JP2006049468A - ドライエッチング方法及びドライエッチング装置 - Google Patents

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【課題】EBマスクなどのメンブレンのドライエッチングの際に、メンブレンを破壊することなく、且つエッチング特性を低下することないドライエッチング方法及びドライエッチング装置を提供すること。
【解決手段】ステージをいくつかの領域に分割し、各領域毎にステージ温度、熱伝導用ガス流量及び圧力を設定してドライエッチングを行なうこと。1)仕切り25によって、いくつかの領域に一体的に分割されたステージ、2)分割されたステージ毎にステージ温度を設定し、維持する機構27、3)分割されたステージ毎に熱伝導用ガス流量及び圧力を設定し、維持する機構28を具備すること。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体製造用マスクの製造プロセス、半導体製造プロセス、ディスプレイ基板製造プロセスなどの微細加工分野に適用されるドライエッチングに関するものであり、特に、EBマスク等のメンブレンを破壊することのないドライエッチング方法、及びドライエッチング装置に関する。
半導体集積回路の高密度化には、デバイス配線などの寸法幅の微細化や、接続孔の形成方法が大きな役割を担っている。これらの寸法は65nm以下のパターンが実用化されつつあるが、こうした微細パターンの実現にはドライエッチング技術の発展に負うところが大きい。また、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等のディスプレイ分野においても、高密度化、微細化、大口径化の流れは半導体集積回路と全く同様であり、以下、半導体分野のドライエッチング技術を例にとって説明する。
まず、ドライエッチング技術について図1を用いて説明する。図1は、一般的な誘導結合プラズマ(ICP)方式によるドライエッチング装置を示した説明図である。真空チャンバー1に反応ガスを導入し、ICPプラズマ発生用の高周波発振器2によりエネルギーを投入することにより反応ガスを電離、解離させプラズマ3を発生させる。プラズマ中に生成されたラジカルやイオンによって、真空チャンバー1内のカソードステージ4上に固定されたウェハ5がエッチングされる。
また、カソードステージには、RFバイアス制御用の高周波発振器6が接続されており、ウェハに入射するイオンの運動エネルギーを制御することで、垂直エッチングやエッチングレート等のエッチング特性を制御している。カソードステージへのウェハの固定には、静電チャック方式とメカチャック方式がある。
エッチング中のウェハの温度は、加工寸法やエッチング深さ等のエッチング特性に大きく影響するため、ウェハ温度は重要なパラメータの一つである。従って、より精密なプロセスを実現するために、一般にはウェハの冷却を行ない、ウェハの温度分布を均一化することが要求されている。このため、カソードステージには様々な工夫がなされている。
第一の従来技術を図2に示す。第一の従来技術は、特開昭58−32410号公報、特開昭60−115226号公報に記載されているように、エッチング中のステージ13の温度は熱交換器によりある温度に設定されており、加熱及び冷却用チラー配管15によって設定温度に保たれる。ステージ13とウェハ12の熱伝導を効率良く行なうため、その間に熱伝導用ガス(Heなどの希ガス)が数Torrの圧力で満たされており、これによりウェハの温度制御を行なう方式である。
しかしながら、この方式ではウェハ周縁付近で熱伝導用ガスが微量ながらリークするため圧力が低くなるので、プラズマからの熱の入りがウェハ面内で均一であっても、ウェハ周縁の温度が高くなったり、ウェハ周縁のみでステージと接触するドライエッチング装置においては、ウェハ中心が高温になる、などの問題が生じる。また、プラズマからの熱の入りが均一でないときは、ウェハ上でそれに応じた温度分布が生じ、分布を改善、補正することは出来ない。
この問題を解決する手段として、第二の従来技術を図3に示す。第二の従来技術は、特開平8−191059号公報に記載されているように、ステージ19を複数の領域に分割し、それぞれを独立したヒータ16により独立制御することで、ウェハ18の温度分布を
改善、または意図的に温度分布を持たすことが可能となっている。この方式は、ヒータの独立制御によってウェハ温度をコントロールするものであるが、熱伝導用ガスは第一の従来技術と同様に1系統であるため、熱伝導ガスの圧力を領域毎にコントロールすることはできない。
よって、被エッチング材がEPL(Electron Projection Lithography)マスク、LEEPL(Low Energy E−beam Proximity Projection Lithography)マスク、EB部分一括露光マスク、X線マスク、IPL(Ion Projection Lithography)マスク、イオン注入装置用マスク等のメンブレンマスクの場合(図4)、メンブレンマスクは、1つのウェハ内に膜厚がサブミクロンから数十ミクロンの非常に破れやすいメンブレン領域21と、それ以外のバルク領域22を有するため、第一及び第二の従来技術でエッチングを実施すると、真空チャンバーのプロセスガス圧力と熱伝導用ガス圧力の差圧により、メンブレンを破壊してしまう。
また、メンブレンの破壊を避けるために熱伝導用ガスの圧力を下げるか、流量をゼロにすると、メンブレンは破れないが、バルク領域の冷却も不十分になるため、試料全体としての冷却が不十分になり、レジストとの選択性が低下するなどのエッチング特性が大きく低下していしまう。尚、図4は一般的なEBマスクの模式図であり、(a)はEBマスクの上方からの平面図であり、(b)は(a)のA−B線に沿った断面図である。
特開昭58−32410号公報 特開昭60−115226号公報 特開平8−191059号公報
近年、VLSI、ULSI等に見られる半導体デバイスの高集積化、微細化、高性能化が進展するに伴い、半導体デバイス製造の主要なプロセスであるドライエッチング技術は、技術的要求がますます厳しくなってきているが、半導体デバイス製造に用いられるリソグラフィ技術において重要な役割を果たすEPLマスク、LEEPLマスク、EB部分一括露光マスク等のEBマスクや、X線マスク、IPLマスクの製造においても、新しいドライエッチング技術が求められている。
これらEBマスクや、X線マスク、IPLマスク、イオン注入装置用マスクは、1つのマスク面内に膜厚がサブミクロンから数十ミクロンの非常に破れやすいメンブレン領域とそれ以外のバルク領域を有している。ドライエッチングによりメンブレン領域を微細加工する際に、第一及び第二の従来技術でドライエッチングを実施すると、真空チャンバーのプロセス圧力とステージ−ウェハ間の熱伝導用ガスによる圧力に、大きな圧力差が生じることにより、メンブレンを破壊してしまう。
また、メンブレンの破壊を避けるために熱伝導用ガスの圧力を下げるか、流量をゼロにすると、メンブレンは破れないが、EBマスクや、X線マスク、IPLマスク全体の冷却が不十分になり、レジストとの選択性が低下するなどのエッチング特性が大きく低下していしまう。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するものであり、EBマスクや、X線マスク、IPLマスク、イオン注入装置用マスクにおけるメンブレンのドライエッチングの際に、メンブレンを破壊することなく、且つエッチング特性を低下することないドライエ
ッチング方法及びドライエッチング装置を提供することを課題とするものである。また、本発明は、EBマスクや、X線マスク、IPLマスク、イオン注入装置用マスクに限らず、必要に応じてディスプレイ基板などの様々なドライエッチングにも適応できる。
本発明は、基板とステージの間に基板の冷却もしくは加熱を促進するための熱伝導用ガスを導入しながらドライエッチングを行なう方法において、ステージをいくつかの領域に分割し、各領域毎にステージ温度、熱伝導用ガス流量及び圧力を設定してドライエッチングを行なうことを特徴とするドライエッチング方法でる。
また、本発明は、基板とステージの間に基板の冷却もしくは加熱を促進するための熱伝導用ガスを導入しながらドライエッチングを行なうドライエッチング装置において、
1)仕切りによって、いくつかの領域に一体的に分割されたステージ、
2)分割されたステージ毎にステージ温度を設定し、維持する機構、
3)分割されたステージ毎に熱伝導用ガス流量及び圧力を設定し、維持する機構、
を少なくとも具備することを特徴とするドライエッチング装置である。
また、本発明は、上記発明によるドライエッチング装置において、前記熱伝導用ガスが、HeもしくはArであることを特徴とするドライエッチング装置である。
本発明は、ステージをいくつかの領域に分割し、各領域毎にステージ温度、熱伝導用ガス流量及び圧力を設定してドライエッチングを行なうドライエッチング方法であるので、基板裏面の熱伝導用ガスの圧力によって容易に破壊しやすいEBマスク等のサンプルを破壊することなく、且つ冷却を十分に行なうドライエッチングが可能である。基板の各領域毎に熱伝導用ガスの圧力と温度をコントロール出来るため、線幅や対レジスト選択比、パターン形状等のエッチング特性が良好なエッチングが可能になる。
また、本発明は、1)仕切りによって、いくつかの領域に一体的に分割されたステージ、2)分割されたステージ毎にステージ温度を設定し、維持する機構、3)分割されたステージ毎に熱伝導用ガス流量及び圧力を設定し、維持する機構具備するドライエッチング装置であるので、基板裏面の熱伝導用ガスの圧力によって容易に破壊しやすいEBマスク等のサンプルを破壊することなく、且つ冷却を十分に行なうエッチングが可能なドライエッチング装置となる。
本発明を一実施の形態に基づいて以下に説明する。
図5及び図6は、本発明のドライエッチング装置のカソードステージユニット23の説明図である。図5はカソードステージユニットの上方からの平面図であり、図6は図5のXY線に沿った断面図である。
図5及び図6に示すように、カソードステージユニット23のウェハ接触面は、静電チャック24になっており、ウェハを静電気力により吸着できる。静電チャックは、仕切り25によって各ブロック26a〜26iに分割されている。分割された各ブロックには、各々加熱および冷却用チラー配管(図6においては27a〜27e)と熱伝導用ガスの導入口28a〜28iが内蔵されており、ブロック毎にチラー温度制御、熱伝導用ガスの圧力および流量の制御が可能となっている。
図5に示した例では、カソードステージユニット23を、9つのブロック(26a〜26i)に分割しているが、処理したいサンプルの構造にあわせて、任意に設計した方が良
い。また、ブロック数を多くした方が、試料の温度、裏面の熱伝導用ガス圧力及び流量の細かい制御が可能となるが、ブロックの数だけ流量コントローラ、圧力計、チラー温度コントローラ、配管等が必要となる。
この発明の方法では、被エッチング材、マスク材、エッチングガスの材料は、ドライエッチングが可能であれば、特に制限はない。また、エッチング装置のプラズマ発生方法は、平行平板型、容量結合型(CCP)、誘導結合型(ICP)、超高周波型(UHF)、電子サイクロトロン共鳴型(ECR)、マイクロ波型、ヘリコン波型、表面波型、等の制限はなく、これら全てのプラズマ発生方式が使用可能である。
以下、図面を用いて本発明の実施例1を説明する。一般的なICP型ドライエッチング装置と本発明のカソードステージユニットを作製した。図7、図8、及び図9を用いて本発明の装置について説明する。図7は、装置全体の概要図であり、図8はカソードステージユニットの上方からの平面図であり、図9は図8のXY線に沿った断面図である。
図7に示すICPプラズマ発生用の高周波発振器29は、PFPP社製の型番RF−20M(20MHz、2kW)を用い、RFバイアス制御用の高周波発振器30は、ENI社製の型番AGC−6B(13.56MHz、600W)を用いた。真空チャンバー31は、一般的な真空チャンバーで、反応ガス供給口32と反応ガス排気口33があり、真空チャンバーの上部にはICPプラズマ発生用のアノード電極のコイル34と、チャンバー下部には、RFバイアス用のカソード電極を内蔵したカソードステージユニット35が接続されている。
一般的なICP型ドライエッチング装置と異なる点は、このカソードステージユニット35が、ステージの各領域毎に、温度、熱伝導用ガスの流量、圧力をコントロール出来る機能を有する点である。本実施例では、熱伝導用ガスにはヘリウム(He)を、温度制御用チラーには純水を用いた。
図8、及び図9に示すように、カソードステージユニット35の表面は、全面が静電チャック40になっており、静電気力によりウェハを吸着できる。本実施例1では、仕切り41により静電チャック40を外周領域A、通常領域B、中心領域Cに分割した。それぞれの領域には、熱伝導用ガス(He)の導入口45(45A−L、45A−R、45A−T、45A−B、45B−L、45B−R、45B−T、45B−B、及び45C)と、加熱及び冷却用チラー配管46(46A−L、46A−R、46A−T、46A−B、46B−L、46B−R、46B−T、46B−B、及び46C)が設けられている。
以下に、図7〜図9に示す本装置を用いてドライエッチングを実施した例により本発明によるドライエッチング方法を説明する。まず、実験方法として、図10(a)に示す、1000nm厚(T1)の熱酸化膜48付きシリコンウェハ47(8インチφ)を用意し、ドライエッチングにより、図10(b)に示すように熱酸化膜48を薄く(T2)した。
エッチング前後の酸化膜の膜厚を光学式膜厚計により測定することで、エッチングレートの面内分布を求めた。
表1に示すように、カソードステージユニットの条件を4種類設定した。条件1はステージ温度を全領域とも25℃及びHe冷却をOFF(流さない)とし、条件2はステージ温度を全領域とも25℃及びHe圧力を全領域とも6Torrとし、条件3はステージ温度を領域毎に5℃ずつ変化させ及びHe冷却を全領域とも6Torrとし、条件4はステージ温度を全領域とも25℃及びHe冷却を2Torrずつの変化とした。
その他のエッチング条件は、プラズマソース:500W、バイアスパワー:100W、エッチングガス:CF4 =20sccm、圧力:15mTorrに固定し、カソードステージユニットの条件のみをパラメータとして、酸化膜のエッチングレートの面内分布を測定した。
Figure 2006049468
結果を図11、図12に示す。条件1の結果を図11(a)に、条件2の結果を図11(b)に示してある。図11(a)及び(b)に示すように、条件1、条件2では、各領域毎のステージ温度制御や熱伝導用Heの圧力制御がされていないため、実際のウェハ上では中心領域Cの温度が高く、周辺が低いという温度分布が生じてしまい、その温度分布を反映したエッチングレートの分布が見られる。
また、図12(a)に示す条件3では、各領域毎にステージ温度制御を行なったので、エッチングレートの面内分布が均一化されている。また、図12(b)に示すように、条件4では、各領域毎に熱伝導用Heの圧力制御を行なったので、エッチングレートの面内分布が均一化されている。
このように、各領域毎の熱伝導用Heの圧力制御は、各領域毎の温度制御と同様の効果が得られる。
次に、本発明のドライエッチング装置の第2例を用いてEBマスクの製造を実施した例を示す。カソードステージユニット以外の装置本体は、実施例1と同じ構造である(図7参照)。カソードステージユニットは、図4に示すようなEBマスクのメンブレン領域21とバルク領域22に合うように、図13に示すように、仕切り55によって静電チャック51を周辺領域Dと中心領域Eに分割した。各領域には、実施例1と同様に熱伝導用ガス(He)の導入口54と加熱及び冷却用チラー配管(図示せず)が設けられており、各領域毎に、温度、熱伝導用ガスの流量、圧力をコントロール出来る機能を有いている。
本実施例2では、まず、EBマスクには8インチφのSOI基板を用い、フォトリソグラフィ、EBリソグラフィ、ウェットエッチング、ドライエッチング、洗浄等の工程を経て、図14(a)に示すような、略500μmの膜厚を持つバルク領域22と、略10μmの膜厚のメンブレン領域21を形成した。
次に、EBレジスト56をコート(図14(b))し、描画、現像によりレジストパターン57を形成した(図14(c))。その後、本発明のドライエッチング装置を用い、3種類のカソードステージの条件でドライエッチングすることによりメンブレン領域にメインパターン形成を実施した(図14(d))。
ドライエッチングのカソードステージの条件以外の設定条件は、プラズマソース:500W、バイアスパワー:150W、エッチングガス:C3 8 =20sccm、圧力:10mTorrに固定し、カソードステージの条件のみをパラメータとした。3種類のステージ条件を表2に示す。条件1は、中心領域E及び周辺領域Dともにステージ温度を25℃及びHe冷却圧力を6Torrとし、条件2は、中心領域E及び周辺領域Dともにステージ温度を25℃及びHe冷却圧力を0Torr(流量OFF)とし、条件3は、ステージ温度を中心領域Eで低くし、He冷却圧力も中心領域で小さくした。
Figure 2006049468
これら条件1、2、3でドライエッチングを実施した結果、条件1ではHe冷却圧力により、ドライエッチング中にメンブレン破壊が生じた。条件2ではHe冷却を切っているため、メンブレン破壊は発生しなかったが、メンブレン領域(特にウェハ中心)の温度上昇し、ウェハ中心のエッチングレートが大きいという面内分布が発生した(図15(a)
)。条件3では、メンブレンを破壊することなく、メンブレン部を十分に冷却することが出来るため、エッチングレートの面内分布は非常に均一で良好であった(図15(b))。その後、レジスト剥離によりEBマスクの加工を完了させた(図14(e))。

一般的な誘導結合プラズマ(ICP)方式によるドライエッチング装置を示した説明図である。 第一の従来技術におけるドライエッチング装置のステージの説明図である。 第二の従来技術におけるドライエッチング装置のステージの説明図である。 (a)は、メンブレンマスクのメンブレン領域とバルク領域を模式的に説明する平面図である。(b)は、メンブレンマスクのメンブレン領域とバルク領域を模式的に説明する断面図である。 本発明のドライエッチング装置のカソードステージユニットの平面図である。 図5のXY線に沿った断面図である。 実施例1、2における本発明のドライエッチング装置全体の概略図である。 実施例1におけるカソードステージユニットの平面図である。 図8のXY線に沿った断面図である。 (a)は、エッチング前の熱酸化膜付きシリコンウェハの断面図である。(b)は、エッチング後の熱酸化膜付きシリコンウェハの断面図である。 (a)は、実施例1における条件1の結果の説明図である。(b)は、実施例1における条件2の結果の説明図である。 (a)は、実施例1における条件3の結果の説明図である。(b)は、実施例1における条件4の結果の説明図である。 実施例2におけるカソードステージユニットの平面図である。 (a)〜(e)は、実施例2における工程の説明図である。 (a)は、実施例2における条件2の結果の説明図である。(b)は、実施例2における条件3の結果の説明図である。
符号の説明
1、31・・・真空チャンバー
2、29・・・プラズマ発生用の高周波発振器
3・・・プラズマ
4・・・カソードステージ
5、12、18、38・・・ウェハ
6、30・・・RFバイアス制御用の高周波発振器
7・・・ブロッキングコンデンサ
8、37、39・・・整合器
9、34・・・コイル
10、32・・・反応ガス供給口
11、33・・・反応ガス排気口
13、19・・・ステージ
14、28a〜28i、45・・・熱伝導用ガスの導入口
15、27a〜27e、46・・・加熱及び冷却用チラー配管
16・・・ヒータ
17、25、41,55・・・仕切り
20,54・・・熱伝導用ガスの導入口
21・・・メンブレン領域
22・・・バルク領域
23、35・・・カソードステージユニット
24、40、51・・・静電チャック
26a〜26i・・・ブロック(領域)
36・・・ブロッキングコンデンサ
47・・・エッチング前のシリコンウェハ
48・・・熱酸化膜
49・・・シリコン
50・・・エッチング後のシリコンウェハ
56・・・EBレジスト
57・・・レジストパターン
A・・・外周領域
B・・・通常領域
C、E・・・中心領域
D・・・周辺領域

Claims (3)

  1. 基板とステージの間に基板の冷却もしくは加熱を促進するための熱伝導用ガスを導入しながらドライエッチングを行なう方法において、ステージをいくつかの領域に分割し、各領域毎にステージ温度、熱伝導用ガス流量及び圧力を設定してドライエッチングを行なうことを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 基板とステージの間に基板の冷却もしくは加熱を促進するための熱伝導用ガスを導入しながらドライエッチングを行なうドライエッチング装置において、
    1)仕切りによって、いくつかの領域に一体的に分割されたステージ、
    2)分割されたステージ毎にステージ温度を設定し、維持する機構、
    3)分割されたステージ毎に熱伝導用ガス流量及び圧力を設定し、維持する機構、
    を少なくとも具備することを特徴とするドライエッチング装置。
  3. 前記熱伝導用ガスが、HeもしくはArであることを特徴とする請求項2記載のドライエッチング装置。
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