JP2006041213A - 半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法 - Google Patents

半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 薄型で気密封止が保持できる構成とした半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法の提供。
【解決手段】 半導体レーザパッケージ1は、ケース2、リッド3、LD4、リード封止用ガラス6、直角に折り曲げたL字状のリード端子8a、8b(不図示)、ワイヤ7a、7b(不図示)を有している。ケース2の側面には第1の開口部2aを形成し、窓ガラス11が付設されたキャップ9が挿入される。ケース2の底部に形成された第2の開口部2bに、L字状のリード端子の一辺が挿入されて固定される。ケース2にLD4を実装してからリッド3とキャップ9をケース2に溶接で固定する。ケース2には段差部2y(不図示)を形成しており、この段差部2yをヒートシンクに形成した開口部に挿入する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、ノートPC、小型情報機器システムなどに使用される薄型の半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法に関するものである。
ノートPC、小型情報機器システムなどに使用される半導体レーザ(LD)パッケージは、省スペースの観点から薄型であることが要求されている。ここで、薄型化の要求とは、パッケージを構成するケースの厚さ(高さ方向の寸法)が薄いことの要求である。このような要求に対処する半導体レーザパッケージが特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の発明は、半導体レーザ素子をフレーム上に配置されたサブマウントに実装し、サブマウントをフレームに密着した樹脂で固定するものである。また、薄型の要求に対応するために、特許文献1に記載の発明は、パッケージ側面からLDの出力ビームを出射するサイドビューの構成としている。さらに、特許文献2には、前記サイドビュー型の半導体レーザパッケージにおいて、ケース側面のビーム出射口に設ける筒状固定部材に球状レンズを配置する例が記載されている。
窒化物半導体を半導体レーザの光源とする場合には、有機物による汚染を防止して光源の動作の信頼性を高めるために、特許文献1に記載されているような接着剤(樹脂)の使用は好ましくないという問題がある。そこで、パッケージに接着剤を使用しない、サイドビューの構成とした薄型の半導体レーザパッケージが開発されている。
図9は、前記開発されている半導体レーザパッケージを示す図であり、図9(a)は概略の斜視図、図9(b)は縦断側面図である。図9において、半導体レーザパッケージ21は、ケース22、リッド(蓋材)23、LD24、LD24の出力ビームを出射する窓ガラス25、アノードおよびカソードの正負一対のリード端子28a、28b、LD24のアノードおよびカソードの両電極と、前記正負一対のリード端子28a、28bとを接続するワイヤ27a、27b(図示しない)、ケース22の貫通孔に設けられ正負一対のリード端子28a、28bを固定する封止ガラス26で構成される。
図9の半導体レーザパッケージ21の製造は、次の順序で行われる。(1)LD24を金属製のケース22に半田付けする。LD24は、ケース22から浮かせたフローティングパッケージの構成とするため、LD24の下にサブマウント用の基板を設ける(図示しない)。(2)予め、ケース22の側面に、LD24導通用のリード端子28a、28bを絶縁性の封止ガラス26で固定しておく。(3)LDの2つの電極を、それぞれワイヤボンディングで、リード端子28a、28bと導通させる。
(4)予め、LDビーム出射側のケース22の側面には、窓ガラス25を低融点ガラス(図示しない)あるいは半田材(図示しない)で固定しておく。この際に、低融点ガラス自身を窓ガラス25とすることも可能である。(5)リッド(蓋材)23は、例えばSUS304で形成される薄板にニッケルメッキしたものである。(6)シーム溶接によりリッド23とケース22を溶接し(正確にはリッド23の表面のニッケルとケース22に施した金メッキを共晶させる)、LD24を気密封止する。
図9の構成の半導体レーザパッケージ21は、接着材を使用しておらず、しかも薄型化が図られており、パッケージの厚みが3mm以上の要求には対応できるものである。図10は、図9の半導体レーザパッケージ21を冷却用のヒートシンク29に載置した状態を示す縦断側面図である。
特開2002−43679号公報 特開2001−272580号公報
最近のノートPCのような情報機器の小型化に伴い、半導体レーザパッケージに対して一層の薄型化の要請がなされてきている。その寸法の具体例として、パッケージの厚みが2.4mmである場合には、特許文献1、特許文献2に記載の発明では対応できないという問題があった。また、特許文献2に記載の発明は、ビームの出射口に球状レンズが固定されているので、LDを半田付けにより実装する際に半田が球状レンズに付着するという問題があった。さらに、図9の構成では次のような問題があった。
(a)リッド23をケース22に溶接する際に、ある程度荷重を必要とする。その荷重はケース側面に伝達されるので、ケース側面に設けられている窓ガラス25(あるいは接着用の低融点ガラス)やリード用封止ガラス26にクラックが入り、気密封止が取れなくなった。(b)パッケージの薄型化の方向は、この場合パッケージ高さである。このため、パッケージの薄型化が進むと、窓ガラス25の有効径が小さくなり、LDの出射光の一部が迷光としてLDに反射され光干渉を引き起こす光ケラレが発生しやすくなる。
(c)窓ガラス25を通るビーム径を小さくするために、LD24を窓ガラス25側に近づけると、LD24を固定するための半田付け時に半田材が窓ガラス25の有効径に飛び散り、付着する。(d)パッケージを薄くしても、ケース22の下面に図9で示すようなヒートシンク29を必要とするので、ヒートシンク29の高さが加算される。このため、半導体レーザパッケージは実質的には薄型化されたことにはならない。
(e)パッケージの外観からは、LDからの発光点の基準位置が不明確であり、使いにくい。(f)窒化物半導体(GAN)からなるLDは、高温負荷を数回与えると信頼性が乏しくなる。(g)GANからなるLDは、前記接着剤を使うと有機物の影響で特に信頼性が乏しくなる。
本発明は上記のような問題に鑑み、前記(a)〜(g)の問題を解決した、半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法の提供を目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の半導体レーザパッケージは、半導体レーザ(LD)と、前記LDを実装するケースと、リッドと、前記LDの電極にワイヤで接続されるリード端子と、前記ケースの側面に形成された第1の開口部に挿入される窓ガラス付きのキャップとを備え、前記ケースの底面に形成された第2の開口部に前記リード端子を挿入して封止ガラスで固定し、前記リッドと前記窓ガラス付きキャップを前記ケースに固着して前記LDを気密封止することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、半導体レーザパッケージの薄型化を図ることができると共に、リードをケース下面に封止ガラスで固定しているので、リッドをケースにシーム溶接する際の荷重で封止ガラスが割れることがなく、気密封止を保持することができる。
(2)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記LDを半田により前記ケースに固着することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、LDをケースに固着する際に接着剤を使用していないので、LDの動作特性が悪化しない利点がある。
(3)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記LDを半田によりサブマウント用の基板に固着し、前記サブマウント用の基板を半田により前記ケースに固着することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、フローティング用の半導体レーザパッケージにおいて、LDをケースに固着する際に接着剤を使用していないので、LDの動作特性の劣化を防止することができる。
(4)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記ケースの両側側面に鍔部を形成し、前記鍔部と直交する方向に連接される段差部を設けたことを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図3、図4の実施形態が対応する。この構成によれば、半導体レーザパッケージをヒートシンクに組み込んで使用する形態において、実質的な薄型化が可能になる。
(5)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記ケースの両側側面に形成された鍔部にクサビ状の切り欠きを設け、前記段差部と前記切り欠きの中心により、前記LDの発光点をパッケージの外部から特定することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図3、図4の実施形態が対応する。この構成によれば、半導体レーザパッケージの外観からLDの発光点の基準位置が明確になり、使い勝手が良くなる。
(6)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記LDの出射側にレンズを実装し、前記LDの出射光を前記キャップの窓ガラスで集光することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、半導体レーザパッケージの薄型化に伴い窓ガラスの有効径が小さくなったとしても、LDの出射光は窓ガラス有効径部に集光するので、光ケラレの影響は生じない。
(7)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記リード端子をL字状に形成し、当該L字状の一辺を前記第2の開口部に挿入して封止ガラスで固定することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、ケース外部に導出されたリード端子の他辺は、突出部の高さよりも低い位置でケース底面に沿って延在するので、スペースを有効に活用し、半導体レーザパッケージの薄型化を図ることができる。
(8)また、本発明の半導体レーザパッケージは、前記LDは窒化物半導体であることを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージは、図1、図6の実施形態が対応する。窒化物半導体レーザは、気密封止を行わないと寿命が短くなる特性がある。本発明の半導体レーザパッケージは、気密性が高いので、窒化物半導体レーザの寿命を長くすることができる。
(9)本発明の半導体レーザパッケージの製造方法は、LDを半田で実装すると共に前記LDとワイヤで接続されるL字状のリード端子の一辺を底面に設けた開口部から導出して封止ガラスで固定したケースに、リッドをシーム溶接で固定し、その後前記ケースの側面に形成した開口部に窓ガラス付きキャップを挿入して抵抗溶接により前記ケースに固定することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージの製造方法は、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、リッドをケースにシーム溶接で固定した後に窓ガラス付きキャップをケースに固定しているので、窓ガラスはシーム溶接の荷重で割れず気密封止を保持できる。また、LDをケースに半田で実装した後に窓ガラス付きキャップをケースに固定しているので、半田材が窓ガラスに飛び散らないさらに、シーム溶接と抵抗溶接は、局所的な熱負荷となりケース全体に高温負荷を与えないため、LDへの熱負荷が少なくなり、LDの特性劣化を防止することができる。
(10)また、本発明の半導体レーザパッケージの製造方法は、前記LDは両面電極を設けており、前記LDの一方電極を前記ケースに形成した導電パターンに実装した後に、前記LDの他方電極と一対のリード端子の一方とをワイヤボンディングによりワイヤで接続し、前記導電パターンと前記一対のリード端子の他方とをワイヤボンディングによりワイヤで接続することを特徴とする。この発明の半導体レーザパッケージの製造方法は、図1、図6の実施形態が対応する。この構成によれば、LDのカソードとアノードの2つの電極とリード端子との導電接続は、LDが両面電極であるにも拘わらずLDの実装面の上側からとれる構成になっており、LDの両面電極とリード端子との導電接続の作業性が向上する。
本発明の半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法は、前記(a)〜(g)の問題を解決し、半導体レーザパッケージを薄型で気密封止が保持できる構成とすることができる。
以下図に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる構成を示す縦断側面図である。図1において、半導体レーザパッケージ1は、ケース2、リッド3、LD4、封止ガラス6、アノードおよびカソードの正負一対のL字状のリード端子8a、8b(図示しない)、LD4のアノードおよびカソードの両電極と、前記正負一対のL字状のリード端子8a、8bとを接続するワイヤ7a、7b(図示しない)を設けている。L字状のリード端子8a、8bは、折曲部8xで90度折り曲げられている。18は、LD4をケース2からフローティングするためのサブマウント用の基板である。
LD4の出力ビームをパッケージ外部に出射するために、ケース2には第1の開口部2aが形成されている。また、ケース2には突出部2xが形成されている。前記ケース2の第1の開口部2aには、窓ガラス付のキャップ9が装着される。L字状のリード端子8aの一辺は、ケース2の下面に形成された第2の開口部2bに挿入され封止ガラス6で固定される。L字状のリード端子8aの他辺は、前記ケースの突出部2xの高さよりも低い位置でケースに平行な方向に引き出される。このように、リード端子8a、8bをケース2の下面において封止ガラス6で固定する事により、リッド3をケース2にシーム溶接する際に、ケース側面に伝達される荷重により割れが発生することがなくなった。このため、半導体レーザパッケージの気密封止を保持できる利点がある。また、ケース外部に導出されたリード端子のL字状の他辺は、突出部2xの高さよりも低い位置でケース2の底面に沿って延在するので、スペースを有効に活用し、半導体レーザパッケージの薄型化を図ることができる。
図2は、窓ガラス付のキャップ9の構成を示す平面図である。図2において、窓ガラス11はキャップ9の枠体9aに形成された開口部9cに、低融点ガラス12で固定される。低融点ガラス12を窓ガラスとすることもできる。キャップ9のフランジ部9bには、プロジェクション10を形成している。このプロジェクション10は、後述するようにケース2にキャップ9を抵抗溶接で固定する際に、電流を集中させる機能を有している。
次に、図1のケース2の製作方法について説明する。一般的には、半導体レーザパッケージのケース部材は、プレス法で製作されるが、本発明のパッケージには側面にレーザ光通過用の第1の開口部2aと、リード端子挿入用の第2の開口部2bを形成する必要がある。そこで、(1)金属粉末射出整形(MIM:Metal Injection Molding)により、第1の開口部2a、第2の開口部2bが設けられているケース全体の形状を製作する。あるいは、(2)先にプレスにより第1、第2の開口部が無い状態でケースを製造して、その後第1、第2の開口部を追加加工する。前記(1)、(2)いずれの方法を採用しても良いが、どちらの場合もコスト合理化のため、ケースの材質はほとんどFe(鉄)であるもので製作した。その後、LD実装面を、鏡面でパンチする。鏡面の粗さの精度がその時転写される。その際に、ケースの鍔部(図3の図示番号13)の基準面も同時にパンチする。最後にFeに金メッキを施した。
次に、前記ケース2にLD4を実装する例について説明する。図3はケース2にLD4を実装した状態を示す平面図、図4は縦断側面図である。図3において、13はケース2の鍔部、14は鍔部13に形成した切り欠きである。C.Lは、LD4の実装面の中心線、Xcはケース2の両側に形成された前記切り欠き14の中心間の長さである。また、2yは、前記鍔部13と直交する方向に連接される段差部である。
Xcは、X方向のLD4の実装位置の基準となる。また、ZcはLD4の一方端部と前記切り欠き14の中心間の長さである。Zcは、Z方向のLD4の実装位置の基準となる。このように、鍔部13に形成した切り欠き部14の中心を基準としてLD4を実装するので、X軸、Z軸方向の発光点位置がパッケージ外部から正確に特定できる。
なお、ケース2のLD4を実装する面は前記のように鏡面加工しており、LDの厚みのバラツキは小さい。このため、Y軸方向(高さ方向)の発光点位置も、鍔部13に直交する方向に形成された段差部2yから、正確に特定できる。本発明の実施形態においては、半導体レーザパッケージの外観からでも、LD4の発光点の基準位置を明確に判断することができる。このように、LD4の発光点位置は、XYZ3軸方向で半導体レーザパッケージの外部から特定できるので、非常につかいやすい構成となっている。
LDは上面がアノードで下面がカソードであり、両面電極になっている。特にノート型パソコン用半導体レーザパッケージは、フローティングタイプ、すなわち、LD4の両電極をケース部材から浮かせた構成が採用されている。このため、本発明の実施形態においても、図1に示したように絶縁性のサブマウント用の基板18をLD4の下に配置している。
このサブマウント用の基板18は、上面にLD4を半田付けし、下面はケースに半田付けした両面半田付けの構成としている。なお、サブマウント用の基板を省略する場合には、図1において、LD4を直接ケースの内面に半田付けで固着する。この場合も接着剤を使用しないので、LD4に対する有機物の悪影響発生を防止することができる。
サブマウント用の基板18の材質は、放熱性の良いAlN(窒化アルミニウム)を採用した。サブマウント用の基板18の上面には導電パターン、例えば金パターンが形成されており、LD4との半田付けにより、LD4のカソードと導通する。サブマウント用の基板18の上面からワイヤ7b(図3)でワイヤボンディングすることにより、LD4のカソードとリード端子8bとを接続する。また、LD4のアノードは、ワイヤ7aでワイヤボンディングによりリード端子8bと接続する。
このように、本発明の実施形態においては、LD4のカソードとアノードの2つの電極とリード端子との導電接続は、LD4が両面電極であるにも拘わらずLD4の実装面の上側からとれる構成になっており、LD4の両面電極とリード端子との導電接続の作業性の向上が図れる。図5は、ケース2にLD4を実装した後の半導体レーザパッケージ1の状態を示す概略の斜視図である。
LD4のケース2に対する実装位置は、できるだけ窓ガラス11が付けられているキャップ9の位置に近い方が好ましい。これは、LD4の実装位置が、窓ガラス11が付けられたキャップ9の位置に近い方が、窓ガラス11を透過するLD4の出力光のビーム径が小さくなり、光ケラレの影響を防止することができるためである。
LD4を窓ガラス11の位置に近づけることが困難な場合には、図6の構成を採用する。図6は、半導体レーザパッケージ1aの縦断側面図である。図7においては、LD4と窓ガラス11が付されたキャップ9が挿入される開口部2aとの間に、レンズ17を実装している。レンズ17は、ケース2に挿入されたキャップ9の窓ガラス11の位置に、LDの出力光を集光する手段として機能する。図6の構成では、半導体レーザパッケージの薄型化が図られて、窓ガラス11の有効径が小さくされても、LD4の出射光は窓ガラス11の有効径部に集光するので、光ケラレの問題は生じない。
次に、ケース2にリッド3とキャップ9を接合する方法について説明する。この際に、リッド3とキャップ9に付着している汚染物質を除去すると、LD4を精度良くパッケージに気密封止できる。このような汚染物質の除去は、LD4の実装後のケース2、及びリッド3とキャップ9の内壁側を洗浄処理することにより行う。このような洗浄処理後にリッド3をケース2にシーム溶接する。ここで、シーム溶接は、ワークに荷重と交流を負荷して、リッド3の表面のニッケルとケース2に施した金メッキを共晶させる接合方法である。シーム溶接で処理した場合には、電流の流れるところにだけ局所的に熱を負荷する事ができるので、LD4へ熱負荷がかからない利点がある。
次に、キャップ9をケース2に溶接してLD4を気密封止する。キャップ9のケース2への溶接は、抵抗溶接により行う。抵抗溶接は、ワークに荷重と直流を負荷して、キャップ9の表面のニッケルあるいは金と、ケース2に施した金メッキを共晶させる接合方法である。この場合には、電流の流れるところにだけ、局所的に熱を負荷する事ができるのでLDへ熱負荷がかからない。電流が流れるところが集中するように、キャップ9のケース2との接合面には、プロジェクション10(図2)を設けている。
このように、本発明の実施形態においては、窓ガラス11が付設されたキャップ9は、リッド3がケース2にシーム溶接された後に抵抗溶接でケース2に溶接される。このため、シーム溶接の荷重がケース側面に設けたキャップ9にかかることはないので、キャップ9に付設された窓ガラス11が割れることを防止し、気密封止を保持できる。
また、LD4がケース2に半田付けされた後にキャップ9がケース2に溶接されるので、半田材が窓ガラスに飛び散らない。さらに、リッドのシーム溶接とキャップの抵抗溶接は、当該溶接部に対して局所的な高温負荷が発生するが、ケース2全体に高温負荷を与えない。このため、LD4への熱負荷によるダメージは発生しない。また、LD4の実装部に接着剤を用いていないので、LD4の特性劣化を防止することができる。
また、ケース2に突出部2xを形成し、L字状の一対のリード端子8a、8bの一辺をケース2の底部に設けた開口部からケース内に挿入して、その他辺を突出部2xの高さよりも低い位置でケース2の底部に沿って外部に延出させている。リード端子を挿入した前記開口部には、封止ガラスを充填してリード端子を固定している。このため、半導体レーザパッケージの薄型化を図ることができると共に、気密封止を確保することができる。なお、サブマウント用基板18の熱抵抗も25℃/Wであり、従来パッケージ(CANパッケージ)と同等の放熱性能である。本発明の実施形態においては、厚み2.4mmの気密封止型サイドビューパッケージが製作できた。
次に、本発明の半導体レーザパッケージのヒートシンクへの固定方法 について説明する。図7は、半導体レーザパッケージ1とヒートシンク15との位置関係を示す概略の斜視図である。半導体レーザパッケージ1は、簡単のため、キャップ9の図示を省略している。ヒートシンク15には、矩形状の開口部16が形成されている。
半導体レーザパッケージ1は、LD4の実装方向が下向きになるようにしてヒートシンク15に固定される。ケース2の段差部2yがヒートシンク15の開口部16に挿入され、ケース2の鍔部13がヒートシンク15の開口部16の周辺の平面15aで支持される。ケース2とヒートシンク15の固定には、熱伝導率の良い接着剤が用いられる。
本発明の実施形態においては、ケース2の段差部2yをヒートシンク15の開口部16に挿入して、ケース2の鍔部13がヒートシンク15の開口部16の周辺の平面15aで支持されるようにしている。このため、ヒートシンクの高さの影響を最小限に抑制し、ヒートシンクの支持を考慮した半導体レーザパッケージの実質的な薄型化を図っている。
図8は本発明の他の実施形態を示す図で、図8(a)は縦断側面図、図8(b)は斜視図である。図6と同じところには同一の符号を付している。図8においては、正負一対のリード端子8c、8dは棒状に形成し、ケース2に設けた第2の開口部2bから外部に導出して封止ガラス6で固定する。この場合には、リード端子の材料費を節約することができる。
光源のLDとしては、例えば窒化物半導体レーザを用いることができる。光源として窒化物半導体レーザを用いた場合には、本発明の半導体レーザパッケージは気密封止の度合いが高いので、窒化物半導体レーザの寿命を長くすることができる。また、発光層に
InXAlYGa1-X-YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)
を用いた窒化物系半導体発光素子を光源に用いることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、薄型で気密封止が保持できる構成とした半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態を示す縦断側面図である。 窓ガラス付のキャップの構成を示す平面図である。 ケースにLDを実装した状態を示す平面図である。 図3の縦断側面図である。 半導体レーザパッケージを示す概略の斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断側面図である。 半導体レーザパッケージとヒートシンクとの位置関係を示す概略の斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す縦断側面図である。
符号の説明
1、1a、1b・・・半導体レーザパッケージ、2・・・ケース、2a・・・第1の開口部、2b・・・第2の開口部、2y・・・段差部、3・・・リッド、4・・・半導体レーザ(LD)、6・・・リード封止用ガラス、7a、7b・・・ワイヤ、8a、8b・・・リード端子、9・・・キャップ、10・・・プロジェクション、11・・・窓ガラス、12・・・低融点ガラス、13・・・鍔部、14・・・切り欠き

Claims (10)

  1. 半導体レーザ(LD)と、前記LDを実装するケースと、リッドと、前記LDの電極にワイヤで接続されるリード端子と、前記ケースの側面に形成された第1の開口部に挿入される窓ガラス付きのキャップとを備え、前記ケースの底面に形成された第2の開口部に前記リード端子を挿入して封止ガラスで固定し、前記リッドと前記窓ガラス付きキャップを前記ケースに固着して前記LDを気密封止することを特徴とする、半導体レーザパッケージ。
  2. 前記LDを半田により前記ケースに固着することを特徴とする、請求項1に記載の半導体レーザパッケージ。
  3. 前記LDを半田によりサブマウント用の基板に固着し、前記サブマウント用の基板を半田により前記ケースに固着することを特徴とする、請求項1に記載の半導体レーザパッケージ。
  4. 前記ケースの両側側面に鍔部を形成し、前記鍔部と直交する方向に連接される段差部を設けたことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の半導体レーザパッケージ。
  5. 前記ケースの両側側面に形成された鍔部にクサビ状の切り欠きを設け、前記段差部と前記切り欠きの中心により、前記LDの発光点をパッケージの外部から特定できる構成とすることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の半導体レーザパッケージ。
  6. 前記LDの出射側にレンズを実装し、前記LDの出射光を前記キャップの窓ガラスで集光することを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半導体レーザパッケージ。
  7. 前記リード端子をL字状に形成し、当該L字状の一辺を前記第2の開口部に挿入して封止ガラスで固定することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の半導体レーザパッケージ。
  8. 前記LDは窒化物半導体であることを特徴とする、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体レーザパッケージ。
  9. LDを実装すると共に前記LDとワイヤで接続されるリード端子を底面に設けた第2の開口部から導出して封止ガラスで固定したケースに、リッドをシーム溶接で固定し、その後前記ケースの側面に形成した第1の開口部に窓ガラス付きキャップを挿入して抵抗溶接により前記ケースに固定することを特徴とする、半導体レーザパッケージの製造方法。
  10. 前記LDは両面電極を設けており、前記LDの一方電極を前記ケースに形成した導電パターンに実装した後に、前記LDの他方電極と一対のリード端子の一方とをワイヤボンディングによりワイヤで接続し、前記導電パターンと前記一対のリード端子の他方とをワイヤボンディングによりワイヤで接続することを特徴とする、請求項9に記載の半導体レーザパッケージの製造方法。

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