JP2006041748A - 遠隔見守りシステム - Google Patents

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【課題】遠隔見守りシステムにおいて、留守宅の状態を画像情報で知って侵入者発生などの緊急事態に対する最優先の警報発声コマンドを即時実行できるとともに、ユーザからの要求コマンドを欠落なく処理できるものとする。
【解決手段】遠隔見守りシステム1は、撮影した宅内の画像をインターネット7を介して送信する宅内装置2と、インターネット7を介して宅内装置2から画像を受信し、その画像をインターネット7を介してユーザ端末3に送信するサーバ装置4とを備える。サーバ装置4は優先順位と受取時刻の順に処理するためユーザ端末3からのコマンドを蓄えるジョブキュー40を備える。宅内装置2は、サーバ装置4から送信される制御用のコマンドを受信して実行する。コマンドは、予め優先順位が設定されており、最優先コマンドとして順位づけられる警報発声コマンドは、キャンセルコマンドと連携して用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットを利用した宅内の遠隔見守りシステムに関する。
従来、遠隔地から所定の監視領域における異常発生を監視する技術の開発が行われており、家庭内の状況(画像データ)をインターネットや公衆回線を介して携帯端末に送信するホームセキュリティシステムや(例えば、特許文献1参照)、センサや撮像部からの出力信号とアラーム基準に基づいてアラーム信号を通知する先を柔軟に変更できるようにしたモニタリング方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。また、異常発生信号の重要度を判定する判定処理部を備え、重要度の高い異常発生信号に迅速に対応するようにした遠隔監視装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
これらの特許文献1乃至特許文献3に開示されたものは、異常事態に対処する方法として、監視領域以外のいずれかの報知先に如何に通知するかという点に主眼がおかれており、宅内を遠隔から見守る方法として必ずしも適切とはいえない。すなわち、宅内の異常事態を遠隔から判断して、遠隔から宅内において警報を発することが有効な場合が多々ある。例えば、宅内の異常を画像で判断して、宅内にいる老人や子供に注意を促したり、侵入者に対して警告を発する場合である。
一方、異常事態への対処の主眼を現場においたものとして、警備会社を介さずに、自ら強盗や泥棒に適切に対処することができるセキュリティシステムや(例えば、特許文献4参照)、遠隔地において画像データにより確認した後に、不法侵入者を威嚇する警報音や音声を出力するシステムが知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−183860号公報 特開2004−96694号公報 特開平10−143785号公報 特開2003−32377号公報 特開2002−10369号公報
しかしながら、特許文献4や特許文献5に示されるような監視システムにおいては、警報音の音質に関するものや警報発声の是非の判断に関するものであり、警報発声の最優先処理事項としての処理に主眼がおかれていない。ところで、一般に、サーバコンピュータや携帯端末、及び通信回線を介して利用者が監視装置を遠隔から操作するシステムにおいて、ジョブ処理順序に関する従来技術には次の2通りがある。1つは、先行するジョブの実行中は、警報発声などの後続ジョブを受け付けない、すなわち、先行ジョブ優先・後続ジョブ拒否のものである。これは、利用者に対して時間待ちと再試行を強いることになり、通信費の負担増という問題を生じ、システムとしての利便性を欠くことになる。他の1つは、ジョブキューを備え、実行するジョブはジョブキューから時系列的に順次実行されるものである。これは、警報発声などの緊急性の高いジョブでも即時には実行されない。従って、利用者の緊急要望に応じられないという問題を生じ、生命財産の危険回避というセイフティシステムのもっとも重要な役割な達成できなくなる。
本発明は、上記課題を解消するものであって、留守宅の状態を画像情報で知ることができ、侵入者発生などの緊急事態に対し最優先の警報発声コマンドを即時実行できるとともに、ユーザからの要求コマンドを欠落なく処理できる遠隔見守りシステムを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、カメラを用いて撮影した宅内の画像をインターネットを介して送信する宅内装置と、インターネットに接続されインターネットを介して前記宅内装置から画像を受信するとともに、その画像をインターネットを介してブラウザ機能付きユーザ端末に送信するサーバ装置と、を備えた遠隔見守りシステムにおいて、前記宅内装置は、前記サーバ装置から送信されるカメラ撮影動作、警報発声動作その他の動作を含む制御用のコマンドを受信してそのコマンドを実行し、前記コマンドは、予め優先順位が設定されており、最優先コマンドとして順位づけられる警報発声コマンドは、キャンセルコマンドと連携して用いられ、前記サーバ装置は、コマンドを優先順位と受取時刻の順に順次処理するためコマンドを蓄えるジョブキューを備えており、前記ジョブキューは、前記宅内装置に対応して設けられ、ユーザが前記ユーザ端末のブラウザ画面を操作して表示されたコマンドの中から選択して送信するコマンドを拒否することなく受け取って当該コマンドを一時的に蓄え、前記サーバ装置は、前記警報発声コマンドを前記ユーザ端末から受信すると、前記宅内装置がインターネットに常時接続されている場合は直ちに、また、前記宅内装置がインターネットにダイヤルアップ接続される装置の場合はユーザによる前記ユーザ端末の操作を介して当該宅内装置がインターネットにダイヤルアップ接続した後に、当該宅内装置に警報発声コマンドを送信し、通信障害などの原因によって実行されなかった警報発声コマンドを一定時間経過後に期限切れコマンドとして前記ジョブキューからクリアし、前記宅内装置は、前記警報発声コマンドを前記サーバ装置から受信すると、警報発声コマンド以外に当該宅内装置による現在実行中のコマンドがある場合には当該実行中のコマンドを即時にキャンセルしてキャンセル完了通知を前記サーバ装置に送信後に、また、現在実行中のコマンドがない場合にはキャンセルコマンドを実行することなく直ちに、前記警報発声コマンドを実行するものである。
請求項2の発明は、カメラを用いて撮影した宅内の画像をインターネットを介して送信する宅内装置と、インターネットに接続されインターネットを介して前記宅内装置から画像を受信するとともに、その画像をインターネットを介してユーザ端末に送信するサーバ装置と、を備えた遠隔見守りシステムにおいて、前記サーバ装置は、前記ユーザ端末から送信されるコマンドを受け取って当該コマンドを一時的に蓄えるジョブキューを備えており、前記ジョブキュー内のコマンドを所定の優先順位と受取時刻の順に順次処理し、最優先コマンドを前記ユーザ端末から受信すると、直ちに前記宅内装置に当該最優先コマンドを送信し、前記宅内装置は、前記サーバ装置から送信されるカメラ撮影動作その他の動作を含む制御用のコマンドを受信してそのコマンドを実行し、前記最優先コマンドを受信したとき最優先コマンド以外の実行中のコマンドがある場合には当該実行中のコマンドを即時にキャンセルした後に、また、現在実行中のコマンドがない場合には直ちに、前記最優先コマンドを実行するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の遠隔見守りシステムにおいて、前記最優先コマンドが警報発声コマンドである。
請求項1の発明によれば、通常のシステムの運用状態において、留守宅の状態を画像情報で知ることが可能であり、また、サーバ装置が、コマンドを優先順位と受取時刻の順に順次処理するためコマンドを蓄えるジョブキュー(優先順位のあるジョブキュー)を備えており、予め優先順位が設定された宅内装置制御コマンドの中でも最緊急の「侵入者を威嚇するための警報発声コマンド」が最優先コマンドとして順位づけられてキャンセルコマンドと連携して用いられ、他のコマンドの処理に優先して実行できるので、遠隔地にいるユーザにより異常事態に対する緊急の対応ができる。また、ジョブキューを備えているので、ユーザからの全ての要求コマンドをシステムが拒否することなく受理し、警報発声コマンドの処理後、先行受理していた他の全てのコマンドを欠落なく順次実行できる。
請求項2の発明によれば、サーバ装置が、ユーザ端末から送信されるコマンドを一時的に蓄えるジョブキューを備えて、ジョブキュー内のコマンドを所定の優先順位と受取時刻の順に順次処理し、最優先コマンドを前記ユーザ端末から受信すると、直ちに宅内装置に最優先コマンドを送信して、宅内装置にキャンセルコマンドと組み合わせて最優先コマンド実行させるので、最優先コマンドによる緊急処理が可能となる。また、未処理となったコマンドはジョブキューに残っており、最優先コマンドの処理後に欠落なくこれを順次実行できる。
請求項3の発明によれば、警報を発声するので高いセキュリティが得られる。
以下、本発明の一実施形態に係る遠隔見守りシステムについて、図面を参照して説明する。図1は遠隔見守りシステム1の全体構成を示す。この遠隔見守りシステム1は、ユーザ宅内の状況を宅外から見守るために宅内の画像を宅外から確認可能とするシステムである。ユーザは、ユーザ宅内に設置された宅内装置2を用いて宅内撮影や警報発声等の処理を遠隔地から行うことができる。
遠隔見守りシステム1は、カメラ21を用いて撮影した宅内の画像をインターネット7を介して送信する宅内装置2と、インターネット7に接続されインターネット7を介して宅内装置2から画像を受信するとともに、その画像をインターネット7を介してブラウザ機能付きのユーザ端末3に送信するサーバ装置4と、を備えている。遠隔見守りシステム1は、実運用では多数のユーザの多数の宅内装置2を含み(図示では3ユーザ分を示している)、各ユーザはそれぞれに帰属する各宅内装置2から画像を得ることができる。宅内装置2、ユーザ端末3、及びサーバ装置4は、それぞれISP(インターネットサービスプロバイダ)6を介してインターネット7に接続される。
宅内装置2は、カメラ21の他に警報発声装置22や図示しないセンサ等を備えており、一般の家電製品と同様にユーザによって宅内の適宜の位置、例えば子供や老人、ペット等が居る部屋に設置され、サーバ装置4から送信されるカメラ撮影動作、警報発声動作その他の動作を含む制御用のコマンドを受信してそのコマンドを実行する。これらのコマンドは、予め優先順位が設定されており、最優先コマンドとして順位づけられる警報発声コマンドは、キャンセルコマンドと連携して用いられる。各ユーザの宅内装置2はルータRTを介して複数設置が可能である。また、宅内装置2は、インターネット7に常時接続されるものの他に、電話回線を介してインターネット7にダイヤルアップ接続するものも用いられる。
ユーザ端末3は、遠隔地からの画像を閲覧するための機能を有していればよく、携帯電話や携帯端末(PDA)の他、パソコン31なども用いられる。宅内から遠隔地の一人住まい親族を見守る場合などは、ユーザ端末3として携帯性の必要はない。また、遠隔地の遠隔とは、単に距離が遠いかどうかというだけではなく、接近に対する困難さを示すものである。
サーバ装置4は、宅内装置2から受信した宅内情報(画像等)をインターネット7及び携帯電話回線8又は電話回線5を介して対応するユーザ端末3に通知し、ユーザ端末3からの要求に応じて画像をユーザ端末3に送信する機能を持つ。サーバ装置4は、ユーザ端末3において設定された遠隔操作コマンドを携帯電話回線8又は電話回線5及びインターネット7を介して受信して、その遠隔操作コマンドをインターネット7及び電話回線5を介して宅内装置2に転送し、また、宅内装置2において撮像された画像を電話回線5及びインターネット7を介して受信して、その画像をインターネット7及び携帯電話回線8又は電話回線5を介して対応するユーザ端末3に転送する。
サーバ装置4は、各宅内装置2とこれに帰属する各ユーザ端末3に関する情報をそれぞれの帰属別に管理及び制御する。サーバ装置4は、宅内装置2を制御するコマンドを優先順位と受取時刻の順に順次処理するため、受信したコマンドを蓄えるジョブキュー40を備えている。次に、ジョブキューについて説明する。
図2は、ジョブキュー40の概念を示し、図3は、最優先ジョブ44の処理を概念的に示す。ジョブキュー40は、各宅内装置2に対応してそれぞれ設けられ、ユーザがユーザ端末3のブラウザ画面を操作して画面に表示されたコマンドの中から選択して送信するコマンドをそれぞれ拒否することなく受け取ってそのコマンドをジョブ41として一時的に蓄える。これらのジョブ41は、図2(a)に示すように、通常、受取時刻の順に順次処理される。各ジョブ41は、図2(b)に示すように、コマンドを送信したユーザ端末3及び対象宅内装置2を、他のユーザ端末3や宅内装置2と識別するための識別番号ID、コマンドを受信した年月日DT、ジョブ管理のために付加したジョブ番号IN、制御内容を識別するコマンド番号CN、及びコマンドの実行に関する優先順位PRなどのデータから構成されている。
ジョブキュー40に蓄えられたジョブ41よりも高い優先順位のジョブ、例えば、最優先ジョブ44とされる警報発声コマンドに関するジョブは、図3に示すように、他のジョブ41の処理順番を飛び越して処理される。次に、ユーザが留守宅の状態を画像情報で閲覧した結果、侵入者発生などの異常事態を発見して最優先の警報発声コマンドを発動する場合の処理について説明する。宅内装置2がインターネット7に常時接続の場合(図4,図5)と、ダイヤルアップ接続の場合(図6、図7)とに分けて説明する。
図4は、宅内装置2がインターネット7に常時接続の場合の、ユーザ端末3におけるコマンド発行の様子を示し、図5は、この場合の警報発声コマンド発動時の遠隔見守りシステムにおける処理フローを示す。ここでは、ユーザ端末3として携帯電話を例示しているが、パソコン31によっても同様の処理ができる。まず、ユーザがユーザ端末3を操作してサーバ装置4上の専用ホームページをユーザ端末3に表示する(S11)。表示されたID/パスワードの入力指示3aに従い、ID/パスワード3bを入力してログインすると、コマンド選択指示3cとコマンド一覧3dが表示される(S12)。コマンド一覧3dから、警報発声マンドを選択決定すると(S13)、警報発声コマンドが送信され、サーバ装置4のジョブキューに蓄積される(S21)。
サーバ装置4は、直ちに警報発声コマンドを宅内装置2に送信する(S22)。宅内装置2は、サーバ装置4から警報発声コマンドを取得し(S31)、キャンセルコマンドを実行するとともに(S32)、キャンセル完了通知をサーバ装置4へ送信する(S33)。サーバ装置4がキャンセル完了通知を受信すると(S23)、宅内装置2は、警報発声コマンドを実行し(S34)、警報発声コマンド完了通知をサーバ装置4へ送信する(S35)。サーバ装置4が警報発声コマンド完了通知を受信して(S24)、一連の警報発声処理が終了する。
上記S31において宅内装置2が警報発声コマンドを取得したとき、実行中のコマンドがなければ、直ちに警報発声コマンドを実行する(S34)。また、サーバ装置4は、警報発声コマンド完了通知を受信後に(S24)、ジョブキュー40内に未処理のジョブが有れば、これを宅内装置に送信し、宅内装置2は順次これを実行する。従って、遠隔見守りシステム1において、警報発声コマンドを即時実行できるとともに、警報発声の処理後、先行していた他の全てのコマンドを欠落なく処理できる。
図6(a)(b)は、宅内装置2がインターネット7にダイヤルアップ接続する場合の、ユーザ端末3におけるコマンド発行の様子を示し、図7は、この場合の警報発声コマンド発動時の遠隔見守りシステムにおける処理フローを示す。
まず、ユーザがユーザ端末3を操作してサーバ装置4上の専用ホームページをユーザ端末3に表示する(#11)。表示されたID/パスワードの入力指示3aに従い、ID/パスワード3bを入力してログインすると、コマンド選択指示3cとコマンド一覧3dが表示される(#12)。この状態のユーザ端末3が、図6(a)に示されている。
次に、コマンド一覧3dから、警報発声コマンドを選択決定すると(#13)、警報発声コマンドが送信され、サーバ装置4のジョブキューに蓄積される(#21)。警報発声コマンドの送信が終わると、オートダイヤルメニュー3eが表示される(#14)。オートダイヤルメニュー3eには宅内装置2のダイヤルアップ接続可能な電話回線の電話番号が埋め込まれており、ユーザがオートダイヤルメニュー3eを選択すると(#15)、宅内装置2の呼出が始まる。そこで、ユーザは、所定回数以下の呼び出し(例えば1コール)の後、通信を切断する(#16)。
宅内装置2は、上記#16においてユーザ端末によりなされたダイヤルアップ接続可能な電話回線の呼出を確認した後(#31)、この呼出をトリガとして、ISPにダイヤルアップ接続し(#32)、さらにサーバ装置4に接続される(#33)。サーバ装置4は、ダイヤルアップ接続してきた宅内装置2を認証し(#22)、直ちに警報発声コマンド、及びジョブキューに蓄積された他の全てのコマンドを送信する(#23)。
その後、上述の常時接続の場合と同様に、宅内装置2は、キャンセルコマンドを実行するとともに(#35)、キャンセル完了通知をサーバ装置4へ送信する(#36)。サーバ装置4がキャンセル完了通知を受信すると(#24)、宅内装置2は、警報発声コマンドを実行し(#37)、警報発声コマンド完了通知をサーバ装置4へ送信するとともに通信を切断する(#38)。サーバ装置4が警報発声コマンド完了通知を受信して(#25)、一連の警報発声処理が終了する。
上記#34において宅内装置2が警報発声コマンドを取得したとき、実行中のコマンドがなければ、直ちに警報発声コマンドを実行する(#37)。宅内装置2は、警報発声コマンドの実行後、他の全てのコマンドを欠落なく処理する。
上述のように、サーバ装置4は、上記警報発声コマンドをユーザ端末3から受信すると、そのユーザ端末3に帰属する宅内装置2がインターネット7に常時接続されている場合は直ちに、また、宅内装置2がインターネット7にダイヤルアップ接続される装置の場合はユーザによるユーザ端末3の操作を介して宅内装置2がインターネット7にダイヤルアップ接続した後に、宅内装置2に警報発声コマンドを送信する。
宅内装置2は、警報発声コマンドをサーバ装置4から受信すると、警報発声コマンド以外に宅内装置2による現在実行中のコマンドがある場合には実行中のコマンドを即時にキャンセルしてキャンセル完了通知をサーバ装置4に送信後に、また、現在実行中のコマンドがない場合にはキャンセルコマンドを実行することなく直ちに、警報発声コマンドを実行する。
以上まとめると、サーバ装置4は、宅内装置2識別番号別のジョブキューを備え、全ての宅内装置2へのコマンドは、一旦、ジョブキューに蓄積されて後、先行ジョブの実行完了信号の受信後に後続ジョブが実行される。サーバ装置4のジョブキューは常にユーザからのコマンド実行要求の受付状態であり、ユーザはコマンドの実行要求をサーバ装置より拒否されることがなく、従って、ユーザが再試行する必要がない。
また、警報発声は最優先コマンドとして順位づけられ、他のコマンドも第2順位以下の優先順位がそれぞれ設定されている。それらのコマンドの実行要求がなされた場合、ジョブキュー内では優先順位順かつ要求時刻順に順次処理される。警報発声コマンドは、キャンセルと警報発声コマンドとの複合コマンドであり、現在実行中の警報発声以外のジョブに対して即時にキャンセルコマンドを実行し、そのキャンセル完了信号を受信した後、他のコマンドを介在させることなく続けて警報発声コマンドを実行する。
また、何らかの通信障害などによって、即時実行されなかった警報発声などのジョブは、一定時間経過後、期限切れジョブとして自動的にジョブキューからクリアされる。これらの処理は、常時接続及びダイヤルアップ接続環境においても実現できる。なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る遠隔見守りシステムの概略構成図。 (a)は同上システムのサーバ装置におけるジョブキューの概念図、(b)はジョブキュー内のジョブ構成図。 同上ジョブキューにおける最優先ジョブの処理を説明する概念図。 同上システムにおける常時接続の場合の宅内装置を対象とするユーザ端末の操作説明図。 同上システムにおける常時接続の場合の動作フロー図。 (a)(b)は同上システムにおけるダイヤルアップ接続の場合の宅内装置を対象とするユーザ端末の操作説明図。 同上システムにおけるダイヤルアップ接続の場合の動作フロー図。
符号の説明
1 遠隔見守りシステム
2 宅内装置
3 ユーザ端末
4 サーバ装置
7 インターネット
21 カメラ
40 ジョブキュー

Claims (3)

  1. カメラを用いて撮影した宅内の画像をインターネットを介して送信する宅内装置と、インターネットに接続されインターネットを介して前記宅内装置から画像を受信するとともに、その画像をインターネットを介してブラウザ機能付きユーザ端末に送信するサーバ装置と、を備えた遠隔見守りシステムにおいて、
    前記宅内装置は、前記サーバ装置から送信されるカメラ撮影動作、警報発声動作その他の動作を含む制御用のコマンドを受信してそのコマンドを実行し、
    前記コマンドは、予め優先順位が設定されており、最優先コマンドとして順位づけられる警報発声コマンドは、キャンセルコマンドと連携して用いられ、
    前記サーバ装置は、コマンドを優先順位と受取時刻の順に順次処理するためコマンドを蓄えるジョブキューを備えており、
    前記ジョブキューは、前記宅内装置に対応して設けられ、ユーザが前記ユーザ端末のブラウザ画面を操作して表示されたコマンドの中から選択して送信するコマンドを拒否することなく受け取って当該コマンドを一時的に蓄え、
    前記サーバ装置は、前記警報発声コマンドを前記ユーザ端末から受信すると、前記宅内装置がインターネットに常時接続されている場合は直ちに、また、前記宅内装置がインターネットにダイヤルアップ接続される装置の場合はユーザによる前記ユーザ端末の操作を介して当該宅内装置がインターネットにダイヤルアップ接続した後に、当該宅内装置に警報発声コマンドを送信し、通信障害などの原因によって実行されなかった警報発声コマンドを一定時間経過後に期限切れコマンドとして前記ジョブキューからクリアし、
    前記宅内装置は、前記警報発声コマンドを前記サーバ装置から受信すると、警報発声コマンド以外に当該宅内装置による現在実行中のコマンドがある場合には当該実行中のコマンドを即時にキャンセルしてキャンセル完了通知を前記サーバ装置に送信後に、また、現在実行中のコマンドがない場合にはキャンセルコマンドを実行することなく直ちに、前記警報発声コマンドを実行することを特徴とする遠隔見守りシステム。
  2. カメラを用いて撮影した宅内の画像をインターネットを介して送信する宅内装置と、インターネットに接続されインターネットを介して前記宅内装置から画像を受信するとともに、その画像をインターネットを介してユーザ端末に送信するサーバ装置と、を備えた遠隔見守りシステムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記ユーザ端末から送信されるコマンドを受け取って当該コマンドを一時的に蓄えるジョブキューを備えており、前記ジョブキュー内のコマンドを所定の優先順位と受取時刻の順に順次処理し、最優先コマンドを前記ユーザ端末から受信すると、直ちに前記宅内装置に当該最優先コマンドを送信し、
    前記宅内装置は、前記サーバ装置から送信されるカメラ撮影動作その他の動作を含む制御用のコマンドを受信してそのコマンドを実行し、前記最優先コマンドを受信したとき最優先コマンド以外の実行中のコマンドがある場合には当該実行中のコマンドを即時にキャンセルした後に、また、現在実行中のコマンドがない場合には直ちに、前記最優先コマンドを実行することを特徴とする遠隔見守りシステム。
  3. 前記最優先コマンドが警報発声コマンドであることを特徴とする請求項2に記載の遠隔見守りシステム。
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