JP2006046012A - 構造物の下方を利用する建築物、及び構造物の下方を利用する建築物の施工方法 - Google Patents

構造物の下方を利用する建築物、及び構造物の下方を利用する建築物の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 吊り重量の負担余力の小さい高架橋の場合にも採用することができる構造物の下方を利用する建築物、及びその施工方法を提供する。
【解決手段】 建築物のうち1階床部4を除いた部分により構成される懸垂体3に、吊材2の下端を取り付けるとともに、吊材2の上端を鉄道高架橋1の柱部1aに接合される吊材支持部材6取り付けて懸垂体3を揺動可能とし、1階床部4を地盤G上に設置し、1階床部4の一部と懸垂体3の1階壁部3aの下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材5で連結することにより懸垂体3と1階床部4により建築物を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造物の下方を利用する、及びこの建築物の施工方法に関するものである。
従来、出願人は、高架橋の下方を利用する建築物の工法として、建築物全体を吊材により高架橋下に取り付ける工法を提案している(特許文献1参照)。
しかしながら、上記した従来の高架橋の下方を利用する建築物の工法は、吊り下げる建築物の重量を負担できる余力のある高架橋の場合に可能であり、高架橋の負担性能(耐力)よりも吊り下げ建築物体の重量が大きい場合には、採用することができない、という問題があった。
特開平11−269993号公報
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、吊り重量の負担余力の小さい高架橋の場合にも採用することができる構造物の下方を利用する建築物、及びその施工方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る構造物の下方を利用する建築物は、
建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、前記吊材の上端を構造物に取り付けて前記懸垂体を揺動可能とし、前記1階床部を地盤上に設置し、前記1階床部の一部と前記懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して前記懸垂体と前記1階床部により建築物を構成することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
地盤に固定された不動部材と前記懸垂体との間にダンパーを設置することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記吊材の下端は、前記懸垂体の1階壁部の下端付近に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記吊材の下端は、前記懸垂体の屋根部と壁部の接合部付近に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記吊材の上端は、前記鉄道高架橋の床版又は梁に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記吊材の上端は、前記鉄道高架橋の柱に接合された吊材支持部材に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記懸垂体は、屋根部と、前記屋根部の端縁で前記屋根部に接合する1階壁部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記懸垂体は、屋根部と、前記屋根部の端縁で前記屋根部に接合する2階壁部と、前記2階壁部の下端に接合する2階床部と、前記2階壁部の下端に接合する1階壁部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係る構造物の下方を利用する建築物は、
請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
前記構造物は、鉄道高架橋又は道路高架橋を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項10に係る構造物の下方を利用する建築物の施工方法は、
建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、前記吊材の上端を構造物に取り付けて前記懸垂体を揺動可能とし、前記1階床部を地盤上に設置し、前記1階床部の一部と前記懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して前記懸垂体と前記1階床部により建築物を構成することを特徴とする。
本発明に係る構造物の下方を利用する建築物、及びその施工方法によれば、建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、吊材の上端を構造物に取り付けて懸垂体を揺動可能とし、1階床部を地盤上に設置し、1階床部の一部と懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して懸垂体と1階床部により建築物を構成するようにしたので、1階床部は、地盤の上に設置されており、1階床部の重量は構造物には作用しないかあるいは構造物には影響を及ぼさない。このため、吊り重量の負担余力の小さい高架橋の場合にも採用可能である、という効果を有している。また、建築物のうち、1階床部を除いた部分により構成される懸垂体を構造物に吊り下げることにより、建築物全体としても免震性が高くなる、という効果も有している。
以下に説明する実施例は、建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、吊材の上端を構造物に取り付けて懸垂体を揺動可能とし、1階床部を地盤上に設置し、1階床部の一部と懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して懸垂体と1階床部により建築物を構成するようにしたものであり、本発明を実現するための構成として最良の形態である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である構造物の下方を利用する建築物を説明する図である。また、図2は、図1における部分の詳細構成を示す部分拡大図である。
図1及び2に示すように、この鉄道高架橋1には、吊材2によって、懸垂体3が吊り下げられている。懸垂体3は、1階壁部3aと、屋根部3bにより構成されている。すなわち、懸垂体3は、建築物のうち1階床部を除いた部分により構成されている。なお、図1においてTは鉄道車両を示している。
鉄道高架橋1は、特許請求の範囲における構造物に相当している。
また、図1及び2に示すように、鉄道高架橋1の柱1aには、例えば、鋼等からなる取付板15とボルト16等により、鋼等からなる柱取付部6aが取り付けられている。柱取付部6aは、鋼等からなる支柱6bにより支持されている。支柱6bの下端は、鉄道高架橋1の地中梁1cの上に支持されている。柱取付部6aと支柱6bは、吊材支持部材6を構成している。
柱取付部6aには、吊材2の上端が取り付けられている。この場合、吊材2としては、型鋼や鉄筋などの鋼製部材、PC鋼棒、PC鋼線、PC鋼より線、鋼製チェーン等などが使用可能である。吊材2の上端は、中央に吊材2を挿通する孔が形成された防振ゴム11に挿通され、取付板12に、ナットのような固定具13により固定されている。防振ゴム11は、複数の板状のゴムが積層されるなどして形成されている。防振ゴム11は、積層ゴムのほか、一体のブロック状のゴムを使用してもよい。
また、吊材2の下端は、図2(B)に示すように、取付部材24により、懸垂体3の1階壁部3aの下端に取り付けられている。この場合、取付部材24は鋼等からなり、鋼等からなる取付板25とボルト26等により、1階壁部3aの下端に取り付けられている。吊材2の下端は、中央に吊材2を挿通する孔が形成された防振ゴム21に挿通され、取付板22に、ナットのような固定具23により固定されている。防振ゴム21は、複数の板状のゴムが積層されるなどして形成されている。
このような構成により、懸垂体3は、揺動可能(振動可能)な状態で鉄道高架橋1に取り付けられている。
また、1階床部4が地盤Gの上に設置されている。この1階床部4の端縁と、懸垂体3の1階壁部3aの下端との間は、伸縮部材5で連結されている。伸縮部材5は、伸縮変形可能な性質を有する部材であり、例えばゴムシートなどが用いられる。これにより、懸垂体3と1階床部4は連結されて建築物(以下、「鉄道高架橋下建築物」という。)を構成している。なお、伸縮部材5は、建築物としての防音性能、断熱性能などを満たすようにするとさらによい。伸縮部材5としては、他に、エキスパンション・ジョイントのように互いにスライドするように平行移動する部材などであってもよい。
また、懸垂体3の1階壁部3aの下部と、鉄道高架橋1の柱1aとの間には、ダンパー7が配置されている。ダンパー7は、油等の液体の粘性、又は摩擦、履歴(ヒステリシス)等の作用により振動を減衰させる作用を有する部材である。
上記のような構成により、懸垂体3と1階床部4からなる建築物のうち、1階床部4は、地盤Gの上に設置されており、1階床部4の重量は鉄道高架橋1には作用しない。このため、鉄道高架橋1が、吊り重量の負担余力の小さい高架橋の場合であっても採用可能であり、吊り重量の負担余力の有る高架橋の場合には高架橋への荷重の影響はほとんど無く高架橋側の補強が不要である。これが、本実施例である懸垂体3と1階床部4からなる建築物の第1の特徴である。
また、懸垂体3と1階床部4からなる建築物は、以下のような第2の特徴も有している。すなわち、懸垂体3は、所定の質量を有しているため、吊材2、2と懸垂体3からなる系は、所定の質量の重錘が揺動振動可能な状態で懸架された「振動系」となっている。高架橋を「主系」とすると、この振動系は「付加振動系」となっており、鉄道高架橋1と付加振動系からなる系は、全体として複合された振動系を構成している。
上記のような構成により、鉄道高架橋1と付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)からなる複合振動系に、地盤Gから地震の振動が加えられると、地震振動は鉄道高架橋1の柱部1aから柱取付部6aに伝達され、吊材2、2と懸垂体3が一緒に揺動するようにして振動する。これにより、地震のエネルギーは、吊材2、2と懸垂体3からなる付加振動系に分配される。
したがって、地盤Gから鉄道高架橋1に加えられる地震振動エネルギーの一部は付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)が振動する場合の運動エネルギーに変換されるため、鉄道高架橋1に加えられる地震のエネルギーは低減する。
一般に、質量mとばね係数kを有する振動系においては、振動系の振動周期Tは、下式(1)

T=2π×√(m/k) ……… (1)

で表される。
したがって、懸垂体3の質量(重量)を調整することによって、全体振動系(鉄道高架橋1に付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)を加えた系)の振動周期を調整することができる。
また、吊材2のばね係数kは、上端が高架橋1に取り付けられた吊材2の下端に水平方向の力fを作用させたときに、吊材下端が水平方向にδだけ変位した場合に、下式(2)

k=f/δ ……… (2)

で表される。
上式(2)において、δの値は、吊材2が同じ材質、構造の場合には、吊材長さLが長いほど大きくなる。すなわち、δはLに比例する。したがって、aを定数としたとき、kは下式(3)

k=a/L ……… (3)

で表すことができ、吊材長さLが大きいほど、ばね係数kは小さくなる。
したがって、吊材2の長さを調整することによって、付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)及び全体振動系(鉄道高架橋1に付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)を加えた系)の振動周期を調整することができる。
また、さらに、この実施例では、ダンパー7の減衰性能(減衰係数)を適宜設定することによっても、付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)及び全体振動系(鉄道高架橋1に付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)を加えた系)の振動周期を調整することができる。
このようにして、吊材2、2と懸垂体3からなる付加振動系の振動周期を調整することにより、外力の振動数と等しくなるようにすると、外力は主系(鉄道高架橋1)を通過して付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)を励振させるようになる。これは、調整マスダンパー(TMD)の原理である。したがって、地震のエネルギーをこの振動系に移して全体構造への地震振動を低減させることができる。
また、付加振動系が長周期で振動することにより、鉄道高架橋1と付加振動系(吊材2、2と懸垂体3からなる振動系)の全体構造が長周期で振動することになる。これにより、地震動の周期とは同調しなくなり、地震力の影響を受けにくくなる。このため、鉄道高架橋1の耐震補強を低減することができるという効果も有している。
また、本実施例においては、懸垂体3(1階壁部3aと屋根部3bからなる構造体)と、1階床部4は、伸縮部材5によって連結され、鉄道高架橋下建築物を構成している。したがって、懸垂体3は、単なる重錘ではなく、その内部を建築物として利用することができる。また、本実施例では、1階床部4は、地盤Gの上に設置されており、1階床部4の重量は吊材2には作用しない。このため、吊り重量の負担余力の小さい鉄道高架橋の場合にも採用可能である、利点がある。なお、懸垂体3が揺動振動する際の水平移動の分は、伸縮部材5によって吸収する必要があるため、伸縮部材5の長さ等の寸法は、揺動振動時の水平変位量を考慮して決定する必要がある。
また、本実施例においては、建築物( 懸垂体3と1階床部4からなる建築物)のうち、1階床部4を除いた部分により構成される懸垂体3を構造物(鉄道高架橋1)に吊り下げることにより、建築物( 懸垂体3と1階床部4からなる建築物)全体としても免震性が高くなる、という効果も有している。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、上記実施例においては、懸垂体を吊り下げる構造物として鉄道高架橋を例に挙げて説明したが、本発明はこの例には限定されず、吊り下げる構造物は他のものであってもよい。例えば、道路高架橋を利用してももよい。また、鉄道高架橋又は道路高架橋としては、ラーメン高架橋、又は桁式高架橋などが適用可能である。
また、上記実施例においては、吊材2の上端は、鉄道高架橋1の柱1aに接合された吊材支持部材6に取り付けられたが、本発明はこの例には限定されず、他の構成であってもよい。例えば、吊材2の上端は、鉄道高架橋1の床版1bに取り付けられてもよい。あるいは、吊材2の上端は、鉄道高架橋1のいずれかの梁に取り付けられてもよい。
また、支柱6bの基礎は、上記実施例のように地中梁1cの上に支持されなくてもよい。他の構成、例えば、コンクリート等からなる専用の基礎を構築し、その上に支柱6bの下端を支持させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、ダンパー7を備えた例について説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の構成であってもよい。例えば、ダンパー7を設けない構成であってもよい。
また、上記実施例では、懸垂体3は、屋根部3bと、屋根部3bの端縁で屋根部3bに接合する1階壁部3aを有して構成される例について説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の構成であってもよい。例えば、懸垂体は、2階構造の建築物の一部であってもよい。すなわち、懸垂体は、屋根部と、この屋根部の端縁で屋根部に接合する2階壁部と、2階壁部の下端に接合する2階床部と、2階壁部の下端に接合する1階壁部を有して構成されるようにしてもよい。
また、上記実施例においては、吊材2の下端は、懸垂体3の1階壁部3aの下端付近に取り付けられたが、本発明はこの例には限定されず、他の構成であってもよい。例えば、吊材2の下端は、懸垂体3の屋根部3bと壁部(例えば、1階壁部3a、あるいは2階壁部)の接合部付近に取り付けられてもよい。
また、上記実施例においては、伸縮部材5は、懸垂体3の1階壁部3aの下端と、1階床部4の端縁との間に配置されて両者を連結する例について説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の構成であってもよい。例えば、伸縮部材5は、懸垂体3の1階壁部3aの下端と、1階床部4の上面のうち、端縁より中央に寄った箇所との間に配置されて両者を連結するように構成されてもよい。要は、伸縮部材5は、懸垂体3の1階壁部3aの下端と、1階床部4の一部との間に配置されて両者を連結するように構成されればよいのである。
本発明は、構造物や建築物を施工する建設業等で実施可能であり、これらの産業で利用可能である。
本発明の一実施例である構造物の下方を利用する建築物を説明する図である。 図1における部分の詳細構成を示す部分拡大図である。
符号の説明
1 鉄道高架橋
1a 柱
1b 床版
1c 地中梁
2 吊材
3 懸垂体
3a 1階壁部
3b 屋根部
4 1階床部
5 伸縮部材
6 吊材支持部材
6a 柱取付部
6b 支柱部
7 ダンパー
11 防振ゴム
12 取付板
13 固定具
15 取付板
16 ボルト
21 防振ゴム
22 取付板
23 固定具
24 取付部材
25 取付板
26 ボルト
G 地盤
T 鉄道車両

Claims (10)

  1. 建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、前記吊材の上端を構造物に取り付けて前記懸垂体を揺動可能とし、前記1階床部を地盤上に設置し、前記1階床部の一部と前記懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して前記懸垂体と前記1階床部により建築物を構成することを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  2. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    地盤に固定された不動部材と前記懸垂体との間にダンパーを設置することを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  3. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記吊材の下端は、前記懸垂体の1階壁部の下端付近に取り付けられることを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  4. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記吊材の下端は、前記懸垂体の屋根部と壁部の接合部付近に取り付けられることを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  5. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記吊材の上端は、前記鉄道高架橋の床版又は梁に取り付けられることを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  6. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記吊材の上端は、前記鉄道高架橋の柱に接合された吊材支持部材に取り付けられることを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  7. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記懸垂体は、屋根部と、前記屋根部の端縁で前記屋根部に接合する1階壁部を有することを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  8. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記懸垂体は、屋根部と、前記屋根部の端縁で前記屋根部に接合する2階壁部と、前記2階壁部の下端に接合する2階床部と、前記2階壁部の下端に接合する1階壁部を有することを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  9. 請求項1記載の構造物の下方を利用する建築物において、
    前記構造物は、鉄道高架橋又は道路高架橋を含むことを特徴とする構造物の下方を利用する建築物。
  10. 建築物のうち1階床部を除いた部分により構成される懸垂体に吊材の下端を取り付けるとともに、前記吊材の上端を構造物に取り付けて前記懸垂体を揺動可能とし、前記1階床部を地盤上に設置し、前記1階床部の一部と前記懸垂体の1階壁部の下端との間を伸縮変形可能な伸縮部材で連結して前記懸垂体と前記1階床部により建築物を構成することを特徴とする構造物の下方を利用する建築物の施工方法。
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