JP2002158389A - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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JP2002158389A JP2000349854A JP2000349854A JP2002158389A JP 2002158389 A JP2002158389 A JP 2002158389A JP 2000349854 A JP2000349854 A JP 2000349854A JP 2000349854 A JP2000349854 A JP 2000349854A JP 2002158389 A JP2002158389 A JP 2002158389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装時間を短縮でき、また、レーザダイオー
ドチップが不良の場合でもコストダメージの小さい半導
体レーザモジュールを実現すること。 【解決手段】 レーザダイオードチップ21を収納する
パッケージケース1aを、レーザダイオードチップを搭
載する金属製のベース部2と、該ベース部2の周囲に立
設されてレーザダイオードチップ21の周辺部を包囲す
るフレーム部3とで構成し、レーザダイオードチップ2
1をベース部2の厚さに比して十分薄い非金属のヒート
シンク20aを介してベース部2に固定することによ
り、レーザダイオード21の出射面の高さを左右するハ
ンダの量を従来より削減し、これによって出射面の高さ
のばらつきを大幅に低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として光通信に
用いられる半導体レーザモジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットの急速な普及に代表され
るように、近年、加入者系やデータ通信分野においてト
ラヒックが急激に増大している。それに対応するため、
これらの分野に光ファイバを用いた光通信方式が採用さ
れ始めている。現在、加入者系では155Mb/s、デ
ータ通信市場では1Gb/s程度までの高速光通信が実
用化され、将来的には10Gb/s程度の高速光通信方
式が必要になると予想されている。
【0003】こうした要求に対応するため、発明者らは
特願2000−000828において、10Gb/s以
上の高速変調が可能で、低コストな半導体レーザモジュ
ールを提案した。
【0004】前記モジュールは、1)底面部に露出した
金属部材を有している、2)モジュールの底面から水平
にピンが取り出されている、3)信号線のピンと隣り合
うピンとがコプレーナ線路構造となるように設定してあ
る、ことを特徴とするものである。
【0005】そして、1)の構成により、かかる金属材
料を通して半導体レーザダイオードでの発熱を放熱で
き、電気的にもグランド(接地)電位を安定化できるの
で電気的特性も良くなる、また、2)の構成により、表
面実装が可能となり、モジュールの実装が簡便になる、
さらに、3)の構成により、信号線のピン幅、隣のピン
とのピン間隔を調整することによってプリント基板に対
し任意の特性インピーダンスを有する高周波伝送線路を
構成でき、10Gb/s以上の高速信号に対しても、反
射特性、透過特性に優れた配線をすることが可能とな
る、という効果があった。
【0006】特願2000−000828にかかる半導
体レーザモジュールの光軸を含む断面図を図7に示す。
同図において、1はパッケージケース、3はパッケージ
ケース1を構成するフレーム部、4は同様にパッケージ
ケース1を構成する金属ベース、5はキャップ、6はシ
ールリング、7はレンズ、8はレンズホルダ、9は光ア
イソレータ、10はスライドリング、11はフェルー
ル、12はセラミックキャピラリ、13は光ファイバ、
14は金属サブキャリア、19はテラス面、20はヒー
トシンク、21はレーザダイオードチップ、22はフォ
トダイオード用サブキャリア、23はフォトダイオード
である。
【0007】また、図8はパッケージ内部の構造及び高
周波信号の伝送路が分かるようにキャップ5をはずし、
パッケージケース1の一部を切り欠いた状態で示した斜
視図である。ここでは本来搭載されるべきモニタ用のフ
ォトダイオードやモジュール内部の温度をモニタするた
めのサーミスタは省略して示している。ここで、24は
アルミナ等の誘電体上に高周波信号を伝送するためのメ
タライズパタンを施した配線板、25は薄膜抵抗、10
1〜108はピン、109はテラス面からパッケージ底
面までを貫通するビアホールである。
【0008】図7から分かるように、パッケージの底面
は金属ベース4からなっており、その上に金属サブキャ
リア14、ヒートシンク20を介してレーザダイオード
チップ21が搭載されている。
【0009】実装の手順は、図6のa)に示すように、
まずレーザダイオードチップ21をヒートシンク20に
ハンダにより搭載し(1)、次にこれらを金属ブロック
からなる金属サブキャリア14にハンダにより固定する
(2)。さらにこれらを金属ベース4にハンダにより固
定する(3)。この固定の際に、後に述べるように第1
回目の調芯を行う。
【0010】次に、レーザダイオードチップ21に高周
波信号を入力するための配線板24を、図8から分かる
ように、金属サブキャリア14とパッケージのテラス面
19とが橋渡しで接続されるように銀ペーストで搭載す
る(4)。次に、図8から分かるように、配線板24と
ビアホールパタン部、並びにレーザダイオードチップ2
1と配線板24をそれぞれリボンワイヤ110,111
で接続する。
【0011】その後、図7から分かるように、フォトダ
イオード用サブキャリア22に搭載したフォトダイオー
ド23を金属サブキャリア14にハンダにより固定し、
さらにアイソレータ9及びフェルール11が一体化され
た光ファイバ13と、スライドリング10とをYAG溶
接により固定することにより、モジュールが完成する。
即ち、レーザダイオードチップ21からの出射ビーム
が、パッケージケース1に固定されたレンズ7により集
光される位置に光ファイバ13の端面が来るようにスラ
イドリング10に対してフェルール11をYAG溶接に
よって固定し、かつスライドリング10をレンズホルダ
8にYAG溶接によって固定し(第2回目の調芯)、モ
ジュールが完成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記特願2000−0
0828に示した例では、レーザダイオードの出射面の
高さは、金属ベース4、金属サブキャリア14、ヒート
シンク20及びレーザダイオードチップ21の厚さの和
と、これらを接続するために用いるハンダの盛り量とで
決まる。従って、それぞれの部品に製造誤差が生じた場
合やハンダの量がばらついた場合、それらが出射面の高
さのばらつき、ひいては半導体レーザモジュールの光出
力のばらつきとして現れてくる。特に、金属ベース4に
金属サブキャリア14を固定する際に用いるハンダの量
が多いため、出射面の高さのばらつきの大きな要因とな
っていた。
【0013】このため、金属サブキャリア14を金属ベ
ース4にハンダ固定する際に第1回目の調芯を行い、パ
ッケージに固定されたレンズに対して光結合が最適とな
る位置に固定する必要があった。即ち、レーザダイオー
ドチップ21に直流電流を流して発光させ(アクティブ
アライメント)、レンズの対向する位置に仮置きした光
ファイバへの入力強度が最大となるように、金属サブキ
ャリア14を押しつける強度を調整し、ハンダのはみ出
しによる高さの微調整をしながら固定する必要があっ
た。
【0014】さらに光ファイバ13を固定する際にも、
同様にレーザダイオードチップ21を発光させながら、
フェルール11及びスライドリング10を溶接する必要
があるため、実装時間がかかるという問題があった。
【0015】また、従来のモジュールでは、金属サブキ
ャリア14及び配線板24を介して高周波信号をピン1
07から入力しないとレーザダイオードチップ21の高
周波特性が測定できない。従って、その段階で不良と判
定された場合、ヒートシンク、金属サブキャリア及びパ
ッケージケースが無駄となるため、コストダメージが大
きかった。
【0016】このような状況を鑑み、本発明では、実装
時間を短縮でき、また、レーザダイオードチップが不良
の場合でもコストダメージの小さい半導体レーザモジュ
ールを実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザモ
ジュールは、レーザダイオードチップを収納するパッケ
ージケースに、少なくとも前記レーザダイオードチップ
に電気信号を入力するためのピンと、前記レーザダイオ
ードチップに光結合する光ファイバと、前記レーザダイ
オードチップと前記光ファイバとを光結合するための光
学系とが取り付けられてなる半導体レーザモジュールに
おいて、前記パッケージケースはレーザダイオードチッ
プを搭載する金属製のベース部と、該ベース部の周囲に
立設されてレーザダイオードチップの周辺部を包囲する
フレーム部とで構成され、前記レーザダイオードチップ
は非金属のヒートシンクを介して前記ベース部に固定さ
れ、前記ベース部の前記レーザダイオードチップの搭載
部の高さは該搭載部に前記レーザダイオードチップとと
もに搭載されるヒートシンクの上面の高さが前記フレー
ム部に設けられたテラス面と略同一の高さになるように
設定され、前記ヒートシンクの大きさは前記搭載部から
はみ出さない大きさに設定され、前記フレーム部の内側
面には前記テラス面に連続するパタンが設けられ、さら
に前記ベース部の側面と前記フレーム部の内側面とが接
触していることを特徴とする。
【0018】前記ベース部を構成する金属は熱伝導性の
良いCuWまたはCuMoであることが好ましく、ま
た、前記フレーム部は低コスト化に有利なセラミックで
形成されていることが望ましい。
【0019】また、前記ヒートシンクは誘電体、特に熱
伝導率の大きい窒化アルミニウムを主成分とするセラミ
ックであって、前記ベース部と導通するための接地電極
用貫通穴及び前記レーザダイオードチップへ高周波信号
を入力するためのパタンを有していることが望ましい。
【0020】さらに、前記レーザダイオードチップを前
記光ファイバの光軸方向より高周波信号を入力するため
のピン側に寄せて搭載するとともに、前記光ファイバを
その斜めに研磨された端面が前記ベース部の上面と直交
しかつ高周波信号を入力するためのピンの反対側に向く
ように配置することが望ましい。
【0021】ここで、前記光学系は、これを構成するレ
ンズが、前記フレーム部の一部に設けられた開口部にハ
ンダまたは金属のレンズホルダにより固定されている
か、もしくは前記ベース部に形成されたV字型またはU
字型の溝に固定されているのが好ましい。
【0022】本発明によれば、レーザダイオードの出射
面の高さは、ベース部、ヒートシンク及びレーザダイオ
ードチップの厚さの和と、これらを接続するために用い
るハンダの盛り量とで決まるが、従来例で述べた金属サ
ブキャリアとこれを金属ベースに固定するのに必要な多
量のハンダが不要となるので、従来例で必須であったア
クティブアライメントによる第1回目の調芯工程を簡略
化することが可能となるという利点が生じる。
【0023】即ち、上述した多量のハンダが不要となる
ことにより、出射面の高さのばらつきを従来例に比べて
大幅に低減することができるため、第1回目の調芯工程
を画像認識処理技術によるパッシブアライメントだけで
済ませ、高さのばらつきを第2回目の調芯により補償す
ることにより、実装時簡を短縮することが可能となる。
【0024】また、ベース部のチップ搭載部の高さを、
レーザダイオードチップとともに搭載されるヒートシン
クの上面の高さがフレーム部に設けられたテラス面と略
同一の高さになるように設定し、ヒートシンクの大きさ
を搭載部からはみ出さない大きさに設定することによ
り、レーザダイオードチップとパタンとを接続するリボ
ンワイヤを短くでき、高周波特性の劣化を低減でき、ま
た、フレーム部の内側面にテラス面に連続するパタンを
設けてベース部の側面とフレーム部の内側面とを接触さ
せたことにより、電気力線の接地電位部へのなめらかな
終端が可能となる。
【0025】また、ヒートシンクに、ベース部と導通す
るための接地電極用貫通穴及び高周波信号を入力するた
めのパタンを設けたことにより、レーザダイオードチッ
プの高周波特性を、パッケージケースに搭載する前の、
ヒートシンクに搭載した段階で評価できるので、従来例
のように、チップが不良であってもパッケージケースを
無駄にすることが無くなり、コストダメージの小さい半
導体レーザモジュールが実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
詳細に説明する。
【0027】図1ないし図3は本発明の半導体レーザモ
ジュールの第1の実施の形態を示しており、図1は光軸
を含む断面図、図2はキャップを取り外した状態の平面
図、図3は図2のX−X’線平面図である。この実施の
形態は、レーザダイオードチップで発光した光を変調し
て光ファイバに伝送する半導体レーザモジュールの例を
示している。なお、図中、従来例と同一構成部分は同一
符号をもって表している。
【0028】パッケージケース1aは金属製のベース部
2とその周辺部に沿って枠状に設けられたフレーム部3
とから成っている。ベース部2は、熱伝導性の良いCu
WまたはCuMo等で形成され、フレーム部3はアルミ
ナ(Al23)などのセラミックで構成されている。
【0029】また、前記フレーム部3の一つの側面に
は、予めレンズホルダ8に固定されたレンズ7が、フレ
ーム部3の開口部(くり抜き部分)に装着されている。
かかるレンズホルダ8は円筒状の金属筒であって、筒内
にはレンズが内挿され、固定されている。さらに、前記
フレーム部3の上面には、シールリング6がメタライズ
膜によって形成されており、キャップ5をシーム溶接す
ることにより、パッケージケース1a内が気密封止され
る。
【0030】一方、前記ベース部2は、図1から分かる
ように凸型形状をしており、かかる凸部(レーザダイオ
ードチップの搭載部)にヒートシンク20aが搭載さ
れ、さらにヒートシンク20a上にレーザダイオードチ
ップ21、サーミスタ26が搭載される。ここで、ヒー
トシンク20aは、レーザダイオードチップ21で発生
する熱を効率良くベース部2に逃がすためのもので、熱
伝導率の大きい窒化アルミニウム(AlN)の誘電体等
が用いられる。
【0031】さらにヒートシンク20aの上面には、レ
ーザダイオードチップ21に高周波信号を伝送するため
の電極パタンと、サーミスタ搭載用の電極パタンとが設
けられている。
【0032】かかる高周波信号伝送用のパタンとして
は、例えば接地(グランド)電極付きコプレーナ(共平
面)伝送線路が用いられ、特性インピーダンスが50Ω
となるよう設計される。レーザダイオードチップ21の
抵抗は5Ω程度であるので、45Ωの薄膜抵抗をコプレ
ーナ線路(線状電極パタン)に直列に設けておけば、モ
ジュールの外から入力される50Ω系の高周波信号に対
してインピーダンス整合させることができる。
【0033】レーザダイオードチップ21はその下側電
極を介して、接地電極付きコプレーナ線路を構成する前
記線状電極パタンを囲む電極パタン(接地電極)上に搭
載される。また、ヒートシンク20aの下面には全面に
亘って接地電極が設けられており、該接地電極と前記線
状電極パタンを囲む接地電極パタンとは貫通穴(ビアホ
ール)(図示せず)によって接続されている。
【0034】このようにすると、ヒートシンク20aを
ベース部2にハンダ固定した際に、ベース部2の大きい
金属部材を介して安定な接地電位を与えることができる
ため、電気的特性がよくなる外、レーザダイオードチッ
プ21の発熱を効率良く放熱できるようになる。
【0035】一方、レーザダイオードチップ21に対し
てレンズ7と反対側のベース部2上にフォトダイオード
用サブキャリア22aが搭載され、このサブキャリア2
2a上に、レーザダイオードチップ21から出力される
モニタ光を受光するためのフォトダイオード23が搭載
されている。また、レーザダイオードチップ21にバイ
アス電流を印加する際のチョーク用コイルとして用いる
ためのチップインダクタ27がテラス面19に搭載され
ている。
【0036】ここで、パッケージケース1aの高さは5
mm前後であり、また光ファイバ13はパッケージのほ
ぼ中央の高さの位置に取り付けられるので、レーザダイ
オードチップ21と光ファイバ13とが光結合する出射
面の高さはモジュール底面から約2.5mmの位置にあ
る。レーザダイオードチップ21は約0.1mmの厚さ
があり、ヒートシンク20aは0.2mmの厚さである
ので、ベース部2の厚さは2.2mm前後である。従っ
て、ヒートシンク20aはベース部2に比べて十分薄い
と見なし得る。
【0037】次に、実装手順を示すことにより、本発明
の進歩性を述べる。
【0038】図6のb)は本発明にかかる半導体レーザ
モジュールの実装のうち、レーザダイオードチップ21
をパッケージケース1aに搭載するまでの手順を示した
ものである。
【0039】まず、レーザダイオードチップ21をヒー
トシンク20aにハンダにより搭載する(1)。次に、
これらをベース部2にハンダにより固定すれば良い
(2)。図6のa)に示した従来例の場合と比較すれば
明らかなように、本発明によれば、部品点数の削減とと
もに実装工程数が低減され、実装時間を短縮できる利点
がある。
【0040】さらに、既に述べたように、従来例で使っ
ていた金属サブキャリアが不要となり、従って、これを
金属ベースに固定するための多量のハンダが不要となっ
たことにより、レーザダイオードチップ21の出射面の
高さのばらつきが大幅に低減できるため、レーザダイオ
ードチップ21の出射面の高さをレンズ7に対して最適
位置に調整するための工程が、水平面内方向のアライメ
ントを取るだけで済むようになるのが極めて大きな利点
である。
【0041】即ち、従来例では前述したアクティブアラ
イメントが必要であったのに対し、本発明では、レーザ
ダイオードチップ21の搭載されたヒートシンク20a
を固定する際、レーザダイオードチップへの電流注入を
行うことなく(パッシブアライメント)、パッケージケ
ース1aの上方からベース部2付近をビデオカメラ等を
用いて撮影し、周知の画像認識処理技術を用いてレンズ
7の焦点位置にレーザダイオードチップ21が来るよう
にヒートシンク20aもしくはパッケージケース1aを
移動させ、ハンダにより固定すれば十分である。
【0042】かかるパッシブアライメントによる搭載精
度は±3μm程度であるが、この程度の搭載ずれは、光
ファイバ13をパッケージケース1aに固定する第2の
調芯工程で十分補償し得る。従って、本発明によれば、
従来例に比べて実装時間を大幅に短縮できる。
【0043】また、レーザダイオードチップ21をヒー
トシンク20aに搭載し、リボンワイヤ111でレーザ
ダイオードチップ21とヒートシンク20a上のコプレ
ーナ線路とを接続した段階でプローブを用いることによ
り、レーザダイオードチップ21の高周波特性を評価で
きることも本発明の極めて大きな利点の一つである。こ
の段階でチップの良否判定ができれば、パッケージケー
スを無駄することがなくなるので、コストダメージを低
減することが可能となる。
【0044】レーザダイオードチップ21をパッケージ
ケース1aに搭載した後は、サーミスタ26をヒートシ
ンク20aに搭載し、チップインダクタ27をテラス面
19に搭載し、さらにフォトダイオード23を搭載した
フォトダイオード用サブキャリア22aを搭載する。
【0045】その後、所要のリボンワイヤによる電気的
接続を行い、キャップ5をシーム溶接し、光ファイバを
固定する。なお、フォトダイオード23の固定方法、並
びにスライドリング10及びアイソレータ9と一体とな
った光ファイバ13をYAG溶接により固定する方法は
従来例の場合と同様である。
【0046】ここで、図3から分かるように、高周波信
号は、ピン107からパッケージケース1aのフレーム
部3の内部に設けられた特性インピーダンス50Ωのビ
アホール109を通り、テラス面19に到達した後、テ
ラス面19に設けられた特性インピーダンス50Ωのコ
プレーナ線路に伝送され、さらにリボンワイヤ110、
ヒートシンク20a上のコプレーナ線路、リボンワイヤ
111を介してレーザダイオードチップ21に入力され
る。
【0047】リボンワイヤの所では、インピーダンス整
合条件がくずれるので、ワイヤの長さは極力短いのが望
ましい。ヒートシンク20aの厚さは0.2mm程度で
あるので、テラス面19とヒートシンク20aの上面と
がほぼ同一の高さとなるようにベース部2の厚さHを設
定し、さらにヒートシンク20aの大きさをベース部2
からはみ出さない、言い換えればテラス面19に乗り上
げないように設定しておけば、リボンワイヤ110を短
くできるため、高周波特性の劣化を低減することができ
る。
【0048】また、この時、リボンワイヤ110のとこ
ろで電気力線が滑らかに接地電位部に終端されるため
に、ベース部2の側面とフレーム部3の内側面30とを
物理的に接触させ、かつ電気的に導通させることが極め
て望ましい。このためには、例えばフレーム部3の内側
面30にテラス面19に連続するメタライズパタンを設
けてやれば良い。
【0049】次に、請求項6に記載した発明について説
明する。
【0050】本モジュールでは、レーザダイオードの出
射面の高さは、ベース部2、ヒートシンク20a及びレ
ーザダイオードチップ21の高さの和で決まるため、そ
れぞれに製造誤差が生じた場合、それらが出射面の高さ
のばらつきとして現れてくる。
【0051】一方、こうした半導体レーザモジュールで
は、光ファイバ端面の反射戻り光を低減させるため、フ
ァイバ端面を8度程度斜めに加工するのが一般的であ
る。この場合、光ファイバへの結合効率が最大となるた
めの光の入射方向はスネルの法則で決まり、光軸方向に
対し約3.6度ずれた方向である。
【0052】ここで、もしモジュールの高さ方向におい
てファイバ端面が傾くように光ファイバ13を配置する
と、レーザダイオードチップ21の出射面の高さのばら
つきに加え、ファイバ端面の斜め研磨角度のばらつきが
モジュールの結合効率のばらつきに影響するため、モジ
ュールの製造歩留まりを悪化させてしまう。
【0053】そこで本発明では、モジュールの水平
(幅)方向においてファイバ端面が傾くように、言い換
えればファイバ端面がベース部2の上面と直交するよう
に光ファイバ13を配置することにより、かかるモジュ
ールの製造歩留り低下を抑制することを提案する。
【0054】さらにこの場合、ファイバ端面の向きとし
て2通りの向きがあり、これらに対応してレーザダイオ
ードチップ21の最適搭載位置も2通りあるが、ファイ
バ端面を高周波信号を入力するピン107の反対側に向
くように配置し、これに合わせてレンズ7及びレーザダ
イオードチップ21を光ファイバの光軸方向より高周波
信号を入力するピン107側に寄せて搭載すると、他方
の場合より高周波信号伝送用の線路長を短くできるの
で、レーザダイオードチップ21に入力される信号の波
形劣化を低減することができる。
【0055】図4及び図5は本発明の第2の実施の形態
を示すもので、図4は光軸を含む断面図、図5はベース
部の拡大斜視図である。なお、図中、第1の実施の形態
と同一構成部分は同一符号をもって表している。
【0056】本実施の形態では、レンズ7がベース部2
aに形成されたV字型またはU字型の溝201に直接固
定されているのが特徴である。即ち、第1の実施の形態
では、レンズ7はレンズホルダ8を介して、フレーム部
3のくり抜き部分に固定されているのに対し、第2の実
施の形態では図5に示した構造のベース部2aを用い、
U字型の溝201にレンズ7をUV接着剤等により固定
する構造であるのが特徴である。
【0057】第1の実施の形態の構造では、レーザダイ
オードチップ21が、金属からなるベース部2に搭載さ
れ、レンズ7がセラミックからなるフレーム部3に装着
されているので、半導体レーザモジュールの周囲温度が
変化した場合に、金属とセラミックとの熱膨張係数の差
に起因して、レーザダイオードチップ21とレンズ7の
高さ方向の位置が微妙にずれる。このため、結合効率が
変化し、光出力特性に温度依存性をもたらす原因とな
る。
【0058】一方、図4、図5に示した構造とすれば、
レーザダイオードチップ21とレンズ7とが同一のベー
ス部2aに固定されているので、熱膨張係数の違いに起
因した周囲温度の違いによる結合効率の変化を小さくす
ることが可能となる。
【0059】さらに第1の実施の形態では、従来例で必
要であった金属サブキャリアを無くし、高さ方向の搭載
精度を向上させることによってパッシブアライメントを
可能としたものの、パッケージケース1aを製造する際
に、ベース部2の高さHとレンズ7の高さ方向のばらつ
きをある既定値以内に収める必要がある。
【0060】これに対し第2の実施の形態で示した構造
では、レンズ7がパッケージケース1bには直接固定さ
れないので、パッケージケース1bの製造時へのかかる
要求条件が不要となり、パッケージケース1bの製造歩
留りが向上するという利点を有する。
【0061】第2の実施の形態では、レンズホルダ8が
不要なので、スライドリング10をパッケージケースに
YAG溶接にて固定するために、金属リング31をパッ
ケージケース1bのフレーム部3aに予めハンダ固定し
ておく必要がある。それ以外の構成は第1の実施の形態
と同様である。
【0062】以上2つの実施の形態で説明した半導体レ
ーザモジュールは、ピン107を通して入力される信号
がビアホール109、テラス面19上のコプレーナ線
路、ヒートシンク20a上のコプレーナ線路を介してレ
ーザダイオードチップ21に入力されると、レーザダイ
オードチップ21からは入力される電流強度に応じた発
光強度が得られ、光強度変調されたレーザ光を発光す
る。
【0063】発光したレーザ光は、レンズ7により光フ
ァイバ13の端面に集光され、光ファイバ内に導入さ
れ、伝送される。また、レーザダイオードチップ21の
反対側から出射されるモニタ光はフォトダイオード23
により検出され、フォトダイオード23の検出出力を利
用したフィードバック制御により前記レーザダイオード
チップ21の発光基準レベルの調整が行われる。
【0064】さらに前記レーザダイオードチップ21の
発光動作に伴って生じる発熱に起因したパッケージケー
ス1a,1b内での温度上昇がサーミスタ26により検
出され、その検出出力を利用して、レーザダイオードチ
ップ21での過熱を防止する温度制御回路を構成するこ
とが可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、第1回目の調芯工程をパッシブアライメント
により実現でき、実装時間を短縮することが可能とな
る。また、レーザダイオードチップとパタンとを接続す
るリボンワイヤを短くでき、電気力線の接地電位部への
なめらかな終端が可能となるので、電気的特性の向上を
図ることができる。また、レーザダイオードチップの高
周波特性をヒートシンクに搭載した段階で評価できるの
で、コストダメージの小さい半導体レーザモジュールを
実現できる。従って、半導体レーザモジュールを安価に
提供することが可能となり、将来の高速光通信方式を実
現していく上で極めて有効である。
【0066】なお、上記実施の形態では、特願2000
−000828にかかるモジュール構成に基づいて本発
明にかかるモジュールを示したが、本発明は上記実施の
形態に限るものではない。即ち、例えばモジュールの底
面から水平にピンが取り出されている必要はなく、従来
のmini−DIL型モジュールのように、底面に垂直
にピンが取り出されていても良い。要するに、本発明
は、実施の形態に記した内容に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の適用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体レーザモジュールの第1の実施
の形態を示す断面図
【図2】図1のモジュールのキャップを取り外した状態
の平面図
【図3】図2のX−X’線平面図
【図4】本発明の半導体レーザモジュールの第2の実施
の形態を示す断面図
【図5】図4のモジュールのベース部の拡大斜視図
【図6】本発明及び従来のモジュールにおけるレーザダ
イオードチップの実装手順を示す説明図
【図7】従来の半導体レーザモジュールの一例を示す断
面図
【図8】図7に示したモジュールの一部省略斜視図
【符号の説明】
1,1a,1b:パッケージケース、2,2a:ベース
部、3,3a:フレーム部、5:キャップ、6:シール
リング、7:レンズ、8:レンズホルダ、9:光アイソ
レータ、10:スライドリング、11:フェルール、1
2:セラミックキャピラリ、13:光ファイバ、19:
テラス部、20a:ヒートシンク、21:レーザダイオ
ードチップ、22,22a:フォトダイオード用サブキ
ャリア、23:フォトダイオード、26:サーミスタ、
27:チップインダクタ、30:フレーム部の内側面、
31:金属リング、101〜108:ピン、109:ビ
アホール、110,111:リボンワイヤ、201:
溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 DA05 DA12 DA17 DA35 DA38 5F073 AB21 AB27 AB28 AB30 FA02 FA08 FA15 FA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードチップを収納するパッ
    ケージケースに、少なくとも前記レーザダイオードチッ
    プに電気信号を入力するためのピンと、前記レーザダイ
    オードチップに光結合する光ファイバと、前記レーザダ
    イオードチップと前記光ファイバとを光結合するための
    光学系とが取り付けられてなる半導体レーザモジュール
    において、 前記パッケージケースはレーザダイオードチップを搭載
    する金属製のベース部と、該ベース部の周囲に立設され
    てレーザダイオードチップの周辺部を包囲するフレーム
    部とで構成され、 前記レーザダイオードチップは非金属のヒートシンクを
    介して前記ベース部に固定され、 前記ベース部の前記レーザダイオードチップの搭載部の
    高さは該搭載部に前記レーザダイオードチップとともに
    搭載されるヒートシンクの上面の高さが前記フレーム部
    に設けられたテラス面と略同一の高さになるように設定
    され、 前記ヒートシンクの大きさは前記搭載部からはみ出さな
    い大きさに設定され、 前記フレーム部の内側面には前記テラス面に連続するパ
    タンが設けられ、 さらに前記ベース部の側面と前記フレーム部の内側面と
    が接触していることを特徴とする半導体レーザモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記ベース部を構成する金属はCuWま
    たはCuMoであることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体レーザモジュール。
  3. 【請求項3】 前記フレーム部はセラミックで形成され
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導
    体レーザモジュール。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシンクは誘電体であって、前
    記ベース部と導通するための接地電極用貫通穴及び前記
    レーザダイオードチップへ高周波信号を入力するための
    パタンを有することを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の半導体レーザモジュール。
  5. 【請求項5】 前記誘電体は窒化アルミニウムを主成分
    とするセラミックであることを特徴とする請求項4に記
    載の半導体レーザモジュール。
  6. 【請求項6】 前記レーザダイオードチップを前記光フ
    ァイバの光軸方向より高周波信号を入力するためのピン
    側に寄せて搭載するとともに、前記光ファイバをその斜
    めに研磨された端面が前記ベース部の上面と直交しかつ
    高周波信号を入力するためのピンの反対側に向くように
    配置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の半導体レーザモジュール。
  7. 【請求項7】 前記光学系を構成するレンズが、前記フ
    レーム部の一部に設けられた開口部にハンダまたは金属
    のレンズホルダにより固定されていることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体レーザモジ
    ュール。
  8. 【請求項8】 前記光学系を構成するレンズが、前記ベ
    ース部に形成されたV字型またはU字型の溝に固定され
    ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の半導体レーザモジュール。
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