JP2006034572A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全能図柄を含んだ図柄組合せが該当する入賞役を当該図柄組合せの停止表示後に引き続いて遊技者が一目で認識することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】 各可変表示部21乃至25は、図柄が停止表示された際に、最上段に示されたようになった後は、二段目に示されているように、有効入賞ライン上に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、三段目に示されているように、置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、最下段に示されているように、置換表示されていた「J」の図柄(英文字)に代えて、「WILD」の図柄(英文字)が表示されることにより、図柄が停止表示された際の状態に戻る。
【選択図】 図1
【解決手段】 各可変表示部21乃至25は、図柄が停止表示された際に、最上段に示されたようになった後は、二段目に示されているように、有効入賞ライン上に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、三段目に示されているように、置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、最下段に示されているように、置換表示されていた「J」の図柄(英文字)に代えて、「WILD」の図柄(英文字)が表示されることにより、図柄が停止表示された際の状態に戻る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、可変・停止表示される図柄を使ってゲームが行われる遊技機に関するものである。
従来の遊技機、例えば、スロットマシンでは、複数のリールを所定時間回転させた後で、各リールの停止状態をもって表示される図柄組合せが入賞役のいずれかに該当する場合に、当該入賞役に応じたコイン等を払い出すように構成されている。
この点、図柄組合せについては、当該図柄そのものにしか取り扱われない通常図柄のみで構成される場合が一般的であるが、スロットマシンの機種によっては、通常図柄のいずれにもみなすことができる全能図柄(以下、「ワイルド図柄」ともいう。)も含めて構成される場合もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−320713号公報
この点、図柄組合せについては、当該図柄そのものにしか取り扱われない通常図柄のみで構成される場合が一般的であるが、スロットマシンの機種によっては、通常図柄のいずれにもみなすことができる全能図柄(以下、「ワイルド図柄」ともいう。)も含めて構成される場合もある(例えば、特許文献1参照)。
従って、「ワイルド図柄」を含む図柄組合せが停止表示された場合において、「ワイルド図柄」を通常図柄のいずれかにみなすことにより、この図柄組合せが入賞役のいずれかに該当するときは、この図柄組合せが直接的には当該入賞役と一致しないにもかかわらず、当該入賞役に応じたコイン等が払い出されることから、遊技者に対し幸運感を与えることができる。
しかしながら、上述したように、この図柄組合せは直接的には当該入賞役と一致しないことから、この図柄組合せが停止表示された際において、遊技者は、何の入賞役に該当したのかを一目で認識することは困難な傾向にあった。
特に、有効化された複数の入賞ライン上で停止表示された図柄をもって当該入賞ライン毎に図柄組合せを構成する場合では、当該入賞ラインの交点上に停止表示された「ワイルド図柄」を複数の図柄にみなすことにより、複数の入賞役に重畳的に該当することがあり、このような状態になると、上記傾向は顕著となる。
特に、有効化された複数の入賞ライン上で停止表示された図柄をもって当該入賞ライン毎に図柄組合せを構成する場合では、当該入賞ラインの交点上に停止表示された「ワイルド図柄」を複数の図柄にみなすことにより、複数の入賞役に重畳的に該当することがあり、このような状態になると、上記傾向は顕著となる。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、全能図柄を含んだ図柄組合せが該当する入賞役を当該図柄組合せの停止表示後に引き続いて遊技者が一目で認識することができる遊技機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、複数の通常図柄と、前記通常図柄のいずれにも代用することができる一又は複数の全能図柄と、前記通常図柄又は前記全能図柄が可変・停止表示されることにより前記通常図柄及び/又は前記全能図柄からなる図柄組合せが停止表示される表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)と、前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)に停止表示させた図柄組合せが一又は複数の入賞役に該当する場合に当該入賞役のそれぞれに応じた配当を行うゲーム制御手段(例えば、CPU50)と、を有する遊技機(例えば、スロットマシン1)において、前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)に停止表示された図柄組合せに前記全能図柄が含まれる場合であって当該全能図柄が前記通常図柄のいずれかに代用されることにより当該図柄組合せが前記入賞役に該当するときには、当該全能図柄を当該全能図柄により代用された通常図柄に置き換えて前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)に表示させる置換表示の実行を担う表示制御手段(例えば、画像制御CPU83)を備えたこと、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記表示制御手段(例えば、画像制御CPU83)は、当該図柄組合せが前記入賞役の複数に該当するときには、前記置換表示を当該入賞役毎に代わる代わる行うこと、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明では、請求項1又は請求項2に記載する遊技機(例えば、スロットマシン1)であって、前記表示制御手段(例えば、画像制御CPU83)は、前記置換表示をする間は、当該置換表示によって示された入賞役を構成する通常図柄のみを前記表示装置(例えば、下部液晶ディスプレイ4)に同時に表示させること、を特徴としている。
すなわち、本発明の遊技機では、表示装置に停止表示された図柄組合せに全能図柄が含まれる場合に、当該全能図柄が通常図柄のいずれかに代用されることにより当該図柄組合せが入賞役に該当するときは、当該全能図柄を当該全能図柄により代用された通常図柄に置き換えて表示装置に表示させており、表示装置における停止表示後に置換表示された図柄組合せによって当該入賞役が直接的に表示されることから、当該入賞役を当該図柄組合せの停止表示後に引き続いて遊技者が一目で認識することができる。
以下、本発明に係る遊技機について、本発明をスロットマシンに具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスロットマシンの概略構成について、図8乃至図10に基づき説明する。図8はスロットマシンの斜視図である。図9は操作テーブルの正面図である。図10はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図8において、スロットマシン1はその全体を形成するキャビネット2を有しており、かかるキャビネット2の前面上部には上部液晶ディスプレイ3が配設され、また、キャビネット2の前面中央部に設けられた機器前面パネル20には下部液晶ディスプレイ4が配設されている。ここに、上部液晶ディスプレイ3は一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されており、また、下部液晶ディスプレイ4も一般に汎用されている液晶ディスプレイから構成されている。上部液晶ディスプレイ3には、ゲーム方法、入賞役の種類とその配当、ゲームに関する各種演出等ゲームに関する情報が表示される。さらに、下部液晶ディスプレイ4には、クレジットが表示されるとともに、図8に示されているように、基本的に、5つの可変表示部21、22、23、24及び25が表示されるとともに、各可変表示部21乃至25において後述する各種の図柄が上方向から下方向に向かってスクロールしながら可変表示(以下、「スクロール表示」ともいう。)された後に停止表示される。
従って、本実施の形態のスロットマシン1では、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25を介して表示されることにより実現されるビデオリールをもって、スロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)が行われる。このスロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)では、各可変表示部21乃至25にて停止表示される図柄はそれぞれ3つある。すなわち、図15に示すように、可変表示部21乃至25は、第1停止表示領域211,221,231,241,251と第2停止表示領域212,222,232,242,252と第3停止表示領域213,223,233,243,253にそれぞれ区分されており、これらの各停止表示領域211〜213,221〜223,231〜233,241〜243,251〜253に図柄がそれそれ停止表示される。
また、このスロットゲーム(通常ゲームとボーナスゲーム)では、これらの各停止表示領域211〜213,221〜223,231〜233,241〜243,251〜253のうち5つで形成される入賞ラインが25本ある。各入賞ラインでは、有効化されていれば、図柄がぞれぞれ停止表示された際に特定の図柄が特定の態様で並んだときに配当が付与される。但し、25本の入賞ラインの説明については省略する。
尚、ここでは、25本の入賞ラインのうち有効化されているものを、「有効入賞ライン」という。
図8に戻り、下部液晶ディスプレイ4の下側には、手前側に突出された操作テーブル5が設けられている。この点、図9に示されているように、かかる操作テーブル5の上段には、最も左側からCOLLECTボタン31、GAME RULESボタン32が配置されており、また、中段には、最も左側からBET1 PER LINEボタン33、BET2 PER LINEボタン34、BET3 PER LINEボタン35、BET5 PER LINEボタン36、BET8 PER LINEボタン37、WIN START FEATUREボタン38が配置されており、また、下段には、最も左側からRED PLAY1 LINEボタン39、PLAY2 LINESボタン40、PLAY5 LINESボタン41、PLAY20 LINESボタン42、BLACK PLAY25 LINESボタン43、GAMBLE RESERVEボタン44が配設されている。また、図8に示されているように、操作テーブル5の右側には、コイン投入部9、紙幣投入部10が設けられている。
ここに、COLLECTボタン31は、通常ゲーム終了時に押下されるボタンであり、COLLECTボタン31が押下されると、ゲームにて獲得したクレジット数と等価のコインがコイン払出口15からコイン受け部16に払い戻される。尚、COLLECTボタン31には、COLLECTスイッチ45が付設されており、COLLECTボタン31の押下に基づきスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
GAME RULESボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、GAME RULESボタン32が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるGAME RULESボタン32には、GAME RULESスイッチ46が付設されており、GAME RULESボタン32の押下に基づきGAME RULESスイッチ46からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
GAME RULESボタン32は、ゲームの操作方法等が不明な場合に押下されるボタンであり、GAME RULESボタン32が押下されると、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に各種のヘルプ情報が表示される。かかるGAME RULESボタン32には、GAME RULESスイッチ46が付設されており、GAME RULESボタン32の押下に基づきGAME RULESスイッチ46からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
コイン投入部9には、コインセンサ49が配置されており、コイン投入部9にコインが投入されると、コインセンサ49を介してコイン検出信号がCPU50に出力され(図10参照)、投入されたコイン相当分のクレジットが加算される。また、紙幣投入部10には、紙幣センサ67が配置されており、紙幣投入部10に紙幣が投入されると、紙幣センサ67を介して紙幣検出信号がCPU50に出力され(図10参照)、投入された紙幣相当分のクレジットが加算される。
BET1 PER LINEボタン33は、1回押下する毎に、各有効入賞ラインに対して、1ずつベットされるボタンである。この1BET1 PER LINEボタン33には、1-BETスイッチ57が付設されており、BET1 PER LINEボタン33が押下されると、その押下に基づき1-BETスイッチ57からCPU50にスイッチ信号が出力される(図10参照)。BET2 PER LINEボタン34は、その押下に基づき、各有効入賞ラインに対して、2ベットでゲームを開始するためのボタンである。かかるBET2 PER LINEボタン34には、2-BETスイッチ58が付設されており、その押下時には2-BETスイッチ58からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
BET3 PER LINEボタン35は、その押下に基づき、各有効入賞ラインに対して、3ベットでゲームを開始するためのボタンである。かかるBET3 PER LINEボタン35には、3-BETスイッチ59が付設されており、その押下時には3-BETスイッチ59からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。また、BET5 PER LINEボタン36は、その押下に基づき、各有効入賞ラインに対して、5ベットでゲームを開始するためのボタンである。BET5 PER LINEボタン36には、5-BETスイッチ60が付設されており、その押下に基づき5-BETスイッチ60からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
BET8 PER LINEボタン37は、その押下に基づき、各有効入賞ラインに対して、8ベットでゲームを開始するためのボタンである。かかるBET8 PER LINEボタン37には、8-BETスイッチ61が付設されており、その押下時には8-BETスイッチ61からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。従って、BET1 PER LINEボタン33、BET2 PER LINEボタン34、BET3 PER LINEボタン35、BET5 PER LINEボタン36、BET8 PER LINEボタン37の押下により、賭けることが可能なベット数としては、1、2、3、5、8ベットが存在し得る。
WIN START FEATUREボタン38は、ボーナスゲームを開始させたり、ボーナスゲームで獲得した配当をクレジットに加算するためのボタンである。かかるWIN START FEATUREボタン38には、WIN・STARTスイッチ47が付設されており、その押下時にはWIN・STARTスイッチ47からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
RED PLAY1 LINEボタン39は、その押下に基づき、有効入賞ラインの数を「1」としてゲームを開始するためのボタンである。かかるRED PLAY1 LINEボタン39には、1-LINEスイッチ62が付設されており、その押下に基づき1-LINEスイッチ62からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。また、PLAY2 LINESボタン40は、その押下に基づき、有効入賞ラインの数を「2」としてゲームを開始するためのボタンである。かかるPLAY2 LINESボタン40には、2-LINESスイッチ63が付設されており、その押下に基づき2-LINESスイッチ63からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
PLAY5 LINE41ボタンは、その押下に基づき、有効入賞ラインの数を「5」としてゲームを開始するためのボタンである。かかるPLAY5 LINESボタン41には、5-LINESスイッチ64が付設されており、その押下に基づき5-LINESスイッチ64からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。また、PLAY20 LINESボタン42は、その押下に基づき、有効入賞ラインの数を「20」としてゲームを開始するためのボタンである。かかるPLAY20 LINESボタン42には、20-LINESスイッチ65が付設されており、その押下に基づき20-LINESスイッチ65からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
BLACK PLAY25 LINE43ボタンは、その押下に基づき、有効入賞ラインの数を「25」としてゲームを開始するためのボタンである。かかるBLACK PLAY25 LINESボタン43には、25-LINESスイッチ66が付設されており、その押下に基づき25-LINESスイッチ66からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
従って、RED PLAY1 LINEボタン39、PLAY2 LINESボタン40、PLAY5 LINESボタン41、PLAY20 LINESボタン42、BLACK PLAY25 LINESボタン43の押下により、決定することが可能な有効入賞ラインの数としては、「1」、「2」、「5」、「20」、「25」が存在し得る。
また、RED PLAY1 LINEボタン39、PLAY2 LINESボタン40、PLAY5 LINESボタン41、PLAY20 LINESボタン42、BLACK PLAY25 LINESボタン43は、それらが押下されることに基づき現在のベット数と当該有効入賞ラインの数でゲームを開始すべく、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25にて各図柄の可変表示が開始されるボタンでもある。
尚、RED PLAY1 LINEボタン39とBLACK PLAY25 LINESボタン43は、ボーナスゲームで獲得したクレジットを使用して行われるダブルダウンゲームにおいて、赤・黒を選択する際にも使用される。
GAMBLE RESERVEボタン44は、席を離れる際に押下したり、ボーナスゲームが終了した後にダブルダウンゲームに移行させるためのボタンである。かかるGAMBLE RESERVEボタン44には、GAMBLE・RESERVEスイッチ48が付設されており、その押下に基づきGAMBLE・RESERVEスイッチ48からスイッチ信号がCPU50に出力される(図10参照)。
また、キャビネット2の下部には、コイン払出口15が形成されるとともに、コイン払出口15から払い出されたコインを受けるコイン受け部16が設けられている。コイン払出口15の内部には、センサ等より構成される後述のコイン検出部73が配置されており(図10参照)、コイン検出部73はコイン払出口15から払い出されるコインの枚数を検出する。
続いて、図12に基づき、通常ゲームのときに下部液晶ディスプレイ4に表示されるものであって、各可変表示部21乃至25にてスクロールしながら可変表示される図柄例について説明する。図12において、第1リール帯101で示された図柄の列は可変表示部21にて可変表示される図柄の列、第2リール帯102で示された図柄の列は可変表示部22にて可変表示される図柄の列、第3リール帯103で示された図柄の列は可変表示部23にて可変表示される図柄の列、第4リール帯104で示された図柄の列は可変表示部24にて可変表示される図柄の列、第5リール帯105で示された図柄の列は可変表示部25にて可変表示される図柄の列である。
ここに、リール帯101乃至105で示された図柄の列は、互いに異なる図柄の配列を有しており、これらの各図柄の列は、「WILD」、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」、「SARDINE」が適宜組み合わされて12個の図柄から構成されている。
ここに、リール帯101乃至105で示された図柄の列は、互いに異なる図柄の配列を有しており、これらの各図柄の列は、「WILD」、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」、「SARDINE」が適宜組み合わされて12個の図柄から構成されている。
この点、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「SARDINE」とは、図示はしないが、鮫、魚、ギターを持った人、蛸、蟹、虫、鰯の図柄をそれぞれ示している。また、「WILD」、「A」、「K」、「Q」、「J」とは、各英字の図柄を示している。
さらに、「SARDINE」は、後述するように、ボーナスゲームに移行するためのスキャッターシンボルでもあり、有効入賞ラインに関係なく、可変表示部21乃至25であわせて3つ以上停止表示された場合に、ボーナスゲームに移行することができるものである。
また、「WILD」とは、それ以外の「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」のいずれにも代用することができるオールマイティーな図柄であるが、スキャッターシンボルである「SARDINE」には代用することができない。
また、「WILD」とは、それ以外の「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」のいずれにも代用することができるオールマイティーな図柄であるが、スキャッターシンボルである「SARDINE」には代用することができない。
尚、リール帯101乃至105で示された図柄の列が各可変表示部21乃至25においてスクロール表示された後に停止表示される場合、上述したように、3つの図柄がそれぞれの可変表示部で停止表示される。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の入賞役が予め設定されており、入賞役に対応する図柄の組合せが有効入賞ライン上で停止した際に、入賞役に応じて配当がクレジットに加算される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
また、前記各図柄の複数種類の組合せに基づき各種の入賞役が予め設定されており、入賞役に対応する図柄の組合せが有効入賞ライン上で停止した際に、入賞役に応じて配当がクレジットに加算される点については従来のスロットマシンと同様であり、ここではその説明を省略する。
次に、スロットマシン1の制御系に係る構成について図10に基づき説明する。図10はスロットマシンの制御系を模式的に示すブロック図である。
図10において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、通常ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、ボーナスゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
図10において、スロットマシン1の制御系は、基本的に、CPU50を核として構成されており、CPU50にはROM51及びRAM52が接続されている。ROM51は、後述するメイン処理プログラム、通常ゲーム処理プログラム、ボーナスゲーム処理プログラム、通常ゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、ボーナスゲームの停止表示図柄を抽選するための抽選テーブル、その他スロットマシン1の制御上必要な各種のプログラム、データテーブル等が格納されている。また、RAM52は、CPU50で演算された各種データを一時的に記憶しておくメモリである。
また、CPU50には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路53及び分周器54が接続されており、また、乱数を発生する乱数発生器55及び乱数サンプリング回路56が接続されている。乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数は、入賞役等の各種の抽選に使用される。更に、CPU50には、COLLECTボタン31に付設されるCOLLECTスイッチ45、GAME RULESボタン32に付設されるGAME・RULESスイッチ46、BET1 PER LINEボタン33に付設される1-BETスイッチ57、BET2 PER LINEボタン34に付設される2-BETスイッチ58、BET3 PER LINEボタン35に付設される3-BETスイッチ59、BET5 PER LINEボタン36に付設される5-BETスイッチ60、BET8 PER LINEボタン37に付設される8-BETスイッチ60、WIN START FEATUREボタン38に付設されるWIN・STARTスイッチ47、RED PLAY1 LINEボタン39に付設される1-LINEスイッチ62、PLAY2 LINESボタン40に付設される2-LINESスイッチ63、PLAY5 LINESボタン41に付設される5-LINESスイッチ64、PLAY20 LINESボタン42に付設される20-LINESスイッチ65、BLACK PLAY25 LINESボタン43に付設される25-LINESスイッチ66、及び、GAMBLE RESERVEボタン44に付設されるGAMBLE・RESERVEスイッチ48が、それぞれ接続されている。CPU50は、各ボタンの押下により各スイッチから出力されるスイッチ信号に基づき、各ボタンに対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
更に、CPU50には、コイン投入部9に配置されるコインセンサ49及び紙幣投入部10に配置される紙幣センサ67が、それぞれ接続されている。コインセンサ49はコイン投入部9から投入されたコインを検出し、CPU50はコインセンサ49から出力されるコイン検出信号に基づき投入されたコイン枚数を演算する。紙幣センサ67は、紙幣投入部10から投入された紙幣の種類・額を検出し、CPU50は紙幣センサ67から出力される紙幣検出信号に基づき紙幣の額と等価なクレジット数を演算する。
CPU50には、ホッパー駆動回路70を介してホッパー71が接続されている。CPU50から駆動信号がホッパー駆動回路70に出力されると、ホッパー71は、所定枚数のコインをコイン払出口15から払い出す。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
また、CPU50には、払出完了信号回路72を介してコイン検出部73が接続されている。コイン検出部73はコイン払出口15の内部に配置されており、コイン払出口15から所定枚数のコインが払い出されたことを検出した場合には、コイン検出部73からコイン払出検出信号が払出完了信号回路72に出力され、これに基づき払出完了信号回路72は、CPU50に対して払出完了信号を出力する。更に、CPU50には、液晶駆動回路74を介して上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4が接続されており、CPU50により、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4を制御している。
この点、液晶駆動回路74は、図11に示すように、プログラムROM81、画像ROM82、画像制御CPU83、ワークRAM84、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)85及びビデオRAM86などで構成されている。そして、プログラムROM81には、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4での表示に関する画像制御用プログラムや各種選択テーブルが格納されている。また、画像ROM82には、例えば、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部21乃至25)で表示される図12のリール帯101乃至105で示された図柄の列など、画像を形成するためのドットデータが格納されている。また、画像制御CPU83は、CPU50で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM81内に予め記憶された画像制御プログラムに従い、画像ROM82内に予め記憶されたドットデータの中から上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に表示する画像の決定を行うものである。また、ワークRAM84は、前記画像制御プログラムを画像制御CPU83で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、VDP85は、画像制御CPU83で決定された表示内容に応じた画像を形成し、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4に出力するものである。これにより、例えば、リール帯101乃至105で示された図柄の列などが、下部液晶ディスプレイ4(又は可変表示部21乃至25)でスクロール表示される。尚、ビデオRAM86は、VDP85で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、CPU50には、LED駆動回路77を介してLED78が接続されている。LED78は、スロットマシン1の前面にて多数配設されて各種の演出を行う際に、CPU50からの駆動信号に基づきLED駆動回路77により点灯制御されるものである。更に、音出力回路79及びスピーカ80がCPU50に接続されており、スピーカ80は、音出力回路79からの出力信号に基づき各種演出を行う際に各種の効果音を発生するものである。
ここで、スロットマシン1にて5つの可変表示部21乃至25を使用して通常ゲームを行う場合に、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される有効入賞ライン上に停止表示される図柄を決定する際に使用される抽選テーブルについて図14に基づき説明する。図14は、5つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における停止表示図柄の抽選テーブルを示す説明図である。
この点、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される有効入賞ライン上に停止表示される図柄は、各可変表示部21乃至25毎に決定している。そのためには、各可変表示部21乃至25でスクロール表示されるものであって、図12のリール帯101乃至105で示された図柄の列のそれぞれに対し、「00」〜「29」のコードNo.を上から順に割り当てる一方、図14に示すような抽選テーブルを備えておく。そして、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングする。
以下、可変表示部21でスクロール表示されるものであって、図12の第1リール帯101で示された図柄の列について言えば、このとき、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値が「0」である場合には、コードNo.の「00」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「1」である場合には、コードNo.の「01」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「2」である場合には、コードNo.の「02」に割り当てられた「WILD」の図柄を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「3」である場合には、コードNo.の「03」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「4」である場合には、コードNo.の「04」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「5」である場合には、コードNo.の「05」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「6」である場合には、コードNo.の「06」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「7」である場合には、コードNo.の「07」に割り当てられた「WORM」の図柄(虫)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「8」である場合には、コードNo.の「08」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「9」である場合には、コードNo.の「09」に割り当てられた「FISH」の図柄(魚)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「10」である場合には、コードNo.の「10」に割り当てられた「PUNK」の図柄(ギターを持った人)を当該有効入賞ライン上に停止表示させる。
また、当該乱数値が「11」である場合には、コードNo.の「11」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「12」である場合には、コードNo.の「12」に割り当てられた「SHARK」の図柄(鮫)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「13」である場合には、コードNo.の「13」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「14」である場合には、コードNo.の「03」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「15」である場合には、コードNo.の「15」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「16」である場合には、コードNo.の「16」に割り当てられた「OCTOPUS」の図柄(蛸)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「17」である場合には、コードNo.の「17」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「18」である場合には、コードNo.の「18」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「19」である場合には、コードNo.の「19」に割り当てられた「FISH」の図柄(魚)を当該有効入賞ライン上に停止表示させる。
また、当該乱数値が「20」である場合には、コードNo.の「20」に割り当てられた「K」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「21」である場合には、コードNo.の「21」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「22」である場合には、コードNo.の「22」に割り当てられた「SARDINE」の図柄(鰯)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「23」である場合には、コードNo.の「23」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「24」である場合には、コードNo.の「24」に割り当てられた「J」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「25」である場合には、コードNo.の「25」に割り当てられた「WORM」の図柄(虫)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「26」である場合には、コードNo.の「26」に割り当てられた「Q」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「27」である場合には、コードNo.の「27」に割り当てられた「CRAB」の図柄(蟹)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「28」である場合には、コードNo.の「28」に割り当てられた「A」の図柄(英文字)を当該有効入賞ライン上に停止表示させ、当該乱数値が「29」である場合には、コードNo.の「29」に割り当てられた「FISH」の図柄(鰯)を当該有効入賞ライン上に停止表示させる。
尚、このような制御は、可変表示部22でスクロール表示されるものであって、図12の第2リール帯102で示された図柄の列、可変表示部23でスクロール表示されるものであって、図12の第3リール帯103で示された図柄の列、可変表示部24でスクロール表示されるものであって、図12の第4リール帯104で示された図柄の列、可変表示部25でスクロール表示されるものであって、図12の第5リール帯105で示された図柄の列についても、同様にして行われる。
次に、スロットマシン1にて5つの可変表示部21乃至25を使用して通常ゲームを行う場合の入賞役及びその配当について図13に基づき説明する。図13は、5つの可変表示部を使用して通常ゲームを行う場合における入賞役及びその配当を示す説明図であり、ベット数が「1」である場合の配当を示している。従って、ベット数が「1」である場合には、図13に示す配当の値がクレジットに加算されるが、ベット数が「2」以上である場合には、図13に示す配当の値に当該ベット数を乗じたものがクレジットに加算される。
ここで、通常ゲームを行う場合における入賞役及びその配当について具体的に説明すると、図13に示すように、「WILD」の図柄について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「10」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「320」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「2500」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「6000」の配当を得る。
また、「SHARK」の図柄(鮫)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「3」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「150」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「1000」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「SHARK」の図柄(鮫)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「SHARK」の図柄(鮫)としても代用される。
また、「FISH」の図柄(魚)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「15」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「120」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「500」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「FISH」の図柄(魚)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「FISH」の図柄(魚)としても代用される。
また、「PUNK」の図柄(ギターを持った人)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「10」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「120」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「400」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「PUNK」の図柄(ギターを持った人)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「PUNK」の図柄(ギターを持った人)としても代用される。
また、「OCTOPUS」の図柄(蛸)について言えば、可変表示部21乃至22において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して2つ出現した「2K」の場合)に、「2」の配当を得る。また、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「8」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)、「50」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「300」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「OCTOPUS」の図柄(蛸)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「OCTOPUS」の図柄(蛸)としても代用される。
また、「CRAB」の図柄(蟹)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「7」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「50」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「200」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「PUNK」の図柄(ギターを持った人)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「PUNK」の図柄(ギターを持った人)としても代用される。
また、「WORM」の図柄(虫)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「6」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「40」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)、「150」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「WORM」の図柄(虫)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「WORM」の図柄(虫)としても代用される。
また、「A」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「120」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「A」の図柄(英文字)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「A」の図柄(英文字)としても代用される。
また、「K」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「25」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「120」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「K」の図柄(英文字)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「K」の図柄(英文字)としても代用される。
また、「Q」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「20」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「100」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「Q」の図柄(英文字)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「Q」の図柄(英文字)としても代用される。
また、「J」の図柄(英文字)について言えば、可変表示部21乃至23において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して3つ出現した「3K」の場合)に、「5」の配当を得る。また、可変表示部21乃至24において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して4つ出現した「4K」の場合)に、「20」の配当を得る。また、可変表示部21乃至25において有効入賞ライン上に連続して停止表示された場合(左端から連続して5つ出現した「5K」の場合)に、「100」の配当を得る。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「J」の図柄(英文字)としても代用される。
尚、上述したように、「WILD」の図柄は、「J」の図柄(英文字)としても代用される。
そして、これらの図柄による配当が複数の有効入賞ライン上であった場合には、すべての配当の合計値がクレジットに加算される。
一方、「SARDIN」の図柄(鰯)について言えば、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、2つ出現(停止表示)した「2K」の場合に「2」の配当を得、3つ出現(停止表示)した「3K」の場合に「5」の配当を得、4つ出現(停止表示)した「4K」の場合に「10」の配当を得、5つ出現(停止表示)した「5K」の場合に「125」の配当を得る。
尚、「SARDIN」の図柄(鰯)による配当のみ、図13に示す配当の値にトータルベット数(ベット数と有効入賞ラインの数の積)を乗じたものがクレジットに加算される。このとき、「SARDIN」の図柄(鰯)以外による配当もある場合には、その配当もクレジットに加算される。
また、「SARDIN」の図柄(鰯)については、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)した場合には、上記配当を得るとともに、ボーナスゲームに移行することができる。
ボーナスゲームとは、通常ゲームが行われた後に行われるゲームであり、一般に遊技者に有利なゲームとなっている場合が多い。ここでは、ボーナスゲームに移行すると、クレジット等をベットすることなく、ボーナスゲーム移行時の抽選結果に応じて15〜25ゲーム連続してゲームが自動的に行われる。
ところで、本実施の形態のスロットマシン1において、ボーナスゲームを行う際に、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部21にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図22に示されている第1リール帯123で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部22にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図22に示されている第2リール帯124で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部23にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図22に示されている第3リール帯125で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部24にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図22に示されている第4リール帯126で示された図柄の列であり、下部液晶ディスプレイ4の可変表示部25にてスクロールしながら可変表示される図柄の列は、図22に示されている第5リール帯127で示された図柄の列である。
この点、図22に示されているリール帯123乃至126で示された図柄の列は、通常ゲームで使用されている図12のリール帯101乃至104で示された図柄の列とそれぞれ同じである。一方、図22に示されているリール帯127で示された図柄の列は、コードNo.の「10」に割り当てられた「WILD」の図柄を除いて、通常ゲームで使用されている図6のリール帯105で示された図柄の列と同じである。
尚、ボーナスゲーム中でのベット数及び有効入ライン数は、ボーナスゲーム移行時のものがそれぞれ使用される。また、ボーナスゲームでの入賞役及びその配当は、上述した通常ゲームと同じであるが、「SHARK」の図柄(鮫)が「WILD」の図柄(英文字)として扱われるとともに、「SARDIN」の図柄(鰯)があわせて3つ出現(停止表示)した場合には、再びボーナスゲームに移行することができる。従って、遊技者は多量のクレジット等を獲得できることが多い。
続いて、スロットマシン1で行われるメイン処理プログラムについて図16に基づき説明する。図16はメイン処理プログラムのフローチャートである。図16において、先ず、ステップ(以下、「S」と略記する)11において、後述するする図17のスタート受付処理が行われる。この処理は、BET1 PER LINEボタン33の操作、BET2 PER LINEボタン34の操作、BET3 PER LINEボタン35の操作、BET5 PER LINEボタン36の操作、BET8 PER LINEボタン37の操作、RED PLAY1 LINEボタン39の操作、PLAY2 LINESボタン40の操作、PLAY5 LINESボタン41の操作、PLAY20 LINESボタン42の操作又はBLACK PLAY25 LINESボタン43の操作に基づいて、1-BETスイッチ57、2-BETスイッチ58、3-BETスイッチ59、5-BETスイッチ60、8-BETスイッチ60、1-LINEスイッチ62、2-LINESスイッチ63、5-LINESスイッチ64、20-LINESスイッチ65、25-LINESスイッチ65から出力されたスイッチ信号を受け付ける処理である。各スイッチから出力されたスイッチ信号を受け付けた時点で、ゲームが開始される。
そして、S12においては、前記した1-LINEスイッチ62、2-LINESスイッチ63、5-LINESスイッチ64、20-LINESスイッチ65、25-LINESスイッチ65から出力されたスイッチ信号に基づいて、後述する図18の抽選処理が行われる。
尚、ここで、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数が決定され、例えば、10〜25ゲームのいずれかの中から抽選で選ばれる。
尚、ここで、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数が決定され、例えば、10〜25ゲームのいずれかの中から抽選で選ばれる。
次のS13では、後述する図20の通常ゲーム処理が行われる。その後は、S14に進んで、ボーナスゲームが入賞したか否かを判断している。具体的に言えば、S12の抽選処理において、「SARDIN」の図柄(鰯)が、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)した場合には、ボーナスゲームに当選しているので(S14:YES)、S15に進んで、後述する図20のボーナスゲーム処理が行われた後に、このメイン処理プログラムを終了させる。一方、S12の抽選処理において、「SARDIN」の図柄(鰯)が、可変表示部21乃至25において、有効入賞ラインに関係なく、あわせて3つ以上出現(停止表示)していない場合には、ボーナスゲームに当選していないので(S14:NO)、このメイン処理プログラムを終了させる。
続いて、スロットマシン1で行われるスタート受付処理プログラムについて図17に基づき説明する。図17はスタート受付処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS11において、スタート受付処理が行われるが、そのためには、先ず、図17のS21に進んで、所定時間(例えば、15秒)が経過したか否かを判断する。ここで、所定時間が経過していないと判断した場合には(S21:NO)、何もすることなく、S23に進むが、所定時間が経過していると判断した場合には(S21:YES)、S22において、上部液晶ディスプレイ3や下部液晶ディスプレイ4でデモ演出を行った後、S23に進む。そして、S23では、RED PLAY1 LINEボタン39の操作、PLAY2 LINESボタン40の操作、PLAY5 LINESボタン41の操作、PLAY20 LINESボタン42の操作又はBLACK PLAY25 LINESボタン43の操作がなされたか否かを判断する。ここで、RED PLAY1 LINEボタン39等の操作がなされていないと判断した場合には(S23:NO)、S21に戻って、上述した処理を繰り返す一方、RED PLAY1 LINEボタン39等の操作がなされていると判断した場合には(S23:YES)、前記デモ演出の途中であっても、前記図36のメイン処理プログラムに戻って、S12の抽選処理に進む。
尚、S23の判断処理においては、それらの操作信号だけでなく、その他の入力信号をもって判断してもよい。
尚、S23の判断処理においては、それらの操作信号だけでなく、その他の入力信号をもって判断してもよい。
次に、スロットマシン1で行われる抽選処理プログラムについて図18に基づき説明する。図18は抽選処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS12において、抽選処理が行われるが、そのためには、先ず、図18のS31に進んで、シンボル決定処理を行う。ここでは、通常ゲームにおいて、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される入賞ライン上に停止表示される図柄を、各可変表示部21乃至25毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図14の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、有効入賞ライン上に停止表示される図柄が決定されると、S32において、役判定処理を行った後に、前記図16のメイン処理プログラムに戻って、S13の通常ゲーム処理に進む。尚、役判定処理では、具体的に言えば、上述したように、前記S31でのコードNo.を介して、図13のテーブルに基づき、入賞役及びその配当が決定される。
次に、スロットマシン1で行われる通常ゲーム処理プログラムについて図19に基づき説明する。図19は通常ゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS13において、通常ゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図19のS41において、前記図16のS11にて受け付けられた1-LINEスイッチ62、2-LINESスイッチ63、5-LINESスイッチ64、20-LINESスイッチ65、25-LINESスイッチ65から出力されたスイッチ信号に基づいて、可変表示部21乃至25にて各図柄のスクロールが行われる。
そして、S42では、図柄がスクロールしている可変表示部21乃至25における各図柄のスクロールが停止される。
そして、S43においては、S42で各可変表示部21乃至25にて停止表示された入賞役の図柄組合せに従って、図13のテーブルに基づいて決定された配当に相当するクレジット等が払い出される。尚、かかるS43の処理の後は、前記図16のメイン処理プログラムに戻って、S14の判断処理に進む。
続いて、スロットマシン1で行われるボーナスゲーム処理プログラムについて図20に基づき説明する。図20はボーナスゲーム処理プログラムのフローチャートである。前記図16のメイン処理プログラムのS14において、ボーナスゲームが入賞していると判断する場合には(S14:YES)、前記図16のS15に進んでボーナスゲーム処理が行われるが、そのためには、先ず、図20のS51に進んで、ボーナスゲーム中の抽選処理が行われる。ここでは、ボーナスゲームにおいて、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される入賞ライン上に停止表示される図柄を、各可変表示部21乃至25毎に決定している。具体的には、上述したように、各可変表示部21乃至25毎に対応するように5つの乱数値を、乱数サンプリング回路56によりサンプリングし、図14の抽選テーブルに基づき、コードNo.を介して、停止表示図柄を決定している。そして、当該入賞ライン上に停止表示される図柄が決定されると、これらのコードNo.を介して、図13のテーブルに基づき、入賞役及びその配当が決定される。
そして、S52の回転処理においては、可変表示部21乃至25にて各図柄のスクロールが自動的に行われる。
そして、S53の停止制御処理においては、図柄がスクロールしている可変表示部21乃至25における各図柄のスクロールが停止される。
そして、S54の払出処理においては、S53で各可変表示部21乃至25にて停止表示された入賞役の図柄組合せに従って、図13のテーブル(但し、「SHARK」の図柄(鮫)が「WILD」の図柄(英文字)として扱われる)に基づき決定された配当に相当するクレジット等が払い出される。
次に、S55に進んで、ボーナスゲームの実行回数が、前記図16のS12で決定された回数に到達したか否かを判断している。このとき、ボーナスゲームの実行回数が、前記図16のS12で決定された回数に到達していないと判断する場合には(S55:NO)、S51に戻って、上述した処理を繰り返す一方、前記図16のS12で決定された回数に到達したと判断した場合には(S55:YES)、ボーナスゲーム処理プログラムを終了させる。
尚、前記S51においても、ボーナスゲームに当選した場合には、ボーナスゲームの繰り返し回数があらたに決定され、その決定された繰り返し回数は、S55の判断における「前記図16のS12で決定された回数」に加算される。これにより、ボーナスゲーム中にボーナスゲームに当選すると、再びボーナスゲームに移行することができる。具体的に言えば、例えば、20回のボーナスゲームに初めて移行した場合に、そのボーナスゲームの12回目で17回のボーナスゲームに当選したときは、その後は、25回(20回−12回+17回)のボーナスゲームが行われる。
また、ボーナスゲームで最終的にクレジットを獲得できた場合には、当該ボーナスゲームが終了した後に、当該クレジットを賭けたダブルダウンゲームが行われるが、この点については、省略する。
以上より、CPU50は、図16のメイン処理プログラムを実行する際には、「ゲーム制御手段手段」として機能する。
ところで、本実施の形態のスロットマシン1の通常ゲームでは、各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された際に、有効入賞ライン上に「WILD」の図柄(英文字)が停止表示された場合において、有効入賞ライン上の「WILD」の図柄(英文字)を「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」のいずれかの図柄(鮫、魚、ギターを持った人、蛸、蟹、虫、英文字、英文字、英文字、英文字)とみなすことにより、図13のテーブルに示された入賞役のいずれかが成立するときは、有効入賞ライン上の「WILD」の図柄(英文字)に代わって、その入賞役を成立するためにみなされた図柄が表示される。
具体的に言えば、例えば、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、説明の便宜上、25本の全ての入賞ラインが有効であるとすると、可変表示部21乃至25の第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で構成される有効入賞ライン上においては(図15参照)、その有効入賞ライン上(可変表示部22の第1停止表示領域221)の「WILD」の図柄(英文字)を「A」の図柄(英文字)とみなせば、図5に示すように、その有効入賞ラインの左端から連続して「A」の図柄(英文字)が5つ出現した入賞役が成立することになる。また、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域221と第3停止表示領域213,233,243,253で構成される有効入賞ライン上においては(図15参照)、その有効入賞ライン上(可変表示部22の第1停止表示領域221)の「WILD」の図柄(英文字)を「J」の図柄(英文字)とみなせば、図6に示すように、その有効入賞ラインの左端から連続して「J」の図柄(英文字)が3つ出現した入賞役が成立することになる。しかしながら、図4に示すような各可変表示部21乃至25にて停止表示された図柄から、これらの入賞役の成立を遊技者は一見で認識することは簡単ではない。そこで、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された後は、可変表示部22の第1停止表示領域221に停止表示された「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が表示され、さらに、「J」の図柄(英文字)が表示される。
そのためには、ここでは、例えば、図19の通常ゲーム処理プログラムにおけるS42の停止制御処理直後の時点W1において、図7に示す処理を行っている。すなわち、図19の通常ゲーム処理プログラムにおいて、S42の停止制御処理が行われた後は、図7のS101に進んで、有効入賞ライン上の図柄組合せに入賞役が成立したか否かを判断する。この判断の際には、有効入賞ライン上の「WILD」の図柄(英文字)は、「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」のいずれの図柄(鮫、魚、ギターを持った人、蛸、蟹、虫、英文字、英文字、英文字、英文字)でもあるとされる。
このとき、有効入賞ライン上の図柄組合せに入賞役が成立しないと判断する場合には(S101:NO)、何もすることなく、図19の通常ゲーム処理プログラムに戻って、S43の払出処理に進む。一方、有効入賞ライン上の図柄組合せに入賞役が成立すると判断する場合には(S101:YES)、S102に進む。
尚、S101の判断においては、図18の抽選処理におけるS32の役判定処理の判定結果を流用してもよい。
尚、S101の判断においては、図18の抽選処理におけるS32の役判定処理の判定結果を流用してもよい。
そして、S102においては、入賞役が成立している有効入賞ライン上の図柄組合せに「WILD」の図柄(英文字)が含まれているか否かを判断する。このとき、入賞役が成立している有効入賞ライン上の図柄組合せに「WILD」の図柄(英文字)が含まれていないと判断する場合には(S102:NO)、図19の通常ゲーム処理プログラムに戻って、S43の払出処理に進む。一方、入賞役が成立している有効入賞ライン上の図柄組合せに「WILD」の図柄(英文字)が含まれていると判断する場合には(S102:YES)、S103に進む。
そして、S103においては、有効入賞ライン上の「WILD」の図柄(英文字)を、入賞役を成立するためにみなされた図柄に置き換える表示を、画像制御CPU83に対し命令する。このとき、画像制御CPU83は、入賞役を成立するためにみなされた図柄が複数ある場合には、次々に置き換える表示を行う。
具体的に言えば、例えば、上述したように、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、説明の便宜上、25本の全ての入賞ラインが有効であるとすると、図1に示すような置換表示がなされる。すなわち、各可変表示部21乃至25は、図柄が停止表示された際には、図1の最上段に示されたようになっているが、その後は、図1の二段目に示されているように、可変表示部21乃至25の第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で構成される有効入賞ライン上の可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、図1の三段目に示されているように、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域221と第3停止表示領域213,233,243,253で構成される有効入賞ライン上の可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示される。さらに、その後は、図1の最下段に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「J」の図柄(英文字)に代えて、「WILD」の図柄(英文字)が表示されることにより、図柄が停止表示された際の状態に戻る。
尚、図7のS103の処理が行われた後は、図19の通常ゲーム処理プログラムに戻って、S43の払出処理に進む。
従って、画像制御CPU83は、図7のS103の処理での命令を実行する際には、「表示制御手段」として機能する。
また、図7に示す処理は、図20のボーナスゲーム処理プログラムにおけるS53の停止制御処理直後の時点W2において実行すれば、ボーナスゲームにおいても、同様な表示制御を行うことができる。但し、ボーナスゲームでは、「SHARK」の図柄(鮫)を「WILD」の図柄(英文字)と同様に取り扱い、図7のS103の処理が行われた後は、図20のボーナスゲーム処理プログラムに戻って、S54の払出処理に進む。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態のスロットマシン1の通常ゲームでは、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25に停止表示された図柄組合せに「WILD」の図柄(英文字)が含まれる場合に、当該「WILD」の図柄(英文字)が「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」の図柄(鮫、魚、ギターを持った人、蛸、蟹、虫、英文字、英文字、英文字、英文字)のいずれかに代用されることにより当該図柄組合せが図13のテーブルに示された入賞役のいずれかが成立するときは(S101:YES,S102:YES)、当該「WILD」の図柄(英文字)を当該「WILD」の図柄(英文字)により代用された「SHARK」、「FISH」、「PUNK」、「OCTOPUS」、「CRAB」、「WORM」、「A」、「K」、「Q」、「J」の図柄(鮫、魚、ギターを持った人、蛸、蟹、虫、英文字、英文字、英文字、英文字)に置き換えて、下部液晶ディスプレイ4の各可変表示部21乃至25に表示させている(S103)。
この点を、上述した具体例で言えば、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、説明の便宜上、25本の全ての入賞ラインが有効であるとするときは、各可変表示部21乃至25では、図1の二段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示される。この置換表示により、可変表示部21乃至25の第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で構成される有効入賞ライン上においては(図15参照)、左端から連続して「A」の図柄(英文字)が5つ出現した入賞役が直接的に表示される。従って、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された後に引き続いて、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。
また、この具体例では、図1の三段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示される。この置換表示により、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域221と第3停止表示領域213,233,243,253で構成される有効入賞ライン上においては(図15参照)、左端から連続して「J」の図柄(英文字)が3つ出現した入賞役が直接的に表示される。
このように、各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、有効入賞ライン上に複数の入賞役が成立するときには、置換表示を入賞役毎に代わる代わる行っており、これにより、成立した複数の入賞役の一つ一つを遊技者が一目で認識することができる。このとき、置換表示の順番は、配当の大小で決定してもよいし、有効入賞ラインに付された番号の大小で決定してもよい。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態のスロットマシン1では、上述したように、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、説明の便宜上、25本の全ての入賞ラインが有効であるとすると、図7のS103の処理が行われることにより、図1に示すような置換表示がなされる。この点、図2に示すような置換表示がなされもよい。すなわち、各可変表示部21乃至25は、図柄が停止表示された際には、図2の最上段に示されたようになっているが、その後は、図2の二段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示されると同時に、置換表示された「A」の図柄(英文字)により成立する入賞役を構成する図柄以外の図柄を消去する。これにより、可変表示部21乃至25の第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で構成される有効入賞ライン上において成立する(図15参照)、左端から連続して「A」の図柄(英文字)が5つ出現した入賞役のみが直接的に表示されるので、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。さらに、その後は、図2の三段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示されると同時に、置換表示された「J」の図柄(英文字)により成立する入賞役を構成する図柄を再び表示する一方で、置換表示された「J」の図柄(英文字)により成立する入賞役以外の図柄を消去する。これにより、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域221と第3停止表示領域213,233,243,253で構成される有効入賞ライン上において成立する(図15参照)、左端から連続して「J」の図柄(英文字)が3つ出現した入賞役のみが直接的に表示されるので、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。尚、その後は、図2の最下段に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「J」の図柄(英文字)に代えて、「WILD」の図柄(英文字)が表示すると同時に、消去されていた図柄を再び表示することにより、図柄が停止表示された際の状態に戻す。
例えば、本実施の形態のスロットマシン1では、上述したように、図4に示すように各可変表示部21乃至25にて図柄が停止表示された場合において、説明の便宜上、25本の全ての入賞ラインが有効であるとすると、図7のS103の処理が行われることにより、図1に示すような置換表示がなされる。この点、図2に示すような置換表示がなされもよい。すなわち、各可変表示部21乃至25は、図柄が停止表示された際には、図2の最上段に示されたようになっているが、その後は、図2の二段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に停止表示されていた「WILD」の図柄(英文字)に代えて、「A」の図柄(英文字)が置換表示されると同時に、置換表示された「A」の図柄(英文字)により成立する入賞役を構成する図柄以外の図柄を消去する。これにより、可変表示部21乃至25の第1停止表示領域211,221,231,241と第3停止表示領域253で構成される有効入賞ライン上において成立する(図15参照)、左端から連続して「A」の図柄(英文字)が5つ出現した入賞役のみが直接的に表示されるので、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。さらに、その後は、図2の三段目に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「A」の図柄(英文字)に代えて、「J」の図柄(英文字)が置換表示されると同時に、置換表示された「J」の図柄(英文字)により成立する入賞役を構成する図柄を再び表示する一方で、置換表示された「J」の図柄(英文字)により成立する入賞役以外の図柄を消去する。これにより、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域221と第3停止表示領域213,233,243,253で構成される有効入賞ライン上において成立する(図15参照)、左端から連続して「J」の図柄(英文字)が3つ出現した入賞役のみが直接的に表示されるので、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。尚、その後は、図2の最下段に示されているように、可変表示部22の第1停止表示領域221(図15参照)に置換表示されていた「J」の図柄(英文字)に代えて、「WILD」の図柄(英文字)が表示すると同時に、消去されていた図柄を再び表示することにより、図柄が停止表示された際の状態に戻す。
また、図3の二段目や三段目に示すように、置換表示をしなくとも、入賞役を構成する図柄以外の図柄を消去すれば、当該入賞役を遊技者が一目で認識することができる。
また、本実施の形態のスロットマシン1において、通常ゲーム及びボーナスゲームでは、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値の一つとコードNo.の一つが対応する図14の抽選テーブルにより、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される入賞ライン上に停止表示される図柄を各可変表示部21乃至25毎に決定していた。この点、例えば、乱数サンプリング回路56を介してサンプリングされた乱数値の特定範囲がコードNo.の一つに対応する図21の抽選テーブルにより、可変表示部21乃至25の第2停止表示領域212,222,232,242,252で構成される入賞ライン上に停止表示される図柄を各可変表示部21乃至25毎に決定してもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1は、5リールのビデオスロットのゲームを行うものであったが、この点、3リールや9リールなどのビデオスロットのゲームを行うものであってもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、具体例として、1つの有効入賞ライン上に成立する入賞役の中に1つの「WILD」の図柄(英文字)が含まれるものであったが、この点、1つの有効入賞ライン上に成立する入賞役の中に複数の「WILD」の図柄(英文字)が含まれるものであってもよい。
また、本実施の形態のスロットマシン1では、具体例として、入賞役が成立する2つの有効入賞ライン上に「WILD」の図柄(英文字)が含まれるものであったが、この点、「WILD」の図柄(英文字)が含まれた状態で入賞役が成立する有効入賞ラインは、1つのみであってもよいし、3つ以上であってもよい。
本発明は、表示装置に表示される図柄を使用してゲームを実行させる際に適用し得る。
1 スロットマシン
4 下部液晶ディスプレイ
21〜25 可変表示部
50 CPU
83 画像制御CPU
101〜105 リール帯
211〜213 各停止表示領域
221〜223 各停止表示領域
231〜233 各停止表示領域
241〜243 各停止表示領域
251〜253 各停止表示領域
4 下部液晶ディスプレイ
21〜25 可変表示部
50 CPU
83 画像制御CPU
101〜105 リール帯
211〜213 各停止表示領域
221〜223 各停止表示領域
231〜233 各停止表示領域
241〜243 各停止表示領域
251〜253 各停止表示領域
Claims (3)
- 複数の通常図柄と、前記通常図柄のいずれにも代用することができる一又は複数の全能図柄と、前記通常図柄又は前記全能図柄が可変・停止表示されることにより前記通常図柄及び/又は前記全能図柄からなる図柄組合せが停止表示される表示装置と、前記表示装置に停止表示させた図柄組合せが一又は複数の入賞役に該当する場合に当該入賞役のそれぞれに応じた配当を行うゲーム制御手段と、を有する遊技機において、
前記表示装置に停止表示された図柄組合せに前記全能図柄が含まれる場合であって当該全能図柄が前記通常図柄のいずれかに代用されることにより当該図柄組合せが前記入賞役に該当するときには、当該全能図柄を当該全能図柄により代用された通常図柄に置き換えて前記表示装置に表示させる置換表示の実行を担う表示制御手段を備えたこと、を特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載する遊技機であって、
前記表示制御手段は、当該図柄組合せが前記入賞役の複数に該当するときには、前記置換表示を当該入賞役毎に代わる代わる行うこと、を特徴とする遊技機。 - 請求項1又は請求項2に記載する遊技機であって、
前記表示制御手段は、前記置換表示をする間は、当該置換表示によって示された入賞役を構成する通常図柄のみを前記表示装置に同時に表示させること、を特徴とする遊技機。
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