JP2006046123A - バルブリフタの表面処理方法 - Google Patents

バルブリフタの表面処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006046123A
JP2006046123A JP2004226230A JP2004226230A JP2006046123A JP 2006046123 A JP2006046123 A JP 2006046123A JP 2004226230 A JP2004226230 A JP 2004226230A JP 2004226230 A JP2004226230 A JP 2004226230A JP 2006046123 A JP2006046123 A JP 2006046123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface treatment
cam
valve lifter
crown
oil supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004226230A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tsuruta
誠次 鶴田
Shinichi Ishii
真一 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004226230A priority Critical patent/JP2006046123A/ja
Priority to US11/185,810 priority patent/US20060027200A1/en
Priority to DE102005036253A priority patent/DE102005036253B4/de
Priority to KR1020050070453A priority patent/KR20060049014A/ko
Priority to CNA2005100910188A priority patent/CN1734064A/zh
Publication of JP2006046123A publication Critical patent/JP2006046123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • F01L1/143Tappets; Push rods for use with overhead camshafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/06Lubricating systems characterised by the provision therein of crankshafts or connecting rods with lubricant passageways, e.g. bores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】 カムとの摺動による潤滑油供給孔の拡径部における表面処理層の剥離が防止されて、該拡径部の耐摩耗性を向上できる。
【解決手段】 カムが摺接する冠部14の外周部側に潤滑油供給孔16が穿設されているバルブリフタの表面処理方法である。前記カムが摺接する冠面14aに前記潤滑油供給孔を穿設する工程と、該潤滑油供給孔のカムが摺接する側の開口縁の周囲にアール面状の拡径部16aを加工する工程と、前記冠面全体にダイヤモンドライクカーボン処理によって表面処理層17を施す工程とを備え、該表面処理層17の形成工程を、前記拡径部を形成した後とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関のバルブリフタの表面処理方法に関し、とりわけ、カムシャフトに設けられたカムが摺接するバルブリフタの冠面やシムの表面処理方法に関する。
内燃機関の直動式のバルブリフタは、機関の作動時に冠部下面のボス部と吸気弁のステムエンドとの間に大きな摩擦抵抗が発生することから、例えば特許文献1に記載されている技術のように、前記両者間に潤滑油を積極的に供給するために、バルブリフタの冠部に潤滑油供給孔を穿設したものが提供されている。
また、バルブリフタの冠部上面に有する凹溝内に嵌着されたシムを交換する際、つまり、シムを凹溝から取り外す際に、前記凹溝底面とシム下面との間にエアーを吹き込むための空気孔をシムに穿設しているものもある。
これら潤滑油供給孔や空気孔は、冠部やシムの外周部側に形成されているものの、例えば吸気弁の高いリフト量を確保するために、カムシャフトのカムは前記冠面やシムの上面の径方向のほぼ全体に亘って摺接して前記潤滑油供給孔や空気孔の開口孔縁にも摺接する。このように、潤滑油供給孔や空気孔の上部開口縁にカムが当接すると、該各開口縁の面圧が高くなってしまうおそれがある。
そこで、前記潤滑油供給孔や空気孔の上端開口縁に、いわゆる面取りを行って拡径部を形成して面圧を下げる工夫を行っている。
また、前記冠面やシムの上面には前記カムが激しく回転摺動することから、これらの摺動摩擦抵抗の低下や耐摩耗性を確保するために、前記冠面やシムの上面に表面処理を施して高硬度な表面処理層を形成することも行われている。
特開2001−342810号公報
ところが、前述のように、バルブリフタの冠面やシムの上面に高硬度な表面処理層を施すものにあっては、かかる表面処理を施した後に、前記潤滑油供給孔や空気孔の上端開口縁に拡径部を形成するようになっていることから、該拡径部の表面処理層が薄肉化してしまう。
このため、図9に示すように、例えば冠面上部の凹溝内に嵌着された円板状のシム21の上面を前記カムが継続的に摺動していると、潤滑油供給孔22の拡径部22aから表面処理層23が部分的に剥離されてしまうおそれがある。
この結果、該表面処理層23の剥離部分24から摩耗が発生し易くなり、バルブリフタの耐久性が低下してしまう。
本発明は、前記従来の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請求項1に記載の発明は、カムが摺接する部位に孔が穿設されたバルブリフタの表面処理方法であって、前記カムが摺接する部位に前記孔を開ける工程と、前記孔のカムが摺接する側の開口縁の周囲に拡径部を加工する工程と、前記カムが摺接する側の全面に表面処理を施す工程とを備えたことを特徴としている。
この発明によれば、開口縁の周囲に拡径部を形成した後に、摺動面全体を表面処理を施して表面処理層を形成するようにしたため、前記拡径部の表面処理層の薄肉化が防止される。
この結果、カムとの継続的な摺動があっても、かかる拡径部の開口縁における表面処理層の剥離が防止されて、該拡径部の耐摩耗性が向上する。
請求項2に記載の発明は、表面処理の領域を、前記カムの摺接面全体と共に、前記孔の開口縁の拡径部から孔の中まで施したことを特徴としている。
この発明によれば、孔の中まで表面処理層が形成されていることから、カムから表面処理層に剪断力が発生したとしても該表面処理層の剥離を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、前記拡径部をアール面状に形成したことを特徴としている。
この発明によれば、拡径部をアール面状に形成したことによって周囲に角部が全くなくなるので、カムの摺動時の高い面圧の発生を抑制できる。
以下、本発明にかかるバルブリフタの表面処理方法の実施形態を図面に基づいて詳述する。
すなわち、図5は本発明にかかる内燃機関の動弁機構を示すものであり、シリンダヘッド1の内部に形成された吸気ポート1aと排気ポート1bの開口端を開閉する吸気弁2及び排気弁3と、シリンダヘッド1の上端部に軸受を介して回転自在に支持された吸入側及び排気側カムシャフト4、4と、該各カムシャフト4、4の外周に一体に設けられた相手部材である駆動カム5、6と、シリンダヘッド1に形成された小径ボア1c、1dにそれぞれ摺動自在に保持されて、前記駆動カム5,6の回転力を往復運動に変換して前記吸気弁2と排気弁3に往復運動として伝達する摺動部材であるバルブリフタ7,8とを備えている。
前記吸気弁2と排気弁3は、シリンダヘッド1に固定された円筒状のバルブガイド9,10を介して摺動自在に支持されていると共に、各バルブステムの上端部に設けられたスプリングリテーナ11、11と前記ボア1c、1dの底面との間に弾装されたバルブスプリング12,13によって閉方向に付勢されている。
前記吸気、排気側のカムシャフト4,4は、図外のクランクシャフトから駆動スプロケット及び従動スプロケットを介してタイミングチェーンにより回転駆動力が伝達され、これによってそれぞれの駆動カム5,6により吸気弁2と排気弁3とを開方向に作動させるようになっている。
前記各駆動カム5,6は、チルド鋳鉄などによって雨滴状に形成され、外周面に前記各バルブリフタ7,8の上面(冠面)にそれぞれ摺動するカム面5a、6aが形成され、このカム面5a、6aは、表面が研磨加工によって超仕上げ加工され、その後、ショットブラスト処理によって所定の滑らかな表面粗さに加工されている。
前記各バルブリフタ7,8は、便宜上、吸気側について説明すれば、図2、図3にも示すように、鉄系金属材によって一体に形成され、円形状の上壁部である冠部14と、該冠部14の外周縁に一体に有する円筒状のスカート部15とから主として構成されている。
前記冠部14は、上面が僅かに球面R形状に形成された冠面14aと、該冠面14aの下面中央に前記吸気弁2のステムエンドと当接するほぼ円柱状のボス部14bとを有し、円周方向の外周側所定位置には、駆動カム5のカム面5aなどを伝って冠面14a上に付着した潤滑油を内部に導く潤滑油供給孔16が貫通形成されていると共に、該潤滑油供給孔16の上端開口縁に面取りされた拡径部16aが形成されている。
また、前記冠面14aの表面全体には、ダイヤモンドライクカーボン処理が施されて硬質な表面処理層17が形成されていると共に、該ダイヤモンドライクカーボン処理後にラップ処理がなされている。
すなわち、バルブリフタ7全体の成形工程を説明すれば、まず、鉄系金属の母材を冷間鍛造によって有底円筒状のバルブリフタ7の基本形状に成形する。
次に、冠部14やスカート部15の内外周面の表面加工を行うと共に、冠部14の外周側の所定位置に前記潤滑油供給孔16を孔開け加工する。なお、この潤滑油供給孔16は、前記冷間鍛造時に同時に形成することも可能である。
続いて、バルブリフタ7を、浸炭や浸炭窒化あるいは窒化などによる熱処理を行い、その後、ボス部14bやスカート部15の外径を、ステムエンドの外径やボア1c、1dの内周面との摺動精度を確保するために表面の研磨加工を行う。
続いて、冠面14aの表面を約0.1μmの超仕上げ加工を行うと共に、該冠面14aの表面外周側をラップ砥粒加工やバレル加工、ショットブラスト加工などによって約0.2μmのR加工を行う。なお、表面加工は、前記研磨加工時に同時行うことも可能である。
また、このとき、前記潤滑油供給孔16の上端開口縁に半径が0.2〜0.05mm程度のアール面状の拡径部16aを形成すると共に、該拡径部16aの表面を約0.2μmの仕上げ加工を行う。この拡径部16aは、前述の研磨加工時に形成することも可能である。
その後、バルブリフタ7を、炉内に配置して洗浄した後、冠面14a全体にダイヤモンドライクカーボン処理を行い、該冠面14a上に高硬度な表面処理層17を形成する。このダイヤモンドライクカーボン処理は、冠面14a全体と同時に潤滑油供給孔16の拡径部16a表面及びこの表面から潤滑油供給孔16の内部まで施されている。
続いて、この表面処理層17の表面をダイヤモンド砥粒を用いたブラシラップを行う。つまり、かかるブラシラップによって、該表面処理層17の表面から所定量のマイクロパーティクル(分子)を取り除く。これによって、表面処理層17に、冠面14a全体の面積に対して凹率が約5〜30%となるような複数の微小凹部を形成する。なお、この表面加工方法としては、バレルやショットブラストなどであっても良い。
本願の発明者は、高硬度な表面処理層17が形成された前記潤滑油供給孔16の上端開口縁にカム5のカム面5aを摺動させて、その耐久実験を行った。
この実験は、前記図4に示すようなアール面状の拡径部16aがないものと、図1に示すような、あるものに分け、あるものでもその半径長さを種々変化させて、約100時間の間、エンジンを高速回転させた状態で行った。
この実験結果をみると、拡径部16aがないものにあっては、面圧が高くなるなどの原因からからこの拡径部16aの表面に摩耗が発生した。
一方、拡径部16aを形成したものは、摩耗の発生が少なかったが、特に、半径が0.05〜0.2mmの範囲に設定したものについては摩耗の発生がなかった。したがって、拡径部16aのアール面の半径を0.05〜0.2mmに設定することが望ましい。
このように、本実施形態では、潤滑油供給孔16の上端開口縁にアール面状の拡径部16aを形成した後に、冠面14a全体にダイヤモンドライクカーボン処理を行って表面処理層17を形成するようにしたため、前記拡径部16a部位の表面処理層17の薄肉化が防止される。
この結果、カム面5aとの継続的な摺動があっても、かかる拡径部16aにおける表面処理層17の剥離が防止されて、該拡径部16aの耐摩耗性が向上する。
また、前記ダイヤモンドライクカーボン処理は、潤滑油供給孔16の内部まで施されていることから、カム5から表面処理層17に剪断力が発生したとしても該表面処理層17の剥離を十分に抑制することができる。
しかも、この実施形態では、拡径部16aをアール面状に形成したことによって周囲に角部が全くなくなるため、カム面5aの摺動時の高い面圧の発生を抑制できる。
また、この実施形態では、冠面14aの表面にダイヤモンドライクカーボン処理を行って高硬度に形成した後、ラップによって表面の凹率が約5〜30%の微小凹部を形成したため、該各微小凹部によってカム面5aとの摩擦抵抗の低減化が図れる。
さらに、前記複数の微小凹部に潤滑油が常時十分に滞留して摺動時におけるカム面5aとの間に油膜を形成することができることから、カム面5aとの摩擦抵抗がさらに低減されると共に、耐摩耗性が向上する。
図6は第2の実施形態を示し、潤滑油供給孔16の上端開口縁の拡径部16aをアール面状に代えてテーパ面状に形成したものである。
すなわち、この拡径部16aは、ほぼ円錐面状の平坦面に形成されていると共に、該テーパ面状の拡径部16aが形成された後に、冠面14aとこの拡径部16aの表面に前記ダイヤモンドライクカーボン処理が施されている。
したがって、この実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られると共に、この拡径部16aが、直線状の円錐面状のテーパ面になっていることから、第1の実施形態におけるアール面状よりも、この成形加工が容易になる。
図7A、Bは第3の実施形態を示し、バルブリフタ7の冠部14の冠面14aをほぼR曲率の大きな球面状に形成し、該冠面14a上に前記ダイヤモンドライクカーボン処理によって高硬度な表面処理層17を球面状に形成したものである。
したがって、この実施形態によれば、前記表面層17とカム5のカム面5aとの接触部位が接点P状態になることから、カム5との摺動抵抗が小さくなると共に、カム5の傾きによっても接点P位置の延長線をバルブリフタ7の軸心X方向に指向させることができるので、該バルブリフタ7とボア1cとの摺動抵抗の低減化が図れる。
図8は第4の実施形態を示し、バルブリフタ7の本体が、軽量化を図るためにアルミ合金材によって形成され、冠部14の上面に円形状の凹溝19が形成されていると共に、該凹溝19内に円盤状のシム20が収容されている。
前記冠部14は、前記凹溝19の外周部側の外周部側の所定位置に円環状の油溝19aが形成されていると共に、該油溝19aの円周方向の所定位置に潤滑油が通流する油孔19bが貫通形成されている。
前記シム20は、鉄系金属によって形成され、外周部側の前記油溝19aの油孔19bに対応する位置に潤滑油供給孔16が貫通形成されていると共に、該潤滑油供給孔16の上端開口縁にアール面状の拡径部16aが形成されている。
また、カム7が摺動するこのシム20の上面には、前記ダイヤモンドライクカーボン処理によって施された表面処理層17が形成されている。
この表面処理層17は、所定の加工工程によって前記潤滑油供給孔16や拡径部16aが形成された後に、ダイヤモンドライクカーボン処理によって形成されており、拡径部16aから潤滑油供給孔16の内部まで形成されている。
したがって、この実施形態によれば、潤滑油供給孔16や拡径部16aを形成した後に、表面処理層17形成したことから、第1の実施形態と同様な作用効果が得られる。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
請求項(1) 前記拡径部のアール面の大きさを、半径0.05〜0.2mmに設定したことを特徴とする請求項3に記載のバルブリフタの表面処理方法。
アール面の大きさをを前述のように設定したことによって表面処理膜が剥がれにくくなり、面圧を低減することが可能になる。
請求項(2) 前記拡径部をテーパー面状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のバルブリフタの表面処理方法。
この発明によれば、拡径部を直線状の平坦面に形成できることから、該拡径部の加工が容易になる。
請求項(3) 前記表面処理はダイヤモンドライクカーボン処理であることを特徴とする請求項1〜(2)のいずれかに記載のバルブリフタの表面処理方法。
請求項(4) 前記バルブリフタの冠面を球面状に形成したことを特徴とする請求項1〜(3)のいずれかに記載のバルブリフタの表面処理方法。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、バルブリフタの孔を、前記潤滑油供給孔の他に前記従来技術のような空気孔としてもよく、また、排気弁側のバルブリフタに適用することもできる。
また、バルブリフタの成形加工工程は、少なくとも拡径部16aを形成した後に、ダイヤモンドライクカーボン処理を行うことであれが、前述の工程に限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態を示すバルブリフタの要部断面図である。 本発明の実施形態に供されるバルブリフタの縦断面図である。 は同バルブリフタの平面図である。 実験に供されるバルブリフタの要部断面図である。 同実施形態が適用された内燃機関の動弁装置を示す断面図である。 第2の実施形態を示すバルブリフタの要部断面図である。 Aは第3の実施形態に供されるバルブリフタとカムの当接状態を示す縦断面図、BはAのA線断面図である。 第4の実施形態に供されるバルブリフタの縦断面図である。 従来の加工工程によって生じた拡径部でのダイヤモンドライクカーボンの剥離現象を示す要部拡大図である。
符号の説明
1…シリンダヘッド
4…カムシャフト
5・6…駆動カム
5a・6a…カム面
7・8…バルブリフタ
14…冠部
14a…冠面
16…潤滑油供給孔
16a…拡径部
17…表面処理層

Claims (3)

  1. カムが摺接する部位に孔が穿設されたバルブリフタの表面処理方法であって、
    前記カムが摺接する部位に前記孔を開ける工程と、
    前記孔のカムが摺接する側の開口縁の周囲に拡径部を加工する工程と、
    前記カムが摺接する側の全面に表面処理を施す工程と、
    を備えたことを特徴とするバルブリフタの表面処理方法。
  2. 表面処理の領域を、前記カムの摺接面全体と共に、前記孔の開口縁の拡径部から孔の中まで施したことを特徴とする請求項1に記載のバルブリフタの表面処理方法。
  3. 前記拡径部をアール面状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のバルブリフタの表面処理方法。
JP2004226230A 2004-08-03 2004-08-03 バルブリフタの表面処理方法 Pending JP2006046123A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004226230A JP2006046123A (ja) 2004-08-03 2004-08-03 バルブリフタの表面処理方法
US11/185,810 US20060027200A1 (en) 2004-08-03 2005-07-21 Valve lifter and forming and processing method therefor
DE102005036253A DE102005036253B4 (de) 2004-08-03 2005-08-02 Verfahren zur Herstellung eines Ventilstößels und Brennkraftmaschine
KR1020050070453A KR20060049014A (ko) 2004-08-03 2005-08-02 밸브 리프터와, 그 형성 및 가공 방법
CNA2005100910188A CN1734064A (zh) 2004-08-03 2005-08-03 气门挺柱及其成形和处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004226230A JP2006046123A (ja) 2004-08-03 2004-08-03 バルブリフタの表面処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006046123A true JP2006046123A (ja) 2006-02-16

Family

ID=35721709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004226230A Pending JP2006046123A (ja) 2004-08-03 2004-08-03 バルブリフタの表面処理方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20060027200A1 (ja)
JP (1) JP2006046123A (ja)
KR (1) KR20060049014A (ja)
CN (1) CN1734064A (ja)
DE (1) DE102005036253B4 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214313A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Riken Corp バルブリフター
JP2008128122A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Hitachi Ltd 内燃機関のバルブリフタ
JP2012072671A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ
JP2012219709A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ及び該バルブリフタの製造方法
JP2013144988A (ja) * 2013-03-21 2013-07-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ
JP2014020308A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフター及び該バルブリフターの製造方法
CN110899783A (zh) * 2019-12-04 2020-03-24 湖北三江航天红阳机电有限公司 一种圆弧薄壁铝合金口框的加工方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8109247B2 (en) * 2008-05-19 2012-02-07 GM Global Technology Operations LLC Wear resistant camshaft and follower material
JP2010271029A (ja) * 2009-04-23 2010-12-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷式冷凍機、蓄冷式冷凍機用ロータリバルブの製造方法、および蓄冷式冷凍機の製造方法
US8807105B2 (en) * 2009-12-21 2014-08-19 Doosan Infracore Co., Ltd. Cam follower with improved structure to increase limit load
DE102012020191B4 (de) * 2012-10-10 2017-05-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Oberflächenbearbeitung von Beschichtungen aus hartem Kohlenstoff, die auf Substraten ausgebildet sind
CN103302447B (zh) * 2013-03-19 2016-02-24 北京航星机器制造有限公司 一种真空热处理加工深孔的方法和深孔孔距检测装置
CN107084013A (zh) * 2017-06-21 2017-08-22 浙江春风动力股份有限公司 发动机及其凸轮轴组件
JP6793218B2 (ja) * 2019-04-18 2020-12-02 株式会社リケン 摺動部材

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1221846B (de) * 1963-07-13 1966-07-28 Volkswagenwerk Ag Ventilspieleinstellvorrichtung fuer Brennkraftmaschinen
US5743224A (en) * 1993-09-14 1998-04-28 Unisia Jecs Corporation Valve lifter surface and processing method thereof
JP3328502B2 (ja) * 1996-04-23 2002-09-24 株式会社ユニシアジェックス 内燃機関のバルブリフタ
US6237441B1 (en) * 1998-03-19 2001-05-29 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Combination of shim and cam
JP3975040B2 (ja) * 1999-12-22 2007-09-12 大岡技研株式会社 歯車及び歯車の製造方法
JP3814462B2 (ja) * 2000-05-30 2006-08-30 株式会社日立製作所 内燃機関のバルブリフタ
JP2006009080A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Hitachi Ltd 摺動部材及び該摺動部材の表面処理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214313A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Riken Corp バルブリフター
JP2008128122A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Hitachi Ltd 内燃機関のバルブリフタ
US7827946B2 (en) 2006-11-22 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Engine valve lifter mechanism of internal combustion engine
JP2012072671A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ
JP2012219709A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ及び該バルブリフタの製造方法
JP2014020308A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフター及び該バルブリフターの製造方法
JP2013144988A (ja) * 2013-03-21 2013-07-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のバルブリフタ
CN110899783A (zh) * 2019-12-04 2020-03-24 湖北三江航天红阳机电有限公司 一种圆弧薄壁铝合金口框的加工方法
CN110899783B (zh) * 2019-12-04 2021-02-26 湖北三江航天红阳机电有限公司 一种圆弧薄壁铝合金口框的加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060049014A (ko) 2006-05-18
DE102005036253A1 (de) 2006-02-23
DE102005036253B4 (de) 2008-02-28
CN1734064A (zh) 2006-02-15
US20060027200A1 (en) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060027200A1 (en) Valve lifter and forming and processing method therefor
US20050284434A1 (en) Slide member and method for producing the slide member
US8534252B2 (en) Concentric camshaft with varying wall geometry and method of assembly
US5611250A (en) Rolling/sliding part
JP3817590B2 (ja) 機械部品
JP3194982B2 (ja) エンジンのバルブリフタの製造方法
WO1997019278A1 (fr) Piece mecanique
KR100540962B1 (ko) 활주 부재 및 그 제조 방법
US7621244B2 (en) Titanium alloy tappet, manufacturing method thereof, and jig used in manufacturing tappet
JP5106810B2 (ja) カムシャフト支持構造および内燃機関
US6460498B2 (en) Rocker arm
JP2006257942A5 (ja)
JP2736631B2 (ja) 摺動面とその表面処理方法
JP2008057743A (ja) ころ軸受、カムシャフト支持構造および内燃機関
JP5231980B2 (ja) ロッカーアームとその研磨仕上げ方法
JPH06129433A (ja) エンジンの動弁機構用カムフォロア装置の外輪
US10066516B2 (en) Bucket tappet and method for producing same
JP2008215157A (ja) エンジンバルブ
JPH0378507A (ja) エンジンの動弁機構用カムフォロア装置の外輪とその加工方法
JPH0432923B2 (ja)
JP2008057741A (ja) カムシャフト支持構造および内燃機関
KR20160150197A (ko) 내마모성이 향상된 로커암 부시
JP4948096B2 (ja) ころ軸受、カムシャフト支持構造および内燃機関
JP2003222007A (ja) ラッシュアジャスタ
JPH07243311A (ja) 内燃機関用タペット

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310