JP2008194249A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器を収容する洗浄槽11と、洗浄槽11の食器収容口112を閉塞する蓋体102と、洗浄槽11から機外へ延びる排気ダクト105と、洗浄槽11内へ洗浄水を噴射する洗浄ノズル12と、洗浄槽11内へ空気を送り込む乾燥ファン14とを備え、洗浄ノズル12から洗浄水を噴射させる食器の洗浄運転を実行する食器洗浄機1において、食器洗浄時の洗浄槽11の食器収容口112と蓋体102との隙間からの水漏れを未然に回避することで、その水漏れに起因した食器洗浄機1の機能不良を防止すること。
【解決手段】乾燥ファン14を洗浄運転の実行前に作動させ、ファンモータ140にかかるトルク負荷を検知する負荷検知手段と、蓋体102が食器収容口112を閉塞した正常状態におけるトルク負荷を基準値として記憶する基準値記憶手段と、負荷検知手段によって検知されたトルク負荷が基準値を下回った場合は、洗浄運転の実行を禁止する閉塞判定手段とを備えたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄槽内で洗浄水を噴射して食器を洗浄する食器洗浄機に関するものである。
従来の食器洗浄機において、洗浄槽内へ噴射された洗浄水がその洗浄槽からケーシング内へ漏出した際、その漏れ出した洗浄水を検知して水漏れの発生を報知するものがある。
図6は、上記従来の食器洗浄機9の概略構成図であり、食器収容部としての洗浄槽91がその正面側へ引き出し可能な状態でケーシング90内に収容されている。
洗浄槽91の底部には、洗浄槽91内の食器Dに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル92が設けられており、食器洗浄時には、洗浄槽91内に貯留された洗浄水がその洗浄槽91内全体へ噴射される。
一方、ケーシング90の内側上部には、洗浄槽91の上方へ開放する食器収容口912を閉塞する内蓋902が設けられている。この内蓋902は、バネ902bによって上方へ付勢されており、上述した洗浄槽91を正面側へ引き出す動作に応じて食器収容口912から上方へ離反するように構成されている。
また、ケーシング90の下部には、水検知センサWを有する皿状の水受け部903が形成されており、洗浄槽91から漏洩した水は、この水受け部903へ回収される。
上記水検知センサWは、食器洗浄機9全体の動作を制御する制御部96へ電気的に接続されている。一方、制御部96には、上記水検知センサWに水が接触した時点で、音声出力部(図示しない)から水漏れの発生を報知させる制御プログラムが組み込まれている。
従って、例えば、内蓋902が洗浄槽91内の食器Dと接触して完全に閉まりきっていない状態で食器洗浄が開始され、洗浄ノズル92から噴射された洗浄水が食器収容口912と内蓋902との隙間から洗浄槽91外へ漏出した場合、その隙間から漏出した洗浄水は、ケーシング90底部の水受け部903に回収される。
そして、水受け部903に回収された洗浄水が水検知センサWに接触すると、制御部96の指示に応じて音声出力部(図示しない)から水漏れの発生を示す音声が出力される。
これにより、洗浄槽91からの水漏れが食器洗浄機9の設置部周辺や床面へ広がる前に、使用者へ知らせることが可能である。
特開平05−003849号公報
しかしながら、上記従来のものは、洗浄ノズル92から噴射された洗浄水が食器収容口912と内蓋902との隙間から外部へ漏出したことを事後的に検知するものであって、その隙間からの漏出自体を防止することはできない。従って、上記隙間から漏出した洗浄水がケーシング90内の電装部の故障や金属可動部の腐食を引き起こし、食器洗浄機9の機能不良を招く恐れがあった。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『食器を収容する洗浄槽と、洗浄槽の食器収容口を閉塞する蓋体と、洗浄槽から機外へ延びる排気ダクトと、洗浄槽内へ洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、洗浄槽内へ空気を送り込む乾燥ファンとを備え、洗浄ノズルから洗浄水を噴射させる食器の洗浄運転を実行する食器洗浄機』において、食器洗浄時の洗浄槽の食器収容口と蓋体との隙間からの水漏れを未然に回避することで、その隙間からの水漏れに起因した食器洗浄機の機能不良を防止することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の技術的手段は、
『乾燥ファンを前記洗浄運転の実行前に作動させ、乾燥ファンのファンモータにかかるトルク負荷を検知する負荷検知手段と、
蓋体が前記食器収容口を閉塞した正常状態における前記トルク負荷を基準値として記憶する基準値記憶手段と、
前記負荷検知手段によって検知されたトルク負荷が前記基準値を下回った場合は、前記洗浄運転の実行を禁止する閉塞判定手段とを備えた』ことである。
上記技術的手段によれば、洗浄運転を実行する前に乾燥ファンを作動させ、そのときの乾燥ファンのファンモータにかかるトルク負荷が負荷検知手段によって検知される。そして、この負荷検知手段によって検知されたトルク負荷が基準値記憶手段に記憶された基準値を下回った場合は、洗浄ノズルから洗浄水を噴射させる洗浄運転の実行が禁止される。
即ち、洗浄運転を実行する前に作動させた乾燥ファンのファンモータのトルク負荷が基準値より低ければ、乾燥ファンから洗浄槽内へ送り込んだ空気が洗浄槽の食器収容口と蓋体との隙間から漏洩している可能性があるため、これを蓋体の閉塞不良と判定し、洗浄運転を禁止する。これにより、上記隙間からの水漏れが未然に回避される。
請求項2に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1において、
『前記負荷検知手段によって検知された前記基準値以上のトルク負荷を測定履歴として記憶する履歴記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶された所定回数分の測定履歴の平均値を算出し、前記平均値を基準値として基準値記憶手段へ記憶させる平均値算出手段とを備えた』ことである。
このものでは、上記負荷検知手段によって検知されたトルク負荷が基準値以上であった場合は、そのトルク負荷が測定履歴として履歴記憶手段に記憶されるとともに、この履歴記憶手段に記憶された所定回数分の測定履歴の平均値が基準値として基準値記憶手段へ記憶される。
即ち、基準値記憶手段には、負荷検知手段によって検知された正常状態におけるトルク負荷の複数分の平均値が基準値として記憶される。これにより、食器洗浄機周辺の温度変化に伴ってファンモータの動作状態が変化しても、この変化に応じた基準値が設定される。
請求項3に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1または2において、
『前記ファンモータへの供給電圧を調整可能な変圧手段を備え、
前記負荷検知手段によってトルク負荷を検知する際、前記ファンモータには、食器洗浄機へ供給される標準電圧より低い電圧が前記変圧手段を介して印加されることを特徴とする』ものである。
このものでは、上記トルク負荷を検知する際、食器洗浄機へ供給される標準電圧より低い電圧によってファンモータを駆動させることにより、洗浄槽内へ送り込まれる空気量が標準電圧で駆動させた場合に比べて少なくなる。従って、洗浄槽内の空気が上記隙間から外部へ漏洩する閉塞不良状態では、洗浄槽の内圧が上昇し難い。その結果、閉塞不良状態におけるファンモータにかかるトルク負荷が一層低くなる。
請求項4に係る発明の技術的手段は、
前記請求項1から3のいずれかにおいて、
『前記排気ダクト内の通気路を遮断可能なダンパを備え、
前記トルク負荷の検知は、前記ダンパを閉じた状態で行われることを特徴とする』ものである。
このものでは、ダンパを閉じて排気ダクト内の通気路を遮断した状態、即ち、洗浄槽の密閉性を高めた状態で上記トルク負荷の検知を行うことにより、洗浄槽内から漏洩する空気量が上記通気路を遮断しないでトルク負荷を検知する場合に比べて少なくなる。従って、洗浄槽内の空気が上記隙間から外部へ漏洩しない正常状態では、洗浄槽の内圧が上昇し易い。その結果、正常状態におけるファンモータにかかるトルク負荷が一層高くなる。
本発明は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、洗浄運転時の上記隙間からの水漏れを未然に回避したことにより、食器洗浄機内の電装部や金属可動部に洗浄水が飛散しない。従って、上記隙間からの水漏れに起因する食器洗浄機の機能不良を防止できる。
この効果は、洗浄槽の食器収容口が蓋体によって完全に閉塞されているか否かを目視できない引き出し扉式の食器洗浄機において特に有用である。
請求項2に係る発明では、食器洗浄機周辺の温度変化に伴ってファンモータの動作状態が変化しても、この変化に応じた基準値が設定されるから、食器洗浄機の使用環境に合わせた正確な閉塞不良を判定することが可能である。従って、閉塞不良の判定精度が向上する。
請求項3に係る発明では、閉塞不良状態でのファンモータにかかるトルク負荷が一層低くなるから、正常状態に対するトルク負荷の変化を検知し易い。これにより、閉塞不良の判定精度が一層向上する。
請求項4に係る発明では、正常状態でのファンモータにかかるトルク負荷が一層高くなるから、閉塞不良を生じた際のトルク負荷の変化を検知し易い。これにより、閉塞不良の判定精度が一層向上する。
次に、上記した本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1の概略断面図であり、図2は、その食器洗浄機1全体の動作を制御する制御部16のブロック図である。また、図3は、制御部16による閉塞判定動作を示す作動フローチャートである。以下、各部の詳細を説明する。
図1に示す食器洗浄機1は、システムキッチンのカウンタC下へ埋設する形式、所謂、ビルトイン式の食器洗浄機であり、正面が開放する矩形箱状のケーシング10内に、食器収容部としての洗浄槽11をその正面側へ引き出し可能な状態で収容したものである。
具体的には、洗浄槽11は、ケーシング10の内側壁に沿って水平方向へ延びるスライドレール101に取り付けられており、洗浄槽11の正面に固定された正面扉110をケーシング10の正面開口部100から離反させるように前方へスライドさせて開けば、洗浄槽11がケーシング10の正面側へ引き出され、上記正面扉110を正面開口部100へ密着させるように後方へスライドさせて閉じれば、洗浄槽11がケーシング10内へ収容されるように構成されている。
一方、ケーシング10の内側上部には、洗浄槽11の上方へ開放する食器収容口112を閉塞する内蓋102が設けられている。
上記内蓋102は、棒状のバネ102bを介してケーシング10の左右内側面に取り付けられており、正面扉110を閉じる動作に応じて洗浄槽11側面の係合部(図示しない)と係合し、上記バネ102bの復元力に抗して食器収容口112側へ引き下げられるように構成されている。そして、正面扉110を閉じた状態では、内蓋102下面に装着されたパッキング材102aを挟んで食器収容口112の周縁部へ密接される。
従って、正面扉110を開いて上記係合部(図示しない)との係合状態が解除された場合、内蓋102は、バネ102bの復元力によって食器収容口112から上方へ自動的に離反する。
尚、上記「内蓋102」が、既述請求項1の発明特定事項としての「蓋体」に対応する。
ケーシング10の下部には、水検知センサWを有する皿状の水受け部103が形成されており、万一、給水配管(図示しない)や洗浄ポンプ120(後述する)の配管接続部等から水漏れが発生した場合には、その漏洩した水は、水受け部103に回収される。
洗浄槽11の内側底部には、洗浄槽11内の食器に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル12と、洗浄槽11内に貯留された洗浄水や後述する乾燥ファン14から送り込まれた空気を加熱するヒータ13とが設けられている。
上記洗浄ノズル12下端の入水口は、洗浄槽11内の洗浄水を洗浄ノズル12の噴射口へ送り込む洗浄ポンプ120に連結されており、この洗浄ポンプ120を回転駆動させれば、洗浄槽11の内側底部に貯留された洗浄水が上記洗浄ノズル12から洗浄槽11内へ噴射される。
一方、洗浄槽11の背面には、洗浄槽11内へ空気を送り込む乾燥ファン14が接続されている。この乾燥ファン14の吐出口141は、洗浄槽11の背面壁11aのヒータ13上部近傍に開設された送風孔114に臨んでおり、乾燥ファン14のファンモータ140を回転駆動させれば、ケーシング10内の空気が上記送風孔114から洗浄槽11内へ送り込まれる。
尚、上記ファンモータ140は、その動作中にかかるトルク負荷が低ければ回転数も低くなる特性を有している。従って、後述する閉塞判定動作実行時におけるファンモータ140の回転数がそのファンモータ140にかかるトルク負荷とみなすことができる。
また、洗浄槽11の正面には、洗浄槽11内の空気を機外へ排出する排気ダクト105が設けられている。この排気ダクト105は、その入口側開口が洗浄槽11の正面壁11bに開設された排気孔115に接続されている一方、出口側開口が正面扉110の正面に開設された排気用窓116へ臨んでいる。
さらに、排気ダクト105内には、回転ソレノイド150の駆動力によって開閉するダンパ15が設けられており、このダンパ15を閉じることで、上記排気孔115から排気用窓116への空気の流れを遮断することが可能である。
正面扉110の正面側には、食器洗浄機1の主電源のオンオフ動作を指示する電源ボタンP1と、食器洗浄の開始および中止を指示するスタートボタンP2と、後述する閉塞不良を報知する音声出力部P3および表示部P4とが配設されており、これら電源ボタンP1、スタートボタンP2、音声出力部P3および表示部P4は、食器洗浄機1全体の動作を制御する制御部16へ電気的に接続されている。
図2に示すように、制御部16には、上記電源ボタンP1やスタートボタンP2、音声出力部P3、表示部P4のほか、水検知センサW、洗浄ポンプ120、ヒータ13、ファンモータ140および回転ソレノイド150が電気的に接続されている。さらに、上記制御部16には、単位時間あたりのファンモータ140の回転数Rpを検出する回転数センサ(図示しない)が電気的に接続されている。
上記ファンモータ140には、電圧コンバータCVが接続されており、後述する閉塞判定動作実行時には、室内配線から食器洗浄機1へ供給される標準電圧(例えば、100V)より低い電圧(例えば、50V)がこの電圧コンバータCVを介してファンモータ140へ供給される。
尚、上記「電圧コンバータCV」が、既述請求項3の発明特定事項としての「変圧手段」に対応する。
また、制御部16は、ヒータ13を通電させるとともに洗浄ポンプ120を作動させ、洗浄ノズル12から洗浄槽11内全体へ温水を噴射させる洗いおよびすすぎ運転(以下、「洗浄運転」という)や、ダンパ15を開いた状態でヒータ13を通電させるとともにファンモータ140を作動させ、洗浄槽11内に温風を循環させる乾燥運転、水検知センサWに水が接触した際に水漏れが発生したことを音声出力部P3および表示部P4に報知させる水漏れ報知動作等を実行するマイクロコンピュータ160およびメモリ161を備えている。
さらに、制御部16のマイクロコンピュータ160には、内蓋102の閉塞不良を判定する閉塞判定動作(図3の作動フローチャートに示すステップST2からST12の制御動作)を実行する制御プログラムが組み込まれている。
一方、制御部16のメモリ161は、複数の記憶ブロックを備えており(図2参照)、第1の記憶ブロック(以下、「カウント格納ブロック」という)M1には、上記閉塞判定動作を実行した回数(以下、「カウント」という)Nが記憶される。
また、上記メモリ161の第2の記憶ブロック(以下、「測定値格納ブロック」という)M2には、所定時間(ここでは、10秒)におけるファンモータ140の回転数Rpの平均値(以下、「測定値」という)R(N)が測定履歴として複数(ここでは、10回)記憶され、第3の記憶ブロック(以下、「基準値格納ブロック」という)M3には、上記測定値格納ブロックM2に記憶された所定回数(ここでは、10回)分の測定値R(N)の平均値(以下、「基準値」という)Raが記憶される。
尚、出荷前の初期状態において、上記カウント格納ブロックM1には、カウントNとして「1」が予め記憶されており、測定値格納ブロックM2には、10回(所定回数)分の測定値R(1)〜R(10)として、後述する正常状態におけるファンモータ140の回転数(例えば、2500)が測定履歴として記憶されている。また、基準値格納ブロックM3には、基準値Raとして、上記10回分の測定値R(1)〜R(10)の平均値(例えば、2500)が記憶されている。
[閉塞判定動作の実際]
次に、制御部16による閉塞判定動作を図3の作動フローチャートに従って説明する。
まず、電源ボタンP1を押して食器洗浄機1に電源が投入されると、制御部16のマイクロコンピュータ160が起動し、スタートボタンP2が押されるのを待機した状態になる(ST1)。
スタートボタンP2が押されると、回転ソレノイド150を回転駆動させてダンパ15を閉じるとともに、電圧コンバータCVを介して印加された所定電圧(例えば、50V)によってファンモータ140を回転駆動させ、単位時間あたりのファンモータ140の回転数Rpを10秒間(所定時間)測定する(ST2〜4)。
10秒(所定時間)が経過すると、その10秒間における上記ファンモータ140の回転数Rpの平均値、即ち、測定値R(N)を算出するとともに、回転ソレノイド150を回転駆動させてダンパ15を開き、ファンモータ140を停止させる(ST5〜6)。
そして、上記ステップST5で算出された測定値R(N)が、メモリ161の基準値格納ブロックM3に既に記憶された基準値Raから許容誤差Sを差し引いた値(以下、「閾値」という)Ra−Sを下回ったか否かが判定される(ST7)。尚、許容誤差Sは、ファンモータ140の動作精度の誤差を見込んだ値(例えば、150)が予め設定されている。
上記ステップST7にて、測定値R(N)が閾値Ra−S以上である場合は、内蓋102が洗浄槽11の食器収容口112を完全に閉塞した状態、即ち、正常状態であると判定し、上記測定値R(N)を正常状態における最新の測定結果として測定値格納ブロックM2に書き換え記憶する。また、この新たに書き換え記憶された測定値R(N)を含む10回分の測定値R(1)〜R(10)の平均値を算出し、その値を新しい基準値Raとして基準値格納ブロックM3に書き換え記憶する(ST8〜10)。
そして、メモリ161のカウント格納ブロックM1に記憶されたカウントNに「1」を加算記憶した後、そのカウントNが「11」に到達したか否かを判定する(ST11〜12)。
上記ステップST11にて、カウントNに「1」を加算した結果、そのカウントNが「11」に到達した場合は、カウント格納ブロックM1に記憶されたカウントNを「1」に書き換え記憶した後、上述した洗浄運転および乾燥運転を実行し、再び、ステップST1のスタート待機状態になる。一方、上記ステップST11にて、カウントNに「1」を加算しても、カウントNが「11」に到達していない場合は、そのまま上述した洗浄運転および乾燥運転を実行した後、ステップST1のスタート待機状態になる(ST13〜14)。
これにより、上述のステップST8では、測定値格納ブロックM2に記憶された測定履歴中の最も古い測定値R(N)から順に最新の測定値R(N)へ書き換えられ、ステップST9では、常に最も新しい10回(所定回数)分の測定値R(1)〜R(10)から基準値Raが算出される。
上記ステップST2にて、ファンモータ140が作動すると、送風孔114から洗浄槽11内へ空気が送り込まれるが、内蓋102が洗浄槽11の食器収容口112を完全に閉塞した正常状態である場合、その送り込まれた空気は、食器収容口112から洗浄槽11外へ漏洩しないで洗浄槽11内を循環する。その結果、ファンモータ140には、比較的高いトルク負荷がかかる(図4(a)参照)。
従って、ステップST3からST9では、この高負荷状態におけるファンモータ140の回転数Rpに基づいて算出された測定値R(N)(例えば、2520)から、基準値Ra(例えば、2520)が設定される。
しかしながら、食器が内蓋102へ接触している状態や、パッキング材102aの装着不良、劣化等によって、内蓋102が洗浄槽11の食器収容口112を完全に閉塞していない閉塞不良状態では、洗浄槽11内へ送り込まれた空気は、その食器収容口112と内蓋102との隙間から漏洩する。その結果、ファンモータ140にかかるトルク負荷は、上記正常状態に比べて低くなる(図4(b)参照)。
その結果、ファンモータ140の回転数Rpも低くなり、ステップST5では、上記基準値Raより低い測定値R(N)(例えば、2240)が算出される。
そして、ステップST7にて、測定値R(N)が閾値Ra−S(例えば、2370)を下回った場合は、洗浄運転を実行した際に洗浄槽11内へ噴射した洗浄水が上記隙間から漏出する恐れがあるから、洗浄運転を実行しないで、閉塞不良が発生したことを音声出力部P3から音声によって報知させるとともに、表示部P4に点灯表示させる。
尚、上記測定値R(N)が、既述請求項1から4の発明特定事項としての「トルク負荷」に対応し、上記ステップST2からST6における「ファンモータ140を回転駆動させ、所定時間におけるファンモータ140の回転数Rpの平均値R(N)を算出する」制御部16の機能部が、既述請求項1から3の発明特定事項としての「負荷検知手段」に対応し、上記メモリ161の「基準値格納ブロックM3」が、既述請求項1および2の発明特定事項としての「基準値記憶手段」に対応する。
また、上記ステップST7にて基準値Raから差し引かれる許容誤差Sは、ファンモータ140の動作精度の誤差を見込んだ極めて小さな値であるから、上記ステップST7における「測定値R(N)が基準値Raから許容誤差Sを差し引いた値(閾値)を下回った場合は、洗浄運転を実行しない」制御部16の機能部が、既述請求項1の発明特定事項としての「閉塞判定手段」に実質的に対応する。
さらに、上記メモリ161の「測定値格納ブロックM2」が、既述請求項2の発明特定事項としての「履歴記憶手段」に対応し、上記ステップST9からST10における「所定回数分の測定値R(N)の平均値を算出し、その平均値を新しい基準値Raとして基準値格納ブロックM3に書き換え記憶する」制御部16の機能部が、既述請求項2の発明特定事項としての「平均値算出手段」に対応する。
このように、測定値R(N)が閾値Ra−Sを下回った場合は、乾燥ファン14から洗浄槽11内へ送り込んだ空気が洗浄槽11の食器収容口112と内蓋102との隙間から漏洩している可能性があるとして、洗浄運転を実行させないから、上記隙間からの水漏れが未然に回避される。これにより、ケーシング10内の電装部や金属可動部等に洗浄水が飛散せず、上記隙間からの水漏れに起因するケーシング10内の電装部の故障や金属可動部の腐食等、食器洗浄機1の機能不良を防止できる。
また、測定値R(N)が閾値Ra−S以上であった場合は、所定回数分の測定値R(N)の平均値を新しい基準値Raとして基準値格納ブロックM3に書き換え記憶することで、食器洗浄機1周辺の温度変化に伴ってファンモータ140の動作状態が変化(ファンモータ140の電流値が変動し、回転数が増減)しても、この変化に応じた閾値Ra−Sが設定される。従って、食器洗浄機1の使用環境(夏期と冬期、温暖地と寒冷地等)に合わせた正確な閉塞不良を判定することが可能である。これにより、閉塞不良の判定精度が向上する。
さらに、ファンモータ140の回転数Rpを測定する際、標準電圧(100V)より低い電圧(50V)でファンモータ140を回転駆動させることで、洗浄槽11内へ送り込む空気量を少なくしているから、上記隙間から空気が漏洩する閉塞不良状態での洗浄槽11の内圧は、標準電圧で駆動させた場合に比べて低くなる。
その結果、閉塞不良状態では、標準電圧で駆動させた場合に比べて低いファンモータ140の回転数Rpが測定され(図5参照)、正常状態に対する回転数の変化を検知し易くなる。これにより、閉塞不良の判定精度が一層向上する。
また、ダンパ15を閉じて排気ダクト105内の通気路を遮断した状態、即ち、洗浄槽11の密閉性を高めた状態でファンモータ140の回転数Rpを測定することで、洗浄槽11から漏洩する空気量を少なくしているから、上記隙間から空気が漏洩しない正常状態での洗浄槽11の内圧は、排気ダクト105内の通気路を遮断しないで測定する場合に比べて高くなる。
その結果、正常状態では、上記通気路を遮断しないで測定する場合に比べて高いファンモータ140の回転数Rpが測定され(図5参照)、閉塞不良を生じた際の回転数の変化を検知し易くなる。これにより、閉塞不良の判定精度が一層向上する。
[その他]
尚、上記実施の形態では、ファンモータ140の平均回転数をそのファンモータ140にかかるトルク負荷とみなして閉塞判定するものを説明したが、上記平均回転数に代えて、閉塞判定動作実行時におけるファンモータ140の平均電流値を制御部16によって測定し、その平均電流値をファンモータ140にかかるトルク負荷とみなして閉塞判定しても良い。
この場合、上記平均電流値が、既述請求項1から4の発明特定事項としての「トルク負荷」に対応する。
また、上記食器洗浄機1は、出荷前の初期状態において、メモリ161の測定値格納ブロックM2へ予め正常状態におけるファンモータ140の回転数を予め記憶しておくものであるが、食器洗浄機を設置した際に上記閉塞判定動作と同様の制御を実行し、その際のファンモータ140の回転数を正常状態における回転数として測定値格納ブロックM2へ記憶するものであっても良い。
このものでは、食器洗浄機1の使用環境(夏期と冬期、温暖地と寒冷地等)に応じたファンモータ140の回転数が使用前に記憶されるから、その使用環境の違いによる測定誤差が生じ難い。従って、正確に閉塞不良を検知できる。
上記実施の形態は、正面扉110を前方へスライドさせて開く引き出し扉式の食器洗浄機であるが、食器収容口を蓋体で密封させる形式の食器洗浄機であれば、正面扉を前方へ引き倒すように開く縦開き扉式の食器洗浄機であっても良いし、カウンタの上面開口部に落とし込み状態で装着され、その上面開口部に臨む上扉を上方へ跳ね上げるように開く上開き扉式の食器洗浄機であっても良い。
このものでは、上記正面扉あるいは上扉がその裏面に装着されたパッキング材を挟んで直接的に洗浄槽の食器収容口を閉塞するように構成されており、その正面扉あるいは上蓋が完全に閉じられていない場合やパッキング材の装着不良、劣化等を生じている場合に、上述の閉塞判定動作によって閉塞不良が検知される。尚、上記「正面扉」および「上扉」が既述請求項1の発明特定事項としての「蓋体」に対応する。
また、上記実施の形態では、システムキッチンのカウンタ下へ埋設するビルトイン式の食器洗浄機として説明したが、カウンタ上面に載置して使用する据置式の食器洗浄機であっても良い。
本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1の概略断面図 本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1の制御部16のブロック図 本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1の制御部16の作動フローチャート 本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1の閉塞判定動作実行時の気流を示す説明図 本発明の実施の形態に係る食器洗浄機1のファンモータ140の回転数と印加電圧およびダンパ15の開閉状態との関係を示す表 従来の食器洗浄機9の概略構成図
符号の説明
1・・・食器洗浄機
11・・・洗浄槽
12・・・洗浄ノズル
14・・・乾燥ファン
102・・・蓋体
112・・・食器収容口
140・・・ファンモータ

Claims (4)

  1. 食器を収容する洗浄槽と、洗浄槽の食器収容口を閉塞する蓋体と、洗浄槽から機外へ延びる排気ダクトと、洗浄槽内へ洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、洗浄槽内へ空気を送り込む乾燥ファンとを備え、洗浄ノズルから洗浄水を噴射させる食器の洗浄運転を実行する食器洗浄機において、
    乾燥ファンを前記洗浄運転の実行前に作動させ、乾燥ファンのファンモータにかかるトルク負荷を検知する負荷検知手段と、
    蓋体が前記食器収容口を閉塞した正常状態における前記トルク負荷を基準値として記憶する基準値記憶手段と、
    前記負荷検知手段によって検知されたトルク負荷が前記基準値を下回った場合は、前記洗浄運転の実行を禁止する閉塞判定手段とを備えた、食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機において、
    前記負荷検知手段によって検知された前記基準値以上のトルク負荷を測定履歴として記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶された所定回数分の測定履歴の平均値を算出し、前記平均値を基準値として基準値記憶手段へ記憶させる平均値算出手段とを備えた、食器洗浄機。
  3. 請求項1または2に記載の食器洗浄機において、
    前記ファンモータへの供給電圧を調整可能な変圧手段を備え、
    前記負荷検知手段によってトルク負荷を検知する際、前記ファンモータには、食器洗浄機へ供給される標準電圧より低い電圧が前記変圧手段を介して印加されることを特徴とする、食器洗浄機。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の食器洗浄機において、
    前記排気ダクト内の通気路を遮断可能なダンパを備え、
    前記トルク負荷の検知は、前記ダンパを閉じた状態で行われることを特徴とする、食器洗浄機。
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