JP2006039529A - コンタクトレンズ用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンタクトレンズの濡れ性を改善する。
【解決手段】クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を組成物中に含有することで、コンタクトレンズの濡れ性を増強させることができる。このため、コンタクトレンズ装用中の乾燥感、異物感などの不快な症状を緩和することができ、角膜や結膜への障害の軽減に寄与するため、コンタクトレンズ装用者に有用である。
【選択図】なし

Description

本発明は、コンタクトレンズ用組成物およびコンタクトレンズの濡れ増強方法に関する。
コンタクトレンズを安全かつ快適に使用するには、レンズとの物理的な摩擦等による角膜や結膜の損傷を回避するために、レンズに涙液というクッションをまとう必要があるが、ハードコンタクトレンズは疎水性素材で構成されているため本質的に濡れ難い。また、最も頻用されているイオン性のソフトコンタクトレンズは、涙液中の帯電成分(無機塩や表面電荷を有するタンパク質など)を引きつけやすいため汚れやすく、レンズが一部疎水性になって濡れ難くなる。レンズが濡れ難いとコンタクトレンズの曇り、異物感、水や酸素の透過妨害、炎症、角膜ステイニング、充血などの原因となってしまうため、レンズがよく濡れるコンタクトレンズ用組成物の開発が求められる。
コンタクトレンズの濡れを改善する方法としては、コンタクトレンズ用組成物にポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース等の粘稠化剤を含有させるほかに、テルペノイドを含有するソフトコンタクトレンズ用眼科用組成物(特許文献1:特許第3090125号公報)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン置換エチレンジアミンおよび粘稠化剤を含有する眼科用組成物(特許文献2:WO97/28827号公報)、主鎖に水酸基を有するアルキレン基及び4級アンモニウム塩を含有する重合体を配合する眼用液剤(特許文献3:WO00/28998号公報)などが報告されている。
ところで、クロモグリク酸又はその塩は抗アレルギー薬として点眼剤、点鼻剤などに、ソルビン酸又はその塩は防腐剤等として内服剤、点眼剤、点鼻剤、コンタクトレンズ用剤などに、クロルフェニラミン又はその塩は内服剤、点眼剤、外用剤などに広く利用されている物質である。クロモグリク酸又はその塩、およびソルビン酸又はその塩を含有する例としては、さらにカフェインを含有することで不快な眼刺激を改善している点眼薬(特許文献4:特開2003-137781号公報)が開示されている。また、クロモグリク酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を含有する例としては、さらに血管収縮剤を含有することで、アレルギー性鼻炎の諸症状を早期に改善する局所投与製剤(特許文献5:特開平6-336429号公報)が開示されている。
しかし、クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩がコンタクトレンズの濡れを増強することは知られていない。
本発明の目的は、コンタクトレンズの濡れを増強させることで、コンタクトレンズ装用中の角膜、結膜への障害を軽減し、装用中における不快感を抑制することができるコンタクトレンズ用組成物を提供することである。
また、本発明の他の目的は、コンタクトレンズの濡れ増強方法を提供することである。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を併用することで濡れ増強作用を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は下記(1)〜(3)に掲げるコンタクトレンズ用組成物である。
(1)クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を含有することを特徴とする、コンタクトレンズ用組成物。
(2)コンタクトレンズ用組成物が、コンタクトレンズ用液剤組成物である(1)に記載のコンタクトレンズ用組成物。
(3)コンタクトレンズ用組成物が、コンタクトレンズ用点眼薬、コンタクトレンズ用洗眼薬、コンタクトレンズ装着液、コンタクトレンズケア用剤である(1)または(2)に記載のコンタクトレンズ用組成物。
また、本発明はコンタクトレンズの濡れ増強方法をも包含する。
(4)クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を配合した組成物をコンタクトレンズに接触させることを特徴とする、コンタクトレンズの濡れ増強方法。
本発明は、クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を組成物中に含有することで、コンタクトレンズの濡れを増強させることができる。このため、コンタクトレンズ装用中の乾燥感、異物感などの不快な症状を緩和することができ、角膜や結膜への障害の軽減に寄与するため、コンタクトレンズ装用者に有用である。
発明を実施するための形態
本明細書中、特に言及しない限り、%はW/V%を意味するものとする。また、コンタクトレンズという語句は、特記しない限り、ハード、酸素透過性ハード、ソフト等のあらゆるタイプのコンタクトレンズを包含する意味で用いる。
また、本明細書中、「塩」とは薬理学的に又は生理学的に許容される塩を意味する。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロモグリク酸は抗アレルギー剤として知られる公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロモグリク酸は医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される塩であっても良い。このような塩としては、有機塩基との塩(例えば、メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、ピペラジン、ピロリジン、トリピリジン、ピコリンなどの有機アミンとの塩など)、無機塩基との塩[例えば、アンモニウム塩;アルカリ金属(ナトリウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウムなど)、アルミニウムなどの金属との塩など]などが例示でき、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩が特に好ましい。
これらのクロモグリク酸またはその塩は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。また、クロモグリク酸又はその塩は、水和物の形態で使用できる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、組成物に配合するクロモグリク酸又はその塩の割合は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、通常0.0001〜5%、好ましくは0.001〜5%、さらに好ましくは点眼剤では0.05〜3%、その他の組成物では0.01〜0.3%、特に好ましくは点眼剤では0.2〜2%、その他の組成物では0.02〜0.2%程度である。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、ソルビン酸は公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、ソルビン酸は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される塩が使用できる。このような塩としては、無機塩基との塩[例えば、アンモニウム塩;アルカリ金属(ナトリウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウムなど)、アルミニウムなどの金属との塩など]、有機塩基との塩(例えば、メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、ピペラジン、ピロリジン、トリピリジン、ピコリンなどの有機アミンとの塩など)などが例示でき、特にナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。
これらのソルビン酸またはその塩は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、組成物中に配合するソルビン酸又はその塩の割合は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、通常0.001〜2%、好ましくは0.01〜0.2%、より好ましくは0.05〜0.2%、特に好ましくは0.1〜0.2%程度である。
また、本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロモグリク酸又はその塩とソルビン酸又はその塩の配合比(重量比:ソルビン酸又はその塩/クロモグリク酸又はその塩)は、通常、点眼剤では0.01〜4、その他の組成物では0.1〜20、好ましくは、点眼剤では0.05〜1、その他の組成物では0.5〜10、特に好ましくは、点眼剤では0.05〜0.2、その他の組成物では0.5〜2である。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロルフェニラミンは公知化合物であり、公知の方法により合成してもよく市販品として入手することもできる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロルフェニラミンは、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される塩が使用できる。このような塩としては、有機酸塩[例えば、モノカルボン酸塩(酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、酪酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩など)、多価カルボン酸塩(フマル酸塩、マレイン酸塩など)、オキシカルボン酸塩(乳酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩など)、有機スルホン酸塩(メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、トシル酸塩など)など]、無機酸塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩など)などが例示でき、特にマレイン酸塩が好ましい。
これらのクロルフェニラミンまたはその塩は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、組成物中に配合するクロルフェニラミン又はその塩の割合は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、通常0.0001〜3%であり、好ましくは0.0001〜0.3%、さらに好ましくは点眼剤では0.001〜0.3%、その他の組成物では0.0001〜0.03%、特に好ましくは、点眼剤では0.01〜0.03%、その他の組成物では0.001〜0.003%程度である。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、クロモグリク酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩の配合比は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、例えば、クロモグリク酸又はその塩1重量部に対し、クロルフェニラミン又はその塩が0.0003〜5重量部、好ましくは0.005〜0.15重量部、特に好ましくは0.01〜0.03重量部である。
本発明のコンタクトレンズ用組成物には、コンタクトレンズの濡れ性を増強又は補足する目的で、さらに非イオン性界面活性剤、増粘剤、緩衝剤、pH調整剤、無機塩、等張化剤を1種または2種以上組み合わせて配合することができる。
非イオン性界面活性剤としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。例えば、ポリオキシエチレン(以下、POEと略す)−ポリオキシプロピレン(以下、POPと略す)ブロックコポリマー(例えば、ポロクサマー407、ポロクサマー235、ポロクサマー188など)、エチレンジアミンのPOE-POPブロックコポリマー付加物(例えば、ポロキサミン)、モノラウリル酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート80)、ポリソルベート60などのPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POE(60)硬化ヒマシ油などのPOE硬化ヒマシ油、POE(9)ラウリルエーテルなどのPOEアルキルエーテル類、POE(20)POP(4)セチルエーテルなどのPOE・POPアルキルエーテル類、POE(10)ノニルフェニルエーテルなどのPOEアルキルフェニルエーテル類、POE(10)ノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、ステアリン酸ポリオキシルなどの非イオン性界面活性剤;アルキルジアミノエチルグリシンなどのグリシン型、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの酢酸ベタイン型、イミダゾリン型などの両性界面活性剤;アルキルエーテルカルボン酸塩、テトラデセンスルホン酸ナトリウムなどのスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸塩、N−ココイルメチルタウリンナトリウムなどのN−アシルタウリン塩、POE(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウムなどのPOEアルキルエーテルリン酸及びその塩、ラウロイルメチルアラニンナトリウムなどのN−アシルアミノ酸塩、POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムなどのPOEアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などの陰イオン界面活性剤;アルキルアミン塩、アルキル4級アンモニウム塩(塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなど)、アルキルピリジニウム塩(塩化セチルピリジニウム、臭化セチルピリジニウムなど)などの陽イオン界面活性剤などが挙げられ、好ましくはポロクサマー407、ポリソルベート80、POE(60)硬化ヒマシ油、特に好ましくはポリソルベート80である。なお、括弧内の数字は付加モル数を示す。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、組成物中に配合する非イオン性界面活性剤の割合は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、通常0.001〜2%、好ましくは0.01〜2%、更に好ましくは0.05〜1%、特に好ましくは0.1〜0.5%程度である。
増粘剤としては、例えば、セルロース誘導体(カルボキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、セルロース、ニトロセルロースなど)、多糖類又はその誘導体(アルギン酸、寒天、エラスチン、カゼイン、カラギーナン、キチン及びその誘導体、キトサン及びその誘導体、アラビアゴム、キャロブガム、カラヤガム、キサンタンガム、グアーガム、グアヤク脂、クインスシード、コラーゲン、コンドロイチン硫酸、セラミド、ゼラチン、ダンマルガム、トラガントガム、ベンゾインゴム、ローカストビーンガム、デキストリン、デキストラン、デンプン、ヒアルロン酸、ペクチン、ヘパラン硫酸、ヘパリノイド、ヘパリン、ヘパリン硫酸、ポリガラクツロン酸など)、デオキシリボ核酸、ポリアクリル酸、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキサイド、マクロゴール(ポリエチレングリコール)、ポリビニルアルコール(完全、又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、カルボキシビニルポリマー、メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体、リボ核酸など、及びその薬理学的に許容される塩類(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウムなど)などが挙げられ、好ましくはカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、デキストラン、ポリビニルアルコール(完全、又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン、マクロゴールである。
本発明のコンタクトレンズ用組成物において、組成物中に配合する増粘剤の割合は、本発明の効果が得られれば特に制限はないが、通常0.0005〜50%、好ましくは、0.001〜10%、特に好ましくは0.01〜5%程度である。
緩衝剤としては、例えば、クエン酸緩衝剤、酢酸緩衝剤、炭酸緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、リン酸緩衝剤、アミノエチルスルホン酸、アスパラギン酸又はその塩(アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウムなど)、イプシロン−アミノカプロン酸、HEPES、MOPSなどが挙げられ、好ましくはホウ酸緩衝剤、リン酸緩衝剤である。
クエン酸緩衝剤、酢酸緩衝剤、炭酸緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、リン酸緩衝剤としては、それぞれクエン酸又はその塩(クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウムなど)、酢酸又はその塩(酢酸カリウム、酢酸ナトリウムなど)、炭酸又はその塩(炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなど)、ホウ酸またはその塩(テトラホウ酸カリウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ砂、メタホウ酸カリウムなど)、リン酸又はその塩(リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウムなど)などが挙げられる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物中におけるこれらの緩衝剤の濃度は、例えば、0.001〜10%、好ましくは、0.01〜5%程度である。
pH調整剤としては、例えば、無機酸(塩酸、ホウ酸、ポリリン酸、硫酸、リン酸など)、有機酸(アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸、イプシロン−アミノカプロン酸、クエン酸、グルコン酸、グルタミン酸、コハク酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、プロピオン酸、リンゴ酸など)、グルコノラクトン、酢酸アンモニウム、無機塩基(水酸化カルシウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ砂など)、有機塩基(ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、リジンなど)、及びその薬理学的に許容される塩類などが挙げられ、好ましくは塩酸、水酸化ナトリウムである。
本発明のコンタクトレンズ用組成物中におけるこれらのpH調整剤の濃度は、例えば、例えば、0.00001〜5%、好ましくは、0.0001〜2%程度である。
等張化剤としては、例えば、無機塩類(例えば、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウムなど)、多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリオール、プロピレングリコールなど)、糖類または糖アルコール類(例えば、ソルビトール、ブトウ糖、マンニトールなど)など。が挙げられ、好ましくは塩化ナトリウム、塩化カリウムである。
本発明のコンタクトレンズ用組成物中におけるこれらの等張化剤の濃度は、例えば、0.001〜10%、好ましくは、0.01〜5%程度である。
本発明のコンタクトレンズ用組成物は、必要に応じて、生体に許容される範囲内のpH及び/又は浸透圧に調節することができる。具体的には、pHとしては、通常、pH4.0〜8.0、好ましくはpH4.5〜7.5、特に好ましくはpH5.5〜7.0であり、浸透圧比(日本薬局方の生理食塩液の浸透圧を1とした場合の浸透圧の比率)としては、通常、0.4〜4.2、好ましくは0.4〜2.1、特に好ましくは0.5〜1.4程度である。
pHの調整は、前記緩衝剤、pH調整剤など、浸透圧の調整は前記等張化剤などを用いて行うことができる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物は、本発明の効果を奏すれば、上記した成分のほかに、種々の成分(薬理活性成分や生理活性成分を含む)を組み合わせて含有してもよい。このような成分の種類は特に制限されず、例えば、充血除去成分、眼筋調節薬成分、抗炎症薬成分または収斂薬成分、抗ヒスタミン薬成分又は抗アレルギー薬成分、ビタミン類、アミノ酸類、抗菌薬成分または殺菌薬成分、糖類、局所麻酔薬成分、ステロイド成分、緑内障治療薬、白内障治療薬などが例示できる。本発明において好適な成分としては、例えば、次のような成分が挙げられる。
充血除去成分:α−アドレナリン作動薬、例えば、イミダゾリン誘導体(オキシメタゾリン、テトラヒドロゾリン、ナファゾリンなど)、β−フェニルエチルアミン誘導体(エピネフリン、エフェドリン、フェニレフリン、メチルエフェドリンなど)、及びそれらの薬学上又は生理的に許容される塩(例えば、塩酸エピネフリン、塩酸エフェドリン、塩酸オキシメタゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸ナファゾリン、塩酸フェニレフリン、塩酸メチルエフェドリン、酒石酸水素エピネフリン、硝酸テトラヒドロゾリン、硝酸ナファゾリンなどの無機酸塩;酒石酸水素エピネフリンなどの有機酸塩など)など。これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよい。
眼筋調節薬成分:アセチルコリンと類似した活性中心を有するコリンエステラーゼ阻害剤、例えばメチル硫酸ネオスチグミン等の第4級アンモニウム化合物、アトロピン、トロピカミド、ヘレニエン、及びそれらの薬学上又は生理的に許容される塩(例えば、硫酸アトロピンなど)など。
抗炎症薬成分または収斂薬成分:亜鉛塩(例えば、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛など)、アズレンスルホン酸、アスピリン、アセメタシン、アラントイン、イブプロフェン、イプシロン−アミノカプロン酸、インドメタシン、インドメタシンファルネシル、塩化リゾチーム、塩酸チアラミド、グリチルリチン酸、サリチル酸メチル、ジクロフェナク、硝酸銀、セレコキシブ、チアプロフェン酸、ピロキシカム、プラノプロフェン、ブロムフェナク、ベルベリン、メフェナム酸、メロキシカム、リゾチーム、ロキソプロフェンナトリウム、ロフェコキシブなど、及びそれらの薬学上又は生理的に許容される塩(例えば、アズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸アンモニウム、ジクロフェナクナトリウム、ブロムフェナクナトリウム、塩化ベルベリン、硫酸ベルベリンなど)など。
抗ヒスタミン薬成分又は抗アレルギー薬成分:例えば、アシタザノラスト、アステミゾール、アゼラスチン、アンレキサノクス、イブジラスト、イプロヘプチン、エメダスチン、エバスチン、エピナスチン、オキサトミド、オロパタジン、クレマスチン、ケトチフェン、ジフェンヒドラミン、スプラタスト、セチリジン、タザノラスト、テルフェナジン、トラニラスト、フェキソフェナジン、ベポタスチン、ペミロラスト、メキタジン、レピリナスト、レボカバスチン、ロラタジン、またはその塩(例えば、塩酸アゼラスチン、塩酸イプロヘプチン、塩酸オロパタジン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸レボカバスチン、フマル酸エメダスチン、フマル酸クレマスチン、フマル酸ケトチフェン、ペミロラストカリウムなど)など。
ビタミン類:例えば、ビタミンA類[例えば、カロチン、デヒドロレチナール、リコピン、レチナール、レチノール、レチノイン酸及びその薬理学的に許容される塩類(例えば、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノールなど)など]、ビタミンB類[塩酸ジセチアミン、塩酸チアミン、塩酸ピリドキシン、塩酸フルスルチアミン、オクトチアミン、シコチアミン、ジセチアミン、硝酸チアミン、硝酸ビスチアミン、チアミン、チアミンジスルフィド、チアミンジセチル硝酸エステル塩、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、フルスルチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、フラビンアデニンジヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、酪酸リボフラビン、リボフラビン、リン酸リボフラビンナトリウム、ピリドキシン、ピリドキサール、リン酸ピリドキサール、リン酸ピリドキサールカルシウム、塩酸ヒドロキソコバラミン、酢酸ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、デオキシアデノコバラミン、メチルコバラミン、ジヒドロ葉酸、テトラヒドロ葉酸、葉酸、ニコチニックアルコール、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、イノシトール、コリン、ビオチンなど]、ビタミンC類[アスコルビン酸及びその誘導体、エリソルビン酸及びその誘導体及びその薬理学的に許容される塩類(例えば、アスコルビン酸ナトリウム、エリソルビン酸ナトリウムなど)など]、ビタミンD類[例えば、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、ジヒドロキシコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロール、ヒドロキシコレカルシフェロール及びその薬理学的に許容される塩類など)など]、ビタミンE類[例えば、トコフェロール及びその誘導体、ユビキノン誘導体及びその薬理学的に許容される塩類(コハク酸トコフェロール、コハク酸トコフェロールカルシウム、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロールなど)など]、その他のビタミン類[例えば、エリオシトリン、オロチン酸、カルニチン、γ−オリザノール、フェルラ酸、ヘスペリジン、ルチン及びその薬理学的に許容される塩類(塩化カルニチン、メチルヘスペリジンなど)など]。
アミノ酸類:例えば、アスパラギン、アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸(タウリン)、アラニン、イソロイシン、オルニチン、グリシルグリシン、グリシン、グルタミン、グルタミン酸、クレアチニン、コンドロイチン硫酸、システイン、セリン、チロシン、トリプトファン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、フェニルアラニン、プロリン、メチオニン、リジン、ロイシンまたはその塩(例えばアスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム、アスパラギン酸マグネシウム・カリウム混合物、塩酸システイン、グルタミン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウムなど)など。これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよい。
抗菌薬成分または殺菌薬成分:アクリノール、アミノグリコシド系抗菌薬[カナマイシン(例えば、硫酸アミノデオキシカナマイシン、硫酸カナマイシンなど)、ゲンタマイシン(例えば、硫酸ゲンタマイシンなど)、シソマイシン(例えば、硫酸シソマイシンなど)、ストレプトマイシン(例えば、硫酸ストレプトマイシンなど)、トブラマイシン、ミクロノマイシン(例えば、硫酸ミクロノマイシンなど)など]、アルキルポリアミノエチルグリシン、クロラムフェニコール系抗菌薬(クロラムフェニコールなど)、スルホンアミド類[例えば、スルファメトキサゾール、スルフイソキサゾール、スルフイソミジン及び薬理学的に許容される塩(スルファメトキサゾールナトリウム、スルフイソキサゾールジエタノールアミン、スルフイソキサゾールモノエタノールアミン、スルフイソメゾールナトリウム、スルフイソミジンナトリウムなど)]、第4級アンモニウム化合物[例えば、セチルピリジニウム、ベンザルコニウム、ベンゼトニウム及び薬理学的に許容される塩(塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、臭化セチルピリジニウムなど)]、テトラサイクリン系抗菌薬(塩酸テトラサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリンなど)、ニューキノロン剤[塩酸シプロフロキサシン、オフロキサシン、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン(例えば、塩酸ロメフロキサシンなど)など]、βラクタム系抗菌薬[カルベニシリン(例えば、カルベニシリンナトリウムなど)、スルベニシリン(例えば、スルベニシンナトリウムなど)、セフメノキシム(例えば、塩酸セフメノキシムなど)、ペニシリン(例えば、ベンジルペニシリンカリウムなど)]、ベルベリン又はその塩(例えば、硫酸ベルベリン、塩化ベルベリンなど)、ホウ酸又はその塩(ホウ砂など)、ポリペプチド系抗菌薬(コリスチン、コリスチンメタスルホン酸ナトリウムなど)、マクロライド系抗菌薬[エリスロマイシン(例えば、ラクトビオン酸エリスロマイシンなど)、キタサマイシン、スピラマイシン]などのほか、フラジオマイシン(例えば、硫酸フラジオマイシンなど)、ポリミキシン(例えば、硫酸ポリミキシンなど)、ジベカシン(例えば、硫酸ジベカシンなど)、アミカシン(例えば、硫酸アミカシンなど)などが使用できる。また、抗ウイルス薬としてアシクロビル、アデニンアラビノシド、イオドデオキシサイチジン、イドクスウリジン、カルボサイクリック・オキセタノシンG、ガンシクロビル、シクロサイチジン、シトシンアラビノシド、シドフォビア、トリフルオロチミジン、バラシクロビル、ブロモデオキシウリジン、ホスカルネット、ポリビニルアルコールヨウ素、ヨウ素、抗真菌薬としてアムホテリシンB、イソコナゾール、イトラコナゾール、エコナゾール、クロトリマゾール、ナイスタチン、ピマリシン、フルオロシトシン、フルコナゾール、フルシトシン、ミコナゾールなどが使用できる。
糖類:単糖類(例えば、グルコースなど)、二糖類(例えば、トレハロース、フルクトース、ラクトースなど)、オリゴ糖類(例えば、プルラン、ラクツロース、ラフィノースなど)、糖アルコール類(例えば、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなど)など。
局所麻酔薬成分:アミノ安息香酸エチル、オキシブプロカイン、コカイン、コルネカイン、ジブカイン、テトラカイン、ピペロカイン、ブピバカイン、プロカイン、プロパラカイン、ヘキソチオカイン、メピバカイン、メプリルカイン、リドカイン及びそれらの塩(塩酸オキシブプロカイン、塩酸コカイン、塩酸コルネカイン、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミノエチル、塩酸ピペロカイン、塩酸プロカイン、塩酸プロパラカイン、塩酸ヘキソチオカイン、塩酸リドカインなど)など。
ステロイド成分:コルチゾール、デキサメタゾン、トリアムシノロン、パラメタゾン、ヒドロコルチゾン、フルオロメトロン、プレドニゾロン、ベタメタゾン、メチルプレドニゾロン、ヒドロキシメステロン(hydroxymesterone)及びそれらの塩(カプロン酸ヒドロコルチゾン、カプロン酸プレドニゾロン、酢酸コルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、酢酸プレドニゾロン、デキサメタゾンメタスルホベンゾエートナトリウム、デキサメタゾン硫酸ナトリウム、デキサメタゾンリン酸ナトリウム、トリアムシノロンアセトニド、ベタメタゾンリン酸ナトリウム、メタスルホ安息香酸デキサメタゾンナトリウム、メチルプレドニゾロン)など。
緑内障治療成分:アセタゾラミド、ウノプロストン(例えば、イソプロピルウノプロストンなど)、エピネフリン、塩酸アプラクロニジン、塩酸カルテオロール、塩酸ジピベフリン、塩酸ドルゾラミド、塩酸ピロカルピン、塩酸ブナゾシン、塩酸ブプラノロール、塩酸ベタキソロール、塩酸ベフノロール、カルバコール、塩酸レボブノロール、ジピバル酸エピネフリン、臭化ジスチグミン、ニプラジロール、マレイン酸チモロール、メタゾラミド、ラタノプロスト及びそれらの塩など。
白内障治療成分:グルタチオン、シネラリアマルティマ、唾液腺ホルモン、チオプロニン、ピレノキシン、Dihydro azapentacene disulfonate及びそれらの塩など(例えば5,12−ジヒドロアザペンタセンジスルホン酸ナトリウム(Sodium 5,12-dihydro azapentacene disulfonate)など)。
コンタクトレンズ用組成物中のこれらの成分の配合量は製剤の種類、活性成分の種類などに応じて適宜選択され、内服用、外皮用、粘膜用製剤などにおける各種成分の配合量は当該技術分野で既知である。例えば、製剤全体に対して0.0001〜30%、好ましくは、0.001〜10%程度の範囲から選択できる。
より具体的には,コンタクトレンズ用組成物中の各成分の含有量は、例えば、以下の通りである。
充血除去成分(血管収縮薬又は交感神経興奮薬):例えば、0.0001〜0.5%、好ましくは、0.0005〜0.3%、さらに好ましくは0.001〜0.1%。
眼筋調節薬成分:例えば、0.0001〜0.5%、好ましくは、0.0005〜0.1%、さらに好ましくは0.0005〜0.01%。
抗炎症薬成分または収斂薬成分:例えば、0.0001〜10%、好ましくは0.0001〜5%。
抗ヒスタミン薬成分または抗アレルギー薬成分:例えば、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜5%。
ビタミン類:例えば、0.0001〜1%、好ましくは、0.0001〜0.5%。
アミノ酸類:例えば、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜3%。
抗菌薬成分または殺菌薬成分:例えば、0.00001〜10%、好ましくは、0.0001〜10%。
糖類:例えば、0.0001〜5%、好ましくは0.001〜5%、さらに好ましくは0.01〜2%。
多糖類又はその誘導体:例えば、0.0001〜2%、好ましくは0.01〜2%、さらに好ましくは0.01〜1%。
セルロース又はその誘導体又はそれらの塩:例えば、0.001〜5%、好ましくは0.01〜1%。
前述以外の水溶性高分子:例えば、0.001〜10%、好ましくは0.001〜5%、さらに好ましくは0.01〜3%。
局所麻酔薬成分:例えば、0.001〜1%、好ましくは0.01〜1%。
ステロイド成分:例えば、0.001〜1%、好ましくは0.01〜1%。
緑内障治療成分:例えば、0.001〜5%、好ましくは0.01〜1%。
白内障治療成分:例えば、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜5%。

また、本発明のコンタクトレンズ用組成物には、発明の効果を損なわない範囲であれば、その用途や形態に応じて、常法に従い、様々な成分や添加物を適宜選択し、一種またはそれ以上を併用して含有させてもよい。それらの成分または添加物として、例えば、半固形剤や液剤などの調製に一般的に使用される担体(水、水性溶媒、水性または油性基剤など)、糖類、防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤、香料または清涼化剤、キレート剤などの各種添加剤を挙げることができる。
以下に本発明のコンタクトレンズ用組成物に使用される代表的な成分を例示するが、これらに限定されない。
糖類:例えば、アラビノース、ガラクトース、キシロース、グルコース、シクロデキストリン、スクロース、セロビオース、デオキシリボース、トレハロース、フルクトース、プルラン、マルチトール、マルトース、マンノース、ラクツロース、ラクトース、ラフィノース、リキソース、リブロース、リボースなど及びその薬理学的に許容される塩類など。
糖アルコール類:例えば、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなど。
これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよい。
防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤:例えば、アクリノール、アルキルポリアミノエチルグリシン(塩酸アルキルジアミノエチルグリシンなど)、安息香酸又はその塩(安息香酸ナトリウムなど)、イソプロパノール、イソプロピルメチルフェノール、ウンデシレン酸、エタノール、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ポリドロニウム、塩化メチルロザニリン、オルトフェニルフェノール、過酸化水素、カプリル酸、クロルキシレノール、クロルヘキシジン又はその塩(塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジンなど)、クロロフェン、クロロブタノール、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、臭化セチルピリジニウム、スルファミン、チアベンダゾール、チメロサール、チモール、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、トリクロサン、パラオキシ安息香酸エステル(パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなど)、ハロカルバン、ビグアニド化合物(ポリヘキサメチレンビグアニドなど)、8−ヒドロキシキノリン(硫酸オキシキノリン)、ヒノキチオール、フェネチルアルコール、フェノキシエタノール、プロパノール、プロピオン酸、ベンジルアルコール、ポピヨンヨードなどの担持体、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド、ポリ[オキシエチレン(ジメチルイミニオ)エチレン−(ジメチルイミニオ)エチレンジクロリド]、ポリエチレンポリアミン・ジメチルアミンエピクロルヒドリン重縮合物(商品名例えばBusan1157、バックマン社製)、ポリミキシンB、ポリリジン、マーキュロクロム、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ラクトフェリン、リゾチーム、レゾルシン、Glokill(商品名例えばGlokill PQ、ローディア社製)など、及びその薬理学的に許容される塩類等が挙げられる。
香料又は清涼化剤:テルペン類(例えば、アネトール、オイゲノール、カンフル、ゲラニオール、シネオール、ボルネオール、メントール、リモネン、リュウノウなど。これらはd体、l体又はdl体のいずれでもよい。)精油(ウイキョウ油、クールミント油、ケイヒ油、スペアミント油、ハッカ水、ハッカ油、ペパーミント油、ベルガモット油、ユーカリ油、ローズ油など)など。
キレート剤:例えば、アスコルビン酸、エデト酸、クエン酸、コハク酸、トリヒドロキシメチルアミノメタン、ニトリロトリ酢酸、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸、ヘキサメタリン酸、ポリリン酸、メタリン酸等、及びその薬理学的に許容される塩類等(例えば、エデト酸四ナトリウム、エデト酸ナトリウム)。
安定剤:ジブチルヒドロキシトルエン、トロメタモール、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート(ロンガリット)、トコフェロール、ピロ亜硫酸ナトリウム、モノエタノールアミン、モノステアリン酸アルミニウムなど。
溶解剤、基剤:オクチルドデカノール、オリーブ油、ゴマ油、酸化チタン、臭化カリウム、ダイズ油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パラフィン、ヒマシ油、プラスチベース、ラッカセイ油、ラノリン、ワセリンなど。
糖類:例えば、0.001〜10%、好ましくは、0.01〜5%。
防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤:例えば、0.00001〜5%、好ましくは、0.0001〜2%。
香料または清涼化剤:例えば、0.00001〜5%、好ましくは、0.0001〜2%。
キレート剤:例えば、0.00001〜5%、好ましくは、0.0001〜2%。
本発明のコンタクトレンズ用組成物は、特定の形態に限定されず、種々の担体(水性担体、親水性担体、油性担体、液状担体など)と組み合わせて、目的に応じて、半固形剤(軟膏剤)、液剤などの様々な剤形に製剤化することができる。しかし、使用の簡便性から、液剤であることが好ましい。
本発明のコンタクトレンズ用組成物は、コンタクトレンズの濡れが増強され、優れた安全性を有するので、コンタクトレンズに接触する組成物であれば良く、例えば液剤の場合、溶液であっても懸濁液であっても良く、またそのまま適用する組成物でも、2つ以上の製剤を必要時に混合又は溶解してコンタクトレンズと接触させる組成物であっても良い。液剤の具体例としては、点眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズ装用中にも使用することができる一般点眼薬、抗菌点眼薬、人工涙液型点眼薬を含む)、コンタクトレンズ用洗眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズを装用中にも使用することができる洗眼薬を含む)、コンタクトレンズ装着液、コンタクトレンズケア用組成物(コンタクトレンズ消毒剤、コンタクトレンズ用保存剤、コンタクトレンズ用洗浄剤、コンタクトレンズ用洗浄保存剤など)等を挙げる事ができるが、これらに限定されない。
本発明のコンタクトレンズ用組成物の使用方法としては、該コンタクトレンズ用組成物をコンタクトレンズに接触させる工程を有する公知の方法であれば、特に限定はない。例えば点眼薬または洗眼薬の場合、コンタクトレンズを装用したままで本発明のコンタクトレンズ用組成物を点眼又は洗眼する方法等が挙げられる。なお、本発明のコンタクトレンズ用組成物は、コンタクトレンズを装用している場合はもちろん、装用していない場合でもコンタクトレンズの洗浄、保存、装着用などにも使用しうる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物は、公知の方法により製造できる。例えば、蒸留水又は精製水及び添加剤を用いてクロモグリク酸、ソルビン酸およびクロルフェニラミンとを溶解させ、所定の浸透圧及びpHに調整し、無菌環境下、ろ過滅菌処理し、洗浄滅菌済みの容器に無菌充填することにより製造できる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物を収容するプラスチック容器の樹脂としては、例えば、オレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエステル系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)など)、セルロースアセテート類などが例示できる。
ポリエステル系樹脂としては、例えば、ジカルボン酸成分(フタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸成分など)とジオール成分とで構成された樹脂が使用できる。具体的には、芳香族ポリエステル系樹脂、例えば、ポリアルキレンテレフタレート[ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリC2-4アルキレンテレフタレートなど]、ポリアルキレンナフタレート[ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレートなどのポリC2-4アルキレンナフタレートなど]、ポリシクロアルキレンテレフタレート[ポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート)(PCT)など]、ポリアリレート類(ビスフェノール類(ビスフェノール−Aなど)とフタル酸類(フタル酸、テレフタル酸)とで構成された樹脂など)などのホモポリエステルが挙げられる。また、ポリエステル系樹脂には、前記ホモポリエステル単位を主成分(例えば、50重量%以上)として含むコポリエステル、前記ホモポリエステルの共重合体(PETとPCTとの共重合体など)なども含まれる。
ポリカーボネート系樹脂としては、例えば、ビスフェノール類(ビスフェノール−Aなど)をベースとする芳香族ポリカーボネートが挙げられる。
本発明のコンタクトレンズ用組成物を収容するプラスチック容器の樹脂として、好ましくは、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂(具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ビスフェノール−A)であり、特に好ましくは、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂(具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート)である。
なお、プラスチック製容器は、コストパフォーマンス、強度、光透過性、ガス又は水蒸気バリア性(透湿性)などに実害が無い限り、ポリマーアロイ(ポリマーブレンドなど)であってもよい。好ましいポリマーアロイには、複数の合成樹脂のポリマーブレンド(PETとPENとのポリマーブレンドなど)が含まれる。
また本発明は、コンタクトレンズの濡れ増強方法をも包含する。本発明の方法において、コンタクトレンズの濡れ増強は、クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を併用することによって達成できる。本発明の方法におけるクロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩、並びにその配合比、配合量などは、前記組成物で用いたものと同様である。
本発明のコンタクトレンズの濡れ増強方法を使用する行為としては、直接・間接的な適用を問わず、コンタクトレンズの装着前後または装用中に、濡れを増強させる組成物をコンタクトレンズに接触する行為であれば良く、そのまま適用させる行為でも、混合又は溶解してコンタクトレンズと接触させる行為であっても良い。したがって、同一製剤中に含有させても良いが、別製剤中に含有しているものを使用直前に混合、または相前後して使用することでも達成することができる。
具体例としては、コンタクトレンズ用点眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズ装用中にも使用することができる一般点眼薬、抗菌点眼薬、人工涙液型点眼薬を含む)をコンタクトレンズ装用中に点眼する行為、コンタクトレンズ用洗眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズを装用中にも使用することができる洗眼薬を含む)をコンタクトレンズを装用したまま洗眼する行為、コンタクトレンズ装用前にコンタクトレンズ装着液でコンタクトレンズを濡らす行為、コンタクトレンズケア用剤(コンタクトレンズ消毒剤、コンタクトレンズ用保存剤、コンタクトレンズ用洗浄剤、コンタクトレンズ用洗浄保存剤など)をコンタクトレンズを脱着した後に使用する行為等を挙げる事ができるが、これらに限定されない。好ましくはコンタクトレンズ用点眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズ装用中にも使用することができる一般点眼薬、抗菌点眼薬、人工涙液型点眼薬を含む)をコンタクトレンズ装用中に点眼する行為、コンタクトレンズ用洗眼薬(剤)(ハードまたはソフトコンタクトレンズを装用中にも使用することができる洗眼薬を含む)をコンタクトレンズを装用したまま洗眼する行為である。
本発明のコンタクトレンズの濡れ増強方法において、濡れ性を損なわない限り、種々の成分(薬理活性成分や生理活性成分を含む)を組み合わせて含有してもよい。このような成分の種類は特に制限されないが、具体例については、前述のコンタクトレンズ用組成物と同様である。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
試験例1 濡れ性試験
表1に記載の実施例1および比較例1〜5の処方に従い、各成分を滅菌精製水に溶解して全量を100mLとして試験液を調製した。
次に、コンタクトレンズ(ジョンソン&ジョンソン社製 ワンデーアキュビュー(登録商標))を一昼夜生理食塩水に浸漬した後4等分し、切片の1つをフロントカーブ(角膜と接触しない側)を上にして平面状に置き、リントフリー(登録商標:旭化成社製)にてレンズ表面の水分を軽くふき取った。レンズ切片上に試験液3μLを静かに滴下し、滴下10秒後の状態をCCDカメラ(KEYENCE社製 2.1MEGAPIXEL VH8000)にてコンタクトレンズの側面から写真撮影した。
コンタクトレンズ表面、試験液、空気の接触点をPとし、Pから試験液に引いた接線と、コンタクトレンズ表面に引いた接線のなす角のうち、試験液を含む側の角を接触角θとし、以下の式により精製水の接触角との差Δを算出した。試験は各試験液について5回実施し、その平均値をΔ(平均値)とした。
Δ = 精製水のθ − 各実施例、比較例のθ
結果を表1に示す。
θが小さいほどコンタクトレンズ表面が濡れやすい状態であることを意味するため、Δが大きいほどレンズがよく濡れることを示している。
Figure 2006039529
比較例1、2からクロモグリク酸ナトリウム、およびマレイン酸クロルフェニラミンは、各々単独では、精製水と比較して濡れを良くする効果は見られなかったが、比較例4からクロモグリク酸ナトリウムとマレイン酸クロルフェニラミンを組み合わせると、相乗的に濡れをよくすることがわかった。さらに比較例5からソルビン酸カリウムとマレイン酸クロルフェニラミンを組み合わせると濡れが悪くなっているが、実施例1ではさらにクロモグリク酸を含有することで、濡れが顕著に良くなっていることが示された。
以下に製剤実施例を挙げる。
Figure 2006039529
Figure 2006039529

Claims (2)

  1. クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を含有することを特徴とする、コンタクトレンズ用組成物。
  2. クロモグリク酸又はその塩、ソルビン酸又はその塩、およびクロルフェニラミン又はその塩を配合した組成物をコンタクトレンズに接触させることを特徴とする、コンタクトレンズの濡れ増強方法。
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