JP3814462B2 - 内燃機関のバルブリフタ - Google Patents

内燃機関のバルブリフタ Download PDF

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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2810/00Arrangements solving specific problems in relation with valve gears
    • F01L2810/02Lubrication

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸排気バルブとこのバルブを押圧するカムとの間に介装されるバルブリフタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の内燃機関のバルブリフタとしては、特開平9−287428号公報に記載されているものが知られている。この従来例の内燃機関のバルブリフタは、図に示すように、有底円筒状のリフタ本体100の頂部壁101の上面に凹部を設け、この凹部にバルブクリアランス調整用のシム102を収容した内燃機関のバルブリフタであって、前記シム102と、凹部の底壁の対応する位置に夫々貫通孔103を形成すると共に、凹部の底壁上面に、このシム102と凹部の各貫通孔103、103を連通する環状溝104を形成し、シム102の上面に滴下した潤滑油を、シム102と凹部の貫通孔103を通してスプリングリテーナ105に滴下させ、バルブスプリング106の作動でスプリングリテーナ105から跳ね上げられた潤滑油をバルブステム107とバルブリフタとの接触部に供給するようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の内燃機関のバルブリフタにあっては、上述のように、バルブクリアランス調整用のシム102は、バルブリフタ本体100に対して別体に設けられたものであるため、カム108の回転に伴う該カム108と調整シム102との間の摺動部に生じるフリクションによってこの調整シム102だけが回転し、バルブリフタ本体100自体は回転しない。即ち、調整シム102が回転する際に該調整シム102とバルブリフタ本体100との間のフリクションにより、バルブリフタ本体100にも回転力が伝達されるが、バルブリフタ本体100外周と該バルブリフタ本体100の摺動をガイドするシリンダヘッド109のガイド孔との間のフリクションの方が大きいため、バルブリフタ本体100はほとんど回転せず、潤滑油がほぼ一定した個所に滴下されることになる。
ここで、バルブリフタが傾斜して配置されていて、貫通孔103の出口が最下端部に位置した状態でバルブリフタが回転しなかった場合においては、貫通孔103の出口からの潤滑油のほとんどがバルブリフタの内面に伝わって滴下してしまい、例えスプリングリテーナ105に滴下してもごく少量となり、従って、バルブステム107とバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナ105の潤滑が十分に行えなくなってしまうことがあるという問題点があった。
【0004】
本発明は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、バルブリフタが傾斜して配置されていても、バルブステムとバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナ部分の潤滑が十分に行える内燃機関のバルブリフタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明請求項1記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、シリンダヘッドに対し摺動する円筒状本体部と該円筒状本体部の上面開口部を閉塞すると共にカムが当接する頂部壁とで構成され、該頂部壁の下面軸心部に当接し重力方向に対し傾斜状に配置されるバルブステムに取り付けられバルブスプリングの上端部を支持するスプリングリテーナを内包するバルブリフタを有する内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記バルブリフタは一部材により一体に形成され、前記バルブリフタ内面における前記頂部壁と前記円筒状本体部の内面との間に接続形成された円弧状部と、前記頂部壁に貫通して開口された潤滑油供給孔と、を有し、前記カムの回転に基づいて発生するフリクションによりバルブリフタ自体が回転しこの回転により前記潤滑油供給孔の出口が回転するように構成され、前記潤滑油供給孔は、前記円弧状部よりも前記円筒状本体部の軸心部側であって、かつ、前記カムシャフトのカムが前記潤滑油供給孔を通過する際の面圧が、前記潤滑油供給孔以外を通過する際の最大面圧を越えない位置に形成され、前記スプリングリテーナが円筒状本体部に収納されると共に、前記潤滑油供給孔と前記スプリングリテーナとが軸方向に重なるように配置されていることとした。
【0007】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項1または2に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔が前記円弧状部に接する状態で形成されていることとした。
【0008】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項1または2に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔が前記頂部壁の平面部を貫通すると共に前記円弧状部分に接する状態で形成されていることとした。
【0009】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項3に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔が前記頂部壁の円周方向対象位置に複数設けられていることとした。
【0010】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項1ないし4いずれかに記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔の入口の開口縁部が円弧状に形成されていることとした。
【0013】
【作用】
この発明請求項1記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、上述のように構成したことで、カムが潤滑油供給孔を通過する際の面圧を小さくしつつ、潤滑油の大部分がスプリングリテーナに滴下され、これにより、バルブステムとバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナ部分の潤滑が十分に行えるようになる。
【0014】
また、上述のように、バルブリフタ部分が1部材により一体に形成されているため、バルブリフタを回転させることができるようになる。また、従来例におけるようにシムを備えないため、部品点数およびシ厶をバルブリフタに固定するための工数を削減できるようになる。
【0015】
また、上述のように、潤滑油供給孔は少なくとも円弧状部分には開口していないため、潤滑油がバルブリフタの内面に伝わって滴下するのを、さらに防止することができるようになる。
【0016】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、上述のように、潤滑油供給孔が円弧状部分に接する状態で形成されることにより、潤滑油がバルブリフタの内面に伝わって滴下するのを防止可能な範囲で潤滑油供給孔の入口を最大限に外周縁部に位置させることができ、これにより、カムが潤滑油供給孔の入口に接する際の面圧上昇を極力小さくすることができるようになる。
【0017】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、上述のように、潤滑油供給孔の出口が頂部壁の円周方向に所定間隔をおいて複数形成されることで、一つの潤滑油供給孔の出口が一時的に重力方向最下端部に位置した状態においても、他の潤滑油供給孔の出口はそれ以外の位置にあるため、バルブリフタの全ての回転位置において常にスプリングリテーナに潤滑油を滴下させることができるようになる。
【0019】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタは、上述のように、潤滑油供給孔の出口が頂部壁の円周方向対称位置に複数設けられているため、一つの潤滑油供給孔の出口が重力方向最下端部に位置した時には、他の潤滑油供給孔の出口は必ず重力方向最上端部に位置することになり、これにより、バルブステムとバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナの潤滑を確実に行うことができるようになる。
【0020】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタは、上述のように、潤滑油供給孔の入口が頂部壁の上面に形成されたものにおいて、該潤滑油供給孔の入口の開口縁部が円弧状に形成されることで、カムが潤滑油供給孔の入口に接する際の面圧の急激な上昇を抑制することができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(発明の実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1の構成を図1に基づいて説明する。
【0022】
図1は、発明の実施の形態1の内燃機関のバルブリフタを含む機関弁(吸気弁および排気弁)を示す縦断面図、図2は同バルブリフタを示す縦断面図、図3は同バルブリフタの底面図であり、これらの図において、1はシリンダヘッド、2はバルブリフタ、3はバルブステム、4はバルブスプリング、5はスプリングリテーナ、6は動弁用のカム、7はカムシャフト、8は吸気バルブ、9は排気バルブを示す。
【0023】
さらに詳述すると、前記バルブリフタ2は、吸気バルブ8または排気バルブ9のバルブステム3とカム6との間にそれぞれ介装されるもので、円筒状本体部21と該円筒状本体部21の上面開口部を閉塞すると共にその上面にカム6が当接する頂部壁22とで構成されていて、前記円筒状本体部21が、シリンダヘッド1に重力方向に対し傾斜状に形成されたガイド穴11に摺動自在に装着されると共に、カム6の回転に基づいて頂部壁22の上面との間で発生するフリクションによりバルブリフタ2自体が回転するように構成されている。
【0024】
前記バルブステム3は、シリンダヘッド1に重力方向に対し傾斜状に形成されたガイド穴12に摺動自在に装着され、かつ、その軸心線が前記バルブリフタ2の軸心線と同軸となるように設けられている。
そして、前記バルブリフタ2の頂部壁22の下面中心部にはボス部22aが形成されていて、このボス部22aの端面(下面)にバルブステム3の上端面が当接するように配置されている。
【0025】
前記バルブステム3は、その上端部近傍に環状溝31が形成され、この環状溝31部分にバルブコレット32を介してスプリングリテーナ5が取り付けられていて、このスプリングリテーナ5とシリンダヘッド1との間にバルブスプリング4が圧縮状態で装着され、このバルブスプリング4の反発力(付勢力)で吸気バルブ8または排気バルブ9を閉弁方向に付勢している。
【0026】
前記バルブリフタ2は、図2および図3にその詳細を示すように、バルブリフタ2内面における頂部壁22と円筒状本体部21との間が円弧Rに接続形成されていて、頂部壁22の平面部を貫通すると共にその下端出口が前記円弧R部分に接する状態で潤滑油供給孔23が形成されており、カム6部分(カムジャーナル部等)から頂部壁22の上面に滴下された潤滑油Lを各潤滑油供給孔23を経由して頂部壁22の下面側に導入するようになっている。
【0027】
そして、前記各潤滑油供給孔23は、頂部壁22の軸心部を中心として円周方向対称位置の2箇所に設けられている。また、図4の(b)に示すように、各潤滑油供給孔23における潤滑油の入口となる上端開口縁部は円弧rに面取り加工されている。
【0028】
次に、この発明の実施の形態1のバルブリフタの作用・効果を説明する。
この発明の実施の形態1のバルブリフタ2は上述のように構成されるため、内燃機関の運転により、カム6が回転すると、バルブスプリング4の付勢力に抗してバルブリフタ2を下方へ押圧し、このバルブリフタ2およびバルブステム3を介して吸気バルブ8または排気バルブ9を開閉動作させる。
【0029】
その際、前記バルブリフタ2と吸気バルブ8または排気バルブ9は、バルブリフタ2のボス部22aの下端面とバルブステム3の上端面との当接部分を介して荷重の伝達が行われ、この当接部分にはカム6側から滴下された潤滑油Lが供給される。即ち、バルブリフタ2の頂部壁22の上面に滴下された潤滑油Lは、各潤滑油供給孔23を経由してバルブリフタ2の内部に導入され、その一部は頂部壁22の下面を伝ってボス部22aの下端面とバルブステム3の上端面との当接部分に供給され、残りの一部はスプリングリテーナ5の上面に滴下され、バルブスプリング4の作動でスプリングリテーナ5から跳ね上げられ霧状となった潤滑油Lが前記当接部分に供給される。
【0030】
また、この時、カム6の回転に基づいて、頂部壁22の上面との間に発生するフリクションにより、バルブリフタ2自体が回転し、これにより、潤滑油供給孔23が回転するため、例えバルブリフタ2が傾斜していても、潤滑油Lの大部分が必ずスプリングリテーナ5に滴下され、これにより、ボス部22aの下端面とバルブステム3の上端面との当接部分およびスプリングリテーナ5部分の潤滑が十分に行えるようになるという効果が得られる。
【0031】
また、バルブリフタ2が1部材により一体に形成されているため、バルブリフタ2を確実に回転させることができるようになる。また、従来例におけるようにシムを備えないため、部品点数およびシ厶をバルブリフタ2に固定するための工数を削減できるようになる。
【0032】
また、バルブリフタ2は、上述のように、潤滑油供給孔23が平面部に形成され、かつ、その出口が少なくとも円弧R部分には開口していないため、潤滑油Lがバルブリフタ2の内面に伝わって滴下するのを防止し、これにより、潤滑油Lの大部分をボス部23の下端面とバルブステム3の上端面との当接部分およびスプリングリテーナ5部分に確実に供給させることができるようになる。
【0033】
また、前記各潤滑油供給孔23が、頂部壁22の軸心部を中心として円周方向対称位置の2箇所に設けられているため、一つの潤滑油供給孔23の出口が重力方向最下端部に位置した時には、他の潤滑油供給孔23の出口は必ず重力方向最上端部に位置することになり、これにより、ボス部22aの下端面とバルブステム3の上端面との当接部分およびスプリングリテーナ5の潤滑を確実に行うことができるようになる。
【0034】
また、バルブリフタ2は、上述のように、潤滑油供給孔23が円弧R部分に接する状態で形成されることにより、潤滑油Lがバルブリフタ2の内面に伝わって滴下するのを防止可能な範囲で潤滑油供給孔23の入口を最大限に外周縁部に位置させることができ、これにより、カム6が潤滑油供給孔23の入口に接する際の面圧上昇を極力小さくすることができるようになる。
【0035】
即ち、図5はトラベルと面圧との関係を示す特性図であり、この特性図の2点鎖線、一点鎖線、および点線で示すように、潤滑油供給孔23の位置が頂部壁22の外周縁部側に近付くに従って、カム6が潤滑油供給孔23の入口に接する際の面圧上昇を小さくすることができるようになる。
【0036】
また、図4の(b)に示すように、各潤滑油供給孔23における潤滑油の入口となる上端開口縁部は円弧rに面取り加工されているため、カム6が潤滑油供給孔23の入口に接する際の面圧上昇を極力小さくすることができるようになると共に、図4の(a)に示すような面取りでは、開口部にエッジが形成されるため、該エッジ部の面圧が急激に上昇して油膜切れを起こし、これによりさらに面圧が上昇するのに対し、図4の(b)に示すように、円弧rに面取り加工されることにより、面圧の急激な上昇が抑制され、これにより、油膜切れを防止できる。
【0037】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。なお、この他の発明の実施の形態の説明に当たっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分は省略しもしくは同一の符号を付してその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0040】
以上発明の実施の形態を図面により説明したが、具体的な構成はこれらの発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0041】
例えば、発明の実施の形態では、前記潤滑油供給孔23が、頂部壁22の軸心部を中心として円周方向対称位置の2箇所に設けられた例を示したが、バルブリフタ2自体が回転するため、潤滑油供給孔23は1箇所のみであってもよい。
また、潤滑油供給孔23を複数設ける場合であっても、必ずしも対象位置に設けなくてもよく、さらに3個以上の場合は周方向等間隔のもとに設けることが望ましい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明請求項1記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、バルブリフタは一部材により一体に形成され、前記バルブリフタ内面における頂部壁と円筒状本体部の内面との間に接続形成された円弧状部と、頂部壁に貫通して開口された潤滑油供給孔と、を有し、前記カムの回転に基づいて発生するフリクションによりバルブリフタ自体が回転しこの回転により前記潤滑油供給孔の出口が回転するように構成され、前記潤滑油供給孔は、前記円弧状部よりも前記円筒状本体部の軸心部側であって、かつ、カムシャフトのカムが前記潤滑油供給孔を通過する際の面圧が、前記潤滑油供給孔以外を通過する際の最大面圧を越えない位置に形成され、前記スプリングリテーナが円筒状本体部に収納されると共に、前記潤滑油供給孔とスプリングリテーナと軸方向に重なるように配置されているため、カムが潤滑油供給孔を通過する際の面圧を小さくしつつ、潤滑油の大部分がスプリングリテーナに滴下され、これにより、バルブステムとバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナ部分の潤滑が十分に行えるようになるという効果が得られる。
【0045】
また、前記バルブリフタが1部材により一体に形成されてることで、バルブリフタを回転させることができるようになると共に、従来例におけるようにシムを備えないため、部品点数およびシ厶をバルブリフタに固定するための工数を削減できるようになる。
【0046】
また、前記バルブリフタ内面における頂部壁と円筒状本体部との間が円弧状に接続形成され、前記潤滑油供給孔が前記円弧状部よりも前記円筒状本体部の軸心部側に形成されている手段としたことで、潤滑油供給孔の出口は少なくとも円弧状部分には開口していないため、潤滑油がバルブリフタの内面に伝わって滴下するのを、さらに防止することができるようになる。
【0047】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔が前記円弧状部分に接する状態で形成されている手段としたことで、潤滑油がバルブリフタの内面に伝わって滴下するのを防止可能な範囲で潤滑油供給孔の入口を最大限に外周縁部に位置させることができ、これにより、カムが潤滑油供給孔の入口に接する際の面圧上昇を極力小さくすることができるようになる。
【0048】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項1または2に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔の出口が前記頂部壁の円周方向に所定間隔をおいて複数形成されている手段としたことで、一つの潤滑油供給孔の出口が一時的に重力方向最下端部に位置した状態においても、他の潤滑油供給孔の出口はそれ以外の位置にあるため、バルブリフタの全ての回転位置において常にスプリングリテーナに潤滑油を滴下させることができるようになる。
【0050】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項記載の内燃機関のバルブリフタにおいて、前記潤滑油供給孔の出口が前記頂部壁の円周方向対称位置に複数設けられている手段としたことで、一つの潤滑油供給孔の出口が重力方向最下端部に位置した時には、他の潤滑油供給孔の出口は必ず重力方向最上端部に位置することになり、これにより、バルブステムとバルブリフタとの接触部分およびスプリングリテーナの潤滑を確実に行うことができるようになる。
【0051】
請求項記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置は、請求項1〜のいずれかに記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、前記潤滑油供給孔の入口が前記頂部壁の上面に形成され、該潤滑油供給孔の入口の開口縁部が円弧状に形成されている手段としたことで、カムが潤滑油供給孔の入口に接する際の面圧の急激な上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の内燃機関のバルブリフタを含む機関弁(吸気弁および排気弁)を示す縦断面図である。
【図2】発明の実施の形態1の内燃機関のバルブリフタを示す縦断面図である。
【図3】同バルブリフタの底面図である。
【図4】バルブリフタにおける潤滑油供給孔の詳細を示す要部拡大断面図((a)は他の例、(b)は本発明の実施の形態1)である。
【図5】発明の実施の形態1の内燃機関のバルブリフタにおけるトラベルと面圧との関係を示す特性図である。
【図6】従来例の内燃機関のバルブリフタを含む機関弁を示す縦断面図である。

Claims (5)

  1. シリンダヘッドに対し摺動する円筒状本体部と該円筒状本体部の上面開口部を閉塞すると共にカムが当接する頂部壁とで構成され、該頂部壁の下面軸心部に当接し重力方向に対し傾斜状に配置されるバルブステムに取り付けられバルブスプリングの上端部を支持するスプリングリテーナを内包するバルブリフタを有する内燃機関のバルブリフタ潤滑装置において、
    前記バルブリフタは一部材により一体に形成され、
    前記バルブリフタ内面における前記頂部壁と前記円筒状本体部の内面との間に接続形成された円弧状部と、
    前記頂部壁に貫通して開口された潤滑油供給孔と、
    を有し、
    前記カムの回転に基づいて発生するフリクションによりバルブリフタ自体が回転しこの回転により前記潤滑油供給孔の出口が回転するように構成され、
    前記潤滑油供給孔は、前記円弧状部よりも前記円筒状本体部の軸心部側であって、かつ、前記カムシャフトのカムが前記潤滑油供給孔を通過する際の面圧が、前記潤滑油供給孔以外を通過する際の最大面圧を越えない位置に形成され、
    前記スプリングリテーナが円筒状本体部に収納されると共に、前記潤滑油供給孔と前記スプリングリテーナとが軸方向に重なるように配置されていることを特徴とする内燃機関のバルブリフタ潤滑装置。
  2. 前記潤滑油供給孔が前記円弧状部に接する状態で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置。
  3. 前記潤滑油供給孔が前記頂部壁の円周方向に所定間隔をおいて複数形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置。
  4. 前記潤滑油供給孔が前記頂部壁の円周方向対象位置に複数設けられていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置。
  5. 前記潤滑油供給孔の入口の開口縁部が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の内燃機関のバルブリフタ潤滑装置。
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