがある。こうした場合前記隙間を調整できるように、リフト部材46の高さを調整するためのエキセンピン49がリフト部材46又は支持部材43にかしめ手段またはネジ着手段により取り付けられている。
実開平7−14451号公報
しかるに、リフト部材高さ調整用のエキセンピン49が取り付けられた上記原稿圧着板開閉装置では、リフト部材46又は支持部材43にエキセンピン49を取り付けるに当たって、エキセンピン49の偏心位置に回転軸部材50を、また取付板51を必要とし、それだけエキセンピン49の組付け工数及び部材点数の増大を招く。また、リフト部材46又は支持部材43にエキセンピン49を取り付けるには、原稿圧着板45やリフト部材46にエキセンピン49を回転操作するに要する作業空間を確保するために切欠部52などの加工を要することになる。さらに、リフト部材高さ調整に際しエキセンピン49の回転操作は、複写機など装置本体40の背後、即ち原稿圧着板45の回動基端側から行わなければならいが、この装置本体40の背後側には通常、壁や仕切りなどが存在するため、一旦、装置本体40全体を動かしてこの向きを変える必要があって手間取るという問題がある。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、上記のような、ヒンジ軸を備えた原稿圧着板開閉装置において、前記ヒンジ軸をリフト部材高さ調整手段の一構成部材として利用し、このヒンジ軸に直接、リフト部材高さ調整用の調整ねじを取り付けることにより組付け工数並びに部材点数部材の減少、コストの低減を図れる原稿圧着板開閉装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、調整ねじの回転操作を複写機等装置本体の前方から行うことができるようし、もってリフト部材高さ調整作業性の向上を図れる原稿圧着板開閉装置を提供することにある。
本発明は、発明の内容を理解しやすくするために図1に付した符号を参照して説明すると、装置本体(1)側に取り付けられる取付部材(5)と、この取付部材に、その回動基端側の後端部がヒンジ軸(6)を介して上下方向に回動自在に枢支連結された支持部材(7)と、この支持部材の上側に重なり合い該支持部材の回動先端側の前端部に、その回動基端側の前端部が支持軸(9a,9b)を介して上下方向に回動自在に枢支連結されて、原稿圧着板(2)の回動基端側の後端部に取り付けられるリフト部材(11)と、前記支持部材と前記取付部材との間に、前記支持部材を開き方向へ回動付勢し、かつ前記リフト部材を前記支持部材と重なり合う方向へ付勢するように装着された圧縮コイルばね(24)とを備えている原稿圧着板開閉装置において、前記ヒンジ軸(6)の軸線方向中途部にねじ孔(27)が軸線に直交して貫通するよう設けられ、前記ねじ孔にリフト部材高さ調整用の調整ねじ(26)が螺合挿通され、該調整ねじの先端部を前記リフト部材(11)の回動先端側の下面側に当接させていることに特徴を有するものである。
上記構成の原稿圧着板開閉装置によれば、原稿圧着板を閉じたときに原稿圧着板と装置本体の原稿台との間に隙間が生じる場合は、調整ねじを回転させることにより、リフト部材が支持軸回りに上下してその高さを可変調整することができ、これにより原稿圧着板の角度を変えることができて前記隙間を微調整できる。
一つの好適な態様として、本発明による原稿圧着板開閉装置は、前記ヒンジ軸(6)を前記支持部材(7)の回動基端側の後端部に一体的に結合するとともに、前記調整ねじ(26)の先端部(26a)をリフト部材(11)の回動先端側の下面側に直角に当接させることができる。これによれば、原稿圧着板(2)が水平な全閉状態では調整ねじ(26)の頭側端は下向きになり、そして原稿圧着板(2)が90度もしくは略90度開き回動して垂直姿勢もしくはほぼ垂直姿勢になるよう全開もしくは全開付近にまで開かれると、リフト部材(11)及び支持部材(7)もほぼ垂直姿勢になり、これに伴い支持部材(7)と共回りするヒンジ軸(6)上の調整ねじ(26)は頭部側端は原稿圧着板(2)の回動先端側、即ち装置本体(1)の前方へ向ける姿勢に変えることができる。したがって、開き回動した支持部材の回動基端側と取付部材間の空間の前方からねじ回し工具を差込んで調整ねじを回転操作させることができるため、前述した従来の原稿圧着板開閉装置のようにリフト部材高さ調整にあたって装置本体全体の向きを変えるような手間は一切不要になり、原稿圧着板(2)を垂直姿勢もしくはほぼ垂直姿勢に開くだけで原稿圧着板開閉装置の前方から調整ねじを容易に回転操作させることができてリフト部材高さ調整作業性に優れる。
また、前記調節ねじ(26)には弛止めナット(29)を螺合させることができる。これによれば、振動等による調整ねじの弛みを防止でき、調整後の状態を維持できる。
本発明によれば、リフト部材高さ調整用の調整ねじにより原稿圧着板と原稿台間の隙間を容易に微調整することができ、しかも調整ねじはヒンジ軸を利用してこれに取り付けている構造であるので、それだけ少ない部材点数、組付け工数で簡単かつ容易に組み付けることができ、また従来の原稿圧着板開閉装置の原稿圧着板やリフト部材のようにカムを回転操作するための特別な切欠部など回転作業空間を加工する必要も無くなり、組付け性に優れる。また、調整ねじの回転操作は原稿圧着板を全開もしくは全開付近にまで開くことにより支持部材の回動基端側と取付部材との間の前方から行うことができてリフト部材高さ調整作業性にも優れる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る原稿圧着板開閉装置を全閉状態で示す縦断側面図、図2は図1の原稿圧着板開閉装置を厚物原稿圧着状態で示す縦断側面図、図3は図1の原稿圧着板開閉装置を全開状態で示す縦断側面図、図4は図1の原稿圧着板開閉装置の取付部材の分解斜視図、図5は図1の原稿圧着板開閉装置の支持部材の分解斜視図、図6は図1の原稿圧着板開閉装置のリフト部材の分解斜視図である。
図1において、1はコンタクトガラスによる原稿台1aを備えた複写機等の装置本体、2は原稿圧着板、3は原稿圧着板2を装置本体1の原稿台1aに対し上下方向に開閉回動自在に取り付けた原稿圧着板開閉装置である。
原稿圧着板開閉装置3の全体的構成は、基本的には図6に示す従来の原稿圧着板開閉装置とほとんど変わるところがない。すなわち、この原稿圧着板開閉装置3は、装置本体1にビス4等で取り付けられた取付部材5と、この取付部材5に、その回動基端側の後端部がヒンジ軸6を介して上下方向に回動自在に枢支連結された支持部材7と、この支持部材7の回動先端側の前端部に、その回動基端側の前端部が作動部材21および互いに平行な上下2本の第1,2の支持軸(以下、第1、2支持軸という。)9a,9bを介して上下方向に回動自在に枢支連結され、原稿圧着板2の回動基端側に図外のビス等で取り付けられるリフト部材11などから構成されている。
図1、図4に示すように、取付部材5は、装置本体1にビス4等で取り付けられる金属製の底板5aと、この底板5aの両端から立ち上げた両側板5b,5bとを有する断面略溝形状に形成され、両側板5b,5bの上端側にヒンジ軸挿通孔12,12を設けている。さらに、両側板5b,5bの、ヒンジ軸挿通孔12,12よりも下方でかつ前方向寄りに偏した位置には、ストッパーピン支持孔13,13を設けている。
図1、図5に示すように、支持部材7は、金属製の上板7aと、この上板7aの両側端から下方に折曲した両側板7b,7b、及びこの両側板7b,7bの各下端から内向きに上板7aと平行に折曲したリップ7c,7cとを有する断面リップ付き溝形状に形成され、両側板7b,7bの回動基端側の後端部にヒンジ軸枢支孔14,14を設け、両側板7b,7bの回動先端側の前端部に第1,2支持軸枢支孔15a,15bを上下に設けている。そして、支持部材7は、図1に示すように、両側板7b,7bのヒンジ軸枢支孔14,14を取付部材5のヒンジ軸挿通孔12,12に合わせてこれら孔14,12にヒンジ軸6を挿通し、該ヒンジ軸6の両端部を支持部材7のヒンジ軸枢支孔14,14に回止め状に一体的に結合することによって取付部材5に対しヒンジ軸6まわりに上下方向に回動自在に枢支連結される。取付部材5の両側板5b,5bのストッパーピン支持孔13,13には、ストッパーピン17がヒンジ軸6と平行に挿通固定され、このストッパーピン17にカム部材17aが挿通固定される。
図1、図6に示すように、リフト部材11は、原稿圧着板2の回動基端側の後端部に図外のビス等で取り付けられる金属製の上板11aと、この上板11aの両側端から下方に折曲した両側板11b,11bとを有する断面溝形状に形成されている。その回動基端側の両側板11b,11bの前端部同士間には作動部材21が一体的に結合固定される。その作動部材21は耐摩耗性に優れるポリアセタール系樹脂やポリアミド系樹脂などで成形され、上下方向に縦長の垂直溝21aと、この垂直溝21aの下方に直交するよう配された横長の水平溝21bとをそれぞれ設けている。図6に示すように、両側板11b,11bの前端部には垂直溝21a、水平溝21bにそれぞれ合致する形状の第1,2軸孔25,36を上下に設けている。
図1に示すように、支持部材7に対しリフト部材11は、上板11aが支持部材7の上板7aの上側に、両側板11b,11bが支持部材7の両側板7b,7bの外側にそれぞれ重なり合い、かつ作動部材21が支持部材7の両側板7b,7bの前端部同士間に嵌まり込むとともに、回動先端側の後端部が原稿圧着板2の後端部方向へ向くように、互いに合致する第1軸孔35、第1支持軸枢支孔15a及び垂直溝21aに第1支持軸9aを、第2軸孔36、第2支持軸枢支孔15b及び水平溝21bに第2支持軸9bをそれぞれ挿通することによって支持部材7の回動先端側に第1,2支持軸9a,9bまわりに上下方向に回動自在に枢支連結される。
図1に示すように、支持部材7の両側板7b,7b間のリップ7c,7c上には耐摩耗性に優れるポリアセタール系樹脂やポリアミド系樹脂などで成形された一対の筒形の第1,2スライダー22,23が原稿圧着板2の回動半径方向に摺動自在にはめ込まれる。そして、この支持部材7内の第1,2スライダー22,23間に、支持部材7を開き方向へ回動付勢し、かつ原稿圧着板2に取り付けたリフト部材11を支持部材7と重なり合う方向へ回動付勢する圧縮コイルばね24が装着される。支持部材7内において第1,2スライダー22,23はストッパーピン17上のカム部材17aと作動部材21との間に介在される。
第1スライダー22の背面には、図1に示すように、ストッパーピン17上のカム部材17aに当接する断面円弧状のカムフォロア25が一体に形成される。図1のように原稿圧着板2が水平姿勢に全閉した状態においては、第1スライダー22のカムフォロア25がカム部材17aの外周の円弧下部に当接しており、また第2スライダー23の前端部は作動部材21の突部21cに当接しており、それらカム部材17a、カムフォロア25及び圧縮コイルばね24を介して支持部材7は原稿圧着板2を閉じ方向に回動付勢させている。この状態から原稿圧着板2を開いてゆくと、支持部材7はリフト部材11と共にヒンジ軸6まわりに回動して共に開かれる。
本発明は、上記構成の原稿圧着板開閉装置3において、図1に示すように、ヒンジ軸6にリフト部材高さ調整用の調整ねじ26を取り付けることに特徴を有する。すなわち、支持部材7の両側板7b,7b間のヒンジ軸6の軸線方向中途部にねじ孔27を軸線に直交して貫通するよう設け、このねじ孔27に、頭側端に穴28付きの調整ねじ26を螺合挿通させて、該調整ねじ26の先端部26aをリフト部材11の上板11aの回動先端側の下面側に直角に当接させる。調整ねじ26には弛止めナット29を螺合させて調整ねじ27の弛み止めを講じる。図1のように原稿圧着板2が水平姿勢に全閉した状態においては、調整ねじ26は穴28付き頭側端を下向き状態とする姿勢にある。
上記構成の原稿圧着板開閉装置によれば、図1のように原稿圧着板2が水平姿勢に全閉した状態では、圧縮コイルばね24は圧縮した状態にあり、第1支持軸9aは垂直溝21a内の上端寄り部位に、第2支持軸9bは水平溝21b内のリフト部材回動先端側方向、即ち後方寄り部位にそれぞれ位置している。
いま、原稿が紙のように薄い薄物原稿を圧着する場合には、原稿圧着板2は、リフト部材11と取付部材5の間に介在した圧縮コイルばね24の弾力によって開閉動作の全行程にわたって反転することなく操作され、ストッパーピン17上のカム部材17aにカムフォロア26を当接するスライダー22とリフト部材11を介して支持部材7に作用している圧縮コイルばね24の弾力によって所定の開き角度で安定よく停止保持される。
図2に示すように、原稿Pが本のように厚物原稿である場合には、原稿圧着板2を閉じてその一部を厚物原稿Pに当てがい、原稿圧着板2の手前側を若干強く下方へ押すと、リフト部材11が作動部材21でスライダー23を介して圧縮コイルばね24を押圧し、その弾力に抗して第1,2支持軸9a,9bまわりに矢印B方向に反転し、原稿圧着板2がその回動基端側の後端部をリフトアップされて厚物原稿Pの上部に対して平行となり、厚物原稿P全体を装置本体1の原稿台1a上に均等な圧力で圧着することができる。
リフト部材11が第1,2支軸9a,9b回りに反転するとき、リフト部材11と共に作動部材21は垂直溝21aを第1支持軸9aの上方(Y方向)へスライドする上昇移動と、これと同時に水平溝21bを第2支持軸9bよりリフト部材11の回動先端側方向、即ちX方向へスライドする水平移動との複合により楕円軌道を描きながら反転する。前記厚物原稿Pよりも更に厚い厚物原稿を圧着する場合は、リフト部材11の反転時に作動部材21の垂直溝21aは第1支持軸9aより更にY方向へ上昇移動し、水平溝21bは第2支持軸9bより更にX方向へ水平移動することになる。
図1の原稿圧着板2が水平姿勢に全閉した状態から、図3のように原稿圧着板2を垂直姿勢もしくはほぼ垂直姿勢に全開させるに伴い支持部材7はヒンジ軸6ごとリフト部材11と共に90度もしくは略90度回動する。すると、図1の原稿圧着板2の全閉状態で下向きにあったヒンジ軸6上の調整ねじ26の穴28付きの頭側端は、図3のように、支持部材7の回動基端側と取付部材5間の空間の前方へ向く姿勢に変わる。
原稿圧着板開閉装置の組立直後または実用時に、原稿圧着板2を全閉したとき原稿圧着板2が浮いて原稿台1aとの間に隙間が生じる場合は、調整ねじ26によってその隙間を微調整する。この調整に際しては、図1の原稿圧着板2が水平姿勢に全閉した状態から原稿圧着板2を垂直姿勢もしくはほぼ垂直姿勢に全開させることにより、上述したように、図3に示すごとくヒンジ軸6上の調整ねじ26の頭側端は支持部材7の回動基端側と取付部材5間の空間の前方へ向くことになる。かくして、棒スパナなどねじ回し工具30を支持部材7の回動基端側と取付部材5間の前方から調整ねじ26の頭側端の穴28に嵌め込み掛合させて調整ねじ26を回転させることにより調整ねじ26の先端部26aをリフト部材11の下面に対し押し付けるよう進行させることができる。この調整ねじ26の進行によりその先端部26aでリフト部材11の回動先端側が支持軸9回りに若干持ち上げられることになり、これにより原稿圧着板2の角度を変えることができて原稿圧着板2と原稿台1a間の隙間を微調整することができる。調整後、ねじ回し工具30は調整ねじ26の穴28から抜き出される。
上記調整ねじ26としては、穴28付き調整ねじ26に代えて、図7(a)に示すごときねじ回し工具30の先端部が掛けられる溝31付きの調整ねじ26、または同図(b)に示すごときねじ回し工具30の先端部が掛けられる多角形の頭32付きの調整ねじ26を用いることもできる。
本発明に係る原稿圧着板開閉装置を全閉状態で示す縦断側面図である。 図1の原稿圧着板開閉装置を厚物原稿圧着状態で示す縦断側面図である。 図1の原稿圧着板開閉装置を全開させた状態で示す要部縦断側面図である。 図1の原稿圧着板開閉装置の取付部材の分解斜視図である。 図1の原稿圧着板開閉装置の支持部材の分解斜視図である。 図1の原稿圧着板開閉装置のリフト部材の分解斜視図である。 図1の原稿圧着板開閉装置の調整ねじの他例を示しており、(a)は溝付き調整ねじの斜視図、(b)は頭付き調整ねじの斜視図である。 従来例の原稿圧着板開閉装置を厚物原稿圧着状態で示す縦断側面図である。
符号の説明
1 装置本体
2 原稿圧着板
3 原稿圧着板開閉装置
5 取付部材
6 ヒンジ軸
7 支持部材
9a,9b 支持軸
11 リフト部材
24 圧縮コイルばね
26 調整ねじ
27 ねじ孔
29 弛止めナット
30 ねじ回し工具

Claims (4)

  1. 装置本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に、その回動基端側の後端部がヒンジ軸を介して上下方向に回動自在に枢支連結された支持部材と、この支持部材の上側に重なり合い該支持部材の回動先端側の前端部に、その回動基端側の前端部が支持軸を介して上下方向に回動自在に枢支連結されて、原稿圧着板の回動基端側の後端部に取り付けられるリフト部材と、前記支持部材と前記取付部材との間に、前記支持部材を開き方向へ回動付勢し、かつ前記リフト部材を前記支持部材と重なり合う方向へ付勢するように装着された圧縮コイルばねとを備えている原稿圧着板開閉装置において、
    前記ヒンジ軸の軸線方向中途部にねじ孔が軸線に直交して貫通するよう設けられ、前記ねじ孔にリフト部材高さ調整用の調整ねじが螺合挿通され、該調整ねじの先端部を前記リフト部材の回動先端側の下面側に当接させていることを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。
  2. 前記ヒンジ軸は前記支持部材の回動基端側の後端部に一体的に結合されるとともに、前記調整ねじの先端部が前記リフト部材の回動先端側の下面側に直角に当接されている、請求項1記載の原稿圧着板開閉装置。
  3. 前記調節ねじに弛止めナットを螺合させている、請求項1又は2記載の原稿圧着板開閉装置。
  4. 前記支持部材及び前記リフト部材が前記ヒンジ軸回りに90度もしくは略90度開き回動したとき前記調整ねじも前記ヒンジ軸と共に90度もしくは略90度回転して該調整ねじの頭側端が前方へ向くように構成してあり、開き回動した前記支持部材の回動基端側と取付部材間の空間の前方から差込まれるねじ回し工具が前記頭側端に掛けられるように構成してある、請求項2又は3記載の原稿圧着板開閉装置。
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