JP2006048494A - 車両用走行制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車走行車線に隣接する車線の交通量に応じて、運転者に違和感のない走行制御を行う。
【解決手段】自車前方を走行する先行車両に追従走行する追従走行制御中に、自車走行車線に隣接する車線の車両状態に基づいて隣接車線の混雑状態を検出し、隣接車線が混雑状態にあると判断されたときには、運転者に対してそれを報知すると共に、前記追従走行制御での加速制御における加速度及び速度の少なくとも一方を制限する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、道路の交通量に適した走行制御を行う車両用走行制御装置に関するものである。
従来の車両用走行制御装置としては、例えば、先行車両との車間距離を基準追従車間距離に一致するように加減速制御する追従走行制御中に、自車両と同方向に走行する並走車の数に基づいて自車周囲の交通量を判定し、交通量が少ないときには前記基準追従車間距離を長く変更し、交通量が多いときには前記基準追従車間距離を短く変更するというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−120594号公報
しかしながら、上記従来の車両用走行制御装置にあっては、自車両と同方向に走行する並走車の数に基づいて自車周囲の交通量を判定し、その交通量に応じて制御態様を変更しているだけで、対向車線で停止又は渋滞している車両の判定は行っていない。そのため、例えば片側1車線の車道において、対向車線が渋滞しており、自車走行車線が渋滞していない場合には、通常通りの追従走行制御が行われ、自車両が先行車両に追従して加速制御される。
ところが、このように対向車線が渋滞している場合には、歩行者が対向車の渋滞の隙間を見計らって道路を横断しようとして対向車同士の車間にいる場合があり、この歩行者は運転者から死角になる。そのため、運転者は対向車線の渋滞によってできる死角に対して違和感を持つと共に、このような状況下で自車両が先行車両に追従して加速制御されることに対して不安感を持つという未解決の課題がある。
また、この問題は対向車に限らず、例えば自車線右側の右折レーンに車両が並んで停止している場合や、自車線左側の路上パーキングに車両が並んで停止している場合も同様に起こり得る。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、自車走行車線に隣接する車線の混雑状態に応じて、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる車両用走行制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用走行制御装置は、混雑状態検出手段で自車走行車線に隣接する車線における車両の混雑状態を検出し、走行制御手段で自車両を加減速制御し、前記混雑状態検出手段で隣接車線が混雑状態にあることを検出したとき、制限手段で前記走行制御手段での走行制御における加速度及び速度の少なくとも一方を制限する。
本発明によれば、自車走行車線に隣接する車線の混雑状態を判定し、混雑状態にあると判定されたときには、走行制御中の自車両の加速度及び速度の少なくとも一方を制限するので、例えば対向車線が渋滞しており且つ自車走行車線が渋滞していない場合などにおいて、歩行者等が対向車の渋滞の隙間から自車線の車間を見計らって道路を横断しようとしている場合であっても、運転者に与える違和感及び不安感を抑制することができると共に、歩行者等の飛び出しに対して余裕を持って回避操作を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を後輪駆動車に適用した場合の実施形態を示す概略構成図であり、図中、1FL,1FRは従動輪としての前輪、1RL,1RRは駆動輪としての後輪であって、後輪1RL,1RRは、エンジン2の駆動力が自動変速機3、プロペラシャフト4、最終減速装置5及び車軸6を介して伝達されて回転駆動される。
前輪1FL,1FR及び後輪1RL,1RRには、夫々制動力を発生する例えばディスクブレーキで構成されるブレーキアクチュエータ7が設けられていると共に、これらブレーキアクチュエータ7の制動油圧が制動制御装置8によって制御される。
尚、制動装置は油圧式に限らず、例えば電動でディスクを駆動するものや回生ブレーキ等であってもよい。
ここで、制動制御装置8は、図示しないブレーキペダルの踏込みに応じて制動油圧を発生すると共に、後述する追従制御用コントローラ20からの制動圧指令値PBRに応じて制動油圧を発生し、これをブレーキアクチュエータ7に出力するように構成されている。
また、エンジン2には、その出力を制御するエンジン出力制御装置11が設けられている。このエンジン出力制御装置11では、図示しないアクセルペダルの踏込量及び後述する追従制御用コントローラ20からのスロットル開度指令値θ*に応じてエンジン2に設けられたスロットル開度を調整するスロットルアクチュエータ12を制御するように構成されている。また、自動変速機3の出力側に配設された出力軸の回転速度を検出することにより、自車速Vsを検出する車速センサ13が配設されている。
一方、車両の前方側の車体下部には、自車両と自車両前方の物体との間の相対距離Lを検出する前方物体検出手段としての、レーザ光を掃射して車両前方の物体からの反射光を受光するレーダ方式の前方物体センサ14が設けられている。
また、この車両には、自車走行車線に隣接する車線(例えば対向車線、右左折専用レーン、路上パーキングレーン等)の車両状態を検出するための外界認識センサとして、CCDカメラ15及びカメラコントローラ16を備えている。このカメラコントローラ16では、CCDカメラ15で捉えた隣接車線の撮像画像から、隣接車線に存在する車両を検出し、隣接車数Nnや隣接車同士の車間距離Dnなどを検出できるように構成されている。
さらに、自車両が走行している道路種別を判断するためのナビゲーションシステム17からの道路種別信号Rmも追従制御用コントローラ20に入力される。ここで、道路種別信号Rmは、高速道路のときRm=1、一般道路のときRm=0となる。
また、運転席近傍には、制御作動スイッチ18が設けられており、この制御作動スイッチ18で加速度/速度制限制御のON/OFF切換えを操作可能なように構成されている。そして、制御作動スイッチ18をオン状態とすることにより、隣接車線の車両状態に基づいて当該隣接車線が混雑状態にあると判断されたとき、追従走行制御モードでの自車両の加速度や速度の制限を行う。この制御作動スイッチ18からのスイッチ信号SWは追従制御用コントローラ20に入力される。
また、運転席前方には、隣接車線が混雑状態にあることを検出した場合に追従制御用コントローラ20からの報知信号ALに基づいて運転者に警告を発したりメッセージを表示したりする報知手段としての情報呈示装置19が設置されており、この情報呈示装置19には音声やブザー音を発生するためのスピーカーが内蔵されている。
そして、車速センサ13から出力される自車速Vsと、前方物体センサ14から出力される相対距離Lと、カメラコントローラ16から出力される隣接車両情報と、ナビゲーションシステム17から出力される道路種別信号Rmと、制御作動スイッチ18から出力されるスイッチ信号SWとが追従制御用コントローラ20に入力される。この追従制御用コントローラ20は、自車両の走行車線前方に先行車を捕捉しているときは、前方物体との相対距離が目標相対距離となるように目標車速を設定して自車速を制御し、自車両の走行車線前方に先行車を捕捉していないときは、自車速を運転者が設定した設定車速VSETに制御するために、制動圧指令値PBR及び目標スロットル開度θRを制動制御装置8及びエンジン出力制御装置11に出力する。
また、追従制御用コントローラ20は、隣接車両情報に基づいて自車走行車線に隣接する隣接車線の混雑状態を判断し、隣接車線が混雑状態にあると判断したときには、前記情報呈示装置19に対して報知信号ALを出力すると共に、前記車速制御による自車両の加速度や速度を制限するように構成されている。
この追従制御用コントローラ20は、マイクロコンピュータとその周辺機器を備え、マイクロコンピュータのソフトウェア形態により、図2に示す制御ブロックを構成している。
この制御ブロックは、前方物体センサ14でレーザ光を掃射してから前方物体の反射光を受光するまでの時間を計測し、前方物体との相対距離Lを演算する測距信号処理部21と、測距信号処理部21で演算された相対距離L及び自車速Vsに基づいて相対距離Lを目標相対距離L*に維持する目標車速VL *を演算する車間距離制御部40と、この車間距離制御部40で演算した目標車速VL *に基づいて目標駆動軸トルクTw*を演算する車速制御部50と、この車速制御部50で演算した目標駆動軸トルクTw*に基づいてスロットルアクチュエータ12及びブレーキアクチュエータ7に対するスロットル開度指令値θR及び制動圧指令値PBRを演算し、これらをスロットルアクチュエータ12及びブレーキアクチュエータ7に出力する駆動軸トルク制御部60とを備えている。
また、カメラコントローラ16から入力される隣接車線情報に基づいて、自車走行車線に隣接する車線の混雑状態を判断し、その混雑状態を示す混雑状態フラグFcの状態を前記車速制御部50に出力する混雑状態判断部70を備えている。
車間距離制御部40は、車速センサ13から入力される自車速Vsに基づいて前方物体と自車両との間の目標相対距離L*を算出する目標車間距離設定部42と、この目標車間距離設定部42で算出された目標相対距離L*と、測距信号処理部21から入力される相対距離Lと、自車速Vsとに基づいて相対距離Lを目標相対距離L*に一致させるための目標車速VL *を演算する車間距離制御演算部43とを備えている。
ここで、目標車間距離設定部42は、自車速Vsと、自車両が現在の自車両走行車線の前方物体の後方L0[m]の位置に到達するまでの時間T0(車間時間)とから、下記(1)式に従って自車両走行車線の前方物体と自車両との間の目標相対距離L*を算出する。
*=Vs×T0+Ls ………(1)
この車間時間という概念を取り入れることにより、車速が速くなるほど、相対距離が大きくなるように設定される。なお、Lsは停止時相対距離である。
また、車間距離制御演算部43は、相対距離L、目標相対距離L*及び自車速Vsに基づいて、相対距離Lを目標相対距離L*に保ちながら追従走行するための目標車速VL *を演算する。
車速制御部50は、追従制御状態であるときには、前方物体センサ14で自車両走行車線の前方物体を捕捉しているときには車間距離制御部40から入力される目標車速VL *と運転者が設定した設定車速VSETとの何れか小さい値を目標車速V*として設定し、自車両走行車線の前方に先行車を捕捉していないときには運転者が設定した設定車速VSETを目標車速V*として設定する目標車速設定部51と、混雑状態判断部70から入力される隣接車線の混雑状態フラグFcの状態に基づいて、前記目標車速設定部51で設定された目標車速V*を制限する目標車速制限部52と、この目標車速制限部52で制限された目標車速V*に自車速Vsを一致させるための目標駆動軸トルクTw*を演算する目標駆動軸トルク演算部53とを備えている。
また、駆動軸トルク制御部60は、目標駆動トルクTw*を実現するためのスロットル開度指令値θRとブレーキ液圧指令値PBRとを演算し、スロットル開度指令値θRをエンジン出力制御装置11に出力すると共に、ブレーキ液圧指令値PBRを制動制御装置8に出力する。
なお、上述した車間距離制御部40、車速制御部50及び駆動軸トルク制御部60は走行制御手段を構成し、混雑状態判断部70は混雑状態検出手段を構成している。
また、目標車速制限部52は、走行制御における加速度及び速度の少なくとも一方を制限する制限手段を構成するものである。以下に、図1、図2に示す構成を前提として、走行制御を行っているときに隣接車線の混雑状態を検出した場合、走行制御における加速度及び速度の少なくとも一方を制限する実施例を詳述する。
図3は、走行制御における加速度のみを制限する第1の実施形態を示すフローチャートである。以下、第1の実施形態を説明する。
前記目標車速制限部52では、図3に示す加速制限判断処理を実行する。
この加速制限判断処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込み処理として実行され、先ず、ステップS1で各センサ及びコントローラで検出した各種データを読込む。具体的には、混雑状態フラグFc、道路種別信号Rm、スイッチ信号SWを読込む。
次いでステップS2に移行して、加速制限制御を行う意思があるか否かを判定する。この判定は、前記ステップS1で読込んだスイッチ信号SWがON状態であるか否かによって行い、スイッチ信号SWがON状態であるときには、運転者に加速制限制御を行う意思があると判断してステップS3に移行する。
一方、前記ステップS2の判定結果が、スイッチ信号SWがOFF状態であり、運転者に加速制限制御を行う意思がないと判断されるときには、タイマ割込み処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS3では、自車両が高速道路を走行中であるか否かを判定する。この判定は、前記ステップS1で読込んだ道路種別信号Rmが、自車両が走行している道路が高速道路であることを示す“1”であるか否かによって行い、Rm=0であるときには自車両は一般道路を走行中であると判断してステップS4に移行し、Rm=1であるときには自車両は高速道路を走行中であると判断してそのままタイマ割込み処理を終了し、所定のメインプログラムに復帰する。
このように、自車両が走行している道路種別を判定することにより、自車両が高速道路を走行しているときには、歩行者や自転車が道路を横断しようとして自車前方に出現するような場面に遭遇しないため、自車両の加速制限を行う必要がないと判断することができる。一方、自車両が一般道路を走行中であるときには、歩行者等が自車前方に出現するような場面に遭遇する可能性があるため、自車両の加速制限を行う可能性があると判断することができる。
ステップS4では、自車走行車線に隣接する車線の混雑状態を判定する。この判定は、前記ステップS1で読込んだ混雑状態フラグFcの状態によって行い、混雑状態フラグFcが隣接車線が混雑状態にないことを示す“0”にリセットされているときには、自車両の加速制限を行う必要がないと判断してステップS5に移行する。
そして、ステップS5では、前記目標車速設定部51で設定された目標車速V*を今回の目標車速V*(n)にとして設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53に出力してからタイマ割込み処理を終了し、所定のメインプログラムに復帰する。
一方、前記ステップS4の判定結果が、Fc=1であるときには、隣接車線が混雑状態にあると判断してステップS7に移行し、自車両が加速制御中であるか否かを判定する。この判定は、前記目標車速設定部51で設定された目標車速V*が前回の目標車速V*(n−1)より大きいか否かによって行い、V*≦V*(n−1)であるときには、自車両は定速走行中又は減速制御中であって加速されないため、加速制限を行う必要がないと判断して前記ステップS5に移行する。
また、V*>V*(n−1)であるときには、自車両が加速制御されるため、このときの加速度を制限する必要があると判断してステップS8に移行する。そして、このステップS8では、前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の加速度を強制的に“0”とする加速度制限処理を行う。
尚、本実施形態においては加速度が0となる(すなわち、加速しない)ように加速度を制限しているが、本発明はこれに限らず、例えば走行制御における最大加速度を小さな値に制限するような構成であっても良い。この構成によれば、目標車速までの加速度が緩くなり、急激な加速が無くなるため、隣接車線からの人の飛び出し等に適切に対応することが可能となる。
次に、ステップS9に移行して、運転者に対して隣接車線が混雑状態にあることを報知するために、報知信号ALを情報呈示装置19に対して出力してから前記ステップS6に移行する。
この図3の処理において、ステップS4、S7及びS8の処理が加速制限手段に対応している。
また、前記混雑状態判断部70では、図4に示す混雑状態判断処理を実行する。
この混雑状態判断処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込み処理として実行され、先ず、ステップS71でカメラコントローラ16で検出した隣接車線情報のうち隣接車数Nnを読込み、ステップS72に移行する。
ステップS72では、隣接車線上の所定範囲内に検出される隣接車数Nnが混雑判断閾値としての所定の車両数閾値NTHを超えているか否かを判定し、Nn>NTHであるときには隣接車線は混雑していると判断してステップS73に移行する。ここで、所定範囲は、例えば自車前方100mに設定する。
また、車両数閾値NTHは、前記所定範囲内で各隣接車両が殆ど動いていないと判断できる程度の車両数に設定する。例えば、図5に示すように、自車両MCがレーンLaを走行しているとき、対向車線Lb上の所定範囲100mに車両を25台検出した場合には、車両の長さを4mとすると、この所定範囲内に存在する車両同士の車間距離は略零であると判断することができる。そのため、これらの車両は停止しているか、殆ど動いていないと判断することができる。
そして、ステップS73では、混雑状態フラグFcを隣接車線が混雑状態にあることを示す“1”にセットしてからステップS74に移行し、この混雑状態フラグFcの状態を目標車速制限部52に出力してからタイマ割込み処理を終了し、所定のメインプログラムに復帰する。
また、前記ステップS72の判定結果がNn≦NTHであるときには、隣接車線は混雑していないと判断してステップS75に移行し、混雑状態フラグFcを隣接車線が混雑状態にないことを示す“0”にリセットしてから前記ステップS74に移行する。
したがって、今、運転者が図6(a)に示すように、自車両MCが片側1車線の車道を走行中であるものとする。この状態で、自車両MCが走行しているレーンL1に隣接するレーンL2が混雑状態にないものとすると、カメラコントローラ16で混雑判断閾値NTH以下の隣接車数Nnが検出されるので、図4の混雑状態判断処理において、ステップS72の判定によりステップS75に移行して、混雑状態フラグFcが隣接車線が混雑状態にないことを示す“0”にリセットされる。
そして、制御作動スイッチ18がON状態とされており、運転者に加速制限制御を行う意思がある場合には、図3の加速制限判断処理において、ステップS2からステップS3、S4を経てステップS5に移行する。このとき、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出している場合には、前方物体センサ14で相対距離L(n)が検出され、目標車速設定部51で設定された相対距離L(n)を目標相対距離L*に保ちながら追従走行するための目標車速VL *に基づく目標車速V*を、今回の目標車速V*(n)として設定してからステップS6に移行する。そして、この目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53に入力することにより追従走行制御を継続する。したがって、先行車両PCが減速すれば自車両MCも減速され、先行車両PCが加速すれば自車両MCもあわせて加速される。また、先行車両PCがいなくなれば、予め設定された設定車速VSETで走行するように速度制御される。
また、図6(b)に示すように、隣接レーンL2が混雑状態にあるときには、カメラコントローラ16で混雑判断閾値NTHを上回る隣接車数Nnが検出され、図4のステップS72の判定によりステップS73に移行して、混雑状態フラグFcが隣接車線が混雑状態にあることを示す“1”にセットされる。
そして、制御作動スイッチ18がON状態とされており、運転者に加速制限制御を行う意思がある場合には、図3のステップS2からステップS3、S4を経てステップS7に移行する。このとき、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出しており、この先行車両PCが加速した場合には、目標車速設定部51で設定された目標車速V*が前回の目標車速V*(n−1)より大きくなるため、ステップS7の判定によりステップS8に移行して、前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の加速度を強制的に“0”とする加速度制限処理を行う。
この状態から、先行車両PCが左折するなどにより検出できない状態となると、目標車速設定部51で、運転者が設定した設定車速VSETが目標車速V*として設定される。この目標車速V*が追従走行時の目標車速V*より大きいときには、ステップS7でV*>V*(n−1)であると判定されてステップS8に移行し、前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、設定車速VSETへの加速が制限される。
このように、自車走行車線に隣接する車線が混雑状態にあることを検出したとき、先行車両PCを検出しているときには、先行車両PCの加速に応じて自車両MCが加速されることを制限し、先行車両PCを検出していないときには、運転者が設定した設定車速VSETへの加速を制限するので、図6(b)に示すように、歩行者Aが隣接レーンL2の渋滞の隙間を見計らって道路を横断しようとして隣接車両同士の間にいる場合など、運転者が隣接レーンL2の渋滞によってできる死角に対して違和感を持つことを抑制することができると共に、仮に歩行者Aが道路横断を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作を行うことができる。この状態が、隣接レーンL2が混雑状態にないと判断されるまで継続される。
そして、図6(c)に示すように、自車両MCが隣接レーンL2における混雑区域CRを通過すると、図4の混雑状態判断処理において、混雑状態フラグFcが混雑状態にないことを示す“0”にリセットされるため、図3のステップS4からステップS5に移行する。このとき、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出していない状態であり、目標車速設定部51で、運転者が設定した設定車速VSETが目標車速V*として設定されているので、ステップS5でこの目標車速V*を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車速が設定車速VSETまで加速されるように制御される。
このように、上記第1の実施形態では、自車走行車線に隣接する隣接車線の混雑状態を検出し、隣接車線が混雑状態にあると判断したときには追従走行制御における自車両の加速度を制限するので、例えば、対向車線が渋滞しており且つ自車走行車線が渋滞していない場合などにおいて、歩行者が対向車の渋滞の隙間を見計らって道路を横断しようとして対向車同士の間にいる場合であっても、運転者に与える違和感及び不安感を抑制することができると共に、仮に歩行者が道路横断を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作を行うことができる。
また、隣接車線の所定範囲内における車両数を検出し、この隣接車数が所定の車両数閾値を超えているときに、隣接車線が混雑状態にあると判断するので、適切に当該隣接車線の混雑状態を検出することができると共に、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
さらに、隣接車線が混雑状態にあることを検出したときには、運転者に対してこれを報知し、運転者に対して隣接車線における混雑区域を通過中であることを認識させるので、自車両の加速が制限されることに対する運転者の違和感を抑制することができる。
また、隣接車線が混雑状態にあるときに自車両の加速制限を行うか否かを、運転者によって設定可能とするので、運転者の意思に合致した走行制御を行うことができる。
なお、上記第1の実施形態においては、隣接車線が混雑状態にあるときに、運転者に対して単にこれを報知する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、混雑区域の具体的な区間や、自車両が混雑区域を通過するまでの時間等を、音声やメッセージ表示によって知らせるようにしてもよい。これにより、より運転者の感覚に合った走行制御を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、自車両が所定時間走行する間に検出した隣接車数に基づいて、隣接車線の混雑状態を検出するようにしたものである。
図7は、第2の実施形態における混雑状態判断部70で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートであって、前述した第1の実施形態における図4の混雑状態判断処理において、ステップS72の処理を、自車両が所定時間走行する間に検出した隣接車数N1が所定の車両数NTH1を超えているか否かを判断するステップS172に置換したことを除いては図4と同様の処理を行い、図4との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS172では、自車両が所定時間T1走行する間に、自車両とすれ違う隣接車両の数をカウントし、このカウント数N1が所定の車両数NTH1を超えているか否かを判定する。ここで、所定時間T1及び所定の車両数NTH1は、自車速Vsに応じて、隣接車線が混雑状態にあると判断できる値に設定する。
例えば、図8に示すように、自車両MCがレーンL1を100km/hで走行している場合、自車両MCが1秒間走行してMC’の位置に達するまでの間に、隣接車線L2に6台の車両を検出したものとすると、隣接車両の速度は殆ど1km/h以下に相当すると判断することができ、隣接車線L2は混雑状態にあると判断することができる。
そして、前記ステップS172の判定結果がN1>NTH1であるときには、混雑状態にあるものと判断して前記ステップS73に移行し、N1≦NTH1であるときには、混雑状態にないものと判断して前記ステップS75に移行する。
このように、第2の実施形態では、自車両が所定時間走行する間に、隣接車線に所定値を超える車両を検出したとき、隣接車線が混雑状態にあると判断するので、確実に隣接車線の混雑状態を検出することができると共に、隣接車線の混雑状態に応じて適切な走行制御を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態は、自車両が所定時間走行する間における隣接車同士の車間距離に基づいて、隣接車線の混雑状態を検出するようにしたものである。
図9は、第3の実施形態における混雑状態判断部70で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートであって、前述した第1の実施形態における図4の混雑状態判断処理において、ステップS72の処理を、自車両が所定時間走行する間、隣接車同士の車間距離Dnが所定の車間距離閾値DnTHを下回っているか否かを判断するステップS272に置換したことを除いては図4と同様の処理を行い、図4との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS272では、自車両が所定時間T2走行する間、隣接車線に存在する車両同士の車間距離Dnが所定の車間距離閾値DnTHを下回っているか否かを判定する。ここで、所定時間T2及び所定の車間距離閾値DnTHは、隣接車線が混雑状態にあると判断できる値に設定する。
例えば、図10に示すように、自車両MCがレーンL1を2秒間走行してMC’の位置に達するまでの間に、隣接車線L2を走行する車両同士の車間距離が常に1mであるものとすると、その隣接車線L2を走行中の車両は殆ど動いていないと判断することができ、隣接車線L2は混雑状態にあると判断することができる。
そして、前記ステップS272の判定結果がDn<DnTHであるときには、混雑状態にあるものと判断して前記ステップS73に移行し、Dn≧DnTHであるときには、混雑状態にないものと判断して前記ステップS75に移行する。
このように、第3の実施形態では、自車両が所定時間走行する間、隣接車線を走行する車両同士の車間距離が所定値を下回っているとき、隣接車線が混雑状態にあると判断するので、確実に隣接車線の混雑状態を検出することができると共に、隣接車線の混雑状態に応じて適切な走行制御を行うことができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
この第4の実施形態は、自車両が所定時間走行する間における隣接車両の速度に基づいて、隣接車線の混雑状態を検出するようにしたものである。
図11は、第4の実施形態における混雑状態判断部70で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートであって、前述した第1の実施形態における図4の混雑状態判断処理において、ステップS72の処理を、自車両が所定時間走行する間、隣接車線を走行中の車両のうち、ある一定の車両の速度Vnが所定の速度閾値VnTHを下回っているか否かを判断するステップS372に置換したことを除いては図4と同様の処理を行い、図4との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS372では、自車両が所定時間T3走行する間、隣接車線に存在する一定の車両の速度Vnが所定の速度閾値VnTHを下回っているか否かを判定する。ここで、所定時間T3及び所定の速度閾値VnTHは、隣接車線を走行中の車両が低速走行しており、歩行者等がその低速走行の隣接車両が通りすぎるタイミングを見計らって道路を横断する可能性があると判断できる値に設定する。なお、隣接車両の速度Vnは、自車両と当該隣接車両との車間距離に基づいて算出される相対速度ΔVと、自車速Vsとから求めることができる。
例えば、自車両が2秒間走行する間に、隣接車線を走行する一定の車両の速度が5km/hであるものとすると、その隣接車線で走行中の車両は低速走行していると判断することができ、歩行者等が道路横断のために自車前方を横切る可能性があるため、自車両の加速制限を行う必要があると判断することができる。
そして、前記ステップS372の判定結果がVn<VnTHであるときには、混雑状態にあるものと判断して前記ステップS73に移行し、Vn≧VnTHであるときには、混雑状態にないものと判断して前記ステップS75に移行する。
このように、第4の実施形態では、自車両が所定時間走行する間、隣接車線を走行するある一定の車両の速度が所定値を下回っているとき、歩行者等が低速走行の隣接車両が通りすぎるタイミングを見計らって道路を横断する可能性があると判断し、隣接車線が混雑状態にあると判断するので、確実に隣接車線の混雑状態を検出することができると共に、隣接車線の混雑状態に応じて適切な走行制御を行うことができる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
この第5の実施形態は、上述した第1〜4の実施形態において、隣接車線が混雑状態にあることを検出したときに、加速度を強制的に“0”とする加速度制限処理を行う代わりに、自車速を所定の制限速度以下に制限する速度制限処理を行うようにしたものである。
図12は、第5の実施形態における目標車速制限部52で実行される速度制限判断処理を示すフローチャートであって、前述した第1〜4の実施形態における図3の加速制限判断処理において、ステップS7の処理を目標車速設定部51で設定された目標車速V*が予め設定された制限速度VLTを超えているか否かを判定するステップS21に置換し、ステップS8の処理を前記制限速度VLTを今回の目標車速V*(n)として設定するステップS22に置換したことを除いては図3と同様の処理を行い、図3との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS4で隣接車線が混雑状態にあると判断されると、ステップS21に移行して、目標車速設定部51で設定された目標車速V*が予め設定された制限速度VLTを超えているか否かを判定する。ここで、制限速度VLTは、隣接車線で渋滞中の車両同士の間から飛び出してくる歩行者等がいると想定される場合に、運転者が違和感及び不安感を持たない程度の車速(例えば、40km/h)に設定する。
このステップS21の判定結果がV*≦VLTであるときには、自車両の目標車速が、運転者に違和感を与えることのない車速であると判断して前記ステップS5に移行し、V*>VLTであるときには、自車両の目標車速が制限速度VLTを超えるため、これを制限する必要があるものと判断してステップS22に移行する。このとき、現在の自車速が制限速度VLTを超えている場合は、制限速度VLTまで減速されることになる。
ステップS22では、制限速度VLTを今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の目標車速を制限する速度制限処理を行ってから前記ステップS9に移行する。
したがって、今、運転者が図6(a)に示すように、自車両MCが片側1車線の車道を走行中であるものとする。この状態で、自車両MCが走行しているレーンL1に隣接するレーンL2が混雑状態にないものとすると、混雑状態判断処理において、混雑状態フラグFcが隣接車線が混雑状態にないことを示す“0”にリセットされる。
そして、制御作動スイッチ18がON状態とされており、運転者に加速制限制御を行う意思がある場合には、図12の速度制限判断処理において、ステップS2からステップS3、S4を経てステップS5に移行する。このとき、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出している場合には、前方物体センサ14で相対距離L(n)が検出され、目標車速設定部51で設定された相対距離L(n)を目標相対距離L*に保ちながら追従走行するための目標車速VL *に基づく目標車速V*を、今回の目標車速V*(n)として設定してからステップS6に移行する。そして、この目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53に入力することにより追従走行制御を継続する。したがって、このとき先行車両PCが加速すると、自車両MCもそれにあわせて加速される。
この状態から、先行車両PCが制限速度VLTを超える車速で走行し、自車両MCが先行車両PCとの相対距離Lを目標相対距離L*に保ちながら先行車両PCと同じ速度で走行しているものとする。このとき、図6(b)に示すように、隣接レーンL2が混雑状態にあることを検出した場合には、混雑状態フラグFcが混雑状態にあることを示す“1”にセットされるので、図12のステップS4からステップS21に移行する。先行車両PCは制限速度VLTを超える車速で走行中であり、目標車速設定部51で設定される目標車速V*は制限速度VLTを超えているので、ステップS21からステップS22に移行して、制限速度VLTを今回の目標車速V*(n)として設定する。これにより、自車両MCは制限速度VLTを超える車速から制限速度VLTへ減速される。
また、隣接車線が混雑状態にある場合で、自車両が制限速度VLT以下で走行する先行車両に追従して走行中であるものとする。このとき、先行車両が加速し、目標車速設定部51で制限速度VLT以下となる目標車速V*が設定されたものとすると、ステップS21の判定によりステップS5に移行して、目標車速設定部51で設定された目標車速V*が今回の目標車速V*(n)として設定される。これにより、自車両は制限速度VLT以下の範囲内で加速される。
このように、上記第5の実施形態では、自車走行車線に隣接する隣接車線の混雑状態を検出し、隣接車線が混雑状態にあると判断したときには、追従走行制御における自車両の速度を制限するので、例えば、対向車線が渋滞しており且つ自車走行車線が渋滞していない場合などにおいて、歩行者が対向車の渋滞の隙間を見計らって道路を横断しようとして対向車同士の間にいる場合であっても、運転者に与える違和感及び不安感を抑制することができると共に、仮に歩行者が道路横断を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作を行うことができる。
また、隣接車線が混雑状態にあるとき、目標車速が制限車速を越えているときには速度制限処理を行って自車両の速度を制限し、目標車速が制限車速以下であるときには自車両の加速を許容するので、より運転者の感覚に合った走行制御を行うことができる。
なお、上記第5の実施形態においては、加速度制限処理に代えて速度制限処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、加速度制限と速度制限とを同時に行うようにしてもよい。
即ち、第1の実施形態と第5の実施形態とを組み合わせ、目標車速までの加速度と、目標車速との夫々に制限値が設けられていても良い。このような構成によって、目標車速までの急激な加速が無くなるとともに車速自体も制限車速以下となるため、運転者が自車周辺の人や自転車等へ注意を向けやすくなり、隣接車線からの人の飛び出し等にさらに適切に対応することが可能となる。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
この第6の実施形態は、隣接車線が混雑状態にあることを検出したときに行う制御として、上述した第1〜4の実施形態における加速度制限処理に加えてブレーキ予圧を発生する予備制動発生処理を行うようにしたものである。
この第6の実施形態において、制動制御装置8は、追従制御用コントローラ20からの制動圧指令値Pp*に応じて制動油圧を発生し、これをブレーキアクチュエータに出力するように構成されている。そして、追従制御用コントローラ20では、図2の混雑状態判断部70からの混雑状態フラグFcの状態に応じて、予備制動としてのブレーキ予圧Ppを発生するための制動圧指令値Pp*を制動制御装置8に出力する。ここで、ブレーキ予圧Ppは、乗員が減速度を感じない程度の微小のブレーキ圧とする。
図13は、第6の実施形態における目標車速制限部52で実行される加速制限判断処理を示すフローチャートであって、前述した第1〜4の実施形態における図3の加速制限判断処理において、ステップS9の後に自車両に発生するブレーキ予圧Ppを算出するステップS31と、前記ステップS31で算出されたブレーキ予圧Ppを発生するための制動圧指令値Pp*を制動制御装置8に出力するステップS32とを追加したことを除いては図3と同様の処理を行い、図3との対応部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、ステップS31では、予め設定されたブレーキ圧PpSETをブレーキ予圧Ppとして設定してステップS32に移行する。そして、ステップS32では、前記ステップS31で設定されたブレーキ予圧Ppを発生するための制動圧指令値Pp*を算出すると共に、この制動圧指令値Pp*を制動制御装置8に出力する。これにより、自車走行車線に隣接する車線が混雑状態にあるときには、自車両にブレーキ予圧を発生することができるので、ブレーキの応答性を向上することができる。
この図13において、ステップS31及びS32の処理が予備制動発生手段に対応している。
したがって、今、図6(b)に示すように、自車両MCが片側1車線の車道を走行中であり、自車両MCが走行しているレーンL1に隣接するレーンL2が混雑状態にあるものとする。この場合には、混雑状態フラグFcが隣接車線が混雑状態にあることを示す“1”にセットされる。
そして、制御作動スイッチ18がON状態とされており、運転者に加速制限制御を行う意思がある場合には、図13のステップS2からステップS3、S4を経てステップS7に移行する。このとき、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出しており、この先行車両PCが加速した場合には、目標車速設定部51で設定された目標車速V*が前回の目標車速V*(n−1)より大きくなるため、ステップS7の判定によりステップS8に移行して、前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の加速度を強制的に“0”とする加速度制限処理を行う。
さらに、ステップS31でブレーキ予圧Ppを設定し、このブレーキ予圧Ppを発生するための制動圧指令値Pp*が制動制御装置8に対して出力されることにより、乗員に減速度を感じさせない程度のブレーキ圧が発生されて、自車両を予備制動状態とする。
このように、上記第6の実施形態では、隣接車線が混雑状態にあるときには、ブレーキ予圧を発生させてブレーキの応答性を向上させているので、例えば、対向車線が渋滞しており且つ自車走行車線が渋滞していない場合などにおいて、歩行者が対向車の渋滞の隙間を見計らって道路を横断するために自車両と先行車両との間をすり抜ける場合や、急に飛び出す場合であっても、安定した車両挙動を実現することができる。
なお、上記第6の実施形態においては、上述した第1〜4の実施形態における加速度制限処理に加えて予備制動発生処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上述した第5の実施形態における速度制限処理に加えて予備制動発生処理を行うようにしてもよく、さらに、隣接車線の混雑状態を検出したとき、単独で予備制動発生処理を行うようにしてもよい。
なお、上記各実施形態においては、自車両の走行環境に応じて隣接車線の混雑状態の度合を検出し、隣接車線が混雑状態にあると判断されたときには、この度合に応じて加速制限の制限量や予備制動状態の大きさを変更するようにしてもよい。ここで、前記走行環境の状態が悪いほど、即ち視界が悪く隣接車線の混雑状態を把握しにくかったり、死角が多く歩行者等が道路状況を把握しにくかったりするほど、混雑状態の度合を大きく設定するものとし、混雑状態の度合が大きいほど加速制限の制限量を大きくしたり、予備制動状態の大きさを大きく設定したりする。
ここで、自車両の走行環境としては、天候、道路の明るさ及び車線幅のうち少なくとも1つ以上を検出する。天候は、例えば、車体に設けられた雨滴センサ等による雨滴センサ値によって判断し、この雨滴センサ値が“0”であるときには天候は晴れであると判断して混雑状態度合Cfを“0”に設定し、値が大きくなるほど雨滴の量が多く視界不良の環境であると判断して混雑状態度合Cfを大きく設定する。但し、Cf≦1とする。
また、道路の明るさは、ライトのON/OFF信号により判断し、ライトがON状態であるときには道路が暗く視界不良の環境であると判断して混雑状態度合Cf=1とし、OFF状態であるときには道路が明るいと判断して混雑状態度合Cf=0とする。さらに、車線幅LLは前記カメラコントローラ16で検出し、この車線幅LLが、対向車とのすれ違いが困難となるような値(例えば、LL=5m程度)であるときには、道幅が狭いために死角も多く道路状況を把握しにくい視界不良の環境であると判断して混雑状態度合Cf=1とし、車線幅LLが広くなるほど混雑状態度合Cfを小さく設定する。
そして、このようにして設定された混雑状態度合Cfに応じて、加速制限や速度制限の制限量や予備制動状態の大きさを変更する。例えば、速度制限の制限量を変更する場合には、上述した第5の実施形態において、混雑状態度合Cf=1に応じて、図14に示す制限速度算出マップを参照して制限速度VLTを算出する。この図14は、横軸に混雑状態度合Cf、縦軸に制限速度VLTをとっており、制限速度VLTは、混雑状態度合Cfが比較的小さい領域では一定の最大制限速度VLTMに設定されている。そして、混雑状態度合Cfが大きくなるほど制限速度VLTは小さい値に設定され、混雑状態度合Cfが比較的大きい領域では一定の最小制限速度VLTmに設定されている。
これにより、隣接車線が混雑状態にあると判断され、且つ混雑状態度合Cfが大きいときには、制限速度VLTは小さい値に設定されるため、自車両の車速を小さく設定された制限速度VLTに制限することができ、隣接車線の混雑状態に応じてより運転者の違和感を低減することができる。
また、混雑状態度合に応じて予備制動状態の大きさを変更する場合には、上述した第6の実施形態において、図13のステップS31で、混雑状態度合Cfに応じて図15に示すブレーキ予圧算出マップを参照してブレーキ予圧Ppを算出する。この図15は、横軸に混雑状態度合Cf、縦軸にブレーキ予圧Ppをとっており、ブレーキ予圧Ppは、混雑状態度合Cfが比較的小さい領域では一定の最小ブレーキ予圧Ppmに設定されている。そして、混雑状態度合Cfが大きくなるほどブレーキ予圧Ppは大きい値に設定され、混雑状態度合Cfが比較的大きい領域では一定の最大ブレーキ予圧PpMに設定されている。ここで、最大値PpMは乗員が減速度を感じることのない最大のブレーキ圧に設定する。
これにより、隣接車線が混雑状態にあると判断され、且つ混雑状態度合Cfが大きいときには、ブレーキ予圧Ppが大きい値に設定されるため、自車両の予備制動状態を大きく設定することができ、隣接車線の混雑状態に応じてよりブレーキの応答性を向上することができる。
なお、走行環境を複数検出した場合には、例えば、各走行環境に基づいて夫々される混雑状態度合Cfのセレクトハイを行うことにより最終的な混雑状態度合Cfを設定し、この最終的な混雑状態度合Cfに応じて制御量を変更するようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、混雑状態判断部70で実行される混雑状態判断処理において、隣接車線の車両状態に基づいて当該隣接車線の混雑状態の度合を検出し、この度合に応じて加速/速度制限量や予備制動状態の大きさを変更するようにしてもよい。この場合、例えば、隣接車線上の所定範囲内に検出される隣接車数Nnが多いほど混雑状態度合Cfを大きく設定するようにする。
さらに、上記各実施形態においては、隣接車線が混雑状態にあるときに加速/速度制限や予備制動の発生を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、中央分離帯等が存在し、自車走行車線と隣接車線との距離が大きい場合には加速/速度制限や予備制動の発生を行わないようにしてもよい。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 図1の追従制御用コントローラの具体例を示すブロック図である。 第1の実施形態における目標車速制限部で実行される加速制限判断処理を示すフローチャートである。 図2の追従制御用コントローラの混雑状態判断部で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における混雑状態判断を説明する図である。 本発明の動作を説明する図である。 第2の実施形態における混雑状態判断部で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における混雑状態判断を説明する図である。 第3の実施形態における混雑状態判断部で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における混雑状態判断を説明する図である。 第4の実施形態における混雑状態判断部で実行される混雑状態判断処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態における目標車速制限部で実行される加速制限判断処理を示すフローチャートである。 第6の実施形態における目標車速制限部で実行される加速制限判断処理を示すフローチャートである。 制限速度算出マップである。 ブレーキ予圧算出マップである。
符号の説明
1FL〜1RR 車輪
2 エンジン
3 自動変速機
7 ディスクブレーキ
8 制動制御装置
9 エンジン出力制御装置
13 車速センサ
14 前方物体センサ
15 CCDカメラ
16 カメラコントローラ
17 ナビゲーションシステム
18 制御作動スイッチ
19 情報呈示装置
20 追従制御用コントローラ
50 車速制御部
51 目標車速設定部
52 目標車速制限部
53 目標駆動軸トルク演算部
60 駆動軸トルク制御部
70 混雑状態判断部

Claims (12)

  1. 自車走行車線に隣接する車線における車両の混雑状態を検出する混雑状態検出手段と、自車両を加減速制御する走行制御手段と、前記混雑状態検出手段で隣接車線が混雑状態にあることを検出したとき、前記走行制御手段での走行制御における加速度及び速度の少なくとも一方を制限する制限手段とを備えていることを特徴とする車両用走行制御装置。
  2. 前記混雑状態検出手段で隣接車線が混雑状態にあることを検出したとき、制動装置を駆動制御して、運転者の制動操作に先立つ予備制動状態とする予備制動発生手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用走行制御装置。
  3. 自車走行車線に隣接する車線における車両の混雑状態を検出する混雑状態検出手段と、該混雑状態検出手段で隣接車線が混雑状態にあることを検出したとき、制動装置を駆動制御して、運転者の制動操作に先立つ予備制動状態とする予備制動発生手段を備えていることを特徴とする車両用走行制御装置。
  4. 自車両の走行環境を検出する走行環境検出手段を有し、前記制限手段は、前記走行環境検出手段で検出された走行環境が視界不良の環境であると判定されるほど、前記制限手段による制限量を大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用走行制御装置。
  5. 自車両の走行環境を検出する走行環境検出手段を有し、前記予備制動発生手段は、前記走行環境検出手段で検出された走行環境が視界不良の環境であると判定されるほど、前記予備制動発生手段による予備制動力を大きくすることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用走行制御装置。
  6. 前記走行環境検出手段は、前記走行環境として天候、明るさ及び車線幅の少なくとも1つ以上を検出することを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用走行制御装置。
  7. 前記混雑状態検出手段は、前記隣接車線上の所定範囲内の車両数が所定の車両数閾値を超えていると判定したとき、当該隣接車線が混雑状態にあることを検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
  8. 前記混雑状態検出手段は、自車両が所定時間走行する間に、前記隣接車線上の車両を所定の車両数を超えて検出したとき、当該隣接車線が混雑状態にあることを検出することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
  9. 前記混雑状態検出手段は、自車両が所定時間走行する間に、前記隣接車線上の車両同士の車間距離が所定の車間距離閾値を下回っていると判定したとき、当該隣接車線が混雑状態にあることを検出することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
  10. 前記混雑状態検出手段は、自車両が所定時間走行する間に、前記隣接車線上の所定の車両の速度が所定の速度閾値を下回っていると判定したとき、当該隣接車線が混雑状態にあることを検出することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
  11. 前記混雑状態検出手段で隣接車線が混雑状態にあることを検出したとき、当該混雑状態を運転者に対して報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
  12. 運転者が前記隣接車線の混雑状態時における自車両の制御の作動要否を設定可能なように構成されていることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の車両用走行制御装置。
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