JP2006037764A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DPF再生制御を正確に行う排気ガス浄化装置を提供する。
【解決手段】排気通路3に設けたDPF11に捕集されたPMを燃焼するDPF再生制御を行う排気ガス浄化装置において、DPF11の温度を温度センサ15、16によって検出したベッド温度が基準温度よりも高くなった時間を積算し、積算時間と所定時間を比較し、積算時間が所定時間よりも短い場合には、DPF11の前端面にPMが堆積していると判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は排気ガス浄化装置に関するものであり、特にDPFによりPMを捕集する排気ガス浄化装置に関するものである。
ディーゼルエンジンの下流に位置し、ディーゼルエンジンから排出される排気ガス中のパティキュレート(以下、PM:Particulate Matter)を捕集するパティキュレートフィルタ(以下、DPF:Diesel Particulate Filter)において、DPFの圧力を検出し、その圧力が所定の圧力よりも高くなった場合にPMの捕集量が所定の捕集量を超えたと判断し、DPF内のPMを燃焼させDPFの機能を再生するものが知られている。
しかし、ディーゼルエンジンから排出された排気ガスがDPFへ導入される場合にDPFの排気ガス導入部にPMが付着し、次第にDPFの排気ガス導入部にPMが堆積するおそれがある。
従来、DPFの導入口付近に排気ガス中のPMが付着し難くするために排気ガス導入部に突起部位を設け、排気ガス導入部付近にPMが堆積し難くし、堆積した場合にもDPF内への通路面積が確保できるようにするものが、特許文献1に開示されている。
特開2002−30922号公報
しかし、上記の発明では実際に排気ガス導入部にPMが堆積しているかどうか、判定を行わないので、例えばDPF再生制御が完全に終了せずにDPF再生制御が中止されると、DPF内にPMが残り、特にPMの燃焼が遅いDPFの排気ガス導入部付近にPMが多く残存する。そのためDPF再生制御中にDPF再生制御の中止が繰り返し行われると、排気ガス導入部に次第にPMが堆積し、排気ガス導入部を閉塞する、といった問題点がある。
本発明ではこのような問題点を解決するために発明されたもので、DPFの排気ガス導入部にPMが残存しているかどうかを的確に判定することを目的とする。
本発明では、排気通路に設けたDPFに所定のPM量が捕集された場合に、排気ガス温度を上昇させPMを燃焼するDPF再生制御を行う排気ガス浄化装置において、DPFの温度を検出する温度検出手段と、DPF再生制御時に温度がPMを燃焼可能な所定の再生温度よりも高くなった時間を積算する時間積算手段と、DPF再生制御後に所定の再生時間と時間積算手段による積算時間を比較し、積算時間が再生時間よりも短い場合に、DPFの排気ガス導入部にPMが残存していると判定する。
本発明によると、DPF再生制御によってPMを燃焼可能な再生温度と再生時間を設定し、再生温度よりも高くなった時間を積算する。そして、積算時間とが再生時間を比較し、DPFにPMが残っているかどうか、特にDPFの排気ガス導入部にPMが残存しているかどうかを判定するので、DPFの排気ガス導入部におけるPMの堆積状態を正確に判定することができる。これによって例えば次回のDPF再生制御時にDPF再生制御を行う時間を長くするなどの処理を施すことでDPFに残存したPM、特に排気ガス導入部に多く残存したPMを燃焼し、排気ガス導入部へのPMの堆積を抑制することができる。
本発明の第1実施形態の構成を図1の概略構成図を用いて説明する。この実施形態は、ディーゼルエンジンを搭載した車両について説明するが、この構成に限ったものではない。
この実施形態は、ディーゼルエンジン1と、ディーゼルエンジン1に供給する空気が通る吸気通路2と、ディーゼルエンジン1から排出する排出ガスが通る排気通路3を備える。
ディーゼルエンジン1の燃焼室上部には燃料噴射弁4を備え、またクランク角の角度を検出するクランク角度検出センサ5を備える。
吸気通路2には、外部から取り入れた空気中のゴミなどを取り除くエアークリーナ6と、外部から取り入れた空気量を検出するエアフローメータ7と、ターボチャージャ8のコンプレッサ8bと、空気の温度を冷却するインタクーラ9と、ディーゼルエンジン1への吸気量を制御する吸気弁10を備える。
排気通路3には、ターボチャージャ8のタービン8aと、排気中のPMを捕集するDPF11を備える。ターボチャージャ8のコンプレッサ8bとタービン8aは連結しており、排気通路3を流れる排気ガスによってタービン8a、コンプレッサ8bが回転し、ディーゼルエンジン1に圧縮空気を供給する。
また、排気通路3と吸気通路2はディーゼルエンジン1をバイパスするEGR配管12によって連通し、排気通路3から排気ガスの一部がEGR配管12によって吸気通路2に戻される。なお、EGR配管12にはEGRの量を制御するEGRバルブ13を備える。また、DPF11の上流と下流の圧力差を検出する差圧センサ14と、DPF11の上流の温度を検出する温度センサ(温度検出手段)15と、DPF11の下流の温度を検出する温度センサ(温度検出手段)16を備える。
前記各センサなどによって検出されたデータに基づいて、ディーゼルエンジン1への燃料噴射、DPF再生制御の実行判断をするECU20を備える。
DPF11におけるPM捕集ついて図2(a)、(b)を用いて詳しく説明する。図2(a)はDPF11の排気ガス導入部18付近(以下、前端面)にPMが堆積し、PMによる排気ガス導入部18の閉塞が発生していない場合であり、図2(b)は前端面にPMによる排気ガス導入部18の閉塞が発生している場合である。
まず、通常時のDPF11の状態について図2(a)を用いて説明する。DPF11は触媒を担持されたフィルタ部17において排気ガス導入部18から導入された排気ガス中のPMを捕集し、DPF下流にPMを含まない排気ガスを排気ガス排出部19から排出する(図中、斜線部をPMが捕集されている領域とする)。
フィルタ部17にPMが捕集され、堆積するとDPF内の通気抵抗が増加するために差圧センサ14によって検出する差圧が高くなる。ECU20はこの差圧が所定差圧以上になると、DPF11に捕集されたPMが所定の捕集量であると判断し、DPF再生制御を行う。なお、DPF再生制御の方法としては、吸気弁10によってディーゼルエンジン1に供給される吸気を絞りポンピングロスを増大させ、燃料噴射弁4から燃料噴射量を通常時よりも多くすることで排気温度を上昇させる方法や、燃料噴射弁4からのメイン噴射後にポスト噴射を行い排気温度を上昇させる方法などを用いる。
ここでDPF再生制御時のDPF11の温度変化を図3に示す。図3はDPF再生制御を開始してからのDPF11の各部の温度変化を示すマップである(図中、実線が前端面の温度を示し、破線が内部の温度を示す)。
DPF再生制御を開始すると、高温の排気ガスがDPF11に流れ込むために、まず前端面の温度が排気ガス温度に応じて上昇する。その後DPF11の内部のPMが燃焼し、DPF11の内部は温度が上昇するが、排気ガスは下流に流れるために前端面ではDPF11の内部よりも温度上昇が遅くなり、DPF11の内部に比べて、前端面ではPMの燃焼が遅くなる。
そのためDPF再生制御が運転状態の変更などによってDPF再生制御がPMを完全に燃焼可能な所定時間行われなかった場合には、燃焼できなかったPMが残り、特に温度上昇が遅い前端面にPMに偏在する場合がある。そのためDPF再生制御を繰り返し行い、その中でDPF再生制御が中止されると次第に前端面にPMが堆積し、図2(b)に示すように前端面を閉塞する可能性がある(図中、斜線部が堆積したPMの領域とする)。前端面が閉塞するとDPF11の内部にPMが堆積していない場合にも、差圧センサ14で検出される差圧が高くなる。これによってDPF11の内部にPMが堆積してない場合にもDPF再生制御を行い、DPF再生制御に伴いディーゼルエンジン1の燃費が悪化するおそれがある。
この実施形態では、DPF11の前端面でのPMの残存を判定し、次回のDPF再生制御以降で、PMの偏在がなくなるように補正手段によってDPF再生制御へ補正を施すことにより、前端面でのPMの堆積を抑制することができる。そのためDPF再生制御を最適のタイミングで行うことができ、ディーゼルエンジン1の燃費の悪化を抑制することができる。
次にDPF再生制御について図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100ではディーゼルエンジン1の通常動作中に差圧センサ14によってDPF11の上流と下流の差圧を検出し、その差圧から図5に示すマップよりDPF11のPM捕集量を算出する。図5のマップは差圧センサ14の差圧とPM捕集量の関係を示したマップであり、差圧が高くなる程PM捕集量は多くなる。
ステップS101ではステップS100において算出したPM捕集量と予め設定した基準捕集量とを比較し、PM捕集量が基準捕集量よりも多い場合にはステップS102へ進み、PM捕集量が基準捕集量よりも少ない場合にはステップS100へ戻り上記制御を繰り返す。
ステップS102ではPM捕集量が基準捕集量よりも多くなったので、PMを燃焼するDPF再生制御を開始する。また、車両の運転状態に応じて基準温度(所定の再生温度)と基準時間(所定の再生時間)を設定する。この基準温度以上でDPF再生制御を基準時間行うとDPF11に捕集されたPMを燃焼し、更に前端面に堆積したPMを燃焼することができる。基準温度はPMを燃焼するために必要な温度であり、市街地走行など車速が低く、排気ガス温度を高くすることができない場合には低く設定(例えば600℃)し、高速走行など車速が高く、排気ガス温度を高くすることできる場合には高く設定(例えば650℃)する。また基準時間は基準温度に応じて設定され、車速が小さい場合には基準時間は長くなり、車速が大きい場合には基準時間は短くなる。
また、前回のDPF再生制御において、後述するステップS109で再生時間補正値が算出された場合には、基準時間に再生時間補正値を加えて基準時間補正値を算出し、DPF再生制御の実行時間を延長する(以下、基準時間を基準時間補正値とする)。前回のDPF再生制御での運転状態と今回の運転状態が異なる場合には、再生時間補正値を今回の運転状態に応じて更に補正する。これによってDPF11に残ったPM、特に前端面に偏在するPMを確実に燃焼させ、PMによる前端面の閉塞を抑制することができる(ステップS102が時間補正手段を構成する)。
ステップS103では温度センサ15によってDPF11の上流側温度と、温度センサ16によってDPF11の下流側温度を検出し、これらの温度からDPF11のベッド温度を算出する。ベッド温度は例えば上流側温度と下流側温度の平均をとる。なお、このDPF11のベッド温度は上流側温度と下流側温度に応答遅れの時定数等により補正を施してもよい。また、上流側温度からDPF11の温度を算出してもよい。
ステップS104ではステップS103によって算出したベッド温度が基準温度以上となったかどうか判定する。そして、ベッド温度が基準温度以上である場合にはステップS105へ進み、ベッド温度が基準温度よりも低い場合にはステップS103へ戻り上記制御を繰り返す。
ステップS105ではベッド温度が基準温度以上となったので、基準温度以上となってからのDPF再生時間の積算を開始する。
ステップS106では再生制御を終了するかどうか判定する。DPF再生制御の終了条件としては、ステップS102で設定した基準時間補正値の経過、またはDPF再生制御中に運転状態が変化、例えばアイドル運転などの低負荷状態への移行によるDPF再生制御の継続不能がある。そしてDPF再生制御を終了する場合にはステップS107へ進む。
ステップS107ではDPF再生制御を終了する。また、ステップS105で開始した積算を終了し、基準温度以上となってからのDPF再生時間の積算時間を算出する(ステップS107が時間積算手段を構成する)。
ステップS108ではステップS105によって算出した積算時間が基準時間補正値となっているかどうか判定する。そして積算時間が基準時間補正値よりも短い場合にはステップS109へ進む(ステップS108がPM偏在判定手段を構成する)。
ステップS109では、基準時間補正値と積算時間の偏差である再生時間補正値を算出する。この再生時間補正値は次回のDPF再生制御においてステップS102において基準時間に加算される(ステップS109が時間偏差検出手段を構成する)。
なお、ステップS108でDPF再生時間が基準時間補正値となっている場合には、次回のDPF再生制御においてはステップS102において基準時間が設定される。
ここで、本発明のDPF再生制御における再生時間補正値について図6を用いて説明する。図6はDPF再生制御を開始してからのベッド温度の変化を示したマップである。
時間t0においてDPF再生制御が開始され、車両の運転状態によって基準温度と基準時間補正値(基準時間)が設定される。ここでは基準時間補正値の終了時間を時間t3とする。
時間t1においてベッド温度が基準温度以上となると、DPF再生制御の時間の積算を開始する。
時間t2において車両の運転状態が変わりDPF再生制御が中止され、DPF再生時間の積算時間を算出する。ここでは積算時間が基準時間補正値よりも短いので、再生時間補正値(=t3−t2)を次回のDPF再生制御の基準時間に加える。
以上の制御により、DPF再生制御時にDPF再生制御が基準時間補正値を満たさずに終了した場合には、次回のDPF再生制御時に基準時間補正値に再生時間補正値を加算することで、DPF11に残ったPMを確実に燃焼させることができ、特に前端面に偏在するPMを燃焼することができ、前端面の閉塞を抑制することができる。
この実施形態では次回のDPF再生制御時に基準時間補正値に再生時間補正値を加算したが、例えば高速走行中にDPF再生制御を行う場合など、排気ガス温度を高くすることが可能な場合には、基準時間補正値に応じて排気ガス温度を更に高くしてもよい(温度補正手段を構成する)。
本発明の実施形態の効果について説明する。
本発明はDPF再生制御時にPMを燃焼させる所定温度よりも高くなった時間を積算し、PMを燃焼させる所定時間と積算された積算時間を比較することで、DPF11、特に前端面にPMが残留しているかどうか、を判定することができる。
そして積算時間が所定時間よりも短い場合には所定時間と積算時間の偏差を次回のDPF再生制御時の所定時間に加え、DPF再生制御を長くすることでDPF11内のPMを完全に燃焼することができ、特にDPF11の前端面に偏在するPMを燃焼し、前端面へのPMの堆積を抑制することができる。これにより差圧センサ14におけるDPF11の差圧、つまりDPF11のPM捕集量を正確に検出し、DPF再生制御を適切に行うことができるので、ディーゼルエンジン1の燃費の悪化を防ぐことができる。
また、排気ガス温度を高くすることができる場合には排気ガス温度を高くすることで、素早く、前端面に偏在するPMを燃焼することができ、前端面の閉塞を更に抑制することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
ディーゼルエンジンを搭載した装置に利用することができる。
本発明の概略説明図である。 DPFにより捕集されるPMを示す概略図であり、図2(a)前端面に詰まりが発生していない状態である。図2(b)前端面に詰まりが発生している状態である。 本発明のDPF再生制御開始してからのDPFの各部の温度変化を示すマップである。 本発明のDPF再生制御を説明するフローチャートである。 本発明の差圧センサの差圧とPM捕集量の関係を示したマップである。 本発明のDPF再生制御を開始してからのベッド温度の変化を示したマップである。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
2 吸気通路
3 排気通路
4 燃料噴射弁
11 DPF
14 差圧センサ
15 温度センサ(温度検出手段)
16 温度センサ(温度検出手段)
20 ECU

Claims (6)

  1. 排気通路に設けたDPFに所定のPM量が捕集された場合に、排気ガス温度を上昇させPMを燃焼するDPF再生制御を行う排気ガス浄化装置において、
    前記DPFの温度を検出する温度検出手段と、
    前記DPF再生制御時に前記温度が前記PMを燃焼可能な所定の再生温度よりも高くなった時間を積算する時間積算手段と、
    前記DPF再生制御後に所定の再生時間と前記時間積算手段による積算時間を比較し、前記積算時間が前記再生時間よりも短い場合に、前記DPFの排気ガス導入部にPMが残存していると判定するPM偏在判定手段と、を備えることを特徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 前記再生時間と前記積算時間の偏差を検出する時間偏差検出手段と、
    前記積算時間が前記再生時間よりも短い場合に、次回のDPF再生制御時に前記再生時間に前記偏差を加算する再生時間補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化装置。
  3. 前記再生時間と前記積算時間の偏差を検出する時間偏差検出手段と、
    前記積算時間が前記再生時間よりも短い場合に、次回のDPF再生制御時に前記偏差に基づいて前記再生温度を高くする再生温度補正手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の排気ガス浄化装置。
  4. 前記再生温度は、前記排気ガス浄化装置の運転状態に基づいて設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の排気ガス浄化装置。
  5. 前記再生時間は、前記再生温度に基づいて設定することを特徴とする請求項4に記載の排気ガス浄化装置。
  6. 前記時間積算手段は、前記DPF再生制御が終了するまで積算することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の排気ガス浄化装置。
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