JP2006042609A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体の旋回制御を行う操向レバー21の基部には操向レバー21の動きを検出する検出手段を内蔵した複合入力装置178を一体的に設け、操縦席20のフロントフレーム177に対して複合入力装置178を任意の角度で固定するノブボルト189をフロントフレーム177に設け、該複合入力装置178の後方にはハンドレスト用の受台174を設け、複合入力装置178と受台174はフロントフレーム177上に立設された支持部材179と該支持部材179とは反対側の車幅方向に伸びるハンドルバー176で支持され、該支持部材179は作業者の操縦席20への乗降用把持部でもある自走車両である。
【選択図】 図9
Description
コンバインはクローラを構成する無限履帯の接地面積を広くし、水田など軟弱な圃場でも自由に走行して刈取作業などの農作業を可能としている。
請求項1記載の発明は、自走式の車体フレーム2上に操縦席20を設け、該操縦席20には車体の旋回制御を行う操向操作具21を設け、該操向操作具21の基部には操向操作具21の動きを検出する検出手段を内蔵した複合入力装置178を一体的に設け、操縦席20のフロントフレーム177に対して複合入力装置178を任意の角度で固定する締め付け手段189をフロントフレーム177に設け、該複合入力装置178の後方にはハンドレスト用の受台174を該複合入力装置178と一体的に設け、複合入力装置178と受台174はフロントフレーム177上に立設された作業者の操縦席20への乗降用把持部でもある支持部材179と該支持部材179とは反対側の車幅方向に伸びるハンドルバー176で支持させた自走車両。
ハンドルバー176とグリップ21aの間隔が十分とることができる。
ハンドルバー176とグリップ21aの間隔を十分とることができ、操向操作具21の操作性に余裕ができる。
なお、本明細書で、左側及び右側とはコンバインが前進する方向に向かっての方向を言う。
図示しないエンジンからの回転駆動力が走行用HST18に伝動され、正・逆転の切換えや変速回転動力が出力軸17(A軸)から出力される構成としている。そして、主変速レバー23により走行用HST18の増減速の変速と前後進(正・逆転の切換え)の切換えができる構成としている。
そして、操向レバー21を操作して、後述のサイドクラッチ44L、44Rの「入」・「切」により差動歯車装置6を変速させて旋回走行ができる構成としている。
操向レバー21を左側に傾斜させることで、シフタ47Lを作動させ、サイドクラッチ44Lを「切」にすると、図示しない機構により油口77から圧油が導入され、ピストン73と円筒体76が図2の左方向に移動する。この移動により直進用クラッチ81を「切」として、旋回用クラッチ82を「入」とする。溶接で一体構成されたセンターギア40と第三のギア40cの回転力は旋回用クラッチ82の円筒状回転体74の外周に設けられた対応するギア74a、旋回用クラッチ82、円筒体76、円筒状回転体71、クラッチ軸70、伝動ギア78、リングギア53、側部ベベルギア51L、サイドギア55L、減速軸63の伝動ギア64L、ギア63aL、ホイールシャフトギア48L、クローラ駆動スプロケット16Lをそれぞれ経由して左の走行クローラ3を駆動させる。この時、センターギア40の動力はクラッチギア43Rから減速軸63の伝動ギア64R、ギア63aR、ホイールギア48R、クローラ駆動スプロケット16Rをそれぞれ経由して旋回外側の右の走行クローラ3を駆動する。
図6に示すように走行ミッション装置14は、側面視でホイール軸(F軸)11L、11Rと差動装置6の支持軸(H軸)50の地上からの高さがほぼ同一となるように構成したので、走行ミッション装置14の高さが低く構成できる。また、ホイール軸(F軸)11より差動装置6の支持軸(H軸)50の地上高さが低くなりすぎないので、最低地上高さが確保でき、走行性能も向上し、走行ミッション装置14がコンパクトな構成となる。
操向レバー21は後側又は前側に傾倒すると入りになって刈取装置6を昇降するための図示しない昇降コントロールバルブを切り替えるスイッチ(図示せず)を設けており、また左側又は右側に傾倒すると入りになって図示しない操向電磁弁を切り替えるスイッチをそれぞれ操向レバー21の下部近くに設けている。
前記ハンドルバー176と支持部材179との間はピン187で連結固定されている。また図14に示すように、複合入力装置178の下側にはU字プレート185がボルト186で固定されている。そして、U字プレート185と複合入力装置178との間の空間をピン187が通過するように構成されているので、操向レバー21と複合入力装置178はピン187を支点として前後方向に回動可能な構成である。一方、複合入力装置178は鋳物からなる右カバー178aと左カバー178bとで覆われている。そして、右カバー178aについては、突出部178cも一体的に構成されていて、この突出部178cに対して受台174がボルト188で固定されている。従って、操向レバー21と複合入力装置178と受台174は一体的に前後方向に回動する構成である。
こうして複合入力装置178の内部に水が侵入しないだけでなく、また、凹部174fの上方に高さの高い湿田スイッチ182などを配置できる。
図5に示すデフ機構を使用し、旋回時のブレーキ圧を調整して旋回する場合に、標準モードと湿田モードを設けた構成において、湿田モード時は旋回ブレーキ圧を低めに設定し、HSTレバー23に設けたフィードバックスイッチ(湿田スイッチ182を押していて使用したいときに、使用するスイッチ(図19参照))により、旋回外側と内側のホイール軸11の速度比を、例えば図示しないフィードバック制御ダイヤルによるフィードバック制御により固定可能にすることができる。
また図示していないが、刈取出力軸63ではなく駆動ギア64にワンウエイクラッチ67を設けると更にコンパクト化が図れる。
3 走行装置(走行クローラ) 4 走行装置本体
6 差動歯車装置 7 刈取装置支持フレーム
8 分草杆 9 刈取装置
10 脱穀装置 11L、11R ホイール軸(F軸)
12 走行トランスミッションケース
12a 穴 13 グレンタンク
14 走行ミッション装置 15 オーガ
16L、16R クローラ駆動スプロケット
17 出力軸(A軸) 18 走行用HST
19 ギア変速装置 20 操縦席
21 操向レバー 21a グリップ
22 副変速レバー 23 主変速レバー
24 副変速装置 25 サイドクラッチ装置
26 広幅伝動ギア 27 ミッション入力軸(B軸)
28 大ギア 29 中ギア
30 小ギア 31 プ−リ
33 ミッションカウンタ軸(C軸)
34 変速大ギア 35 変速中ギア
36 変速小ギア 37 伝動ギア
40 センタ−ギア 40a 外周ギア
40b 内周ギア 40c 第三ギア
41 サイドクラッチ軸(E軸)
42L、42R スリーブ 43L、43R クラッチギア
44L、44R サイドクラッチ
45L、45R 外周ギア 47L、47R シフター
48L、48R ホイールシャフトギア
49L、49R スプリング 50 差動機構支持軸(H軸)
51L、51R 側部ベベル歯車
52 中間ベベル歯車 53 リングギア
54 デフケース 55L、55R サイドギア
60 カウンタ軸(D軸) 61、62 出力ギア
63 刈取出力軸 64 駆動ギア
65 逆転ギア 66 逆転ギアケース
67 ワンウエイクラッチ 70 クラッチ軸(G軸)
71、74 円筒状回転体 72 円筒状回転体
72a 円筒状回転体ギア 73 ピストン
74 円筒状回転体 74a ギア
75 圧縮バネ 76 円筒体
76a、76b プレート 78 伝動ギア
77 油口 81 直進用クラッチ
82 旋回用クラッチ 174 受台(ハンドレスト)
174a パッド 174b カバー
174c 開閉板 174d 蝶番
174f 凹部 175 操作パネル
176 ハンドルバー
177 フロントフレーム 178 複合入力装置
178a 右カバー 178b 左カバー
178c 突出部 179 支持部材
180 運転台 181 急旋回実行スイッチ
182 湿田スイッチ 183 圧力調整ダイヤル
184 カバー 185 U字プレート
186 ボルト 187 ピン
188、192 ボルト 189 ノブボルト
190、194 プレート 190a、194a、194b 穴
191 長穴 193 ロックナット
C クリアランス
Claims (3)
- 自走式の車体フレーム2上に操縦席20を設け、該操縦席20には車体の旋回制御を行う操向操作具21を設け、該操向操作具21の基部には操向操作具21の動きを検出する検出手段を内蔵した複合入力装置178を一体的に設け、操縦席20のフロントフレーム177に対して複合入力装置178を任意の角度で固定する締め付け手段189をフロントフレーム177に設け、該複合入力装置178の後方にはハンドレスト用の受台174を該複合入力装置178と一体的に設け、複合入力装置178と受台174はフロントフレーム177上に立設された作業者の操縦席20への乗降用把持部でもある支持部材179と該支持部材179とは反対側の車幅方向に伸びるハンドルバー176で支持させたことを特徴とする自走車両。
- 前記ハンドルバー176は揺動する操向操作具21のグリップ21aより常に下方にあるように配置されることを特徴とする請求項1記載の自走車両。
- 前記受台174の天板部には開閉自在の蓋174Cを備え、該蓋174Cの裏面には表示用のラベルを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の自走車両。
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