JP2003069121A - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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JP2003069121A
JP2003069121A JP2001252054A JP2001252054A JP2003069121A JP 2003069121 A JP2003069121 A JP 2003069121A JP 2001252054 A JP2001252054 A JP 2001252054A JP 2001252054 A JP2001252054 A JP 2001252054A JP 2003069121 A JP2003069121 A JP 2003069121A
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laser module
heat dissipation
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Kiyoshi Fujiwara
潔 冨士原
Jun Otani
順 雄谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃や振動に強く、信頼性に優れる半導体レ
ーザモジュールを提供する。 【解決手段】 放熱部11aを含むパッケージ11と、
放熱部11aの一主面11as上にヒートシンク13を
介して固定された半導体レーザ素子14と、半導体レー
ザ素子14の光出力をモニタするための受光素子15
と、半導体レーザ素子14の温度を測定するための抵抗
素子16と、半導体レーザ素子14から出射した光を集
光し窓12の外側で焦点を結ぶように光学設計されたレ
ンズ17と、その焦点で光の入力が最大となるように配
置された光ファイバ18と、半導体レーザ素子14への
反射戻り光を除去するためにレンズ17と光ファイバ1
8との間に配置された光アイソレータ19と、一主面1
1a上に配置されたペルチェクーラ20とを備える。そ
して、放熱部11aの一主面11atとは反対側の面1
1sが取り付け面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度制御された半
導体レーザ素子の光を光ファイバに入射させる半導体レ
ーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ通信ネットワークの発
達に伴い、長距離で高品質の双方向光通信システムが実
用化されてきている。このシステムにより、CATVや
インターネット等を安価で利用することが可能となって
きている。今後より多くの情報伝送を可能にするため
に、これらのシステムには高密度波長多重伝送(Den
se Wavelength Division Mu
ltiplex:DWDM)が取り入れられてきてい
る。DWDMの概要を図3に示す。このシステムでは、
映像やデータ等は、波長の異なるレーザを用いて局から
各エリアヘ振り分けられる。各エリアからの信号もその
エリアの波長で局へ送信される。一つのシステムで、よ
り広いエリアをカバーするためには、より多くの波長が
必要となってくる。波長多重に使用される発振波長は国
際規格(ITU規格)によって設定されており、表1に
示すような配列となっている。
【0003】
【表1】
【0004】表1では、各波長間隔は100GHzであ
るが、今後更なる伝送量の増大、エリアの拡大に伴い、
50GHz間隔まで狭くなってくる可能性がある。DW
DMの信号源としては、1550nm帯域で発振するD
FB(分布帰還型)レーザモジュールが用いられる。
【0005】従来のDFBレーザモジュール100につ
いて、一例の構造を図5に示す。なお、以下の図面で
は、ハッチングを省略する場合がある。DFBレーザモ
ジュール100のパッケージ101の内部には、銅のヒ
ートシンク102上にSiCサブマウント103を介し
て接着されたDFBレーザ素子104と、セラミックマ
ウント105に固定されDFBレーザ素子104からの
出力をモニタするための受光素子106と、DFBレー
ザ素子104付近の温度を検出するためのサーミスタ1
07と、DFBレーザ素子104から出射した光を集光
しパッケージ101の窓ガラス108の外側で光ファイ
バ109と結合するように光学設計された非球面レンズ
110と、光ファイバ109を介して外部からDFBレ
ーザ素子104へ返ってくる反射戻り光を減衰させるた
めの光アイソレータ111とが配置されている。さら
に、パッケージ101の内部には、上述した光学部品を
金属製のベース112を介して一定の温度に制御するた
めのペルチェクーラ113が設置されている。
【0006】このDFBレーザモジュール100では、
非球面レンズ110を通して集光されたレーザ光を効率
よく光ファイバ109へ結合させるために、光ファイバ
109をステンレスの筒で覆ったフェルール114とフ
ェルールホルダ115とを用いて調芯作業を行った後、
YAG溶接によってこれらを固定する。このDFBレー
ザモジュール100では、光アイソレータ111がDF
Bレーザ素子104と同様に温度制御されているため
に、安定したアイソレーション比を保つことが可能であ
る(特開平3−178181号公報参照)。このDFB
レーザモジュール100では、レーザ素子の発振波長が
レーザ素子の温度によって変化する特性を利用し、DF
Bレーザ素子104付近の制御温度を変化させて発振波
長を調整し、ITU規格の波長に合わせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DFBレーザモジュール100では、ペルチェクーラ1
13上に光学部品などを搭載するため、衝撃や振動とい
った機械的負荷がモジュールに加わったとき、強度の低
いペルチェクーラ113が破壊される可能性が高いとい
う問題があった。
【0008】機械的強度を向上させるためペルチェクー
ラを内蔵しないモジュールとしては、図6に示すような
同軸型のレーザモジュール120が提案されている。レ
ーザモジュール120は、鉄製のベース116を備え、
そのベース116には、銅製のポスト117とSiCか
らなるサブマウント103とを介して接着されたDFB
レーザ素子104と、DFBレーザ素子104からの出
力をモニタする受光素子106とが配置されている。レ
ーザモジュール120では、金属溶接が可能な材質から
なる枠118内に固定された非球面レンズ110が、枠
118を介してベース116に溶接された後、ステンレ
ス製の枠119内に固定された光アイソレータ111を
非球面レンズ110の枠118にYAG溶接で固定す
る。さらに、非球面レンズ110によって集光されたレ
ーザ光が効率よく光ファイバ109へ入射するように調
芯を行ったのち、金属フェルール114とステンレス製
の枠119とをフェルールホルダ115を介してYAG
溶接で固定する。
【0009】同軸型のレーザモジュール120において
DFBレーザ素子104の温度制御を行うためには、D
FBレーザ素子104が接着されているポスト117と
ベース116とを介して冷却することが必要である。こ
こで、ベース116は、溶接によって枠に固定するた
め、一般的に、鉄を含んだ合金によって形成される。
【0010】しかしながら、この材質は熱伝導率が低
く、発熱源であるDFBレーザ素子104からの発熱を
効率よく放熱できないという問題があった。
【0011】上記課題を解決するため、本発明は、衝撃
や振動に強く、信頼性に優れる半導体レーザモジュール
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の半導体レーザモジュールは、放熱部を含む
パッケージと、前記パッケージの端部に配置された窓と
を備える半導体レーザモジュールであって、前記放熱部
の主面のうち前記パッケージの内側の一主面上にヒート
シンクを介して固定された半導体レーザ素子と、前記半
導体レーザ素子の光出力をモニタするための受光素子
と、前記半導体レーザ素子の温度を測定するための抵抗
素子と、前記半導体レーザ素子から出射した光を集光し
前記窓の外側で焦点を結ぶように光学設計されたレンズ
と前記焦点で光の入力が最大となるように配置された光
ファイバと、前記半導体レーザ素子への反射戻り光を除
去するために前記レンズと前記光ファイバとの間に配置
された光アイソレータと、前記放熱部の外側の一主面上
に配置されたペルチェ素子とを備え、前記放熱部の外側
の一主面とは反対側の面が取り付け面であることを特徴
とする。この半導体レーザモジュールでは、ペルチェ素
子がパッケージの外部に配置されており、また、ペルチ
ェ素子が設置されている部分とは反対側の面が取り付け
面となっている。このため、ペルチェ素子に衝撃や振動
が加わることを防止でき、信頼性に優れた半導体レーザ
モジュールが得られる。
【0013】上記半導体レーザモジュールでは、セラミ
ックからなる部材を備え、前記放熱部が、前記部材を介
して前記パッケージに固定されており、前記部材を介し
て電気的な接続が行われていることが好ましい。この構
成によれば、パッケージ側面と放熱部との間の熱伝導が
前記セラミックによってさえぎられるため、放熱部のみ
を効率よく冷却することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0015】(実施形態1)実施形態1では、本発明の
半導体レーザモジュールについて一例を説明する。実施
形態1の半導体レーザモジュール10について、一部の
断面図を図1に示す。また、半導体レーザモジュール1
0について、ボードに固定したときの断面図を図2に示
す。
【0016】半導体レーザモジュール10は、放熱部1
1aを含むパッケージ11と、パッケージ11の端部に
配置された窓12とを備える。また、半導体レーザモジ
ュール10は、放熱部11a上にヒートシンク13を介
して固定された半導体レーザ素子14と、半導体レーザ
素子14の光出力をモニタするための受光素子15と、
半導体レーザ素子14の温度を測定するための抵抗素子
16と、半導体レーザ素子14から出射した光を集光
し、窓12の外側で焦点を結ぶように光学設計されたレ
ンズ(枠付きの非球面レンズ)17とをパッケージ11
の内部に備える。また、半導体レーザモジュール10
は、上記焦点で光の入力が最大になるように配置された
光ファイバ18と、前記半導体レーザ素子14への反射
戻り光を除去するためにレンズ17と光ファイバ18と
の間に配置された光アイソレータ19とを、パッケージ
11の外部に備える。また、図2に示すように、半導体
レーザモジュール10は放熱部11aのうち、パッケー
ジ11の外側の一主面11at上に配置されたペルチェ
クーラ(ペルチェ素子)20を備える。
【0017】パッケージ11の放熱部11aは、銅を含
む合金からなり、たとえば、銅とタングステンの合金か
らなる。放熱部11a以外のパッケージ11は、たとえ
ば、鉄とニッケルとを含む合金からなる。パッケージ1
1は、キャップ11bで気密状態に封止されている。
【0018】ヒートシンク13は、たとえば銅からな
る。ヒートシンク13は、放熱部11aの一主面11a
s(パッケージ11の内側の主面)上に接着される。
【0019】半導体レーザ素子14には、DFB(分布
帰還型)レーザ素子を用いることができる。半導体レー
ザ素子14は、サブマウント21を介してヒートシンク
13に、接着される。このように、半導体レーザ素子1
4は、放熱部11aの主面のうち、パッケージ11の内
側の一主面11as上にヒートシンク13を介して固定
される。
【0020】受光素子15は、一主面11as上であっ
て半導体レーザ素子14の後方(半導体レーザ素子14
に対して窓12とは反対側)に配置されたセラミックマ
ウント22に固定されている。
【0021】光ファイバ18の先端には、フェルール2
3と光アイソレータ19とが配置されており、これら
は、フェルールホルダ24および口金25を介して窓1
2の部分に固定されている。
【0022】図2に示すように、半導体レーザモジュー
ル10は、放熱部11aの外側の一主面11atとは反
対側の面11sが取り付け面(ボード26に固定される
面)である。
【0023】以下に、半導体レーザモジュール10の製
造方法の一例について簡単に説明する。
【0024】まず、放熱部11aの一主面11as上
に、抵抗素子16としてサーミスタをAuSnはんだ
(融点260℃)で接着する。次に、評価選別を行った
半導体レーザ素子14を、SiCからなるサブマウント
21を介して銅のヒートシンク13にAuSnはんだ
(融点約260℃)で接着する。そして、このヒートシ
ンク13をSnAgはんだ(融点約220℃)で一主面
11as上に接着する。
【0025】その後、半導体レーザ素子14に電流を印
加するための配線をワイヤボンディングによって形成す
る。そして、半導体レーザ素子14を発光させながら、
金属の枠がついた非球面レンズ(レンズ17)の最適な
位置を調整し、InAgはんだ(融点約150℃)でレ
ンズ17を接着する。
【0026】次に、評価選別した受光素子15をセラミ
ックマウント22にAuSnはんだ(融点約260℃)
で接着する。そして、このセラミックマウント22を、
一主面11as上であって半導体レーザ素子14の後方
にInSnはんだ(融点約120℃)で接着する。
【0027】次に、窒素などの不活性気体をパッケージ
11内に充填したのち、キャップ11bを溶接し、パッ
ケージ11を密封する。次に、窓12を通過したレーザ
光に対して最大光結合が得られるように、フェルール2
3の先端に光アイソレータ19を取り付けた光ファイバ
18を調芯する。そして、調芯ののち、口金25とフェ
ルール23とをフェルールホルダ24を介してYAG溶
接によって固定する。
【0028】次に、放熱部11aの外側の一主面11a
tとは反対側の面11sをモジュール取り付け面として
ボード26に固定する。その後、放熱部11aの一主面
11atにペルチェクーラ20を取り付けて本発明の半
導体レーザモジュールが得られる。
【0029】半導体レーザモジュール10では、放熱部
11aが光学部品のベースともなっているため、放熱に
関して障壁となるような部材は存在せず、効率よく放熱
を行うことができる。また、半導体レーザモジュール1
0では、パッケージ11の内部にペルチェクーラ20を
内蔵しない構造を採用しているため、使用できるはんだ
の範囲が広がり、融点が260℃以下のはんだを使用で
きる。このため、鉛を含まないはんだで組み立てができ
るという利点がある。
【0030】実施形態1の半導体レーザモジュール10
では、ペルチェクーラ20がパッケージ11の外部であ
って且つモジュールの取り付け部以外の部分に配置され
るため、ペルチェクーラ20が機械的な負荷を受けるこ
とがない。このため、振動や衝撃に強く、信頼性に優れ
る半導体レーザモジュールが得られる。
【0031】本発明の半導体レーザモジュールを適用し
た高密度波長多重伝送を用いたシステムは、従来技術で
説明した図3のようになる。
【0032】(実施形態2)実施形態2では、本発明の
半導体レーザモジュールについて他の一例を説明する。
実施形態2の半導体レーザモジュール40の断面図を図
4(a)に示す。また、図4(a)の線A−A’におけ
る切断端面図を図4(b)に示す。
【0033】図4を参照して、半導体レーザモジュール
40は、半導体レーザモジュール10と同様に、放熱部
11aを含むパッケージ11と、パッケージ11の端部
に配置された窓12とを備える。また、半導体レーザモ
ジュール40は、半導体レーザモジュール10と同様
に、ヒートシンク13、半導体レーザ素子14、受光素
子15、抵抗素子16と、レンズ17、および光アイソ
レータ19を備える。さらに、図4では図示を省略して
いるが、半導体レーザモジュール40は、放熱部11a
のうちパッケージ11の外側の一主面11at上に配置
されたペルチェクーラを備える。
【0034】半導体レーザモジュール40は、半導体レ
ーザモジュール10と比較して、セラミック部材41
(図4においてハッチングを付して示す)と合金膜42
とを備える点が異なる。セラミック部材41は、放熱部
11aを挟むように保持している。また、セラミック部
材41上には、電極端子43が形成されており、この電
極端子43を介して半導体レーザモジュール40と外部
との間で信号の入出力が行われる。合金膜42は、放熱
部11aのうちパッケージ11の内側の主面11as上
に形成されている。合金膜42上には、枠付きの非球面
レンズであるレンズ17が配置されている。この半導体
レーザモジュール40においても、放熱部11aの外側
の一主面11atとは反対側の面11sがモジュールの
取り付け面であり、この面11sがボード26に固定さ
れる。
【0035】以下に、半導体レーザモジュール40の製
造方法の一例について説明する。
【0036】まず、銅とタングステンの合金からなる放
熱部11a上に、抵抗素子16としてサーミスタをAu
Snはんだ(融点260℃)で接着する。次に、評価選
別を行った半導体レーザ素子14を、SiCからなるサ
ブマウント21を介して銅のヒートシンク13にAuS
nはんだ(融点約260℃)で接着する。そして、この
ヒートシンク13をSnAgはんだ(融点約220℃)
で一主面11as上に接着する。
【0037】その後、半導体レーザ素子14に電流を印
加するための配線をワイヤボンディングによって形成す
る。そして、半導体レーザ素子14を発光させながら、
金属の枠がついた非球面レンズ17を最適な位置に調整
する。ここで、実施形態1とは異なり、パッケージの上
記レンズを固定する領域には、鉄とニッケルとからなる
合金膜42を形成している。鉄とニッケルとの合金はY
AG溶接が容易に行えるため、上記調整後にYAG溶接
によって上記レンズを固定する。
【0038】次に、金属ベース上に構成された光アイソ
レータ19をレンズ17の前方にInAgはんだ(融点
約150℃)で接着する。
【0039】次に、評価選別した受光素子15をセラミ
ックマウント22にAuSnはんだ(融点約260℃)
で接着する。そして、このセラミックマウント22を一
主面11as上にInSnはんだ(融点約120℃)で
半導体レーザ素子14の後方に接着する。
【0040】その後、窒素などの不活性気体をパッケー
ジ11内に充填したのち、キャップ11bを溶接し、パ
ッケージ11を密封する。次に、窓12を通過したレー
ザ光に対して最大光結合が得られるように、光ファイバ
18を調芯する。そして、調芯ののち、口金25とフェ
ルール23とをフェルールホルダ24を介してYAG溶
接によって固定する。
【0041】実施形態2の半導体レーザモジュール40
では、半導体レーザモジュール10と同様に、パッケー
ジの外部でしかもモジュールの上部にペルチェクーラを
設置するため、ペルチェクーラが機械的な負担を受ける
ことを防止できる。また、半導体レーザモジュール40
では、ペルチェクーラで温度制御を行う際に、熱伝導率
が低いセラミック部材41が、放熱部11aとパッケー
ジの側面との間の熱伝導を妨げる働きをしている。この
ため、半導体レーザモジュール40では、余分な領域を
ペルチェクーラで温度制御する必要がなくなるため、半
導体レーザ素子の温度制御を効率よく行うことができ
る。
【0042】なお、上記実施形態では、パッケージの放
熱部11aが銅とタングステンとの合金からなる場合に
ついて説明したが、さらに熱伝導のよい材質(たとえば
銅のみ)や、温度制御可能であれば熱伝導率の低い材質
(たとえば、鉄ニッケル合金)を用いてもよい。
【0043】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体レーザモ
ジュールによれば、衝撃や振動に強く、信頼性に優れる
半導体レーザモジュールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体レーザモジュールについて一
例を示す断面図である。
【図2】 図1に示した半導体レーザモジュールの他の
断面図である。
【図3】 本発明の半導体レーザモジュールが使用され
る高密度波長多重伝送を用いたシステムについて一例を
模式的に示す図である。
【図4】 本発明の半導体レーザモジュールについて他
の一例を示す(a)断面図および(b)切断端面図であ
る。
【図5】 従来の半導体レーザモジュールについて一例
を示す断面図である。
【図6】 従来の半導体レーザモジュールについて他の
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、40 半導体レーザモジュール 11 パッケージ 11a 放熱部 11as、11at 一主面 11b キャップ 11s 面 12 窓 13 ヒートシンク 14 半導体レーザ素子 15 受光素子 16 抵抗素子 17 レンズ 18 光ファイバ 19 光アイソレータ 20 ペルチェクーラ(ペルチェ素子) 21 サブマウント 22 セラミックマウント 23 フェルール 24 フェルールホルダ 25 口金 26 ボード 41 セラミック部材 42 合金膜 43 電極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F073 AA64 AB27 AB28 AB30 EA29 FA02 FA06 FA15 FA22 FA25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱部を含むパッケージと、前記パッケ
    ージの端部に配置された窓とを備える半導体レーザモジ
    ュールであって、 前記放熱部の主面のうち前記パッケージの内側の一主面
    上にヒートシンクを介して固定された半導体レーザ素子
    と、 前記半導体レーザ素子の光出力をモニタするための受光
    素子と、 前記半導体レーザ素子の温度を測定するための抵抗素子
    と、 前記半導体レーザ素子から出射した光を集光し前記窓の
    外側で焦点を結ぶように光学設計されたレンズと前記焦
    点で光の入力が最大となるように配置された光ファイバ
    と、 前記半導体レーザ素子への反射戻り光を除去するために
    前記レンズと前記光ファイバとの間に配置された光アイ
    ソレータと、 前記放熱部の外側の一主面上に配置されたペルチェ素子
    とを備え、 前記放熱部の外側の一主面とは反対側の面が取り付け面
    であることを特徴とする半導体レーザモジュール。
  2. 【請求項2】 前記放熱部が銅を含む合金からなる請求
    項1に記載の半導体レーザモジュール。
  3. 【請求項3】 セラミックからなる部材を備え、 前記放熱部が、前記部材を介して前記パッケージに固定
    されており、 前記部材を介して電気的な接続が行われている請求項1
    または2に記載の半導体レーザモジュール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041213A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Nichia Chem Ind Ltd 半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法

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JP2006041213A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Nichia Chem Ind Ltd 半導体レーザパッケージおよび半導体レーザパッケージの製造方法
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