JPH05338555A - 車両の操行機構 - Google Patents

車両の操行機構

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JPH05338555A
JPH05338555A JP15081392A JP15081392A JPH05338555A JP H05338555 A JPH05338555 A JP H05338555A JP 15081392 A JP15081392 A JP 15081392A JP 15081392 A JP15081392 A JP 15081392A JP H05338555 A JPH05338555 A JP H05338555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
running
joystick controller
side clutch
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP15081392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Tsujita
正文 辻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
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Publication of JPH05338555A publication Critical patent/JPH05338555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 走行用DCモータにより駆動し、ジョイステ
ィックコントローラ4を傾動方向により進行方向と、無
段変速の速度を指示する機構において、速度が速い場合
に、車両が緩旋回を行い、速度が遅い場合には、急旋回
を行い、操向クラッチとブレーキの操作に伴い発生する
衝撃を緩和するものである。 【構成】 走行用DCモータ15を駆動源とし、ジョイ
スティックコントローラ4の傾動により無段変速を行
い、サイドクラッチを断接して操行する車両において、
ジョイスティックコントローラ4の傾動角に比例する走
行速度電圧に対し、逆比例する電圧をサイドクラッチア
クチュエータ18L・18Rに付加し、高速走行時には
サイドクラッチとブレーキを小操作力により、低速走行
時には大操作力により操作すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラ式走行装置を
具備した高所作業車等の操向機構に関する。
【0002】
【従来技術】従来から高所作業車に関する技術は公知と
されているのである。例えば実開平2−18492号公
報や、実開平2−43892号公報や、実開平1−70
796号公報の如くである。また、走行用DCモータ1
5をPWM駆動する技術も公知とされているのである。
例えば、特開平3−51589号公報に記載の技術の如
くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、走行用DC
モータにより駆動し、ジョイスティックコントローラ4
を傾動方向により進行方向と、無段変速の速度を指示す
る機構において、速度が速い場合に、車両が緩旋回を行
い、速度が遅い場合には、急旋回を行い、操向クラッチ
とブレーキの操作に伴い発生する衝撃を緩和するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、走行用DCモータ15を駆動
源とし、ジョイスティックコントローラ4の傾動により
無段変速を行い、サイドクラッチを断接して操行する車
両において、ジョイスティックコントローラ4の傾動角
に比例する走行速度電圧に対し、逆比例する電圧をサイ
ドクラッチアクチュエータ18L・18Rに付加し、高
速における操向時にはサイドクラッチとブレーキを小操
作力により、低速における操向時には大操作力により操
作すべく構成したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。1本のジョイスティック
コントローラ4の前後左右への、360°傾動操作によ
り、進行方向を決定し、無段変速を行い、左右のサイド
クラッチを断接を行う構成である。そして、ジョイステ
ィックコントローラ4の傾動角度は走行速度を決定する
のであるが、該ジョイスティックコントローラ4の傾動
角に反比例した電圧を、サイドクラッチアクチュエータ
18L・18Rに掛けることにより、操向クラッチとブ
レーキの操作力を変化させている。そして走行速度の速
い場合には、操向操作力を小とし、走行速度の遅い場合
には、転倒や衝撃などの不具合の発生する可能性が小さ
いので、操向操作力を大としている。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の車両
により構成した高所作業車の全体前面図、図2は同じく
高所作業車の全体側面図、図3は高所作業車のシザース
リンク機構Sの部分の前面図、図4は操作ボックスKと
ジョイスティックコントローラ4の部分の拡大側面図、
図5は同じく操作ボックスKとジョイスティックコント
ローラ4の部分の拡大平面図、図6はジョイスティック
コントローラ4のみの側面図、図7は同じくジョイステ
ィックコントローラ4のみの平面図、図8はジョイステ
ィックコントローラ4の操作方向と操作状態を示す平面
図、図9は本発明のクローラ式走行装置の操向制御機構
のフローチャート図面、図10はサイドクラッチアクチ
ュエータ18L・18Rと駆動ミッション装置Mの関係
を示す後面図である。
【0007】図1・図2・図3においてクローラ式走行
装置1を具備した高所作業車の全体構成を説明する。バ
ッテリー17により走行用DCモータ15を駆動し、該
走行用DCモータ15の回転力を駆動ミッション装置M
により変速した上で、クローラ式走行装置1を駆動して
いる。該駆動ミッション装置Mの部分に、サイドクラッ
チアクチュエータ18Rと、サイドクラッチアクチュエ
ータ18Lが配置されており、駆動ミッション装置M内
のサイドクラッチの断接を行っている。該サイドクラッ
チアクチュエータ18Lと18Rは、それぞれ電動モー
タにより構成されている。
【0008】また該走行用DCモータ15の近傍に制御
コントローラ14が配置されている。該クローラ式走行
装置1により移動する走行フレーム2と、作業台Yとの
間にシザースリンク機構Sが介装されている。該シザー
スリンク機構Sは3段に構成した合計6本のリンクによ
り構成されている。そして、上部昇降シリンダ12と下
部昇降シリンダ13の2本のシリンダにより伸縮させて
いる。作業台Yの部分に操作ボックスKが配置されてお
り、該操作ボックスKの操作面にジョイスティックコン
トローラ4が配置されている。
【0009】次に図4と図5により、操作ボックスKに
ついて説明する。該操作ボックスKは作業台Yに設けた
手摺り縦杆7から突出した係止板8に、操作ボックスK
の側から突出した嵌装係止板9を嵌入することにより、
着脱自在としている。該係止板8と作業台Yの内側の複
数箇所に配置されているので、操作ボックスKの位置を
調節することが出来るのである。該操作ボックスKの移
動に際して、操作ボックスKを床の上に載置することが
あるので、ワイヤハーネス取出部11は操作ボックスK
の側方から取り出している。また操作ボックスKの操作
面にはジョイスティックコントローラ4と昇降レバー5
が主として配置されており、該レバーの誤操作を無くす
べく、誤操作ガイドバー6が周囲に配置されている。本
発明は該ジョイスティックコントローラ4の操作制御に
関する。
【0010】次に図6と図7により、ジョイスティック
コントローラ4の構成について説明する。該ジョイステ
ィックコントローラ4は前後左右方向の360度回動可
能としており、側面に付設した速度操作角ポテンショメ
ータ36と、前面に付設した操向操作角ポテンショメー
タ35により構成されている。そして図6に示す如く、
ジョイスティックコントローラ4の前後傾動を、速度操
作角ポテンショメータ36により検出し、種々の制御が
行われている。ジョイスティックコントローラ4が直立
の位置から一定の微小角度だけ傾動するまでの間は、
「走行停止ゾーンT」が設けられており、これ以上傾動
された場合において初めて走行用DCモータ15が正逆
回転を開始すべく構成している。そして前進も、後進
も、ジョイスティックコントローラ4の傾動角に比例し
て、速度指令を出し、マイコンプログラム機能により、
走行用DCモータ15をPWM駆動することにより、速
度制御を行っている。
【0011】PWM駆動制御方式とは、Pulse Width Mo
dulationと称されている制御機構である。即ち、ジョイ
スティックコントローラ4の傾動角の大きさに伴う信号
を入力信号とすると、該入力信号の振幅に応じて、搬送
パルスの幅をアナログ変調し、該アナログ変調した搬送
パルスにより走行用DCモータ15の回転数を変速する
のである。
【0012】そして、ある一定角度以上に傾動すると、
それ以上はPWM駆動を行わない「PWM駆動せず全電
圧印加ゾーン」が、前進側と後進側の両方に設けられて
いる。またジョイスティックコントローラ4の左右方向
の回動角度を、操向操作角ポテンショメータ35が検出
し、左右の微小角度だけ傾動したゾーンでは、すぐには
サイドクラッチが切とならない「サイドクラッチ左右入
ゾーンQ」が設けられている。それ以上に傾動される
と、「サイドクラッチ左切ゾーン」と「サイドクラッチ
右切ゾーン」にはいり、サイドクラッチアクチュエータ
18Lとサイドクラッチアクチュエータ18Rが操作さ
れて、操向操作が行われる。本発明においては、上記
「サイドクラッチ左右入ゾーンQ」の方が、前述の「走
行停止ゾーンT」よりも大に構成しているのである。
【0013】図8において、「サイドクラッチ左右入ゾ
ーン」から外れ、「走行停止ゾーン」から外れた位置、
即ちA・B・C・D・E・F・G・Hのゾーンにおいて
は、左右のどちらかのサイドクラッチが断接が行われ
る。次にAからHのゾーンの中で、B・C・F・Gの左
右方向に大きくジョイスティックコントローラ4を傾動
したゾーンにおいては、急旋回や急操向を要望した操作
であるので、ジョイスティックコントローラ4の前後に
傾動することより変化する速度操作角ポテンショメータ
36の信号に基づき、PWM駆動制御をして走行用DC
モータ15の速度を所定の如く変速する。
【0014】次にAからHのなかで、ジョイスティック
コントローラ4の左右への回動角が小であり、高速操向
の方を要望しているA・D・E・Hのゾーンにおいて
は、ジョイスティックコントローラ4の前後方向の傾動
角と、左右方向の傾動角を比較し、操向操作角ポテンシ
ョメータ35と速度操作角ポテンショメータ36の大き
い方の傾動角の信号を採用して、前進または後進の速度
を決定する。
【0015】図9においては、ジョイスティックコント
ローラ4により操作される操作部の全てが開示されてい
る。該ジョイスティックコントローラ4の傾動角が、制
御コントローラ14に送信される。該制御コントローラ
14において比較判断されて、PWM駆動制御の為のパ
ルス信号にアナログ変換されて走行用DCモータ15の
回転方向と回転数を制御する。また、電磁ブレーキ19
を制御し、さらにサイドクラッチアクチュエータ18L
とサイドクラッチアクチュエータ18Rを制御する。
【0016】該構成において、走行用DCモータ15の
電流を検出し、ジョイスティックコントローラ4が中立
位置にあるかどうかを検出する電流検出部20が設けら
れている。該電流検出部20によりジョイスティックコ
ントローラ4が中立位置に戻ったということを検出した
場合には、制御コントローラ14から走行用DCモータ
15が逆転する信号を送信し、走行用DCモータ15に
制動を掛けるのである。
【0017】図に図9と図10において説明する。ジョ
イスティックコントローラ4の傾動角が制御コントロー
ラ14により、走行速度の信号として駆動ブレーキから
走行用DCモータ15に伝達される。同時に該走行速度
信号電流が電流検出部20により検出されて、、逆比例
の電圧が制御コントローラ14において造られ、サイド
クラッチアクチュエータ18Lと18Rに送信されるの
である。そして該サイドクラッチアクチュエータ18L
と18Rは、モータとラックピニオン減速機を具備した
構成とされており、ジョイスティックコントローラ4の
傾動角が小で速度が遅い場合には、サイドクラッチアク
チュエータの操作力を大きくしている。ジョイスティッ
クコントローラ4の傾動角が大で速度が速い場合には、
サイドクラッチアクチュエータの操作力を小にしてい
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、走行速度が低速の
場合には、駆動ミッション装置M内の走行クラッチと走
行ブレーキの操作力が大きくなるので、サイドクラッチ
アクチュエータの操作力を大きくする必要があり、また
一気に操向操作を行うので、急旋回をすることが出来る
のである。また、走行速度が高速の場合には、サイドク
ラッチアクチュエータの操作力が小であっても、十分に
操向操作をすることができるのであり、また急旋回を行
うと、機体が横転する可能性があるので、緩旋回を行う
ことが出来るのである。
【0019】また、サイドクラッチアクチュエータ18
Lと18Rは、先ず操向クラッチを切ってから、次に操
向ブレーキの操作を行うのであるが、走行速度が速い場
合には、急激に操向ブレーキまで掛けると機体が横転し
てしまうのであるが、本発明の如く、ジョイスティック
コントローラ4の走行電圧に逆比例する電圧を掛けるこ
とにより、この緩走行と緩ブレーキとすることにより、
以上の不具合を解消することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操向車両により構成した高所作業車の
前面図。
【図2】本発明のクローラ式走行装置を具備した高所作
業車の全体側面図。
【図3】シザースリンク機構Sの前面図
【図4】操作ボックスKとジョイスティックコントロー
ラ4の部分の拡大側面図。
【図5】同じく操作ボックスKとジョイスティックコン
トローラ4の部分の拡大平面図。
【図6】ジョイスティックコントローラ4のみの側面
図。
【図7】同じく7ョイスティックコントローラ4のみの
平面図。
【図8】ジョイスティックコントローラ4の操作方向と
操作状態を示す平面図。
【図9】本発明のクローラ式走行装置の操向制御機構の
フローチャート図面。
【図10】サイドクラッチアクチュエータ18L・18
Rと駆動ミッション装置Mの関係を示す図面。
【符号の説明】
B 操作ボックス T 走行停止ゾーン Q サイドクラッチ左右入ゾーン 1 クローラ式走行装置 2 走行フレーム 4 ジョイスティックコントローラ 18L,18R サイドクラッチアクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用DCモータ15を駆動源とし、ジ
    ョイスティックコントローラ4の傾動により無段変速を
    行い、サイドクラッチを断接して操行する車両におい
    て、ジョイスティックコントローラ4の傾動角に比例す
    る走行速度電圧に対し、逆比例する電圧をサイドクラッ
    チアクチュエータ18L・18Rに付加し、高速におけ
    る操向時にはサイドクラッチとブレーキを小操作力によ
    り、低速における時には大操作力により操作すべく構成
    したことを特徴とする車両の操行機構。
JP15081392A 1992-06-10 1992-06-10 車両の操行機構 Pending JPH05338555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15081392A JPH05338555A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 車両の操行機構

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JP15081392A JPH05338555A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 車両の操行機構

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JPH05338555A true JPH05338555A (ja) 1993-12-21

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ID=15504983

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JP15081392A Pending JPH05338555A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 車両の操行機構

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JP (1) JPH05338555A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042609A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Iseki & Co Ltd コンバイン
US10228035B2 (en) 2016-06-20 2019-03-12 Kongsberg Automotive As Velocity dependent brake for clutch actuator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042609A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Iseki & Co Ltd コンバイン
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