JP4667734B2 - 光半導体素子の実装方法およびこれを用いて光モジュールを製造する方法 - Google Patents

光半導体素子の実装方法およびこれを用いて光モジュールを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、光半導体素子の実装方法および光モジュールの製造方法に関するものである。
光ファイバ伝送において光信号の送信/受信を行う光モジュールの製造においては、光部品間の位置決めを正確に行うことが重要である。たとえば、半導体レーザと光ファイバの良好な光結合効率を得るためには、1μm以下といった厳しい位置決めの精度が要求される。
従来、半導体レーザと光ファイバとの間の位置決めを行う方法としては、半導体レーザと光ファイバをおおよその位置に合わせた上で、半導体レーザを動作させて光ファイバの出射端から光出力をモニタし、モニタ光の強度が最大になるように光素子とファイバの位置を調芯する、いわゆるアクティブ・アライメントと呼ばれる方法がとられていた。
しかしながら、アクティブ・アライメントは時間がかかり、量産性の上で不利であった。これに対し、位置決め時に半導体レーザの動作を必要としないパッシブ・アライメント技術も用いられている。パッシブ・アライメントにおいては、高精度な実装技術が要求される。パッシブ・アライメントの一形態として、画像認識技術を利用した方法が提案されており、たとえば、特許文献1に示されているように、半導体レーザの表面に形成された電極を視覚センサにより検出する方法などがある。電極パターンは通常、光出射位置に対して一定の位置関係にあるため、このような方法が可能となる。
特開昭59−125678号公報
上記のように半導体レーザ表面の電極パターンを検出することにより位置決めを行う方法は、アクティブ・アライメントの場合に比べて簡単な位置決めが可能であるが、以下のような問題点があった。
半導体レーザなどの半導体素子における電極形成には通常リフトオフ法が用いられるが、リフトオフ法により形成した電極パターンにおいては、大きさに数μm程度の誤差が生じることが避けられない。加えて、半導体レーザの光出射端面は通常、へき開により形成されるが、このへき開の位置についても±10μm程度の誤差が生じる。これらの要因により、電極パターンと光出射位置の位置関係は±10μm以上の誤差を含んでいることになる。そのため、パッシブ・アライメントに要求される高精度な実装を実現するには、従来の表面電極パターンを利用した方法では不十分であった。
これに対し、へき開部そのものの位置を画像認識により検出して位置決めを行う方法も考えられる。しかしながら、半導体レーザ表面に絶縁/保護膜として用いられている誘電体膜のほか、レーザ出射/反射端面におけるコーティング膜がレーザ製造中に表面側に回り込むことがあり、これらの膜による干渉や多重反射の影響によって、へき開部の位置の検出は実際には困難であった。
以上のことから、へき開の位置や電極パターン形成の精度によらず、正確に半導体レーザ等の光半導体素子の位置決めを行うことのできる方法が望まれていた。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、その一つは、端面を有している光半導体素子の実装方法において、前記端面の少なくとも一部に対してその一辺が一致するように形成された金属膜の辺を画像認識手段を用いて検出する工程と、前記画像認識手段を用いて前記光半導体素子の位置決めを行う工程と、前記光半導体素子を所定の部品に実装する工程と、を含むこと特徴とするものである。
ここで、画像認識手段とは、たとえばカメラとそれに接続されたコンピュータにより構成される画像解析装置などを指す。また、所定の部品とは、実装用基板などを指すが、実装用基板に直接光半導体素子を実装するものに限らず、実装用基板に他の部品、たとえばヒートシンクなどを介して光半導体素子を実装するようなものも含まれる。また、光半導体素子は、半導体レーザや発光ダイオードなどの発光素子や、フォトダイオードなどの受光素子などである。前記端面は、好ましくはへき開により形成されるが、へき開以外の形成方法、たとえばドライエッチングなどにより形成されるものであってもよい。
また、他の一つは、上記の実装方法により光半導体素子を前記所定の部品に実装する工程と、前記所定の部品を所定のパッケージ内に実装する工程と、を含むことを特徴とする光モジュールの製造方法である。
本発明の光半導体素子の実装方法においては、光半導体素子に、画像認識手段により識別可能である金属膜を有し、前記金属膜の一つの辺が前記光半導体素子の端面の作るへき開線の少なくとも一部と一致しているため、位置決めの際にへき開線を画像認識手段により容易かつ確実に検出することができる。また、へき開線と発光部との位置関係の信頼性が高いため、光半導体素子の位置決めを精度よく行うことができる。
また、本発明の光モジュールの製造方法は、光半導体素子の実装が容易で、かつ実装精度が高いため、光モジュールの製造を低コストで歩留り良く行うことができる。
本発明の最も好適な実施の形態について、図面を参照しつつ以下に説明する。
[実施の形態1] 実施の形態1として、半導体レーザの位置決めを行って実装基板上に実装する方法について説明する。
図1は、実施の形態1に係る方法を利用して、実装基板上に半導体レーザと光ファイバとが実装された状態を表す斜視図である。実装基板面に垂直な方向にy軸、光の導波方向にz軸をとり、これらの軸に共に垂直な方向にx軸をとって説明する。図1に示すように、シリコン製の実装基板2上に、x方向に沿った矩形溝3が形成されており、また、矩形溝3の一部からz方向にV溝4が形成されている。矩形溝3およびV溝4はエッチングにより形成される。V溝4には光ファイバ5が、その先端部6を矩形溝3の壁面11に接するように配置されている。図1からわかるように、矩形溝3は光ファイバ5のz方向の位置を定め、V溝4は光ファイバ5のx方向およびy方向の位置を定めるものである。その位置精度は溝部形成の精度で決まるため、1μm程度と高精度である。
また、実装基板2の表面には、半導体レーザチップ1が半田などにより固定されている。この半導体レーザチップ1は、光ファイバ5に対して所定の光結合が得られるような位置に配置されている。図3に半導体レーザチップ1の斜視図を示す。この半導体レーザチップ1は、p型半導体基板21上に形成されたエピタキシャル層12を有しており、基板側の面をチップ裏面、エピタキシャル層12側の面をチップ表面と呼ぶこととする。チップ表面側には、n側ストライプ電極33、パッド電極36、z基準線形成用金属膜34を有している。また、エピタキシャル層12中の活性層が、光出射端面41において発光部9を形成している。この半導体レーザチップ1は、x方向およびz方向についての位置決めを行うための基準線R、Rを備えている。これらの基準線の形成方法については、後に説明する。
半導体レーザチップ1はジャンクション・ダウン、すなわちチップ表面を実装基板2側にして実装されているものとする。図1において符号Bを付した面はチップ裏面である。
以下、この半導体レーザチップ1の位置決め方法について説明する。
(実装方法) 図2は、本実施の形態1に係る実装方法を説明する説明図である。位置の固定された素子観察用カメラ7および基板観察用カメラ8に、画像解析を行うソフトウェアが組込まれたコンピュータ(図示せず)が接続されている。このソフトウェアには、半導体レーザチップ1および実装基板2があらかじめ決められた正確な位置にある時の画像が、それぞれ参照パターンとして登録されている。
上記のあらかじめ決められた正確な位置への位置決めを行うために、可動式のステージ(図示せず)上に吸着固定された実装基板2を基板観察用カメラ8の下方に、また、チップハンドリング用のコレット(図示せず)により裏面Bを吸着把持された半導体レーザチップ1を素子観察用カメラ7の上方に、それぞれ位置させる。この時、半導体レーザ1のチップ表面が素子観察用カメラ7側に向けられている。
ここで、実装基板2の表面には、位置決めを正確かつ容易にするための基準パターン10が設けられている。
素子観察用カメラ7により取り込まれた半導体レーザチップ1の表面の画像が、ソフトウェア上で半導体レーザチップ1の参照パターンと比較され、両者を一致させるようにコレットの駆動系に信号が送られる。また、基板観察用カメラ8により取り込まれた実装基板2の画像についても、実装基板2の参照パターンと一致させるようにステージ駆動系に信号が送られる。参照パターンとの比較には、上記の基準線や基準パターンが用いられる。これらにより、半導体レーザチップ1と実装基板2はそれぞれ、あらかじめ決められた正確な位置に調整される。この決められた位置においては、半導体レーザチップ1は、実装基板2上で実装されるべき所定の位置からx方向に距離D、y方向に距離Dだけ離れている。
この位置決めの後、半導体レーザチップ1をx方向に距離Dだけ移動させ、更にy方向に距離Dだけ移動させることにより実装基板2上の所定の位置に位置させたうえで、半田などを用いて固定する。以上のようにして、実装基板2上に半導体レーザチップ1が実装された図1の状態となる。
ところで、位置決めに利用される基準線R、Rは、発光部9との位置関係が半導体レーザチップの素子ごとに一定であるため、従来の方法、たとえばパッド電極36などを基準として位置決めを行う場合に比べて、位置決めの精度が格段に向上する。特に、z基準線は、出射端面の位置をそのまま反映しているため、従来のようにへき開位置のばらつきの影響を受けることなく、位置決めを行うことができる。
なお、y方向の位置決めについては、実装基板2に接するチップ表面(チップ裏面Bと反対側の面)から発光部9までの距離は、半導体レーザチップの個々の素子の間でほとんどばらつかないため、その距離の値を基にして実装基板2上における光ファイバ5(図1)の実装位置を設定すればよく、ここでは問題とならない。
(レーザチップの作製方法) 以下、これらの基準線R、Rの形成を含む半導体レーザチップの作製方法について、図4〜9を用いて説明する。
1)図4(a)(b)(c)および図5は、作製途中における半導体レーザの断面図である。図4(a)に示すように、ウエハ状のp型半導体基板21上に、活性層22、n型クラッド層23を順次積層する。なお、図にはウエハの一部領域のみが示されている。次いで、幅1.5μmのストライプ状の誘電体マスク24a、24bをたとえば50μm間隔で成膜し、エッチングによりメサストライプを形成する。これにより、活性層22は活性層22aと活性層22bに分離される。これらの互いに隣接するメサストライプのうち、誘電体マスク24aが成膜された一方(すなわち、活性層22aを含む一方)は、のちに発光部を形成し、また、誘電体マスク24bが形成された他方(すなわち活性層22bを含む他方)は、図3に示したx基準線Rをのちに形成するものである。
2)次いで、図4(b)に示すように、誘電体マスク24a、24bを選択成長マスクとして、p型埋込み層25、n型埋込み層26、p型埋込み層27を順次積層して、p/n/pの埋込み層を形成する。この際、誘電体マスク24a、24b上には埋込み層は形成されない(図4(b))。
3)誘電体マスク24aのみを除去し誘電体マスク24bを残す処理を行うために、図4(c)に示すように、誘電体マスク24bを覆うレジストマスク28を形成する。
4)次いで、フッ酸などで処理を行うことにより誘電体マスク24aが除去される。その後、誘電体マスク24b上のレジストマスク28を除去する。
5)次いで、図5に示すように、n型クラッド層29、n型コンタクト層30を積層する。この時、n型クラッド層29およびn型コンタクト層30は、活性層22aの上面には積層されるが、活性層22bの上面には、誘電体マスク24aの存在のため積層されない。したがって、活性層22bの上面には、開口幅10μmのストライプ溝31が形成される。
6)フォトリソグラフィを用いて、n型コンタクト層30表面にレジスト(図示せず)をパターニングし、更に真空蒸着法を用いてAuGeNiを蒸着し、リフトオフ法を用いてレジストを除去する。これにより、図6(a)の上面図に示すように幅10μmのn側ストライプ電極33およびz基準線形成用金属膜34ができる。また、A-A断面図を図6(b)に示す。
7)n型コンタクト層30およびn側ストライプ電極33の上部にフォトリソグラフィを用いてレジスト(図示せず)をパターニングする。このレジストをマスクとして、少なくともp型埋込み層25よりも下までウェットエッチングを行うことにより、図7に示すようにトレンチ35を形成する。その後、レジストを有機溶剤等を用いて除去する。
8)トレンチを含むウエハ上面に保護膜となる窒化シリコン(SiN)などの誘電体膜15を成膜する。次に、n側ストライプ電極33の上部における誘電体膜15を除去し、フォトリソグラフィを用いて、Ti/Pt/Auを積層したパッド電極36を形成する。次に、p型半導体基板21を研磨して厚さ100μm程度にした後、p型半導体基板21裏面に裏面電極37を形成する。このようにして形成された半導体レーザ構造を図8(a)(b)に示す。(a)は上面図、(b)はA−A断面図である。
9) この半導体レーザは、ウエハ上に二次元状に多数形成されており、以下のようにして個別のレーザチップに分離する。まず、ダイヤモンドカッターを用いてウエハの端の部分に周期的に傷を入れる。この周期は、図8におけるLで示され、半導体レーザの共振器長となる。次に、傷を入れた面の裏側から押して割ることにより、ウエハが結晶面に沿ってへき開され、図9に示すようなバー状となる。この時、z基準線形成用金属膜34は、図8および図9に示すへき開線sに沿って分離される。
10)へき開により形成された端面38は半導体レーザの出射/反射端面となるため、端面保護および反射率調整を目的として、酸化アルミニウム(Al)、酸化シリコン(SiO)または窒化シリコン(SiN)などによるコーティング膜(図示せず)をスパッタ法などにより形成する。この状態でレーザ発振が可能な状態であり、端面38の表面観察や、レーザ動作特性チェックなどの検査を適宜行う。続いて、バーを図8および図9における符号pで示された線に沿って割り出して個別のチップに分離することにより、図3に示した半導体レーザチップ1が完成する。なお、発光部9は、図4〜8で示した活性層22aの端面38における断面部分に相当する。
図3におけるx基準線Rは、図8および図9で示されたストライプ溝31を利用している。このストライプ溝31と活性層22aのx方向の距離のばらつきはフォトマスクの精度で決まり、その大きさは0.1μm以下と小さい。
また、図3におけるz基準線Rは、図8および図9におけるz基準線形成用金属膜34がへき開線sに沿って分離されることにより形成されている。言うまでもなく、このへき開線sとへき開により形成された端面38とのz方向における距離はゼロであるため、へき開位置にばらつきが生じていても、z基準線Rは正確に端面38の位置を反映することになる。z基準線形成用金属膜の大きさは、画像認識を行う観点から、へき開線sの方向に十分な幅を持っていることが望ましい。この幅は、画像認識の精度にもよるが、5μm以上、より好ましくは20μm以上が適当である。
加えて、z基準線Rは、z基準線形成用金属膜34の高い光反射率を利用して、画像解析によって非常に明瞭に検出することが可能である。これは、z基準線形成用金属膜34を設けずに単にへき開線を画像解析によって検出する場合に比べ、遥かに有利である。また、本実施の形態1のようにz基準線形成用金属膜上に誘電体膜を有していても、金属膜自体の反射率が高いため、誘電体膜がへき開線検出の妨げになることはない。
なお、本実施の形態1では、半導体レーザチップを実装基板上にジャンクション・ダウン方式で実装する場合について説明したが、ジャンクション・アップ方式で実装する場合においても適用可能である。この場合、図2において基板観察用カメラ8をチップ上面の観察に兼用するなど、実装方法に適宜変更を加えて実施する。
また、半導体レーザの構造については、本実施の形態1に示したような埋込み型トレンチ構造に限られるものではないし、半導体基板としてp型基板を用いるものではなくn型基板を用いても良いことは言うまでもない。
また、光半導体素子は、半導体レーザに限られず、へき開により出射端面が形成されるものであれば発光ダイオード、フォトダイオードなどであってもよい。また、光ファイバの代わりに他の導波路構造に対して位置決めがされるものであってもよい。
以上、説明したように、本実施の形態1においては、あらかじめへき開線を跨ぐように金属膜を形成しておき、へき開によって金属膜が分離されてできた線を、z方向すなわち光軸方向の位置決め基準線として利用するため、位置決めをきわめて正確に短時間で行うことが可能となる。
[実施の形態2] 実施の形態2として、半導体レーザモジュールの製造方法を示す。この半導体レーザモジュールにおいては、半導体レーザチップおよびモニタ用フォトディテクタがヒートシンク上に実装されている。モニタ用フォトダイオードチップは、端面受光型とする。半導体レーザチップは、十分な放熱性を得るためにヒートシンク上にジャンクション・ダウン方式で実装されているため、高出力用途に特に有利となる。
図10は、ヒートシンク上に半導体レーザチップおよびモニタ用フォトダイオードチップが実装された状態を表す斜視図である。ヒートシンクの実装面に垂直な方向にy軸、光の導波方向にz軸をとり、これらの軸に共に垂直な方向にx軸をとって説明する。ヒートシンク39上に、幅350μm、共振器長Lが約1500μmの半導体レーザチップ40が、その出射端面41をヒートシンク39の端部42に一致させるように実装されている。また、幅250μm、長さ300μmのモニタ用フォトダイオードチップ43が、その受光端面44を半導体レーザチップ40の後方端面(反射端面)(図示せず)にギャップg(たとえば30μm)を持って対向するように実装されている。
ここで、半導体レーザチップ40のチップ表面は、図3に示したz基準線形成用金属薄膜34と同様なパターン(図示せず)を有し、へき開線sに沿ってz基準線(図示せず)が形成されているものとする。
また、モニタ用フォトダイオードチップの斜視図を図12に示す。モニタ用フォトダイオードチップ43は、pn接合界面46の下までメサ47を有し、受光部48を形成している。チップ表面において、メサ47上の一部にコンタクト電極49(図示せず)を有し、パッド電極50が接続されている。また、半導体レーザチップの場合と同様に、チップ上面にz基準線形成用金属膜51が設けられており、へき開によってz基準線Rを形成している。
図10において、半導体レーザチップ40の出射端面41は、ヒートシンク39の端部42に対してきわめて正確に一致するように実装されている。その理由は、出射端面41が端部42に比べてわずかでも前方に出ている場合は放熱性が悪くなり、一方、出射端面41が端部42よりも後方に引っ込んでいる場合は、出射光がヒートシンク39の一部により遮られるためである。
また、半導体レーザチップ40とモニタ用フォトダイオードチップ43とのギャップgは、設計値を正確に実現している必要がある。これは、特に高出力用途の半導体レーザにおいては、出射端面と後方端面の反射率が大きな非対称度を持って設計されているため、後方端面からモニタ用フォトダイオードに入射するレーザ光は非常に弱く、ギャップgが設計値からわずかにずれただけで、モニタ用フォトダイオードの出力が得られなくなるためである。
(ヒートシンク上への半導体レーザチップの実装) 図11は、実施の形態2における、ヒートシンク上への半導体レーザチップの実装方法を説明する説明図である。位置の固定された素子観察用カメラ7および基板観察用カメラ8に、画像解析を行うソフトウェアが組込まれたコンピュータ(図示せず)が接続されている。このソフトウェアには、半導体レーザチップ40およびヒートシンク39があらかじめ決められた正確な位置にある時の画像が、それぞれ参照パターンとして登録されている。
上記のあらかじめ決められた正確な位置への位置決めを行うために、可動式のステージ(図示せず)上に吸着固定されたヒートシンク39を基板観察用カメラ8の下方に、また、チップハンドリング用のコレット(図示せず)により裏面Bを吸着把持された半導体レーザチップ40を素子観察用カメラ7の上方に、それぞれ位置させる。この時、チップ表面が素子観察用カメラ7側に向けられている。
素子観察用カメラ7により取り込まれた半導体レーザチップ40の表面の画像が、ソフトウェア上で半導体レーザチップ40の参照パターンと比較され、両者を一致させるようにコレットの駆動系に信号が送られる。また、基板観察用カメラ8により取り込まれたヒートシンク39の画像についても、ヒートシンク39の参照パターンと一致させるようにステージ駆動系に信号が送られる。これらにより、半導体レーザチップ40とヒートシンク39はそれぞれ、あらかじめ決められた正確な位置に調整される。この決められた位置においては、半導体レーザチップ40は、ヒートシンク39上で実装されるべき所定の位置からx方向に距離D、y方向に距離Dだけ離れている。
また、この時、素子観察用カメラにより、半導体レーザチップ40の共振器長Lを測定し、たとえばL=1501.0μmなどと測定値を得る。この測定においては、出射端面と反射端面の各々のz基準線を利用する。
この位置決めの後、半導体レーザチップ40をx方向に距離Dだけ移動させ、更にy方向に距離Dだけ移動させることによりヒートシンク39上の所定の位置に位置させ、半田などを用いて固定する。以上のようにして、ヒートシンク39上に半導体レーザチップ40が実装される。
(ヒートシンク上へのモニタ用フォトダイオードの実装) 次に、ヒートシンク上にモニタ用フォトダイオードチップを実装する方法について述べる。モニタ用フォトダイオードチップはジャンクション・ダウン方式で実装され、その受光部が、既に実装されている半導体レーザチップ発光部から所定の距離gとなるような位置に実装される。
モニタ用フォトダイオードチップの実装方法を図13を用いて説明する。チップハンドリング用のコレット(図示せず)により裏面Bを吸着把持されたモニタ用フォトダイオードチップ43を素子観察用カメラ7の上方に位置させる。素子観察用カメラ7により取り込まれたモニタ用フォトダイオードチップ43の表面の画像が、モニタ用フォトダイオードチップ43の参照パターンと比較され、両者を一致させるようにコレットの駆動系に信号が送られる。この時、参照パターンとの比較にはz基準線Rが用られる。その後、モニタ用フォトダイオードチップ43をx方向に距離D、z方向に距離(L+g)、y方向に距離Dだけ移動させることにより、ヒートシンク39上の所定の位置に位置させ、半田等を用いて固定する。
その後、図14に示すような半導体レーザモジュールの組立てを行う。図14は、半導体レーザモジュールの導波方向における縦断面図である。半導体レーザモジュール60の筐体として、銅タングステン合金などによって形成されたパッケージ59を用い、その内部底面上に温度制御装置としてのペルチェ素子58を配置する。ペルチェ素子58上にベース57を配置し、このベース57上に、半導体レーザチップ40およびモニタ用フォトダイオードチップ43の固定されたヒートシンク39を配置する。さらにベース57上に第一レンズ52およびアイソレータ53を配置する。また、第二レンズ54をパッケージ59におけるレーザ光軸上に配置する。55は外部接続される光ファイバである。ここで、アイソレータ53は、他の光学部品などによる反射戻り光が半導体レーザ共振器内に再入射しないように、半導体レーザチップ40と光ファイバ55の間に設けられている。
以上のようにして半導体レーザモジュールが完成する。本実施の形態2では、半導体レーザチップにあらかじめへき開線を跨ぐように金属膜を形成しておき、へき開によって金属膜が分離されてできた線を、z方向すなわち光軸方向の位置決め基準線として利用するため、半導体レーザチップの出射端面をヒートシンクの端部に正確に合わせることができ、出射レーザ光の効率良い取り出しと放熱性の確保を両立させた光モジュールを得ることができる。
また、モニタ用フォトダイオードチップについても同様に、へき開によって金属膜が分離されてできた線を、z方向すなわち光軸方向の位置決め基準線として利用するため、半導体レーザチップとの間で正確な位置合わせが可能となり、モニタ光出力の再現性に優れた光モジュールを得ることができる。
したがって、これらのチップを実装した光モジュールを低コストで歩留りよく製造することが可能になる。
なお、本実施の形態2では、光ファイバ増幅器などに用いることのできる高出力の半導体レーザモジュールの製造方法を示したが、他の用途の半導体レーザモジュールにも本発明を適用可能であることは言うまでもない。たとえば、光ファイバ通信における信号光源用モジュールは、半導体レーザの寄生容量を低減させて高速動作を可能とするために、ワイヤボンディング用パッド電極の不要なジャンクション・ダウン方式で実装を行うことが望ましい。そこで、ヒートシンクの端部に半導体レーザチップの出射端面を正確に合わせることが必要となるため、本実施の形態2に示した位置決め方法が効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る方法を利用して、実装基板上に半導体レーザと光ファイバとが実装された状態を表す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る実装方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの斜視図である。 (a)(b)(c)本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する断面図である。 (a)(b)本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する上面図および断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する断面図である。 (a)(b)本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する上面図および断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体レーザチップの作製方法を説明する斜視図である(その6)。 本発明の実施の形態2において、ヒートシンク上に半導体レーザチップおよびモニタ用フォトダイオードチップが実装された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における実装方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2におけるモニタ用フォトダイオードチップを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における実装方法を説明する説明図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体レーザモジュールを示す縦断面図である。
符号の説明
1 半導体レーザチップ
2 実装基板
3 矩形溝
4 V溝
5 光ファイバ
6 先端部
7 素子観察用カメラ
8 基板観察用カメラ
9 発光部
10 基準パターン
11 矩形溝の壁面
12 エピタキシャル層
15 誘電体膜
21 p型半導体基板
22、22a、22b 活性層
23 n型クラッド層
24a、24b 誘電体マスク
25 p型埋込み層
26 n型埋込み層
27 p型埋込み層
28 レジストマスク
29 n型クラッド層
30 n型コンタクト層
31 ストライプ溝
33 n側ストライプ電極
34 z基準線形成用金属膜
35 トレンチ
36 パッド電極
37 裏面電極
38 端面
39 ヒートシンク
40 半導体レーザチップ
41 出射端面
42 端部
43 モニタ用フォトダイオードチップ
44 受光端面
46 pn接合界面
47 メサ
48 受光部
49 コンタクト電極
50 パッド電極
51 z基準線形成用金属膜
52 第一レンズ
53 アイソレータ
54 第二レンズ
55 光ファイバ
57 ベース
58 ペルチェ素子
59 パッケージ
60 半導体レーザモジュール
B チップ裏面
x基準線
z基準線
L 共振器長
g ギャップ

Claims (7)

  1. 端面を有している光半導体素子を所定の部品に実装する光半導体素子の実装方法において、
    前記光半導体素子の表面には、前記端面の少なくとも一部の辺と一致して、前記光半導体素子の発光部から出射される光の光軸方向の位置決め用の第1の基準線となる一辺を備え、画像認識するのに十分な幅を持った大きさの金属膜と、前記光半導体素子の発光部を形成する際に用いる誘電体マスクを用いて光軸方向に延びて形成されたストライプ溝とが形成され、前記ストライプ溝に沿って形成される第2の基準線を前記光軸方向と直交する方向の位置決め用とし、
    前記光半導体素子と前記所定の部品とがあらかじめ決められた正確な位置にある時の画像を参照パターンとして登録する第1の工程と、
    前記光半導体素子の表面の画像をカメラにより取り込む第2の工程と、
    取り込まれた前記光半導体素子の画像と前記参照パターンとを、前記第1の基準線及び前記第2の基準線を用いて比較し、一致させるように位置決めする第3の工程と、
    前記光半導体素子を前記所定の部品に実装する第4の工程と、
    を有することを特徴とする光半導体素子の実装方法。
  2. 前記端面及び前記金属膜の一辺は、へき開により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子の実装方法。
  3. 前記端面は、光の出射端面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光半導体素子の実装方法。
  4. 前記第3の工程の後に、前記光半導体素子を、前記所定の部品に実装される位置まで所定の距離移動させる工程を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の光半導体素子の実装方法。
  5. 前記金属膜は高い光反射率を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つの項に記載の光半導体素子の実装方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の実装方法により光半導体素子を前記所定の部品に実装する工程と、
    前記所定の部品を所定のパッケージ内に実装する工程と、
    を有することを特徴とする光モジュールの製造方法。
  7. 端面を有する光半導体素子を所定の部品に実装するための実装装置において、
    前記光半導体素子の表面には、前記端面の少なくとも一部の辺と一致して、前記光半導体素子の発光部から出射される光の光軸方向の位置決め用の第1の基準線となる一辺を備え、画像認識するのに十分な幅を持った大きさの金属膜と、前記光半導体素子の発光部を形成する際に用いる誘電体マスクを用いて光軸方向に延びて形成されたストライプ溝とが形成され、前記ストライプ溝に沿って形成される第2の基準線を前記光軸方向と直交する方向の位置決め用とし、
    前記光半導体素子と前記所定の部品とがあらかじめ決められた正確な位置にある時の画像を参照パターンとして登録する第1の手段と、
    前記光半導体素子の表面の画像をカメラにより取り込む第2の手段と、
    取り込まれた前記光半導体素子の画像と前記参照パターンとを、前記第1の基準線及び前記第2の基準線を用いて比較し、一致させるように位置決めする第3の手段と、
    前記光半導体素子を前記所定の部品に実装する第4の手段と、
    を有することを特徴とする光半導体素子の実装装置
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