JP2006047168A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水平方向及び鉛直方向ともに外形寸法を増大させることなく計量ホッパの数を増加させることができる組合せ秤を提供する。
【解決手段】 センター基体1の側面の周囲に複数の第1の計量ホッパ4が配置されている組合せ秤において、センター基体1の下方に配設され、投入される被計量物の重量を計量する1以上の第2の計量ホッパ11と、センター基体1の上方で投入ホッパ2に連結されかつセンター基体1を貫通するように設けられ、投入ホッパ2から第2の計量ホッパ11の上方へ被計量物を導入する貫通路9と、貫通路9の終端部に設けられ、貫通路9の被計量物を第2の計量ホッパ11へ1回の計量分ずつ投入する第2の投入手段10とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉体、粒体等の粉粒体を計量するための組合せ秤に関する。
図4は、従来の組合せ秤の断面の構造を示す模式図である。この組合せ秤では、センターコラム1は、4本の脚部13によって支持および固定され、その側面が円筒形で、その側面の周囲に円状に列設される複数の計量ホッパ4を支持しており、センターコラム1の上部に投入ホッパ2が取り付けられている。投入ホッパ2は、上部に被計量物である粉粒体の投入口2aが1つ配置され、投入口2aから投入された被計量物をそれぞれの計量ホッパ4の上方へ導くための分岐路2bを備えている。それぞれの分岐路2bの下端にはカットゲート3が取り付けられ、カットゲート3を開閉中心3aに関して回動させることにより、その下方に位置する計量ホッパ4に被計量物が投入される。計量ホッパ4にはロードセル等の重量センサ5が取り付けられており、この重量センサ5は、センターコラム1内に取り付けられ、計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測する。計量ホッパ4の下方には、組み合わせ演算によって選択された計量ホッパ4から排出される被計量物を集めて排出口14から排出して包装機等に供給する集合シュート6bが設けられている。この集合シュート6bは、防塵用のカバー6aと一体化された集合シュート兼カバー6として設けられている。
このような従来の組合せ秤において、計量精度あるいは計量速度を向上させるためには、計量ホッパの数を増やす方法がとられてきた。計量ホッパの数を増やすと、組み合わせの数が増加し、計量精度が向上することはよく知られている。また、計量ホッパの数を一定の数、増加させれば、いわゆるシングルシフトからダブルシフト、あるいはトリプルシフトを構成することができ、計量速度はシングルシフトに対して2倍、3倍となることもよく知られている。
また、複数の計量ホッパのうち一部の計量ホッパを他の計量ホッパより極端に小さくしても、同等あるいはそれ以上の計量精度が得られることも知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−125422号公報 特開2003−130719号公報
しかしながら、図4の構成において、センターコラム1の周囲に円状に列設される計量ホッパ4の数を増加させると、計量ホッパ4が列設される円状領域の径が増加するため、水平方向の外形寸法が増大し、装置の占有面積(据付面積)が大きくなるという問題がある。ここで、鉛直方向(高さ方向)の外形寸法が大きくならないようにしようとすると、計量ホッパ4が列設される円状領域の径が増加しているため、集合シュート6bの傾斜角度が計量ホッパ4の数の増加前よりも緩い傾斜角度となり、計量ホッパ4から排出される粉粒体が集合シュート6b上で長くなり、次に計量ホッパ4から排出される粉粒体との間隔が狭くなるため、計量ホッパ4の数の増加に見合ったほどの計量速度を上げることができないという問題がある。逆に、計量速度を上げるために、集合シュート6bの傾斜角度を計量ホッパ4の数の増加前と同じ傾斜角度に維持しようとすると、鉛直方向(高さ方向)の外形寸法が大きくなるという問題がある。さらに、この場合、計量ホッパ4から排出された粉粒体が流れる集合シュート6bの高さ及び長さが増加するため、粉塵の舞い上がる可能性が増える。また、計量ホッパ4や集合シュート6bへの粉塵の付着量が増えたり、付着した粉塵が剥がれ落ちたりすることにより、集合シュート6bから排出される1まとまり(例えば1袋分)の被計量物の重量に大きな誤差が発生する要因になるという問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、水平方向及び鉛直方向ともに外形寸法を増大させることなく計量ホッパの数を増加させることができる組合せ秤を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の組合せ秤は、センター基体と、前記センター基体の側面の周囲に配置され、投入される被計量物の重量を計量する複数の第1の計量ホッパと、前記センター基体の上に配設され、その上部に前記被計量物が投入される投入口が設けられ、前記投入口からそれぞれの前記第1の計量ホッパの上方へ前記被計量物を導入する導入路を有する投入ホッパと、前記投入ホッパの前記導入路の終端部に設けられ、前記導入路の被計量物を前記第1の計量ホッパへ1回の計量分ずつ投入する第1の投入手段と、前記センター基体の下方に配設され、投入される前記被計量物の重量を計量する1以上の第2の計量ホッパと、前記センター基体の上方で前記投入ホッパに連結されかつ前記センター基体を貫通するように設けられ、前記投入ホッパから前記第2の計量ホッパの上方へ前記被計量物を導入する貫通路と、前記貫通路の終端部に設けられ、前記貫通路の被計量物を前記第2の計量ホッパへ1回の計量分ずつ投入する第2の投入手段と、前記複数の第1の計量ホッパおよび前記1以上の第2の計量ホッパの計量値の組み合わせが目標重量に対して許容範囲となる前記第1及び/又は第2の計量ホッパを選択する制御手段と、前記センター基体の下方に設けられた排出口を有し、前記制御手段で選択された前記計量ホッパから排出される被計量物を集合させて前記排出口から排出するための集合シュートとを備えている。
この構成によれば、センター基体を貫通する貫通路、センター基体の下方に設けられる第2の投入手段及び第2の計量ホッパは、従来利用していなかったデッドスペースに設けることができる。したがって、装置の外形寸法を増大させることなく、計量ホッパの数を増加させることができる。言い換えれば、計量ホッパの数を一定とすれば、装置の外形寸法を小さくすることができる。
また、本発明において、前記貫通路は、前記センター基体の中央を鉛直方向に貫通するように設けられることが好ましい。これにより、貫通路内を通過する被計量物の流れが安定し、第2の計量ホッパへ投入される量の定量性を良好に保つことができる。
また、本発明において、前記貫通路の内部に前記被計量物を移送するためのスクリューが設けられてあってもよい。これにより、貫通路が小径の場合や斜め方向に設けられている場合等、被計量物が貫通路内を流れにくい場合でも、貫通路内での被計量物の移送を確実に行うことができる。
また、本発明において、前記被計量物が粉粒体であることが好ましい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、組合せ秤において水平方向及び鉛直方向の外形寸法を増大させることなく計量ホッパの数を増加させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る組合せ秤の断面の構造を示す模式図である。本実施の形態に係る組合せ秤では、センターコラム1(センター基体(ボディ))は、4本の脚部13によって支持および固定され、底面が閉鎖された円筒形のフレームで構成され、その側面の周囲に円状に列設される複数の計量ホッパ4(以下、標準計量ホッパ4ともいう)を揺動自在に支持しており、センターコラム1の上部に投入ホッパ2が取り付けられている。投入ホッパ2は、上部に被計量物である粉粒体の投入口2aが1つ配置され、投入口2aから投入された被計量物をそれぞれの標準計量ホッパ4の上部へ導くための分岐路2bを備えている。それぞれの分岐路2bの下端にはカットゲート3が取り付けられ、カットゲート3を開閉中心3aに関して回動させることにより、その下方に位置する標準計量ホッパ4に被計量物が投入される。標準計量ホッパ4にはロードセル等の重量センサ5が取り付けられており、この重量センサ5は、センターコラム1内に取り付けられ、標準計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測する。標準計量ホッパ4の下方には、各標準計量ホッパ4から排出される被計量物を集めて排出口14から排出して包装機等に供給する集合シュート6bが設けられている。この集合シュート6bは、防塵用のカバー6aと一体化された集合シュート兼カバー6として設けられている。センターコラム1は集合シュート6bの隙間等から延びた4本の脚部13によって支持および固定されている。
さらに、本実施の形態では、ロードセル等の重量センサ12が取り付けられた複数の微小計量ホッパ11がセンターコラム1の下側にセンターコラム1に揺動自在に支持されて設けられ、投入ホッパ2から微小計量ホッパ11へ被計量物を供給する供給路としてセンターコラム1の中央部を鉛直方向に貫通し、断面形状が円形の微小ホッパ用投入路9が設けられている。微小ホッパ用投入路9に被計量物の粉粒体を流れ込みやすくするため、微小ホッパ用投入路9の上部は開口を広くして逆円錐台状に形成されている。微小ホッパ用投入路9の下部は各微小計量ホッパ11に対応して分岐され、それぞれの分岐路の下端に微小ホッパ用カットゲート10が取り付けられ、微小ホッパ用カットゲート10もカットゲート3と同様、開閉中心10aに関して回動させることにより、その下方に位置する微小計量ホッパ11に被計量物が投入される。微小計量ホッパ11に取り付けられた重量センサ12によって、微小計量ホッパ11内の被計量物の重量を計測する。なお、重量センサ5,12の重量の計測値(以下、計量値)は制御部100に入力される。この制御部100は、入力された計量値を適宜組み合わせて被計量物を計量する。また、この制御部100は、組合せ秤全体の動作を制御する。
また、本実施の形態では、投入ホッパ2内および微小ホッパ用投入路9内の被計量物の流れを促進するために投入用バイブレータ7を投入ホッパ2に取り付けている。この投入用バイブレータ7は1つあるいは複数設けてもよいし、あるいは、これを設けなくても被計量物が投入ホッパ2内および微小ホッパ用投入路9内をスムーズに流れる場合は設けなくてもよい。また、標準計量ホッパ4および微小計量ホッパ11から排出された被計量物が集合シュート6b上をスムーズに流れて排出されるために、排出用バイブレータ8を集合シュート6bに取り付けている。この排出用バイブレータ8も1つあるいは複数設けてもよいし、あるいは、これを設けなくても被計量物が集合シュート6b上をスムーズに流れて排出される場合は設けなくてもよい。
以上のように構成されている組合せ秤の動作を説明する。なお、以下では、被計量物が集合シュート6bから排出されて包装機等で1まとまり(例えば1袋分)とすべき目標の重量を、目標重量と言い、カットゲート3の開閉により標準計量ホッパ4へ1回に投入されるべき目標の重量を標準計量ホッパ4の個別目標重量と言い、微小ホッパ用カットゲート10の開閉により微小計量ホッパ11へ1回に投入されるべき目標の重量を微小計量ホッパ11の個別目標重量と言う。
被計量物である粉粒体が投入ホッパ2の投入口2aから投入され、自然落下力及び投入用バイブレータ7による振動によって各分岐路2bの下端のカットゲート3および微小ホッパ用投入路9の下端の微小ホッパ用カットゲート10まで導かれる。また、投入口2aの近傍には、図示しないレベルセンサが設けられ、所定の量の被計量物が投入ホッパ2内に確保される。カットゲート3は、標準計量ホッパ4の個別目標重量を目標として制御部100によって開度および開時間が制御され、被計量物が標準計量ホッパ4に投入される。その後、安定時間を経た後、重量センサ5が、標準計量ホッパ4内の被計量物の重量を計測し、その計量値は制御部100に送られる。同様に、微小ホッパ用カットゲート10は、微小計量ホッパ11の個別目標重量を目標として制御部100によって開度および開時間が制御され、被計量物が微小計量ホッパ11に投入される。その後、安定時間を経た後、重量センサ12が、微小計量ホッパ11内の被計量物の重量を計測し、その計量値は制御部100に送られる。微小計量ホッパ11の個別目標重量は、標準計量ホッパ4の個別目標重量より小さい値であり、例えば標準計量ホッパ4の個別目標重量の1/10である。
制御部100では、標準計量ホッパ4および微小計量ホッパ11の全ての計量値を基に、目標重量に対して許容範囲内で目標重量に等しいか最も目標重量に近い組み合わせを選択し、選択された計量値の組み合わせに対応する標準計量ホッパ4および微小計量ホッパ11の下部のゲート(図示せず)を開いて被計量物を集合シュート6b上へ排出させる。被計量物は集合シュート6bによって集合され、排出口14から図示しない包装機へ排出される。
ここで、標準計量ホッパ4および微小計量ホッパ11の総数がN個で、N個のうちS個(S=0,1,2,・・・)が微小計量ホッパ11であるものとし、標準計量ホッパ4への投入量(個別目標重量)を目標重量のM分の1と定め、かつ、任意の組み合わせにおいて選択される標準計量ホッパ4の数を上記のMとし、微小計量ホッパ11の数を上記のS個までの任意数とした場合、その組み合わせ数は、
(N−S)×2
で表される。図3は、M=4である場合の、標準計量ホッパ4および微小計量ホッパ11の総数である計量器の総数Nと、微小計量ホッパ11の個数Sとの関係における組み合わせ数を示す表である。
図3において、計量器の総数Nによっては、微小計量ホッパを設けると組み合わせ数が減少して不利になる場合もあるが、計量器の総数Nと微小計量ホッパの個数Sを適切に選択することにより、全てが標準計量ホッパの場合に比べ、微小計量ホッパを設けた場合の方が組み合わせ数が大きくなり、組み合わせ数が大きくなると周知のように計量精度を向上できるので微小計量ホッパを設けることが有利になる。例えば、通常よく用いられる計量ホッパが10個の場合は、そのうち微小計量ホッパを1個から4個設けた場合の方が組み合わせ数が大きくなり、有利である。
以上のように本実施の形態では、センターコラム1の内部を貫通する微小ホッパ用投入路9を設け、センターコラム1の下部に微小ホッパ用カットゲート10、微小計量ホッパ11および重量センサ12を配置している。センターコラム1内には、重量センサ5等の機器が配置されているが、これらの機器はセンターコラム1の側面に沿ってその近傍に配置されており、これらの機器が配置されていないデッドスペースを利用して微小ホッパ用投入路9を設けることができる。また、センターコラム1の下部は従来何も配置されていなかったデッドスペースであり、このデッドスペースを利用して、微小ホッパ用カットゲート10、微小計量ホッパ11および重量センサ12を配置することができる。したがって、装置の外形寸法を増大させることなく、微小計量ホッパ11を設けることができる。ここで、センターコラム1の周囲に配置された標準計量ホッパ4よりも容量の小さい微小計量ホッパ11を設けることにより、前述のように、計量精度を向上させることができる。また、容量が小さいため、センターコラム1の下部のデッドスペースに配置しやすく、センターコラム1の下部に取り付けるのも容易である。
また、本実施の形態のように、微小ホッパ用投入路9を、センターコラム1の円筒形の中心を貫通させて鉛直方向に設けることにより、微小ホッパ用投入路9内を通過する被計量物の流れが安定し、微小ホッパ用カットゲート10によって区分され微小計量ホッパ11へ投入される1回分の量の定量性を良好に保つことができる。
また、本実施の形態における変形例を図2に示す。例えば、微小ホッパ用投入路9内を被計量物が通過しにくい場合には、図2に示すように微小ホッパ用投入路9内にオーガ式のスクリュー15を設け、スクリュー15の回転によって被計量物が微小ホッパ用投入路9内を通過するようにしてもよい。微小ホッパ用投入路9が小径の場合および後述する斜め方向に設けられている場合には、スクリュー15によって被計量物を確実にかつ安定してカットゲート10まで導入できるので、特に有効である。
本実施の形態において、センターコラム1の下方に配置する微小計量ホッパ11の個数は、1つでもよいし、複数でもよい。また、微小ホッパ用投入路9の数も1つでも複数でもよい。例えば、微小計量ホッパ11を複数設け、各微小計量ホッパに対し1つずつ、すなわち微小計量ホッパ11と同数の微小ホッパ用投入路9を設けてもよい。
また、微小ホッパ用投入路9は、本実施の形態のように鉛直方向に設けた方が、自然落下力によってその下端のカットゲート10まで被計量物が導入されやすく好ましいが、カットゲート10まで被計量物が安定して導入されるのであれば斜め方向に設けてあっても構わない。また、微小ホッパ用投入路9はセンターコラム1内の中心部以外の部分に設けてもよい。いずれの場合も、微小ホッパ用投入路9内を被計量物が通過しやすいようにするために、図2に示すようなオーガ式のスクリュー15を設けてもよい。
なお、本実施の形態では、センターコラム1の下部に配置する計量ホッパとして、個別目標重量が通常の標準計量ホッパ4より小さい微小計量ホッパ11を設けたが、標準計量ホッパ4と同等の計量ホッパまたは標準計量ホッパ4より個別目標重量が大きい計量ホッパ(以下、大計量ホッパという)を設けるようにしてもよい。標準計量ホッパ4と同等の計量ホッパを設けた場合には、組み合わせの数が増加し、周知のように計量精度を向上できる。あるいは、標準計量ホッパ4と同等の計量ホッパを一定個数設けて、ダブルシフトまたはトリプルシフトを構成して計量速度を向上させることもできる。また、大計量ホッパを設ける場合には、たとえば1個または2個の大計量ホッパを設け、その1個または2個の大計量ホッパに、目標重量に近い重量、例えば目標重量の90〜95%を投入し、残りの重量を標準計量ホッパ4の組み合わせにより実現するというようなこともできる。
また、本実施の形態では、カットゲート3の開度および開時間によって計量ホッパ4への1回分の投入量を制御するようにしているが、投入初期にはカットゲート3の開度を大きくしておき、計量ホッパ4内の被計量物の量を重量センサ5で計測しながら投入し、投入量がある所定量になると開度を小さくし、個別目標重量となるようにカットゲート3を閉じるというように、制御部100によって制御されるようにしてもよい。同様に、センターコラム1の下部のカットゲート10についても、投入初期にはカットゲート10の開度を大きくしておき、計量ホッパ11内の被計量物の量を重量センサ12で計測しながら投入し、投入量がある所定量になると開度を小さくし、個別目標重量となるようにカットゲート10を閉じるというように、制御部100によって制御されるようにしてもよい。
また、計量ホッパ4へそれぞれの個別目標重量を目標として被計量物を投入する手段としては、カットゲート3に限られるものではない。カットゲート3に代えて、例えば特開2003−130719号公報に記載されているような、ベルトフィーダ、ディスクフィーダ、スクリューフィーダ、ロータリーフィーダ、オーガ、ピンチバルブ、ウイングフィーダ、スラットバルブ、ロールフィーダ、または容量式フィーダを用いてもよい。同様に、センターコラム1の下部のカットゲート10についても、配置スペース等を勘案して上記のものから配置可能なものを選択してカットゲート10に代えて用いてもよい。
本発明にかかる組合せ秤は、装置の外形寸法を増加させることなく、計量ホッパ数を増加させることができ、粉体、粒体等を計量するための組合せ秤として有用である。
本発明の実施の形態に係る組合せ秤の断面の構造を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る組合せ秤の断面の構造を示す模式図である。 標準計量ホッパおよび微小計量ホッパの総数である計量器の総数Nと、微小計量ホッパの個数Sとの関係における組み合わせ数を示す表である。 従来の組合せ秤の断面の構造を示す模式図である。
符号の説明
1 センターコラム
2 投入ホッパ
3 カットゲート
4 標準計量ホッパ
5 重量センサ
6 集合シュート兼カバー
7 投入用バイブレータ
8 排出用バイブレータ
9 微小ホッパ用投入路
10 微小ホッパ用カットゲート
11 微小計量ホッパ
12 重量センサ
13 脚部
14 排出口
15 スクリュー

Claims (4)

  1. センター基体と、
    前記センター基体の側面の周囲に配置され、投入される被計量物の重量を計量する複数の第1の計量ホッパと、
    前記センター基体の上に配設され、その上部に前記被計量物が投入される投入口が設けられ、前記投入口からそれぞれの前記第1の計量ホッパの上方へ前記被計量物を導入する導入路を有する投入ホッパと、
    前記投入ホッパの前記導入路の終端部に設けられ、前記導入路の被計量物を前記第1の計量ホッパへ1回の計量分ずつ投入する第1の投入手段と、
    前記センター基体の下方に配設され、投入される前記被計量物の重量を計量する1以上の第2の計量ホッパと、
    前記センター基体の上方で前記投入ホッパに連結されかつ前記センター基体を貫通するように設けられ、前記投入ホッパから前記第2の計量ホッパの上方へ前記被計量物を導入する貫通路と、
    前記貫通路の終端部に設けられ、前記貫通路の被計量物を前記第2の計量ホッパへ1回の計量分ずつ投入する第2の投入手段と、
    前記複数の第1の計量ホッパおよび前記1以上の第2の計量ホッパの計量値の組み合わせが目標重量に対して許容範囲となる前記第1及び/又は第2の計量ホッパを選択する制御手段と、
    前記センター基体の下方に設けられた排出口を有し、前記制御手段で選択された前記計量ホッパから排出される被計量物を集合させて前記排出口から排出するための集合シュートとを備えた組合せ秤。
  2. 前記貫通路は、前記センター基体の中央を鉛直方向に貫通するように設けられた請求項1記載の組合せ秤。
  3. 前記貫通路の内部に前記被計量物を移送するためのスクリューが設けられた請求項1記載の組合せ秤。
  4. 前記被計量物が粉粒体である請求項1から3のいずれかに記載の組合せ秤。
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