JP2006043760A - プレス装置及びプレス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワーク排出時にワークがダイとブランクホルダとに押し潰されて変形するのを防止することができるプレス装置を提供する。
【解決手段】 プレス装置を、パンチ10と、ダイ20と、ノックアウト30と、ブランクホルダ40と、ブランクホルダ離反手段50とで構成した。ブランクホルダ離反手段50は、ブランクホルダ40に押圧力を加えてブランクホルダ40を上側に強制的に移動させるものとなっており、ワーク排出時にのみ作用するものとなっている。このため、ワーク成形時には、ダイ20とブランクホルダ40がワークWの縁部を挟持して、パンチ10とノックアウト30がワークWの中央部を挟持した状態で、パンチ10がダイ20の内部に進入するようになる。これに対し、ワーク排出時には、ダイ20とブランクホルダ40によるワークWの縁部の挟持が解除された状態で、パンチ10がダイ20の内部から後退するようになる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ワーク排出時にノックアウトとブランクホルダとの間でワークが押し潰されて変形するのを防止することができるプレス装置と、該プレス装置を用いて好適に行うことのできるプレス方法を提供するものである。
従来より、図9に示すように、パンチ10と、ダイ20と、ノックアウト30と、ブランクホルダ40とが備えられたプレス装置が知られている。ノックアウト30は、スプリングSによってパンチ側に付勢されており、ブランクホルダ40は、スプリングSによってダイ側に付勢されている。このプレス装置は、パンチ10が下降してダイ内部に進入することによってワークWを成形するものとなっている。ワークWの成形は、ワークWの縁部がダイ20とブランクホルダ40に挟持され、ワークWの中央部がパンチ10とノックアウト30に挟持された状態で行われる。また、ワークWの排出は、パンチ10が下死点に達して、ワークWの成形が終了した後、ノックアウト30が上昇することによって行われる。ノックアウト30は、パンチ10を上昇させるとパンチ10に追従して上昇するようになっている。以下においては、このプレス装置を、「第一のプレス装置」と呼ぶことがある。
しかし、第一のプレス装置には、次のような欠点があった。すなわち、第一のプレス装置は、ワーク成形時だけでなくワーク排出時においても、ワークWの縁部にブランクホルダ40からの押圧力が加えられる構造となっていたために、スプリングSの付勢力を強くすることができないものであった。スプリングSの付勢力を強くしすぎると、ワーク排出時において、ワークWがノックアウト30とブランクホルダ40とに押し潰されて変形するおそれがあったからである。このため、第一のプレス装置では、中央部が脆弱なワークWを成形するのは困難であった。中央部が脆弱なワークWは、中央部が延伸すると破断するおそれがあるために、パンチ10とノックアウト30で中央部を強く挟持して、中央部の延伸が制限された状態で成形するのが好ましいが、これには、スプリングSの付勢力を強くする必要があったからである。
このような事情から、過去には、パンチ10の外周壁とブランクホルダ40の内周壁との間に、ワークWの板厚を超える幅の隙間を設けたプレス装置も提案された(例えば、特許文献1参照。)。このプレス装置は、ワーク排出時において、ワークWの縁部が前記隙間に収容されるものとなっていて、ノックアウト30がワークWをダイ側に押圧しないものとなっていた。このため、スプリングSの付勢力を強めても、ワークWは、ノックアウト30とブランクホルダ40とに押し潰されることがなかった。以下において、ワークWの板厚を超える幅の隙間をパンチ10の周壁とブランクホルダ40の周壁との間に設けたプレス装置を、「第二のプレス装置」と呼ぶことがある。
しかし、第二のプレス装置には、次のような欠点があった。すなわち、第二のプレス装置は、パンチ10とダイ20が型締めされた瞬間に、ワークWの縁部がダイ20とブランクホルダ40との間から完全に抜け出る構造となっていたために、型締めの間際には、ワークWの縁部が殆ど挟持されなくなるものであった。このため、第二のプレス装置では、引張強度が高いワークWを成形するのは困難であった。引張強度が高いワークWは、大きな張力を加えた状態で型締めしないと、板厚方向に残留応力の差が生じてしまい、成形後にスプリングバックと呼ばれる反りが生じ易くなるからである。ワークWに大きな張力を加えた状態で型締めするためには、ワークWの縁部が型締め時に強く挟持されるようにしておかなければならない。また、第二のプレス装置では、引張強度が低いワークWを成形することも容易ではなかった。引張強度が低いワークWであっても、やはり、ある程度大きな張力を加えた状態で成形しないと、成形後に皺が形成され易くなるからである。
このような経緯を経て、最近では、第一のプレス装置のスプリングSに図示省略の油圧式ロック装置(例えば、特許文献2参照。)を装着して、スプリングSの付勢力をワーク成形時とワーク排出時とで切り替えることも行われるようになってきている。スプリングSの付勢力は、ワーク成形時に強くなり、ワーク排出時に弱くなるように制御される。このように制御することで、ワークWの中央部をワーク成形時にのみ強く挟持することが可能になり、ワークWの中央部が脆弱であるような場合や、ワークWの引張強度が高い場合や、ワークWの引張強度が低い場合であっても、好適に成形することができるようになる。以下においては、第一のプレス装置のスプリングSに油圧式ロック装置が装着されたプレス装置を、「第三のプレス装置」と呼ぶことがある。
しかし、第三のプレス装置にも、次のような欠点があった。すなわち、第三のプレス装置は、スプリングSの付勢力を瞬間的に切り替えることができないものであったために、第一のプレス装置や第二のプレス装置に比して、ワークの成形周期が長くなるものであった。これは、油圧式ロック装置の油圧が変化するのに時間がかかることに起因する。また、第三のプレス装置は、第一のプレス装置や第二のプレス装置に比して、かなり高価なものであった。油圧式ロック装置は、特許文献1に記載されているような一般的なもので、通常、数百万円もするからである。
実公昭63−13867号公報(実用新案登録請求の範囲、第4図) 特開2000−240611号公報(特許請求の範囲、図1、図2)
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ワーク排出時にワークがダイとブランクホルダとに押し潰されて変形するのを防止することができるプレス装置を提供するものである。
上記課題は、パンチと、パンチに対向して配されてパンチ側に付勢されたノックアウトと、ダイと、ダイに対向して配されてダイ側に付勢されたブランクホルダとが備えられたプレス装置であって、ブランクホルダに外力を加えて該ブランクホルダをダイから強制的に離反させるブランクホルダ離反手段が設けられ、ワーク成形時には、ブランクホルダ離反手段が作用せず、ダイとブランクホルダがワーク縁部を挟持して、パンチとノックアウトがワーク中央部を挟持した状態で、パンチがダイ内部に進入するのに対し、ワーク排出時には、ブランクホルダ離反手段が作用して、ダイとブランクホルダによるワーク縁部の挟持が解除された状態で、パンチがダイ内部から退出するプレス装置を提供することによって解決される。これにより、ワーク排出時にワークがダイとブランクホルダとに押し潰されて変形するのを防止することができる。
ここで、「進入」とは、パンチとダイの運動を相対的に表す語であり、静止したダイに向かってパンチが移動することによってパンチがダイ内部に進入する場合だけでなく、静止したパンチに向かってダイが移動することによってパンチがダイ内部に進入する場合や、パンチとダイの両方が互いに近付くことによってパンチがダイ内部に進入する場合や、ダイがパンチから逃げながらもパンチがダイ以上の速さでパンチを追いかけることによってパンチがダイ内部に進入する場合や、パンチがダイから逃げながらもダイがパンチ以上の速さでダイを追いかけることによってパンチがダイ内部に進入する場合をも含むものとする。「退出」についてもこれと同様である。「進入」や「退出」を相対的な概念としたのは、本発明のプレス装置やプレス方法の技術的範囲が、パンチが可動型でダイが固定型となるものに限定されないことを明確にするためである。
ブランクホルダ離反手段は、ブランクホルダをパンチや該パンチと一体的に移動する部分(後述するスライド等)に係止するようなものであってもよいが、ブランクホルダをダイ側から押圧する押圧体であると好ましい。これにより、ブランクホルダ支持手段が作用する仕掛けを簡素にするだけでなく、ブランクホルダをブランクホルダ支持手段でより堅実に支持することも可能になる。前記押圧体が、ワーク成形時には、ダイよりもブランクホルダ側にワークの厚さを超えて突出しない位置で待機して、ワーク排出時には、ダイよりもブランクホルダ側に突出する位置に移動するものであるとより好ましい。ワーク成形時に前記押圧体がダイよりもブランクホルダ側に大きく突出すると、ワーク成形時にワーク縁部が挟持されなくなるおそれがあるためである。前記押圧体は、その突出長さがワークの厚さに達しない程度であれば、ワーク成形時にダイよりもブランクホルダ側に突出してもよい。
前記押圧体をワーク排出時に突出させる仕掛けは、ノックアウトと一体的に移動するノックアウト連動基盤を、ダイから見てブランクホルダとは反対側に設け、ワーク排出時に前記押圧体をダイよりもブランクホルダ側に突出する位置に支持する押圧体支持手段を、ノックアウト連動基盤のダイ側に設けることによって容易に実現することができる。押圧体支持手段は、ワーク排出時に前記押圧体を支持できるものであれば特に限定されないが、ワーク成形終了時にノックアウト連動基盤と前記押圧体との隙間に挿入されるスペーサであると好ましい。これにより、ワークの成形が終了した直後にワークの排出を開始することが可能になる。ワーク排出終了後に前記スペーサを初期位置に復帰させるスペーサ復帰手段が設けられているとより好ましい。
また、上記課題は、パンチと、パンチに対向して配されてパンチ側に付勢されたノックアウトと、ダイと、ダイに対向して配されてダイ側に付勢されたブランクホルダと、ブランクホルダに外力を加えて該ブランクホルダをダイから離反する向きに強制的に移動させるブランクホルダ離反手段とが備えられたプレス装置を用いて行うプレス方法であって、ワーク成形時には、ブランクホルダ離反手段を作用させず、ダイとブランクホルダでワーク縁部を挟持して、パンチとノックアウトでワーク中央部を挟持した状態で、パンチをダイ内部に進入させるのに対し、ワーク排出時には、ブランクホルダ離反手段を作用させて、ダイとブランクホルダによるワーク縁部の挟持を解除した状態で、パンチをダイ内部から後退させるプレス方法を提供することによっても解決される。
以上のように、本発明によって、ワーク排出時にワークがダイとブランクホルダとに押し潰されて変形するのを防止することができるプレス装置を提供することが可能になる。このため、プレス製品(排出された後のワーク)の寸法精度を高めることも可能になる。また、ワークの中央部が脆弱であるような場合や、ワークの引張強度が比較的高い場合や、ワークの引張強度が比較的低い場合であっても、これらのワークを好適に成形することのできるプレス装置を提供することも可能になる。このため、プレス装置の汎用性を高めることも可能になる。さらにまた、プレス装置のワークの成形周期を短くしたり、このようなプレス装置をできるだけ低価格で提供することも可能になる。
本発明のプレス装置及びプレス方法の好適な実施態様を、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては説明の簡略化のために、ダイ20とボルスタ21は、地面に対して動かない部分としている。また、各図面においては、本発明のプレス装置の動作をより容易に理解してもらえるように、ワーク成形開始前からワーク排出終了後までを通じて一体的に移動する部分、及び、共に移動しない部分は、十の位が同じ数字の符号を用いて表している。例えば、パンチ10とスライド11は、ワーク成形開始前からワーク排出終了後までを通じて一体的に移動する部分であるために、各符号の十の位に同じ「1」を用いている。また、ダイ20とボルスタ21は、ワーク成形開始前からワーク排出終了後までを通じて動かない部分であるために、各符号の十の位に同じ「2」を用いている。
[ワーク成形開始前]
図1は、ワークWの成形を開始する前(ワーク成形開始前)のプレス装置を示した断面図である。図1に示すプレス装置は、パンチ10と、ダイ20と、ノックアウト30と、ブランクホルダ40と、押圧ピン50とが備えられたものである。
パンチ10は、上下動可能なスライド11の下側に固定されており、ワークWを上側から成形する可動上型となっている。スライド11は、図示省略の油圧装置等の駆動手段によって駆動される。これに対し、ダイ20は、ボルスタ21の上側に固定されており、ワークWを下側から成形する固定下型となっている。図面では、ダイ20とボルスタ21は、互いに独立して移動することが可能であるかのように離れた状態で表現されているが、これは、図面の簡略化のためであり、実際には、図示されていない部分で連結固定されている。ダイ20とボルスタ21は、床面に対して動かない部分となっている。ダイ20の上側の中央部は空洞部となっており、パンチ10がワーク成形時に進入できるようになっている。
ノックアウト30は、クッションプレート31の上側にノックアウトポスト32を介して固定されており、ダイ20の中央部に設けられた空洞部の内側に収められている。クッションプレート31は、ノックアウト30と一体的に移動するノックアウト連動基盤となっている。ノックアウト30は、ボルスタ21とクッションプレート31との間に介されたスプリングSによって上向き(パンチ10側)に付勢されており、前記空洞部の内側で上下動することが可能なものとなっている。ただし、ノックアウト30は、上下動することが可能といってもそれ自体が能動的に動くのではなく、パンチ10(より厳密には、パンチ10によって成形されているワークWの中央部の下面)に押し下げられたり、スプリングSによって押し上げられたりすることによって受動的に動くものとなっている。
ブランクホルダ40は、スライド11の下側でパンチ10の外周部を囲繞するように配されている。ブランクホルダ40は、スライド11に固定されたスプリングSによって下側(ダイ側)に付勢されており、パンチ10やスライド11に対して相対的に上下動することが可能なものとなっている。ただし、ブランクホルダ40は、パンチ10等に対して上下動することが可能といってもそれ自体が能動的に動くのではなく、ダイ20(より厳密には、ダイ20に載置されたワークWの縁部の上面)に押し上げられたり、スプリングSによって押し下げられたりすることによって受動的に動くものとなっている。
押圧ピン50は、ワーク排出時のブランクホルダ40に外力を加えて、ブランクホルダ40をダイから強制的に離反させる押圧体(ブランクホルダ離反手段)となっている。押圧ピン50は、ブランクホルダ40を下側から押圧することが可能なものとなっており、棒状の脚部と、拡径状の頭部とからなっている。押圧ピン50の脚部は、ダイ縁部の上面から下面に向かって設けられた貫通孔に遊挿されている。該貫通孔の上端部の内周壁には段が形成されており、押圧ピン50の頭部を係止できるようになっている。押圧ピン50は、頭部を前記貫通孔の上端部に係止されており、ダイ縁部から垂れ下がった状態となっている。押圧ピン50の頭部は、ダイ20のワーク挟持面(ダイ20の縁部の上面)よりもブランクホルダ側に僅かに突出している。しかし、その突出長さ(ダイ20のワーク挟持面から押圧ピン50の上端面までの距離)はワークWの厚さよりも短くなっており、ワーク成形開始前からワーク成形終了時までの間に、押圧ピン50による押圧力がブランクホルダ40に作用しないようになっている。
クッションプレート31の上側には、スペーサ60が配されている。スペーサ60は、ワーク排出時の押圧ピン50をダイ20よりもブランクホルダ側に突出する位置に支持する押圧体支持手段となっており、ワーク成形終了時となった瞬間にクッションプレート31と押圧ピン50との隙間に挿入することが可能なものとなっている。スペーサ60は、スプリングSによってダイ20の中心側(図面左側)に付勢されているが、ワーク成形開始前においては、クッションプレート31と押圧ピン50との間に隙間が形成されていないために、押圧ピン50の脚部側面に突き当たって係止された状態となっている。スペーサ60には、棒状の脚部61が設けられており、脚部61は、後述するソレノイド33の中心に設けられた貫通孔に遊挿されている。
また、クッションプレート31には、ソレノイド33が固定されている。ソレノイド33は、ワーク排出終了後に前記スペーサ60を初期位置に復帰させるスペーサ復帰手段となっている。ソレノイド33は、導線が円筒状に巻かれたものとなっており、該導線に電流が流されると磁化するようになっている。
[ワーク成形開始時(ワーク成形時)]
図2は、図1の状態からパンチ10が下降して、パンチ10の下面がワークWの上面に当接した瞬間(ワーク成形開始時)のプレス装置を示した断面図である。ワーク成形開始時において、ノックアウト30のワーク挟持面(上面)からブランクホルダ40のワーク挟持面(下面)までの距離aは、ワークWの板厚に等しいaとなっている。一方、クッションプレート31の上面から押圧ピン50の下端までの距離bは、ワーク成形開始前から変わっておらず、クッションプレート31の上面からスペーサ60の上面までの距離c(本実施態様においてはスペーサ60の厚さに一致する。)よりも短いb(本実施態様においては0[mm]。)となっている。このため、スペーサ60は、ワーク成形開始時においても、押圧ピン50の脚部に係止されたままとなっている。この瞬間から、ワークWの中央部がパンチ10から押圧力を受けるようになり、ワークWの成形が開始される。
また、本実施態様のプレス装置においては、図1に示すワーク成形開始前の時点で、パンチ10のワーク挟持面とブランクホルダ40のワーク挟持面とが同じ高さになるように設定されていたために、パンチ10がワークWの中央部に当接すると同時に、ブランクホルダ40がワークWの縁部に当接するようになっている。換言すると、ワーク成形開始時(ワーク中央部の挟持開始時)と、ワーク縁部の挟持開始時とが一致するようになっている。しかし、ワーク縁部の挟持開始時は、必ずしもワーク成形開始時に一致させる必要はなく、ワーク成形開始前のパンチ10とブランクホルダ40の位置関係を変化させることによって適宜調整することができる。
例えば、ワーク成形開始前の時点で、ブランクホルダ40の下面がパンチ10の下面よりも高くなるように設定しておくことによって、ワーク縁部の挟持開始時をワーク成形開始時よりも早めることができる。これにより、ワークWの成形が開始されるよりも早い時点でスプリングSによる付勢力(弾性力)をワークWの縁部に加えることが可能になる。これに対し、ワーク成形開始前の時点で、ブランクホルダ40の下面がパンチ10の下面よりも低くなるように設定しておくと、ワーク縁部の挟持開始時をワーク成形開始時よりも遅らせることができる。ワークWの縁部を挟持する力は、パンチ10が下降してスプリングSが縮むにつれて大きくなっていく。
[ワーク成形途中(ワーク成形時)]
図3は、図2の状態からさらにパンチ10が下降して、ワークWを成形している途中(ワーク成形途中)のプレス装置を示した断面図である。ノックアウト30は、パンチ10によって押し下げられてワーク成形開始時よりも下降している。これに対し、ブランクホルダ40は、ダイ20に突き当たって係止された状態となっており、ワーク成形開始時から移動していない。このため、ノックアウト30のワーク挟持面からブランクホルダ40のワーク挟持面までの距離aは、ワーク成形開始時のaよりも長いaとなっている。
このとき、クッションプレート31も、ノックアウト30と同じ距離だけ下降している。これに対し、押圧ピン50は、頭部が係止されたままとなっており、ワーク成形開始時から移動していない。このため、クッションプレート31の上面から押圧ピン50の下端までの距離bは、ワーク成形開始時のbよりも長いbとなっている。しかし、bは、未だスペーサ60の厚さcには達しておらず、スペーサ60は、ワーク成形途中においても、押圧ピン50の脚部に係止されたままとなっている。本実施態様のプレス装置においては、距離bの変化量δb(δb=b−b)が、距離aの変化量δa(δa=a−a)に一致する。この関係は、ワーク成形開始時からワーク成形終了時を経てワーク排出終了時となるまで変わらない。
またこのとき、スプリングSは、ワーク成形開始時よりも縮んだ状態となっており、スプリングSによる付勢力がワークWに加えられるようになっている。このため、パンチ10とノックアウト30によるワークWの中央部の挟持力は、ワーク成形開始時よりも大きくなっている。従って、パンチ10の下面とノックアウト30の上面との間に位置するワークWの素材が、パンチ10の側面とダイ20の側面との間に流出し難くなっており、ワークWの中央部が延伸し難い状態となっている。同様に、スプリングSも、ワーク成形開始時よりも縮んでおり、ワークWにある程度張力が加えられるようになっている。
[ワーク成形終了時(ワーク成形時)からワーク排出開始時(ワーク排出時)まで]
図4は、図3の状態からさらにパンチ10が下降して、パンチ10が下死点に達した瞬間(ワーク成形終了時)のプレス装置を示した断面図である。ノックアウト30は、パンチ10によってさらに押し下げられてワーク成形途中よりもさらに下降した状態となっている。これに対し、ブランクホルダ40は、ワーク成形開始時からダイ20に突き当たって係止されたままとなっており、ワーク成形途中から移動していない。このため、ノックアウト30のワーク挟持面からブランクホルダ40のワーク挟持面までの距離aは、ワーク成形途中のaよりも長いaとなっている。
このとき、クッションプレート31も、ノックアウト30と同じ距離だけ下降している。これに対し、押圧ピン50は、ワーク成形途中から移動していない。このため、クッションプレート31の上面から押圧ピン50の下端までの距離bは、ワーク成形途中のbよりも長いbとなっている。スペーサ60は、スプリングSに引っ張られてクッションプレート31と押圧ピン50との隙間に挿入された状態となっている。これは、クッションプレート31の上面からスペーサ60の上面までの距離cが、bに等しくなるように設定されているためである。スペーサ60の挿入に要する時間は、スプリングSの弾性定数等によって僅かに異なるが、いずれにせよ非常に短いことには変わりない。このため、本実施態様のプレス装置は、ワーク排出開始時をワーク成形終了時に略一致させることができるものとなっている。この後、パンチ10が上昇を始めると、ワークWの排出が開始される。
[ワーク排出途中(ワーク排出時)]
図5は、図4の状態からパンチ10が上昇して、ワークWを排出している途中(ワーク排出途中)のプレス装置を示した断面図である。ノックアウト30は、スプリングSによってパンチ10側に付勢されているために、パンチ10に追従して上昇するようになっている。このため、ノックアウト30は、ワーク排出開始時(ワーク成形終了時)から、パンチ10が上昇したのと同じ距離だけ上昇している。ワークWは、パンチ10に追従して上昇するノックアウト30に押し上げられることによってダイ20の内部から排出されることになる。
このとき、ノックアウト30は、上昇するパンチ10に追従してワーク排出開始時よりも上昇した状態となっている。また、ブランクホルダ40も、押圧ピン50に押し上げられてワーク排出開始時よりも上昇した状態となっている。ワーク排出時に、ノックアウト30のワーク挟持面からブランクホルダ40のワーク挟持面までの距離aが、ワークWの高さ(ワークWの縁部の上面から中央部の下面までの距離)よりも小さくなると、ワークWがノックアウト30とブランクホルダ40との間で押し潰されて変形するおそれもある。しかし、本実施態様のプレス装置では、ワーク排出時において、ノックアウト30の上昇距離が、ブランクホルダ40の上昇距離に等しくなるようになっており、距離aは、ワーク排出開始時から変化しておらずaのままとなっている。これは、スペーサ60がクッションプレート31と押圧ピン50との隙間に挿入されたことによって、クッションプレート31の上面から押圧ピン50の下端までの距離bが、ワーク成形終了時のbのまま保たれているためである。距離aは、ワーク排出開始時からワーク排出完了時までの間は、ワーク排出開始時のaのまま保たれる。
[ワーク排出終了時(ワーク排出時)]
図6は、図5の状態からパンチ10がさらに上昇して、ノックアウト30が初期位置に復帰した瞬間(ワーク排出終了時)のプレス装置を示した断面図である。この瞬間から、パンチ10は、ワークWの中央部から離れだし、ノックアウト30は、パンチ10に追従しなくなるために上昇を止める。このため、ワークWの中央部は、ワーク成形開始前の初期位置に停止し、ワークWの排出は完了する。ワークWの形状は、ワーク排出開始時からワーク排出終了時まで変化していない。
[ワーク排出終了後]
図7は、図6の状態からパンチ10がさらに上昇して、パンチ10が上死点に達した瞬間(ワーク排出終了後)のプレス装置を示した断面図である。クッションプレート31と押圧ピン50との隙間に挿入されているスペーサ60は、ソレノイド33に電流を流すと前記隙間から引き出されて初期位置に復帰する。ソレノイド33に電流を流すタイミングは、ワーク排出終了時から次のワーク成形開始時までの間であれば特に限定されないが、通常、パンチ10が下死点に達するのと同時に行われる。また、ダイ20の内部から排出されたワークWは、図示省略のワーク払出手段によってプレス装置の外部へ払い出される。この後、新たなワークWが、図示省略のワーク供給手段によってプレス装置にセットされると、プレス装置は、図1のワーク成形開始前の状態に再び戻る。
図8は、本発明のプレス装置によって成形された製品の一例(電子レンジのドアパネルに用いられる電磁波シールド)を示した斜視図である。この製品70は、中央部に複数個のパンチ孔が形成されたワークを絞り加工することによって成形したものである。ワークの中央部がこのように脆弱であったにも係らず、製品70は、非常に綺麗で寸法精度の高いものとなっている。本発明のプレス装置は、従来は成形が困難とされていたこのような製品を、好適に成形することができる。本発明のプレス装置を用いて成形できる製品は、特に限定されるものではない。
ワークの成形を開始する前(ワーク成形開始前)のプレス装置を示した断面図である。 図1の状態からパンチが下降して、パンチの下面がワークの上面に当接した瞬間(ワーク成形開始時)のプレス装置を示した断面図である。 図2の状態からさらにパンチが下降して、ワークを成形している途中(ワーク成形途中)のプレス装置を示した断面図である。 図3の状態からさらにパンチが下降して、パンチが下死点に達した瞬間(ワーク成形終了時)のプレス装置を示した断面図である。 図4の状態からパンチが上昇して、ワークを排出している途中(ワーク排出途中)のプレス装置を示した断面図である。 図5の状態からパンチがさらに上昇して、ノックアウトが初期位置に復帰した瞬間(ワーク排出終了時)のプレス装置を示した断面図である。 図6の状態からパンチがさらに上昇して、パンチが上死点に達した瞬間(ワーク排出終了後)のプレス装置を示した断面図である。 本発明のプレス装置によって成形された製品の一例(電子レンジのドアパネルに用いられる電磁波シールド)を示した斜視図である。 ワークの成形を開始する前(ワーク成形開始前)の従来のプレス装置(第一のプレス装置)を示した断面図である。
符号の説明
10 パンチ
11 スライド
20 ダイ
21 ボルスタ
30 ノックアウト
31 クッションプレート(ノックアウト連動基盤)
32 ノックアウトポスト
33 ソレノイド(復帰手段)
40 ブランクホルダ
50 押圧ピン(ブランクホルダ離反手段(押圧体))
60 スペーサ(押圧体支持手段)
61 スペーサの脚部
70 製品
〜S スプリング

Claims (7)

  1. パンチと、パンチに対向して配されてパンチ側に付勢されたノックアウトと、ダイと、ダイに対向して配されてダイ側に付勢されたブランクホルダとが備えられたプレス装置であって、ブランクホルダに外力を加えて該ブランクホルダをダイから強制的に離反させるブランクホルダ離反手段が設けられ、ワーク成形時には、ブランクホルダ離反手段が作用せず、ダイとブランクホルダがワーク縁部を挟持して、パンチとノックアウトがワーク中央部を挟持した状態で、パンチがダイ内部に進入するのに対し、ワーク排出時には、ブランクホルダ離反手段が作用して、ダイとブランクホルダによるワーク縁部の挟持が解除された状態で、パンチがダイ内部から退出するプレス装置。
  2. ブランクホルダ離反手段が、ブランクホルダをダイ側から押圧する押圧体である請求項1記載のプレス装置。
  3. 前記押圧体が、ワーク成形時には、ダイよりもブランクホルダ側にワークの厚さを超えて突出しない位置で待機して、ワーク排出時には、ダイよりもブランクホルダ側に突出する位置に移動するものである請求項2記載のプレス装置。
  4. ノックアウトと一体的に移動するノックアウト連動基盤が、ダイから見てブランクホルダとは反対側に設けられ、ワーク排出時に前記押圧体をダイよりもブランクホルダ側に突出する位置に支持する押圧体支持手段が、ノックアウト連動基盤のダイ側に設けられてなる請求項2又は3記載のプレス装置。
  5. 押圧体支持手段が、ワーク成形終了時にノックアウト連動基盤と前記押圧体との隙間に挿入されるスペーサである請求項4記載のプレス装置。
  6. ワーク排出終了後に前記スペーサを初期位置に復帰させるスペーサ復帰手段が設けられてなる請求項5記載のプレス装置。
  7. パンチと、パンチに対向して配されてパンチ側に付勢されたノックアウトと、ダイと、ダイに対向して配されてダイ側に付勢されたブランクホルダと、ブランクホルダに外力を加えて該ブランクホルダをダイから離反する向きに強制的に移動させるブランクホルダ離反手段とが備えられたプレス装置を用いて行うプレス方法であって、
    ワーク成形時には、ブランクホルダ離反手段を作用させず、ダイとブランクホルダでワーク縁部を挟持して、パンチとノックアウトでワーク中央部を挟持した状態で、パンチをダイ内部に進入させるのに対し、
    ワーク排出時には、ブランクホルダ離反手段を作用させて、ダイとブランクホルダによるワーク縁部の挟持を解除した状態で、パンチをダイ内部から後退させるプレス方法。
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