JP4548506B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、キッチン等に設置され被洗浄物の収納及び自動洗浄、乾燥を行う食器洗い乾燥機に関するものである。
従来、この種の食器洗い乾燥機は、洗浄行程中に多湿の排気が排気口から発生し、排気口周りのキッチン機器や食器洗い乾燥機本体に結露が発生する。その対策として排気経路内に新たに設けた排気補助手段から外気を取り込み、庫内排気と混合することで、排気中の湿度を下げて、発生する結露量を低減させる構成としている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の食器洗い乾燥機を示すものである。図5に示すように、被洗浄物を収納する洗浄槽101と、洗浄水を噴射する洗浄ノズル102と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ103を有する洗浄手段104と、洗浄水を加熱する加熱手段であるヒータ105と、洗浄槽101に外気を送風する送風手段であるファン106と、洗浄槽101内部の空気を排気する排気口107と、排気口107に設けた外気を混合させる排気補助手段108から構成されている。
特開2000−166847号公報
しかしながら、前記従来の構成ではファン106と排気補助手段108の2つの外気取込口があるため、どちらかひとつの送風手段を停止した状態、もしくはひとつの送風手段の圧力にもうひとつの送風手段の圧力が大きく上回った場合、洗浄槽内の高温多湿の蒸気が、送風経路を逆流し、外気取込口より排出されるという課題を有していた。一般的に、外気取込口は、電装部品が存在する製品筐体内に設置されている為、電装部品に高温蒸気が付着する危険がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、送風手段が1つとなり、外気取込口が1ヶ所になることにより、高温蒸気の逆流をなくし、より安全性の向上した食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、筐体と、前記筐体内に設けられるとともに被洗浄物が収納される洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内の空気を前記筐体外に排出する排気口と、第1の経路を介して前記洗浄槽内に外気を供給する送風手段と、前記排気口と前記洗浄槽とを連通する第2の経路と、前記第1の経路から分岐して前記第2の経路と接続する第3の経路と、前記第1の経路から前記第3の経路が分岐する分岐部に設けられた風量分配手段とを備え、洗浄工程又はすすぎ工程において、前記送風手段を運転するとともに、前記風量分配手段は、所定の風圧まで、第1の経路を略閉塞するとともに第3の経路を略開放して、前記洗浄槽内から排出される空気と前記外気とを混合して前記排気口より排出する食器洗い乾燥機である。
この構成により、洗浄運転時に蒸気と外気を混合させる排気補助手段と、洗浄槽に外気を送風するファンが1つの送風手段により構成可能となるため、乾燥性能と排気口付近の結露低減機能とを維持したまま、製品の安全性、効率性の向上が可能となる。
本発明の食器洗い乾燥機は、乾燥性能と排気口付近の結露低減機能とを維持したまま、製品の安全性、効率性の向上が可能となる。
第1の発明は、筐体と、前記筐体内に設けられるとともに被洗浄物が収納される洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内の空気を前記筐体外に排出する排気口と、第1の経路を介して前記洗浄槽内に外気を供給する送風手段と、前記排気口と前記洗浄槽とを連通する第2の経路と、前記第1の経路から分岐して前記第2の経路と接続する第3の経路と、前記第1の経路から前記第3の経路が分岐する分岐部に設けられた風量分配手段とを備え、洗浄工程又はすすぎ工程において、前記送風手段を運転するとともに、前記風量分配手段は、所定の風圧まで前記第1の経路を略閉塞するとともに前記第3の経路を略開放して、前記洗浄槽内から排出される空気と前記外気とを混合して前記排気口より排出することにより、洗浄行程又はすすぎ工程時、所定の風圧よりも低い風圧で送風することで、前記送風手段から供給される風量の大部分を前記第3の経路に分配し、結露を低減することができるとともに、前記洗浄槽内の空気が前記流入口を通じて風量分配手段に逆流することを抑制することができる。
第2の発明は、風量分配手段は、開度が風圧の変化により変化する第1および第2の調節弁を有し、前記第1および第2の調節弁は、第1および第3の経路をそれぞれ開閉し、所定の風圧まで、前記第1の調節弁は前記第1の経路を略閉塞することにより、前記第1の調節弁は自重により前記第1の経路を略閉塞しているので、前記風量分配手段を電気的に駆動する必要がなく、構造が簡単であると同時に安価にて実現可能である。
第3の発明は、前記送風手段は間欠運転もしくは連続運転を行い、前記第1の調節弁は、前記送風手段が間欠運転するときは第1の経路を略閉塞し、前記送風手段が連続運転するときは前記第1の経路を略開放することにより、前記送風手段の電源が直流電源か交流電源かに関わらず、前記送風手段の風圧の調整を実行することができる。
第4の発明は、第1の調節弁と第2の調節弁とは連動して回転することにより、送風手段から送風される空気の風圧に応じて、前記第1の調節弁の開放すると同時に前記第2の調節弁を閉塞することができるので、前記送風手段の風圧のみを変化させることで、第1の経路および第2の経路の開閉を実行することができる。
第5の発明は、第1の経路から流入口を介して洗浄槽内に空気が送風され、前記流入口は、洗浄行程もしくはすすぎ行程における洗浄水の水位より下方に設けられたことにより、洗浄行程もしくはすすぎ行程において洗浄水が前記流入口を閉じ、第1の経路から前記洗浄槽内に送風する空気をよりいっそう低減することができる。
第6の発明は、洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段が筐体内に設けられ、前記温度検知手段が、所定の温度を検知すると、送風手段が駆動することにより、前記洗浄槽内に蒸気が発生し、排気口近傍に結露が発生する庫内温度となると、前記送風手段の駆動を開始することができるので、効率よく排気の低温低湿化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の食器洗い乾燥機の構成を示す断面図である。また、図2は図1における風量分配手段の断面図である。また、図3は、図2における風量分配手段の他の状態を示す断面図である。また、図4は、図2における風量分配手段の斜視図である。
図1において、食器などの被洗浄物を収納する洗浄槽1の底部には、洗浄水を被洗浄物に噴出する洗浄ノズル2と洗浄水を加圧する洗浄ポンプ3とを有する洗浄手段4と、洗浄水を加熱し昇温させる加熱手段であるヒータ5を配置している。また、送風手段であるファン6を洗浄槽1の外壁底部に設け、洗浄槽1内の空気を排出して洗浄槽1内を乾燥させるため、洗浄槽1内に外気を送風する。また、洗浄槽1内の空気を排出する排気口7を筐体24の前面上部に有し、洗浄槽1の前面下方に外気を流入させる流入口8を設け、洗浄槽1内壁前面上方には洗浄槽1内の空気を排出させる流出口9を設けている。また、洗浄行程、すすぎ行程、乾燥行程の各行程を制御する制御手段(図示せず)が洗浄槽1の前面外壁に設けられている。
ファン6と洗浄槽1とを連通する第1の経路10を洗浄槽1の底部の外壁に設け、第1の経路10を通じ、ファン6から洗浄槽1に外気を供給する。また、排気口7と流出口9とを連通する第2の経路11を通じ、洗浄槽1内の空気を排気口7から排気する。また、第1の経路10から分岐して第2の経路11に接続する第3の経路12を洗浄槽1の前面に略鉛直方向に設け、ファン6から第2の経路11に外気を供給している。また、第2の経路11と第3の経路12とが交差する混合部13で、洗浄槽1内から排気された空気と外気とが混合する。
第1の経路10および第3の経路12は、振動等による溶着もしくはシールパッキンを用いてネジで、洗浄槽1の前面外壁に水漏れ等しないようにシールされ固定されている。
第1の経路10から第3の経路12が分岐する分岐部に風量分配手段14を設け、風量分配手段14は、ファン6から供給される外気の風圧で開度が変化する第1の調節弁15を第1の経路10途中の分岐部近傍に有し、同様に開度が風圧で変化する第2の調節弁16を第3の経路12の経路の分岐部近傍に有している。また、風量分配手段14は、第1の調節弁15と第2の調節弁16とそれらの結合部近傍の回転軸受け17とを一体化した連結体であり、回転軸受け17が風量分配手段14近傍の経路内壁から略水平に突出する回転軸18に挿入され、風量分配手段14は回転自在に回転軸受け17に軸支されている。
ファン6から供給される外気の風圧により、風量分配手段14の第1の調節弁15および第2の調節弁16の開度をそれぞれ連動して変化させて、混合部13における外気と洗浄槽1内から排気された空気との混合割合を変化させる。
具体的には、風量分配手段14は、第2の調節弁16の開度が増大すると、第1の調節弁15は開度が低減するように構成されている。また、ファン6の運転停止時は、図2に示したように、第1の調節弁15が略水平となることで第1の経路10を閉じており、第2の調節弁16の本体部16aは略垂直となり開放状態となっている。
ファン6から供給される外気の風圧が所定の値より大きくなると、図3に示したように、第1の調節弁15が完全に開く、つまり第1の経路10が完全に開放される。このとき、第2の調節弁16は第3の経路12を略閉塞する。また、第2の調節弁16の先端部は、略垂直状態の本体部16aから第1の経路10と第3の経路12との隔壁側、つまり、図2では時計回りの方向に屈曲する屈曲部16bが設けられている。この構成により、第1の調節弁15が第1の経路10を塞いでいる状態で、第2の調節弁16は、第1の調節弁15を閉じる方向に加重し、ファン6の風圧が所定値より低い場合あるいはファン6の運転停止時は、第1の調節弁15を閉じようとする方向、つまり、図2において時計回りに力が働く。
また、第1の調節弁15又は第2の調節弁16が閉じられている状態で、それぞれの調節弁の一端が接触する遮蔽リブ21a、21bを風量分配手段14の壁面に設けることで、調節弁と風量分配手段14の壁面との隙間を埋め、調節弁が閉じられている状態で、調節弁から経路に漏れる外気の量を低減することができる。
また、洗浄槽1は、洗浄水を供給する給水弁20を備えた給水管21と、洗浄水を排水する排水弁22を備えた排水管23が接続されるとともに、筐体24から引き出すことができるスライド体25に収納されている。このスライド体25には外部と連通する通気口26を設けている。
また、流入口8は、洗浄時の洗浄槽1内の水位よりも下に設置することにより、流入口8を洗浄槽1内の洗浄水により封鎖することができるため、調整弁から経路、洗浄槽1内へと漏れる外気をより確実に低減することができる。
また、洗浄槽1内の温度を検知する温度検知手段27を筐体24内に設け、温度検知手段27が所定の温度、例えば洗浄槽1内に蒸気が発生し排気口7近傍に結露が付着しやすい温度である50℃、を検知すると、ファン6が駆動するよう制御手段を動作させることにより、ファン6は運転する必要のない行程中では停止するため、より効率のよい食器洗い乾燥機の運転が可能になる。
以上のように構成された食器洗い乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、筐体24からスライド体25を引き出して被洗浄物である食器を洗浄槽1内に収納し、スライド体25を元に戻して洗浄を開始する。洗浄行程開始とともに給水弁20を開成して給水管21から洗浄槽1に給水し、所定量の給水が行われると給水弁20を閉成して給水停止し、ヒータ5および洗浄手段4である洗浄ポンプ3の運転により洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつける。洗浄水が噴出する反力で洗浄ノズル2が回転することで被洗浄物に洗浄水を行き渡らせ、洗浄性を高めている。
洗浄行程において、ヒータ5が洗浄水を加熱することにより、洗浄槽1内の空気の温度が一定の温度、たとえば排気口7において結露が発生しやすい50℃程度となるとファン6が運転する。このとき、ファン6は制御手段により間欠運転にて送風するため送風量は少なく、風量分配手段14に加わる風圧は低い。ファン6の間欠運転では、ファン6が、約0.1秒駆動した後に、約1.9秒停止する、という動作が繰り返されることにより、風量分配手段14に送る空気の風圧を制限している。
第1の調節弁15は、受ける風圧が自重よりも低い場合、第1の調節弁15は略水平の状態であり第1の経路10を閉塞し、ファン6から供給される空気のほとんどが第3の経路12へと送られる。これにより、ヒータ5によって加熱された洗浄水が洗浄槽1内の空気を熱するので、流出口9より高温高湿の空気が排出される。この高温高湿の空気は、混合部13において、ファン6から第3の経路12を通って送られる外気と混合し、温度および湿度が低減された空気となって排気口7より排出される。
洗浄行程において、ヒータ5を運転して温水で洗浄する場合を示したが、被洗浄物の汚れが少ない場合はヒータ5を運転させずに給水温度で洗浄すれば良く、また被洗浄物の汚れが多い場合、食器などに油汚れがこびりついている場合などは、洗剤を入れて洗浄を行う。この場合でも同様に、庫内温度が一定の温度となれば、ファン6は間欠運転をする。洗浄行程が終了すると排水弁22を開成して洗浄水を排水管23から筐体24の外部に排水し、排水し終わると排水弁22を閉成する。
次に行うすすぎ行程では洗剤を投入せずに、洗浄行程と同様に給水し、ヒータ5および洗浄ポンプ3の運転により、洗浄ノズル2から温水を噴出させて被洗浄物である食器に噴きつけ循環させる。すすぎ行程においても洗浄行程と同様に、一定の温度を検知した後、ファン6の間欠運転を行うことで、高温高湿の洗浄槽1内空気と外気とを混合し、排気口7より排出される空気の温度と湿度を削減する。
なお、このすすぎ運転の後に行う乾燥行程においては、被洗浄物を短時間で効率的に乾かす行程のため、最終すすぎ運転では被洗浄物を暖めておくのが好ましい。したがって、最終のすすぎ運転は、60℃〜70℃程度の高温水にて実施され、除菌処理も行うことができる。すすぎ運転終了後は洗浄運転終了時と同様に洗浄槽1内のすすぎ水を排水する。
ファン6から供給される空気の風圧が低いときは、第2の調節弁16は、第1の調節弁15を閉じる方向に加重する、つまり図2において時計回りの方向にモーメントが働くので、さらに第1の調節弁15の自重が加わり、第1の調節弁15は閉じている状態を維持することができる。
次に行う乾燥運転では、所定の時間まで、最終すすぎ運転と同様にファン6の間欠運転を行い、その後、ファン6を連続運転させる。
ファン6を連続運転させることで、第2の調節弁16より面積の大きい第1の調節弁15が第1の経路10を開放する方向、図3において反時計回りに回転する。この第1の調節弁15の回転により、第1の経路10は開放されて、ファン6から洗浄槽1内に空気が供給される。第1の調節弁15の回転に連動して、第1の調節弁15より面積の小さい第2の調節弁16は、第3の経路12を閉塞する方向、つまり、図3において反時計回りに回転する。この第2の調節弁16の回転とともに、ファン6から混合部13に空気がほぼ送風されなくなる。
このように、乾燥行程では、所定の時間、ファン6を間欠運転し洗浄槽1内の空気の温度および湿度を低減させた後、ファン6の連続運転を行うことにより、連結体を回転させ、ファン6から供給される空気の大部分を洗浄槽1内に送り、洗浄槽1内の食器の乾燥を効率よく迅速に行うことができる。
このように第1の調節弁15が全開している状態では、第2の調節弁16は第1の調節弁15が開く方向に加重する、つまり、図3において反時計回りの方向にモーメントが働くので、第1の調節弁15の全開状態を容易に維持することができる。
このように、連動して可動する第1の調節弁15と第2の調節弁16とを設け、なおかつ、第1の調節弁15によって第1の経路10を、第2の調節弁16によって第3の経路12を開閉させ、同時に第1の経路10閉時は第3の経路12が開、第3の経路12閉時は第1の経路10が開となるよう構成することで、一つのファン6の間欠運転、連続運転の切り替えによる送風量の変化により、第1の経路10と第3の経路12への安定した送風の切り替えがなされ、洗浄行程時に排気口7より排出される高温高湿の洗浄槽1内空気の温度と湿度の低減およびそれに伴う排気口7周囲に発生する結露の低減と、十分な乾燥性能との2つの項目を同時に実現できる。
これにより従来からの課題であった、洗浄行程時に排気口7より排出される高温高湿の庫内空気の温度と湿度の低減およびそれに伴う排気口7周囲に発生する結露の低減のために、ファン6のほかに排気補助手段108を設けることにより生じる、ファン6か排気補助手段108のどちらかひとつの送風手段を停止した状態、もしくはひとつの送風手段の圧力にもうひとつの送風手段の圧力が大きく上回った場合に、高温高湿の洗浄槽1内空気
が低圧力側の送風経路を逆流し外気取込口より排出され、筐体内の電装部品に高温蒸気が付着する危険が解決される。
なお、第2の調節弁16は、ファン6の運転停止時において略鉛直状態の本体部16aと屈曲部16bから成る構成について実施の形態で説明したが、これに限らず、送風手段停止時において略鉛直状態より時計回り側に傾斜した角度で停止するような本体部のみからなるものであっても、ファン6からの外気の風圧が所定値より低い場合に時計回りの方向にモーメントが働き、風圧が所定値より高い場合に反時計回りの方向にモーメントを働かせることができる。
また、風量分配手段14は、第1の経路10の途中に設けた構成について実施の形態で説明したが、これに限らず、ファン6の近傍に設けてもよい。
本発明に係る食器洗い乾燥機は、洗浄運転時に発生する蒸気および結露の低減と乾燥性能の向上の両立ができる家庭用機器として有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の構成図 図1における風量分配手段の断面図 図2における風量分配手段の他の状態を示す断面図 図2における風量分配手段の斜視図 従来の食器洗い乾燥機の構成図
1 洗浄槽
5 ヒータ(加熱手段)
6 ファン(送風手段)
7 排気口
8 流入口
10 第1の経路
11 第2の経路
12 第3の経路
14 風量分配手段
15 第1の調節弁
16 第2の調節弁
24 筐体
27 温度検知手段

Claims (6)

  1. 筐体と、前記筐体内に設けられるとともに被洗浄物が収納される洗浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内の空気を前記筐体外に排出する排気口と、第1の経路を介して前記洗浄槽内に外気を供給する送風手段と、前記排気口と前記洗浄槽とを連通する第2の経路と、前記第1の経路から分岐して前記第2の経路と接続する第3の経路と、前記第1の経路から前記第3の経路が分岐する分岐部に設けられた風量分配手段とを備え、洗浄工程又はすすぎ工程において、前記送風手段を運転するとともに、前記風量分配手段は、所定の風圧まで前記第1の経路を略閉塞するとともに前記第3の経路を略開放して、前記洗浄槽内から排出される空気と前記外気とを混合して前記排気口より排出する食器洗い乾燥機。
  2. 風量分配手段は、開度が風圧の変化により変化する第1および第2の調節弁を有し、前記第1および第2の調節弁は、第1および第3の経路をそれぞれ開閉し、所定の風圧まで、前記第1の経路は第1の調節弁を略閉塞する請求項1記載の食器洗い乾燥機。
  3. 送風手段は間欠運転もしくは連続運転を行い、風量分配手段は、前記送風手段が間欠運転するときは第1の経路を略閉塞し、前記送風手段が連続運転するときは第1の経路を略開放する請求項1または2に記載の食器洗い乾燥機。
  4. 第1の調節弁と第2の調節弁とは連動して回転する請求項2または3に記載の食器洗い乾燥機。
  5. 第1の経路から流入口を介して洗浄槽内に空気が送風され、前記流入口は、洗浄行程もしくはすすぎ行程における洗浄水の水位より下方に設けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
  6. 洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段が筐体内に設けられ、前記温度検知手段が、所定の温度を検知すると、送風手段が駆動する請求項1〜5のいずれか1項に記載の食器洗い乾燥機。
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