JP2002009064A - 試料の処理装置及び試料の処理方法 - Google Patents

試料の処理装置及び試料の処理方法

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JP2002009064A
JP2002009064A JP2000186547A JP2000186547A JP2002009064A JP 2002009064 A JP2002009064 A JP 2002009064A JP 2000186547 A JP2000186547 A JP 2000186547A JP 2000186547 A JP2000186547 A JP 2000186547A JP 2002009064 A JP2002009064 A JP 2002009064A
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Koji Ishiguro
浩二 石黒
Hidetsugu Setoyama
英嗣 瀬戸山
Takeshi Miya
豪 宮
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術では、ヒータ加熱時またはフ゜ラス゛マ入熱
時、時間とともに変化する入熱分を応答性良く、抜熱し
ウエハー温度を一定に保つ事は出来ない。高温でウエハー等を
処理する場合に、ウエハー面内での温度分布は著しく劣化す
る。また、ウエハーの昇温温度を十分高くできないので、良
質なフ゜ラス゛マ処理が不可である。 【解決手段】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
て、前記吸着装置は、試料を保持する為の保持部材と冷
却を行う冷却部材とを有し、前記冷却部材に該冷却部材
と前記保持部材との間に第1の伝熱カ゛ス室部を形成する
ための凹部を設け、前記試料が保持された状態における
前記保持部材と前記試料との間に第2の伝熱カ゛ス室部を
形成するための凹部を前記保持部材に設け、前記第1、
第2の伝熱カ゛ス室部のいずれか一方を、独立して圧力制
御可能な複数個の伝熱カ゛ス室で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエハー等の試料の処理
装置及び試料の処理方法に係り、特に、CVD装置など
の半導体製造装置に用いられる高温型吸着装置とこの高
温型吸着装置による試料の処理方法およびこれを搭載す
るCVD装置などの半導体製造装置に関する。本発明
は、もちろん、液晶フ゜ラス゛マ処理装置、スハ゜ッタ装置等にも
適用可能である。
【0002】
【従来の技術】半導体処理装置に関し、近年の微細化、
高アスヘ゜クト比の層間絶縁膜埋め込みにおいては、従来の方
法(TEOS-O3 CVD等)と比較して処理後の膜劣化、フ
゜ロセス数の少ない、HDP-CVD(高密度フ゜ラス゛マCV
D)が注目されているが、このHDP-CVDではこの
層間絶縁膜の膜質としては、熱酸化膜と同等レヘ゛ルをユー
ザから要求されている。
【0003】図16に、基板温度と膜質(熱酸化膜のエ
ッチング速度比)との関係を示す。この図より、熱酸化
膜と同様な膜質を得る為には、基板温度は600℃近傍
の高温まで上昇させなければならない事が判る。又、ウエ
ハー面内で温度分布は膜質分布より必要とされる温度分布
範囲内とする必要がある。
【0004】上記要求に対して、従来実際行われている
方法は、静電チャックとウエハー間のHe圧力を高真空近傍と
し、熱絶縁して昇温するものである。しかし、この方法
では、周囲への熱輻射による熱逃げ、他の部材との接触
部で熱伝導による熱逃げ等が有り、十分に温度を上げる
事は出来ないし、高温の昇温時に温度分布が、著しく劣
化するという問題点がある。
【0005】ここで、ウエハー表面温度を制御するための従
来技術の概略構造と問題点を述べる。
【0006】まず、特開平9-17849号公報には、
窒化物セラミックス基材にヒータを埋め込んだ半導体ウエハー保持部
材と金属製の冷却装置との間に耐熱材料製の繊維の結合
体または発泡材の介在層を有する構造が記載されてい
る。
【0007】また、特開平10-64985号公報に
は、高温型吸着装置にウエハーステーシ゛にヒータと冷却配管を有す
るものが開示されている。すなわち、保持部材にヒータを
持ち、これにて保持部材を昇温させると、同時にフ゜ラス゛マ
からの入熱分を抜熱する冷却部とを一体化する構造が記
載されている。
【0008】上記特開平9-17849号公報に記載の
ものは、下記の問題点があり、フ゜ラス゛マ入熱時に一定温度
範囲内に温度制御する事は出来ないと考えられる。 (1) 時間で変化するフ゜ラス゛マから入熱分の抜熱に上記
介在層に圧力を加え、保持部材と冷却装置との間の熱伝
達量を調整する構造であるが、実際、時々刻々変化する
フ゜ラス゛マ入熱量に対応し、介在物の圧力を変化させる事は
かなり難しい。 (2) HDP-CVDのようなウエハー面上でのハ゜ワー密度
が10W/Cm2におよぶような高ハ゜ワー密度となると、上記
のような介在層に圧力を加え抜熱するような構造では抜
熱を十分行う事は実際かなり難しい。
【0009】次に、特開平10-64985号公報に記
載のものも、同様に下記問題点により、フ゜ラス゛マ入熱時、
ウエハー表面温度を一定温度範囲内に制御する事は出来ない
と考えられる。
【0010】(1) ウエハー処理温度を数百℃とする場合、
冷却配管の壁面は金属製ジャッケットで大きな温度勾配
を持たせる場合であっても、例えば200℃程度を超え
てしまう。このような高温でも、気化せず安価で安全に
半導体製造装置に使用できる冷却媒体種はかなり数が制
限される。 (2) 上記冷却媒体でウエハーへの入熱ハ゜ワー密度がHDP-C
VDのように10W/Cm 2程度の大きなハ゜ワー密度に達する
場合、十分に抜熱するには壁面での熱伝達係数を十分大
きくとれない為、伝熱面積を十分大きくする必要が有る
が、現実的には冷却シ゛ャケットの面積の制限から十分冷却効
果が取れない問題がある。 (3) 静電チャックを高温加熱する場合、静電チャック自身の熱
変形を許容値以内に抑える為には、金属製シ゛ャケットに十分
剛性をもたせる必要が有り、厚みを十分大きく製作する
必要がある。この為、静電チャック自体が重くなりメンテ性
が悪くなる等問題点がある。 (4) 入熱量が時々刻々に変化するフ゜ラス゛マ処理中におい
て、入熱増加、減少分に応じ て加熱または冷却する場
合、静電吸着装置の熱容量が大きい為、応答性良く、温
度をある一定範囲内にする為には、かなり大きな加熱能
力を有するヒータまたは冷却能力を有する冷却ユニットが必要
で現実的ではない。
【0011】一方、特開平2-135753号公報の第
7図には、試料と電極との間にガスを導入するための空
間が形成されるとともに、電極と試料台との間にもガス
を導入するための空間が設けられたものが記載されてい
る。
【0012】この公報に記載のものも、上記と同様の問
題点があり、フ゜ラス゛マ入熱時に一定温度範囲内に温度制御
する事は出来ないと考えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点は上
記した通りであるが、要点を下記する。 (1) ヒータ加熱時、及びフ゜ラス゛マ入熱時、時々刻々変化する
入熱量に対応して、保持部材と冷却装置間での十分に応
答性良く熱伝達量を変化させる事が出来ず、ウエハーの表面
温度分布の均一性が劣化する。 (2) ウエハー保持部材の加熱温度が例えば300℃程度を
超える場合には、保持部材と冷却部材とに、十分大きな
温度勾配をつけれないので、冷却部材の壁面が200℃
を超える。このような条件で安全、安価で十分な冷却性
能を得られる冷却媒体種はかなり少ない。 (3) ウエハー処理温度が300℃程度を超える場合で、H
DP-CVDのようなハ゜ワー密度が10W/Cm2程度となる大
きな入熱がある場合、使用できる冷却媒体で十分な冷却
能力を持てず、ウエハーの表面温度分布の均一性が劣化す
る。 (4) 静電チャックの熱変形を許容値内に抑える為、冷却部
を十分剛性を大きくする必要があるが、これにより冷却
板が重くなり、メンテ性が著しく劣化する問題が有る。 (5) 静電吸着装置の熱容量が大きい為、時々刻々変化
するフ゜ラス゛マ入熱に対応して応答性良く、ある温度範囲に
静電吸着装置の温度を制御するにはかなり大きなヒータま
たは冷却能力を有する冷却ユニットが必要であり、装置の大
型化、コストアッフ゜となる。
【0014】本発明は、上記各事項を考慮し、膜質の均
一性劣化を生ずる試料表面の温度不均一性を解消し、膜
質の良好な均一性の高い処理済試料を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、吸着装置に保持された試料の温度を制御しつ
つ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置において、
前記吸着装置は、前記試料の中心部と外周部に対応して
区分された複数の伝熱カ゛ス室を備えており、前記試料の
温度に応じて各伝熱カ゛ス室の圧力を独立に制御する手段
を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明の他の特徴は、吸着装置に保持され
た試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試
料の処理装置において、フ゜ラス゛マ処理時に、前記試料の中
心部および外周部の温度を500±50℃から700±
50℃に維持して処理する手段を備えたことにある。
【0017】本発明の他の特徴は、吸着装置に保持され
た試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試
料の処理装置において、前記吸着装置は、試料を保持す
る為の保持部材と該保持部材を介して試料の冷却を行う
冷却部材とを有し、前記保持部材と前記冷却部材との間
に独立して圧力制御可能な伝熱カ゛ス室を複数個形成した
ことにある。
【0018】本発明の他の特徴は、吸着装置に保持され
た試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試
料の処理装置において、前記吸着装置は、試料を保持す
る為の保持部材と冷却を行う冷却部材とを有し、前記試
料が保持された状態で前記保持部材と前記試料との間に
独立して圧力制御可能な伝熱カ゛ス室を複数個形成するた
めの凹部を前記保持部材に設けたことにある。
【0019】本発明の他の特徴は、吸着装置に保持され
た試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試
料の処理装置において、前記吸着装置は、試料を保持す
る為の保持部材と冷却を行う冷却部材とを有し、前記冷
却部材に該冷却部材と前記保持部材との間に第1の伝熱
カ゛ス室部を形成するための凹部を設け、前記試料が保持
された状態における前記保持部材と前記試料との間に第
2の伝熱カ゛ス室部を形成するための凹部を前記保持部材
に設け、前記第1、第2の伝熱カ゛ス室部のいずれか一方
を、独立して圧力制御可能な複数個の伝熱カ゛ス室で構成
したことにある。
【0020】本発明の他の特徴は、前記複数個の伝熱カ゛
ス室は、前記試料の中心部と外周部に対応して設けられ
た少なくとも2つの室を有しており、前記保持部の熱変
形ハ゜ターンに応じて、該熱変形を押さえるように前記半径
方向内側と外側の各室の圧力制御を行うことにある。
【0021】本発明の他の特徴は、吸着装置に保持され
た試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試
料の処理方法において、前記吸着装置は、前記試料の中
心部と外周部に対応して区分された複数の伝熱カ゛ス室を
備えており、前記試料の温度に応じて前記複数の伝熱カ゛
ス室の圧力を独立に制御して、前記試料をフ゜ラス゛マ処理す
ることにある。
【0022】本発明によれば、試料を高温で温度分布の
均一性を保ち、フ゜ラス゛マ処理する事が可能となり、高品質
な処理済試料を提供できる。
【0023】本発明のより具体的な特徴を列挙すると次
の通りである。 (1) 保持部材とウエハー裏面間、保持部材と冷却部材間に
伝熱カ゛ス室を設けた。またカ゛ス室を2個所以上の部位に分
離した。例えば、ウエハー中心部、外周部というように2個
所に分離した。 (2) 上記カ゛ス室分離の為、保持部材と冷却部材との間に
耐熱性を有する弾性体(例えば、ハ゛イトンOリンク゛等)を使
用した。また、ヒータを内蔵した静電チャックを含む保持部材
の加熱時の熱変形量を考慮し、シールを保持できるシール材の
太さを考慮し、熱変形後もHeカ゛ス圧を保てるようにOリ
ンク゛の溝深さ、及び、Oリンク゛保持構造とした。 (3) 各部位毎にウエハー裏面の温度を測定する為の温度計
を配置し、ウエハー温度測定値と目標値との差異を検知し、
制御因子を制御するコントローラを用い、独立に制御した。 (4) 上記制御因子として、ウエハー裏面と保持部材表面
間、および保持部材と冷却部材間のHeカ゛ス圧力、ヒータ加
熱量、冷却媒体の温度、流量を変化させた。 (5) 熱逃げを抑制する為、保持部材と冷却部材との接
触面に熱絶縁物を配置した。 (6) 上記、熱絶縁物の接触面積を小さくする為、軽量
で強度のあるハニカム構造等を用いた。
【0024】(1) 本発明によれば、上記特徴(1)を
採用する事によって、保持部材と冷却部材との間の熱伝
達係数を伝熱カ゛スの圧力によって自由に応答性良く変化
させれるので、完全断熱状態から強制水冷の約数分の1
程度の熱伝達効果を得る事が可能になる。 (2) 上記特徴(1)を採用する事によって、ウエハー面上
の温度均一性を劣化させている各部位毎に伝熱カ゛ス室を
分離できるので、独立して各部位毎に温度制御が可能と
なり、ウエハーの温度均一性を向上させる事が可能となる。 (3) 上記特徴(2)を採用する事によって、伝熱カ゛ス室
の分離に耐熱性の弾性体を使用する事で、ウエハー保持部の
熱変形による伝熱カ゛ス室間でのカ゛スリークを防止でき、伝熱カ
゛ス室を分離できるので、独立して各部位毎に温度制御が
可能となり、ウエハーの温度均一性を向上させる事が可能と
なる。 (4) 上記特徴(3)を採用する事によって、各部位毎
の測温し、目標値になるようフィート゛ ハ゛ックできるので各部
位毎にウエハー表面温度分布を均一化できる。 (5) 上記特徴(4)を採用する事によって、ウエハー裏面
と保持部材表面間、および保持部材と冷却部材間のHe
カ゛ス圧力、ヒータ加熱量、冷却媒体の温度、流量の少なくと
も1つの制御因子を制御する事で、ウエハーの温度均一性を
向上させる事が可能となる。 (6) 上記特徴(5)を採用する事によって、保持部材
と冷却部材間の接触面で生じる熱逃げを防止しウエハーの温
度均一性を向上させる事が可能となる。 (7) 上記特徴(6)を採用する事によって、保持部材
と冷却部材間の接触面での熱逃げを防止しウエハーの温度均
一性を向上させる事が可能となる。
【0025】なお、本発明は、半導体等のウエハーのみでな
く液晶製造装置、フ゜ラス゛マエッチンク゛装置、スハ゜ッタ 装 置等に
も適用可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すフ゜ラス゛マ処理装置
の概略図であり、図2は、図1の実施例における保持部
材と冷却部材の各平面図である。以下、フ゜ラス゛マCVD装
置を例にして説明する。フ゜ラス゛マCVD装置は、反応室2
6と、この反応室26内にμ波29を導入するμ波導波
管27と、μ波透過窓28の回りに配置した永久磁石3
0と、反応室26内に処理カ゛スを供給するノス゛ル33を備
えている。また、保持部材2と冷却部材3で形成される
高温型静電チャック4を備えている。試料即ちウエハー1等の処
理対象物は、処理時、高温型静電チャック4によって静電吸
着される。
【0027】静電チャック部材5は、ウエハー面側の表面を凹凸
に高さ数十μmから数百μmの凹凸の加工されている。図
2に示すように、静電チャック部材5の外周縁には環状の土
手部2Dが形成され外周辺からのHeカ゛スリーク量を制限し
ている。また、内側の2つの土手部により静電チャック表面
は3個所(2A〜2C)に分離され、各土手部に小さな
幅のスリットが設けられている。
【0028】保持部材2の内部には正、負用の2ケの吸
着電極7を含んでいる。吸着電極7は図示しない直流ハ゛
イアス電源で正負の電圧を印加されている。静電チャック部支
持板6はヒータ8を内蔵しており、静電チャック部材5を一定
時間内に一定温度まで昇温する。静電チャック部材5と静電
チャック部支持板6とはIn等のろう付け又は金属接合等で接
合されている。静電チャック部材5と静電チャック部支持板6は
加熱時の熱変形を抑制する為、熱膨張係数をある範囲内
で合わせるとか、間に傾斜材料を挟む等の手法がとられ
る場合がある。
【0029】冷却部材3の内部には、冷却媒体10用の
冷却流路11とHeカ゛ス用流路12が有る。
【0030】冷却部材3の上面すなわち、保持部材2側
の面には、図2に示すように2つの伝熱カ゛ス室用空間1
3A、13Bが設けられており、各伝熱カ゛ス室用空間1
3A、13Bの仕切りには耐熱性が高い弾性体(例え
ば、ハ゛イトンOリンク゛)14が使用される。又、冷却部材3
の外周部にOリンク゛15を配置し、保持部材2と冷却部材
3との隙間を伝わり、リークするHe量を無くし、ウエハー温
度の均一性を向上させる。図1、図2の例では冷却部材
3の上面が半径方向の内外2個所に区切られているのみ
であるが、数個所に伝熱カ゛ス室用空間を分離、形成する
事も可能である。これらの伝熱カ゛ス室用空間と保持部材
2の下面とにより、カ゛ス室13が形成される。温度分布
の均一性をより向上させる為には、伝熱カ゛ス室13を複
数個に分離形成した方が有利である。また、試料の径が
大きいものでは、半径方向を3個所に区切る、あるいは
半径方向に加えて、円周方向にも複数に区切って、圧力
制御可能な複数の伝熱カ゛ス室を設けても良い。
【0031】保持部材2と冷却部材3との熱絶縁の為、
絶縁物17a,bを挟んでネジ等で、固定する。高温型静
電チャック4と高温型静電チャック用支持板20との絶縁の為、
絶縁物18を挟んでいる。これは、高温型静電チャック4に
高周波が印加される場合、又静電チャック部材に図示してな
いRF電極に高周波が印加される場合の高周波絶縁に使
用されるもので、テフロン(登録商標)、アルミナ等の材料
が使用される。
【0032】16は光ファイハ゛ー温度計フ゜ローフ゛であり、ウエハー
ウエハー裏面の温度を測定するものである。このフ゜ローフ゛部分
の穴を利用してウエハーウエハー裏面の空間2A〜2Cの空間に
供給される伝熱カ゛スの通路を形成しても良い。また、ウエハ
ー昇降ヒ゜ンの通路を形成しても良い。高温型静電チャック4の
金属面には、スハ゜ッタによる金属汚染を発生しないようにカ
ハ゛ー25が配置される。
【0033】本発明で上記伝熱カ゛ス室13を2ケ以上の
部位に分離した理由を下記する。カ゛ス室内のHeカ゛ス圧と
熱伝達係 数αの関係は平行平板の場合、図3に示すよ
うになる。ウエハーを約200℃〜約700℃(保持部材で
の温度勾配も含む)で処理する場合、HDP-CVDの
ような高ハ゜ワー密度(例えば10W/Cm2)を考えた場合、
αとして最大1000W/Cm2・K以上程度必要であり、
静電チャックの最大吸着力が通常20Torr程度である事を考
慮すると、必要なHeのカ゛ス層の厚みは約50μm程度と
大変小さい幅となる事が判る。
【0034】ヒータによる加熱時、フ゜ラス゛マ入熱がある場合
は、入熱ハ゜ターンで保持部は時間とともに凹凸の形状に複
雑に変化する。保持部のヒータ加熱時、フ゜ラス゛マ入熱時等の
熱変形のハ゜ターンを図4に示す、凸型、凹型がある。この
熱変形量はフ゜ラス゛マ入熱量、保持部材の形状、材質、固定
方法等の影響を受けるが、最大数十μm程度に達する。
これは上記Heカ゛ス室高さ50μmと比較して無視できる
もので無いことがわかる。
【0035】これを図5を用いて説明する。例えば、H
e圧が20Torrとする。最初、Heガス室高さHが50
μmであったが、保持部材の熱変形により、図4に示す
凸型に変形し中心部の高さが小さくなり、20μmとな
ったとする。この時のαは、 α=約1100w/Cm2・K(H=50μm) α=約1350w/Cm2・K(H=30μm) と大きく変化する。
【0036】フ゜ラス゛マ入熱ハ゜ワー密度を10W/Cm2とする
と、上記αでの温度上昇値は各々、 ΔT=91deg(H=50μm) ΔT=74deg(H=30μm) となり、中心部とHeカ゛ス室の高さが変化しない外周部
と中心部で温度差は91-74=17degになる。つま
り、カ゛ス室を一つで形成すると、保持部材の無視できな
い熱変形により冷却効果に大きな差異を生じ、ウエハー表面
の温度分布を著しく劣化させる。
【0037】各保持部の変形ハ゜ターンでの温度上昇値の形
状を各々図6に示す。熱変形ハ゜ターンが凹となるか凸にな
るかで、温度上昇値の分布は他の要因を無視すると正反
対になる事が判る。
【0038】ウエハー表面の温度分布は主に下記の影響を受
けている。 (1) 加熱源であるフ゜ラス゛マ密度分布 (2) 加熱源であるヒータの発熱量の分布 (3) 保持部材表面とウエハー裏面間のHeカ゛ス圧力分布 (4) 保持部材と冷却部での接触による熱逃げ (5) 保持部材と冷却室間の冷却カ゛ス圧分布 (6) 冷却室と冷却室固定板間の熱逃げ (7) 周囲チャンハ゛ー内壁面への熱輻射 (8) 保持部材中の静電チャックカハ゛ーへの熱逃げ (9) 冷却路での抜熱量分布 等、非常に多くの影響因子が有り、高温になると、特に
温度分布を均一化する事は非常に難しくなる。また、温
度制御応答性の点から、制御対象となるウエハー裏面にでき
るだけ近い位置での制御因子を使用するのが望ましい。
【0039】以下に本発明の実施例の説明を続ける。図
1において、反応室26壁面からμ波導波管27で導入
する。このμ波29をμ波透過窓28より導入し、μ波
透過窓28の回りに配置した永久磁石30によるECR
共鳴を利用し、高エネルギー電子を発生させ、ノス゛ルリンク゛
32のノス゛ル33から供給される処理カ゛スを解離、電離しフ
゜ラス゛マ34が生成される。反応室26の天板、側壁に配
置した永久磁石30によりカスフ゜磁場35を形成し、フ゜ラス
゛マ34を閉じ込める。
【0040】保持部と冷却部の接触部での熱絶縁の為、
アルミナ等の断熱材を鋏み、またHeカ゛ス圧の分布を均一化
する為、Oリンク゛を絶縁物17a、17bを介し固定す
る。これにより熱逃げ量を最低限に抑えることが出来
る。
【0041】又は、保持部材と冷却部材との接触面積を
減らす為に、熱絶縁材を図7に示すようなハニカム構造体と
することも可能である。
【0042】光ファイハ゛ー温度計フ゜ローフ゛16は導入端子フランシ
゛40を介し、コントローラ41A、41Bに接続される。こ
の温度読み値はHeカ゛ス圧と熱伝達係数αとの関係テ゛ータ
が入力されたフィート゛ハ゛ック回路42に入る。次に、上記入
力テ゛ータよりHeカ゛ス圧の増減分ΔP1,ΔP2がHeカ゛ス圧
力コントローラ43に入力され設定Heカ゛ス圧力を変更する。
Heカ゛ス圧力コントローラ43はマスフロー44と圧力計45で構成
される。Heカ゛スはカ゛スホ゛ンヘ゛47から図示しないレキ゛ュレー
タ、手動ハ゛ルフ゛46を介して供給される。温度制御方法に
ついて下記により詳しく説明する。
【0043】例えば、あるフ゜ロセスにおいて、熱変形によ
り保持部が凸の形状に変形した場合について考える。こ
の時のフ゜ラス゛マ入熱、Heカ゛ス室高さHの変化(中心
部)、ウエハー温度変化(中心部)、He圧力の変化を図8
に示す。フ゜ラス゛マ入熱による熱変形は、図8に示すように
より大きくなる。
【0044】図9に示すように、Heカ゛ス室高さHが変
化する事で熱伝達係数αは小さくなる為(α1→α
2)、ウエハー温度は上昇し、ついには許容範囲外に上昇す
る。
【0045】光ファイハ゛ー温度計からの測定値と制御したい
温度値との比較を図10のステップ102に示すフィート゛ハ
゛ック制御で比較演算し、ステップ104の比較において
測定値が仕様値でない場合、ステップ106で図9に示
す関係よりHeカ゛ス圧をP1からP2へ変化させ、マスフローコン
トローラに制御したいHeカ゛ス圧設定値を入力する。
【0046】これにより、ウエハー温度は図8に示すように
変化する。上記構成によりウエハ−中心部温度は、ある許
容範囲内に温度制御する事が可能になる。ウエハー外周部で
も同様に温度を独立して制御する。
【0047】図11に、上記実施例に示す半導体処理装
置によりウエハー1にフ゜ラス゛マCVDによる成膜処理をする場
合の、処理手順の一例を示す。図11は、ヒータ出力Q1、
保持部材〜冷却部材間のカ゛ス圧力(中心部)P1、保持部
材〜冷却部材間のカ゛ス圧力(外周部)P2、ウエハー〜保持部
材間のカ゛ス圧力P3、フ゜ラス゛マ入熱Q2、保持部材の表面温
度T1、ウエハー温度T2の時間変化を示す。各々のク゛ラフの横
軸は、時間を示している。横軸で同じ位置に有れば同じ
時間を示している。
【0048】(a)ウエハー1枚目のフ゜ラス゛マ処理前 t0〜t1間でP1、P2を0近傍の圧力値にする。t1で
保持部材2のヒータ8に通電する事で、Q1の発熱を生
じ、保持部材が加熱される。この時、P1、P2は、各々
0近傍の為、熱絶縁になっており、冷却部材に熱が逃げ
ないため、ヒータにより効率的に、所望の温度まで、最短
時間で昇温できる。t2でウエハーを真空ロホ゛ット等で保持部
材2の直上に移動させ、図示していないウエハー昇降ヒ゜ンに
よって、ウエハー1を保持部材2の上に載せる。次に吸着電
極7にフ゜ラス、またはマイナスの電圧を印可し、ウエハー1を吸着
する。t3でウエハー〜保持部材間のカ゛ス室にカ゛スをある圧力
を保ち、導入する。t2〜t3では、ウエハーは、加熱され
た保持部材と接触熱伝達で昇温し、t3でカ゛ス熱伝達で、
昇温する。カ゛ス熱伝達の場合、接触熱伝達と比較して、
伝熱効果が著しく増加する為、ウエハー温度変化は大きく、
短い時間で昇温する。t4にてヒータの出力を小さくし、
0にする。これにつれて保持部材の表面温度T1、ウエハー
温度T2は、図11に示すように低くなる。
【0049】(b)ウエハー1枚目のフ゜ラス゛マ処理 t5にフ゜ラス゛マ点火する。図11には、ウエハー1への入熱量
が中心部で外周部と比較して大きい場合を示している。
ウエハーの表面の各部位での温度を一定に保つ為、各伝熱カ゛
ス室において、図8に示すようにカ゛ス圧力を変化させる。
この場合、ウエハーの中心部に比較し、外周部のカ゛ス圧力を
低くし、カ゛スによる熱伝達係数を低下させ、ウエハー1の温
度を外周部で、中心部と比較して、温度上昇値を大きく
し、ウエハー面上での温度を高くし、フ゜ラス゛マ入熱時のウエハー面
内の温度分布の均一性を向上させる。逆に、外周部が中
心部と比較して入熱量が大きい場合には、カ゛ス圧力の関
係を逆にする。フ゜ラス゛マ点火後、成膜カ゛スを処理室内に導
入し、化学反応により、ウエハー1面上に酸化石英の薄膜を
形成させる。t6にフ゜ラス゛マを消滅させる。これは、μ波
ハ゜ワー、RFハ゜ワー、成膜カ゛スの導入を停止させる事で行
う。これにより、フ゜ラス゛マ入熱Q2は、図11に示すよう
に減少し、これにつれて、P1、P2、P3を減少さ
せ、0とする。t7にウエハーを図示しないウエハー昇降ヒ゜ンに
より、ウエハーを持ち上げ、真空ロホ゛ットにより、処理室からウ
エハー1を搬出する。
【0050】(C)ウエハー2枚目のフ゜ラス゛マ処理前 t7〜t1'間に上記と同じ方法でウエハー1を搬入する。ウ
エハー一枚目の処理と異なり、ヒータ出力Q1'は既にある一
定温度まで昇温されているので、Q1より小さな値で十
分である。
【0051】(d)ウエハー2枚目のフ゜ラス゛マ処理 一枚目と同様であるので説明を省略する。
【0052】上記は、ウエハー1〜保持部材2間のカ゛ス圧力
をウエハー1によって形成される2ヶ所以上の各カ゛ス室を同
じ圧力で制御しているが、保持部材〜冷却部材間のカ゛ス
圧力を各カ゛ス室毎に一定(中心部、外周部でカ゛ス圧力を一
定とする。)にし、ウエハー〜保持部材間のカ゛ス圧力を 各カ゛
ス室毎に変化させても同じ効果が得られる。また、図1
1に示すカ゛ス圧力P1、P2、P3ではなく、中心部、
外周部のヒータ8の発熱量を、各部位からのウエハー温度をフィー
ト゛ハ゛ックして、発熱量を変化させても同じ効果を得られ
る。また、上記と同じ効果は、冷却媒体10の温度、流
量を変化させても得られる。
【0053】冷却媒体10の温度で、冷却部材3の温度
分布を直接コントロールでき、又、冷却流量で冷却効果を変化
でき、冷却流路での膜温度を変化させれるので、同じく
冷却部材での温度分布を同じく変化させ事が可能にな
る。
【0054】結局、カ゛ス圧力P1、P2、P3が一定で
も、上記と同じくウエハー温度分布をある一定値内に制御す
る事が可能になる。但し、制御の応答性から考えると、
ウエハー1と保持部材2のカ゛ス圧力を各部位毎に変化させた
場合が一番制御速度が早く、制御性が良い。
【0055】図11に示すQ1、P1、P2、P3、Q
2等は図11では、ある一定時間後に、おいて一定値と
なっているが、各時間毎に変化させても良い。特に、P
1、P2は、フ゜ラス゛マ入熱が時々刻々変化する一般的な入
熱ハ゜ターンにおいては、変化させるのが、良い。
【0056】また、図11では、カ゛ス圧力P1、P2の
昇圧開始をヒータ出力が0になってからとなっているが、ヒ
ータがON時から行っても良い。カ゛ス圧力P3をヒータ出力がO
FFとなってから行っても良い。
【0057】図11は、一例を示すものであり、ここで
は一々、記載しないが、種々の変形がある。
【0058】図12に本発明の別の実施例を示す。図1
との差異は保持部材2とウエハー1間のHeカ゛ス圧を中心
部、外周部またはそれ以上の独立した部位(複数の伝熱
カ゛ス室)に分け、図示していない伝熱カ゛スの経路を保持部
材2の内部に形成して各伝熱カ゛ス室に連通させ、ウエハ−裏
面の中心部と外周部におけるHeカ゛ス圧を変化させるも
のである。カ゛ス室の部位の分離は静電チャック表面の凹、凸
(溝)で形成する。
【0059】この構造図を図13に示す。図13に示す
ように、保持部材2の中間部に土手部200を形成し、
吸着電極7bを土手部200の下に配置し、他の吸着電
極7aとは独立させ、他の吸着電極より大きなハ゛イアス電圧
を印加し、ウエハーを吸着し、各部位間のHeカ゛スリーク量を低
減させている。図13では土手部200により静電チャック
表面の室を2個所のみに分離したが、これは何個所あっ
ても良い。又、土手部に小さな幅のスリットを設けても良
い。但し、スリット幅はウエハー等の処理物を載せて形成される
各部位(伝熱カ゛ス室)毎に圧力を独立に制御できる程度
の小さなものとする。
【0060】ここで、上記、ウエハー1と保持部材2の表面
の空間に伝熱カ゛ス室を2ヶ所以上、設けるハ゜ターンをAと
し、保持部材2と冷却部材3との空間に伝熱カ゛ス室を2
ヶ所以上、設けるハ゜ターンをBとする。
【0061】温度均一性を向上させてウエハー1を処理する
為には、少なくとも上記、ハ゜ターンA、Bのいずれか一方
を採用すれば良い。ハ゜ターンA,Bの両方を採用した場合
には、制御対象となる検出温度が多くなる為、制御が難
しい等の問題が発生する場合があり、ハ゜ターンAまたはB
のみ採用する事が望ましい。
【0062】図14に本発明の別の実施例を示す。図1
との相違はウエハーの温度制御にヒータの発熱量を部位毎に変
化させるものである。例えば、図14では中心部ヒータ8
b、外周部のヒータ8aで形成する。切り替えスイッチ57によ
り高周波印加時にヒータ8a、8bを切るものである。ウエハー裏
面を測温する測温コントローラ41の指示値と目標値との差異
をフィート゛ハ゛ック回路42で検知しヒータの電力調整器56A,
56Bの設定値を変更する。
【0063】図15に本発明の別の実施例を示す。図1
との相違はウエハーの温度制御に冷却水の温度、流量を部位
毎に変化させるものである。図15では中心部、外周部
の冷却水路で形成するものである。測温コントローラ41の指
示値と目標値との差異をフィート゛ハ゛ック回路42で検知し、
冷却と加熱機能を有するチラー58の冷却水の温度設定
値、流量を変更する。流量を変化させ、冷却流路の壁面
での熱伝達係数αを変化させ、壁面での温度差を制御す
るものである。但し、チラー内の冷却媒体の熱容量が大き
いため、ヒータを使用したものに比べて応答性は悪い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、試料を高温で温度分布
の均一性を保ち、フ゜ラス゛マ処理する事が可能となり、高品
質な処理済試料を提供できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体処理装置の側
断面図である。
【図2】図1の実施例における保持部材と冷却部材の各
平面図である。
【図3】Heカ゛ス圧力と熱伝達係数との関係を示す図で
ある。
【図4】フ゜ラス゛マ入熱時の保持部材の変形を示す図であ
る。
【図5】Heカ゛ス層の厚みが変化した場合のHeカ゛ス圧力
と熱伝達係数との関係を示す図である。
【図6】保持部材の熱変形によるウエハー温度上昇分布を示
す図である。
【図7】保持部材と冷却部材との間に挟む絶縁物の構造
を示す図である。
【図8】フ゜ラス゛マ処理時の保持部材の変形と温度変化を示
す図である。
【図9】Heカ゛ス層の厚みが変化した場合のHeカ゛ス圧力
と熱伝達係数との関係を示す図である
【図10】温度制御フローを示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例に示す半導体処理装置
の、処理フローの例を示すチャート図である。
【図12】本発明の第2実施例を示す半導体処理装置の
側断面図である。
【図13】静電チャック部の側断面を示す図である。
【図14】本発明の第3実施例を示す半導体処理装置の
側断面図である。
【図15】本発明の第4実施例を示す半導体処理装置の
側断面図である。
【図16】ウエハー温度と膜質との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…ウエハー 、2…保持部材、3…冷却部材、4…高温用
吸着装置、5…静電チャック部材、6…静電チャック部材支持
板、7a,7b…吸着電極、8a…外周ヒータ、8b…中心部ヒー
タ、10…冷却媒体、11…冷却流路、12…Heカ゛ス流
路、13…Heカ゛ス室、14…Oリンク゛、10〜15…Oリンク
゛、16…光ファイハ゛ー温度計フ゜ローフ゛、17a、b…絶縁
物、18…絶縁物、20…高温用静電吸着装置支持板、
21…絶縁物、26…反応室、27…μ波導波管、28
…μ波透過窓、29…μ波、永久磁石、32…ノス゛ルリンク
゛、33…ノス゛ル、34…フ゜ラス゛マ、35…カスフ゜磁場、36
…磁力線、37…フランシ゛、38…排気穴、40…端子導
入フランシ゛、41…測温コントローラ、42…フィート゛ハ゛ック回路、4
3…圧力コントローラ、44…マスフロー、45…圧力計、46…
手動ハ゛ルフ゛、47…冷却用カ゛ス、50…メインハ゛ルフ゛、51…
ターホ゛分子ホ゜ンフ゜、52…ト゛ライホ゜ンフ゜、55…フ゜ラス゛マ入熱
、56…電力調整器、57…スイッチ、58…チラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/68 H01L 21/68 R (72)発明者 宮 豪 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 4K029 CA05 DA08 DC27 JA01 JA05 4K030 CA04 FA01 GA02 JA10 KA23 KA26 KA30 KA39 KA41 LA15 5F031 CA02 CA05 HA16 HA37 HA38 HA39 HA40 JA08 JA46 MA28 MA29 MA32 NA04 5F045 AA08 AC17 AD06 AD07 AD08 AD09 AD10 AD11 BB02 EJ10 EM05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
    つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
    て、 前記吸着装置は、前記試料の中心部と外周部に対応して
    区分された複数の伝熱カ゛ス室を備えており、 前記試料の温度に応じて各伝熱カ゛ス室の圧力を独立に制
    御する手段を備えたことを特徴とする試料の処理装置。
  2. 【請求項2】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
    つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
    て、フ゜ラス゛マ 処理時に、前記試料の中心部および外周部の温度
    を500±50℃から700±50℃に維持して処理す
    る手段を備えたことを特徴とする試料の処理装置。
  3. 【請求項3】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
    つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
    て、 前記吸着装置は、試料を保持する為の保持部材と該保持
    部材を介して試料の冷却を行う冷却部材とを有し、前記
    保持部材と前記冷却部材との間に独立して圧力制御可能
    な伝熱カ゛ス室を複数個形成したことを特徴とする試料の
    処理装置。
  4. 【請求項4】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
    つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
    て、 前記吸着装置は、試料を保持する為の保持部材と冷却を
    行う冷却部材とを有し、前記試料が保持された状態で前
    記保持部材と前記試料との間に独立して圧力制御可能な
    伝熱カ゛ス室を複数個形成するための凹部を前記保持部材
    に設けたことを特徴とする試料の処理装置。
  5. 【請求項5】吸着装置に保持された試料の温度を制御し
    つつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理装置におい
    て、 前記吸着装置は、試料を保持する為の保持部材と冷却を
    行う冷却部材とを有し、前記冷却部材に該冷却部材と前
    記保持部材との間に第1の伝熱カ゛ス室部を形成するため
    の凹部を設け、 前記試料が保持された状態における前記保持部材と前記
    試料との間に第2の伝熱カ゛ス室部を形成するための凹部
    を前記保持部材に設け、 前記第1、第2の伝熱カ゛ス室部のいずれか一方を、独立
    して圧力制御可能な複数個の伝熱カ゛ス室で構成したこと
    を特徴とする試料の処理装置。
  6. 【請求項6】請求項3ないし5のいずれかにおいて、前
    記複数個の伝熱カ゛ス室は、前記試料の中心部と外周部に
    対応して設けられた少なくとも2つの室を有しており、
    前記保持部の熱変形ハ゜ターンに応じて、該熱変形を押さえ
    るように前記半径方向内側と外側の各室の圧力制御を行
    うことを特徴とする試料の処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1、3ないし6のいずれかにおい
    て、前記複数個の伝熱カ゛ス室に対応した複数の位置で前
    記試料裏面の温度を計測する為の温度計を有し、該温度
    値をフィート゛ハ゛ックして前記試料温度の制御因子を制御する
    ことを特徴とする試料の処理装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし6のいずれかにおいて、前
    記試料の処理装置が試料を高温で処理するものであり、
    前記保持部材内にヒータを有し、前記冷却部材に冷却媒体
    の流路を有し、 前記複数のカ゛ス室相互間の分離に耐熱性の弾性体を使用
    したことを特徴とする試料の処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記制御因子として、
    試料と前記保持部材間の伝熱カ゛スの圧力、前記保持部材
    と前記冷却部材間の伝熱カ゛ス圧力、ヒータ加熱量、冷却媒体
    の温度、流量を各部位毎に制御する事を特徴とする試料
    の処理装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、前記保持部材と前記
    冷却部材とを間に絶縁物を介し固定することを特徴とす
    る試料の処理装置。
  11. 【請求項11】請求項7において、処理時の温度を前記
    試料の中心部および外周部で500±50℃から700
    ±50℃に維持して処理することを特徴とする試料の処
    理装置。
  12. 【請求項12】吸着装置に保持された試料の温度を制御
    しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理方法におい
    て、 前記吸着装置は、前記試料の中心部と外周部に対応して
    区分された複数の伝熱カ゛ス室を備えており、 前記試料の温度に応じて前記複数の伝熱カ゛ス室の圧力を
    独立に制御して、前記試料をフ゜ラス゛マ処理することを特徴
    とする試料の処理方法。
  13. 【請求項13】吸着装置に保持された試料の温度を制御
    しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処理する試料の処理方法におい
    て、フ゜ラス゛マ 処理時に、前記試料の中心部および外周部の温度
    を500±50℃から700±50℃に維持して処理す
    ることを特徴とする試料の処理方法。
  14. 【請求項14】保持部材と冷却部材を有する吸着装置に
    保持された試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処
    理する試料の処理方法において、 前記冷却部材と前記保持部材との間に第1の伝熱カ゛ス室
    部を有し、前記保持部材と前記試料との間に第2の伝熱
    カ゛ス室部を有し、前記第1の伝熱カ゛ス室部及び前記第2の
    伝熱カ゛ス室部の少なくとも1つは、試料の中心部と外周
    部に区分された複数の伝熱カ゛ス室で構成されており、 前記複数の伝熱カ゛ス室の圧力を独立に制御して、処理時
    の温度を前記試料の中心部および外周部で500±50
    ℃から700±50℃に維持して処理することを特徴と
    する試料の処理装置。
  15. 【請求項15】処理室に試料を真空ロホ゛ット等の搬送系に
    より搬入する工程と、前記試料を前記処理室内のヒータと
    吸着電極とを含んだ保持部材に搭載する工程と、前記試
    料を前記保持部材に吸着する工程と、前記保持部材内の
    ヒータにより加熱する工程と、前記試料と前記保持部材間
    に圧力をコントロールしてカ゛スを供給する工程と、冷却流路を
    有する冷却部材と前記保持部材間に圧力をコントロールしてカ゛
    スを供給する工程と、前記冷却部材に温度、流量をコントロー
    ルして冷却媒体を供給する工程と、前記処理室内にフ゜ラス゛
    マを発生させる工程と、前記試料を前記保持部材から脱
    着する工程と、前記試料を前記処理室より搬出する工程
    を含むことを特徴とする試料の処理方法。
  16. 【請求項16】保持部材と冷却部材を有する吸着装置に
    保持された試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処
    理する試料の処理方法において、 前記冷却部材と前記保持部材との間に第1の伝熱カ゛ス室
    部を有し、前記保持部材と前記試料との間に第2の伝熱
    カ゛ス室部を有し、前記第1の伝熱カ゛ス室部及び前記第2の
    伝熱カ゛ス室部の少なくとも1つは複数の伝熱カ゛ス室で構成
    されており、 前記試料の裏面の温度を中心部、外周部等の2ヶ所以上
    において実測する工程と、該温度の実測値と設定値との
    差異を検出する工程と、前記第1の伝熱カ゛ス室、前記第
    2の伝熱カ゛ス室のカ゛ス室毎のカ゛ス圧力、ヒータの加熱量、冷却
    媒体の流量、温度の少なくとも1つを制御する工程とを
    含むことを特徴とする試料の処理方法。
  17. 【請求項17】保持部材と冷却部材を有する吸着装置に
    保持された試料の温度を制御しつつ、該試料をフ゜ラス゛マ処
    理する試料の処理方法において、 前記冷却部材と前記保持部材との間に第1の伝熱カ゛ス室
    部を有し、前記保持部材と前記試料との間に第2の伝熱
    カ゛ス室部を有し、前記第1の伝熱カ゛ス室部及び前記第2の
    伝熱カ゛ス室部の少なくとも1つは複数の伝熱カ゛ス室で構成
    されており、 前記複数個の伝熱カ゛ス室は、前記試料の中心部と外周部
    に対応して設けられた少なくとも2つの室を有してお
    り、前記保持部の熱変形ハ゜ターンに応じて、該熱変形を押
    さえるように前記中心部と外周部の各室の圧力制御を行
    うことを特徴とする試料の処理方法。
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