JP2006051116A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な装置構成で洗浄槽の密閉性を看視して、密閉性が保たれていない場合には運転を停止することによって、水漏れを防止する技術を提供する。
【解決手段】 本発明に係る食器洗浄機は、開口部を備え、洗浄する食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽の開口部を閉塞する蓋と、洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段と、洗浄槽の内部の圧力変動を検出する手段と、検出される洗浄槽の内部の圧力変動に基づいて、前記開口部の密閉性を判断する手段とを備え、開口部が密閉されていないと判断される場合に、運転状態を変更することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食器洗浄機に関する。
食器洗浄機は、食器等を中に収容して洗浄を行なうための洗浄槽を備えている。洗浄槽では、洗浄水を使用して食器等の洗浄を行なう。このとき洗浄水が洗浄槽から漏れると、食器洗浄機に備えられている電気系統に悪影響を及ぼしたり、洗浄水に含まれる洗浄成分が付着してカビが発生したりする。したがって、洗浄槽から洗浄水が漏れるのを防止するために、食器洗浄機には、洗浄槽と共に、洗浄槽を閉塞する蓋が備えられている。
蓋の閉塞が十分でない場合、洗浄槽の密閉性を保つことができず、洗浄槽から洗浄水が漏れてしまう。上記のような水漏れを防止するために、従来から様々な技術が提案されている。これらの技術は大別して、蓋と洗浄槽の間を閉塞するシールの性能を確保する技術と、蓋と洗浄槽の位置関係に基づいて蓋の開閉状況を検出して、蓋が開いている場合には食器洗浄機の運転を停止する技術とに分類される。
シールの性能を確保する技術としては、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、蓋と洗浄槽の間のシールを中空パッキングとして、その中空パッキングに空気を挿入して膨らませて、その圧力で洗浄槽の密閉性を保つ技術が開示されている。
蓋の開閉状況を検出して、蓋が開いている場合に食器洗浄機の運転を停止する技術としては、例えば特許文献2に記載の技術や、特許文献3に記載の技術がある。
特許文献2には、蓋に設けた磁石と、洗浄槽を本体内に収納した状態で前記磁石と対向するように設けたリードスイッチとを用いて、蓋と洗浄槽の係合を検知し、蓋が洗浄槽から外れている場合には食器洗浄機の運転を停止する技術が開示されている。
特許文献3には、洗浄槽を本体内に収納した状態で、洗浄槽を収納位置に保持する保持機構を設け、その保持機構の可動カムの位置から洗浄槽の位置を検知し、洗浄槽が正常な保持位置にない場合には、洗浄槽が蓋で密閉されていないと判断して、食器洗浄機の運転を停止する技術が開示されている。
特開2003−180603 特開2000−139798 特開2002−17642
洗浄槽の密閉性は、蓋が洗浄槽の開口部を閉塞する位置関係にあって、かつ蓋と洗浄槽の間のシールが十分に機能することによって、保つことができる。仮に蓋と洗浄槽の位置関係が正しく保持されていても、シールが機能しない場合には、水漏れが生じる。逆にシールが十分に機能していたとしても、蓋が洗浄槽から外れている場合には、水漏れが生じる。
特許文献1の技術では、蓋と洗浄槽の位置関係を看視することができないため、蓋が洗浄槽から外れた状態で運転してしまうと、水漏れを起こす。特許文献2および特許文献3の技術では、蓋と洗浄槽の位置関係を看視することができるが、食器洗浄機を長期にわたって使用してシールが劣化した場合など、シールが十分に機能しない場合に、水漏れを防ぐことができない。
上記の技術を併用すれば水漏れを確実に防ぐことはできるが、装置構成が複雑となり、装置は大型化し重量も重くなってしまう。
より簡易な装置構成で、蓋が洗浄槽から外れている場合にも、シールが十分に機能しない場合にも、洗浄槽からの水漏れを防止することが可能な技術が必要とされる。
本発明は上記課題を解決する。本発明は簡易な装置構成で洗浄槽の密閉性を看視して、密閉性が保たれていない場合には運転状態を変更して洗浄運転を行わないことによって、水漏れを防止する技術を提供する。
本発明に係る食器洗浄機は、開口部を備え、洗浄する食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽の開口部を閉塞する蓋と、洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段と、洗浄槽の内部の圧力変動を検出する手段と、検出される洗浄槽の内部の圧力変動に基づいて、前記開口部の密閉性を判断する手段とを備え、開口部が密閉されていないと判断される場合に、運転状態を変更することを特徴とする。
洗浄槽の内部が変圧(加圧または減圧)されると、洗浄槽の内部の圧力は洗浄槽の密閉性に依存して変動する。例えば洗浄槽の内部が減圧される際に、蓋が完全に開口部を密閉する場合には、洗浄槽の内部へほとんど空気が流入しないため、洗浄槽の内部の圧力は大きく低減する。逆に蓋が開口部を完全に密閉していない場合には、蓋と洗浄槽の間から減圧にともなって空気が流入し、洗浄槽の内部の圧力低減が緩和されて、洗浄槽の内部の圧力はそれほど低減しない。洗浄槽の内部が加圧される場合も同様にして、開口部の密閉性に依存して洗浄槽の内部の圧力増加の度合いは変化する。従って、洗浄槽の内部の圧力変動から、開口部の密閉性を知ることができる。
上述したように、開口部の密閉性が確保されていない場合には、洗浄槽の内部の圧力変動は緩和される。従って、洗浄槽の内部の圧力を変圧し、洗浄槽の内部の圧力変動を検出して、その圧力変動の絶対値をあるしきい値と比較することで、開口部の密閉性を判別することができる。圧力変動の絶対値がそのしきい値を超える場合には、開口部の密閉性が確保されていると判断して通常の運転を実施し、圧力変動の絶対値がそのしきい値を超えない場合には、洗浄槽の密閉性が確保されていないと判断して運転を停止することで、蓋が開いていたり、シールが十分に機能していなかったりすることによる水漏れを防止することができる。
上記のような密閉性の看視は、食器を洗浄するための工程の中に洗浄槽の内部の圧力を変圧するような工程があればその時点で実施してもよいし、密閉性を検査するための工程を別途実施してもよい。密閉性を検査するための工程を別途実施する場合は、食器を洗浄する前の段階でその工程を実施することが好ましい。食器を洗浄する前に密閉性が確保されていないことが分かれば、実際に水漏れを起こす前に運転を停止して、水漏れを完全に防止することができる。
前記洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段は、洗浄槽の内部から水を吸引する手段であることが好ましい。
一般的な食器洗浄機では、洗浄槽の内部の洗浄水を循環させたり、使用済みの洗浄水を排出したりするために、洗浄槽の内部から水を吸引する手段(例えばポンプ)を備えている。本発明者らは、洗浄槽の開口部を蓋で密閉した状態で、上記の手段を用いて洗浄槽の内部から水を吸引すると、洗浄槽の内部に空気がほとんど流入せず、洗浄槽の内部の圧力が低減することを見出した。
上記した洗浄槽の内部から水を吸引する手段を、前記の洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段として併用することによって、食器洗浄機の構成をさらに簡易なものとすることができる。
前記圧力変動を検出する手段は、様々な技術を利用することができる。例えば、洗浄槽の内部の圧力を計測する圧力センサを用いて、洗浄槽の内部の圧力変動を検出することができる。圧力センサは開口部を蓋で閉塞された状態での洗浄槽の内部の圧力を計測できればよいため、例えば蓋の内側に設けられていてもよいし、洗浄槽の内側に設けられていてもよい。
あるいは、蓋の面に垂直な方向の蓋の変形量を計測する変位計を用いて、洗浄槽の内部の圧力変動を検出することができる。
洗浄槽の内部の圧力が変動すると、洗浄槽の内外の圧力差に起因して、蓋は面に垂直な方向に撓む。例えば洗浄槽の内部の圧力が低減すると、蓋は内側に撓み、洗浄槽の内部の圧力が増大すると、蓋は外側に撓む。蓋の撓み量は圧力差に依存しており、圧力差が大きいほど蓋の撓み量も大きい。従って蓋の面に垂直な方向の蓋の変形量を計測することによって、洗浄槽の内部の圧力変動を検出することができる。
本発明の食器洗浄機によると、簡易な装置構成で洗浄槽の密閉性を看視して、密閉性が保たれていない場合には運転状態を変更して、洗浄運転を行わないことによって、水漏れを防止することができる。
以下、本発明を具現化した実施例について図面を参照して説明する。最初に実施例の主要な特徴を列記する。
(形態1):洗浄槽の開口部の密閉性を判断する手段は、
検出される洗浄槽の内部の圧力変動の絶対値をしきい値と比較し、
圧力変動の絶対値がしきい値を超えない場合に、洗浄槽の開口部が密閉されていないと判断することを特徴とする。
(形態2):開口部が密閉されていないと判断される場合に、異常を利用者へ報知して、運転を停止することを特徴とする。
以下に、本発明の食器洗浄機を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施例)
図1に本実施例の食器洗浄機10の断面を模式的に示す。食器洗浄機10の外ケース14の内部には洗浄槽4が設けられており、食器かご54に収容した食器類を洗浄して乾燥する。洗浄槽4は上部が開口した箱型形状をしており、前面に扉40が設けられている。洗浄槽4は外ケース14から引き出して上部の開口部から食器類を出し入れすることができる。
外ケース14の内部には、洗浄槽4の上方の開口部を閉塞する上蓋6が設けられている。上蓋6は図示しないガイドによって移動範囲を規制されており、洗浄槽4が外ケース14から引き出されると、上蓋6は洗浄槽4に対して前方斜め上方(図1の左上方向)に向けて移動して、外ケース14の内部で停止する。洗浄槽4が外ケース14へ押し込まれると、上蓋6は洗浄槽4に対して後方斜め下方(図1の右下方向)に移動して、洗浄槽4の開口部の周囲の受け面とシール12を介して当接し、洗浄槽4の開口部を閉塞する。上蓋6の下面中央には、圧力センサ7(圧力変動を検出する手段に相当する)が設けられている。圧力センサ7は洗浄槽4の内部の圧力を計測し、コントローラ45(開口部の密閉性を判断する手段に相当する)へ送信する。
洗浄槽4の底部には、温度センサ46、ヒータ52と、複数の開口部を有する噴射ノズル8が設けられている。
ヒータ52は、通電されると自身が発熱して洗浄槽4の底部に貯められる洗浄水を加熱する。ヒータ52による加熱はコントローラ45によって制御されており、洗浄槽4の中の洗浄水の温度は、温度センサ46で計測される温度を用いたフィードバック制御によって、予めプログラムされた温度パターンに一致するように制御される。さらにヒータ52は、乾燥ファン48によって洗浄槽4へ送り込まれる空気を加熱する。
噴射ノズル8は、回転可能に配置されている。噴射ノズル8には、洗浄槽4の更に低い位置から洗浄水を取水する洗浄水循環路30に接続されている。洗浄水循環路30の途中には洗浄ポンプ28が設けられており、洗浄ポンプ28が稼働すると、噴射ノズル8から洗浄水が噴射される。
給水路16が洗浄槽4に接続されている。給水路16の上流側の端部は給水口22に接続されており、図示されない装置外の給湯器から食器洗浄機10へ加熱された水が供給される。給水口22の下流には電磁弁20が設けられている。電磁弁20はコントローラ45の指示によって給水路16へ供給される水量を制御する。
洗浄槽4には水位スイッチ38が設けられている。水位スイッチ38はフロート式の水位スイッチであり、洗浄槽4の内部の水位を看視する。洗浄槽4の内部の水位が規定の水位に達した場合、水位スイッチ38はコントローラ45へONを出力する。洗浄槽4の内部の水位が規定の水位に達しない場合、水位スイッチ38はコントローラ45へOFFを出力する。
洗浄槽4の底部の最も低い位置には、排水路34、洗浄水循環路30、最低水位スイッチ32が接続されている。排水路34の下流側の端部は排水口24に接続されており、排水口24は装置外の台所の排水管へ接続されている。排水路34には排水ポンプ36(洗浄槽4の内部を変圧する手段に相当する)が設けられており、排水ポンプ36が稼働すると、洗浄槽4に貯められている水が排水される。また排水路34は排水ポンプ36よりさらに下流側に排水トラップ26と空気抜き50を備えており、台所の配水管から洗浄槽4への排水の逆流は防止される。
洗浄水循環路30には洗浄ポンプ28が設けられており、洗浄槽4の底部に貯まった洗浄水を加圧して噴射ノズル8から噴射する。
最低水位スイッチ32は、圧力式の水位スイッチであり、洗浄槽4の内部の水位を看視する。洗浄槽4の内部の水位が規定の最低水位に達した場合、最低水位スイッチ32はコントローラ45へONを出力する。洗浄槽4の内部の水位が規定の最低水位に達しない場合、最低水位スイッチ32はコントローラ45へOFFを出力する。
洗浄槽4の後方には第1空気通路51が接続されている。第1空気通路51の他方の端部は洗浄槽4の規定水位より高い位置で外ケース51の内部に開放され、乾燥ファン48が回転することによって第1空気通路51へ空気が送り込まれる。乾燥ファン48はコントローラ45の指示によって回転し、第1空気通路51を経由して洗浄槽4に向けて空気を送り込む。洗浄槽4内に送り込まれた空気は、ヒータ52で加熱されて、高温の空気となって食器類を乾燥させた後、第2空気通路55から洗浄槽4の外部へ排出される。
洗浄槽4の前方には第2空気通路55の一方の端部が接続されている。第2空気通路55の他方の端部は扉40に設けられた空気口42を経由して装置外へ開放されている。第2空気通路55には開閉弁44が設けられており、乾燥ファン48の回転に同期して第2空気通路55を開閉する。乾燥ファン48が回転している場合、開閉弁44は第2空気通路55を開いて、洗浄槽4から送り出される空気を装置外へ排出する。乾燥ファン48が停止している場合、開閉弁44は第2空気通路55を閉じて、洗浄槽4から水や空気が漏れ出るのを防ぐ。
食器洗浄機10は、排水工程と、洗浄工程と、3回のすすぎ工程と、高温すすぎ工程と、乾燥工程を行って、食器を洗浄し乾燥する。乾燥工程を除く上記の工程では、排水ポンプ36あるいは洗浄ポンプ28を駆動して、洗浄槽4の内部から水を吸引する。このポンプによる吸引によって、洗浄槽4の内部は減圧されて、大気圧に対して負圧になる。
図2は洗浄工程において、洗浄槽4、洗浄水循環路30、洗浄ポンプ28、噴射ノズル8を循環する洗浄水の圧力変動を示すグラフである。図2のx1とx2は洗浄ポンプ28の入口と出口を示し、x3とx4は噴射ノズル8の入口と出口を示す。洗浄器4の内部における洗浄水の圧力64は、洗浄槽4の内部での空気の圧力とほぼ同等であり、その圧力64は大気圧62に比べ低い。洗浄槽4から洗浄水循環路30へ流入して、洗浄ポンプ28によって加圧されると、洗浄水の圧力70は増加して大気圧62より高くなる。噴射ノズル8の複数の開口部から洗浄槽4の内部に噴射されると、洗浄水の圧力78は再び大気圧62よりも低くなる。
図3は図2の点76で示される、洗浄槽4の内部における空気の圧力の時間的な変化を示すグラフである。図3では時刻t0で食器洗浄機10が運転を開始すると、排水ポンプ36が駆動して洗浄槽4の内部に貯まっている水が排水される。図1の上蓋6が洗浄槽4をしっかりと閉塞していて、洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていると、洗浄槽4の内部の圧力は排水ポンプ36によって減圧されて、圧力履歴92に沿って下降する。一方、図1の上蓋6が洗浄槽4をしっかりと閉塞しておらず、洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていないと、洗浄槽4の内部の圧力は排水ポンプ36によって減圧されるものの、上蓋6と洗浄槽4の間から空気が流入するため、排水ポンプ36による減圧が緩和されて、圧力履歴92よりも高い圧力履歴94に沿って下降する。上記した洗浄槽4の内部の圧力の相違は、例えば排水ポンプ36の駆動開始時刻t0から所定の時間(本実施例では30秒間)が経過した時刻t1で、洗浄槽4の内部の圧力を計測し、大気圧86からの差圧を取ることによって、知ることができる。図3のΔP2は洗浄槽4の開口部の密閉性が確保された状態で排水ポンプ36を駆動してから30秒間が経過した時刻t1での、圧力88と大気圧86との差圧を示す。ΔP1は洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されない状態で排水ポンプ36を駆動してから30秒間が経過した時刻t1での、圧力90と大気圧86との差圧を示す。上記した差圧の絶対値を、所定のしきい値と比較することによって、洗浄槽4の開口部の密閉性を判断することができる。
図4を参照しながら、食器洗浄機10の動作を説明する。
ステップS2で運転が開始されると、ステップS4で排水ポンプ36を駆動して、洗浄槽4の底部に貯まった水の排出を開始する。
ステップS6で最低水位スイッチ32がOFFになったか否かを判断する。最低水位スイッチ32がONの場合(ステップS6でNOの場合)、コントローラ45は排水が完了していないと判断してステップS8へ進む。ステップS8では排水を開始してからの経過時間が、3分に到達したか否かを判断する。排水が完了しないまま、排水を開始してから3分間が経過した場合(ステップS8でYESの場合)、ステップS10へ進み、排水の異常を利用者へ報知して食器洗浄機10の運転を停止する。排水が完了しないものの、排水を開始してから3分間が経過していない場合、ステップS4へ移行して排水を継続する。
最低水位スイッチ32がOFFになると(ステップS6でYESの場合)、ステップS12へ進み、最低水位スイッチ32がOFFを出力してから30秒間が経過するまで排水を継続する(ステップS12でNOの場合)。最低水位スイッチ32がOFFを出力してから30秒間が経過すると(ステップS12でYESの場合)、ステップS14へ進む。
ステップS14では、圧力センサ7を用いて洗浄槽4の内部の圧力を計測する。
ステップS16では、排水ポンプ36を停止して、排水を停止する。
ステップS18では、ステップS14で計測された洗浄槽4の内部の圧力から差圧を算出し、算出される差圧の絶対値がしきい値を越えるか否かを判断する。差圧の絶対値がしきい値を超える場合(ステップS18でYESの場合)、洗浄槽4の内部の圧力は正規の運用を実施した場合と同程度に減圧されており、洗浄槽4の開口部は上蓋6によって密閉されていると判断し、ステップS22に進む。差圧の絶対値がしきい値を超えない場合(ステップS18でNOの場合)、洗浄槽4の内部の圧力があまり減圧されておらず、洗浄槽4の開口部は密閉されていないと判断して、ステップS20へ進む。
ステップS20では、洗浄槽4の開口部の密閉性の異常を利用者に報知して、食器洗浄機10の運転を停止する。
ステップS22では、洗浄工程を開始し、その後すすぎ工程、高温すすぎ工程、乾燥工程を実施する。
上記の実施例では、排水ポンプ36を駆動してから所定時間が経過した時点での洗浄槽4の内部の圧力を検出し、大気圧からの差圧をしきい値と比較することによって、洗浄槽4の密閉性を判断している。洗浄槽4の密閉性を判断する方法はこれに限らず、種々の方法を利用することができる。例えば、排水ポンプ36を駆動した後、洗浄槽4の内部の圧力を逐次検出して、大気圧からの差圧が所定値に到達した時点で排水ポンプ36を停止し、排水ポンプ36を駆動してから差圧が所定値に到達するまでの時間を測定し、測定した時間をしきい値と比較することによっても、洗浄槽4の密閉性を判断することができる。上記の方法を用いる場合、差圧が所定値に到達するまでの時間がしきい値を超えない場合に洗浄槽4の密閉性が確保されていると判断され、差圧が所定値に到達するまでの時間がしきい値を越える場合に洗浄槽4の密閉性が確保されていないと判断される。
本実施例の食器洗浄機10は、洗浄工程を実施する前に排水ポンプ36を用いて洗浄槽4の内部から水を吸引し、洗浄槽4の開口部の密閉性を確認して、密閉性が確保されていない場合には運転を停止する。このため、洗浄槽4からの水漏れを事前に防止することができる。
上記の実施例では、洗浄槽4の内部の圧力変動を検出する手段として、圧力センサ7を利用しているが、洗浄槽4の内部の圧力変動を検出する手段はこれに限らない。例えば排水ポンプ36のモータの負荷電流を計測して、洗浄槽4の内部の圧力変動を検出してもよい。洗浄槽4の密閉性が確保されて、洗浄槽4の内部が十分に減圧される場合、排水ポンプ36の駆動に要するトルクが増大し、排水ポンプ36のモータの負荷電流は増大する。一方で、洗浄槽4の密閉性が確保されておらず、洗浄槽4の内部の減圧が緩和される場合、排水ポンプ36の駆動に要するトルクはそれほど増大せず、排水ポンプ36のモータの負荷電流はあまり増大しない。従って、排水ポンプ36のモータの負荷電流を計測して、計測される負荷電流を所定のしきい値と比較することによっても、洗浄槽4の内部の圧力変動を検出することができる。
(第2実施例)
第1実施例と同一の事柄については、説明を省略する。本実施例の食器洗浄機10は、構成が第1実施例と同一であり、動作の内容が異なる。
図5を用いて本実施例の食器洗浄機10の動作内容を説明する。
ステップS32で運転が開始されると、ステップS34で洗浄槽4は排水ポンプ36を駆動して、洗浄槽4の底部に貯まった水の排出を開始する。
ステップS36で最低水位スイッチ32がOFFになったか否かを判断する。最低水位スイッチ32がONの場合(ステップS36でNOの場合)、コントローラ45は排水が完了していないと判断してステップS38へ進む。ステップS38では排水を開始してからの経過時間が、3分に到達したか否かを判断する。排水が完了しないまま、排水を開始してから3分間が経過した場合(ステップS38でYESの場合)、ステップS40へ進み、排水の異常を利用者へ報知して食器洗浄機10の運転を停止する。排水が完了しないものの、排水を開始してから3分間が経過していない場合、ステップS34へ移行して排水を継続する。
最低水位スイッチ32がOFFになると(ステップS36でYESの場合)、ステップS42へ進み、排水ポンプ36を停止して、排水を中止する。
ステップS44では、乾燥ファン48を逆回転させて、洗浄槽4の内部から空気を吸引する。開閉弁44を閉じたまま、乾燥ファン48を回転させることによって、洗浄槽4の内部の空気の一部は、第1空気通路51を経由して外ケース14の内部へ流出する。これによって、洗浄槽4の内部の空気は圧力が低下する。
ステップS46では、圧力センサ7を用いて洗浄槽4の内部の圧力を計測する。
ステップS48では、乾燥ファン48の回転を開始してからの経過時間が3分に到達したか否かを判断する。回転を開始してからの経過時間が3分に到達した場合(ステップS48でYESの場合)、コントローラ45は異常と判断してステップS56へ進む。回転が開始してから3分が経過していない場合(ステップS48でNOの場合)、ステップS50へ進む。
ステップS50では、ステップS46で計測された圧力を、規定圧力と比較する。計測された圧力が規定圧力を超える場合(ステップS50でNOの場合)、ステップS44へ移行し、乾燥ファン48の逆回転を継続する。計測された圧力が規定圧力以下の場合(ステップS50でYESの場合)、ステップS52へ進む。
ステップS52では、乾燥ファン48の回転を停止して、洗浄槽4の内部からの空気の吸引を中止する。
ステップS54では、乾燥ファン48の逆回転を開始した時刻から、乾燥ファン48の逆回転を停止した時刻までの経過時間を、しきい値と比較する。洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていない場合は、密閉性が確保されている場合にくらべ、洗浄槽4の内部の圧力の低減は緩やかになる。従って、圧力が低下して規定圧力を下回るまでに要する時間を、しきい値と比較することによって、洗浄槽4の開口部の密閉性を判断することができる。上記の経過時間がしきい値を超える場合(ステップS54でNOの場合)、コントローラ45は洗浄槽4の開口部の密閉性に異常があると判断して、ステップS56へ進む。上記の経過時間がしきい値を超えない場合(ステップS54でYESの場合)、コントローラ45は洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていると判断してステップS58へ進む。
ステップS56では、洗浄槽4の開口部の密閉性の異常を利用者に報知して、食器洗浄機10の運転を停止する。
ステップS58では、洗浄工程を開始し、その後すすぎ工程、高温すすぎ工程、乾燥工程を実施する。
本実施例の食器洗浄機10は、洗浄工程を実施する前に乾燥ファン48を用いて洗浄槽4の内部から空気を吸引し、洗浄槽4の開口部の密閉性を確認して、密閉性が確保されていない場合には運転を停止する。このため、洗浄槽4からの水漏れを事前に防止することができる。
上記の実施例では、洗浄槽4の内部から空気を吸引して、洗浄槽4の内部を減圧し、洗浄槽4の開口部の密閉性を看視する例を説明した。上記以外にも、例えば開閉弁44を閉じたまま乾燥ファン48を順回転させて、洗浄槽4の内部へ空気を送入して、洗浄槽4の内部を加圧し、洗浄槽4の開口部の密閉性を看視してもよい。
(第3実施例)
図6から図8を用いて、本発明に係る他の一つの食器洗浄機100について説明する。第1実施例および第2実施例の食器洗浄機10と共通の事柄については、同一の符号を付して説明を略す。
図6に本実施例の食器洗浄機100の断面を模式的に示す。食器洗浄機100は図1の食器洗浄機10とほぼ同様の構成をしているが、食器洗浄機100は圧力センサ7を備えておらず、代わりに変位計9(圧力変動を検出する手段に相当する)を備えている。
変位計9は接触式の変位計であり、上蓋6の中央外側に設けられている。変位計9は上蓋6の上面の面に垂直な方向(図6の上下方向)の変位を計測し、コントローラ45へ出力する。
図7は変位計9で計測される上蓋6の変位の時間変化を示すグラフである。
食器洗浄機100が運転を開始する以前は、上蓋6に外力は作用しておらず、洗浄槽4の内部の圧力に起因する変形は生じていない。この時点で変位計9で計測される変位102は0とする。
時刻t0で食器洗浄機100が運転を開始すると、排水工程が開始され、食器洗浄機100は洗浄槽4に貯まった水を排水ポンプ36を用いて排出する。内部の水が吸引されることによって、洗浄槽4の内部は減圧され、洗浄槽4の内外に圧力差が生じ、上蓋6は洗浄槽4の内側に向かって撓む。洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されている場合、上蓋6の中央部は変位履歴114に沿って撓む。一方、洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていない場合、減圧にともなって洗浄槽4の内部に空気が流入し、洗浄槽4の内外の圧力差が緩和され、上蓋6の中央部は変位履歴112に沿って撓む。図7のd2は洗浄槽4の開口部の密閉性が確保された状態で排水ポンプ36を駆動してから1分間が経過した時刻t1での、上蓋6の変位量110の大きさを示す。d1は洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されない状態で排水ポンプ36を駆動してから1分間が経過した時刻t1での、上蓋6の変位量108の大きさを示す。上記した変位量の絶対値を、所定のしきい値と比較することによって、洗浄槽4の開口部の密閉性を判断することができる。
図8を用いて食器洗浄機100の動作を説明する。
ステップS62で運転が開始されると、ステップS64で排水ポンプ36を駆動して、洗浄槽4の底部に貯まった水の排出を開始する。
ステップS66で最低水位スイッチ32がOFFになったか否かを判断する。最低水位スイッチがONの場合(ステップS66でNOの場合)、コントローラ45は排水が完了していないと判断してステップS68へ進む。ステップS68では排水を開始してからの経過時間が、3分に到達したか否かを判断する。排水が完了しないまま、排水を開始してから3分間が経過した場合(ステップS68でYESの場合)、ステップS70へ進み、排水の異常を利用者へ報知して食器洗浄機100の運転を停止する。排水が完了しないものの、排水を開始してから3分間が経過していない場合、ステップS64へ移行して排水を継続する。
最低水位スイッチ32がOFFになると(ステップS66でYESの場合)、ステップS72へ進み、排水ポンプ36を停止して、排水を中止する。
ステップS74では、電磁弁20を開いて給水路16を導通し、洗浄槽4の内部へ温水を供給する。ステップS74で供給する温水の量は、洗浄工程を実施するために供給する温水の量にくらべて少量に設定されている。ステップS74で供給する温水の量は、電磁弁20を開く時間の長さで制御する。少量の温水が洗浄槽4へ供給されると、電磁弁20を閉じて、ステップS76へ進む。
ステップS76では、洗浄ポンプ28を駆動して、洗浄槽4の内部の温水の循環を開始する。洗浄槽4の内部の温水は、洗浄ポンプ28によって吸引されて洗浄水循環路30へ流入し、洗浄ポンプ28によって加圧されて、噴射ノズル8の開口部から洗浄槽4の内部へ噴射される。
ステップS78では、温水の循環を開始してからの経過時間が1分に到達したか否かを判断する。洗浄ポンプ28を駆動してから1分が経過しない場合(ステップS78でNOの場合)、ステップS76へ進み洗浄ポンプ28を用いた温水の循環を継続する。洗浄ポンプ28を駆動してから1分が経過すると(ステップS78でYESの場合)、ステップS80へ進む。
ステップS80では、変位計9を用いて上蓋6の中央部の変位を計測する。計測が終了すると、ステップS82へ進む。
ステップS82では、洗浄ポンプ28を停止して、温水の循環を中止する。
ステップS84では、ステップS80で計測される上蓋6の変位の絶対値がしきい値を超えるか否かを判断する。変位の絶対値がしきい値を超える場合(ステップS84でYESの場合)、洗浄槽4の内部の圧力は正規の運用を実施した場合と同程度に減圧されており、洗浄槽4の開口部は密閉されていると判断し、ステップS88へ進む。変位の絶対値がしきい値を超えない場合(S84でNOの場合)、洗浄槽4の内部の圧力があまり減圧されておらず、洗浄槽4の開口部は密閉されていないと判断して、ステップS86へ進む。
ステップS86では、洗浄槽4の開口部の密閉性の異常を利用者に報知して、食器洗浄機10の運転を停止する。
ステップS88では、電磁弁20を開いて給水路16を導通し、洗浄工程を実施するために必要な量の温水を洗浄槽4へ供給する。水位スイッチ38を用いて、洗浄槽4の内部の水位が規定水位に到達したと判断すると、電磁弁20を閉じて温水の供給を停止して、ステップS90へ進む。
ステップS90では、洗浄工程へ進み、その後すすぎ工程、高温すすぎ工程、乾燥工程を実施する。
本実施例の食器洗浄機100は、洗浄工程を実施する前に洗浄ポンプ28を用いて洗浄槽4の内部の少量の水を吸引し、洗浄槽4の開口部の密閉性を確認して、密閉性が確保されていない場合には運転を停止する。洗浄工程で用いる水量にくらべ少量の水を用いているため、洗浄槽4の開口部の密閉性が確保されていない場合でも、大量の水漏れが生じるのを防ぐことができる。
上記した第1実施例から第3実施例において、洗浄槽の密閉性を判断するために要する時間や、洗浄槽の内部の差圧のしきい値や、上蓋の変位量のしきい値は、食器洗浄機の構成(例えば洗浄槽の大きさやポンプの能力やファンの能力)に依存して変化することは言うまでもない。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
図1は圧力センサ7を備える食器洗浄機10の構成を示す図である。(第1実施例および第2実施例) 図2は洗浄槽4内を循環する洗浄水の圧力分布を示すグラフである。 図3は洗浄槽4の内部の圧力の時間変化を示すグラフである。 図4は食器洗浄機10の動作を示すフローチャートである。(第1実施例) 図5は食器洗浄機10の動作を示すフローチャートである。(第2実施例) 図6は変位計9を備える食器洗浄機100の構成を示す図である。(第3実施例) 図7は上蓋6の変位の時間変化を示すグラフである。 図8は食器洗浄機100の動作を示すフローチャートである。(第3実施例)
符号の説明
4・・・洗浄槽
6・・・上蓋
7・・・圧力センサ
8・・・噴射ノズル
9・・・変位計
10・・・食器洗浄機
12・・・シール
14・・・外ケース
16・・・給水路
20・・・電磁弁
22・・・給水口
24・・・排水口
26・・・排水トラップ
28・・・洗浄ポンプ
30・・・洗浄水循環路
32・・・最低水位スイッチ
34・・・排水路
36・・・排水ポンプ
38・・・水位スイッチ
40・・・扉
42・・・空気口
44・・・開閉弁
45・・・コントローラ
46・・・サーミスタ
48・・・乾燥ファン
51・・・第1空気通路
52・・・ヒータ
54・・・食器かご
55・・・第2空気通路
62・・・大気圧
64・・・圧力
70・・・圧力
76・・・点
78・・・圧力
82・・・運転開始前の圧力
84・・・運転開始時点の圧力
86・・・大気圧
88・・・圧力
90・・・圧力
92・・・圧力履歴
94・・・圧力履歴
100・・・食器洗浄機
102・・・運転開始前の変位
104・・・運転開始時点の変位
108・・・変位
110・・・変位
112・・・変位履歴
114・・・変位履歴

Claims (4)

  1. 開口部を備え、洗浄する食器類を収容する洗浄槽と、
    洗浄槽の開口部を閉塞する蓋と、
    洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段と、
    洗浄槽の内部の圧力変動を検出する手段と、
    検出される洗浄槽の内部の圧力変動に基づいて、前記開口部の密閉性を判断する手段と、
    を備え、
    開口部が密閉されていないと判断される場合に、運転状態を変更する
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記洗浄槽の内部の圧力を変圧する手段は、洗浄槽の内部から水を吸引する手段であることを特徴とする請求項1の食器洗浄機。
  3. 前記圧力変動を検出する手段は、
    洗浄槽の内部の圧力を計測する圧力センサであることを特徴とする請求項2の食器洗浄機。
  4. 前記圧力変動を検出する手段は、
    蓋の面に垂直な方向の蓋の変形量を計測する変位計であることを特徴とする請求項2の食器洗浄機。
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